JP2010501470A - ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤 - Google Patents

ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2010501470A
JP2010501470A JP2009507996A JP2009507996A JP2010501470A JP 2010501470 A JP2010501470 A JP 2010501470A JP 2009507996 A JP2009507996 A JP 2009507996A JP 2009507996 A JP2009507996 A JP 2009507996A JP 2010501470 A JP2010501470 A JP 2010501470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insecticide
group
permethrin
insecticides
pyriproxyfen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009507996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5710877B2 (ja
JP2010501470A5 (ja
Inventor
イアン ダブリュー コートレル
アルバート アーン
リンダ ドーンヴァル
Original Assignee
サミット ヴェトファーム リミテッド ライアビリティ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サミット ヴェトファーム リミテッド ライアビリティ カンパニー filed Critical サミット ヴェトファーム リミテッド ライアビリティ カンパニー
Publication of JP2010501470A publication Critical patent/JP2010501470A/ja
Publication of JP2010501470A5 publication Critical patent/JP2010501470A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5710877B2 publication Critical patent/JP5710877B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N53/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing cyclopropane carboxylic acids or derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/14Ectoparasiticides, e.g. scabicides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

安全に使用でき、かつ通常の局所殺虫剤の多くの共通の有害な副作用を回避できる局所殺虫製剤を提供する。局所殺虫製剤は、ノミを殺すために有効な第1のピレスロイド系殺虫剤、マダニを殺すために有効な第2のピレスロイド系殺虫剤、及び昆虫成長レギュレーター(IGR)を含む。局所殺虫製剤を一緒に包装するか、又は第1及び第2のピレスロイド系殺虫剤が該殺虫製剤の動物への投与前は別個に貯蔵されるように包装することができる。第1及び第2のピレスロイド系殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの組合せの結果、単独で使用した第1及び第2の殺虫剤の効力に比べてノミ及びマダニに対する殺虫活性が向上した殺虫製剤が調製されることとなる。さらに、第1及び第2のピレスロイド系殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの組合せは、ノミ及びマダニに対する殺虫活性が増強しながら、その有効性に必要な殺虫剤の総量を有利に最小化する殺虫製剤をもたらす。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
〔関連出願の相互参照〕
この出願は2006年4月28日提出の米国仮出願第60/795,677号の利益を主張し、及び2005年7月14日提出の米国出願第11/181,344号(2003年8月8日提出の米国仮出願第60/493,976号、及び2004年3月19日提出の米国仮出願第60/554,563号の利益を主張し、かつ2002年9月12日提出の米国出願第10/242,551号、今や米国特許第6,867,223号の一部継続出願でもある2004年8月3日提出の米国出願第10/910,542号の一部継続出願である)の一部継続出願であり、かつ前記米国出願第11/181,344号の優先権を主張する。上で列挙した出願の優先権を主張し、これらの出願は参照によって本明細書に取り込まれる。
〔発明の背景〕
本発明は、一般的に殺虫剤、さらに詳細には、局所殺虫剤、例えばイヌ等の室内ペットに使うのに好適な局所殺虫剤に関する。
動物のノミ、マダニ、ハエ等による侵入は非常に望ましくない。従って、家畜及びペットに局所殺虫剤と内部殺虫剤の両方を投与することが一般的になってきた。局所的に使用する場合、多くの殺虫剤が許容可能に安全であるが、内部的に使用する場合はそうでないという点で局所投与が望ましいだろう。また、多くのペット所有者は、自分たちのペットに内部殺虫剤を投与することを心配する。
種々の局所殺虫剤は欠点を有する。場合によっては動物に大量投与が必要である。これはかなりの混乱を引き起こし、不快臭をもたらしうる。従って、局所殺虫剤の用量が大量な場合、動物によって容易に殺虫剤が振り落とされ、その結果として殺虫製剤の効力が低減しうる。また、動物が室内ペットの場合、殺虫剤がヒトとの接触に安全でなければならないという点でさらに厄介な問題がある。殺虫剤は家具、カーペット等の染色をも招来すべきでない。最後に、安全だとしても、室内ペット用の局所殺虫剤は刺激性であるか又は発疹、脱毛を引き起こすべきでなく、或いは他の不快な副作用を示すべきでない。
従って、先行技術の欠点を克服する、改良された局所殺虫剤が要望されている。
〔発明の概要〕
一般的に、本発明により、局所殺虫剤、特にペット、特にイヌに使うための局所殺虫剤が提供される。本発明の製剤は安全に使用でき、かつ通常の局所殺虫剤の多くの共通の有害な副作用を回避することができる。
本発明は、ノミ、ノミの卵、ノミの幼虫、マダニ、マダニの卵、マダニの幼虫及び若虫を殺すために有効でありうる殺虫剤と昆虫成長レギュレーターとの組合せを含む局所殺虫剤を提供する。殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの組合せの選択が、高い殺虫活性を有しながら、同じ殺虫率を達成するために単独で使用した場合の個々の殺虫剤の効力と必要量に比べて少ない総量の殺虫剤を動物に投与することができる。ここで誘導される組成物は、他の製剤に比べて効果の速度を改善し、かつ再発生を低減するためにも有用である。
本発明は、ノミに対して少なくとも80%、好ましくは90%の殺虫率を達成するために殺虫的に有効な量の第1の殺虫剤成分、マダニに対して少なくとも80%、好ましくは90%の殺虫率を達成するために殺虫的に有効な量の第2の殺虫剤成分、及び成長制御に有効な量の昆虫成長レギュレーター(IGR)の組合せを含む殺虫剤組成物を提供する。本発明の特定の実施形態では、第2の殺虫剤が、ノミに対してのみ有効なネオニコチノイドでない。2種の殺虫剤成分と昆虫成長レギュレーターの組合せが第1及び第2の殺虫剤を単独で使用した場合の第1及び第2の殺虫剤の効力に比べて第1及び第2の殺虫剤の効力を高め、かつ第1及び第2の殺虫剤を単独で使用した場合の第1及び第2の殺虫剤の有効量を減らす。
本発明の一実施形態では、該組成物中の2種の殺虫剤成分の少なくとも1種がピレスロイドであり、他の好ましい実施形態では、組成物中の第1及び第2の殺虫剤成分がピレスロイドである。本発明の好ましい実施形態では、組成物中の第1の殺虫剤成分がペルメトリンを含む。本発明の別の実施形態はシフェノトリン又はフェンプロパトリンを含有しうる。第2の殺虫剤成分は、後述する式(1)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体を含む。当然、2種の殺虫剤の第1及び第2という命名は任意かつ相互交換可能であるものと解釈すべきである。また、活性成分、例えばペルメトリンという識別は、該活性成分の他の医薬的に活性な形態、例えばエステル、塩、塩酸塩、酸又は塩基形態、異性体などをも指すことを意図している。
本発明の別の実施形態では、第1の殺虫剤成分はペルメトリン又はフェノトリンを含む。第2の殺虫剤成分はクロロニコチニル殺虫剤、好ましくはアセタミプリド(acetamiprid)を含む。殺虫製剤で利用できる他のクロロニコチニル系殺虫剤として、限定するものではないが、ニテンピラム(nitenpyram)及びイミダクロプリド(imidacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、及びクロチアニジン(clothianidin)が挙げられる。
本発明の別の好ましい実施形態では、第1の殺虫剤成分がペルメトリン又はフェノトリンを含み、かつ第2の殺虫剤成分がジノテフラン(dinotefuran)、アセタミプリド、ニテンピラム、イミダクロプリド、又はビフェントリン(bifenthrin)を含む。第2の成分は、有利にはイソパラフィン系溶媒、例えばEXXONから商業的に入手可能なIsopar(登録商標)及び/又はトリプロピレングリコールメチルエーテル(TPM)、ジプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、乳酸エチル、プロピレンカーボネート及び/又はべニバナ油と併用される。第2の殺虫剤がジノテフランである実施形態では、溶媒溶液にIsopar(登録商標)及びべニバナ油が含まれないことが好ましいことに留意すべきである。
高濃度のジノテフランとペルメトリン又はフェノトリンを形成することは困難であり、これはおそらく、妥当量の時間室温で貯蔵したときに不安定となりうる溶液をもたらすことが判明した。従って、殺虫剤組成物を動物に適用する前に第1の殺虫剤と第2の殺虫剤が相互作用しないような方法で殺虫剤組成物を包装し、かつこれらの製剤を適用するまで分けておくことが好ましいことが判った。第1及び第2の殺虫剤を、製剤の適用前に殺虫剤が混合するのを防止するための2つの連合し、好ましくは付着しているが、個別のチャンバーを有するパッケージ又は容器に相互別々に貯蔵することができる。投与前、2種の殺虫剤のそれぞれの個別チャンバーに2種の殺虫剤を含有するパッケージを開けて、2種の殺虫剤を同時か又は少なくともほぼ同時に動物に投与する。
2種の成分を与える一手段は、それぞれ平底と、上面に球形状のレザバーを有する2つの容器を与えることである。各球は、レザバーから第1の方向に伸長するチャネル部と流体連絡状態にありうる。2つの容器は相互に鏡像でよく、中心結線(該中心結線のところで2つの容器が相互に保持されうる)から発しているので、2つの平底が合わさると、見慣れたスポイトの球形状の形成となる。従って、球の末端を圧搾すると同時に両チャネルを通じて両球がペットに調剤する。
本発明のさらに別の好ましい実施形態では、組成物中の昆虫成長レギュレーターがピリプロキシフェン又はメトプレン(methoprene)である。好ましくは、昆虫成長レギュレーターを第1の殺虫剤若しくは第2の殺虫剤のどちらかと同じチャンバー又はさらに別の容器に包装する。ピリプロキシフェン又はメトプレンは、ノミの卵が孵化するのを妨げることによって昆虫成長インヒビター(IGR)として作用する殺虫剤である。
本発明の別の好ましい実施形態では、トリフェニルホスフェート(TPP)を殺虫剤組成物に、好ましくは該組成物中の第1及び第2の殺虫剤の殺虫的に有効な量未満の量で加える。トリフェニルホスフェートを第1の殺虫剤若しくは第2の殺虫剤のどちらかと同じ容器に包装することができる。チャンバーの選択は、殺虫剤を可溶化する溶媒によって決まる。
従って、ノミ、ノミの幼虫、ノミの卵、及びマダニに対して非常に有効な改良された局所殺虫剤組成物を提供することが本発明の目的である。
本発明の別の目的は、昆虫の侵入を制御するための方法の提供である。
本発明の別の目的は、他の殺虫剤より迅速及び/又は持続的に働く局所殺虫剤を提供することである。
他の目的及び特徴は、部分的に明らかになり、かつ部分的に指摘されるだろう。
〔好ましい実施形態の詳細な説明〕
本発明により、ノミ及びマダニ(ノミの卵、ノミの幼虫、及び成虫のノミとマダニ、マダニの卵、マダニの幼虫とマダニの若虫を含む)を殺すために有効な、殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの組合せを含む殺虫剤組成物が提供される。ダニに対して非常に有効な殺虫剤の組合せを選択し、かつそれらをマダニに対して非常に有効な殺虫剤と併用することによって、殺虫剤の総量を最適化する。殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの併用の結果、ダニとマダニに対して高い殺虫活性を有しながら、個々の殺虫剤を単独で含む組成物と比較した場合、適用に必要な殺虫剤の総体積量を減らすことができる。本発明のペルメトリンを含有する組成物は、ネコへの使用に比べて特にイヌに対する使用が有利である。
本発明の殺虫剤組成物は、ノミに対して好ましくは少なくとも80%の殺虫率を達成するために殺虫的に有効な量の第1の殺虫剤成分、マダニに対して好ましくは少なくとも80%の殺虫率を達成するために殺虫的に有効な量の第2の殺虫剤成分、及び殺虫的に有効な量の昆虫成長レギュレーター(IGR)の組合せを含む。第1及び第2の殺虫剤成分と昆虫成長レギュレーターの組合せが、第1若しくは第2の殺虫剤又は昆虫成長レギュレーターのいずれかを単独で含有する組成物に比し、ノミ、ノミの幼虫、ノミの卵及びマダニに対して、より高い殺虫活性を有する殺虫剤組成物をもたらす。
