JP2011001179A - 昇降式台装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランク機構を利用してねじ軸を回転させることで脚が伸縮する台装置において、コストダウンと加工精度向上とを図る。
【手段】4本の脚4はねじ軸28を有しており、ねじ軸28が回転すると脚4は全体として伸縮する。ねじ軸28の上端には従動クランクアーム32が固定されており、従動クランクアーム32に従動ピン33を上向き突設している。各従動ピン33には平板状のスイング部材34が連結されており、ハンドル36でスイング部材34を水平旋回させると各脚4のねじ軸28が回転する。スイング部材34はプレス加工で簡単にかつ高い精度で加工できるため、高精度の昇降機構を低コストで製造可能になる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、各種作業や物品の運搬・保管・載置等に使用される昇降式台装置に関するものである。具体的には、昇降式台装置としては、昇降式テーブル、昇降式机、昇降式ワゴン、昇降式レジ台、昇降式作業台などが含まれる。
定置式や移動式の台装置において、天板を昇降式とすることが行われている。作業台の天板は一般に平面視四角形になっており、これを脚で支持している。脚の形態や構造・昇降方式などは様々であるが、脚の形態について見ると、左右2本足方式になっている場合と天板の四隅部を支える4本方式になっている場合とに大別される。
2本方式にしても4本方式にしても、脚は天板に固定されて昇降する可動部材と接地する固定部材とを備えており、可動部材が固定部材に対して上下動することで脚が全体として上下方向に伸縮し、その結果、天板が昇降する。一般に、可動部材は筒状になっていてその内部に固定部材が嵌まっていることが多い。
4本脚方式は2本脚方式に比べて安定性に優れている等の利点がある。そして、4本の脚を一斉に伸縮させる機構として特許文献1には、平面視日字状で水平旋回するスイングフレーム(公報の名称は「連結部材」)でねじ軸を回転させることが記載されている。
特許文献1について更に述べると、スイングフレームは上向き開口で平面視日字形の天枠材の内部に配置されている一方、各脚は固定部材にねじ込まれると共に天枠体には回転自在で上下動不能に保持されただねじ軸を有しており、天枠材の中央部の下面に配置したハンドルを水平回転させると主動クランク部の水平旋回によってスイングフレームが水平旋回し、スイングフレームが水平旋回すると各ねじ軸が従動クランク部材を介して一斉に回転し、これによって天枠体(及び天板と脚の可動部材)が昇降する。
特許第2873370号公報
さて、台装置の大きさは様々であり、例えば左右巾が60cm程度のレジ台もあるし左右巾が2mを超えるような作業台もある。特許文献1は、比較的大型の作業台を想定してスイング部材及び天枠体とも平面視で日字形になっていると推測される。
しかして、スイング部材や天枠体をそれぞれ日字形に製造するには、チャンネル材や角形鋼管のような型鋼を素材としてこれを所定長さに切断して部品と成し、部品同士を溶接することで日字形の形態に仕上げることになるため、加工に多くの手数を要してコストが嵩むのみならず、切断に際しての加工誤差や溶接に際してのひずみなどにより、正確な形状に仕上げにくいという問題がある。
また、スイング部材にはクランク部が嵌まる穴を空けねばならず、この穴は、部品の段階又は溶接後の段階でドリル加工によって空けることになるが、部品の段階で空けると溶接に際して位置がずれてしまうおそれがあり、逆に日の字形に組み付けてから空けると、ボール盤のような工作機械でドリル加工するにおいてテーブル上に安定良く保持するのに専用の治具が必要になり、これまた加工に手間がかかる可能性が高いという問題がある。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明者は請求項1,2の構成に係る昇降式台装置を案出した。このうち請求項1の発明に係る台装置は、複数の脚とこれに支持された台部とを有しており、前記各脚は略鉛直姿勢のねじ軸とこれがねじ込まれた雌ねじ部材とを有しており、前記ねじ軸と雌ねじ部材とのうち一方を回転自在な作動体と成しており、更に、前記各作動体には、当該作動体の軸心回りに水平旋回するクランク部が設けられており、各従動クランク部を主動軸の軸心回りに水平旋回するスイング部材で一斉に旋回させると各脚が一斉に伸縮して台部が昇降するようになっており、かつ、前記スイング部材を平板状の金属板で構成している。
