JP2010536272A - ユーザデータ損失を回避する無線データパケット通信システムにおけるハンドオーバ - Google Patents

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Abstract

装置、方法、プロセッサおよびコンピュータプログラム製品は、無線データパケット通信システムにおいて、ネットワーク制御されユーザ機器が補助されるハンドオーバによってユーザデータ損失を回避する。無線受信機は、ソースノードによって供給されたユーザ機器(UE)から無線リンク制御(RLC)パケットデータ単位(PDU)を受信する。ワイヤレス送信機は、UEにハンドオーバを命じる。ネットワーク通信インタフェースは、ソースノードからターゲットノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信し、ソースノードからターゲットノードにRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージおよびバッファされた送信中のDL RLC PDUを送信する。

Description

本特許出願は、2007年8月8日に出願され、これに関して譲受人に割り当てられ、参照することによりここに明確に組み込まれる、“Methods and Apparatuses for Handover Procedure With Relocation Of The RLC Entity From Source eNode B To Target eNode B Without Reset Or Re-Establishment Of The RLC Entities”と題された、仮出願番号60/954,797の優先権を主張する。
無線通信システムは、音声、データなどのような様々な種類の通信コンテンツを提供するために広く展開される。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅及び送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多重アクセスシステムであってもよい。そのような多重アクセスシステムの例は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数多元接続(FDMA)、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、より高いピークデータレート、より低いレイテンシーおよび高需要エリアにおいて改良されたブロードバンド経験により高速パケットアクセス(HSPA)の成功を補完する。これは、より広いスペクトル帯域幅、直交周波数多元接続(OFDMA)およびSC−FDMA(すなわち、単一キャリア)エアインターフェイス、および先端のアンテナ手法の利用で達成される。これらの手法は、高スペクトル効率および広範囲の集中型IPサービスに関してすばらしいユーザ体験を可能にする。UMTSオペレータは、リッチマルチメディア(例えば、ビデオオンデマンド、音楽ダウンロード、ビデオ共有)、VoIP、PTT、およびラップトップおよびPDAへのブロードバンドアクセスのようなIPサービスを急速に採用して提案している。オペレータは、HSPA、HSPA+およびLTEのようなアクセスネットワークを通してこれらのサービスを提案する。
LTEにおいて、EU−TRANに関する3GPP TS 36.300技術仕様書に記述されるように、発展ベースノード(eNB)の1つは、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)チャネルを経てユーザ機器(UE)と通信し、それによって、二重モード通信に依存しないことによるレガシー相互運用性を提供する。UEのモビリティ、チャネル特性またはデータトラフィックのために、特定のUEがソースeNBからターゲットeNBにハンドオーバされる必要性が頻繁に生じる。無線通信システムに関するハンドオーバ(HO)手続は、ハンドオーバをサポートする。実装されるように、オーバーエア(OTA:Over-the-Air)リソースの利用における節約度および簡略度は、無線リンク制御(RLC)リセットを有することにより追求された。しかし、RLCコンテキストを転送しないことにより保持されているどんなOTAリソースについても、ハンドオーバ中に無損失のユーザデータを実現するために、コンテキストは、IPパケット上でヘッダー圧縮および暗号化を行なう、より高いパケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤに対して転送されなければならない。特に、RLCリセット中にULまたはDLでのどちらかで失われる、RLCレイヤによって分割されたわずかなデータを再送するために、完全な(より大きな)PDCP PDUは、消費するOTAリソースがリセットされなければならない。加えて、RLCレイヤが他の日時に順番に配信を行ない、2つのプロトコル間で複製機能を生成している間、PDCPレイヤは、ハンドオーバ中にPDCP PDU並び替えを行なう。さらに、TCP/IP送信ウィンドウのような上位レイヤ機能は、パケット損失の検出で崩れる。アクセスゲートウェイ(AGW)とターゲットeNBとの間の新規S1インタフェースが確立されるまで、ターゲットeNBによりULで受信したUEユーザデータは、AGWへ届けられないので、ハンドオーバ中にULユーザデータにおいて中断があることはさらに認識されるべきである。
以下は、開示された態様のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために簡略化された概要を提示する。この概要は、広範囲な要約ではなく、重要な(key)または必須の要素を特定するでもなく、そのような態様の範囲を線引きするでもないことを意図する。その目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして簡略化した形式で開示された実施形態のいくつかの概念を提示することである。
1以上の態様およびそれらの対応する開示に従って、様々な態様は、ソース発展ベースノード(eNB)からターゲットeNBへのユーザ機器(UE)のハンドオーバに関連して記述される。特に、より大きなPDCPパケットデータ単位(PDU)を再送信するためのより高いパケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤに依存せずに、無線リンク制御(RLC)が欠落したRLC PDUをすべて回復することを保証することで、RLCレイヤはハンドオーバ中にリセットされない。加えて、ダウンリンク(DL)パケットに関するRLC PDUおよびRLC状態は、ソースからターゲットeNBに転送される。さらに、アップリンク(UL)に関するRLC状態は、ソースからターゲットeNBに転送され、それにより、新規のS1インタフェースがAGWとターゲットeNBとの間で確立される前にさえ、UL PDCP PDUがアクセスゲートウェイ(AGW)に届けられることが可能になる。それによって、損失のないユーザデータは、そうでなければ上位レイヤに有害な効果を有するであろう過度の遅延なしで維持される。
一態様では、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバ方法。第1セッションにおいて、第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われているとき、ハンドオーバコマンドは第1ノードから第1ユーザ機器(UE)に送られる。RLCアップリンク(UL)コンテキストは第1ノードから第2ノードに送信される。送信中のDL RLC PDUは、第1ノードから第2ノードに送信される。
別の態様において、少なくとも1つのプロセッサは、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバを行なう。第1モジュールは、第1セッションにおいて、第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われているとき、第1ノードから第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送る。第2モジュールは、第1ノードから第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信する。第3モジュールは、第1ノードから第2ノードにRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージおよびバッファされた送信中のDL RLC PDUを送信する。
追加の態様では、コンピュータプログラム製品は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバを行なう。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、第1セッションにおいて、第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われているとき、コンピュータに、第1ノードから第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送らせるコードの第1セットを含む。コードの第2セットは、コンピュータに第1ノードから第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信させる。コードの第3セットは、コンピュータに第1ノードから第2ノードにRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージおよびバッファされた送信中のDL RLC PDUを送信させる。
別の付加的な態様では、装置は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバを行なう。手段は、第1セッションにおいて、第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われているとき、第1ノードから第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送るために提供される。手段は、第1ノードから第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信するために提供される。手段は、第1ノードから第2ノードにバッファされた送信中のDL RLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信するために提供される。
