JP2011000880A - インモールド成形方法およびインモールド成形金型 - Google Patents

インモールド成形方法およびインモールド成形金型 Download PDF

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Abstract

【課題】インモールド転写箔の絵柄を均一に貼付けることができるインモールド形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】インモールド転写箔103を押さえるため第1金型104のパート面104aと対向する箔押え枠105に弾性体から形成された箔押え弾性体135を設ける。インモールド転写箔103の送り方向のパート面104aに凹部114を設け、インモールド転写箔103と接触する薄部145の面とパート面104a、および凹部114に挿入される厚部155とのクサビ効果で端部を強く挟持し、インモールド転写箔103の幅方向はパート面104aと厚部155の面により挟持することにより、成形品における絵柄の皺,絵柄の破断の発生を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形品を製造する金型に関するものである。
詳しくは、様々な絵柄が印刷されたインモールド用フィルム転写箔(以降、インモールド転写箔と表記する)を金型内に取り付け、そのインモールド転写箔の面に樹脂が射出され、金型内で転写箔と樹脂が一体成形されるインモールド成形方法に関するものである。
近年、電子機器において機能面やコスト面だけでは商品の優位性を主張するのが困難となっており、結果として商品のデザイン力を強化する戦略を打ち出している企業が急増している。中でもデザインの高品位感や多様性が要求される商品が現在のトレンドとなっており、従来の塗装による対応では限界となってきている。それに伴いパーソナルコンピュータや携帯機器を中心に絵柄が印刷されたフィルムを金型内に装着して、一体に成形するという、インモールド成形工法が有望である。
図11は、一般的なプラスチック射出成形機を用いたインモールド成形装置を表したものである。
金型は可動金型104と固定金型106で構成されている。型開きした状態において、上側の箔送り装置112から引き出されたインモールド転写箔103は、可動金型104と固定金型106の間を通過して、下側の箔送り装置113に掛け渡されている。
成形工程は、箔送り装置112から箔送り装置113へ送られるインモールド転写箔103が可動金型104の上に固定される。
その後、箔押え枠105が成形機の突出機構によりインモールド転写箔103を押さえ、可動金型104が固定金型106の方向に型閉じ動作を行い型締めを行った後、成形機ノズル108より溶融状態の樹脂102が、金型内(キャビティ107)に射出される。
このようにして、可動金型104側に固定されたインモールド転写箔103の絵柄だけが表面に転写された成形品を冷却固化した後、型開き動作によりキャビティ107から成形品を取り出す。
その際、インモールド転写箔103の使用済みの部分は、絵柄のない状態となる。そして、次の成形をする場合は、箔送り装置112と箔送り装置下113を回転駆動し、絵柄が印刷されたインモールド転写箔103が可動金型104に送られて、次の成形の準備状態になる。
更に詳しく説明する。
平板の形状を有する成形品101のインモールド成形工程を図14(a)〜(e)に示す。
まず、図14(a)の箔セット工程では、インモールド転写箔103を、可動金型104のパート面104aに敷かれた状態にする。そのときはまだ箔押え枠105はインモールド転写箔103の面の上部に位置した状態になっており、キャビティ107面はインモールド転写箔103に触れていない。
図14(b)の箔吸着・型閉じ・型締め工程では、吸引溝104bから空気を吸引することで、インモールド転写箔103を可動金型104のキャビティ107の面に密着させることでズレのないようにする。この密着状態を維持した上で、成形機の突出機構と連結された箔押え枠105が移動し、箔押え枠105に設けた突出部分の戻りによって、インモールド転写箔103が可動金型104のパート面104aに固定されるとともに、可動金型104は固定金型106に型閉じされ、所定の型締め力で型締めされる。
図14(c)の射出・冷却工程では、溶融された樹脂102が金型内の樹脂流路(スプル)109からインモールド転写箔103を密着したキャビティ107に樹脂102が射出されて充填される。その後、この状態で冷却される。