この請求項1の発明において、台装置の具体的構造としては、例えば作業用や物品載置用等の天板を有する形態を採用できる。或いは、天板に代えてトレーを採用することも可能であるし、台装置に棚を含ませてもよい。
請求項2の発明に係る台装置は、平面視四角形で上向きに開口したトレー状の本体ケースと、前記本体ケースの四隅部にそれぞれ設けた脚とを有しており、前記脚は、接地する足体に筒体が外側から昇降自在に嵌まった伸縮構造になっており、前記筒体は本体ケースに固定されている一方、前記足体には、前記本体ケースに回転自在で昇降不能に保持されたねじ軸がねじ込まれており、前記各ねじ軸の上端部は前記本体ケースの内部に入り込んでいてこの上端部に従動クランク部が設けられている。
更に、請求項2の発明では、前記本体ケースの内部には、前記各ねじ軸の従動クランク部に連結されたスイング部材が配置されており、前記スイング部材には水平回転する主動軸に設けた主動クランク部が連結されており、ハンドルで前記主動軸を回転操作するとスイング部材が水平旋回して各脚のねじ軸が回転するようになっており、かつ、前記スイング部材を平板状の金属板で構成している。
本願発明は、クランク作用によって脚を伸縮させる構造において、各脚を一斉に伸縮させるための連動手段たるスイング部材を平板状の金属板で構成した点に特徴を有しており、このようにスイング部材を平板状の金属板で構成したことにより、部品の製造工程や溶接工程を不要にしてコストダウンを実現できる。また、クランク部が嵌まる穴はプレス加工によって簡単にかつ高い精度で空けることができる。
また、脚の伸縮に伴ってスイング部材には面に沿って方向に力(引っ張り力と圧縮力)が掛かるだけで曲げ力は殆ど作用しないため、単純な平板状態であっても高い強度を保持することができ、更に、スイング部材は周囲を折り曲げたり(或いは折り返したり)リブを形成したりして補強することも簡単に行えるため、強度面の問題もないと言える。
結局、本願発明によると、スイング部材を有する昇降式台装置が強度的な不安を解消した状態で低コスト・高精度で製造可能になる。
さて、スイング部材やクランク部は水平旋回するため、これらは人の手等が触れないように保護しておくのが好ましい。また、例えばテーブルや物品載置台を製造するにおいて、昇降機構部は共通化して天板等の台部を変えることで様々な仕様・品揃えを図りたいといった要望も考えられる。この点、請求項2の構成を採用すると、スイング部材やクランク部は本体ケースで囲われているため安全性を確保できるのみならず、本体ケースの上面に天板や引き出し装置などの様々の台部を固定できるため、仕様や構造が異なる商品群を製造するにおいてコストダウンを図ることができる。
本願発明を適用したレジ台の全体斜視図である。 第1実施形態の要部の分離斜視図である。 要部の一部破断平面図である。 図3の IV-IV視断面図である。 (A)は1つのコーナー部の一部破断平面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 (A)は本体ケースと上部ユニットとの固定例を示す断面図、(B)は(A)の別例図、(C)は脚の構造を示す縦断正面図、(D)は(C)のD−D視断面図、(E)は(C)のE−E視断面図である。 他の実施形態を示す図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本願発明はレジ台(レジスタ載置台)に適用しており、図1では外観の一例を示し、図2〜図6で第1実施形態の構造を示し、図7で別例を示している。以下の説明では方向を特定するために前後・左右の文言を使用するが、この前後・左右の文言はレジと対向した人から見た状態を基準にしている。
(1).レジ台の概略
図1に示すように、レジ台は、上から順に、平面視四角形の天板1、天板1の下面部に配置された上部枠2、上部枠2が載っている本体ケース3、本体ケース3の四隅部に設けた4本の脚4を備えている。上部枠2は前方及び下方に開口しており、その内部に引き出し5を前後動自在に装着している。本実施形態では、天板1と引き出し付き上部枠2とで上部ユニット6が構成されており、また、上部ユニット6と本体ケース3とで台部7が構成されている。
