JP2010502381A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2010502381A5
JP2010502381A5 JP2009527506A JP2009527506A JP2010502381A5 JP 2010502381 A5 JP2010502381 A5 JP 2010502381A5 JP 2009527506 A JP2009527506 A JP 2009527506A JP 2009527506 A JP2009527506 A JP 2009527506A JP 2010502381 A5 JP2010502381 A5 JP 2010502381A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
tissue
lever portion
hood
hood portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009527506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010502381A (ja
JP5336377B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2007/077491 external-priority patent/WO2008030788A1/en
Publication of JP2010502381A publication Critical patent/JP2010502381A/ja
Publication of JP2010502381A5 publication Critical patent/JP2010502381A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5336377B2 publication Critical patent/JP5336377B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

内視鏡と共に使用するフード部材
本発明は、概ね組織の内視鏡的粘膜切除または粘膜下層切開の実施のための機能強化された装置と方法に関する。
優先権の主張
本出願は、「内視鏡と共に使用するフード部材(Hood Member For Use With an Endoscope)」と題する2006年9月5日出願の米国仮特許出願第60/842、486号の優先権の恩典を主張し、同出願の開示の内容全体を参考文献としてここに援用する。
背景情報
診断用および治療用の胃腸内視鏡術は、組織除去の目的で消化管に接近するために一般に利用されている。生体組織検査用の組織を得る一つの技術は内視鏡的粘膜切除術処置であり、内視鏡的粘膜切除(「EMR」)としても公知である。該EMR処置は、外科病理学用の組織標本を提供するための有用なツールであり得る。
該EMR処置は更に、固着性良性腫瘍および粘膜内癌を取り除くのに治療目的で使用され得るが、より詳細には、EMRはリンパ節転移のない初期胃癌用に広く受け入れられた治療法である。粘膜病変の治療的除去の間は、該病変の「一括切除」、即ち一塊での除去を行うのが望ましい。該病変は、少量ずつ除去される場合、局部腫瘍の再発率が増加し得ると考えられている。更に、断片組織(fragmented tissue)の評価は非断片組織(unfragmented tissue)の評価より困難であり得る。
EMRの処置中は、該病変が一括切除のやり方で完全に切除されることを確実にするために病変を囲む組織の一部に印を付け、その次に切除するのが望ましいかも知れない。該粘膜組織の除去に加えて、粘膜下層の一部も除去可能である。
代表的なEMR処置には、内視鏡を使って該粘膜の病変を特定することを含む。該病変の境界は印を付けて除去を容易にすることができる。生理食塩水またはヒアルロン酸ナトリウムのような流体を該病変の直下の粘膜下層に注入して、該病変を残りの健全な組織から突き出るのを支援することができる。スネアを使って該病変を含む粘膜組織を切除することが可能である。鉗子またはスネアを使って切除した組織を内視鏡を介してつまみ、除去することができる。
報告されている、従来のEMR処置に関連した欠陥の一つは、スネアを使った方法は病変の少量切除になる傾向があり、よって該病変の組織病理学的評価を損なわせ得ることである。更にEMR処置は、例えば直径2cmを超える大きな病変には一般に薦められない。
最近、内視鏡的ナイフのような切開器具を使って病変下の粘膜下層を切開して粘膜病変を取り除く、内視鏡的粘膜下層切開(「ESD」)と呼ばれる技術が開発された。該ESD処置は、従来のEMR処置に比べるとより大きい病変の切除を容易化し、改善された一括切除をもたらし得る。
現行の技術の欠陥を考慮して、比較的短い時間で、患者の著しいトラウマを誘発せずに非断片部分の粘膜および/または粘膜下層組織を効果的に取り除き得るEMRまたはESD処置用の装置と方法を開発することが望まれる。
米国仮特許出願第60/842、486号 米国特許出願第11/729,402号 米国特許出願第11/747、570号
概要
本発明は、EMRおよびESD処置を実行するための装置と方法を提供する。第一の態様では、該装置はフード部分とレバー部分とを含むフード部材を備える。該フード部分は、内視鏡の遠位領域に少なくとも一部装着されて配置される。該レバー部分は、一個または複数の医療装置を該レバー部分を通して目標部位に進め得るように、遠位開口を備える。
一つの局面によれば、該レバー部分の一部は、ESD処置中、病変を有する粘膜組織の一区分の下に挿入できるように構成される。該レバー部分は、粘膜組織を上方に持ち上げるために、前進し、回転し、さもなければ操作し得るように構成され、それによって該病変を有する組織の除去を容易にする。
該フード部分は、内面と該内面内に形成される中空ルーメンとを有し、該フード部分のルーメンは、内視鏡の遠位領域に少なくとも一部装着されて配置されるように構成される。該フード部分は、弛緩状態で第一の内径と拡大状態でより大きい第二の内径とを有する弾性部材を備えるのが好ましい。該フード部分は、拡大状態で内視鏡に装着して配置され得、弛緩状態で該内視鏡周りに締め付けられるように構成される。該フード部分の内面は、内視鏡の外面への取り付けを容易にする摩擦要素または接着剤を含む係合面を備え得る。
一つの好ましい操作方法においては、該フード部材を取り付けた内視鏡を目標組織部位に向かって送り出し、該フード部材のレバー部分を該組織部位に隣接して配置する。針尖刀(needle knife)は内視鏡の作業チャネルを通っておよび該レバー部分の遠位開口を通って前進し、該組織の切開に先立ち該病変の境界を確定するために組織に印をつけるのに使用され得る。次の段階において、針(needle)が前進し、粘膜組織を貫通して、生理食塩水のような流体を目標組織部位の下の粘膜下層に送出し得る。この流体注入によって、病変を有する粘膜組織を外側に、即ち固有筋層から離れるように膨張させる。次の段階において、針尖刀を使って、例えば電流を該針尖刀の遠位端に印加して、取り除くべき組織を切開し得る。