さらなる態様では、装置は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバを行なう。ワイヤレス送信機は、第1セッションにおいて、第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われているとき、第1ノードから第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送る。ネットワーク通信インタフェースは、第1ノードから第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信し、第1ノードから第2ノードにバッファされた送信中のDL RLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信する。
さらに一態様では、方法は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおけるハンドオーバを補助されたユーザ装置を実行する。ユーザ機器(UE)は、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードに同期する。RLC状態レポートは、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、ターゲットノードからオーバーエアで受信される。送信中のRLC PDUは、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいてソースノードからターゲットノードに以前に送信されたターゲットノードから受信される。
さらに別の態様では、少なくとも1つのプロセッサは、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてハンドオーバを補助するユーザ機器を実行する。第1モジュールは、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期する。第2モジュールは、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信する。第3モジュールは、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたターゲットノードからの送信中のRLC PDUを受信する。
さらに別の態様では、コンピュータプログラム製品は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてハンドオーバを補助するユーザ機器を実行する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータに、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期させるコードの第1セットを含む。コードの第2セットは、コンピュータに、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信させる。コードの第3セットは、コンピュータに、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたターゲットノードから送信中のRLC PDUを受信させる。
さらに別の付加的な態様では、装置は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおけるハンドオーバを補助するユーザ機器を実行する。手段は、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期するために提供される。手段は、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信するために提供される。手段は、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたターゲットノードからの送信中のRLC PDUを受信するために提供される。
さらに追加的な態様では、装置は、ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおけるハンドオーバを補助するユーザ機器を実行する。無線受信機は、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期し、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信し、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、ソースノードからターゲットノードに以前に送信されたターゲットノードからの送信中のRLC PDUを受信する。
上述のおよび関連する目的の達成のために1つ以上の態様は、以下に完全に記述され、かつ特に特許請求の範囲の中で指摘される特徴を具備する。以下の記述および付属図面は、詳細なある実例となる態様で記述され、態様の原理が採用しうるほんの数例の様々な方法を示す。他の利点および新規な特徴は、図面に関して考慮されかつ記述された態様が、全てのそのような態様およびその等価物を含むように意図されるとき、以下の詳細な説明から明白になる。
本開示の特徴、性質および利点は、参照文字のようなものが全体を通して対応して同一である図面と共に解釈されるとき、以下に説明される詳細な説明からより明らかになるだろう。
ソース無線アクセスネットワーク(RAN)のサービスエリアからハンドオーバを保証する隣接するRANへ移動するユーザ機器(UE)の無線通信システムのブロック図。 UEとのオーバーエアリンクでのアップリンクのハードハンドオーバに関する手順のタイミング図。 UEとのオーバーエアリンクでのダウンリンクのハードハンドオーバに関する手順のタイミング図。 システム間ハンドオーバをサポートするために改善された通信システムのブロック図。 ハンドオーバをサポートするための一態様に従う多元接続無線通信システムの図。 ハンドオーバをサポートするための通信システムの略ブロック図。 コンピュータにハードハンドオーバを制御するネットワークに関する機能を行なわせるように構成されるモジュールを有する発展ベースノード(eNB)のブロック図。 コンピュータにハードハンドオーバを補助する機能を行なわせるように構成されるモジュールを有するユーザ機器(UE)のブロック図。
3GPP LTE(第3世代パートナーシッププロジェクトロングタームエボリューション)プロトコルに従って1つの発展ベースノード(eNB)によってカバーされたエリアから別のeNBに移動するとき、無線通信システムに関するハードハンドオーバ(HO)システムは、ユーザ機器(UE)のハンドオーバをサポートする。特に、無線リンク制御(RLC)レイヤは、RLCが、より大きなパケットデータ収束プロトコル(PDCP)パケットデータ単位(PDU)を再送するために、より高いPDCPレイヤに依存せずに、全ての欠落したRLC PDUを回復することを確実し、ハンドオーバ中にリセットされない。加えて、ダウンリンク(DL)パケットに関するRLC PDUおよびRLC状態は、ソースからターゲットeNBへ転送される。さらに、アップリンク(UL)に関するRLC状態は、ソースからターゲットeNBに転送され、それによって、新規S1インタフェースがAGWとターゲットeNBとの間で確立される前にでも、UL PDCP PDUがアクセスゲートウェイ(AGW)へ届けられることを可能にする。それによって、無損失のユーザデータは、さもなければ上位レイヤでの不利な効果を有するであろう過度の遅延なしで維持され、例えば、パケット損失を防ぐことによるTCP/IP送信ウィンドウの崩壊を避ける。
様々な態様は、図面を参照してここに記述される。以下の記述では、説明のために、多数の具体的詳細は1以上の態様についての完全な理解を提供するために説明される。しかし、様々な態様がこれらの具体的詳細なしで実施されてもよいことは明白かもしれない。他の例では、よく知られている構造およびデバイスは、これらの態様を記述することを容易にするためにブロック図の形式で示される。
この出願で用いられるように、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”などは、コンピュータ関連のエンティティであり、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、実行中のソフトウェアのいずれかを参照するように意図される。例えば、コンポーネントは、プロセッサで実行している処理、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータでもよいが、それ自体に限定されない。実例として、コンピュータデバイス上で実行するアプリケーションおよびコンピュータデバイスの両方とも、コンポーネントになりうる。1以上のコンポーネントは、処理内および/または実行のスレッド内に属してもよく、コンポーネントは、1つのコンピュータに局在されてもよいし、かつ/または2以上のコンピュータ間に分散されていてもよい。
用語“一例”は、例、事例、または実例となることを意味するためにここで用いられる。“一例”としてここに記述される任意の態様または設計は、他の態様及び設計上で好ましい、または有利であるとして必ずしも解釈されるべきでない。
その上、1以上のバージョンは、開示された態様を実装するために、コンピュータを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組み合わせを生み出すための標準のプログラミングまたはエンジニアリング手法を用いる製造品、装置、方法として実装されてもよい。ここで用いられるような用語“製造品”(または代替的に、“コンピュータプログラム製品”)は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア、または、媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含むことを意図する。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、マグネットストライプなど)、光学ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)など)、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック)を含みうるが、限定されない。さらに、キャリアが、電子メールの送受信またはインターネットまたはローカルエリアネットワーク(LAN)のようなネットワークへのアクセスに用いられるもののような、コンピュータ読み取り可能な電子的データを運ぶために用いられうることが認識されるべきである。もちろん、当業者は、様々な変更が開示された態様の範囲から逸脱せずに、この構成になされてもよいことを認識する。
様々な態様は、多くのコンポーネント、モジュールなどを含んでもよいシステムに関して提示されるだろう。様々なシステムが追加のコンポーネント、モジュールなどを含んでもよく、図に関連して説明された、コンポーネント、モジュールなどの全てを含まなくてもよいことを理解し認識すべきである。これらのアプローチの組合せもまた用いられてもよい。ここに開示された様々な態様は、タッチ画面ディスプレイ技術またはマウスおよびキーボードタイプインタフェースを利用するデバイスを含む電気デバイスで実行されてもよい。上記のデバイスの例は、コンピュータ(デスクトップおよびモバイル)、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、および有線および無線の両方の他の電子デバイスを含む。
