JP2011002136A - カム機構および製氷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カム機構を改良することにより、小型化が可能な製氷装置を提案すること。
【解決手段】カム機構は、掻き出し部材23が接続された回転カム体31と、回転カム体31の側面の内周側に形成された検氷軸用カム面316、外周側に形成されたスイッチ押圧レバー用カム面317を備える。検氷軸用カム面316はスイッチ押圧レバー用カム面317を従動するスイッチ押圧レバー46の摺動部464の移動軌跡464aと重なるカム面部分を含んでいるが、このカム面部分は回転カム体31に形成された穴部315の内周部分に形成される。この結果、スイッチ押圧レバー46が、カム面部分に形成されている穴部315の開口上を通過できるので、検氷軸用カム面316の外周側にスイッチ押圧レバー46の摺動部464aが通過スペースを設ける必要がなく、回転カム体31を小さく構成できる。したがって、製氷装置1を小型化できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、2つの従動部材と、これら2つの従動部材が従動する2つのカム面とを備えた回転カム体とを有するカム機構に関する。また、このようなカム機構により、製氷皿から氷を掻き出す掻き出し部材と、貯氷部の氷量を確認する検氷レバーと、検氷レバーの位置を検出するためのスイッチとを駆動する製氷装置に関する。
検氷レバーを貯氷部に向けて駆動して貯氷部の氷量を確認する検氷機構と、製氷皿で製造された氷を貯氷部に移動させるための脱氷機構を備えた製氷装置が知られている。このような製氷装置では、検氷機構と脱氷機構とを連携させて駆動制御するためにカム機構を用いている。また、検氷機構により駆動される検氷レバーの動作をカム機構によりスイッチに伝達し、スイッチからの信号により、検氷レバーの位置を検出している。
特許文献1に記載の製氷装置では、脱氷機構は、製氷皿を所定の角度範囲内で回転させて、製造された氷を落下させている。製氷皿の回転軸は駆動源から回転駆動力が伝達されている回転カム体に連結されており、この回転カム体には、検氷レバーを駆動させるための第1従動部材が従動する検氷レバー駆動用カム面と、検氷レバーの位置を検出するための第2従動部材が従動するレバー位置検出用カム面とが形成されている。検氷レバー駆動用カム面は、この回転カム体において回転中心軸線方向の一方側に位置する端面から、回転中心軸線と略平行に突出する第1壁の内周面に形成されており、レバー位置検出用カム面は、回転カム体の同じ端面から回転中心軸線と略平行に突出する第2壁の内周面に形成されている。検氷レバー駆動用カム面とレバー位置検出用カム面とは回転カム体の半径方向で離間しており、レバー位置検出用カム面は検氷レバー駆動用カム面の外周側に位置している。
特許文献2に記載の製氷装置では、脱氷機構は、掻き出し部材を1回転させて製氷皿で製造された氷を掻き出している。掻き出し部材の回転軸は駆動源から回転駆動力が伝達されている回転カム体に連結されており、この回転カム体に、検氷レバーを駆動させるための第1従動部材が従動する検氷レバー駆動用カム面と、検氷レバーの位置を検出するための第2従動部材が従動するレバー位置検出用カム面とが形成されている。検氷レバー駆動用カム面は、回転カム体において回転中心軸線方向の一方側の端面から回転中心軸線と略平行に突出する第1突起の外周面に形成されており、レバー位置検出用カム面は、回転カム体において回転中心軸線方向の他方側の端面から回転中心軸線と略平行に突出する第2突起の外周面に形成されている。検氷レバー駆動用カム面とレバー位置検出用カム面とは、回転カム体の回転軸線方向で離間している。
特開2001−165539号公報 特開2008−57894号公報
特許文献1の製氷装置では、図12に示すように、回転カム体100の内周側に構成されているレバー駆動用カム面101は、外周側に膨らむカム面部分101aを備えている。カム面部分101aが形成されている第1壁102の膨らみ部分102aは、回転カム体100の外周縁に接近している。
ここで、特許文献1では、製氷皿の回転範囲が1回転未満であり、回転カム体100の回転角度が1回転未満に納められている。このため、レバー位置検出用カム面103を従動する第2従動部材の移動軌跡200Aは、図中の想像線とレバー位置検出用カム面103とで囲まれた領域となっており、第2従動部材が第1壁102の膨らみ部分102aと干渉することは回避されている。しかし、脱氷機構により駆動される部材を1回転させるために回転カム体100を1回転させようとすれば、第2従動部材とカム面部分101aとが干渉し、第2従動部材が第1壁102の膨らみ部分102aに衝突してしまう。
ここで、第1壁102の膨らみ部分102aの外周側に第2従動部材が通過できるスペースを形成するとともに、このスペースの外周側にレバー位置検出用カム面103を形成すれば、第2従動部材とカム面部分101aとが干渉することがない。よって、第2従動部材と第1壁102の膨らみ部分102aとを衝突させることなく回転カム体100を1回転させることが可能になる。しかし、このように構成すると、回転カム体100が大径になるとともに、各カム面101、103に従動する第1従動部材および第2従動部材を回転カム体100の半径方向の離れた位置に配置しなければならないので、カム機構が大きくなり、製氷装置を小型化することが妨げられるという問題がある。