本発明の好ましい実施形態では、組成物中の第1の殺虫剤成分は、ノミに対して少なくとも80%の殺虫率、さらに好ましくはノミに対して少なくとも90%の殺虫率、なおさらに好ましくはノミに対して少なくとも95%の殺虫率、最も好ましくはノミに対して少なくとも99%の殺虫率を達成するために殺虫的に有効な量である。本発明の別の好ましい実施形態では、組成物中の第2の殺虫剤成分は、マダニに対して少なくとも80%の殺虫率、さらに好ましくはマダニに対して少なくとも90%の殺虫率、なおさらに好ましくはマダニに対して少なくとも95%の殺虫率、最も好ましくはマダニに対して少なくとも99%の殺虫率を達成するために殺虫的に有効な量である。
本発明の一実施形態では、組成物中の第1及び第2の殺虫剤成分は同一の殺虫剤でなく、組成物中の2種の殺虫剤の少なくとも1種がピレトリン又は合成ピレスロイドである。本発明の他の好ましい実施形態では、組成物中の第1及び第2の殺虫剤成分が両方ともピレスロイドである。当然、追加のピレスロイド系又は非-ピレスロイド系殺虫剤を含めるうることを理解すべきである。
本発明の別の実施形態では、第1の殺虫剤成分がピレスロイドであり、かつ第2の殺虫剤成分がネオ-ニコチノイドである。
本発明の1つの好ましい実施形態では、組成物中の第1の殺虫剤成分がピレスロイド、好ましくはピレトリンを含む。本発明の他の実施形態は、第1の殺虫剤成分としてシフェノトリン及び/又はフェンプロパトリンを含む。第2の殺虫剤成分は、好ましくは下記式(1)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体を含んでなるネオ-ニコチノイドを含む。式(1)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体は、その分子構造中にピリジルメチル基又はチアゾリルメチル基が存在しない場合でさえ優れた殺虫活性を有する。
Figure 2010501470
(式中、X1、X2、X3、X4、X5、X6及びX7は、それぞれ水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し;R1は、水素原子、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、3個の炭素原子を有するアルケニル基、ベンジル基、2〜4個の炭素原子(その全基中に)を有するアルコキシアルキル基、1〜3個の炭素原子を有するアルキルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、1〜6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基、2〜3個の炭素原子を有するアルケニルカルボニル基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルカルボニル基、ベンゾイル基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で置換されているベンゾイル基、ハロゲン原子で置換されているベンゾイル基、2-フラニルカルボニル基又はN,N-ジメチルカルバモイル基を表し;R2は、水素原子、アミノ基、メチル基、1〜5個の炭素原子を有するアルキルアミノ基、2〜5個の炭素原子(その全基中に)を有する二置換アルキルアミノ基、1-ピロリジニル基、3個の炭素原子を有するアルケニルアミノ基、3個の炭素原子を有するアルキニルアミノ基、メトキシアミノ基、2〜4個の炭素原子(その全基中に)を有するアルコキシアルキルアミノ基、メチルチオ基又は--N(Y1)Y2(式中、Y1は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、1〜6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基、2〜3個の炭素原子を有するアルケニルカルボニル基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルカルボニル基、ベンゾイル基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で置換されているベンゾイル基、ハロゲン原子で置換されているベンゾイル基、2-フラニルカルボニル基、N,N-ジメチルカルバモイル基、(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル基又はベンジル基を表し、かつY2は、水素原子又は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を表す)を表し;かつZは=N-NO2、=CH-NO2又は=N-CNを表す。)
式(1)の化合物を製造するための中間体は、下記式(2)で表される。
Figure 2010501470
(式中、X1、X2、X3、X4、X5、X6及びX7は、それぞれ水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し;R10は、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表し;かつR11は、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表す。)
本発明の式(1)及び式(2)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体は、高い殺虫活性と広い殺虫範囲を有する優れた化合物である。さらに、本発明の式(1)及び(2)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体を含有する農薬は、殺虫剤として卓越した特性を有するので有用である。
上式(1)及び(2)中のX1、X2、X3、X4、X5、X6及びX7についてアルキル基の具体例として、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソ-プロピル基、tert-ブチル基など、好ましくはメチル基が挙げられる。
R1についてアルキル基の具体例としてメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソ-プロピル基、n-ブチル基、イソ-ブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基などが挙げられる。
R1についてアルケニル基の具体例として、1-プロペニル基、2-プロペニル基などが挙げられる。
R1についてアルコキシアルキル基の具体例として、メトキシメチル基、エトキシメチル基、n-プロポキシメチル基、イソ-プロポキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基などが挙げられる。
R1についてアルキルオキシカルボニル基の具体例として、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、n-プロピルオキシカルボニル基、イソ-プロピルオキシカルボニル基などが挙げられる。
R1についてアルキルカルボニル基の具体例として、メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n-プロピルカルボニル基、イソ-プロピルカルボニル基、n-ブチルカルボニル基、イソ-ブチルカルボニル基、sec-ブチルカルボニル基、tert-ブチルカルボニル基、n-ペンチルカルボニル基、n-ヘキシルカルボニル基などが挙げられる。
R1についてアルケニルカルボニル基の具体例として、ビニルカルボニル基、1-メチルビニルカルボニル基などが挙げられる。
R1についてシクロアルキルカルボニル基の具体例として、シクロプロピルカルボニル基、シクロブチルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基などが挙げられる。
R1について、アルキル基で置換されているベンゾイル基の具体例として、2-メチルベンゾイル基、3-メチルベンゾイル基、4-メチルベンゾイル基、4-tert-ブチルベンゾイル基などが挙げられる。
R1について、ハロゲン原子で置換されているベンゾイル基の具体例として、2-クロロベンゾイル基、3-クロロベンゾイル基、4-クロロベンゾイル基、3,4-ジクロロ-ベンゾイル基、4-フルオロベンゾイル基などが挙げられる。
R1は、上述したような種々の置換基を取りうるが、R1は、好ましくは水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基又はシクロプロピルカルボニル基である。
R2についてアルキルアミノ基の具体例として、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n-プロピル-アミノ基、イソ-プロピルアミノ基、n-ブチルアミノ基、イソ-ブチルアミノ基、sec-ブチルアミノ基、tert-ブチルアミノ基、n-ペンチルアミノ基など、好ましくはメチルアミノ基が挙げられる。
R2について二置換アルキルアミノ基の具体例として、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N-メチル-N-エチルアミノ基、N-メチル-N-n-プロピルアミノ基、N-メチル-N-n-ブチルアミノ基など、好ましくはジメチルアミノ基が挙げられる。
R2についてアルケニルアミノ基の具体例として、1-プロペニルアミノ基、2-プロペニルアミノ基などが挙げられる。
R2についてアルキニルアミノ基の具体例として、プロパルギルアミノ基などが挙げられる。
R2についてアルコキシアルキルアミノ基の具体例として、メトキシメチルアミノ基、エトキシメチルアミノ基、n-プロポキシメチルアミノ基、イソ-プロポキシメチルアミノ基、メトキシエチルアミノ基、エトキシエチルアミノ基などが挙げられる。
R2についてY1で表されるアルキルオキシカルボニル基の具体例として、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシ-カルボニル基、n-プロピルオキシカルボニル基、イソ-プロピルオキシ-カルボニル基などが挙げられる。
R2についてY1で表されるアルキルカルボニル基の具体例として、メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n-プロピルカルボニル基、イソ-プロピルカルボニル基、n-ブチルカルボニル基、イソブチルカルボニル基、sec-ブチル-カルボニル基、tertブチルカルボニル基、n-ペンチルカルボニル基、n-ヘキシルカルボニル基など、好ましくはメチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n-プロピルカルボニル基、イソ-プロピルカルボニル基、n-ブチルカルボニル基、イソ-ブチルカルボニル基、sec-ブチルカルボニル基及びtert-ブチルカルボニル基が挙げられる。
R2についてY1で表されるアルケニルカルボニル基の具体例として、ビニルカルボニル基、1-メチル-ビニルカルボニル基などが挙げられる。
R2についてY1で表されるシクロアルキルカルボニル基の具体例として、シクロプロピルカルボニル基、シクロブチルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロ-ヘキシルカルボニル基など、好ましくはシクロプロピル-カルボニル基が挙げられる。
R2についてY1で表される、アルキル基で置換されているベンゾイル基の具体例として、2-メチルベンゾイル基、3-メチルベンゾイル基、4-メチルベンゾイル基、4-tert-ブチルベンゾイル基などが挙げられる。
R2についてY1で表される、ハロゲン原子で置換されているベンゾイル基の具体例として、2-クロロベンゾイル基、3-クロロベンゾイル基、4-クロロベンゾイル基、3,4-ジクロロベンゾイル基、4-フルオロベンゾイル基などが挙げられる。
R2についてY1で表されるアルキル基の具体例として、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソ-プロピル基、n-ブチル基、イソ-ブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基など、好ましくはメチル基が挙げられる。
式(1)において、R1とY1が同時に、1〜4個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基又はシクロプロピルカルボニル基である化合物は、殺虫活性と製造方法の両観点から好ましい形態である。
2つの異なる殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの組合せが、第1及び第2の殺虫剤を単独で含有する組成物と比較した場合に高い殺虫活性を有する組成物をもたらすことが判明した。動物に対する殺虫剤の毒性に関する心配を減らし、ひいては安全な使用を提供するため、動物に投与する総殺虫剤の量を最小化することが有利である。それは、ヒト、家具、衣服及び家具上への殺虫剤の移行を減らすためにも有益である。従って、本発明は、単一の殺虫剤だけを使用する場合より低量の殺虫剤を投与して昆虫の侵入を制御することができる。
本発明の好ましい実施形態では、組成物中の第1の殺虫剤成分がピレスロイドを含み、かつ第2の殺虫剤成分がネオ-ニコチノイドを含む。本発明の好ましい実施形態では、第1の殺虫剤成分がシクロプロパンカルボン酸、3-(2,2-ジクロロエテニル)-2,2-ジメチル-(3-フェノキシフェニル)メチルエステル(ペルメトリン)を含み、かつ第2の殺虫剤成分が1-{(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル}-2-ニトロ-3-メチルグアニジン(ジノテフラン)又はN-((6-クロロ-3-ピリジニル)メチル)-N1-シアノ-N-メチル-エタンイミダニド(ethanimidanide)(アセタミプリド)を含む。ペルメトリンはマダニを殺すダニ駆除剤であり、ジノテフラン及びアセタミプリドは成虫ノミを殺す殺虫剤である。本発明の好ましい実施形態では、組成物はさらに昆虫成長レギュレーターを含み、昆虫成長レギュレーターは好ましくはピリプロキシフェン又はメトプレンである。
本発明の別の好ましい実施形態では、組成物中の第1の殺虫剤成分が2,2-ジメチル-3-(2-メチル-1-プロペニル)シクロプロパンカルボン酸、(3-フェノキシフェニル)メチルエステル(フェノトリン)を含み、かつ第2の殺虫剤成分がジノテフラン又はアセタミプリドを含む。