図14(d)の型開き・取り出し工程では、可動金型104が型開きし、成形品101が取り出される。その際に、取り出された成形品101の表面には、インモールド転写箔103の絵柄が一体成形品として密着した状態になっている。
このようにして得られたインモールド成形された成形品101を図12に示す。成形品101の表面に絵柄パターン110が転写される成形をインモールド成形と呼んでいる。
特開平1−241416号公報
しかしながら、このような方法で得られた板形状または箱型形状の成形品101には、図13に示すように、天面101aと側面101b,101cからなる3面が交差する角部や、天面101aと側面101bの2面が直角に交わる辺部では、インモールド転写箔の破断110aや、インモールド転写箔に皺110bが発生することが多い。
その原因は、インモールド転写箔103の引っ張り過ぎや、インモールド転写箔103が移動(ズレ)せず、過大な剪断応力が発生することによるものである。また逆に、インモールド転写箔103の引っ張り力が小さいため、インモールド転写箔103のズレ量が大きくなり、皺110bが発生することもある。
本発明は、インモールド転写箔の絵柄を均一に貼付けることが可能となるインモールド形成方法およびインモールド形成金型を提供することを目的とする。
本発明のインモールド成形方法は、第1金型のキャビティ面にインモールド転写箔を接触させて、前記第1金型と第2金型を型締めして構成したキャビティに樹脂を射出し成形するインモールド成形方法であって、前記第1金型の平面で前記キャビティの外周輪郭部分に設けた凹部と、弾性体によって形成され前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に押さえる箔押さえ弾性体を、前記インモールド転写箔に対向させて設けた箔押え枠とを備えた前記第1金型を用いて、前記第1金型と前記第2金型の間にインモールド転写箔を配置し、前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に接触させて、前記箔押え枠で押さえる際に、前記インモールド転写箔を送る第1の方向の引っ張り力より、前記第1の方向に直角な第2の方向の引っ張り力を大きくした状態として、前記型締めにより構成したキャビティ内に樹脂を射出しインモールド成形品を成形することを特徴とする。
また、前記第1金型平面の凹部を、前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体と対向する位置で前記第1の方向に配置して、かつ前記箔押さえ弾性体として前記インモールド転写箔の厚みより大きい厚み差を形成したものを使用して、前記インモールド転写箔に対する第1の方向の引っ張り力より、前記第2の方向の引っ張り力を大きくすることを特徴とする。
また、前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体の圧力を可変する圧力可変機構により、前記キャビティの外周輪郭部分の全域または任意の領域に配置し、インモールド成形時の前記インモールド転写箔に皺、破断が発生し易い場所の前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御することを特徴とする。
また、前記圧力可変機構が、スプリング、板バネ等の付勢手段により前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御することを特徴とする。
また、前記圧力可変機構が、空気圧、水圧、油圧などの流体圧を用いた圧力調整手段により前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御することを特徴とする。
また、前記圧力可変機構が、電磁ソレノイド、ピエゾ素子等を用いた電気的付勢手段により前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御することを特徴とする。
本発明のインモールド成形金型は、第1金型のキャビティ面にインモールド転写箔を接触させて、前記第1金型と第2金型を型締めして構成したキャビティに樹脂を射出し成形するインモールド成形金型であって、前記第1金型に前記インモールド転写箔に対向させて設けた箔押え枠を設け、前記箔押え枠には、前記第1金型の平面で前記キャビティの外周輪郭部分に設けた凹部と、前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に押さえる箔押さえ弾性体を設け、前記インモールド転写箔を送る第1の方向の引っ張り力より、前記第1の方向に直角な第2の方向の引っ張り力を大きくしたことを特徴とする。