また、特許文献2のように、レバー駆動用カム面101を回転カム体100における一方側の端面に構成し、レバー位置検出用カム面103を他方側の端面に構成すれば、第2従動部材と第1壁102の膨らみ部分102aとを衝突させることなく回転カム体100を1回転させることが可能になる。しかし、このように構成すると、回転カム体100が回転軸線方向で厚くなるとともに、各カム面101、103に従動する第1従動部材および第2従動部材も回転カム体100の回転軸方向に離れた位置に配置しなければならないので、カム機構が大きくなり、製氷装置を小型化することが妨げられるという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みて、2つの従動部材とこれら2つの従動部材が従動する2つのカム面を備える回転カム体とを有する小さなカム機構を提案することにある。また、このようなカム機構により、製氷皿から氷を掻き出す掻き出し部材と、貯氷部の氷量を確認する検氷レバーと、検氷レバーの位置を検出するためのスイッチとを駆動する製氷装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、回転カム体と、当該回転カム体に形成された内側カム面に向けて付勢されて当該内側カム面に従動する第1従動部材と、前記回転カム体に形成された外側カム面に向けて付勢されて当該外側カム面に従動する第2従動部材とを有するカム機構であって、前記回転カム体において回転中心軸線方向の一方側に位置する端面には、当該端面から突出する周壁と、当該周壁と対向する部分の一部に途切れ部分をもって前記周壁より内周側で前記端面から突出する突条部と、前記周壁と前記途切れ部分とに挟まれた領域で前記端面から凹む凹部とが形成され、前記外側カム面は、前記周壁の内周面により構成され、前記内側カム面は、前記突条部の内周面からなる内側カム面部分と、前記凹部の内周部分のうち、半径方向内側に向く部分からなる第2カム面部分と、により構成されていることを特徴とする。
本発明のカム機構によれば、内側カム面と外側カム面は、回転カム体の回転中心軸線方向の一方側に位置する端面の内周側と外周側に構成されている。したがって、内側カム面と外側カム面とを回転カム体の回転中心軸線方向の両端面に別々に構成する場合と比較して、回転カム体が回転中心軸線方向に厚くなってしまうことを回避できる。また、内側カム面を従動する第1従動部材と外側カム面を従動する第2従動部材とを回転カム体の回転中心軸線方向に離れた位置に配置しなくてもよいので、回転中心軸線方向において、カム機構を小さく構成できる。さらに、内側カム面は、突条部から外側カム面に向かって膨らんでいる第2カム面部分を備えているが、この第2カム面部分は、回転カム体の端面に形成された凹部の内周部分に構成されている。この結果、外側カム面を従動する第2従動部材は凹部の開口上を通過できるので、内側カム面の第2カム面部分と外側カム面との間に第2従動部材が通過できるスペースを設けなくても、第2従動部材と内側カム面が構成されている回転カム体の部位とが干渉することがない。よって、外側カム面を回転カム体の回転中心軸線に近い位置に構成できる。また、内側カム面を従動する第1従動部材と外側カム面を従動する第2従動部材とを回転カム体の半径方向において回転中心軸線に近い位置に配置することが可能になるので、回転中心軸線と直交する方向において、カム機構を小さく構成できる。
本発明において、前記周壁は、全周にわたって環状に形成されているものとすることができ、このように構成した場合でも、カム機構を小型化できる。
本発明において、第1従動部材が突条部の内周面と凹部の内周部分の双方に従動するようにするためには、前記第1従動部材は、前記回転カム体より前記回転中心軸線方向の一方側で当該回転中心軸線方向に直交する軸線あるいは当該軸線に平行な軸線周りに回転可能な軸体であり、前記軸体は、前記軸線周りにおいて前記内側カム面に当接する回転方向に向けて付勢されており、前記軸体から前記回転中心軸線方向の他方側に延びて内側カム面に当接可能な第1当接面と、該第1当接面に対して前記回転中心軸線方向の他方側で隣接して前記第2カム面に当接可能な第2当接面とを備えていることが望ましい。
次に、本発明は、上記のカム機構と、氷を製造するための製氷皿と、前記氷を貯蔵する貯氷部と、前記製氷皿から氷を掻き出して前記貯氷部に移動させる掻き出し部材と、前記貯氷部に向かって駆動されて当該貯氷部の氷量を確認する検氷レバーと、前記貯氷部の氷量が所定以上のときに出力状態を変化させるスイッチとを備えた製氷装置であって、前記回転カム体には、前記製氷皿から氷を掻き出して前記貯氷部に移動させる掻き出し部材が一体に回転するように取り付けられており、前記軸体には、検氷レバーが一体に回転するように取り付けられており、前記第2従動部材は、前記スイッチの出力状態を変化させるためのレバーであることを特徴とする。
本発明の製氷装置によれば、上記のカム機構を搭載することにより、製氷皿から氷を掻き出す掻き出し部材と、貯氷部の氷量を確認する検氷レバーと、検氷レバーの位置を検出するためのスイッチとを駆動する駆動機構を小さく構成できるので、製氷装置の小型化を図ることができる。
本発明のカム機構によれば、内側カム面と外側カム面は、回転カム体の回転中心軸線方向の一方側に位置する端面に構成されている。したがって、内側カム面と外側カム面とを回転カム体の回転中心軸線方向の両端面に別々に構成する場合と比較して、回転カム体が回転中心軸線方向に厚くなってしまうことを回避できる。また、内側カム面を従動する第1従動部材と外側カム面を従動する第2従動部材とを回転カム体の回転中心軸線方向に離れた位置に配置しなくてもよいので、回転カム体を小さく構成できる。さらに、内側カム面は、突条部から外側カム面に向かって膨らんでいる第2カム面部分を備えているが、この第2カム面部分は、回転カム体の端面に形成された凹部の内周部分に構成されている。この結果、外側カム面を従動する第2従動部材は凹部の開口上を通過できるので、内側カム面の第2カム面部分と外側カム面との間に第2従動部材が通過できるスペースを設けなくても、第2従動部材と内側カム面が構成されている回転カム体の部位とが干渉することがない。この結果、外側カム面を回転カム体の回転中心軸線から近い位置に構成できる。また、内側カム面を従動する第1従動部材と外側カム面を従動する第2従動部材とを回転カム体の半径方向において回転中心軸線に近い位置に配置することが可能になるので、カム機構の小型化が図れる。
本発明の製氷装置によれば、上記のカム機構を搭載することにより、製氷皿から氷を掻き出す掻き出し部材と、貯氷部の氷量を確認する検氷レバーと、検氷レバーの位置を検出するためのスイッチとを駆動する駆動機構を小さく構成できるので、製氷装置の小型化を図ることができる。