次の段階においては、該フード部材のレバー部分を少なくとも一部取り除くべき粘膜組織の下に位置付けする。次に該レバー部分を徐々に進ませ、梃子で動かすように回転させ、および/または揺らして、それによって、切開した組織の除去または取り外しを容易にすることが可能である。所望であれば、外科医は該針尖刀を該レバー部分を通して進ませ、粘膜下層組織を更に切開することが可能である。
種々の代替の態様において、該レバー部分は多数の形状を備えることが可能である。例えば、該レバー部分は凹面または凸面、六角形の遠位エッジ、尖った遠位領域、等を備え得る。該形状の多くは、機能上の利点を備え得るが、例えば、該レバー部分の凹状の上面は、針尖刀で先に部分的に切開した、病変のすくい上げ/除去を容易にすることが可能である。
以下の図面と詳細な説明を吟味すると、当業者には本発明の他のシステム、方法、特性および利点は明らかであり、或いは明らかとなるであろう。このような追加のシステム、方法、特性および利点は全て、本発明の範囲内であり、以下の特許請求の範囲により包含されることが意図されている。
本発明は、以下の図面と説明を参照してさらによく理解できる。図面の構成要素は必ずしも原寸に比例していなくて、むしろ本発明の原理を図解するのに強調が施されている。更に、図において、同じ参照番号は異なる図面の全体にわたって対応する部品を表示している。
フード部材の第一の態様の斜視図である。 内視鏡の遠位領域に装着して配置された、図1のフード部材の側面図である。 本発明の原理により使用され得る一つの方法段階(method step)の側面図である。 本発明の原理により使用され得る一つの方法段階の上面図である。 本発明の原理により使用され得る別の方法段階の側面図である。 本発明の原理により使用され得る別の方法段階の上面図である。 本発明と関連して使用され得る一つの方法段階の側面図である。 本発明と関連して使用され得る一つの方法段階の側面図である。 本発明と関連して使用され得る一つの方法段階の側面図である。 本発明と関連して使用され得る一つの方法段階の側面図である。 図1乃至図8のフード部材の代替の形状を例示する正面図である。 図1乃至図8のフード部材の代替の形状を例示する正面図である。 図1乃至図8のフード部材の、更なる代替の形状を例示する側面図である。 図1乃至図8のフード部材の、更なる代替の形状を例示する側面図である。 図1乃至図8のフード部材の、更なる代替の形状を例示する端面図である。 図1乃至図8のフード部材の、更なる代替の形状を例示する端面図である。 図1乃至図8のフード部材の、更なる代替の形状を例示する端面図である。
好適な実施例の詳細な説明
本出願において、「近位」という用語は、概して医療処置中の医師に向かう向きを指し、他方「遠位」という用語は、概して医療処置中の患者の生体構造内の目標部位に向かう向きを指す。
図1を参照すると、本発明のフード部材の第一の実施例が示されている。図1において、フード部材20は、フード部分22とレバー部分24とを含む。フード部分22は内面33と該内面内に形成される中空ルーメン23とを有する。フード部分22は、端部(例えば以下の図11A乃至図11Cを参照)から見たとき円形、楕円形、または他の形状を含み得る。以下により詳細に説明するが、フード部分22は、少なくとも一部が、図2の内視鏡70のような従来の内視鏡の遠位領域に装着して配置されるように構成されている。
さらに図1を参照すると、レバー部分24は平頭ねじ回しと同様の形状を具備するのが好ましい。しかしながら、レバー部分24は、例えば図9乃至図11(以下に論じる)に示すような、多くの異なる形、を有してよい。図1の実施例において、レバー部分24は、実質的に平らな上部領域27と実質的に平らな側部領域34とを有する。対向する下部領域と側部領域が、4面のレバー形状を形成する。開口39がレバー部分24の遠位端に形成される。開口39は、以下により詳細に説明するように、針尖刀または注射針のような種々の医療装置を受け入れるように構成されている。
観察部分26は、フード部分22とレバー部分間に配置されるのが好ましい。観察部分26は、レバー部分24に比べてより著しい先細り形状を具備し得る。即ち、観察部分26は図1に示すように、フード部材20の長手方向軸に対してより直交し得る。レバー部分24および観察部分26は両方とも、生体適合性の、透明な材料を含む。従って、フード部分22が、図2に示すように内視鏡70に装着して配置されるとき、医師は、該内視鏡の直前の解剖学的特徴および医療用部品の、実質的に邪魔のない視界を得ることが可能である。
図2に示すように、内視鏡70の遠位領域79は、該内視鏡の遠位のイメージを照らし捉える光ファイバー部品を用い得る光学部材73、74を具備し得る。更に、内視鏡70は補助ルーメン75および作業チャネル76を具備するのが好ましい。上記の如く、作業チャネル76はEMRまたはESD処置を行うために、例えば針、針尖刀、鉗子、スネア、および同類のものといった一連の構成部品を収容できる大きさであるのが好ましい。当業者には明らかなことであるが、一つの補助ルーメン75および一つの作業チャネル76が図示されているが、内視鏡70は本発明の目的を達成するために任意の数のルーメン/チャネルを具備し得る。
一つの態様では、フード部分22は弾性部材を具備し、ルーメン23は弛緩状態の第一の内径を有するが、半径方向外側に拡大したときルーメン23は第二の僅かにより大きい内径を有するようになることが可能である。ルーメン23は図2に示すように、内視鏡70の外面周りに配置可能な大きさである。フード部分22が弾性であれば、該フード部分は、その弛緩状態での内径は内視鏡70の外形より僅かに小さいが、その拡大状態での内径は内視鏡70の外径より僅かに大きいような大きさであり得る。従って、フード部分22は内視鏡70の遠位領域79に被せて装着し得るように弾性的に拡大され得る。いったん適切に配置されると、図2に示すように弛緩状態でのフード部分22は内視鏡70の外面周りに摩擦嵌合を利用してしっかりと係合する。フード部分22の内面33は、内視鏡70の外面との摩擦嵌合を増大させるためにゴムのような 肌理または材料を具備し得る。選択枝として、いったんフード部分22が内視鏡70周りに取り付けられたら、動く可能性を減ずるために図2の摩擦部材57を用いてもよい。代替として、該構成要素の確実な取り付けを促進するため接着剤(図示しない)を内視鏡70の外面および/またはフード部分22の内面33に配置してもよい。
所望であれば、フード部分22の近位領域を内視鏡70の外面に直接取り付けるために外部取付手段を用いることが可能である。例えば、接着テープ、熱収縮チューブ、一つまたは複数の縛り付けバンド、縛り付けケーブル、および同様のものをフード部分22と内視鏡70間の接合部分で用いることが可能であり、それによりフード部材を該内視鏡の遠位領域に装着して取り付ける。