図1を最初に参照すると、一態様では、通信システム100は、106’で表されるように、3GPP LTE(第3世代パートナーシッププロジェクトロングタームエボリューション)プロトコルに従って、1つの発展ベースノード(eNB)110によってカバーされたエリア(セル)108から、セル114を提供する別のeNB111へ移動するとき106’で表され、ユーザ機器(UE)106のハンドオーバをサポートする無線通信システムに関するハンドオーバ(HO)システム104を組込む発展ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)102を含む。
eNode Bs110−112は、UMTSの地上無線アクセス(E−UTRA)ユーザプレーンおよびUE106への制御プレーン(RRC)プロトコル終端を提供する。
ユーザプレーンは、3GPP(3rd Generation Partnership Project)パケットデータ収束プロトコル(PDCP)、無線リンク制御(RLC)、メディアアクセス制御(MAC)および物理レイヤ制御(PHY)を含むことができる。
eNode B110−112は、X2インタフェース(“X2”)の手段によって互いに相互接続される。eNode B110−112はまた、EPC(発展パケットコア)、より詳細には、データパケットネットワーク120に接続されたモビリティ管理エンティティ/サービングゲートウェイ(MME/S−GW)116,118に、S1インタフェース(“S1”)の手段によって接続される。S1インタフェースは、MME/S−GW116,118およびeNode B110−112との間の多対多の関係をサポートする。eNode B110−111間のハンドオーバコンポーネント130として表された分散ネットワーク機能は、送信中PDUの配信をユーザデータの損失なしに完了し、セル114において新しいDL132およびUL134が実現されることができるようにRLCのリセットのないeNode Bのハンドオーバを制御するためにネットワークインターフェースX2を利用する。
eNode B110−112は、以下の機能をホストする。
無線通信リソース管理:無線ベアラ制御、無線承認制御、接続モビリティ制御、アップリンクおよびダウンリンクの両方におけるリソースの動的割当て(スケジューリング)、ユーザデータストリームの暗号化およびIPヘッダー圧縮、UE接続でのMMEの選択、サービングゲートウェイへのユーザプレーンデータのルーティング、ページングメッセージ(MMEから始まる)の送信およびスケジューリング、ブロードキャスト情報の送信およびスケジューリング、測定およびモビリティおよびスケジューリングに関する構成を報告する測定。
MMEは、以下の機能をホストする。
eNode B110−112へのページングメッセージの分布、セキュリティ制御、アイドル状態モビリティ制御、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)ベアラ制御、非アクセスストレイタム(NAS)シグナリングの暗号化および完全性保護。
サービングゲートウェイは以下の機能をホストする、すなわち、ページング理由に関するUプレーンパケットの終了、UEモビリティのサポートに関するUプレーンの切り替えである。
eNode B106からの第1オーバーエア(OTA)ダウンリンク(DL)122は、ダウンロード割り当てに関する複数の通信チャネルを含むことができる。3つの異なる種類の物理(PHY)チャネルは、LTEダウンリンク122に関して定義される。物理チャネルの1つの共通特性は、それらがLTEスタックにおける上位レイヤからの情報を全て伝達するということである。これは、PHYレイヤ内で専用に用いられる情報を伝達する物理的信号と対照的である。
LTE DL物理チャネルは、物理的ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)、物理的ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)および共通制御物理チャネル(CCPCH)である。物理チャネルは、L2/L3レイヤのためのサービスアクセスポイント(SAP)であるトランスポートチャネルにマッピングされる。各物理チャネルは、ビットスクランブリング、変調、レイヤマッピング、巡回遅延ダイバーシティ(CDD)プリコーディング、リソースエレメント割当てに関するアルゴリズムを定義している。レイヤマッピングおよびプリコーディングは、MIMOアプリケーションに関する。レイヤは空間多重化チャネルに対応する。
ブロードキャストチャネル(BCH)は、固定フォーマットを持っており、セルの全体のサービスエリアにブロードキャストされる。ダウンリンク共用チャネル(DL−SCH)は、ハイブリッドARQ(HARQ)をサポートし、セルサービスエリア全体での送信に適しており、ビームフォーミングでの使用に適している、送信電力、符号化、および変調を変えることによりダイナミックリンク適応をサポートし、動的および半静的リソース割り当てサポートし、電力節約のための間欠受信(DRX)をサポートする。ページングチャネル(PCH)は、UE DRXをサポートし、セルサービスエリア全体にブロードキャストを要求し、動的に割り当てられた物理リソースにマッピングされる。
マルチキャストチャネル(MCH)は、セルサービスエリア全体にブロードキャストを要求し、マルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MB−SFN)をサポートし、半静的リソース割り当てをサポートする。サポートされたトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ページングチャネル(PCH)、ダウンリンク共用チャネル(DL−SCH)およびマルチキャストチャネル(MCH)である。トランスポートチャネルは以下の機能を提供する。上位レイヤへ/上位レイヤからデータを渡すための構造、上位レイヤがPHY状態指標(パケット誤り、CQIなど)を上位レイヤに構成でき、上位レイヤピアツーピアシグナリングに関してサポートできるメカニズム。トランスポートチャネルは、物理チャネルに以下のようにマッピングされる。考慮中であるPDSCHにマッピングするけれども、BCHはCCPCHにマッピングする。PCHおよびDL−SCHは、PDSCHにマッピングする。MCHは、PDSCHにマッピングされてもよい。
送信機の上位プロトコルまたはアプリケーション(例えば、DL122に関するeNB110またはアップリンク(UL)124関するUE106)は、パケットデータ単位(PDU)を生成する暗号化のような関数に関するパケットデータ収束プロトコル(PDCP)のような、上位レベルプロトコルにサービスデータ単位(SDU)として転送されるインターネットプロトコル(IP)パケットのような通信のコンテンツを有する。PDCPは、無線リンクレイヤ(RLC)のような下位レイヤプロトコルのサービスアクセスポイントに、サービスデータ単位(SDU)としてPDUを転送する。
PDCP114およびRLC126は、特に、例えばHSPAのRLCおよび3GPPにおけるLTEのRLCとしてARQ(自動再送要求)を可能にする電気通信システムの「レイヤ2」における隣接するプロトコルである。その上、ここに記述された態様および手法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムのような様々な無線通信システムに関して用いられてもよい。用語“システム”および“ネットワーク”は、しばしば置き換え可能に用いられる。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000などのような無線技術を実装してもよい。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)のような無線技術を実装してもよい。
OFDMAシステムは、発展UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)などのような無線技術を実装してもよい。UTRAはユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一部である。E−UTRAは、3GPPロングタームエボリューションの一部であり、ダウンリンクでOFDMAおよびアップリンクでSC−FDMAを用いる3GPPの次のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と名付けられた組織からの文書において記述される。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と名付けられた組織からの文書において記述される。これらの様々な無線技術および規格は、従来から知られている。
図2および3は、クレームされた主題に従う手順および/またはフローチャートを示す。
説明の単純化のために、手順が示され、一連の動作として記述される。主題イノベーションは、図示された動作によっておよび/または動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、動作が、ここに記述されず提示されない他の動作とともに、様々な順序でおよび/または同時に起こりうる。その上、図示された動作がクレームされた主題に従う手順を実装するために全て要求されるとは限らなくてもよい。加えて、当業者は、手順が状態遷移図またはイベントを経て一連の相関状態として表されうることを理解し認識するだろう。さらに、この明細書全体および以下に開示された手順は、コンピュータにそのような方法を移送し転送することを容易にするために、製造品上に記憶させることができることをさらに認識すべきである。用語“製造品”は、ここで用いられるように、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリアまたはメディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように意図される。
図2では、手順300のアップリンク(UL)呼び出しフローが、ターゲットeNB306へのソース発展ベースノード(eNB)304を備えたRRC_CONNECTED状態における、ユーザ機器(UE)302のE−UTRAN間ハンドオーバ(HO)に関して表される。HOのネットワーク制御は、UE302によって補助されたモビリティ管理エンティティ(MME)およびサービングゲートウェイ(S−GW)308によって提供され、それによって、ユーザデータの損失および非効率な再送信を回避する。
RLCをリセットしないことによって、PDCPコンテキスト転送は必要でない。ハンドオーバ中のPDCP PDUセグメントの欠落したセグメントだけが、ターゲットeNB306へUE302によって再送信され、その後、オーバーエア(OTA)での再送信の遅延および重複を減少する復元および解読のためにソースeNB304に戻されるだろう。RLCは、実行することになっていることを実行する(すなわち、ハンドオーバ中にさえ任意の損失RLC PDUを回復すること)。PDCPとRLCとの間の非効率な重複機能が回避される。
