JP2003230922A - 金型交換装置 - Google Patents

金型交換装置

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JP2003230922A
JP2003230922A JP2002034724A JP2002034724A JP2003230922A JP 2003230922 A JP2003230922 A JP 2003230922A JP 2002034724 A JP2002034724 A JP 2002034724A JP 2002034724 A JP2002034724 A JP 2002034724A JP 2003230922 A JP2003230922 A JP 2003230922A
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clamp
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JP2002034724A
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Koichi Yanagawa
耕一 柳川
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 金型交換装置において、刃間距離を広くと
り、パスラインを一定とし、金型長さの変更を容易と
し、金型を強固に固定し、金型の汎用性を向上させるこ
とにある。 【解決手段】 ラムの前部と後部の少なくとも一方に、
溝10、11又は係合突起12を有する金型ホルダ7を
移動自在に設け、該金型ホルダ7に、係合突起12又は
溝10、11を有する金型P1を着脱自在に取り付け、
該金型ホルダ7をラム20に対して係合・離脱可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型交換装置、特に
プレスブレーキに使用する金型交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】従来より、下降式プレスブレーキにおける
金型交換装置としては、例えば図8(A)に示すよう
に、ラムである上部テーブル60の前後両面部に、金型
ホルダ61を設けたものがある。
【0004】この場合、金型ホルダ61には、上金型で
あるパンチP1、P2がそれぞれボルト62で固定され
ている。
【0005】この構成により、金型交換時には、例えば
前方の(右側)金型ホルダ61をラム60の下端に装着
したパンチPの近傍まで移動させることにより、図示す
るように、該金型ホルダ61に固定されたパンチP1を
ラム60のパンチPに重ね合わせる。
【0006】この状態で、ラム60を下降させれば、パ
ンチP1と、下部テーブル63に装着されたダイDとの
協働により、ワークWに所定の曲げ加工が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】しかし、上記従来技術においては、既述し
たように、金型交換装置側のパンチP1を、ラム60の
下端のパンチPに重ね合わせるため、刃間距離Lが小さ
くなる。
【0009】その結果、加工時のワークWの出し入れが
やり難く、特にフランジ寸法が大きいワークWについ
て、この傾向が著しく、加工効率が低下する。
【0010】また、下部テーブル63(図8(A))が
上下動する上昇式プレスブレーキにこの金型交換装置を
採用した場合には、金型交換時に、ラムである下部テー
ブル63側のダイDの上面に金型交換装置側のダイを重
ね合わせるので、同様に刃間距離Lが小さくなるという
課題がある。
【0011】更に、上昇式プレスブレーキの場合には、
これに加えて、パスラインPLが変わるという課題があ
る。
【0012】一方、図8(A)の従来技術においては、
既述したように、金型交換装置側のパンチP1、P2
が、金型ホルダ61にボルト62で固定されている(図
8(B)。
【0013】このため、加工中に、パンチP1、P2を
長さ(X軸方向)の異なるものに容易に取り替えること
ができない、即ち、金型長さを容易に変更できない。
【0014】若し、金型長さを変更する場合には、従来
は、上記ボルト62を(図8(B))緩めて、元のパン
チP1、P2を取り外し、長さが異なる新たなパンチを
金型ホルダ62に取り付け後、ボルト62を締め付ける
という動作が必要となり、取り替え時間が極めて長くな
り、明らかに効率が悪い。
【0015】この課題を解決するために、図9(A)に
示すように、油圧クランプ64でパンチP1をクランプ
する金型ホルダ63を使用すれば、前記ボルト固定方式
に比較して、金型長さの変更は容易となる。
【0016】しかし、この油圧クランプ64を用いてパ
ンチP1〜P5をクランプした場合に(図9(B))、