脚4はアジャスタ8を介して接地する足体9とこれに外側から嵌まった筒体10とを有しており、筒体10は本体ケース3の下面に固定されている。筒体10が足体9に対して昇降することで脚4が上下に伸縮し、その結果、台部7が昇降する。
前後一対ずつの筒体10の下端には前後長手のサイド梁11が固定されており、また、奥側に位置した左右の筒体10の下端には左右長手のリア梁(図示せず)が固定されており、左右のサイド梁11の前後中途部は左右長手の中間ステー12で固定されている。中間ステー12とリア梁との間には棚板13が張られており、前後筒体10と本体ケース3とサイド梁11とで囲われた空間は側板14で覆われている。また、奥に位置した左右の脚4とリア梁と本体ケース3との間の空間は背板(図示せず)で覆われている。
敢えて述べるまでもないが、本体ケース3の下方に棚板を多段に配置したり、本体ケース3の下方に引き出しを設けたりすることも可能である。また、側板14や背板を有さないオープンタイプとすることも可能である。要は、収納機能や物品載置機能はユーザーの要望に応じて自由に設定できるのである。
(2).上部ユニット及び本体ケース
次に、上部枠2と本体ケース3との構造を説明する。図2や図4に示すように、本実施形態では天板1は木製のものを採用しており、上部枠2よりも一回り大きい寸法になっている。従って、天板1の四周は上部枠2の外側にオーバーハングしており、そこで、図4に示すように、上部枠2の外周面に逆L形のブラケット16を溶接して、このブラケット16に天板1をビスで固定している。
図2及び図4に示すように上部枠2は天板1の下面に重なる上板2aを有しており、上板2aの前端にはカマチ2bが曲げ形成され、左右側縁には側面板2cが曲げ形成され、後端縁には背面板(図示せず)が曲げ形成されている。側面板2cの下端には筒状の内向き部2dが曲げ形成されており、かつ、側面部2cの前端部と後端部とには中空状の縦枠部2eが一体に又は別体で設けられており、手前側の縦枠部2eに引き出し支持ローラ17を設けている。
手前側の縦枠部2eは補強桟18で連結されている。図示していないが、側面板2cの内面には引き出しを支持する固定レールが固定されている。他方、図4に示すように、引き出し5の外側面にはレール19が固定されている。天板1と上部枠2との後部には配線穴20が空いている。配線穴20は押し込み切った状態の引き出しの後ろに位置にするように設定している。なお、上部枠2の上面板2aは大きくえぐって平面視口字形に形成してもよい。
例えば図2や図3に示すように、本体ケース3は1枚の鋼板を曲げ加工することで上向きに開口したトレー状に形成されており、外周板の上端には内向きフランジ3aを形成している。図6(A)に示すように、本体ケース3の内向きフランジ3aに上向きのスタッドビス22を溶接等によって固着して、スタッドビス22に上からナット23をねじ込むことで、本体ケース3のフランジ3aと蓋板(カバー板)21と上部枠2の内向き部2dを共締めしている。
スタッドビス22の本数は本体ケース3の大きさによって任意に設定したらよい。レジ台の場合は左右2本ずつで合計4本程度でよい。図6(B)に別例として示すように、上部枠2の内向き部2dは筒状でなく単なるフランジ片と成してもよい。本体ケース3と上部枠2との固定方法としては、本体ケース3のフランジ3aの下面にナットを溶接してこれに上からビスをねじ込んでもよい。
(3).昇降機構
図6(A)(D)(E)に示すように、脚4は平断面円形の足体9と平断面正方形の筒体10とを有しており、筒体10の上端はこれに溶接された上補強板24を介して本体ケース3の下面にボルト25で固定されている。筒体10の下端部には円筒状のブッシュ26がビス(図示せず)で固定されており、このブッシュ26に足体9が上下摺動自在に嵌まっていると共に、足体9の状態には回り止めのための角形の規制板27が溶接等で固定されている。そして、足体9には上方からねじ軸28がねじ込まれている。従って、本実施形態では足体9が請求項1に記載した雌ねじ部材に相当する。
ねじ軸28の上端寄り部位にはフランジ28aが設けられており、このフランジ28aが上補強板24の下面に当接している。従って、レジ台の自重及び載置重はねじ軸28と足体9とで支持される。ねじ軸28の上部は本体ケース3の内部に突出しており、この上部にベアリング29が嵌まっている。正確には、ベアリング29のインナーレースがねじ軸28の上部に嵌まっており、ベアリング29のアウターレースはリング30に嵌着されている。リング30は平面視角形の取付け板31に固着されており、取付け板31と本体ケース3の底板と脚4の上補強板24とはボルト25で共締めされている。