(A)は本発明を適用した製氷装置を氷が排出される側から見た斜視図であり、(B)は本発明を適用した製氷装置を氷が排出される側とは反対側から見た斜視図である。 製氷装置を氷が排出される側とは反対側からみた分解斜視図である。 外側ハウジングを取り外した駆動ユニットの側面図である。 駆動ユニットの水平断面図である。 回転カム体の反出力側の側面を示す平面図である。 (A)は検氷軸を上方から見た平面図であり、(B)は検氷軸を回転カム体の側から見た正面図である。 スイッチ押圧レバーを上方から見た平面図である。 回転カム体、検氷軸、スイッチ押圧レバーを取り出して示した部分斜視図である。 (A)は検氷軸がレバー非動作位置部を摺動している状態において、回転カム体と検氷軸とを検氷軸を含む平面で切断した縦断面図であり、(B)は検氷軸が氷不足検出位置部を摺動している状態において、回転カム体と検氷軸とを検氷軸を含む平面で切断した縦断面図である。 製氷装置の製氷動作を示すフローチャートである。 (A)は初期化動作を示すカムチャートであり、(B)は貯氷量不足時の動作を示すカムチャートであり、(C)は満氷時の動作を示すカムチャートであり、(D)は満氷時における検氷軸の回転動作を示すカムチャートである。 従来の製氷装置に搭載されている回転カム体の平面図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した製氷装置について説明する。
(全体構成)
図1(A)は本発明を適用した製氷装置を氷が排出される側から見た斜視図であり、図1(B)は本発明を適用した製氷装置を氷が排出される側とは反対側から見た斜視図である。図2は、製氷装置を氷が排出される側とは反対側からみた分解斜視図である。
本発明を適用した製氷装置1は、冷蔵庫内あるいは冷凍庫内において氷を連続して製造するとともに、製造した氷を製氷装置1の下方に位置する貯氷部1aに自動的に排出する。製氷装置1は、氷を製造するための製氷ユニット2と、製氷ユニット2の一方の端側に配置されている駆動ユニット3を備えている。製氷ユニット2および駆動ユニット3の下側には、貯氷部1aに溜まっている氷量を確認するための検氷レバー4が斜め下方に向って延びている。
(製氷ユニット)
製氷ユニット2は、製氷皿21と、製氷皿21に給水するための給水部22と、製氷皿21内で製造された氷を貯氷部1aに移動させる掻き出し部材23およびガイド部材24を備えている。
製氷皿21はアルミニウム製であり、コーティングやアルマイト処理などの表面処理が施されている。図2に示すように、製氷皿21の上面には、仕切り板211によって複数の製氷溝212が区画形成されており、給水部22から供給された水は、複数の製氷溝212の各々に貯留され、そこで凍結する。製氷皿21の底面には、氷を製氷皿21から排出する際に製氷皿21の底面を加熱するためのヒータ25が配置されており、ヒータ25は、加締めなどの方法により製氷皿21と一体化されている。製氷皿21の駆動ユニット3側からはヒータ25に対する端子251が突出しているとともに、その面部には、温度を監視するためのサーモスタットが当接する不図示の被検温部が形成されている。
給水部22は、製氷ユニット2の駆動ユニット3とは反対側の端部に駆動ユニット3と対向するように配置されている。給水部22には給水管が接続され、給水管には給水ポンプが接続されるようになっている。
掻き出し部材23は、製氷皿21内から氷を掻き出すものであり、製氷皿21の上方位置で左右方向に延びた回転軸231と、回転軸231から同一方向に爪状に突出する複数の掻き出し部232とを備えている。掻き出し部232は、製氷溝212に対して1対1で対応している。回転軸231の給水部22側の端部分は小径部分231aとなっており、この小径部分231aは製氷皿21の右側面の縁部に形成された切り欠きを軸受けとして回転可能に支持されている。回転軸231の駆動ユニット3側の端部分はDカット部分231bになっており、駆動ユニット3内に配置された回転カム体31に連結されている。
ガイド部材24は、掻き出し部材23によって掻き出された氷を製氷皿21の下方に位置する貯氷部1aに導くものである。ガイド部材24は、製氷皿21の氷が排出される側を被う矩形の側板241と、この側板241の上端から上方に向って製氷皿21の中程まで傾斜して延びる傾斜板242とを備えており、傾斜板242には掻き出し部232と対応する複数の切り欠き242aが形成されている。掻き出し部材23により製氷皿21から掻き出された氷は傾斜板242上をスライドした後に貯氷部1aに向って落下する。
検氷レバー4は、全体としてU字形状をしている。開放側の一方の開放端部分41は、駆動ユニット3においてガイド部材24が配置された側とは反対側の側面の下側部分から露出した検氷軸(軸体)33に接続されている。他方の開放端部分42は、上方に折れ曲がっており、その上端部分に形成された突起43が、駆動ユニット3のケース32においてガイド部材24が配置された側の側面に形成された貫通孔32aに回転可能な状態で嵌め込まれている。検氷軸33は駆動ユニット3内に配置された回転カム体31に連結されている。
(駆動ユニット)
図3は外側ハウジングを取り外した駆動ユニットの側面図である。図4は駆動ユニットの水平断面図である。
駆動ユニット3は、検氷レバー4を下降させて、その下降距離に基づいて貯氷部1a内の氷の有無を確認する。また、貯氷部1aの氷量が所定量を超えていないことが確認されると、掻き出し部材23を回転させて、製造された氷を製氷皿21から掻き出して、貯氷部1aに落下させる。
図3に示すように、駆動ユニット3は、回転カム体31と、回転カム体31の駆動源となるDCモータ34と、DCモータ34からの回転出力を回転カム体31へ伝達する減速輪列35と、これらを内側に収納しているハウジング36と、製氷ユニット2の側からハウジング36を被っているケース32を備えている。
減速輪列35は、DCモータ34の出力軸に連結されたウォーム351、第1歯車352、第2歯車353及び第3歯車354を備えている。ハウジング36は、製氷ユニット2側に配置された内側ハウジング361と製氷ユニット2側とは反対側に配置された外側ハウジング362を備えており、これらの縁部同士を重ね合わせることにより構成されている。第1歯車352、第2歯車353および第3歯車354は、これら内側ハウジング361と外側ハウジング362とにより挟まれて、回転可能に支持されている。ケース32はカップ状をしており、製氷ユニット2の側から、内側ハウジング361と外側ハウジング362の側面部分とを被うように被せられている。