ここから図3乃至図8を参照すると、本発明の原理によるEMRまたはESD処置を行う方法が描かれている。第一の段階では、当業にて公知の内視鏡技術を使って、内視鏡70を目標組織部位108に向かって操作する。例えば、該装置を操作して、患者の口内に入れ、食道と十二指腸を通って降ろし、そして目標組織部位108に向ける。目標組織部位108は、粘膜組織層M内に全体的にまたは部分的に閉じ込められた、例えば胃癌の徴候といった病変110を含み得る。粘膜Mの下には、図3Aに示すように、粘膜下層Sおよび固有筋層MPが存在する。
いったん内視鏡70が目標組織部位108に隣接して配置されると、目標組織部位108の境界を画定するために切開の印が必要かどうかを医師は検査する。もしも目標組織部位108の縁111が即座に識別できないときは、針尖刀66が内視鏡70の補助ルーメン75または作業チャネル76を介して装着され得る。次に針尖刀66を、レバー部分24を通し、フード部材20の遠位開口39を通して内視鏡70に対して遠位に進め得る。次に針尖刀66を使って、図3Bに示すように、該目標組織に係合させ目標組織部位108の縁111周りに印112を創り得る。高周波電流を該針尖刀の先端に印加し、該印を創り得る。印を創るこのような方法は、当業者には周知のことである。代替として、切る意図のない組織から目標組織部位108が即座に識別可能である場合は、印112をつけることは省略してよい。
一つの局面によれば、観察部分26とレバー部分24の先細り形状は、針尖刀66のような医療装置が内視鏡70に対して遠位に抜け出た後、該装置の目標部位に向かう遠位への前進を容易にする。具体的に言うと、観察部分26とレバー部分24は針尖刀66と他の装置を開口39を通して所望の部位に導く。観察部分26とレバー部分24は透明なので、医師は容易に光学部材73,74を介して針尖刀66の前進を追跡することが可能である。
ここから図4Aと図4Bを参照すると、次の段階では、目標とする粘膜組織を固有筋層MPに対して持ち上げ、病変110の除去を容易にし得る。目標組織部位108の突出は、針64を介して食塩水またはヒアルロン酸ナトリウムのような流体を注入して達成され得る。針64と針尖刀66が配置され、内視鏡70の同じまたは異なるルーメンを通って前進し得る。例えば、針64が補助ルーメン75内に配置され、他方、針尖刀66が作業チャネル76を通って前進する。代替として、針尖刀66は針64の中空内部領域内に配置され得て、流体が針尖刀66周りに流れるように針64を通して流体を注入し得る。
図4Aに示すように、粘膜下層Sへの流体の注入は下にある固有筋層MPから目標組織部位108を押し上げ、それによって、粘膜下層Sに流体ポケット118を形成する。流体ポケット118が、図4Bに上から見たものとして示されている。病変110を有する目標組織部位108を持ち上げることによって、後に続く病変110の切除が、以下により詳細に説明するように容易になる。目標組織の持ち上げは、内視鏡的粘膜切除処置の間、病変の除去を容易にする。異常組織の内部に切り込まずに異常組織を除去する能力によって、断片組織の試料を採取する場合に、可能である他のやり方より、該組織のより正確な評価が可能となる。更に、初期がんの断片切除は、局部腫瘍のより高い再発率につながり得る。
図5を参照すると、目標組織部位108を十分に持ち上げた後、粘膜の切開を行う過程が始まり得る。針64を近位に引っ込めて内視鏡70内に閉じ込め、図5に示すように、針尖刀66をレバー部分24を超え開口39を通して遠位に前進させ得る。
粘膜の切開は、図5に示すように、針尖刀66を使って病変110周りで円周状に行われ得る。電気外科的ジェネレータ(図示せず)が針尖刀66に連結され、組織を切開するのに十分な電気エネルギーを提供し得る。該切開は、粘膜下層Sに、ある所定の距離入ったところで、かつ固有筋層MPに関してある所定の角度で、行われるのが好ましい。
針尖刀66はステンレス鋼を含む任意の導電性材料から作られ得る。代替として、該針尖刀は、2007年3月28日出願の同時係属の米国特許出願第11/729,402号に説明された、ニチノールのような形状記憶合金から作られ得る。任意選択で、針尖刀66は、組織内に深く切りすぎるのを阻止するように支援する、例えば中空のまたはセラミックの領域といった、非導電性部分をその先端に具備し得る。他の安全機構は、当業者には明らかであろう。
図6を参照すると、目標組織108を部分的にまたは完全に切開した後で、針尖刀66を引っ込めて該針尖刀の遠位端を内視鏡70内に完全に撤収する。次の段階で、内視鏡70を遠位方向に、かつある角度で、レバー部分24の少なくとも一部が粘膜Mを貫通し、粘膜下層S内の流体ポケット118内に入るように、前進させる。この時、内視鏡70は、レバー部分24の一部が図6に示すように目標組織部位108の一部の下に配置されるように位置づけされるのが好ましい。フード部分22は、図6に示すように粘膜Mに当接し得るし、或いは代替として、粘膜壁に対して近位に又は遠位に配置され得る。
適切に位置付けすると、内視鏡70は、レバー部分24が目標組織部位108を該部位の下から持ち上げ、それによって病変110の切除を容易にするように操作される。より詳細には、内視鏡70の遠位領域79を固有筋層MPに関してある所定の角度で徐々に進め、揺らしおよび/または回転して、図7に示すように、内視鏡70を固有筋層MPに、より平行にさせる。レバー部分24のこのような梃子で動かす運動は、目標組織部位108の粘膜部分を粘膜下層Sから離して取り除くのを支援し得る。この過程で、粘膜下層Sの部分も固有筋層MPから引っ張り去られ得る。レバー部分24は図7と図8で、病変110の比較的小さな部分の下に配置されている状態で示されているが、徐々に回転し揺れ動かす前に該レバー部分を該病変の更に下に進ませることが可能である、ことは明らかであろう。
図8を参照すると、レバー部分24は、粘膜下層Sおよび/または固有筋層MPから目標組織部位108を梃子のように動かすが、針尖刀66は任意選択でレバー部分24の遠位端を超えて前進させ得て、それによって、流体ポケット118内から粘膜下層組織を切開する。従って、図5にて行った粘膜切除処置に加えて、粘膜下層切開が図8で達成され得て、目標組織部位108の「一括」除去を容易にする。当然認識されようが、針尖刀66は図8では切開器具として示されているが、例えば外科用メスなどのような他の電化したまたは機械的内視鏡の切開器具も用いることができる。
いったん切開した目標組織をその周辺組織から十分に分離すると、針尖刀66を引き抜き、内視鏡70を引っ込めて、レバー部分24を該目標組織の下から取り外すことが可能となる。次に、スネアまたは鉗子(図示せず)のような回収器具を補助ルーメン75または作業ルーメン76を通して進め、続いて病変110を含む切開した目標組織108を除去し得る。次に該内視鏡は患者から取り外され、該処置を終了する。