ねじ軸28の上端はベアリング29の上方に突出した上向き露出部28bになっており、この上向き露出部28bに従動クランクアーム32がボルト33で固定され、かつ、従動クランクアーム32の先端部に従動ピン33が上向きに突設されている。本実施形態では、従動クランクアーム32と従動ピン33とで請求項に記載した従動クランク部が構成されている。
本体ケース3の内部には鋼板からなる平板状のスイング部材34が配置されており、例えば図5に示すように、スイング部材34の四隅部に、各脚4の従動ピン33が嵌まる穴35を空けている。従って、スイング部材34と各従動ピン33とは連動して水平旋回する。従動ピン33には、スイング部材34の抜けを防止するためスナップリング等のストッパー手段を講じている。
本体ケース3の下面部のうち左右中間部でかつ中心位置よりやや手前の部位には水平回転式のハンドル36を配置している。ハンドル36は平面視円形のものを使用しており、主動軸37を本体ケース3の底板に回転自在に取付けている。主動軸37を本体ケース3に取り付ける手段は脚4の場合と同様であり、本体ケース3における底板の上面に取付け板31を固定し、この取付け板31に固定されたリング30にベアリング29を嵌め込み、ベアリング29のインナーレースに主動軸37を嵌着している。
そして、主動軸37の上端に主動クランクアーム38をボルト39で固定し、主動クランクアーム38の先端部に主動ピン40を突設し、主動ピン40をスイング部材34に開けた穴41に嵌め込んでいる。従って、本実施形態では、主動クランクアーム38と主動ピン40とが請求項に記載した主動クランク部を構成している。いうまでもないが、従動クランクアーム32における従動ピン33の偏心寸法と主動クランクアーム38における主動ピン40の偏心寸法とは同じ寸法に設定している。
図2に示すように、蓋板21とスイング部材34、及び本体ケース3の底板とには配線穴42,43,44が空いている。スイング部材34は水平旋回するので、スイング部材34の配線穴43は蓋板21及び本体ケース3の配線穴42,43よりも大きくしておくのが好ましい。
(4).まとめ
以上の構成において、人がハンドル36を回転操作すると、スイング部材34は主動軸37の軸心回りに水平旋回し、これに連動して各脚4のねじ軸28が水平回転し、すると各脚4の筒体10と足体9とが相対的に摺動し、その結果、台部7が昇降する(従って、本実施形態ではねじ軸28が請求項1に記載した作動体を構成している。)。
そして、ハンドル36の動きを各脚4に伝えるスイング部材34は平板状であるため、穴35,41,43はプレス加工によって簡単にかつ高い精度で空けることができ、このためコストダウンを図ることができる。特に、素材板からスイング部材34を撃ち抜くに際して各穴35,41,43の加工を同時(又は一連)に行うと一層効率的である。
本実施形態では、本体ケース3は1枚の鋼板を素材にして曲げ加工することで製造しているため、本体ケース3の製造の手間を抑制できると共に、脚4を取り付ける穴の加工も高精度で行える利点がある。また、引き出し5は取り外すことができるが、引き出し5を取り外しても本体ケース3は蓋板21で塞がれているため、安全性も万全である。
本体ケース3に高い強度が必要な場は、図4に一点鎖線で示すように、チャンネル状等の補強材45をスポット溶接等によって固着したらよい。また、スイング部材34の駆動は必ずしも手動式ハンドル36による必要はなく、図4に二点鎖線で示すように本体ケース3の下面にモータMを固定し、モータMでスイング部材34を駆動することも可能である。
(5).バリエーション
次に、図7に例示している変形例を説明する。図7のちう(A)(B)に示すのは従動ピン33,40とスイング部材34との連結構造の別例であり、このうち(A)では、従動ピン33,40に小径部46を形成し、この小径部46にスイング部材34を嵌め込んでいる。符号47はスナップリングである。(B)では、従動ピン33,40に樹脂製のブッシュ48を嵌め込み、スイング部材34をブッシュ48に嵌め込んでいる。ブッシュ48の下端にはフランジ48aを設けている。この(B)のように樹脂製のブッシュ48を使用すると、スイング部材34の旋回に伴う擦れ音を無くすことができる。