金型長さ(X軸方向)が小さい分割金型P2、P3が含
まれていることがある。
【0017】この場合には、油圧クランプ64から分割
金型P2、P3に及ぼされるクランプ力が弱くなり、該
分割金型P2、P3がガタ付いてしまう。
【0018】更に、前記パンチP1、P2を(図8)ボ
ルト62で固定する従来の金型交換装置においては、色
々な断面形状のパンチP1、P2を使用しようとして
も、その場合には、前記の金型長さ変更の際と同様に、
ボルト62の弛緩・締め付け動作が必要となり、面倒で
効率が低下する。
【0019】その結果、従来の金型交換装置において
は、金型の汎用性が低いという課題がある。
【0020】本発明の目的は、金型交換装置において、
刃間距離を広くとり、パスラインを一定とし、金型長さ
の変更を容易とし、金型を強固に固定し、金型の汎用性
を向上させることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、図1〜図7に示すように、ラム20の前
部と後部の少なくとも一方に、溝10、11又は係合突
起12を有する金型ホルダ7を移動自在に設け、該金型
ホルダ7に、係合突起12又は溝10、11を有する金
型P1を着脱自在に取り付け、該金型ホルダ7をラム2
0に対して係合・離脱可能としたことを特徴とする金型
交換装置という技術的手段を講じている。
【0022】上記本発明の構成によれば、ラム20の
(図4)下端に取り付けられたクランプホルダ19に、
金型交換装置1側の金型ホルダ7を係合できるので、刃
間距離Lが広くとれ、また、この場合、例えばラムであ
る下部テーブル21(図3)が上下動する上昇式プレス
ブレーキにおいては、ダイを固定した金型ホルダ7をダ
イDの上端に取り付けられたクランプホルダ31に係合
できるので、パスラインPLを一定とすることができ
る。
【0023】更に、金型ホルダ7を(図5)、前後方向
(Y軸方向)に溝10、11が形成された例えばモジュ
ラー金型ホルダで構成すると共に、金型P1を、上記溝
10、11に対応する係合突起12が設けられたモジュ
ラー金型で構成し、該金型P1を、金型ホルダ7に着脱
自在に取り付ければ、該金型ホルダ7に対して金型P1
を簡単に着脱することができるので、金型長さの変更が
容易になり、種々の断面形状の金型が使用できて汎用性
も向上し、更に、例えばつまみ18を押し込まない限
り、係合突起12が溝10と係合しているので、金型P
1が強固に固定されてガタつくことはない。
【0024】従って、本発明によれば、金型交換装置に
おいて、刃間距離を広くとり、パスラインを一定とし、
金型長さの変更を容易とし、金型を強固に固定し、金型
の汎用性を向上させることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す全体斜視図である。
【0026】図1に示す金型交換装置1、2は、プレス
ブレーキのラム20の(図3)例えば前後両面部に設け
られている。
【0027】このプレスブレーキは、機械本体の両側に
側板22を(図1、図2)有し、該側板22の上部には
油圧シリンダ5が取り付けられ、該油圧シリンダ5を作
動させると、後述する金型交換装置1、2側の金型ホル
ダ7をクランプするクランプホルダ19を有する上部テ
ーブル20が、即ちラム20が上下動するようになって
いる。
【0028】また、ラム20の直下には、クランプホル
ダ31を介してダイDが装着された下部テーブル21が
設けられていると共に、該下部テーブル21の(図1)
後方には、突当27が配置され、該突当27にワークW
を当接させて位置決めするようになっている。
【0029】このような下降式プレスブレーキの上記ラ
ム20の(図4)下端には、前記クランプホルダ19が
取り付けられ、該クランプホルダ19は、後述する金型
ホルダ7の上部7Aに対応している。
【0030】このクランプホルダ19は、ラム20の両
面側からねじ止めされた固定板23、24により固定さ
れて、該クランプホルダ19の前面には、締め板25が
クランプボルト29を介して取り付けられている。
【0031】上記クランプボルト29は、図示するよう
に、締め板25とクランプホルダ19と圧縮コイルばね
28を貫通し、ダブルナット26でロックされている。
【0032】この状態で、油圧シリンダ30を作動させ
そのピストンロッド(図示省略)を押し出せば、圧縮コ
イルばね28の復元力に抗して、締め板25がクランプ
ボルト29と共にクランプホルダ19から離反し、アン
クランプ状態となる(図7(A))。
【0033】従って、例えば金型交換装置1側の金型ホ
ルダ7を下降させてから(図7(B))、後退させ(図
7(C))、上昇させれば(図7(D))、該金型ホル
ダ7は、ラム20側のクランプホルダ19の基準面47
に沿って案内され、当接面48に当接して停止する。