また、前記インモールド転写箔に対する第1の方向の引っ張り力より、前記第2の方向の引っ張り力を大きくするために、前記凹部を、前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体と対向する位置で前記第1の方向に配置して、かつ前記箔押さえ弾性体に前記インモールド転写箔の厚みより大きい厚み差を形成したことを特徴とする。
また、インモールド転写箔を押さえる前記箔押さえ弾性体として、供給される流体量に応じて弾性が変化するチューブと、前記チューブへ供給する流体の圧力を可変する圧力可変機構を備え、前記チューブを前記キャビティの外周輪郭部分の全域または任意の領域に配置したことを特徴とする。
この構成によれば、弾性体または供給される流体量に応じて弾性が変化するチューブから形成され前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に押さえる箔押さえ弾性体を備えた箔押さえ枠を用いることによって、インモールド転写箔の引っ張り力、移動量を調整して、インモールド成形した成形品に生じるインモールド転写箔の皺、破断の発生を防止できる。
本発明の実施の形態1におけるインモールド成形金型の断面図 同実施の形態における可動金型と箔押え枠の正面図 同実施の形態における箔押え弾性体の配置を示す箔押え短辺部の断面図 同実施の形態におけるインモールド成形金型を用いた成形工程図 同実施の形態における箔押さえ状態を示す箔押え長辺部の断面図 同実施の形態における箔押さえ状態を示す箔押え短辺部の断面図 本発明の実施の形態2における可動金型に備えた箔押え枠の部分断面図 本発明の実施の形態3における可動金型に備えた箔押え枠の部分断面図 本発明の実施の形態4における可動金型に備えた箔押え枠の部分断面図 本発明の実施の形態5における可動金型に備えた箔押え枠の部分断面図 従来のインモールド成形金型の概略構成図 従来のインモールド成形した成形品の斜視図 従来のインモールド成形した成形品の不良箇所を示す斜視図 従来のインモールド成形する金型を用いた成形工程図
以下、本発明のインモールド成形方法を、具体的な各実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図6は本発明の実施の形態1を示す。
なお、前記従来例を示す図11にて説明した構成部材に対応し同等機能のものには同一の符号を付けて示す。また、従来のインモールド成形装置を示す図11を基本に、可動金型を主にして実施の形態を説明する。
図1はインモールド転写箔103を設置した成形前の可動金型104の断面図を示す。図2は第1金型としての可動金型104と箔押え枠105の配置状態を示している。
この図1と図2に示すように、可動金型104の上部にインモールド転写箔103の箔押え枠105が配置され、可動金型104と箔押え枠105との間に箔押え弾性体135が配置されている。
図2に示すように、可動金型104でインモールド転写箔103は、可動金型104の上部に取り付けられた箔送り装置112から送り出される。可動金型104には成形機の突出機構を用いて、可動金型104のパート面104aより突出された状態のインモールド転写箔103を押さえる箔押え枠105が備えられている。絵柄の転写後のインモールド転写箔103は、開いた可動金型104のパート面104a(図1参照)と箔押え枠105の間隙部を通って、箔送り装置113に巻き取られる。
インモールド転写箔103を介して可動金型104のパート面104aと対向している箔押え枠105の面には、図2に示すようにキャビティ107の輪郭の周囲に対応した位置に箔押え弾性体135が設けられている。さらに詳しくは、箔押え枠105のインモールド転写箔103の送り方向に沿った長辺部115と、箔押え枠105のインモールド転写箔103の幅方向の短辺部125に、それぞれ箔押え弾性体135が配置されている。箔押え弾性体135は箔押え枠105よりも弾性率が小さい材料によって形成されている。具体的には、箔押え枠105は可動金型104や固定金型105と同じ材質またはそれよりも軟らかい鉄材で形成されており、箔押え弾性体135は例えばゴム板で構成されている。
箔押え弾性体135は、図1に示すように内側の薄部145と外側の厚部155とで厚みに差がある。薄部145と外厚部155の厚み差をインモールド転写箔103の厚みより大きく設定し、薄部145を内側(キャビティ107側)に配置している。
可動金型104のパート面104aには、図1と図2に示すように長辺部115に対応して凹形状の段差となる凹部114が、インモールド転写箔103の送り方向に沿って長く設けられている。長辺部115に設けられた箔押え弾性体135は、この凹部114に厚部155が挿入されて、クサビ効果によりインモールド転写箔103の端部が凹部114との間で、薄部145とパート面104aとによるインモールド転写箔103の挟持よりも、強く挟持される。