有利なことに、従来の内視鏡と連動してフード部材を用いることによって、外科医は切開した粘膜組織を取り除くのを支援するため、目標組織部位108の下のフード部材のレバー部分24を任意選択で操作することが可能である。更に、上述したように、本明細書にて説明する粘膜下層の切開技術は、病変110の「一括」除去を促進し、その後の病変の病理学的評価を改善し得る。
所望であれば、EMRまたはESD処置中の任意の時に該目標組織部位に洗浄流体を提供してもよい。例えば、該洗浄流体は補助ルーメン75又は作業チャネル76を通って送られ得、2007年5月11日出願の同時係属米国特許出願第11/747、570号に説明されたように針64および/または針尖刀66周辺に送ることが可能であって、ここに参照によってその全体を援用する。
図9乃至図11を参照すると、本発明のフード部材の種々の代替の形状が示されている。図9Aには、代替のレバー部分124の上面図が示されている。レバー部分124は舌の形状または凸状をしたエッジを備える。従って、レバー部分124を遠位に進めると、該凸状の形状はレバー部分124の遠位のエッジの目標組織部位108の下への挿入を容易にし得る。一方、図9Bに示すように、代替のレバー部分124´は、2個の尖ったエッジ135を形成する、凹型の形状を備える。これらのエッジ135は縁に沿った目標組織の分離を容易にし得る。
図10Aは、代替のレバー部分224の側面図を示している。レバー部分224は、曲線状の上面228、曲線状の下面229、および平らな遠位開口230を備える。曲線状の上面228と曲線状の下面229は、レバー部分224の目標組織部位の下への遠位方向の前進を容易にするようにデザインされる。更に、曲線状の上面228のデザインは、上述したように、病変の一部をえぐり出す、さもなければ取り除くのを支援し得る。一方、図10Bでは、代替のレバー部分224´は、上面244、下面247、および尖ったエッジ246を備えて、レバー部分224´の目標組織部位108の下への前進および/または病変110の切除を容易にし得る。
図11Aでは、レバー部分24の開口39が実質的に楕円形のエッジ310により囲まれている。図11Bでは、開口39は六角形のエッジにより囲まれている。該六角形のエッジは相対的に長い上部320と下部320を、対向する2個の尖ったエッジ322と共に備える。最後に、図11Cでは、開口39は凹状の上のエッジ330と実質的に同様の凹状の下のエッジ331によって囲まれている。この態様では、凹状の上のエッジ330は、レバー部分24が、上述のごとく該目標組織部位の下に配置された後、病変の一部をえぐり出す、さもなければ取り除くのを支援し得る。
上に説明した装置と方法は、胃、食道および結腸といったほぼいずれの体腔においても、例えば大きな表在性腫瘍および上皮内新生物のような種々の型の病変を治療するのに使用可能であることが、認識されよう。
本発明の種々の態様を説明してきたが、さらに多くの態様と実施が本発明の範囲内で可能であることが当業者には明らかであろう。従って、本発明は、添付特許請求の範囲およびそれらの等価物に照らす以外は、制限されるべきではない。

Claims (16)

  1. 組織の粘膜切除を実施するのに適した装置において、該装置は、
    内面と該内面内に形成されたルーメンとを有するフード部分であって、該ルーメンは少なくとも一部が内視鏡の遠位領域に装着して配置されるように構成されたフード部分と、
    該フード部分に連結されたレバー部分であって、該レバー部分は1個または複数の医療構成部品の前進を可能にするように構成された遠位開口を有するレバー部分と、を備え、
    該レバー部分の一部は、粘膜組織の区分の下に挿入可能に構成され、該組織の目標粘膜層を上方に持ち上げて、該組織の除去を容易にする、装置。
  2. 該レバー部分が透明な材料を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 該フード部分の内面が、該内視鏡の外面への取り付けを容易にする摩擦要素または接着剤を有する係合面を備える、請求項1に記載の装置。
  4. 該フード部分が弾性部材を備え、該ルーメンが弛緩状態で第一の内径と拡大状態でより大きい第二の直径とを有し、該フード部分は該拡大状態で該内視鏡に装着して配置されるように構成される、請求項1に記載の装置。
  5. 該弛緩状態での該フード部分の第一の内径が該内視鏡の外径より小さくて、該フード部分が該内視鏡の外面周りに弾性的に締め付けられるのを可能にする、請求項4に記載の装置。
  6. 該フード部分と該レバー部分との間に連結された観察部分(viewing portion)を更に備え、該観察部分は透明な材料を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 該レバー部分は、該組織の粘膜層の除去を容易にするため、該レバー部分が該組織の該粘膜層の下に少なくとも一部配置されるときに、曲線状の上面を備える、請求項1に記載の装置。
  8. 該レバー部分の該遠位開口が尖ったエッジを備える、請求項1に記載の装置。
  9. 組織の粘膜切除を実施するのに適した装置において、該装置は、
    内面と該内面内に形成されたルーメンとを有するフード部分であって、該ルーメンは少なくとも一部が内視鏡の遠位領域に装着されて配置されるように構成されたフード部分と、
    該フード部分に連結されたレバー部分であって、該レバー部分は1個または複数の医療構成部品の前進を可能にするように構成された遠位開口を有するレバー部分と、
    該フード部分と該レバー部分の間に連結される透明な観察部分と、を備え、
    該レバー部分の少なくとも該遠位開口が粘膜組織の区分の下に挿入可能に構成され、該レバー部分が、該組織の目標粘膜層を上向き方向に持ち上げるように構成された少なくとも一つの領域を備えて、該組織の除去を容易にする、装置。
  10. 該レバー部分は、該組織の粘膜層を除去するのを容易にするため、該レバー部分が該組織の該粘膜層の下に少なくとも一部配置されるときに、曲線状の上面を備える、請求項に記載の装置。
  11. 該レバー部分の遠位開口が尖ったエッジを備える、請求項に記載の装置。
  12. 該フード部分の内面が、該内視鏡の外面への取り付けを容易にする摩擦要素または接着剤を有する係合面を備える、請求項に記載の装置。
  13. 該フード部分が弾性部材を備え、該ルーメンが弛緩状態で第一の内径と拡大状態でより大きい第二の直径とを有し、該フード部分は拡大状態で該内視鏡に装着されて配置されるように構成される、請求項に記載の装置。
  14. 流体を粘膜下層組織に送出するために粘膜組織を貫通するように構成された針を更に備え、該針が、該内視鏡の作業チャネルまたは補助ルーメンと、該レバー部分の該遠位開口と、を貫いて配置可能に構成された外径を有する、請求項に記載の装置。
  15. 該内視鏡の作業チャネルまたは補助ルーメンと、該レバー部分の該遠位開口と、を貫いて挿入可能に構成された針尖刀を更に備える、請求項に記載の装置。