ジノテフランを、特に有効な溶媒系、例えば米国特許第6,814,030号(参照によって取り込まれる)に開示されているような水とエタノール又はイソプロパノールの組合せ、又は米国特許第6,588,374号(参照によって取り込まれる)に開示されているようなフェニルメタノール若しくはフェニルエタノール、又は乳酸エチルと水の組合せに溶かすことができる。本発明の好ましい実施形態では、組成物はさらに昆虫成長レギュレーターを含有し、昆虫成長レギュレーターは好ましくはピリプロキシフェン又はメトプレンである。
本発明の殺虫剤組成物は、ノミ、ノミの卵、ノミの幼虫、マダニ、マダニの卵、マダニの幼虫及びマダニの若虫を殺すために有効な殺虫剤と昆虫成長レギュレーターの組合せを含有する。第1の殺虫剤成分、第2の殺虫剤成分及び昆虫成長レギュレーターの選択が、高い殺虫活性を有する殺虫剤を生じさせる。本発明の好ましい実施形態では、第1の殺虫剤成分又は第2の殺虫剤成分がダニ駆除剤であり、なおさらに好ましくは第1の殺虫剤成分又は第2の殺虫剤成分がペルメトリンである。
当然、殺虫剤組成物が1種以上のダニ駆除剤又は他の生理学的に活性な成分を含有しうることを理解すべきである。殺虫剤組成物で利用可能な追加のダニ駆除剤として、限定するものではないが、下記分類の化合物が挙げられる:抗菌性ダニ駆除剤(ニッコマイシン(nikkomycins)、スリンギエンシン(thuringiensin));大環状ラクトン系ダニ駆除剤(テトラナクチン(tetranactin));アベルメクチン(avermectin)系ダニ駆除剤(アバメクチン(abamectin)、ドラメクチン(doramectin)、エプリノメクチン(eprinomectin)、イベルメクチン(ivermectin)、セラメクチン(selamectin));ミルベマイシン(mylbemycin)系ダニ駆除剤(ミルベメクチン(milbemectin)、ミルベマイシンオキシム、モキシデクチン(moxidectin));架橋型ジフェニル系ダニ駆除剤(アゾベンゼン、ベンゾキシメート(benzoximate)、安息香酸ベンジル、ブロモプロピレート、クロルベンシド(chlorbenside)、クロルフェネトール(chlorfenethol)、クロルフェンソン(chlorfenson)、クロルフェンスルフィド(chlorfensulphide)、クロロベンジレート(chlorobenzilate)、クロロプロピレート、DDT、ジコホル(dicofol)、ジフェニルスルホン、フォフェナピン(dofenapyn)、フェンソン(fenson)、フェントリファニル(fentrifanil)、フルオロベンシド(fluorbenside)、プロクロノル(proclonol)、テトラジホン(tetradifon)、タトラスル(tetrasul));カルバメート系ダニ駆除剤(ベノミルカーバノレート(benomyl carbanolate)、カルバリル(carbaryl)、カルボフラン(carbofuran)、メチオカルブ(methiocarb)、メトルカルブ(metolcarb)、プロマシル(promacyl)、プロポクスル(propoxur));オキシムカルバメート系ダニ駆除剤(アルジカルブ、ブトカルボキシム(carboxim)、オキサミル(oxamyl)、チオカルボキシム(thiocarboxime)、チオファノックス(thiofanox));ジニトロフェノール系ダニ駆除剤(ビナパクリル(binapacryl)、ジネックス(dinex)、ジノブトン(dinobuton)、ジノカップ(dinocap)、ジノカップ-4、ジノカップ-6、ジノクトン(dinocton)、ジノペントン(dinopenton)、ジノスルホン(dinosulfon)、ジノテルボン(dinoterbon)、DNOC);ホルムアミジン(formamidine)系ダニ駆除剤(アミトラズクロルジメホルム(amitraz chlordimeform)、クロロメブホルムchloromebuform)、ホルメタネート(formetanate)、ホルムパラネート(formparanate));ダニ類成長レギュレーター(クロフェンテジン(clofentezine)、ドフェナピン(dofenapyn)、フルアズロン(fluazuron)、フルベンズイミン(flubenzimine)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキシチアゾックス(hexythiazox));有機塩素系ダニ駆除剤(ブロモシクレン(bromocyclen)、カンフェクロール(camphechlor)、DDT、ジエノクロール(dienochlor)、エンドスルファン(endosulfan)、リンダン(lindane));有機リン系ダニ駆除剤(クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、クロトキシホス(crotoxyphos)、ジクロルボス(dichlorvos)、ヘプテノホス(heptenophos)、メビンホス(mevinphos)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled)、シュラーダン(schradan)、TEPP、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos));有機チオホスフェート系ダニ駆除剤(アミジチオン(amidithion)、アミトン(amiton)、アジンホス(azinphos)-エチル、アジンホス-メチル、アゾトエート(azothoate)、ベノキサホス(benoxafos)、ブロモホス(bromophos、ブロモホス-エチル、カルボフェノチオン(carbophenothion)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルチオホス(chlorthiophos)、クマホス(coumaphos)、シアントエート(cyanthoate)、デメトン(demeton)、デメトン-O、デメトン-S、デメトン-メチル、デメトン-O-メチル、デメトン-S-メチル、デメトン-S-メチルスルホン、ジアリホス(dialifos)、ジアジノン(diazinon)、ジメトエート(dimethoate)、ジオキサチオン(dioxathion)、ジスルホントン(disulfoton)、エンドチオン(endothion)、エチオン(ethion)、エトエート(ethoate)-メチル、ホルモチオン(formothion)、マラチオン(malathion)、メカルバム(mecarbam)、メタクリホス(methacrifos)、オメトエート(omethoate)、オキシデプロホス(oxydeprofos)、オキシジスルホトン(oxydisulfoton)、パラチオン(parathion)、フェンカプトン(phenkapton)、ホレート(phorate)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet)、ホキシム(phoxim)、ピリミホス(pirimiphos)-メチル、プロチダチオン(prothidathion)、プロトエート(prothoate)、ピリミテート(pyrimitate)、キナルホス(quinalphos)、キンチオホス(quintiofos)、ソファミド(sophamide)、フルホテップ(sulfotep)、チオメトン(thiometon)、トリゾホス(triazophos)、トリフェノホス(trifenofos)、バミドチオン(vamidothion));ホスホネート系ダニ駆除剤(トリクロルホン(trichlorfon));ホスホロアミドチオエート系(phosphoramidothioate)ダニ駆除剤(イソカルボホス(isocarbophos)、メタミドホス(methamidophos)、プロペタムホス(propetamphos));ホスホロジアミド系ダニ駆除剤(ジメホックス(dimefox)、ミパホックス(mipafox));有機スズ系ダニ駆除剤(アゾシクロチン、シヘキサチン(cyhexatin)、フェンブタチン(fenbutatin)オキシド);フェニルフルファミド系ダニ駆除剤(ジクロフルアニド(dichlofluanid));フタルイミド系ダニ駆除剤(ジアリホス(dialifos)、ホスメット(phosmet));ピラゾール系ダニ駆除剤(アセトプロール(acetoprole)、フィプロニル(fipronil)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、バニリプロール(vaniliprole);ピレスロイド系ダニ駆除剤、例えばピレスロイドエステルダニ駆除剤(アクリナトリン(acrinathrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン、α-シペルメトリン、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルメトリン(flumethrin)、フルバリネート(fluvalinate)、τ-フルバリネート、ペルメトリン)及びピレスロイドエーテル系ダニ駆除剤(ハルフェンプロックス(halfenprox));ピリミジンアミン系ダニ駆除剤(ピリミジフェン(pyrimidifen));ピロール系ダニ駆除剤(クロルフェナピル(chlorfenapyr));キノキサリン系ダニ駆除剤(キノメチオナート(chinomethionat)、チオキノックス(thioquinox));亜硫酸エステル系ダニ駆除剤(プロパルギット(propargite));テオロン酸(tetronic acid)系ダニ駆除剤(スピロジクロフェン(spirodiclofen));チオカルバメート系ダニ駆除剤(フェノチオカルブ(fenothiocarb));チオ尿素系ダニ駆除剤(クロロメチウロン、ジアフェンチウロン(diafenthiuron));及び他の分類されていないダニ駆除剤(アセキノシル(acequinocyl)、アミドフルメット(amidoflumet)、酸化ヒ素、ビフェナゼート(bifenazate)、クロサンテル(closantel)、クロタミトン(crotamiton)、ジスルフィラム(disulfiram)、エトキサゾール(etoxazole)、フェナザフロール(fenazaflor)、フェナザキン(fenazaquin)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フルアクリピリム(fluacrypyrim)、フルエネチル(fluenetil)、メスフェン(mesulfen)、MNAF、ニフリジド(nifluridide)、ピリダベン(pyridaben)、スルフィラム(sulfiram)、スルフラミド(sulfluramid)、イオウ、トリアラテン(triarathene))。
本発明の殺虫剤組成物に利用しうる他のダニ駆除剤又は生理学的に活性な物質は、アセフェート(acephate)、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス・クルスタキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)、ボーベリア・バッシアーナ(Beauveria bassiana)、ベンダイオカルブ(Bendiocarb)、ビフェトリン(Bifenthrin)、カルバリル(Carbaryl)、クロピリホス(Chlopyrifos)+DDVP、クロピリホス+ピレトリン、シフルトリン(Cyfluthrin)、エトプロップ(Ethoprop)、フェナシホス(Fenamiphos)、フェノキシカルブ(Fenoxycarb)、フィプロニル(Fipronil)、ホノホス(Fonofos)、ハロフェノジド(Halofenozide)、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)、ヒドラメチルノン(Hydramethylnon)、イミダクロプリド(Imidacloprid)、イソフェンホス(Isofenphos)、ラムダ-シハロトリン(Lambda-cyhalothrin)、リンダン(Lindane)、マラチオン(Malathion)、ミロセシウム・ヴェルカリア(Myrothecium verrucaria)、ペルメトリン(Permethrin)、スピノサド(Spinosad)、及びトリクロロホン(Trichlorfon)、アセキノシル(Acequinocyl)、アセタミプリド(Acetamiprid)、アセベンゾラル-S-メチル(Acibenzolar-S-Methyl)、アゾキシストロビン(Azoxystrobin)、ボスカリド(Boscalid)、ブロムコナゾール(Bromuconazole)、カフェントラゾン-エチル(Carfentrazone-ethyl)、クロジナホップ-プロパルギル(Clodinafop-Propargyl)、クロフェンセット(Clofencet)、クロランスラム-メチル(Cloransulam-methyl)、クロチアニジン(Clothianidin)、オクタン酸銅(Copper Octanoate)、塩化銅(I)(Cuprous Chloride)、シクラニリド(Cyclanilide)、シハロポップ-ブチル(Cyhalofop-butyl)、シモキサニル(Cymoxanil)、シプロジニル(Cyprodinil)、ジクロスラム(Diclosulam)、ジフルフェンゾピル(Diflufenzopyr)、ジメトモルフ(Dimethomorph)、エコリスト(Ecolyst)、エトキサゾール(Etoxazole)、フェンヘキサミド(Fenhexamid)、フルアジナム(Fluazinam)、フルフェナセット(Flufenacet)、フルミオキサジン(Flumioxazin)、フルロキシピル(Fluroxypyr)、フルチアセット-メチル(Fluthiacet-Methyl)、ファモキサドン(Famoxadone)、ホラムスルフロン(Foramsulfuron)、イマザモクス(Imazamox)、イミプロトリン(Imiprothrin)、インドキサカルブ(Indoxacarb)、イソキサフルトール(Isoxaflutole)、クレソキシム-メチル(Kresoxim-methyl)、リチウムペルフルオロオクタンスルホネート(LPOS)、メソトリオン(Mesotrione)、N-メチルネオデカンアミド、ノバルロン(Novaluron)、ホスフィン(Phosphine)、ピリミカルブ(Pirimicarb)、プロヘキサジオンカルシウム(Prohexadione Calcium)、プロパジン(Propazine)、ピメトロジン(Pymetrozine)、スピノサド、スルフェントラゾン(Sulfentrazone)、テブフェンピラド(Tebufenpyrad)、チアクロプリド(Thiacloprid)、チアゾピル(Thiazopyr)、トリルフラニド(Tolylfluanid)、トラルコキシジム(Tralkoxydim)、トリフロキシストロビン(Trifloxystrobin)、ゾキサミド(Zoxamide)、アミトラズ(Amitraz)、クロルピリホス(chrorpyrifos)、クロルピリホス+シペルメトリン、クロルピリホス+ジジノン(dizinon)、クロルピリホス+ペルメトリン、クマホス(coumaphos)、クロトジホス(crotozyphos)+ジクロルボス(dichlorvos)、シフルトリン(cyfluthrin)、シペルメトリン、ジアジノン(diazinon)、ジクロルボス、ジクロルボス+ピレトリン、ジクロルボス+タトラクロルボス、ジメトエート(dimethoate)、ドラメクチン、エプリノメクチン、エチオン(ethion)、ファムフール(famphur)、フェンチオン(fenthion)、フェンバレレート、イベルメクチン、ラムダ-シハロトリン(cyhalothrin)、ラムダ-シハロトリン+ピリミホスメチル、リンダン、マラチオン、マラチオン+メトキシクロール、マラチオン+イオウ、メトミル(methomyl)、メトキシクロール、メトキシクロール+ピレトリン、モキシデクチン、ナレッド、ニチアジン(nithiazine)、ペルメトリン+ピレトリン、ホスメット、ピリミホスメチル、及びピレトリンである。