【0034】このようにして、金型ホルダ7をクランプ
ホルダ19に進入させた後、再度油圧シリンダ30を作
動させそのピストンロッド(図示省略)を今度は引き込
めば、圧縮コイルばね28の復元力により、締め板25
がクランプボルト29と共にクランプホルダ19に接近
し、クランプ状態となる(図7(E))。
【0035】従って、図4に示すように、該締め板25
の上部25Aがクランプホルダ19側に、下部25Aが
金型ホルダ7側に当接する。
【0036】これにより、金型交換装置1の金型ホルダ
7は、クランプホルダ19を介してラム20と係合し、
本発明によれば、従来と(図8)比較して、刃間距離L
を広くとることができる。
【0037】また、ラムである下部テーブル21(図
3)が上下動する上昇式プレスブレーキの場合には、ダ
イを固定した金型ホルダ7を上昇させてから(図7
(B)に相当)、前進させ(図7(C)に相当)、下降
させれば(図7(D)に相当)、該金型ホルダ7は、ラ
ム21の(図3)上端に取り付けられたクランプホルダ
31に係合するので、本発明によれば、パスラインPL
を一定とすることができる。
【0038】一方、金型交換装置1、2は、両者共同じ
構造を有し、例えば金型交換装置1は(図1)、ラム2
0の前面の両側近傍に取り付けられたブラケット3を有
している。
【0039】両ブラケット3は、連結部材4で連結さ
れ、各ブラケット3は、後述する金型ホルダ7の上下方
向移動機構(図6)と前後方向移動機構を内蔵してい
る。
【0040】上記金型ホルダ7の上下方向移動機構を構
成するラック40の(図2)下部には、吊り下げ部材6
を介して該金型ホルダ7が取り付けられている。
【0041】この金型ホルダ7は、プレスブレーキの
(図2)長手方向(X軸方向)に延伸しており、図5に
示すように、その上部7Aが前記吊り下げ部材6に取り
付けられ、その下部7Bがモジュラー金型ホルダ部分と
なっている。
【0042】このような金型ホルダ7には、長手方向
(X軸方向)に凹所31が形成され、該凹所31には、
後述するパンチP1を構成するモジュラー金型が挿入さ
れ、該パンチP1は、クランプシリンダ8のピストンロ
ッド9により固定されるようになっている。
【0043】前記凹所31の内壁下部には、前後方向
(Y軸方向)に溝10、11が形成され、いずれか一方
の例えば溝10には、パンチP1の後述する係合突起1
2が係合するようになっている。
【0044】上記パンチP1は、前記したように、モジ
ュラー金型であって、係合突起12を有し、該係合突起
12は、穴32内でY軸方向に摺動可能に取り付けら
れ、該穴32に挿嵌された圧縮コイルばね13の復元力
により外方に付勢されている。
【0045】上記係合突起12には、ロッド16がヒン
ジ結合しており、該ロッド16は、斜めに形成された貫
通孔14内に配置されていて、支軸15を中心として回
転自在となっている。
【0046】また、上記ロッド16には、ロッド17が
ヒンジ結合され、該ロッド17は、水平に形成された貫
通孔33を通って、外部に露出し、その先端には、つま
み18が取り付けられている。
【0047】この構成により、つまみ18を押し込む
と、ロッド17が左側に移動して、ロッド16を時計方
向に旋回させ、それにより、係合突起12が圧縮コイル
ばね13の復元力に抗して右側に移動することにより、
該係合突起12は、パンチP1内に没入する。
【0048】このつまみ18を押し込んだ状態で、パン
チP1を、前記金型ホルダ7の凹所31に挿入して行く
と、それに伴って係合突起12も、凹所31に挿入し、
該係合突起12が、前記溝10の位置に来ると、圧縮コ
イルばね13の復元力で外方に付勢され、左側に移動す
ることにより、該溝10と係合する。
【0049】また、このとき、係合突起12が左側に移
動すると共に、ロッド16が反時計方向に回転すること
により、ロッド17が右側に移動するので、つまみ18
は、図示するように、元の突出した状態に戻る。
【0050】これにより、パンチP1は金型ホルダ7に
装着することができる。
【0051】また、パンチP1を金型ホルダ7から離脱
させる場合には、図5の状態から、つまみ18を押し込
むと、ロッド17が左側に移動して、ロッド16を時計
方向に旋回させるので、係合突起12が圧縮コイルばね
13の復元力に抗して右側に移動し、該係合突起12
は、パンチP1内に没入する。
【0052】従って、この係合突起12が没入した状態
で、パンチP1を下降に引けば、該パンチP1は、金型
ホルダ7から離脱させることができる。
【0053】このように、金型ホルダ7を、前記したよ
うに、前後方向(Y軸方向)に溝10、11が形成され
た例えばモジュラー金型ホルダで構成すると共に、パン
チP1を、この溝10、11に対応した係合突起12が
設けられたモジュラー金型で構成したことにより、つま