(回転カム体)
回転カム体31は、掻き出し部材23を回転駆動する脱氷機構、検氷レバー4を揺動駆動する検氷機構、および、検氷レバー4の位置を検出するためのタクトスイッチを押圧するスイッチ押圧レバーを回動駆動するスイッチ機構の一部分として機能する。
図4に示すように、回転カム体31には、この回転カム体31の回転中心軸線L1と同軸に延びる出力軸311が一体に成形されている。
出力軸311の出力側は、内側ハウジング361の製氷ユニット2側の端板部分361aに設けられたハウジング側出力軸貫通孔361bからハウジング36の外側に突出している。出力軸311の出力側の端部分は、ハウジング側出力軸貫通孔361bと同軸状態でケース32の製氷ユニット2側の端板部分321に設けられたケース側出力軸貫通孔321bに挿入されている。出力軸311の反出力側は中空になっており、この中空部分311aには、外側ハウジング362の端板部分362aから内側に突出するように形成された突部362bが挿入されている。出力軸311および回転カム体31は、ハウジング側出力軸貫通孔361bと突部362bによって回転可能に支持されている。また、出力軸311の出力側部分には、掻き出し部材23の回転軸231のDカット部分231bと同軸で嵌合する凹部311bが形成されており、この凹部311bに掻き出し部材23の回転軸231のDカット部分231bが挿入されることにより、掻き出し部材23の回転軸231と回転カム体31が連結されている。したがって、掻き出し部材23と回転カム体31とは一体となって回転する。
図5は回転カム体31の反出力側の端面31aを示す平面図である。回転カム体31の回転中心軸線の反出力側の端面31aには、環状の凹部312が形成されている。凹部312内には、凹部312の底面から回転カム体31の回転中心軸線L1に対してほぼ平行に起立するように形成された円弧壁(突条部)313と、円弧壁313の外周側において、凹部312の底面から回転カム体31の回転中心軸線L1に対してほぼ平行に起立するように形成された環状壁(周壁)314が形成されている。また、円弧壁313の左右の開放端の間の途切れ部分と環状壁314とに挟まれた領域には穴部315が形成されている。穴部315は略台形をしており、その開口は外周側に向って狭くなっている。円弧壁313の内周面(第1カム面部分)と、穴部315の内周のうち半径方向内側に向く内周部分(第2カム面部分)には、検氷軸用カム面(内側カム面)316が構成されている。環状壁314の内周面には、スイッチ押圧レバー用カム面(外側カム面)317が構成されている。スイッチ押圧レバー用カム面317は、検氷軸用カム面316の外周側に位置している。
検氷軸用カム面316は、回転カム体31を回転させた時に、検氷レバー4を揺動させる検氷軸33を従動させるためのカム面である。検氷軸用カム面316は、反時計回り(CCW方向)に連続して、レバー非動作位置部316a、レバー下降動作部316b、氷不足検出位置部316c、および、レバー復帰動作部316dを備えている。レバー非動作位置部316aは検氷レバー4を下降させない状態で維持させるための区間であり、円弧壁313の内周面に形成されている。レバー下降動作部316bは検氷軸33に接続された検氷レバー4を検氷のために下降させるための区間であり、穴部315の周方向の一方の側の内周部分315aに形成されている。レバー下降動作部316bの内周側端部分では、穴部315の内周部分315aと円弧壁313の一方の端から外周側に折れ曲がる屈曲壁313aの内周面が回転中心軸線L1方向で連続している。氷不足検出位置部316cは貯氷部1aに氷が貯まっていない場合に、検氷レバー4を最下降させた状態で維持させる区間であり、穴部315の半径方向の外周側の内周部分315bに形成されている。レバー復帰動作部316dは下降した検氷レバー4を上昇させるための区間であり、レバー復帰動作部316dは穴部315の周方向の他方の内周部分315cに形成されている。レバー復帰動作部316dの内周側端部では、穴部315の内周部分315cと円弧壁313の他方の端部分において外周側に折れ曲がる屈曲壁部分313bの内周面が回転中心軸線L1方向で連続している。
スイッチ押圧レバー用カム面317は、回転カム体31を回転させた時に、後述するタクトスイッチ45を押圧するスイッチ押圧レバー(第2従動部材)46を従動させるためのカム面である。スイッチ押圧レバー用カム面317は環状壁314の全周に渡って形成されている。
スイッチ押圧レバー用カム面317は、時計回り(CW方向)に連続して、第1信号発生用カム部317a、第1無信号用カム部317b、第2信号発生用カム部317c、および、第2無信号用カム部317dを備えている。第1信号発生用カム部317aおよび第2信号発生用カム部317cは、それぞれ、外周側に膨らむように形成されている。第1信号発生用カム部317aは、製氷装置1が製氷状態のときに、スイッチ押圧レバー46を回動させることによりスイッチ押圧レバー46にタクトスイッチを押圧させ、タクトスイッチからオン信号を出力させるため区間である。第1無信号用カム部317bは、製氷皿21から氷を掻き出す動作を行っている脱氷状態のときに、タクトスイッチをオフ状態にするための区間である。第2信号発生用カム部317cは、検氷レバー4を下方に移動させる検氷状態のときに、スイッチ押圧レバー46を回動させることによりスイッチ押圧レバー46にタクトスイッチを押圧させ、タクトスイッチ45からオン信号を出力させるための区間である。第2無信号用カム部317dは、検氷状態から待機状態に戻る際に、タクトスイッチ45をオフ状態にするための区間である。
(検氷機構)
図3〜図9を参照して検氷機構を説明する。図6(A)は検氷軸を上方から見た平面図であり、図6(B)は検氷軸を回転カム体の側から見た正面図である。図7はスイッチ押圧レバーを上方から見た平面図である。図8は回転カム体、検氷軸、スイッチ押圧レバーを取り出して示した部分斜視図である。図9(A)は検氷軸がレバー非動作位置部を従動している状態において、回転カム体と検氷軸とを検氷軸を含む平面で切断した縦断面図であり、図9(B)は検氷軸が氷不足検出位置部を従動している状態において、回転カム体と検氷軸とを検氷軸を含む平面で切断した縦断面図である。