ハンドオーバ準備に先立って、手順300は、上述したように進む。エリア制限は、310で表されるように提供され、312で表されるような測定制御は、ソースeNB304によってUE302に課される。314で表されるように、パケットデータ通信は進む。316で表されるように、ソースeNB304はUE302にアップリンク(UL)割り当てを指定し、318で表されるように、UE302は、測定レポートで応答する。これらの測定レポートに基づいて、ソースeNB304は、ハンドオーバ決定を下し(ブロック320)、それによって、ハンドオーバ準備段階322が始まる。
324で表されるようにうまく受信したRLC PDU1をUE302が送信し、一方、326で表されるようにソースeNB304がターゲットeNB306にハンドオーバ(HO)要求をするとして表されるように、ULでの送信中のRLC PDUは継続する。328で表されるように、UE302からオーバーエアでソースeNB304に送られた別のRLC PDU2は、うまく受信されない(すなわち、失敗する)。その間に、ターゲットeNB306は承認制御を実行しており(ブロック330)、332で表されたハンドオーバ(HO)要求確認(Ack)でソースeNB304に応答している。334で表されるように、ソースeNB304は、UE302にダウンリンク(DL)割り当てを送信し、338で表されるように、ハンドオーバ(HO)コマンドを送信し、それにより、ハンドオーバ実行段階340が始まる。
UE302は古いセルから離れ、新しいセルと同期する(ブロック342)。ソースeNB304は、バッファされデータ送信中のパケットをターゲットeNB306に配信する(ブロック344)。特に、346で表されるように、ソースeNB304は、フローごとにRLCコンテキストを送り、例えば、x2インタフェースを経たターゲットeNB306へのネットワーク内部ルーティング情報(例えば、RLC PDU1は受信し、RLC PDU2は失敗)のようなIPベアラサービスのパラメータを送る。ソースeNB RLCは、競合状態を回避するために、現段階以降では任意のRLC PDUにナック(Nack、否定応答)する必要がない。正常に受け取られるRLC PDU3のように348で表される、UE302からソースeNB304へのRLCパケットは、この時間中継続することができる。それゆえ、RLCコンテキスト(すなわち、346で表されるは、ソースeNB304からターゲットeNB306に部分的なRLCコンテキストを含むという本開示の利益を認識すべきである。特に、RLCコンテキストは、ソースeNB304における受信ウィンドウにおいて個別のRLC PDUごとの受信状態を意味することができる。UE302がターゲットeNB306にハンドオーバするときまでに、コンテキストは期限が切れうるので、コンテキストは部分的である。例えば、表されるような部分的なコンテキストは、後に続くRLC PDU3およびRLC PDUを捕獲しない。さらに、ソースeNB RLCは、欠落したRLC PDUに関して、UE302にナック(NACK)を送ることをスキップすることができる。あるいは、ソースeNB304はナックを送ることができる。
その間に、ターゲットeNB306は、ソースeNBからのパケットをバッファする(ブロック350)。352で表されるように、UE302は、ソースeNB304で正常に受信されないRLC PDU4を送る。その後、360に表されるように、UE302はターゲットeNB306に同期する。ターゲットeNB306は、362でUE302に関するタイミングアドバンス(TA)とアップリンク割り当てとともに応答する。UE302は、364でターゲットeNB306にハンドオーバを確認する。eNB306は、順に、366でEPC(すなわち、MME/S−GW308)にハンドオーバを確認し、EPCはハンドオーバ完了段階367へ導く。
368で表されるように、UE302は、RACH直後にRLC初期化Msg(すなわち、RLC制御メッセージ)を送る。RLC初期化Msgは、ターゲットeNB306が用いるべきフローごとに「用いるべき次のUL RLC SN」を含む。ブロック370では、ターゲットeNB306はその後、「用いるべき次のUL RLC SN」を備えるUL RLCインスタンスと、346でソースeNBから受信したRLCコンテキストと、を初期化する。その間に、EPC(すなわち、MME/S−GW308)は、パス切り替え(ブロック372)を行う。
RLC初期化MsgがUE302から受信される前に、ターゲットeNB306が任意のRLC PDUを受信する場合、ターゲットeNB306は、RLC PDUをバッファし、UE 302がうまく受信されるターゲットeNB306にRLC PDU5を送るような374で表されたRLC PDUを処理する前にRLC初期化Msgを待機する。376で表されるように、RLC初期化Msgがあれば、ターゲットeNB306は、どのRLC PDUが送信される必要があるかを示して、PDU2、3および4に関するRLC NakでUE302に応答することができる。
UE302はその後、378でRLC PDU2、380でRLC PDU3および382でRLC PDU4として表された、失敗したRLC PDUのみ再送信する必要がある。ソースeNB304のために予定された全てのRLC PDUにとって、UE302は、ターゲットeNB306媒体アクセスチャネル(MAC)がRLC PDUを要求する前にRLC PDUが既に形成されていたので、ターゲットeNB MACによって要請された不十分な帯域幅(BW)のために必要に応じて、それらを再分割することができる。これは、ソースeNB304によって以前に受信され転送されていたが、380でRLC PDU3を再送信することによって提案される。
いくつかの点では、384で表されるように、MME/S−GW308はターゲットeNB306に、ハンドオーバ完了を確認応答する。失敗したハンドオーバの有害な影響を緩和するために、386、388および390でそれぞれ表されるように、ターゲットeNB306は、X2インタフェースを経て、ソースeNB304にUL RLC PDUを接続する。RLC PDU3は、重複RLC PDUとしてソースeNB304によって落とされうる。特に、この例では、RLC PDUが346ではRLC状態レポートの後に、ソースeNB304によって受信されたので、RLC PDUはターゲットeNBへの重複送信である。
それゆえ、ターゲットeNB306は、完全なRLC受信機状態の近似を構築するために、346で表される情報RLC部分コンテキストと結合された368で表されるRLC初期化Msgからの情報を用いることができるという本開示の利益を認識すべきである。
ターゲットeNB306は、どのRLC PDUがソースeNB304に転送されることになっているか、およびどれがUL RLCにおいて局所的に処理されることになっているかを決定するためにこの近似を用いることができる。したがって、表されるように、ターゲットeNB306は、SN<5で全てのRLC PDUをソースeNB304に転送する。
ターゲットeNB306は、392でソースeNB304に解放リソースを送信することができ、いずれか残っている送信中のパケットを配信し続ける間に、ダウンリンクバッファを消去することにより、ブロック494において応答する。ブロック496では、ソースeNB304はリソースを解放する。その後、オーバーエアのデータパケットは、398で表されるようにUE302とターゲットeNB306との間に進む。順々にPDCP SDUの配信を保証するために、タイマーが用いられうるという本開示の利益と認識すべきである。このタイマーは、ソースeNB304への欠落したRLC PDUの全てがターゲットeNB306で受信された後(例えば、382でのRLC PDU 4の後)で設定される。タイマーが動いているとき、ターゲットeNB306はどんなRLC PDU(例えば、SN≧5)も転送しない。タイマー値は、一方向のX2遅延と近似的に等しくなりえる。それゆえ、ソースeNB304に届けられるRLC PDUが、ターゲットeNB306を通じて届けられるRLC PDUに先立ってサービングゲートウェイ(S−GW)に達することをタイマーが保証するという本開示の利益と認識すべきである。
図3では、手順400のダウンリンク(DL)呼び出しフローが、ターゲットeNB406へのソース発展ベースノード(eNB)404でRRC_CONNECTED状態におけるユーザ機器(UE)402のE−UTRAN間ハンドオーバ(HO)に関して表される。HOのネットワーク制御は、UE402によって補助されたモビリティ管理エンティティ(MME)およびサービングゲートウェイ(S−GW)408によって提供され、それにより、ユーザデータの損失および非効率な再送信を回避する。
ハンドオーバ準備に先立って、上述したように手順400は進む。410で表されるように、エリア制限が提供され、412で示されるように、測定制御がソースeNB404によってUE402に課される。414で表されるように、パケットデータ通信は進む。
416で表されるように、ソースeNB404はUE402にアップリンク(UL)割り当てを指定し、418で表されるように、UE402は測定レポートで応答する。これらの測定レポートに基づいて、ソースeNB404は、ハンドオーバ決定を下し(ブロック420)、それによって、ハンドオーバ準備段階422が始まる。424で表されるようにうまくRLC PDU1をソースeNB404が送信し、一方、426で表されるようにソースeNB404がターゲットeNB406にハンドオーバ(HO)要求をするとして表されるように、DLでの送信中のRLC PDUは継続する。428で表されるように、ソースeNB404からオーバーエアでUE402へ送られた別のRLC PDU2は、うまく受信されない(すなわち、失敗する)。その間に、ターゲットeNB406は承認制御を実行しており(ブロック430)、432で表されたハンドオーバ(HO)要求確認(Ack)でソースeNB404に応答している。434で表されるように、ソースeNB404は、UE402にダウンリンク(DL)割り当てを送信し、438で表されるように、ハンドオーバ(HO)コマンドを送信し、それにより、ハンドオーバ実行段階440が始まる。
UE402は古いセルから離れ、新しいセルと同期する(ブロック442)。ソースeNB404は、バッファされデータ送信中のパケットをターゲットeNB406に配信する(ブロック444)。ターゲットeNB406はソースeNBからのパケットをバッファする(ブロック450)。UE402は、452で表されるようにRLC PDU3をうまく送信し、454で表されるようにソースeNB404にRLC PDU4の送信に失敗する。ソースeNB404は、456では順にターゲットeNB406へRLC PDU4を転送し、458ではターゲットeNB406にRLC初期化Msg(最後のRLC PDUを送り、次はRLC SN=5)を送る。それゆえ、RLC初期化Msgは、ソースeNB404がUE402に任意のRLC PDUを送り終えたことをこのように示すという本開示の利益を認識すべきである。加えて、それは、ターゲットeNB406がソースeNB404によって割り当てられた次のDL RLC SNを用いて、ソースeNB404からターゲットeNB406まで届けられたIPパケットを配信し始めることができるように、ターゲットeNB406が用いることになっている次のDL RLC SNを示す。