高濃度のジノテフランとペルメトリン又はフェノトリンを形成することは困難であることが判り、殺虫剤を製造する間に殺虫剤が一般的に遭遇する温度で貯蔵するとき、及び妥当量の時間殺虫剤を使用するときに不安定な溶液をもたらすようである。従って、これらの2種の殺虫剤を2つの連合し、好ましくは付着しているが、個別のチャンバーを有する容器に包装し、製剤の投与前の殺虫剤の混合を防止することが好ましい。投与前に容器を開けて2種の殺虫剤を同時又はほぼ同時にコンパニオンアニマルに調剤しうる。本発明の一実施形態では、包装は両チャンバーが同時に調剤されるように構成される。
本発明の別の実施形態では、活性成分の1つ、例えば、ジノテフラン又はペルメトリンを製剤中のミセル又は脂質に封入又は包含させることができる。本発明のこの実施形態では、動物に投与する前に単一の容器に局所製剤を包装することができる。
本発明の好ましい実施形態では、本発明の殺虫剤組成物を単用量パッケージに詰める。単用量容器は、動物所有者にとって貯蔵と処分を便利にする。好ましくは、殺虫剤組成物を2つの連合し、好ましくは付着しているが、個別のチャンバーを包含する容器に包装する。これらのチャンバーをバリア、好ましくはプラスチック、プラスチックコート紙又は金属、例えばアルミニウム箔によって隔てる。本発明の一実施形態では、第1のチャンバーと第2のチャンバーが別々であるが、一緒に融合したプラスチックチューブである。包装する際、第1の殺虫剤、好ましくはペルメトリン又はフェノトリンを第1のチャンバーに入れ、第2の殺虫剤、好ましくはジノテフラン又はアセタミプリドを第2のチャンバーに入れる。好ましくは、第1及び第2のチャンバーを第1及び第2の殺虫剤の相互作用を妨げるバリアで隔てる。本発明の別の好ましい実施形態では、昆虫成長レギュレーター、好ましくはメトプレン又はピリプロキシフェンを殺虫剤組成物に添加し、第1の殺虫剤若しくは第2の殺虫剤のどちらかと同じチャンバーに入れるか又はさらに別の容器に別個に入れる。
別個のチャンバーに2種の殺虫剤を含有する容器全体を、投与前に容器を開封するときに使うための好ましくはタブ又はフタで封止する。容器を封止後、動物に殺虫製剤を投与するまで、該殺虫製剤を容器内で安全に貯蔵することができる。
殺虫製剤の動物への投与前に、タブ又はフタを除いて容器を開ける。本発明の一実施形態では、タブを捻って、2つのチャンバーを隔てているバリアを破壊又は引き裂くことによって、動物への該殺虫製剤の投与前に2種の殺虫剤、好ましくはペルメトリンとジノテフランを混合することができる。2種の殺虫剤を混合した後、個別容器の本体を圧搾又は圧潰することによって2種の殺虫剤を同時に投与する。本発明の別の実施形態では、動物に投与するまで2種の殺虫剤を混ぜ合わせない。二重プランジャーシステムを利用して製剤を動物に投与することもできる。
本発明の好ましい実施形態の二成分殺虫剤調剤システムを図1〜3に二重殺虫剤容器100として一般的に示す。容器100は1対のミラープレート100aと100bで形成される。容器100の底面120は平らである。剛性プラスチック、可撓性シート又は両方の組合せで容器100を形成できる。上面130は、殺虫剤を含有する1対のレザバーチャンバー102と104を含む。レザバー102及び104からそれぞれ1対のチャネル142及び144が伸長し、それぞれレザバー102及び104と流体連絡する。チャネル142及び144は上面130の上にある。面100aと100bは、ブリッジ106(その中心に一体ヒンジ112を有して形成される)を介して連結されている。1対の調剤端150a及び150bが折れて、それぞれ面100a及び100bがチャネル142及び144を開いてレザバー102及び104内の流体を調剤できるように1対の切込み刻み目108及び110が形成されている。
システム100を使うため、一体ヒンジ112に沿ってシステム100を保持し、左脚側130a及び右脚側130bを矢印A及びBの方向に押すことによって、左底面120aを右底面120bに向かって回転させて、左底面120aを右底面120bと合わせてシステム100を図3で定義される状態に置く。その後、端部150a及び150bを折り取ってレザバー102及び104を1対の矢印Cの方向に圧搾してチャネル142及び144を通じて同時に流体を投与する。いずれの数の可撓性及び/又は弾力性の材料でもチャンバー102及び104を形成することができる。
当然、殺虫製剤を動物に投与する前に2種の殺虫剤を混合する必要がないことを理解すべきである。従って、本発明の別の実施形態では、二重チャンバー容器の開放は2種の殺虫剤の混合をもたらさない。容器を開いた後、同時又は逐次的に容器を圧搾又は圧潰することによって動物に2種の殺虫剤を投与する。
本発明の一実施形態では、殺虫剤を混合するように勧告する使用説明書と共に組成物を包装する。本発明の他の実施形態では、使用説明書は、使用者に投与時に殺虫剤を混合するように指導する。本発明の一実施形態では、中に複数の単用量パッケージを備えた容器を提供する。
本発明の好ましい実施形態の組成物は高濃度の殺虫剤を有するので、動物に点又は線という比較的少ない適用で投与後4週間まで動物のノミ及びマダニの侵入を有効に防止することができる。好ましくは、殺虫製剤は無毒であり、かつ動物の皮膚を刺激しない。適用は典型的に0.5〜10mlの範囲である。本発明の特定の実施形態では、組成物を約0.05〜0.5ml/kg(動物の体重)の範囲で適用する。
本発明の1つの好ましい実施形態では、殺虫剤組成物は、約40〜65%の濃度範囲のペルメトリン、約5〜15%の濃度範囲のジノテフラン、及び約1〜3%の濃度範囲のピリプロキシフェン又はメトプレンを含む。本発明の別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物は、約40〜65%の濃度範囲のペルメトリン、約5〜20%の濃度範囲のジノテフラン、及び約1〜3%の濃度範囲のピリプロキシフェン又はメトプレンを含む。特に断らない限り、すべてのパーセンテージは質量ベースである。
ノミ、ノミの卵、ノミの幼虫及びマダニに対して最適な効力のため、殺虫剤組成物の有効用量を動物に適用する必要があるが、第1の殺虫剤と第2の殺虫剤の活性用量は動物の大きさによって決まる。ペルメトリンを含有する組成物はネコに使用することに比べてイヌで使うのに特に有利である。
好ましくは、40〜64kg(89〜140ポンド)の重さのイヌに4mlまでの殺虫剤を投与しうる。該組成物は、好ましくは少なくとも約1300〜2600mgのペルメトリン、少なくとも約300mgのジノテフラン、及び少なくとも約20mgのピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、20〜40kg(45〜88ポンド)の重さのイヌに3mlまでの殺虫剤を投与しうる。該組成物は、好ましくは少なくとも約910〜1800mgのペルメトリン、少なくとも約240mgのジノテフラン、及び少なくとも約16mgのピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、10〜20kg(23〜44ポンド)の重さのイヌに2.1mlまでの殺虫剤を投与しうる。該組成物は、好ましくは少なくとも約455〜1300mgのペルメトリン、少なくとも約210mgのジノテフラン、及び少なくとも約14mgのピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、10kg(22ポンド)以下の重さのイヌに1.5mlまでの殺虫剤を投与しうる。該組成物は、好ましくは少なくとも約175〜650mgのペルメトリン、少なくとも約150mgのジノテフラン、及び少なくとも約10mgのピリプロキシフェンを含む。
本発明の別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物はフェノトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含む。本発明のフェノトリンを含有する殺虫剤組成物は、イヌとネコの両方に使用するのに特に有利である。好ましくは、殺虫剤組成物は、80〜87%の濃度範囲、さらに好ましくは約85.7%のフェノトリン、5〜15%の濃度範囲のジノテフラン、及び1〜2%の濃度範囲のピリプロキシフェン又はメトプレンを含む。本発明の別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物は、約80〜87%の濃度範囲、さらに好ましくは85.7%のフェノトリン、約5〜20%の濃度範囲のジノテフラン、及び約1〜3%の濃度範囲のピリプロキシフェン又はメトプレンを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、重量ベースである。
活性成分の活性用量の実際の量は、イヌ又はネコの大きさによって決まる。有効用量として、動物の体重1kg当たりの活性成分をmgで以下に示す(表1参照)。
表1
Figure 2010501470
本発明の別の実施形態は、イヌの昆虫侵入を制御する方法であって、約15〜130mg/kg(イヌの体重)のペルメトリン、1.5〜20mg/kg(イヌの体重)のジノテフラン及び0.15〜2mg/kg(イヌの体重)のピリプロキシフェンを投与する工程を含んでなる方法を提供する。本発明のさらに別の実施形態では、本方法は、約80〜500mg/kg(イヌの体重)のフェノトリン、1.5〜20mg/kg(イヌの体重)のジノテフラン及び0.15〜2mg/kg(イヌの体重)のピリプロキシフェンを投与する工程を含む。本発明の別の実施形態では、本方法は、約15〜130mg/kg(イヌの体重)のペルメトリン、0.5〜20mg/kg(イヌの体重)のアセタミプリド及び0.15〜2mg/kg(イヌの体重)のピリプロキシフェンを投与する工程を含む。本発明のさらに別の実施形態では、本方法は、約80〜500mg/kg(イヌの体重)のフェノトリン、0.5〜20mg/kg(イヌの体重)のアセタミプリド及び0.15〜2mg/kg(イヌの体重)のピリプロキシフェンを投与する工程を含む。
本発明の別の実施形態は、ネコの昆虫侵入を制御する方法であって、約100〜1000mg/kg(ネコの体重)のフェノトリン、15〜180mg/kg(ネコの体重)のジノテフラン及び2〜18mg/kg(ネコの体重)のピリプロキシフェンを投与する工程を含んでなる方法を提供する。本発明のさらに別の実施形態では、本方法は、約100〜1000mg/kg(ネコの体重)のフェノトリン、3〜200mg/kg(ネコの体重)のアセタミプリド及び2〜18mg/kg(ネコの体重)のピリプロキシフェンを投与する工程を含む。
別個のチャンバー又は容器を用いて製剤を包装する実施形態では、提供する活性成分のパーセンテージは単一溶液中の当該活性成分のパーセンテージであることに留意すべきである。例えば、1〜2%のピリプロキシフェンは、合わせたチャンバーの総製剤中のピリプロキシフェンの濃度ではなく、単一チャンバー中の製剤に含まれるピリプロキシフェンの濃度である。
ネコに使うため、4.5kg(10ポンド)未満の重さのネコには1.1mlまでの総殺虫剤を投与してよく、4.5kg(10ポンド)以上の重さのネコには1.5mlまでの殺虫剤を投与してよい。好ましくは、ネコに投与するフェノトリンの量は、4.5kg(10ポンド)未満の重さのネコには約0.25〜0.85ml、4.5kg(10ポンド)以上の重さのネコには約0.35〜1.25mlである。フェノトリン含有製品では、それぞれ1.0ml及び1.3mlの量が好ましい。
フェノトリンを含有する殺虫剤組成物は、特にイヌに使うためにも有効である。好ましくは、14kg(30ポンド)未満の重さのイヌには約1.5mlまでの総殺虫剤を投与してよく、20kg(45ポンド)未満の重さのイヌには約3.0mlまでの総殺虫剤を投与してよく、19〜27kg(41〜60ポンド)の重さのイヌには約4.1mlまでの総殺虫剤を投与してよく、28〜41kg(61〜90ポンド)の重さのイヌには約4.6mlの総殺虫剤を投与してよく、41kg(90ポンド)を超える重さのイヌには約6.0mlまでの総殺虫剤を投与してよい。好ましくは、殺虫剤組成物中のフェノトリンの量は、2〜7kg(4〜15ポンド)の重さのイヌでは0.3〜0.9ml、7〜14kg(16〜30ポンド)の重さのイヌでは約0.25〜0.85ml、14〜20kg(31〜45ポンド)の重さのイヌでは約0.65〜1.95ml、21〜27kg(46〜60ポンド)の重さのイヌでは約1.0〜3.0ml、28〜41kg(61〜90ポンド)の重さのイヌでは約1.15〜3.45ml、41kg(90ポンド)を超える重さのイヌでは約1.5〜4.5mlである。