み18を押し込むだけで、パンチP1を金型ホルダ7に
簡単に着脱することができる。
【0054】これにより、本発明によれば、金型長さの
変更が容易になり、種々の断面形状の金型が使用できて
汎用性も向上し、更に、上記つまみ18を押し込まない
限り、係合突起12が溝10と係合しているので、金型
P1が強固に固定されてガタつくことはない。
【0055】図6は、上記金型ホルダ7の移動機構を示
し、該移動機構は、モータMを(図1、図2)駆動源と
する上下方向移動機構と、シリンダ43を(図6)駆動
源とする前後方向移動機構により構成されている。
【0056】即ち、ブラケット3内で、Y軸方向に延び
るガイド45、46には、スライダ42が滑り結合し、
該スライダ42には、上下方向のガイド孔44を介して
ラック40が案内され、該ラック40は、該スライダ4
2に内蔵されたピニオン41と噛み合っている。
【0057】上記ピニオン41の回転軸49は、図1、
図2に示すように、両ブラケット3間を延びており、該
回転軸49の一端は、一方のブラケット3上のモータM
に結合し、他端は、他方のブラケット3上のベアリング
板39に回転自在に支持されている。
【0058】また、モータMは(図2)、一方のブラケ
ット3の左側面の取付板36に取り付けられ、該取付板
36は、Y軸ガイド34、35に滑り結合し、ベアリン
グ板39は、他方のブラケット3の右側面のY軸ガイド
37、38に滑り結合している。
【0059】この構成により、モータMを駆動すれば、
共通の回転軸49を介して、両側のピニオン41が回転
し、該ピニオン41に噛み合っているラック40が上下
動する。
【0060】これにより、該ラック40に(図6)吊り
下げ部材6を介して取り付けられている金型ホルダ7
が、前記スライダ42のガイド孔44内で上下方向に移
動する(例えば図7(B)、図7(D))。
【0061】また、前記スライダ42の前端には、図6
に示すように、各ブラケット3に内蔵されたシリンダ4
3のピストンロッド43Aが結合し、該スライダ42の
後方であって、ラムである上部テーブル20の前面に
は、スライダ42停止用のリミットスイッチLSが取り
付けられている。
【0062】この構成により、両ブラケット3のシリン
ダ43を駆動すれば、スライダ42が前後方向に移動
し、これにより、該スライダ42に内蔵されたラック4
0に吊り下げ部材6を介して取り付けられた金型ホルダ
7が、モータM及び共通の回転軸49と共に、前後方向
に移動する。
【0063】これにより、例えば、前記モータMを(図
1、図2)駆動して金型ホルダ7を下降させた後(図7
(B))、シリンダ43を(図6)駆動して金型ホルダ
7を後退させた場合に(図7(C))、前記スライダ4
2が(図6)リミットスイッチLSに当接し該リミット
スイッチLSがオンしたときに、該スライダ42を停止
させることができる。
【0064】そして、スライダ42が停止したときに
は、図7(C)に示すように、ラム20のクランプホル
ダ19と、該金型ホルダ7とそのパンチP1と、その直
下のダイDとが、一直線上に整列する。
【0065】その後、金型ホルダ7を上昇させれば(図
7(D))、該金型ホルダ7は、クランプホルダ19と
当接し、締め板25を(図7(E))クランプ状態にす
れば、該金型ホルダ7をクランプホルダ19に係合させ
ることができる。
【0066】以下、前記構成を有する金型交換装置1
(2)の動作を図7に基づいて説明する。
【0067】(1)金型ホルダ7を、ラム20の下端の
クランプホルダ19と、下部テーブル21上のダイDと
の間に位置決めするまでの(図7(C))の動作。
【0068】この場合、予めつまみ18を(図5)押し
込んだ状態で、パンチP1を、金型ホルダ7側の凹所3
1に挿入し、パンチP1側の係合突起12を、溝10と
係合させたときに、つまみ18を元の突出した状態にす
ることにより、パンチP1を金型ホルダ7に装着してお
く。
【0069】この状態で、先ず、油圧シリンダ30を
(図4)作動させ、締め板25を、圧縮コイルばね28
の復元力に抗して、クランプボルト29と共にクランプ
ホルダ19から離反させることにより、図7(A)に示
すように、アンクランプ状態にする。
【0070】次に、モータMを(図2)駆動し、共通の
回転軸49を介してピニオン41を回転させ、ラック4
0に吊り下げ部材6を介して取り付けられパンチP1を
装着した金型ホルダ7を、図7(B)に示すように、下
限位置まで下降させる。
【0071】この状態で、今度は、シリンダ43を(図
6)駆動し、スライダ42を、それに案内されているラ
ック40、該ラック40が噛み合っているピニオン4
1、及び駆動モータM、回転軸49と共に、後退させ
る。
【0072】これにより、ラック40に吊り下げ部材6
を介して取り付けられた金型ホルダ7も後退し、図7
(C)に示すように、クランプホルダ19とダイDとの