その後、UE402は、460で表されるようにターゲットeNB406に同期する。ターゲットeNB406は、462でUE402に関するタイミングアドバンス(TA)とアップリンク割り当てとともに応答する。UE402は、464でターゲットeNB406にハンドオーバを確認する。順に、466でEPC(すなわち、MME/S−GW408)にハンドオーバを確認し、ハンドオーバ完了段階467へ導く。
468で表されるように、UE402は、ターゲットeNB406にRLC状態レポート(1受信、2失敗、3失敗、4受信)を送る。ブロック470では、ターゲットeNB406はその後、RLC PDU1を受信し、RLC PDU2を失敗し、RLC PDU3を受信し、RLC PDU4を失敗したDL RLCインスタンスを初期化する。それゆえ、RLC状態レポートがどのRLC PDUが受信されてどのRLC PDUが受信されなかったかをターゲットeNB406に示すという本開示の利益を認識すべきである。これは、それらの欠落したRLC PDUを再送信するためにターゲットeNB406のDL RLCを効率よく処理する。ターゲットeNB406はその後、全てのRLC PDUがソースeNB404によって転送されていることを確認するために待機する。その間に、EPC(すなわち、MME/S−GW408)はパス切り替えを行う(ブロック472)。近似RLCコンテキストに基づいて、ターゲットeNB406は、UE402に、474で、失敗したRLC PDU2を送り、476で、失敗したRLC PDU4を送り、478で、新しく受信したRLC PDU5を送る。
いくつかの点では、484で表されるように、MME/S−GW408は、ターゲットeNB406にハンドオーバ完了を確認応答する。ターゲットeNB406は、492でソースeNB404に解放リソースを送信することができ、いずれか残っている送信中のパケットを配信し続ける間に、ダウンリンクバッファを消去することにより、ブロック494において応答する。ブロック496では、ソースeNB404はリソースを解放する。その後、オーバーエアのデータパケットは、498で表されるようにUE402とターゲットeNB406との間に進む。
図4では、別の態様において、図1の通信システム100を包含できる通信システム900は、インタフェースS4を経て、レガシー汎用パケット無線サービス(GPRS)コア504と発展パケットコア502とを接続するためのサポートを含み、サービングGPRSサポートノード(SGSN)506は、グローバル移動体通信システム(GSM)/エッジ無線アクセスネットワーク(GERAN)508にGbインタフェースによって、およびUTRAN510にluインタフェースを経て順に接続される。S4は、GPRSコア504とインターアクセスストラタムアンカー(IASA)514の3GPPアンカー512との間のモビリティサポートおよび関連した制御を有するユーザプレーンを提供し、SGSN506とゲートウェイGPRSサービング/サポートノード(GGSN)(図示せず)との間で定義されるようなGn基準点に基づいている。IASA514はまた、ユーザプレーンに、関連した制御およびモビリティサポートを提供するS5bインタフェースによって3GPPアンカー512に接続されたシステムアーキテクチャー発展(SAE)アンカー516を含む。3GPPアンカー512は、インタフェースS5aを経てMME UPE518と通信する。モビリティ管理エンティティ(MME)は、eNBのためのページングメッセージの分布に関係し、ユーザープレーンエンティティ(UPE)は、ユーザデータストリームのIPヘッダー圧縮および暗号化、ページング理由に関するUプレーンパケットの終了、およびUEモビリティのサポートに関するUプレーンの切り替えに関係する。MME UPE518は、無線で通信するために発展RAN520にインタフェースS1を通じてUEデバイス522と通信する。
S2bインタフェースは、ユーザプレーンに、無線ローカルアクセスネットワーク(WLAN)アクセスネットワーク(NW)528もまた含むWLAN 3GPP IPアクセスコンポーネント526の発展パケットデータゲートウェイ(ePDG)524とSAEアンカー516との間で関連制御およびモビリティサポートを提供する。SGiインタフェースは、インターASアンカー516とパケットデータネットワーク530との間の基準点である。パケットデータネットワーク530は、オペレータ外部パブリックまたはプライベートパケットデータネットワークまたはオペレータ間パケットデータネットワーク、例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サービスの対策に関してであってもよい。このSGi基準点はGiとWiとの機能に対応し、任意の3GPPおよび非3GPPアクセスシステムをサポートする。Rx+インタフェースは、パケットデータネットワーク530とポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)532との間の通信を提供し、順に発展パケットコア502にS7インタフェースを経て通信する。S7インタフェースは、PCRF532からポリシーおよび課金施行ポイント(PCEP)(図示せず)まで、(QoS)ポリシーおよび課金ルールの転送を提供する。S6インタフェース(すなわち、AAAインタフェース)は、発展パケットコア502をホームサブスクライバサービス(HSS)534に接続することによって、ユーザアクセスを確証する/認可するために加入および認証データの転送を可能にする。S2aインタフェースは、信頼された非3GPP IPアクセス536とSAEアンカー516との間で、ユーザプレーンに、関連制御およびモビリティサポートを提供する。
無線通信システムは、音声、データなどのような様々な種類の通信コンテンツを提供するために、広く展開されることを認識すべきである。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することにより、複数ユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでもよい。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP LTEシステムおよび直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末の通信を同時にサポートすることができる。各端末は、フォワードおよびリバースリンク上の送信を経て1以上の基地局と通信する。フォワードリンク(またはダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し、リバースリンク(あるいはアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力または多入力多出力(MIMO)システムを経て確立されてもよい。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数の(N)送信アンテナおよび複数の(N)受信アンテナを採用する。N個の送信およびN個の受信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、N個の独立チャネルへ分解されてもよく、空間チャネルとも呼ばれ、N≦n{N,N}である。N独立チャネルのそれぞれは、1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加的な次元数が利用される場合、MIMOシステムは、改善された性能(例えば、より高いスループットまたはより大きな信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割二重(TDD)および周波数分割二重(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互関係の原理がリバースリンクチャネルからのフォワードリンクチャネルの推定を許可するように、フォワードリンクおよびリバースリンク送信が同じ周波数領域上にある。複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能な場合、これは、アクセスポイントがフォワードリンクでの送信ビームフォーミング利得を抽出できるようにする。
図5を参照すると、一態様に従う多元接続無線通信システムが示される。アクセスポイント600(AP)は複数のアンテナグループを含み、1つのグループは604と606とを含み、別のグループは608と610とを含み、追加的なグループは612と614とを含む。図5では、2本のアンテナのみ各アンテナグループに対して示されるが、より多くまたはより少数のアンテナが各アンテナグループ対して利用されてもよい。アクセス端末616(AT)は、アンテナ612および614と通信し、アンテナ612および614は、フォワードリンク620でアクセス端末616に情報を送信し、リバースリンク618でアクセス端末616から情報を受信する。アクセス端末622は、アンテナ606および608と通信し、アンテナ606および608は、フォワードリンク626でアクセス端末622に情報を送信し、リバースリンク624でアクセス端末622から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク618、620、624および626は、通信のために異なる周波数を用いてもよい。例えば、フォワードリンク620は、リバースリンク618によって用いられた異なる周波数をその後用いてもよい。
アンテナの各グループまたはそれらが通信するために設計されたエリアは、アクセスポイントのセクタとしばしば呼ばれる。一態様では、各アンテナグループは、アクセスポイント600によってカバーされたエリアの、セクタの中のアクセス端末と通信するために設計される。
フォワードリンク620および626での通信では、アクセスポイント600の送信アンテナは、異なるアクセス端末616および624に対してフォワードリンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用する。さらに、そのサービスエリアの至る所にランダムに分散したアクセス端末に送信するためにビームフォーミングを用いるアクセスポイントは、そのすべてのアクセス端末に単一アンテナを通して送信するアクセスポイントよりも隣接セルにおけるアクセス端末に干渉を起こしにくい。
アクセスポイントは、端末と通信するために用いられる固定局でもよいし、アクセスポイント、Node Bまたは何らかの他の用語として呼ばれてもよい。アクセス端末もまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末または何らかの他の用語で呼ばれてもよい。