本発明の別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物はペルメトリン、アセタミプリド及びピリプロキシフェンを含む。好ましくは、殺虫剤組成物は、45〜65%の濃度範囲のペルメトリン、5〜50%の濃度範囲のアセタミプリド、及び0.5〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェンを含む。本発明のさらに別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物は、約40〜65%の濃度範囲のペルメトリン、約5〜50%の濃度範囲のアセタミプリド、及び約0.5〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェンを含む。
本発明の別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物は、フェノトリン、アセタミプリド及びピリプロキシフェンを含む。好ましくは、殺虫剤組成物は、5〜90%の濃度範囲のフェノトリン、5〜50%の濃度範囲のアセタミプリド、及び0.5〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、本発明の殺虫剤組成物は、さらに、好ましくは組成物の効力を高める酵素インヒビター又は共力薬、例えばピペロニルブトキシド、N-オクチルビシクロヘプタンジカルボキサミド、トリフェニルホスフェートを含む。好ましくは、殺虫剤組成物は、効力を高めるため及び動物の皮膚に対するピレスロイド系殺虫剤の刺激を低減するための1種以上の化合物をも含む。
好ましい実施形態では、殺虫剤組成物はさらに、効力を高めるために有効な量、典型的に活性成分の量未満のトリフェニルホスフェート(TPP)を含む。組成物中の第1及び第2の殺虫剤成分の濃度に対する組成物中に含めるTPPの量は、最適な相乗効果を決定するための日常的な実験を用いて容易に決定される。
動物に使うための製剤の調製では、考慮すべきいくつかのパラメーターがある。それは以下の通りである:
動物に局所適用する量を最小限にするのに十分な高い濃度(例えば、小さいイヌに20mlの製剤を与えたくないだろう)。
動物の皮膚全体に及ぶ局所殺虫剤の効率的な移行を達成するのに十分な低い濃度。
製剤は32℃(130°F)、43℃(110°F)、4℃(40°F)、室温及び-18℃(0°F)で1ヶ月間安定でなければならない。これは、商業上、製剤が遭遇するであろう条件下で製剤が確実に安定な状態を保つことを助ける。
意図した動物に使うための安全性−製品を皮膚に適用するので、特に少なくとも意図した動物に刺激がないこと。また、動物に経口摂取する場合の安全性;ペットが毛づくろいするときに経口摂取が起こりうる。
消費者が使うための安全性。
使用中の効力−28日まで90%超えのノミとマダニを殺すべきである。
パッケージ内で結晶化が起こると効力が低減するだろう。
審美的に心地よい必要がある−適用時に動物に「非油性滴下」。
速く乾燥して、動物が液体を振り落とすことによって効力が低減する機会を減らす。
微生物学的に安定。
殺虫剤組成物に対する他の添加剤として、限定するものではないが、性能を高めるための芳香剤、界面活性剤及び展着剤、例えばポリソルベート20及びポリソルベート80、並びにミリスチン酸イソプロピルが挙げられる。寒天、ゼラチン、アルギネート等のポリマー、及びカチオン性寒天、カチオン性セルロース、カチオン性アクリレート等のカチオン性ポリマー、及びポリオキシメチレン尿素を添加して殺虫剤のエンロービング(enrobing)を与えて皮膚及び毛への安全性と接着を高めることもできる。
〔N-オクチルピロリドン及び/又はN-メチルピロリドンを含有する溶媒〕
本発明の別の好ましい実施形態では、殺虫剤組成物はN-オクチルピロリドン(NOP)及び/又はN-メチルピロリドン(NMP)を溶媒中に含む。好ましくは、第1の殺虫剤成分はペルメトリンを含み、かつ第2の殺虫剤成分はジノテフランを含む。発明者らは、N-オクチルピロリドンとN-メチルピロリドンが、どちらか単独又は組合せで、殺虫剤成分、さらに詳しくはペルメトリン及びジノテフランの溶解度を高めうることを明らかにした。溶解量が多いと、同量の殺虫剤組成物を溶かすのに少ない溶媒しか必要でなく、殺虫剤組成物の効率を向上させることができる。このことは、殺虫剤の高い濃度をもたらす。
好ましくは、殺虫剤組成物は約0〜10%、さらに好ましくは約5〜7%、最も好ましくは約6%の濃度範囲でN-オクチルピロリドンを含む。さらに、殺虫剤組成物は、N-メチルピロリドンを約40〜60%の濃度範囲で含むことができる。好ましくは、殺虫剤組成物は約35〜50%、さらに好ましくは約37%の濃度範囲のペルメトリン、約0〜10%の濃度範囲のジノテフラン、及び約0〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェンを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、質量ベースである。
製剤A:本発明の1つの典型的実施形態では、殺虫剤組成物は約37%の濃度のペルメトリン、約5%の量のジノテフラン、約0.45%の濃度のピリプロキシフェン、約0〜6%の濃度範囲のN-オクチルピロリドン及び約51〜57%の濃度範囲のN-メチルピロリドンを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、質量ベースである。
製剤B:本発明の1つの典型的実施形態では、殺虫剤組成物は約37.08%の濃度のペルメトリン、約7.5〜10%の濃度範囲のジノテフラン、約1〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェン、約0〜6%の濃度範囲、好ましくは約6%のN-オクチルピロリドン及び約41〜55%の濃度範囲のN-メチルピロリドンを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、質量ベースである。
製剤C:本発明の1つの典型的実施形態では、殺虫剤組成物は約47.97%の濃度のペルメトリン、約4〜6%の濃度範囲のN-オクチルピロリドン及び約48.03〜50.03%の濃度範囲の乳酸エチルを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、質量ベースである。
製剤D:本発明の1つの典型的実施形態、殺虫剤組成物は、約37.08%の濃度のペルメトリン、約5%の濃度のジノテフラン、約1〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェン、約0〜6%の濃度範囲、好ましくは約6%のN-オクチルピロリドン、及び約46〜57%の濃度範囲のN-メチルピロリドンを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、質量ベースである。
製剤E:本発明の1つの典型的実施形態では、殺虫剤組成物は、約45%の濃度のペルメトリン、約6%の濃度のN-オクチルピロリドン及び約49%の濃度範囲の乳酸エチルを有する第1のチューブを含む。すべてのパーセンテージは、特に断らない限り、質量ベースである。
製剤F:本発明の1つの典型的実施形態では、殺虫剤組成物は、約32〜48%の濃度範囲のペルメトリン及び約52〜58%の濃度範囲の乳酸エチルを有する第1のチャンバーと、約10〜20%の濃度範囲のジノテフラン、約0.25〜5.0%の濃度のピリプロキシフェン、約0.15〜0.5%の濃度のN-オクチルピロリドン及び約43〜51%の濃度の乳酸エチルを有する第2のチャンバーとを含む。
製剤G:本発明の1つの典型的実施形態では、殺虫剤組成物は、約46%の濃度範囲のペルメトリン及び約54%の乳酸エチルを有する第1のチャンバーと、約15%の濃度範囲のジノテフラン、約1.5%の濃度のピリプロキシフェン、約0.2%の濃度のN-オクチルピロリドン及び約48%の濃度の乳酸エチルを有する第2のチャンバーとを含む。
当業者には、本明細書で述べる製剤が、限定するものではないが、芳香剤、ヘアコンディショナー、溶媒和助剤、展着剤、可溶化剤及びUV保護剤といった添加剤を含でもよいことが容易に分かるだろう。
好ましくは肩甲骨と頭蓋底の間の領域に1ヶ月に約1回局所点滴薬として製剤を適用して、1ヶ月間にわたってノミとノミの卵を殺すことができる。本明細書で述べる本発明の実施形態では、動物に20mlまでの製剤を投与できるが、1ヶ月間にわたってノミとノミの卵を殺すためのより典型的な投与は約1.0mlである。本発明の特定の実施形態では、約0.4mlの適用で1ヶ月間にわたってノミとノミの卵を殺すのに十分である。
実際には、有効量の本明細書で述べる殺虫剤組成物をコンパニオンアニマル、好ましくはイヌに、起泡性シャンプー、ディップ、エアロゾルスプレー、ポンプスプレー、パウダー、ローション、乳剤(emulsifiable concentrate)、水性又は液体フロアブル(flowable)、懸濁剤(suspension concentrate)として適用し、或いは局所組成物を動物に投与するのに適したいずれの他の方法によっても適用しうる。
本製剤は、生産、飼育、動物園、研究室、実験用の動物及びペットの動物管理及び動物飼育において起こる昆虫侵入と戦うために適切であり、かつ温血動物に都合よい毒性を有する。生産及び飼育用の動物として、哺乳動物、例えば、ウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ラクダ、水牛、ロバ、ウサギ、ダマジカ及びトナカイ、並びに毛皮用動物、例えばミンク、チンチラ及びアライグマが挙げられる。
研究室及び実験用動物として、マウス、ラット、モルモット、ハムスター、イヌ及びネコが挙げられる。
ペットとして、イヌ及びネコ並びに多くの研究室及び実験用動物が挙げられる。
本発明の製剤は、特に好ましくはイヌ及びネコ等のコンパニオンアニマルに投与されるが、他の動物にも適しうる。
以下の実施例は、例示目的のためだけに与えるものであり、限定して解釈することを意図しない。
実施例1−1-{(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル}-2-ニトロ-3-メチルグアニジン(ジノテフラン)の調製
10.0gの(テトラヒドロ-3-フラニル)メタノール、29.5gの無水トリフルオロメタンスルホン酸、10.0gのピリジン及び200mlのジクロロメタンを含む混合物を室温で1時間撹拌した。反応溶液に水を注いで有機層を分け、1Nの塩酸、水及び飽和食塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮して20gの3-テトラヒドロ-フラニルメチルトリフラートを得た。12.5gの1,5-ジメチル-2-ニトロイミノヘキサヒドロ-1,3,5-トリアジンと60mlのDMFに室温で3.25gの60%水素化ナトリウムを添加後、1時間撹拌した。これに20.0gの前記3-テトラヒドロフラニルメチルトリフラートを加え、混合物を50℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷ました後、これに50mlの2N塩酸を添加後、50℃で2時間撹拌した。結果の混合物を炭酸水素ナトリウムで中和し、ジクロロメタンで抽出し、抽出物を乾燥させて濃縮した。このようにして得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:1:1比の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して7.8gの1-{(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル}-2-ニトロ-3-メチルグアニジン(ジノテフラン)を得た。
実施例2:ジノテフランとピリプロキシフェンを含有する殺虫製剤の調製
25gのジノテフランを100mlのフェニルメタノールに加え、溶けるまで撹拌した。この溶液に撹拌しながら1gのピリプロキシフェンを加えて高い殺虫剤濃度の清澄な均一溶液を生成した。
結果の溶液をイヌ等のコンパニオンアニマルにスポット適用することができ、ノミ、マダニ及び他の昆虫を殺すだろう。
実施例3:ペルメトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含有する殺虫製剤の調製
ペルメトリン(65g)をきれいな容器に加えた。べニバナ油(35g)を加え、溶液が均一になるまで撹拌した。このペルメトリンとべニバナ油を含有する溶液を、必要な用量に基づいて適量、パッケージ中の1つのチャンバーに加えた。
ピリプロキシフェン(1g)とMackernium KP(1g)をきれいな容器に加え、ピリプロキシフェンが液化するまで穏やかに加熱した。撹拌しながら水(27.6g)を添加後、乳酸エチル(55.4g)を加えた。ジノテフラン(15g)を加えて溶液を混合し、ジノテフランが溶けるまで50℃で加熱した。溶液を室温に冷まし、炭酸ナトリウム(0.15gの25%水溶液)を添加してpHを5.5に調整した。この溶液を、必要な用量に基づいて適量、パッケージ中の他方のチャンバーに加えた。
実施例4:ペルメトリン/ジノテフラン/ピリプロキシフェン製剤の安定性
実施例3の方法論に従って調製したジノテフラン及びピリプロキシフェンを含有する組成物は、少なくとも、54℃(130°F)で1ヶ月、43℃(110°F)で3ヶ月、4℃(40°F)で1ヶ月及び室温(約21℃(70°F))で1ヶ月間安定である。製剤の安定性は、1ヶ月の間、結晶が生成しないという基準に基づく。
実施例5:ペルメトリン、アセタミプリド及びピリプロキシフェンを含有する殺虫製剤の調製
10gのアセタミプリドを89gのエタノールに加えてアセタミプリドが溶けるまで撹拌した。この溶液に1gのピリプロキシフェンを加えて ピリプロキシフェンが溶けるまで撹拌した。この溶液を二重チャンバーパッケージの適切なチャンバーに加えた。
実施例6:ペルメトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含有する殺虫製剤の調製
製剤1:
55%の乳酸エチル(CAS # 97-64-3)と45%のペルメトリン(CAS # 52645-53-1)を含有する溶液を調製した。±10%までの変異を許容できる。室温よりわずかに低温でペルメトリンを固体状態で貯蔵しうる。固体の場合、ペルメトリン/乳酸エチル溶液を適度に混合しながらわずかに加熱する。ペルメトリンの融点は20〜23℃である。
製剤2:
以下の材料を、指示質量%の最終濃度まで混合物に加えた。
表2