一方、図3は箔押え弾性体の配置を示す短辺部125の断面図である。短辺部125は箔送り装置によりインモールド転写箔103に引っ張り力を常に受ける側で、パート面104aには箔押え弾性体135に対応した凹形状の段差は形成せず、厚部155とパート面104aの平面でインモールド転写箔103を挟持して、インモールド転写箔103の厚み分より厚い箔押え弾性体135の厚部155の押圧力でインモールド転写箔103の押さえ力が発生するように構成している。
このインモールド成形金型は、図4(a)〜(d)の工程でインモールド成形方法を実行している。
まず、図4(a)に箔セット工程では、インモールド転写箔103を可動金型104のパート面104a上に敷かれた状態にする。そのときはまだ箔押え枠105は、インモールド転写箔103の面の上部に位置した状態になっており、インモールド転写箔103に触れていない。
図4(b)の箔吸着・射出工程では、インモールド転写箔103を吸引溝104bから吸引することでキャビティ107内の空気を除去し、インモールド転写箔103が可動金型104のキャビティ107面形状に沿った状態にする。この状態を維持した上で、成形機の突出機構と連結された箔押え枠105の突出部分である箔押え弾性体135と可動金型104のパート面104aとでインモールド転写箔103が挟持される。さらに、可動金型104は第2金型としての固定金型106に型閉じされ、所定の型締め力で型締めされる。
射出工程では、溶融された樹脂102が金型内の樹脂流路(スプル)109を通過して射出される。
図4(c)の冷却工程では、冷却してインモールド転写箔103と樹脂102が一体成形される。
図4(d)の型開き・取り出し工程では、可動金型104が型開きし成形品101が取り出される。その際に、取り出された成形品101の表面には、インモールド転写箔103の絵柄が一体成形品として密着した状態になっている。
前記の構成による箔押え弾性体135の長辺部分及び短辺部分における、インモールド転写箔103の押さえ力の調整作用を具体的に説明する。
先に説明した図4(a)の箔セット工程を説明する。
この時、箔押え枠105の長辺部115では、インモールド転写箔103は可動金型104のパート面104aと箔押え弾性体135の薄部145で挟持される。さらに箔押え弾性体135の厚部155がインモールド転写箔103の端部を可動金型104のパート面104a上に設けられた凹部114に引っ張って押し込む。
さらに、図4(b)の箔吸着・射出工程において型閉じされ、所定の型締め力で型締めされることで、可動金型104は箔押え枠105を介して固定金型106に押し付けられ、インモールド転写箔103は幅方向の端面位置に設けられたパート面104aの凹み形状の凹部114に係合して、パート面104aと凹部114の勾配部135bでインモールド転写箔103の折れ曲りが形成され、インモールド転写箔103の皺が発生する長辺部には引っ張り力を増加させ、キャビティ107への引っ張りによるインモールド転写箔103の移動を抑制させている。
また、箔押え弾性体135の薄部145によりインモールド転写箔103を押さえ、保持力を上げることにより引っ張り力を維持し、この結果、射出時に成形圧力により金型が撓んでインモールド転写箔103に対する押さえ力が低下しても、インモールド転写箔103の引っ張り力および箔移動による皺が防止できる。
さらに、溶融した樹脂102がキャビティ107に射出充填されても、インモールド転写箔103は薄部145にて、箔のズレがないように強く押圧しているため、インモールド転写箔103の延びでキャビティ107の形状に沿うので、箔皺が発生しない。
図6はインモールド転写箔103の送り方向に沿った方向の断面図を示す。可動金型104に設けられたインモールド転写箔103の送り側の箔送り装置112(図6に図示せず)と巻き取り側の箔送り装置113により、インモールド転写箔103は一定のテンションがかかっている。したがって、インモールド転写箔103は一定の引っ張り力を保持しており、インモールド転写箔103を箔押え弾性体135の厚部155と可動金型104のパート面104aとで挟持できる。
さらに、樹脂102を充填する末端角部107aでは射出圧によるインモールド転写箔103の浮き上がりが少なく、箔押え枠105が3辺で囲う構成であって、射出される樹脂102の充填圧によりインモールド転写箔103が引き延ばされるため、箔押え枠105の短辺部125に対応する可動金型104の送り方向のパート面104aには、長辺部115に見られた凹部114を設けず、箔押え弾性体135の厚部155と平面のパート面104aにてインモールド転写箔103を挟持する。