図6は、MIMOシステム700における送信機システム710(アクセスポイントとしても知られる)および受信機システム750(アクセス端末としても知られる)の一態様のブロック図である。送信機システム710では、多くのデータストリームに関するトラフィックデータは、データソース712から送信(TX)データプロセッサ714に提供される。
一態様では、データストリームごとに、それぞれの送信アンテナで送信される。TXデータプロセッサ714は、符号化データを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データストリームに関するトラフィックデータをフォーマットし、コーディングし、インタリーブする。
各データストリームの符号化データはOFDM技術を用いて、パイロットデータと多重化されてもよい。パイロットデータは、既知のやり方で処理される典型的な既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで用いられてもよい。各データストリームに関する多重パイロットおよび符号化データはその後、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSKまたはM−QAM)に基づいて変調される(すなわち、マッピングされたシンボル)。各データストリームに関するデータレート、コーディングおよび変調は、プロセッサ730によって行なわれる命令によって決定されてもよい。
全てのデータストリームに関する変調シンボルはその後、TX MIMOプロセッサ720に提供され、(例えば、OFDM用の)変調シンボルをさらに処理してもよい。TX MIMOプロセッサ720はその後、N個の送信機(TMTR)722aから722tまでにN個の変調シンボルストリームを提供する。ある実装では、TX MIMOプロセッサ720は、データストリームのシンボル、およびシンボルが送信されているアンテナにビームフォーミングウェイトを適用する。
各送信機722は、1以上のアナログ信号を提供する各シンボルストリームを受信して処理し、MIMOでの送信に適する変調信号を提供するためにアナログ信号をさらに調整する(例えば、増幅し、フィルタし、およびアップコンバートする)。送信機722aから722tまでのN個の変調信号はその後、N個のアンテナ724aから724tまでのそれぞれから送信される。
受信機システム750では、送信された変調信号は、N個のアンテナ752aから752rまでによって受信され、各アンテナ752からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)754aから754rまでに提供される。各受信機754は、それぞれの受信信号を調整し(例えば、フィルタし、増幅し、およびダウンコンバートする)、サンプルを提供するために調整された信号をデジタル化し、対応する“受信した”シンボルストリームを提供するためにサンプルをさらに処理する。
RXデータプロセッサ760はその後、N個の“検出された”シンボルストリームを提供するための特定の受信機処理手法に基づいて、N個の受信機754からN個の受信シンボルストリームを受信して処理する。RXデータプロセッサ760はその後、データストリームに関するトラフィックデータを再生するために、検出されたシンボルストリームごとに復調し、デインターリーブし、デコードする。RXデータプロセッサ760による処理は、送信機システム710でのTX MIMOプロセッサ720およびTXデータプロセッサ714によって行なわれたものと補完的である。
プロセッサ770は、どのプリコーディング行列を用いるか周期的に決定する(以下で議論される)。プロセッサ770は、行列インデックス部分およびランク値部分を含むリバースリンクメッセージを定式化する。
リバースリンクメッセージは、通信リンクまたは受信データストリームに関する様々な種類の情報を含んでもよい。リバースリンクメッセージはその後、データソース736から多くのデータストリームに関するトラフィックデータもまた受信するTXデータプロセッサ738によって処理され、変調器780によって変調され、送信機754aから754rまでによって調節され、送信機システム710に戻って送信される。
送信機システム710では、受信機システム750からの変調信号は、アンテナ724によって受信され、受信機722によって調整され、復調器740によって復調され、受信機システム750によって送信されたリバースリンクメッセージを抽出するためにRXデータプロセッサ742によって処理される。プロセッサ730はその後、ビームフォーミングウェイトを決定するために、どのプリコーディング行列を用いるかを決定し、その後抽出されたメッセージを処理する。
一態様では、論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィックチャネルに分類される。論理制御チャネルは、ブロードキャスティングシステム制御情報に関するDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含む。ページング制御チャネル(PCCH)は、ページング情報を転送するDLチャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、マルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS)スケジューリング1つまたはいくつかのMTCHに関する制御情報を送信するために用いられるポイントツーマルチポイントDLチャネルである。一般的に、RRCコネクションを確立した後、このチャネルは、MBMS(注記:古いMCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ用いられる。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信し、RRCコネクションを有するUEによって用いられたポイントツーポイントの双方向チャネルである。態様において、ロジカルトラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送のために、1つのUEのために設けられたポイントツーポイントの双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH)を含む。加えて、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)は、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルである。
ある態様では、トランスポートチャネルはDLとULとに分類される。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ダウンリンク共用データチャネル(DL−SDCH)およびページングチャネル(PCH)を含み、(DRXサイクルがUEへのネットワークによって示される)UE省電力化のサポート用のPCHは、全てのセルでブロードキャストされ、他の制御/トラフィックチャネルのために用いられうるPHYリソースにマッピングされる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、リクエストチャネル(REQCH)、アップリンク共用データチャネル(UL−SDCH)および複数のPHYチャネルを含む。PHYチャネルは、1セットのDLチャネルおよびULチャネルを含む。
DL PHYチャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共用DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共用UL割り当てチャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共用データチャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページングインジケータチャネル(PICH)、負荷インジケータチャネル(LICH)を含む。UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH)、共用リクエストチャネル(SREQCH)、UL物理共用データチャネル(UL−PSDCH)、広帯域パイロットチャネル(BPICH)を含む。
図7において、別の態様では、発展ベースノード800として表されたアクセスノードは、コンピュータに、図2と図3とのユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバに関する方法を行なわせ、または参加させる手段を提供するモジュールを含む。モジュール802は、ソースノードによって供給されているユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送るための手段を提供する。モジュール804は、ソースノードから送信中のRLCパケットデータ単位(PDU)に関するターゲットノードに、RLCアップリンク(UL)コンテキストを送信するための手段を提供する。モジュール806は、UEとの新しいダウンリンクの確立を促進するために、ソースノードからターゲットノードに、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信するための手段を提供する。モジュール808は、失敗したRLC PDUのダウンリンク送信を完了するようにターゲットノードに促すために、ターゲットノードに送信するための送信中のRLC PDUをバッファするための手段を提供する。
図8において、別の態様では、ユーザ機器900として表されたアクセス端末は、コンピュータに、図2と図3とのユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバに関する方法を行なわせ、または参加させる手段を提供するモジュールを含む。モジュール902は、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じて、ターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期させるための手段を提供する。モジュール904は、ソースノードから送信中のRLCパケットデータ単位(PDU)に関する以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信するための手段を提供する。モジュール906は、ソースノードからターゲットノードに送信されたバッファされた送信中のRLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、ターゲットノードから送信中のRLC PDUを受信するための手段を提供する。