Figure 2010501470
別個の容器で、0.2Mのクエン酸と0.2Mのクエン酸ナトリウム緩衝溶液を調製して取っておいた。
きれいなビーカーにピリプロキシフェン(15gm)とオレアルコニウムクロリド(olealkonium chloride)(10gm)を加えた。溶液を50℃に加熱し、均一になるまで適度に混合した。ピリプロキシフェンが液体状態の場合は加熱する必要がないことに留意されたい。撹拌を継続しながら、グリセロールポリエチレングリコールオキシステアレート(水素化)ヒマシ油(75gm)、ビタミンEアセテート(25gm)、PVP/VA W-735コポリマー(15gm)、ナトリウムジオクチルスルホスクシネート(10gm)を加えた。粘度が上昇するにつれて混合速度を上げた。
溶液が均一になったら、乳酸エチル(478gm)を加え、それに従って混合速度を調整した。次に、取っておいた緩衝溶液220gmを加えてからジノテフラン(150gm)を添加した。ジノテフランが完全に溶けるまで溶液を40℃に加熱した。次に、n-オクチルピロリドン(2gm)を加えた。溶液を冷ましてpHを測定した(pH範囲=5.5〜7.0)。
動物に適用するため、動物の皮膚に両製剤を同時に送達できる二重チャンバーパッケージ(送達システム)に製剤を貯蔵することができる。動物の大きさ(重さ)によって、製剤1の量は0.5〜6mlの範囲でよく、製剤2の量は0.5〜3mlの範囲でよい。
実施例7:製剤B、C及びDの安定性
製剤B、C及びDの実施形態に従う殺虫剤組成物の以下の実施例を、およそ4日の持続時間にわたって、種々の温度で色、外観及び均一性について試験した。これらの実施例の組成及び試験結果を以下に提供する。以下の実施例は、例示目的のためだけに与えるものであり、限定して解釈する意図でない。
サンプル組成物:
Figure 2010501470
S-1638はジノテフランであり、Agsolex 8はN-オクチルピロリドンである。ピリプロキシフェンはNylarとしても知られる。
試験結果:
表3は室温、4℃及び凍結(-18℃(0°F))/解凍条件下における安定性試験の結果を示す。
表3
Figure 2010501470