検氷機構11は、回転カム体31と、検氷軸用カム面316に従動する検氷軸(第1従動部材)33と、検氷軸33の中心軸線L2周りにおいて、検氷軸33に構成されている摺動部331を検氷軸用カム面316に当接する回転方向に向けて付勢しているコイルバネ37(図3参照)を備えている。
検氷軸33は、ハウジング36の側板部分に形成された検氷軸貫通孔36aを貫通して、駆動ユニット3の外側からハウジング36の内側まで延びており、その中心軸線L2が回転カム体31の回転中心軸線L1と直交する軸線と平行になるように水平に配置されている。より具体的には、検氷軸33の中心軸線L2は、回転カム体31の下半部分の半径方向において、検氷軸用カム面316におけるレバー非動作位置部316aと氷不足検出位置部316cの間に位置している。
駆動ユニット3の外側に露出している検氷軸33の一方の端部分には、検氷レバー4の一方の開放端部分41が嵌め込まれる大径のレバー連結部332が形成されている。駆動ユニット3内に位置する検氷軸33の他方の端部分には、小径のケース受け部333が形成されている。ケース受け部333は、外側ハウジング362からハウジング36内に突出するように形成された軸受け部(図示省略)に回転自在に支持される。
図6(A)に示すように、検氷軸33の外周面におけるレバー連結部332とケース受け部333との間には、ケース受け部333の側から、摺動部331、バネ係合部334、ガイド片335、スイッチ押圧動作阻止部336、スラスト抜け防止突部337が形成されている。
図6〜図9に示すように、摺動部331は、検氷軸33のケース受け部333の近傍の外周面部分から、回転中心軸線L1方向を、回転カム体31の側に向かって突出しており、先端側が細くなるように形成されている。摺動部331は、検氷軸33から回転カム体31の側に延びており、円弧壁313の内側面に当接可能な第1当接面331aと、第1当接面331aの回転カム体31の側の端縁から上方に鈍角に折れ曲がって延びており、穴部315の内周のうち半径方向内側に向く内周部分に当接可能な第2当接面331bを備えている。また、摺動部331は、第2当接面331bの外側の端縁から第2当接面331bと直交する方向に向って延びている端面331cと、端面331cと検氷軸33の外周面とを連結している連結面331dを備えている。第1当接面331aおよび第2当接面331bは湾曲面となっている。より具体的には、第1当接面331aは円弧壁313の内側面のレバー非動作位置部316aに当接した状態で、回転中心軸線L1と平行な軸線周りに湾曲している。第2当接面331bは穴部315の内周部分の氷不足検出位置部316cに当接した状態で、回転中心軸線L1と平行な軸線周りに湾曲している。
ここで、図9に示すように、検氷軸33が検氷軸用カム面316に従動すると、回転カム体31の回動角度に応じて摺動部331が回転カム体31の半径方向に変位するので、この変位に伴って検氷軸33が回転する。また、検氷軸33の回転角度に応じて、検氷軸用カム面316に対する摺動部331の当接面は、第1当接面331aと第2当接面331bとの間で変化する。
より詳細には、摺動部331が検氷軸用カム面316のレバー非動作位置部316aを摺動する間は、第1当接面331aがレバー非動作位置部316aに当接する。摺動部331がレバー下降動作部316bを摺動すると、その間に摺動部331が回転カム体31の半径方向を下側に変位するので、これに伴い検氷軸33が回転し、レバー下降動作部316bへの当接部が第1当接面331aから第2当接面331bへと移行する。次に、摺動部331が氷不足検出位置部316cを摺動している間は、第2当接面331bが氷不足検出位置部316cに当接する。そして、摺動部331がレバー復帰動作部316dを摺動すると、その間に摺動部331が回転カム体31の半径方向を上側に変位するので、これに伴い検氷軸33が回転し、レバー復帰動作部316dへの当接部が第2当接面331bから第1当接面331aへと移行する。
次に、バネ係合部334は、摺動部331とは中心軸線L2を挟んだ反対側の外周面部分から突出している。バネ係合部334には、このバネ係合部334と外側ハウジング362の底板(不図示)との間に配置されたコイルバネ37の上端開口が係合している。コイルバネ37は圧縮状態で配置されており、このコイルバネ37の復元力により、検氷軸33は中心軸線L2周りにおいて摺動部331が検氷軸用カム面316側に押し付けられる回転方向に向けて付勢されている。
ガイド片335は、検氷軸33の外周面からその中心軸線L2と直交する方向に突出している。ガイド片335は、内側ハウジング361に形成された不図示のガイド溝内に入り込んで、このガイド溝に沿って移動するようになっている。この結果、検氷軸33はスラスト方向で移動することなく回転する。
スイッチ押圧動作阻止部336は、詳細を後述するスイッチ機構の一部を構成するものであり、摺動部331とバネ係合部334との間の外周面部分から外側に突出している。スイッチ押圧動作阻止部336は、摺動部331が下側に変位することにより検氷軸33が所定の角度範囲を超えて回転すると、スイッチ押圧レバー46に当接して、このスイッチ押圧レバー46の回動を阻止する。
スラスト抜け防止突部337は、検氷軸33の外周面の全周に渡って形成されている円環状突部である。スラスト抜け防止突部337は、検氷軸33がハウジング36から抜けることがないように、内側ハウジング361における検氷軸貫通孔36aの縁部分に形成された円弧溝361cと、外側ハウジング362における検氷軸貫通孔36aの縁部分に形成された不図示の円弧溝に挿入されている。
回転カム体31が回転すると検氷軸用カム面316を摺動部331が摺動し、検氷軸33が所定の角度範囲内で回転する。これに伴って、検氷軸33に取り付けられている検氷レバー4は、検氷軸33の中心軸線L2を回転中心として、所定の角度範囲で揺動する。
(スイッチ機構)