したがって、インモールド転写箔103の送り方向に沿った方向のインモールド転写箔103には、箔押え弾性体135の厚部155と薄部145との段差により弛み部135aが形成される。この弛み部135aでインモールド転写箔103の伸びの余裕となって、インモールド転写箔103は樹脂102の射出充填圧による引っ張り力に対し、インモールド転写箔103が移動量を調整し、樹脂102が充填される末端角部107aでの破断が防止される。
このように、可動金型104にインモールド転写箔103を均一に張った状態で、溶融した樹脂102を射出したときには、インモールド転写箔103の引っ張り力やインモールド転写箔103の移動量が自動調整され、インモールド転写箔103に皺、破断のないインモールド成形した成形品101を得ることができる。
また、キャビティ107への樹脂102の注入時の、注入された樹脂102の熱によりインモールド転写箔103が熱膨張する。この熱膨張によって発生したインモールド転写箔103の伸びがキャビティ107の範囲内に残った場合には、皺になってしまう。特に、キャビティ107の深さが浅い場合には前記皺が目立つ。この実施の形態1ではインモールド転写箔103を押さえている箔押え弾性体135の材質を弾性体で形成しているので、注入された樹脂102の熱によるインモールド転写箔103の熱膨張分の伸びによって箔押え弾性体135自身が弾性変形し、インモールド転写箔103の熱膨張分の伸び分をキャビティ107の外側に逃がすことができ、キャビティ107内に残るインモールド転写箔103の皺を確実に低減できる。したがって、キャビティ107の深さが浅い成形の場合には、非常に有効である。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2における可動金型104に備えた箔押え枠の部分断面図を示す。図1で説明した構成部材に対応し同等の機能を有するものには同一の符号を付けて説明する。
実施の形態1では、箔押え弾性体135は箔押え枠105に直接に取り付けられていたが、この実施の形態2では、箔押え弾性体135が圧力可変機構を介して箔押え枠105に取り付けられている点だけが異なっている。
図7に示すように、箔押え枠105の長辺部115と短辺部125の全域または任意位置と箔押え弾性体135の間に、圧力可変機構としてコイルスプリング137を介装したものである。コイルスプリング137の内側に位置するガイドピン136は、箔押え弾性体135に設けられている。
コイルスプリング137はスプリング力の設定により、長辺部115と短辺部125でインモールド転写箔103の押さえ圧力を可変させる。
インモールド転写箔103に部分的に引っ張り力を調整することにより、成形時にインモールド転写箔103の皺が発生する長辺部位には箔押さえ力を上げるために、スプリング137の圧縮力を増加させ、さらにインモールド転写箔103の成形品101側への移動量を抑制させる効果を持たせている。
一方、短辺部の樹脂を流動充填する末端角部では箔押え枠105が成形圧により浮き上がりが少なく、箔押え枠105の3辺で囲う構成であるため、溶融した樹脂の射出圧によりインモールド転写箔103を引き延ばすため、箔押え弾性体135のスプリング137の圧縮力を下げ、インモールド転写箔103の押圧部分には段差の弛み部135aを設け、押さえ力を低下させたインモールド用箔103は溶融樹脂の射出圧による引っ張り力に対して、インモールド転写箔103が移動できるレベルにスプリング137の力と弛み部135aの段差を調整する。最終的に成形品101に角部での破断が抑制され、実施の形態1と同様な効果が得られる。
なお、実施の形態2の圧力可変機構は、コイルスプリングを例としているが、板バネ等の付勢力を得られ、同様の作用が得られるものであればこれに限定されるものではない。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施の形態2における可動金型104に備えた箔押え枠の部分断面図を示す。図1で説明した構成部材に対応し同等の機能を有するものには同一の符号を付けて説明する。
実施の形態1では、箔押え弾性体135は箔押え枠105に直接に取り付けられていたが、この実施の形態3では、箔押え弾性体135が圧力可変機構を介して箔押え枠105に取り付けられている点だけが異なっている。