Figure 2010501470
実施例8:ペルメトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含有する二重チャンバー殺虫製剤の調製
以下の材料を、指示質量%の最終濃度まで混合物に加えた。
表4
Figure 2010501470
実施例8:ペルメトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含有する殺虫製剤の調製
以下の材料を、指示質量%の最終濃度まで混合物に加えた。
表5
Figure 2010501470
実施例10:種々の温度における経時的な活性成分濃度の分析
実施例9の製剤を種々の温度下で6ヶ月まで貯蔵して溶液中のジノテフラン、ピリプロキシフェン及びペルメトリンの安定性を決定した。結果(平均質量%で)を下表6〜9に示す。
表6
ポリプロピレンチューブ

Figure 2010501470
表7
ポリプロピレンチューブ

Figure 2010501470
表8
ポリプロピレンチューブ

Figure 2010501470
表9
ポリプロピレンチューブ

Figure 2010501470
本発明の殺虫剤は、容易に観察できる沈殿(例えば、目に見える結晶の形成)なしで、室温、好ましくは約4℃未満、さらに好ましくは約0℃以下で、4日より長く、好ましくは6ヶ月より長く、液体のままでありうることが分かる。
先行する説明から明らかになった当該目的のうち、上記目的が効率的に達成されることが分かるだろう。また、上記方法の実施及び上記組成物において、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく一定の変更を為しうるので、上記説明に含まれるすべての事項は、例示として解釈すべきであり、限定する意味でないことを意図している。
また、前記実施形態は、本明細書で述べる本発明のすべての一般的及び特異的特徴並びに言語にかかわる問題として、ステートメント間に入ると言えるであろう、本発明のすべてのステートメントを包含することを意図しているものと解釈すべきである。
特に、前記実施形態において、単数で羅列した成分又は化合物は、意味が許せば、該成分の適合しうる混合物を包含するものと解釈すべきである。
本発明の実施形態の二重包装システムの平面図である。 図1の二重包装システムの端面図である。 図1の二重包装システムの端面図である。 図1のシステムの2つの半部分を折り重ねた後の側面図である。

Claims (42)

  1. 以下の成分:
    殺虫的に有効な量のペルメトリン;
    殺虫的に有効な量のジノテフラン;
    有効な量のピリプロキシフェン;及び
    N-オクチルピロリドンとN-メチルピロリドンを含んでなる有効な量の溶媒成分
    を組み合わせて調製される殺虫剤。
  2. 前記殺虫剤が約37〜38%のペルメトリンを含む、請求項1の殺虫剤。
  3. 前記殺虫剤が約5〜10%のジノテフランを含む、請求項1の殺虫剤。
  4. 前記殺虫剤が約0.45〜5%のピリプロキシフェンを含む、請求項1の殺虫剤。
  5. 前記殺虫剤が約0〜6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項1の殺虫剤。
  6. 前記殺虫剤が約41〜57%のN-メチルピロリドンを含む、請求項1の殺虫剤。
  7. 前記殺虫剤が約37%のペルメトリンを含む、請求項1の殺虫剤。
  8. 前記殺虫剤が約5%のジノテフランを含む、請求項7の殺虫剤。
  9. 前記殺虫剤が約0.45%のピリプロキシフェンを含む、請求項8の殺虫剤。
  10. 前記殺虫剤が約0〜6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項9の殺虫剤。
  11. 前記殺虫剤が約51〜57%のN-メチルピロリドンを含む、請求項10の殺虫剤。
  12. 前記殺虫剤が約37.08%のペルメトリンを含む、請求項1の殺虫剤。
  13. 前記殺虫剤が約7.5〜10%のジノテフランを含む、請求項12の殺虫剤。
  14. 前記殺虫剤が約1〜5%のピリプロキシフェンを含む、請求項13の殺虫剤。
  15. 前記殺虫剤が約0〜6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項14の殺虫剤。
  16. 前記殺虫剤が約41〜55%のN-メチルピロリドンを含む、請求項15の殺虫剤。
  17. 前記殺虫剤が約37.08%のペルメトリンを含む、請求項1の殺虫剤。
  18. 前記殺虫剤が約5%のジノテフランを含む、請求項19の殺虫剤。
  19. 前記殺虫剤が約1〜5%のピリプロキシフェンを含む、請求項20の殺虫剤。
  20. 前記殺虫剤が約0〜6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項21の殺虫剤。
  21. 前記殺虫剤が約46〜57%のN-メチルピロリドンを含む、請求項22の殺虫剤。
  22. 以下の成分:
    殺虫的に有効な量のペルメトリン;及び
    N-オクチルピロリドンと乳酸エチルを含んでなる有効な量の溶媒成分
    を組み合わせて調製される殺虫剤。
  23. 前記殺虫剤が約45〜48%のペルメトリンを含む、請求項22の殺虫剤。
  24. 前記殺虫剤が約4〜6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項22の殺虫剤。
  25. 前記殺虫剤が約48〜51%の乳酸エチルを含む、請求項22の殺虫剤。
  26. 前記殺虫剤が約47.97%のペルメトリンを含む、請求項22の殺虫剤。
  27. 前記殺虫剤が約4〜6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項26の殺虫剤。
  28. 前記殺虫剤が約48.03〜50.03%の乳酸エチルを含む、請求項27の殺虫剤。
  29. 前記殺虫剤が約45%のペルメトリンを含む、請求項22の殺虫剤。
  30. 前記殺虫剤が約6%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項29の殺虫剤。
  31. 前記殺虫剤が約49%の乳酸エチルを含む、請求項30の殺虫剤。
  32. 以下の製剤:
    第1のチャンバーに含まれる第1の製剤;及び
    第2のチャンバーに含まれる第2の製剤
    を組み合わせて調製される殺虫剤であって、
    前記第1のチャンバーと第2のチャンバーは一緒に包装されるが、前記殺虫剤の投与前の第1の殺虫剤組成物と第2の殺虫剤組成物との間の相互作用を防止する少なくとも1つのバリアで隔てられており;
    前記第1の製剤がペルメトリン及び乳酸エチルを含み;かつ
    前記第2の製剤がジノテフラン、ピリプロキシフェン、N-オクチルピロリドン及び乳酸エチルを含む、前記殺虫剤。
  33. 前記殺虫剤が約32〜48%のペルメトリンを含む、請求項32の殺虫剤。
  34. 前記殺虫剤が約10〜20%のジノテフランを含む、請求項32の殺虫剤。
  35. 前記殺虫剤が約0.25〜5%のピリプロキシフェンを含む、請求項32の殺虫剤。
  36. 前記殺虫剤が約0.15〜0.5%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項32の殺虫剤。
  37. 前記殺虫剤が、前記第1のチャンバーに約52〜58%の乳酸エチルを含み、かつ前記第2のチャンバーに約43〜51%の乳酸エチルを含む、請求項32の殺虫剤。
  38. 前記殺虫剤が約46%のペルメトリンを含む、請求項32の殺虫剤。
  39. 前記殺虫剤が約15%のジノテフランを含む、請求項38の殺虫剤。
  40. 前記殺虫剤が約1.5%のピリプロキシフェンを含む、請求項39の殺虫剤。
  41. 前記殺虫剤が約0.2%のN-オクチルピロリドンを含む、請求項40の殺虫剤。
  42. 前記殺虫剤が、前記第1のチャンバーに約54%の乳酸エチルを含み、かつ前記第2のチャンバーに約48%の乳酸エチルを含む、請求項41の殺虫剤。
JP2009507996A 2006-04-28 2007-04-27 ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤 Active JP5710877B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US79567706P 2006-04-28 2006-04-28
US60/795,677 2006-04-28
PCT/US2007/067699 WO2007143298A2 (en) 2006-04-28 2007-04-27 High concentration topical insecticides containing pyrethroids