次に、図3〜図8を参照して、スイッチ機構を説明する。スイッチ機構12は、回転カム体31と、スイッチ押圧レバー用カム面317に沿って従動するスイッチ押圧レバー46と、スイッチ押圧レバー46の回動によってオンとオフの切り替えがなされるタクトスイッチ45と、スイッチ押圧レバー46を回動させるための力を与えるコイルバネ47と、検氷軸33に形成されたスイッチ押圧動作阻止部336を備えている。
図7に示すように、スイッチ押圧レバー46は、上方から見た平面形状がトの字形状をしており、回転カム体31の回転中心軸線L1方向に延びるカム側延設部461と、カム側延設部461の途中からカム側延設部461と直交する方向に延びるスイッチ側延設部462とを備えている。また、スイッチ押圧レバー46は、カム側延設部461とスイッチ側延設部462の交差部分463で上下方向に延びる軸線を回転中心として回動可能な状態で外側ハウジング362からハウジング36内に突出しているレバー受け部(不図示)に支持されている。カム側延設部461とスイッチ側延設部462の交差部分463は検氷軸33の上方に位置している。
カム側延設部461において回転カム体31の凹部312内に挿入されている先端部分は、スイッチ押圧レバー用カム面317に摺動する摺動部464となっている。カム側延設部461の後端側は、スイッチ押圧レバー46の揺動範囲を規制する揺動規制部465となっている。揺動規制部465は、外側ハウジング362の端板部分362aからハウジング36内の平行に突出する壁362cおよび壁362dの間に配置されている。スイッチ押圧レバー46の揺動範囲は、揺動規制部465の揺動範囲が壁362cおよび壁362dによって制限されることにより、規制されている。
スイッチ側延設部462における回転カム体31側の面には、回転カム体31の側に突出するバネ係合部466が形成されている。スイッチ側延設部462における回転カム体31とは反対側の面はタクトスイッチ45のボタンと対向しており、この面には、タクトスイッチ45に当接する被押圧部467が形成されている。また、この面の下側部分には、検氷軸33に設けられたスイッチ押圧動作阻止部336が当接する当接部468が形成されている。
バネ係合部466には、このバネ係合部466と内側ハウジング361の端板部分361aとの間に配置されたコイルバネ47の一方の開口端が係合している。コイルバネ47は圧縮状態で配置されており、このコイルバネ47の復元力により、スイッチ押圧レバー46は、その摺動部464が回転カム体31のスイッチ押圧レバー用カム面317側に押し付けられるように付勢される。
タクトスイッチ45は、外側ハウジング362に固定され、DCモータ34の後端に連結されたプリント配線基板48に接続されている。
回転カム体31の回転角度に応じて、スイッチ押圧レバー46がスイッチ押圧レバー用カム面317の第1信号発生用カム部317aを従動すると、スイッチ押圧レバー46はカム側延設部461の先端側が回転カム体31の回転中心軸線L1から離れる方向に回動する。この結果、被押圧部467がタクトスイッチ45を押圧する状態になるので、タクトスイッチ45からはオン信号が出力される。スイッチ押圧レバー46が第1無信号用カム部317bを従動すると、スイッチ押圧レバー46はカム側延設部461の先端側が回転カム体31の回転中心軸線L1に接近する方向に回動する。この結果、被押圧部467がタクトスイッチ45から離れた状態になるので、タクトスイッチ45はオフ状態になる。スイッチ押圧レバー46が第2信号発生用カム部317cを従動すると、スイッチ押圧レバー46はカム側延設部461の先端側が回転カム体31の回転中心軸線L1から離れる方向に回動する。この結果、被押圧部467がタクトスイッチ45を押圧する状態になるので、タクトスイッチ45からはオン信号が出力される。スイッチ押圧レバー46が第2無信号用カム部317dを従動すると、スイッチ押圧レバー46は、カム側延設部461の先端側が回転カム体31の回転中心軸線L1に接近する方向に回動する。この結果、被押圧部467がタクトスイッチ45から離れた状態になるので、タクトスイッチ45はオフ状態となる。
なお、当接部468にスイッチ押圧動作阻止部336が当接した状態では、スイッチ押圧レバー46がスイッチ押圧レバー用カム面317の第2信号発生用カム部317cに従動しようとしても、スイッチ押圧レバー46の回動が阻止される。この結果、スイッチ押圧レバー46の摺動部464が第2信号発生用カム部317cに摺動できなくなるので、スイッチ押圧レバー46は、タクトスイッチ45を押圧することができなくなる。したがって、タクトスイッチ45はオフ状態のままで維持される。
当接部468にスイッチ押圧動作阻止部336が当接した状態とは、検氷レバー4を下降させる検氷状態において、貯氷部1aの氷が所定量未満の場合の場合であり、検氷レバー4の下降が貯氷部1aの氷によって妨げられない状態である。このような状態では、摺動部331が下側に変位したときに、検氷軸33の回転も妨げられないので、検氷軸33は所定の角度範囲を超えて回転する。この結果、タクトスイッチ45はオフ状態のままに維持される。なお、本形態では、回転カム体31の回転角度に応じて、検氷軸33は0度から35度の角度範囲で回転するようになっており、検氷軸33が30度を超えて回転した場合に、当接部468とスイッチ押圧動作阻止部336とが当接するようになっている。
ここで、スイッチ押圧レバー46の摺動部464の移動軌跡464aは、図5中の想像線とスイッチ押圧レバー用カム面317との間の領域となっており、検氷軸用カム面316のレバー下降動作部316bの外周側部分、氷不足検出位置部316cおよびレバー復帰動作部316dの外周側部分が、この移動軌跡464aと重なっている。したがって、例えば、検氷軸用カム面316のレバー下降動作部316b、氷不足検出位置部316cおよびレバー復帰動作部316dが回転カム体31の凹部312から突出する突条部の内周面に形成されていると、この突条部とスイッチ押圧レバー46とが干渉してしまい、回転カム体31を回転中心軸線L1周りに1回転させることはできない。