(C)に示す例では、樹脂製の軸受け49をビス50でクランクアーム32,38に固定し、軸受け49にスイング部材34を嵌め入れている。軸受け49にはスイング部材34が載るフランジ49aを形成している。軸受け49はクランクアーム32,38に回転不能に固定されていてもよいし、回転可能であってもよい。
(D)(E)ではスイング部材34の補強手段として周縁に折り曲げ部51を形成した例を示している。このうち(D)の折り曲げ部51は屈曲しており、(E)の折り曲げ部51はスイング部材34に折り返されている。補強手段としては、別途補強材をスイング部材34の上面又は下面に固着することも可能である。細長いリブを膨出加工することによっても高い強度を得ることができる。
(F)では、天板1が上部枠2の外側にはみ出ていない場合における実施形態と天板1との固定手段の一例を示している。天板1が上部枠2の外側にはみ出ていない場合は、上部枠2の上面板2aを天板1に固定せねばならず、この場合の固定手段として、引き出し5を抜き取った状態で手を上部枠2の内部に差し入れて、レンチやドライバを操作してビスを天板1にねじ込むという方法があるが、この場合は上部枠2の高さはそれほど高くないための回転操作が面倒である。
これに対して図7(A)では、本体ケース3とスイング部材34と蓋板21とに棒状レンチ52を挿入できる操作穴53が空けられており、このため、ビス54のねじ込み操作を迅速に行える利点がある。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば天板の上面に天板を固定してテーブルや作業台と成すこともできる。また、スイング部材34は強度が許せば抜き穴を空けて軽量化を図ることが可能である。
実施形態で例示したクランクアームは必ずしも必要はないのであり、ねじ軸の上端に主動ピンを偏心した状態で直接的に設けことも可能である。スイング部材をハンドルで苦闘する場合は、ハンドルは平面視一文字の形態と成すことも可能である。また、笠歯車を使用することにより、ハンドルを水平状の軸心回りに回転させてスイング部材34を水平旋回させることも可能である。また、ねじ軸を接地する足体と成して、これに螺合した雌ねじ体(雌ねじ筒)に従動クランク部を設けることも可能である。
本願発明は昇降式台装置に適用して有用性を発揮するものであり、産業上利用できる。
1 天板
2 上部枠
3 本体ケース
4 脚
5 引き出し
6 上部ユニット
7 台部
9 雌ねじ体を構成する足体
10 筒体
28 作動体を構成するねじ軸
32 従動クランクアーム
33 従動ピン
34 スイング部材
36 ハンドル
37 主動軸
38 主動クランクアーム
40 主動ピン

Claims (2)

  1. 複数の脚とこれに支持された台部とを有しており、前記各脚は略鉛直姿勢のねじ軸とこれがねじ込まれた雌ねじ部材とを有しており、前記ねじ軸と雌ねじ部材とのうち一方を回転自在な作動体と成している昇降式台装置であって、
    前記各作動体には、当該作動体の軸心回りに水平旋回するクランク部が設けられており、各従動クランク部を主動軸の軸心回りに水平旋回するスイング部材で一斉に旋回させると各脚が一斉に伸縮して台部が昇降するようになっており、かつ、前記スイング部材を平板状の金属板で構成している、
    昇降式台装置。
  2. 平面視四角形で上向きに開口したトレー状の本体ケースと、前記本体ケースの四隅部にそれぞれ設けた脚とを有しており、
    前記脚は、接地する足体に筒体が外側から昇降自在に嵌まった伸縮構造になっており、前記筒体は本体ケースに固定されている一方、前記足体には、前記本体ケースに回転自在で昇降不能に保持されたねじ軸がねじ込まれており、前記各ねじ軸の上端部は前記本体ケースの内部に入り込んでいてこの上端部に従動クランク部が設けられており、
    更に、前記本体ケースの内部には、前記各ねじ軸の従動クランク部に連結されたスイング部材が配置されており、前記スイング部材には水平回転する主動軸に設けた主動クランク部が連結されており、ハンドルで前記主動軸を回転操作するとスイング部材が水平旋回して各脚のねじ軸が回転するようになっており、
    かつ、前記スイング部材を平板状の金属板で構成している、
    昇降式台装置。
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