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015007171A Division JP2015063572A (ja) 2006-04-28 2015-01-16 ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010501470A true JP2010501470A (ja) 2010-01-21
JP2010501470A5 JP2010501470A5 (ja) 2010-06-17
JP5710877B2 JP5710877B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=38802172

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009507996A Active JP5710877B2 (ja) 2006-04-28 2007-04-27 ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤
JP2015007171A Withdrawn JP2015063572A (ja) 2006-04-28 2015-01-16 ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015007171A Withdrawn JP2015063572A (ja) 2006-04-28 2015-01-16 ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP2015636B1 (ja)
JP (2) JP5710877B2 (ja)
CN (1) CN101500413B (ja)
AU (1) AU2007257076B2 (ja)
BR (1) BRPI0711059B1 (ja)
CA (1) CA2651193C (ja)
ES (1) ES2590906T3 (ja)
HK (1) HK1127900A1 (ja)
MX (1) MX2008013846A (ja)
NZ (1) NZ572328A (ja)
PT (1) PT2015636T (ja)
WO (1) WO2007143298A2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011145667A1 (en) * 2010-05-19 2011-11-24 Sumitomo Chemical Company, Limited Pest control material
JP5791776B1 (ja) * 2014-05-22 2015-10-07 住友商事株式会社 局所用液状殺虫剤組成物
JP2020026418A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社 樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ572328A (en) * 2006-04-28 2011-03-31 Summit Vetpharm Llc High concentration topical insecticides containing pyrethroids
US7855231B2 (en) * 2006-04-28 2010-12-21 Summit Vetpharm, Llc High concentration topical insecticide containing insect growth regulator
JO3626B1 (ar) * 2012-02-23 2020-08-27 Merial Inc تركيبات موضعية تحتوي على فيبرونيل و بيرميثرين و طرق استخدامها
US8993613B2 (en) 2013-04-17 2015-03-31 The Hartz Mountain Corporation Ectoparasiticidal formulations
WO2017009219A1 (en) * 2015-07-10 2017-01-19 Ceva Sante Animale Combinations of a neonicotinoid and a pyrethroid for controlling the spread of dirofilariosis
EP3120846A1 (en) 2015-07-24 2017-01-25 Ceva Sante Animale Compositions and uses thereof for controlling ectoparasites in non-human mammals
CN113214193B (zh) * 2021-05-25 2022-09-06 上海凌凯医药科技有限公司 一种呋虫胺的制备方法
CN113603552A (zh) * 2021-08-16 2021-11-05 诸城齐舜农业有限公司 基于沼液的杀虫型药物有机肥料
CN116439251A (zh) * 2022-01-19 2023-07-18 河南农业职业学院 一种防治芍药病虫害的杀虫剂组合物

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733605A (ja) * 1993-07-16 1995-02-03 Nippon Nohyaku Co Ltd 改良された農薬乳剤組成物
JPH08225414A (ja) * 1994-11-30 1996-09-03 Nippon Nohyaku Co Ltd 白蟻類防除用乳化性組成物及びその使用方法
JP2000086403A (ja) * 1998-09-03 2000-03-28 Earth Chem Corp Ltd 溶解剤及び殺虫液剤
JP2002518295A (ja) 1998-06-17 2002-06-25 アイエスピー インヴェストメンツ インコーポレイテッド ピレスロイドの水性マイクロエマルジョン
JP2003081719A (ja) * 2000-11-09 2003-03-19 Sumitomo Chem Co Ltd 動物外部寄生虫防除用経皮投与剤
JP2004123545A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Sumitomo Chem Co Ltd 動物外部寄生虫防除用経皮投与剤
WO2005015995A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-24 The Hartz Mountain Corporation High concentration topical insecticides containing pyrethroids
JP2005526752A (ja) * 2002-03-14 2005-09-08 マクテシム・ケミカル・ワークス・リミテツド 結晶成長抑制剤として乳酸エステルを含む農薬組成物
WO2005105034A1 (de) * 2004-04-28 2005-11-10 Bayer Healthcare Ag Dermal applizierbare flüssige formulierungen zur bekämpfung von parasitierenden arthropoden an tieren
JP2007510719A (ja) * 2003-11-03 2007-04-26 ザ・ハーツ・マウンテン・コーポレイション 昆虫成長調節物質を含有する高濃度局所的殺虫剤
JP2008512478A (ja) * 2004-09-08 2008-04-24 サミット ヴェトファーム リミテッド ライアビリティ カンパニー 局所用殺内部寄生虫及び殺外部寄生虫製剤

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5283229A (en) * 1989-12-11 1994-02-01 Isp Investments Inc. Delivery system for agricultural chemicals
US5266590A (en) * 1989-12-11 1993-11-30 Isp Investments Inc. Cold stabilization of aqueous microemulsions of a water-insoluble agriculturally active compound
DE4443888A1 (de) * 1994-12-09 1996-06-13 Bayer Ag Dermal applizierbare Formulierungen von Parasitiziden
IE960347A1 (en) * 1996-05-15 1997-11-19 Bimeda Res Dev Ltd Control of ectoparasites
AU778580B2 (en) * 2000-11-09 2004-12-09 Sumitomo Chemical Company, Limited Ectoparasite control compositions
US6814030B2 (en) 2002-09-12 2004-11-09 The Hartz Mountain Corporation Topical insecticide
US6588374B1 (en) 2002-09-12 2003-07-08 The Hartz Mountain Corporation High concentration topical insecticide
US20050245582A1 (en) * 2002-09-12 2005-11-03 The Hartz Mountain Corporation High concentration topical insecticides containing pyrethroids
US6867223B2 (en) * 2002-09-12 2005-03-15 The Hartz Mountain Corporation High concentration topical insecticide containing pyriproxyfen
US7855231B2 (en) * 2006-04-28 2010-12-21 Summit Vetpharm, Llc High concentration topical insecticide containing insect growth regulator
NZ572328A (en) * 2006-04-28 2011-03-31 Summit Vetpharm Llc High concentration topical insecticides containing pyrethroids

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733605A (ja) * 1993-07-16 1995-02-03 Nippon Nohyaku Co Ltd 改良された農薬乳剤組成物
JPH08225414A (ja) * 1994-11-30 1996-09-03 Nippon Nohyaku Co Ltd 白蟻類防除用乳化性組成物及びその使用方法
JP2002518295A (ja) 1998-06-17 2002-06-25 アイエスピー インヴェストメンツ インコーポレイテッド ピレスロイドの水性マイクロエマルジョン
JP2000086403A (ja) * 1998-09-03 2000-03-28 Earth Chem Corp Ltd 溶解剤及び殺虫液剤
JP2003081719A (ja) * 2000-11-09 2003-03-19 Sumitomo Chem Co Ltd 動物外部寄生虫防除用経皮投与剤
JP2005526752A (ja) * 2002-03-14 2005-09-08 マクテシム・ケミカル・ワークス・リミテツド 結晶成長抑制剤として乳酸エステルを含む農薬組成物
JP2004123545A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Sumitomo Chem Co Ltd 動物外部寄生虫防除用経皮投与剤
WO2005015995A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-24 The Hartz Mountain Corporation High concentration topical insecticides containing pyrethroids
JP2007501840A (ja) 2003-08-08 2007-02-01 ザ・ハーツ・マウンテン・コーポレイション ピレスロイドを含む高濃度局所用殺虫剤
JP2007510719A (ja) * 2003-11-03 2007-04-26 ザ・ハーツ・マウンテン・コーポレイション 昆虫成長調節物質を含有する高濃度局所的殺虫剤
WO2005105034A1 (de) * 2004-04-28 2005-11-10 Bayer Healthcare Ag Dermal applizierbare flüssige formulierungen zur bekämpfung von parasitierenden arthropoden an tieren
JP2007534714A (ja) 2004-04-28 2007-11-29 バイエル・ヘルスケア・アクチェンゲゼルシャフト 動物の寄生性節足動物を制御するための皮膚適用可能な液体製剤
JP2008512478A (ja) * 2004-09-08 2008-04-24 サミット ヴェトファーム リミテッド ライアビリティ カンパニー 局所用殺内部寄生虫及び殺外部寄生虫製剤

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011145667A1 (en) * 2010-05-19 2011-11-24 Sumitomo Chemical Company, Limited Pest control material
JP5791776B1 (ja) * 2014-05-22 2015-10-07 住友商事株式会社 局所用液状殺虫剤組成物
JP2020026418A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社 樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤
JP7199653B2 (ja) 2018-08-17 2023-01-06 住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社 樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤

Also Published As

Publication number Publication date
AU2007257076B2 (en) 2012-04-12
JP2015063572A (ja) 2015-04-09
NZ572328A (en) 2011-03-31
CN101500413B (zh) 2016-03-09
WO2007143298A3 (en) 2009-04-30
CA2651193A1 (en) 2007-12-13
WO2007143298A9 (en) 2009-09-17
BRPI0711059B1 (pt) 2017-10-31
HK1127900A1 (zh) 2009-10-09
PT2015636T (pt) 2016-09-05
MX2008013846A (es) 2009-01-20
EP2015636A2 (en) 2009-01-21
AU2007257076A1 (en) 2007-12-13
WO2007143298A2 (en) 2007-12-13
EP2015636A4 (en) 2013-04-10
JP5710877B2 (ja) 2015-04-30
ES2590906T3 (es) 2016-11-24
CN101500413A (zh) 2009-08-05
EP2015636B1 (en) 2016-06-01
BRPI0711059A2 (pt) 2011-08-23
CA2651193C (en) 2012-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8901154B2 (en) High concentration topical insecticides containing pyrethroids
JP5710877B2 (ja) ピレスロイドを含有する高濃度局所殺虫剤
US7368435B2 (en) Topical endoparasiticide and ectoparasiticide formulations
US7345092B2 (en) High concentration topical insecticides containing pyrethroids
WO2005046325A2 (en) High concentration topical insecticide containing insect growth regulator
JP5622218B2 (ja) 局所用殺内部寄生虫及び殺外部寄生虫製剤
AU2007244706B2 (en) High concentration topical insecticide containing insect growth regulator
WO2005015995A1 (en) High concentration topical insecticides containing pyrethroids
AU2012203409B2 (en) High concentration topical insecticides containing pyrethroids
MXPA06001527A (en) High concentration topical insecticides containing pyrethroids

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120611

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120911

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130507

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130514

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141008

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5710877

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250