これに対して、本形態では、検氷軸用カム面316のレバー下降動作部316bの外周側部分、氷不足検出位置部316c、およびレバー復帰動作部316dの外周側部分は穴部315の内周部に構成されており、スイッチ押圧レバー46の摺動部464の移動軌跡464a上には突条部が存在していない。この結果、スイッチ押圧レバー46の摺動部464は検氷軸用カム面316が形成されている穴部315の開口上を通過することができるので、回転カム体31を回転中心軸線L1周りに1回転させるために、検氷軸用カム面316の外周側にスイッチ押圧レバー46の摺動部464が通過するスペースを設ける必要がない。よって、スイッチ押圧レバー用カム面317を回転カム体31の回転中心軸線L1に近い位置に構成できる。また、スイッチ押圧レバー46を回転カム体31の回転中心軸線L1に近い位置に配置できる。従って、カム機構を小さく構成できる。また、このようなカム機構を用いることにより、製氷皿21から氷を掻き出す掻き出し部材23と、貯氷部1aの氷量を確認する検氷レバー4と、検氷レバー4の位置を検出するためのタクトスイッチ45とを駆動する機構を小さく構成できるので、製氷装置1の小型化を図ることができる。
(製氷動作)
図10は製氷装置1の製氷動作を示すフローチャートである。図10のフローチャートに挿入された図は、上側の図が対応するステップにおける掻き出し部材23および検氷レバー4の位置を示し、下側の図が対応するステップにおけるカム機構の状態を示している。上側の図は製氷装置1を製氷ユニット2の側から見たものであり、下側の図は製氷装置1を駆動ユニット3の側から見たものである。図11(A)は初期化動作を示すカムチャートであり、図11(B)は貯氷量不足時の動作を示すカムチャートであり、図11(C)は満氷時の動作を示すカムチャートであり、図11(D)は満氷時における検氷軸の回転動作を示すカムチャートである。
製氷装置1は不図示の制御部によって駆動制御される。この制御部は、製氷装置1が備えている場合もあるが、製氷装置1が取り付けられた冷蔵庫の制御部の一部として構成されている場合もある。
電源オンまたは初期化する旨の信号のいずれかが制御部に入力されると、制御部は、検氷レバー4および掻き出し部材23を製氷位置にセットする初期化動作を行う(ステップST1)。
初期化動作では、制御部は、DCモータ34をCCW方向に駆動して、回転カム体31を反時計回り(CCW方向)に回転させ、オン信号が検出されてから所定時間経過した後にDCモータ34を停止する。この動作により、回転カム体31は、原点位置(0度)から−15度の位置で停止する。
次に、制御部は、DCモータ34をCW方向に駆動して、スイッチ押圧レバー46が第2無信号用カム部317dに従動してタクトスイッチ45がオフ状態になるまで回転カム体31を時計回り(CW方向)に回転させる。これにより回転カム体31は原点位置で停止した状態になり、検氷レバー4および掻き出し部材23は製氷位置にセットされる。
製氷位置では、検氷レバー4は略水平な状態となっている。掻き出し部232はガイド部材24が配置されている側に向けて傾いた状態にある。検氷軸33の摺動部331はレバー非動作位置部316aに当接しており、スイッチ押圧レバー46の摺動部464は第2無信号用カム部317dに当接している(ステップST1の図)。
初期化動作が終了すると、製氷皿21への給水が行われ、タイマーがセットされる(ステップST2)。
タイマーにセットされた所定時間が経過、もしくはサーモスタットによって製氷皿21内の水が氷になったと判断すると、制御部は、DCモータ34をCW方向に駆動して、検氷機構および脱氷機構を動作させる(ステップST3)。詳細には、回転カム体31を時計回り(CW方向)に回転させることにより、掻き出し部材23をガイド部材24の側に向かって回動させる。ここで、回転カム体31が原点位置から11度回転した時点から摺動部331がレバー下降動作部316bを摺動するので、これにより、検氷軸33が回動し、検氷レバー4が下降し始める。
更に、回転カム体31が時計回り(CW方向)に回転させられ、回転カム体31が原点位置から42度回転した検氷位置に至ると、制御部は、タクトスイッチ45からオン信号が出力されたか否かを確認する(ステップST4)。なお、検氷位置では、スイッチ押圧レバー46の摺動部464は、第2信号発生用部に当接可能な位置に至っている。
ステップST4において、貯氷部1aに氷が貯まっていなければ検氷レバー4の下降が貯氷部1aの氷により妨げられることはない。よって、検氷レバー4が最下降位置まで下降し、検氷軸33は氷不足検出位置部316cを従動する。より詳細には、検氷軸33の摺動部331は、35度から55度の角度範囲で氷不足検出位置部316cを摺動することになる。
検氷軸33の摺動部331が氷不足検出位置部316cを摺動した状態は、摺動部331が下側に変位して検氷軸33が所定の角度範囲を超えて回転している状態なので、スイッチ押圧レバー46の当接部468に検氷軸33のスイッチ押圧動作阻止部336が当接する。これにより、スイッチ押圧レバー46がスイッチ押圧レバー用カム面317の第2信号発生用カム部317cに当接しようとしても、スイッチ押圧レバー46の回動が阻止される。この結果、スイッチ押圧レバー46が第2信号発生用カム部317cに従動できなくなるので、スイッチ押圧レバー46はタクトスイッチ45を押圧することができない。よって、タクトスイッチ45はオフ状態のままで維持される。
ここで、DCモータ34がCW方向に駆動されてから所定時間経過する前にタクトスイッチ45からオン信号が検出されなかった場合には、制御部は、ヒータ25に通電して製氷皿21を加熱する。タイマーにセットされた所定時間が経過、もしくはサーモスタットによって製氷皿21内に接する氷の表面が解けたと判断すると、制御部はヒータ25への通電を停止し、DCモータ34をCW方向へ駆動して、回転カム体31を時計回り(CW方向)に回転させる動作を継続する(ステップST5)。
DCモータ34のCW方向への駆動により、製氷皿21内の氷は掻き出し部材23によって、製氷皿21の内面を沿うようにCCW方向に回転する。さらに掻き出し部材23が回転し、氷の回転が180度を超えると、氷の製氷皿21内での上面(凍結前の水面)が掻き出し部材23と傾斜板242の上面に沿って滑り、貯氷部1aへと落下させられる。