図8に示すように、箔押え枠105の長辺部115と短辺部125の全域または任意位置と箔押え弾性体135の間に、圧力可変機構としてシリンダ駆動部138を介して箔押え枠105に取り付けられている点だけが異なっている。
シリンダ駆動部138には空気圧もしくは油圧、水圧等の駆動源にて押圧力を調整し、成形品の部位に応じて押さえ圧力を圧力調整弁139にて制御することが可能なため、インモールド転写箔103に長辺部、短辺部など部分的に引っ張り力やインモールド転写箔103の移動量を調整し、インモールド転写箔103の引っ張り力の均一化と箔移動量を調整することにより箔の皺や破断のないインモールド成形した成形品を得ることができる。
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4における可動金型104に備えた箔押え枠の部分断面図を示す。図1で説明した構成部材に対応し同等の機能を有するものには同一の符号を付けて説明する。
実施の形態1では、箔押え弾性体135は箔押え枠105に直接に取り付けられていたが、この実施の形態4では、箔押え弾性体135が圧力可変機構を介して箔押え枠105に取り付けられている点だけが異なっている。
図9に示すように、成形品101の外周輪郭部分に設置した箔押え枠105の長辺部および短辺部の全域または任意位置に、圧力可変機構としての電磁ソレノイドやピエゾ素子等の電気的アクチェータと、ガイドピン136を介して箔押え弾性体135とを設置した箔押え枠105を用いる金型を構成する。成形品101の外周輪郭部分に設置した箔押え枠105の長辺部および短辺部の全域または任意位置に、箔押え弾性体135を有する電気的アクチェータ駆動部(電磁ソレノイド140)と電磁ソレノイド140を固定する箔押え枠105で構成される。
電磁ソレノイド140には電気制御にて、成形品の部位に応じて押さえ圧力を制御することが可能なため、インモールド転写箔103に長辺部、短辺部など部分的に引っ張り力やインモールド転写箔103の移動量を調整し、インモールド転写箔103の引っ張り力の均一化と箔移動量を調整することにより、箔の皺や破断のないインモールド成形した成形品を得ることができる。
なお、実施の形態4の圧力可変機構は、電磁ソレノイドを例としているが、前述したピエゾ素子等の電気的付勢力を得られ、同様の作用が得られるものであればこれに限定されるものではない。
(実施の形態5)
図10は本発明の実施の形態5における可動金型104に備えた箔押え枠の部分断面図を示す。図1で説明した構成部材に対応し同等の機能を有するものには同一の符号を付けて説明する。
実施の形態1では、箔押え弾性体135はゴム板などで形成されていたが、この実施の形態4では、箔押え弾性体135を流体量に応じて弾性が変化するチューブ141に変更し、このチューブ141への流体の供給量を調節している点だけが異なっている。
図10に示すように、成形品101の輪郭周囲にインモールド転写箔103を押さえる箔押え枠105に設け、箔押え枠105にはインモールド転写箔103と当接する圧力可変機構としてのチューブ141を設け、チューブ141には空気圧力または液圧の供給源(図示せず)と圧力調整弁139を設置することにより、箔押さえ力を制御できる。その際に、皺の発生し易い長辺部115では、可動金型104のパート面104aには箔押え弾性体としてのチューブ141に対応して凹部114を形成し、チューブ141の圧力を高くして、インモールド転写箔103の保持力を高め、溶融した樹脂102の射出時における流動抵抗に対し、インモールド転写箔103の引っ張り力を上げることによってインモールド転写箔103の皺防止効果がある。
一方、短辺部では箔押さえ用のチューブ141の圧力を低下させ、インモールド転写箔103の押さえ力を低下させ、溶融した樹脂102の射出圧力による引っ張り力に対し、インモールド転写箔103が移動できるレベルに押さえ力を圧力調整弁139にて調整する。最終的に末端角部107aでの破断が抑制され、実施の形態1と同様な効果が得られる。
本発明のインモールド成形方法およびインモールド成形金型は、成形品のフラットな面にインモールド転写箔の絵柄を転写する場合に適用可能である。
101 成形品
101a 天面
101b,101c 側面
102 樹脂
103 インモールド転写箔
104 可動金型(第1金型)
104a パート面
104b 吸引溝
105 箔押え枠
106 固定金型(第2金型)
107 キャビティ
107a 末端角部
108 成形機ノズル
109 樹脂流路(スプル)
110 絵柄パターン
110a 破断
110b 皺
112 箔送り装置
113 箔送り装置
114 凹部
115 長辺部
125 短辺部
135 箔押え弾性体
135a 弛み部
136 ガイドピン