  16. 近位領域と遠位領域を有する内視鏡を更に備え、該フード部分は該内視鏡の該遠位領域に少なくとも一部装着して配置される、請求項に記載の装置。
JP2009527506A 2006-09-05 2007-09-04 内視鏡と共に使用するフード部材 Expired - Fee Related JP5336377B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84248606P 2006-09-05 2006-09-05
US60/842,486 2006-09-05
PCT/US2007/077491 WO2008030788A1 (en) 2006-09-05 2007-09-04 Hood member for use with an endscope

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010502381A JP2010502381A (ja) 2010-01-28
JP2010502381A5 true JP2010502381A5 (ja) 2010-10-21
JP5336377B2 JP5336377B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=38865719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009527506A Expired - Fee Related JP5336377B2 (ja) 2006-09-05 2007-09-04 内視鏡と共に使用するフード部材

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20080058586A1 (ja)
EP (1) EP2061368A1 (ja)
JP (1) JP5336377B2 (ja)
AU (1) AU2007292481B2 (ja)
CA (1) CA2661858A1 (ja)
WO (1) WO2008030788A1 (ja)

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7655004B2 (en) 2007-02-15 2010-02-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electroporation ablation apparatus, system, and method
US20080200762A1 (en) * 2007-02-16 2008-08-21 Stokes Michael J Flexible endoscope shapelock
US8075572B2 (en) 2007-04-26 2011-12-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suturing apparatus
US8100922B2 (en) 2007-04-27 2012-01-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Curved needle suturing tool
US8568410B2 (en) 2007-08-31 2013-10-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation surgical instruments
US8262655B2 (en) 2007-11-21 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Bipolar forceps
US8579897B2 (en) 2007-11-21 2013-11-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Bipolar forceps
US8480657B2 (en) 2007-10-31 2013-07-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Detachable distal overtube section and methods for forming a sealable opening in the wall of an organ
US20090112059A1 (en) 2007-10-31 2009-04-30 Nobis Rudolph H Apparatus and methods for closing a gastrotomy
US20090177219A1 (en) * 2008-01-03 2009-07-09 Conlon Sean P Flexible tissue-penetration instrument with blunt tip assembly and methods for penetrating tissue
US8262680B2 (en) 2008-03-10 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Anastomotic device
US8070759B2 (en) 2008-05-30 2011-12-06 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical fastening device
US8317806B2 (en) 2008-05-30 2012-11-27 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic suturing tension controlling and indication devices
US8114072B2 (en) 2008-05-30 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation device
US8679003B2 (en) 2008-05-30 2014-03-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical device and endoscope including same
US8771260B2 (en) 2008-05-30 2014-07-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Actuating and articulating surgical device
US8652150B2 (en) 2008-05-30 2014-02-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Multifunction surgical device