上述されていることは、様々な態様の例を含む。もちろん、様々な態様を記述している目的のためにコンポーネントまたは手順の考えられる限りの組み合わせを記述することは不可能だが、当業者は、多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識することができる。従って、主題明細書は、添付の特許請求の範囲および精神内に含まれる全てのそのような改変、修正、および変形を含むことを意図する。
上述されたコンポーネント、デバイス、回路、システムなどによって行われる様々な機能に関して、そのようなコンポーネントを記述するために用いられる用語(“手段”への言及を含む)は、たとえ、ここに説明された一例となる態様における機能を行う開示された構造と構造的に等価でなくても、他に示唆がなければ、記述されたコンポーネントの特定機能を行う任意のコンポーネント(例えば、機能的に等価なもの)に対応するように意図される。この点で、様々な態様は、様々な方法のイベントまたは動作を行うためのコンピュータ実行可能な命令を有するコンピュータ読み取り可能な媒体と同様にシステムも含むこともまた認識すべきである。
加えて、特定の特徴はいくつかの実装のうちの1つのみに関して開示されていてもよい一方、そのような特徴は、任意または特定のアプリケーションに関して有利でありかつ望まれてもよいように、他の実装の1以上の他の特徴と結合されてもよい。用語“含む”、“含んでいる”および詳細な説明または特許請求の範囲のどちらか一方で用いられるそれらの変形の範囲内において、それらの用語は、用語“具備する”と同様なやり方で包含的であることが意図されている。その上、詳細な説明または特許請求の範囲のどちらか一方において用いられる用語“または”は、“非排他的なまたは”であることが意図されている。
その上、開示されたシステムおよび方法の様々な一部は、人工知能、機械学習、または知識または規則に基づいたコンポーネント、サブコンポーネント、処理、手段、手順またはメカニズム(例えば、サポートベクタマシン、ニューラルネットワーク、エキスパートシステム、ベイジアン信念ネットワーク、ファジー理論、データ融合エンジン、分類器など。)から構成されてもよいし、または含んでもよい。そのようなコンポーネントは、とりわけ、システムおよび方法の一部を効率的かつ知的であると同様により適応できるようにするために、それによって行なわれたあるメカニズムまたは処理を自動化することができる。限定されない一例として、発展RAN(例えば、アクセスポイント、eNode B)は、似たような条件下で同じかまたは似たマシンとの相互作用に基づいて、レイテンシーおよび接続誤りの減少を伴う別の種類のRATへのハンドオーバを容易にするためのデータトラフィック状況および機会を推論し、または予想することができる。
上に説明された一例となるシステムを考慮して、開示された主題に従って実装されてもよい手順は、いくつかのフローチャートに関して説明されている。説明の簡単化のため、手順が一連のブロックとして示され記述される一方、いくつかのブロックは、ここに表され記述されるものから他のブロックと異なる順番または同時に起こってもよいように、クレームされた主題は、ブロックの順番に限定されないことが理解され認識されるべきである。その上、図示された全てブロックが、ここに記述された手順を実装するために要求されるとは限らなくてもよい。加えて、ここに記述された手順は、そのような手順をコンピュータに転送しおよび移送することを容易にするための製造品に格納されることができることをさらに認識すべきである。用語“製造品”は、ここで用いられるように、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリアまたはメディアからアクセス可能なコンピュータプログラムを含むように意図される。
全体または部分的に、参照することによりここに組み込まれると言われている任意の特許、出版物または他の開示資料は、組み込まれた資料が、この開示に記述される他の開示資料、説明書または既存の定義と矛盾しない程度でのみここに組み込まれる。そのようなものとして、必要な範囲で、ここに明示的に記述されるような開示は、参照することによりここに組み込まれた任意の矛盾する資料に取って代わる。参照することによりここに組み込まれると言われているが、ここに記述される他の開示資料、説明書または既存の定義と矛盾がある任意の資料またはその一部は、組み込まれた資料と既存の開示資料との間で矛盾が生じない程度でのみ組み込まれるだろう。

Claims (32)

  1. ユーザデータ損失を避けるために、無線データパケット通信システムでのネットワーク制御されたハンドオーバのための方法であって、
    第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われている第1セッションにおいて、
    前記第1ノードから前記第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送り、
    前記第1ノードから前記第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信し、
    前記第1ノードから前記第2ノードに送信中のDL RLC PDUを送信することを具備する方法。
  2. 前記RLC PDUを形成するために、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)サービスデータ単位(SDU)を分割することをさらに具備する請求項1の方法。
  3. 第2ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する前記第1ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する前記第2ノードによって取り扱われている第2セッションにおいて、
    前記第1ノードで前記第2ノードからのRLCアップリンク(UL)コンテキストを受信し、
    前記第2ノードから前記第1ノードでバッファされた送信中のDL RLC PDUとRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージとを受信し、
    前記第2UEと新しいダウンリンクを確立し、
    バッファされた送信中のDL RLC PDUとして前記第2ノードから受信される失敗したDL RLC PDUのダウンリンク送信を完了することをさらに具備する請求項1に記載の方法。
  4. UL初期化メッセージを受信し、第2セッションのハンドオーバ実行中に前記第1ノードで前記第2UEからオーバーエアUL RLC PDUを受信し、
    前記第1ノードから前記第2ノードにUL RLC PDUを送信することをさらに具備する請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2セッションの実行ハンドオーバ実行中に前記第1ノードから前記第2UEにオーバーエアでアップリンク割り当てを送信し、
    前記第1ノードから、前記受信したRLCアップリンクコンテキストを利用する前記第2UEにRLCアップリンク状態レポートを送信し、
    前記アップリンク割り当て中に、前記第2UEから再送信されたUL RLC PDUを受信することをさらに具備する請求項3の方法。
  6. 前記第2セッションのハンドオーバ実行中の前記第1ノードで前記第2UEからRLCダウンリンク状態レポートを受信し、
    前記第2ノードから以前に受信された、失敗としてレポートされたDL RLCパケットデータ単位(PDU)を、前記第1ノードから前記第2UEに再送信することをさらに具備する請求項3の方法。
  7. 送信中の無線リンク制御(RLC)パケットデータ単位(PDU)に関するインターネットプロトコル(IP)ベアラサービスネットワーク内ルーティング情報のパラメータを送ることによって、RLCアップリンク(UL)コンテキストを送信することをさらに具備する請求項1の方法。
  8. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバに関する少なくとも1つのプロセッサであって、
    第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われている第1セッションにおいて、前記第1ノードから前記第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送信する第1モジュールと、
    前記第1ノードから前記第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信する第2モジュールと、
    前記第1ノードから前記第2ノードにバッファされた送信中のDL RLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信する第3モジュールと、を具備するプロセッサ。
  9. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバに関するコンピュータプログラム製品であって、
    第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われている第1セッションにおいて、コンピュータに、前記第1ノードから前記第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送らせるコードの第1セットと、
    コンピュータに、前記第1ノードから前記第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信させるコードの第2セットと、
    コンピュータに、前記第1ノードから前記第2ノードにバッファされた送信中のDL RLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信させるコードの第3セットと、を具備するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を具備するコンピュータプログラム製品。
  10. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバ装置であって、
    第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われている第1セッションにおいて、前記第1ノードから前記第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送る手段と、
    前記第1ノードから前記第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信する手段と、
    前記第1ノードから前記第2ノードにバッファされた送信中のDL RLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信する手段と、を具備する装置。
  11. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてネットワーク制御されたハンドオーバ装置であって、