間に位置決めされる。
【0073】(2)金型ホルダ7をラム20に係合させ
るまで(図7(E))の動作。
【0074】更に、図7(C)の状態から、再度モータ
Mを(図2)駆動し、ピニオン41を逆回転させラック
40を介して金型ホルダ7を上昇させれば、図7(D)
に示すように、該金型ホルダ7は、クランプホルダ19
内に進入して基準面47に沿って案内され、当接面48
に当接したときに停止する。
【0075】この状態で、再度油圧シリンダ30を(図
4)作動させ、今度は、締め板25を、圧縮コイルばね
28の復元力により、クランプボルト29と共にクラン
プホルダ19に接近させ、図7(E)に示すように、ク
ランプ状態にする。
【0076】これにより、金型ホルダ7は、クランプホ
ルダ19を介してラム20と係合すするので、前記した
ように、刃間距離Lを広くとることができる。
【0077】尚、上記図5で詳述した金型ホルダ7に対
する金型P1の着脱機構に関しては、溝10、11を金
型P1側に、係合突起12を金型ホルダ7側にそれぞれ
設けてもよい。
【0078】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、金型交
換装置において、刃間距離を広くとり、パスラインを一
定とし、金型長さの変更を容易とし、金型を強固に固定
し、金型の汎用性を向上させるという技術的効果を奏す
ることとなった。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す全体正面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す全体側面図である。
【図4】本発明を構成する金型ホルダ7とラム20との
係合状態を示す図である。
【図5】本発明を構成する金型ホルダ7と金型P1の詳
細図である。
【図6】本発明を構成する金型ホルダ7の上下方向と前
後方向の移動機構を示す図である。
【図7】本発明の動作説明図である。
【図8】第1従来技術の説明図である。
【図9】第2従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1、2 金型交換装置 3 ブラケット 4 連結部材 5 プレスブレーキの油圧シリンダ 6 吊り下げ部材 7 金型ホルダ 8 金型ホルダ7のクランプシリンダ 9 クランプシリンダのピストン 10、11 溝 12 係合突起 13、28 圧縮コイルばね 14、33 貫通孔 15 支軸 16、17 ロッド 18 つまみ 19 ラム20のクランプホルダ 20 上部テーブル(ラム) 21 下部テーブル 22 側板 23、24 固定板 25 締め板 26 ダブルナット 27 突当 29 クランプボルト 30 クランプホルダ19の油圧シリンダ 31 凹所 32 穴 34、35 モータMのY軸ガイド 36 モータMの取付板 37、38 ベアリング板39のY軸ガイド 39 ベアリング板 40 ラック 41 ピニオン 42 スライダ 43 シリンダ 44 スライダ42のガイド孔 45、46 Y軸ガイド 47 基準面 48 当接面 49 ピニオン41の軸 D ダイ LS リミットスイッチ P1、P2 金型交換装置1、2のパンチ W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムの前部と後部の少なくとも一方に、
    溝又は係合突起を有する金型ホルダを移動自在に設け、
    該金型ホルダに、係合突起又は溝を有する金型を着脱自
    在に取り付け、該金型ホルダをラムに対して係合・離脱
    可能としたことを特徴とする金型交換装置。
  2. 【請求項2】 上記溝が金型ホルダ側に、係合突起が金
    型側にそれぞれ設けられ、金型ホルダ側の溝が、金型を
    挿入する長手方向の凹所の内壁に前後方向に形成され、
    金型側の係合突起が、溝に対応する位置に形成された前
    後方向の穴内で外方にバネ付勢されている請求項1記載
    の金型交換装置。
  3. 【請求項3】 上記ラムの下端又は上端には、金型ホル
    ダの上部又は下部に対応したクランプホルダが設けら
    れ、該クランプホルダには、締め板がクランプ・アンク
    ランプ状態自在に取り付けられている請求項1記載の金
    型交換装置。
  4. 【請求項4】 上記金型ホルダがスライダ内で上下方向
    に案内されるラックに吊り下げられ、該金型ホルダの上
    下方向移動機構が、ラックとそれに噛み合うピニオン4
    1及びモータにより、前後方向移動機構が、スライダに
    結合したシリンダにより、それぞれ構成されている請求
    項1記載の金型交換装置。
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