US8906035B2 (en) 2008-06-04 2014-12-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic drop off bag
US8403926B2 (en) 2008-06-05 2013-03-26 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Manually articulating devices
US8361112B2 (en) 2008-06-27 2013-01-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical suture arrangement
US20100010294A1 (en) * 2008-07-10 2010-01-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Temporarily positionable medical devices
US8262563B2 (en) 2008-07-14 2012-09-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic translumenal articulatable steerable overtube
US8888792B2 (en) 2008-07-14 2014-11-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Tissue apposition clip application devices and methods
US8211125B2 (en) 2008-08-15 2012-07-03 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Sterile appliance delivery device for endoscopic procedures
US8529563B2 (en) 2008-08-25 2013-09-10 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8241204B2 (en) * 2008-08-29 2012-08-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Articulating end cap
US8480689B2 (en) 2008-09-02 2013-07-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Suturing device
US8409200B2 (en) 2008-09-03 2013-04-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical grasping device
US8114119B2 (en) 2008-09-09 2012-02-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical grasping device
US8337394B2 (en) 2008-10-01 2012-12-25 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Overtube with expandable tip
US8157834B2 (en) 2008-11-25 2012-04-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Rotational coupling device for surgical instrument with flexible actuators
JP5602756B2 (ja) * 2008-12-05 2014-10-08 クック メディカル テクノロジーズ エルエルシー 材料切除術のためのフード法及び装置
US8172772B2 (en) 2008-12-11 2012-05-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Specimen retrieval device
US8361066B2 (en) 2009-01-12 2013-01-29 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8828031B2 (en) 2009-01-12 2014-09-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for forming an anastomosis
US8252057B2 (en) 2009-01-30 2012-08-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical access device
US9226772B2 (en) 2009-01-30 2016-01-05 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical device
US8037591B2 (en) 2009-02-02 2011-10-18 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical scissors
JP6042067B2 (ja) * 2009-02-12 2016-12-14 ザ アリゾナ ボード オブ リージェンツ オン ビハーフ オブ ザ ユニヴァーシティ オブ アリゾナ 回折型3焦点レンズ
DE102009013312A1 (de) * 2009-03-18 2010-09-23 Richard Wolf Gmbh Uretero-Renoskop
US20100249700A1 (en) * 2009-03-27 2010-09-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instruments for in vivo assembly
CN102387737B (zh) 2009-04-10 2015-06-17 住友电木株式会社 内窥镜用护罩以及装配有该内窥镜用护罩的内窥镜
US20110098704A1 (en) 2009-10-28 2011-04-28 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices
US8608652B2 (en) 2009-11-05 2013-12-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Vaginal entry surgical devices, kit, system, and method