    第1セッションにおいて、第1ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する第2ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する第1ノードによって取り扱われているとき、前記第1ノードから前記第1ユーザ機器(UE)にハンドオーバコマンドを送る無線送信機と、
    前記第1ノードから前記第2ノードにRLCアップリンク(UL)コンテキストを送信し、前記第1ノードから前記第2ノードにバッファされた送信中のDL RLC PDUおよびRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージを送信するネットワーク通信インタフェースと、を具備する装置。
  12. 前記RLC PDUを形成するために、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)サービスデータ単位(SDU)を分割するプロセッサをさらに具備する請求項10の装置。
  13. 前記第2セッションにおいて、第2ユーザ機器(UE)が、ターゲットノードとして動作する前記第1ノードにハンドオーバされることになっているソースノードとして動作する前記第2ノードによって取り扱われて、前記第2ノードで前記第1ノードからRLCアップリンク(UL)コンテキストを受信するとき、
    前記第2ノードへ前記第1ノードからバッファされた送信中のDL RLC PDUとRLCダウンリンク(DL)初期化メッセージとを受信する無線受信機と、
    前記第2UEと新しいダウンリンクを確立し、バッファされた送信中のDL RLC PDUとして前記第2ノードから受信される失敗したDL RLC PDUのダウンリンク送信を完了する前記無線送信機と、をさらに具備する請求項11の装置。
  14. UL初期化メッセージを受信し、前記第2セッションのハンドオーバ実行中に前記第1ノードで前記第2UEからオーバーエアUL RLC PDUを受信する無線受信機と、
    前記第1ノードから前記第2ノードにUL RLC PDUを送信するネットワーク通信インタフェースと、をさらに具備する請求項13に記載の装置。
  15. 前記第2セッションの実行ハンドオーバ実行中に前記第1ノードから前記第2UEにオーバーエアでアップリンク割り当てを送信し、
    前記第1ノードから、前記受信したRLCアップリンクコンテキストを利用する前記第2UEにRLCアップリンク状態レポートを送信し、
    前記アップリンク割り当て中に、前記第2UEから再送信されたUL RLC PDUを受信する前記無線送信機をさらに具備する請求項13の装置。
  16. 前記第2セッションのハンドオーバ完了中の前記第1ノードで前記第2UEからRLCダウンリンク状態レポートを受信する前記無線受信機と、
    前記第2ノードから以前に受信された、失敗としてレポートされたDL RLCパケットデータ単位(PDU)を、前記第1ノードから前記第2UEに再送信する前記無線送信機と、をさらに具備する請求項13の装置。
  17. 送信中の無線リンク制御(RLC)パケットデータ単位(PDU)に関するインターネットプロトコル(IP)ベアラサービスネットワーク内ルーティング情報のパラメータを送ることによって、RLCアップリンク(UL)コンテキストを送信する前記ネットワーク通信インタフェースをさらに具備する請求項11の装置。
  18. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてハンドオーバを補助するユーザ機器に関する方法であって、
    サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期し、
    前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信し、
    RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信された前記ターゲットノードから送信中のRLC PDUを受信することを具備する方法。
  19. ハンドオーバ実行中に前記UEから前記ターゲットノードにオーバーエアRLC PDUを送信し、
    前記ターゲットノードから以前に送信されたダウンリンクRLC PDUを、前記ソースノードから前記UEで受信することをさらに具備する請求項18の方法。
  20. 前記RLC PDUを形成するために、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)サービスデータ単位(SDU)を分割することをさらに具備する請求項18の方法。
  21. 前記UEで前記ターゲットノードからオーバーエアでアップリンク割り当てを受信し、
    前記受信したRLCアップリンクコンテキストを利用する前記ターゲットノードから前記UEでRLCアップリンク状態レポートを受信し、
    前記アップリンク割り当てが前記RLCアップリンク状態レポートに応答している間、前記UEから前記ターゲットノードにRLC PDUを再送信することをさらに具備する請求項18の方法。
  22. 前記UEから前記ターゲットノードにRLC状態レポートを送信し、
    前記ターゲットノードが前記ソースノードから以前に受信した、失敗としてレポートされた再送信されたRLCパケットデータ単位(PDU)を前記ターゲットノードから前記UEで受信することをさらに具備する請求項18の方法。
  23. 送信中の無線リンク制御(RLC)パケットデータ単位(PDU)に関するインターネットプロトコル(IP)ベアラサービスネットワーク内ルーティング情報のパラメータを具備するRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからのオーバーエアRLC状態レポートを受信することをさらに具備する請求項18に記載の方法。
  24. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてハンドオーバを補助するユーザ機器に関する少なくとも1つのプロセッサであって、
    サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期する第1モジュールと、
    前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信する第2モジュールと、
    RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信された前記ターゲットノードからの送信中のRLC PDUを受信する第3モジュールと、を具備するプロセッサ。
  25. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてハンドオーバを補助するユーザ機器に関するコンピュータプログラム製品であって、
    コンピュータに、サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期させるコードの第1セットと、
    コンピュータに、前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信させるコードの第2セットと、
    コンピュータに、RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信された前記ターゲットノードからの送信中のRLC PDUを受信させる第3セットと、を具備するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を具備するコンピュータプログラム製品。
  26. ユーザデータ損失を回避するために無線データパケット通信システムにおいてハンドオーバを補助するユーザ機器に関する装置であって、
    サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期する手段と、
    前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信する手段と、
    RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信された前記ターゲットノードからの送信中のRLC PDUを受信する手段と、を具備する装置。
  27. ユーザデータ損失を回避するための無線データパケット通信システムにおけるハンドオーバを補助するユーザ機器に関する装置であって、
    サービングソースノードからハンドオーバコマンドを受信することに応じてターゲットノードにユーザ機器(UE)を同期し、
    前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信されたRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからオーバーエアRLC状態レポートを受信し、
    RLCダウンリンク(DL)初期化メッセージに基づいて、前記ソースノードから前記ターゲットノードに以前に送信された送信中のRLC PDUを前記ターゲットノードから受信する無線受信機と、を具備する装置。
  28. ハンドオーバ実行中に前記UEから前記ターゲットノードにオーバーエアRLC PDUを送信する無線送信機と、
    前記ターゲットノードから以前に送信されたダウンリンクRLC PDUを、前記ソースノードから前記UEで受信する前記無線受信機と、をさらに具備する請求項27の装置。
  29. 前記RLC PDUを形成するために、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)サービスデータ単位(SDU)を分割することをさらに具備する請求項27の装置。
  30. 前記ターゲットノードから前記UEでオーバーエアでアップリンク割り当てを受信し、前記受信したRLCアップリンクコンテキストを利用する前記ターゲットノードから前記UEでRLCアップリンク状態レポートを受信する前記無線受信機と、
    前記アップリンク割り当てが前記RLCアップリンク状態レポートに応答している間、前記UEから前記ターゲットノードにRLC PDUを再送信する無線送信機をさらに具備する請求項27の装置。
  31. 前記UEから前記ターゲットノードにRLC状態レポートを送信する無線送信機と、
    前記ターゲットノードが前記ソースノードから以前に受信した、失敗としてレポートされた再送信されたRLCパケットデータ単位(PDU)を前記ターゲットノードから前記UEで受信する前記無線受信機と、をさらに具備する請求項27の装置。
  32. 送信中の無線リンク制御(RLC)パケットデータ単位(PDU)に関するインターネットプロトコル(IP)ベアラサービスネットワーク内ルーティング情報のパラメータを具備するRLCアップリンク(UL)コンテキストに基づいて、前記ターゲットノードからのオーバーエアRLC状態レポートを受信する前記無線受信機をさらに具備する請求項27に記載の装置。
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