137 スプリング
138 シリンダ駆動部
139 圧力調整弁
140 電磁ソレノイド
141 チューブ
145 箔押え弾性体の薄部
155 箔押え弾性体の厚部

Claims (9)

  1. 第1金型のキャビティ面にインモールド転写箔を接触させて、前記第1金型と第2金型を型締めして構成したキャビティに樹脂を射出し成形するインモールド成形方法であって、
    前記第1金型の平面で前記キャビティの外周輪郭部分に設けた凹部と、弾性体から形成され前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に押さえる箔押さえ弾性体を、前記インモールド転写箔に対向させて設けた箔押え枠とを備えた前記第1金型を用いて、
    前記第1金型と前記第2金型の間にインモールド転写箔を配置し、
    前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に接触させて、前記箔押え枠で押さえる際に、前記インモールド転写箔を送る第1の方向の引っ張り力より、前記第1の方向に直角な第2の方向の引っ張り力を大きくした状態として、前記型締めにより構成したキャビティ内に樹脂を射出しインモールド成形品を成形する
    インモールド成形方法。
  2. 前記第1金型平面の凹部を、前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体と対向する位置で前記第1の方向に配置して、かつ前記箔押さえ弾性体として前記インモールド転写箔の厚みより大きい厚み差を形成したものを使用して、前記インモールド転写箔に対する第1の方向の引っ張り力より、前記第2の方向の引っ張り力を大きくする
    請求項1記載のインモールド成形方法。
  3. 前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体の圧力を可変する圧力可変機構により、前記キャビティの外周輪郭部分の全域または任意の領域に配置し、インモールド成形時の前記インモールド転写箔に皺、破断が発生し易い場所の前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御する
    請求項1記載のインモールド成形方法。
  4. 前記圧力可変機構が、スプリング、板バネ等の付勢手段により前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御する
    請求項3記載のインモールド成形方法。
  5. 前記圧力可変機構が、空気圧、水圧、油圧などの流体圧を用いた圧力調整手段により前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御する
    請求項3記載のインモールド成形方法。
  6. 前記圧力可変機構が、電磁ソレノイド、ピエゾ素子等を用いた電気的付勢手段により前記箔押さえ弾性体の圧力を可変制御する
    請求項3記載のインモールド成形方法。
  7. 第1金型のキャビティ面にインモールド転写箔を接触させて、前記第1金型と第2金型を型締めして構成したキャビティに樹脂を射出し成形するインモールド成形金型であって、
    前記第1金型に前記インモールド転写箔に対向させて設けた箔押え枠を設け、
    前記箔押え枠には、
    前記第1金型の平面で前記キャビティの外周輪郭部分に設けた凹部と、
    前記インモールド転写箔を前記第1金型のパート面に押さえる箔押さえ弾性体を設け、
    前記インモールド転写箔を送る第1の方向の引っ張り力より、前記第1の方向に直角な第2の方向の引っ張り力を大きくした
    インモールド成形金型。
  8. 前記インモールド転写箔に対する第1の方向の引っ張り力より、前記第2の方向の引っ張り力を大きくするために、前記凹部を、前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体と対向する位置で前記第1の方向に配置して、かつ前記箔押さえ弾性体には前記インモールド転写箔の厚みより大きい厚み差を形成した
    請求項7記載のインモールド成形金型。
  9. 前記インモールド転写箔を押さえる箔押さえ弾性体として、供給される流体量に応じて弾性が変化するチューブと、前記チューブへ供給する流体の圧力を可変する圧力可変機構を備え、前記チューブを前記キャビティの外周輪郭部分の全域または任意の領域に配置した
    請求項7記載のインモールド成形金型。
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