そして、タクトスイッチ45からオン信号が検出されて所定時間経過した後、もしくはタクトスイッチ45からオン信号が検出された後にオフ信号が検出されると、DCモータ34を停止して、回転カム体31を原点位置に戻す。詳細には、DCモータ34のCW方向への駆動が継続された後に回転カム体31が原点位置から340度回転するとスイッチ押圧レバー46が第1信号発生用カム部317aに従動してタクトスイッチ45からオン信号が出力され、さらに20度回転するとタクトスイッチ45からオフ信号が出力される。制御部は、タクトスイッチ45からオン信号が出力されたことを確認した後に、所定時間だけ、もしくはタクトスイッチ45からオフ信号が検出されるまでDCモータ34をCW方向に駆動して、回転カム体31を時計回り(CW方向)に回転させて原点位置に戻す。
回転カム体31が時計回り(CW方向)に回転して原点位置に戻るまでの間に、検氷軸33の摺動部331がレバー復帰動作部316dからレバー非動作位置部316aにかけて摺動する。従って、検氷軸33は検氷レバー4を上昇させる方向に回転し、検氷レバー4は製氷位置に戻る(ステップST6)。より詳細には、摺動部331が55度から79度の角度範囲でレバー復帰動作部316dに摺動する間に、検氷軸33が検氷レバー4を上昇させ、検氷レバー4を製氷位置に戻す。
また、掻き出し部232は回転軸231を中心として1回転して製氷位置に戻るので、製氷皿21の氷は掻き出し部232によって掻き出され、掻き出し部232が製氷位置に戻るまでに貯氷部1aへと落下させられる(ステップST7、ST8)。
次に、ステップST4において、回転カム体31が検氷位置まで回転したときに貯氷部1aに氷が所定量以上貯まっている場合には、検氷レバー4の下降が貯氷部1aの氷により妨げられるので、検氷レバー4が最下降位置まで下降しない。この結果、摺動部331が下側に変位せず、検氷軸33が所定の角度範囲を超えて回転することがない。従って、検氷軸33のスイッチ押圧動作阻止部336がスイッチ押圧レバー46の当接部468に当接することがなく、スイッチ押圧レバー46の回動は阻止されない。この結果、スイッチ押圧レバー46の摺動部464が42度から48度の角度範囲で第2信号発生用部を摺動するので、この間にスイッチ押圧レバー46がタクトスイッチ45を押圧して、タクトスイッチ45からオン信号が出力される。
ここで、DCモータ34がCW方向に駆動されてから所定時間経過する前にタクトスイッチ45からオン信号が出力されると、制御部は、次にタクトスイッチ45からのオン信号が検出されるまで回転カム体31を反時計回り(CCW方向)に回転させる。また、次にオン信号が検出されてから所定時間経過した後にDCモータ34を停止する(ステップST9)。この動作により、回転カム体31は原点位置から−15度の位置で停止する。しかる後に、DCモータ34をCW方向に駆動して、スイッチ押圧レバー46が第2無信号用カム部317dに従動してタクトスイッチ45がオフ状態になるまで回転カム体31を時計回り(CW方向)に回転させる。これにより回転カム体31は原点位置で停止した状態となり、検氷レバー4および掻き出し部材23は製氷位置にセットされる(ステップST10)。
1 製氷装置
2 製氷ユニット
3 駆動ユニット
4 検氷レバー
21 製氷皿
23 掻き出し部材
31 回転カム体
32 ケース
33 検氷軸(第1従動部材)
45 タクトスイッチ
46 スイッチ押圧レバー(第2従動部材)
313 円弧壁(突条部)
314 環状壁(周壁)
315 穴部(凹部)
316 検氷軸用カム面(内側カム面)
317 スイッチ押圧レバー用カム面(外側カム面)
331、464 摺動部
331a 第1当接面
331b 第2当接面

Claims (4)

  1. 回転カム体と、当該回転カム体に形成された内側カム面に向けて付勢されて当該内側カム面に従動する第1従動部材と、前記回転カム体に形成された外側カム面に向けて付勢されて当該外側カム面に従動する第2従動部材とを有するカム機構であって、
    前記回転カム体において回転中心軸線方向の一方側に位置する端面には、当該端面から突出する周壁と、当該周壁と対向する部分の一部に途切れ部分をもって前記周壁より内周側で前記端面から突出する突条部と、前記周壁と前記途切れ部分とに挟まれた領域で前記端面から凹む凹部とが形成され、
    前記外側カム面は、前記周壁の内周面により構成され、
    前記内側カム面は、前記突条部の内周面からなる内側カム面部分と、前記凹部の内周部分のうち、半径方向内側に向く部分からなる第2カム面部分と、により構成されていることを特徴とするカム機構。
  2. 請求項1に記載のカム機構において、
    前記周壁は、全周にわたって環状に形成されていることを特徴とするカム機構。
  3. 請求項1または2に記載のカム機構において、
    前記第1従動部材は、前記回転カム体より前記回転中心軸線方向の一方側で当該回転中心軸線方向に直交する軸線あるいは当該軸線に平行な軸線周りに回転可能な軸体であり、
    前記軸体は、前記軸線周りにおいて前記内側カム面に当接する回転方向に向けて付勢されており、前記軸体から前記回転中心軸線方向の他方側に延びて内側カム面に当接可能な第1当接面と、該第1当接面に対して前記回転中心軸線方向の他方側で隣接して前記第2カム面に当接可能な第2当接面とを備えていることを特徴とするカム機構。
  4. 請求項3に記載のカム機構と、氷を製造するための製氷皿と、前記氷を貯蔵する貯氷部と、前記製氷皿から氷を掻き出して前記貯氷部に移動させる掻き出し部材と、前記貯氷部に向かって駆動されて当該貯氷部の氷量を確認する検氷レバーと、前記貯氷部の氷量が所定以上のときに出力状態を変化させるスイッチとを備えた製氷装置であって、
    前記回転カム体には、前記製氷皿から氷を掻き出して前記貯氷部に移動させる掻き出し部材が一体に回転するように取り付けられており、
    前記軸体には、検氷レバーが一体に回転するように取り付けられており、
    前記第2従動部材は、前記スイッチの出力状態を変化させるためのレバーであることを特徴とする製氷装置。
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