US8496574B2 (en) 2009-12-17 2013-07-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Selectively positionable camera for surgical guide tube assembly
US8353487B2 (en) 2009-12-17 2013-01-15 Ethicon Endo-Surgery, Inc. User interface support devices for endoscopic surgical instruments
US8506564B2 (en) 2009-12-18 2013-08-13 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US9028483B2 (en) 2009-12-18 2015-05-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
US9005198B2 (en) 2010-01-29 2015-04-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument comprising an electrode
WO2012013246A1 (en) * 2010-07-30 2012-02-02 Ethicon Endo-Surgery, Inc. A system and method for submucosal tunneling of the gi tract for the diversion of bodily fluids
US10092291B2 (en) 2011-01-25 2018-10-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical instrument with selectively rigidizable features
US9314620B2 (en) 2011-02-28 2016-04-19 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9233241B2 (en) 2011-02-28 2016-01-12 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9254169B2 (en) 2011-02-28 2016-02-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrical ablation devices and methods
US9049987B2 (en) 2011-03-17 2015-06-09 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Hand held surgical device for manipulating an internal magnet assembly within a patient
US9629647B2 (en) * 2011-12-27 2017-04-25 Boston Scientific Scimed, Inc. Adjustable resection device and related methods of use
US8986199B2 (en) 2012-02-17 2015-03-24 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus and methods for cleaning the lens of an endoscope
US9427255B2 (en) 2012-05-14 2016-08-30 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Apparatus for introducing a steerable camera assembly into a patient
US9078662B2 (en) 2012-07-03 2015-07-14 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic cap electrode and method for using the same
US9545290B2 (en) 2012-07-30 2017-01-17 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Needle probe guide
US9572623B2 (en) 2012-08-02 2017-02-21 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Reusable electrode and disposable sheath
US10314649B2 (en) 2012-08-02 2019-06-11 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Flexible expandable electrode and method of intraluminal delivery of pulsed power
US9277957B2 (en) 2012-08-15 2016-03-08 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Electrosurgical devices and methods
US9526570B2 (en) * 2012-10-04 2016-12-27 Cook Medical Technologies Llc Tissue cutting cap
US10098527B2 (en) 2013-02-27 2018-10-16 Ethidcon Endo-Surgery, Inc. System for performing a minimally invasive surgical procedure
US20140303609A1 (en) * 2013-04-08 2014-10-09 Covidien Lp Surgical Device for Pediatric Surgery
US10398461B2 (en) * 2013-11-08 2019-09-03 The Cleveland Clinic Foundation Excising endocap
JP6165083B2 (ja) * 2014-03-04 2017-07-19 オリンパス株式会社 医療機器用キャップ
JP7009459B2 (ja) * 2016-12-07 2022-01-25 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド 偏心性の結節組織を採取する為のシステム
US11026715B2 (en) * 2017-09-28 2021-06-08 John Mayberry Chest cavity suction medical apparatus and method
IL273798B2 (en) * 2017-10-04 2024-05-01 Univ Duke Colposcopes, the scopes and inserts that have curved tips and related methods
CN113951951A (zh) * 2021-10-21 2022-01-21 刘卫辉 一种内镜下剥离用辅助装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5897487A (en) * 1997-04-15 1999-04-27 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Front end hood for endoscope
JP3758815B2 (ja) * 1997-06-18 2006-03-22 ペンタックス株式会社 内視鏡の先端部
JP4157183B2 (ja) * 1998-02-17 2008-09-24 オリンパス株式会社 内視鏡用処置具
JP4674975B2 (ja) * 2000-05-26 2011-04-20 オリンパス株式会社 内視鏡用フード
JP3533163B2 (ja) * 2000-09-18 2004-05-31 ペンタックス株式会社 内視鏡の先端部
US6855108B2 (en) * 2001-09-25 2005-02-15 Olympus Corporation Endoscope hood member and endoscope system
JP3826045B2 (ja) * 2002-02-07 2006-09-27 オリンパス株式会社 内視鏡用フード
JP3639560B2 (ja) * 2002-02-28 2005-04-20 オリンパス株式会社 内視鏡用フード
US7137981B2 (en) * 2002-03-25 2006-11-21 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Endoscopic ablation system with a distally mounted image sensor
JP3791910B2 (ja) * 2002-04-08 2006-06-28 オリンパス株式会社 内視鏡用フード
JP4373146B2 (ja) * 2002-07-11 2009-11-25 オリンパス株式会社 内視鏡用縫合装置
JP3791916B2 (ja) * 2002-10-11 2006-06-28 オリンパス株式会社 内視鏡用先端フード部材
US6908427B2 (en) * 2002-12-30 2005-06-21 PARÉ Surgical, Inc. Flexible endoscope capsule
JP2005095582A (ja) * 2003-08-21 2005-04-14 Olympus Corp 内視鏡用フード
US7497826B2 (en) * 2003-08-27 2009-03-03 Hoya Corporation Endoscopic high-frequency knife
JP4390502B2 (ja) * 2003-08-27 2009-12-24 Hoya株式会社 内視鏡用高周波切開具
JP4390501B2 (ja) * 2003-08-27 2009-12-24 Hoya株式会社 内視鏡用高周波切開具
JP4424940B2 (ja) * 2003-08-27 2010-03-03 Hoya株式会社 内視鏡用高周波切開具
JP4441227B2 (ja) * 2003-10-08 2010-03-31 Hoya株式会社 高周波処置用内視鏡
JP4315431B2 (ja) * 2003-11-14 2009-08-19 キヤノン株式会社 直交変換器、逆直交変換器、直交変換方法及び逆直交変換方法
JP4422472B2 (ja) * 2003-12-19 2010-02-24 オリンパス株式会社 粘膜下層剥離処置具及びそのシステム
US7780592B2 (en) * 2004-10-29 2010-08-24 Medtronic, Inc. Distal portion of an endoscopic delivery system
EP1834599A4 (en) * 2004-12-17 2009-01-21 Univ Kyoto ENDOSCOPE SLEEVE COMPRISING AN ABLATION FUNCTION
US20070203395A1 (en) * 2006-02-28 2007-08-30 Takayasu Mikkaichi Cap installable on distal end portion of endoscope

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5336377B2 (ja) 内視鏡と共に使用するフード部材
JP2010502381A5 (ja)
AU2007238753B2 (en) Apparatus and methods for endoscopic resection of tissue
JP6235672B2 (ja) 粘膜下医療処置を実行するための方法及びシステム
CN101061964B (zh) 用于执行内窥镜粘膜切除术的设备和方法
JP4455002B2 (ja) 高周波ナイフ
JP2001292959A (ja) 内視鏡処置システム
JP5602756B2 (ja) 材料切除術のためのフード法及び装置
JP6224618B2 (ja) 組織の切除を容易にするように構成された切除装置および身体から組織を切除するための装置
JP2007296346A (ja) 内視鏡的粘膜切除術中に切断要素を展開するための装置および方法
JP2016512090A (ja) 組織分離のための装置およびそれに関連する使用法
JP2016512458A (ja) 切除装置および関連する使用方法
Choi et al. Accessory devices frequently used for endoscopic submucosal dissection
US10363087B2 (en) Tissue resection device
JP2008093247A (ja) 内視鏡用先端フード及び内視鏡
JP2010273709A (ja) 内視鏡用フード
US20080091190A1 (en) Injectable surgical patch and method for performing same
US20140276814A1 (en) Tissue resection device and related methods of use