JP2010282358A - 医療機器システムおよび医療用rfid - Google Patents

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Abstract

【課題】医療機器の保守・運用時に、適切な作業内容や医療器材の状態を電子的に管理でき、洗浄・未洗浄などの医療器材の状態を目視によって判断できる医療機器システムおよび医療用RFIDを提供する。
【解決手段】医療器材に取り付けられ、この医療器材を一意に識別するための識別子および当該医療器材の状態を記述する属性値を格納する記憶部と、この属性値を元に発光によりユーザに当該医療器材の状態通知を行う通知部とを備えた医療用RFIDと、医療器材の保守や運用を行うための手順アルゴリズムおよび当該医療器材の状態判定に用いる通知判定情報が登録されているデータベースと、このデータベースより取得した手順アルゴリズムおよび通知判定情報から、該当する保守、運用の対象の医療器材への指示命令を生成する制御部と、この制御部の指示命令に基づき、医療用RFIDの属性値の読み出しと書き込みを行うRFIDリーダ・ライタと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器の保守、運用時に適切な作業フローと医療器材の状態をユーザに提示できる医療機器システムおよび医療用RFIDに関する。
改正薬事法の施行規則により、医療機器メーカおよび医療機器販売業者は、特定保守管理医療機器の修理などの保守サービスを行う際にトレーサビリティーが義務付けられている。すなわち、特定保守管理医療機器のメーカ、販売業者は、特定保守管理医療機器の品質等に関して苦情があったときは、苦情に係る事項の原因を究明し、修理に係る作業管理又は品質管理に関し改善が必要な場合には、所要の措置を講じ、さらに当該医療機器に係る苦情の内容、原因究明の結果及び改善措置を記載した苦情処理記録を作成する必要がある。
また、医療過誤、医療事故等を未然に防ぐためにも、使用する医療器材が洗浄、消毒されているか、保管個数に問題がないかなどの器材状態を厳格に管理することが求められている。
このような医療業務で行われる医療器材の使用状態を管理し、リスクマネージメントを可能とするために、医療機器と医療器材に取り付けられた医療用RFIDを、ネットワークを用いて一元的に集中管理する医療業務支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−117382号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、医療器材の状態は、医療器材に取り付けられた医療用RFIDを集中管理している情報管理装置のデータベースを介することによって確認することはできるが、ネットワーク障害などが生じた場合には医療器材の状態を確認することは不可能である。医療の現場では、ネットワーク障害などの緊急時においても、正確で迅速な診断、治療が要求される。
また例えば、特許文献1に記載の内視鏡スコープを内視鏡観測装置に装着すれば、情報管理装置のデータを、ネットワークを介して参照し、装着許可・不許可のメッセージを医療行為実施者に伝えることが可能ではあるが、装着してみないと洗浄済みかどうかを確認することはできない。これも迅速な診断という観点から問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、医療機器の保守・運用時に、適切な作業内容や医療器材の状態を電子的に管理できることに加え、洗浄・未洗浄などの医療器材の状態を、ネットワークなどを参照しなくとも目視によって判断できる医療機器システムおよび医療用RFIDを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、医療器材に取り付けられ、この医療器材を一意に識別するための識別子および当該医療器材の状態を記述する属性値を格納する記憶部と、この属性値を元に発光によりユーザに対し当該医療器材の状態通知を行う通知部とを備えた医療用RFIDと、医療器材の保守あるいは運用を行うための手順アルゴリズムおよび当該医療器材の状態判定に用いる通知判定情報が登録されているデータベースと、このデータベースより取得した前記手順アルゴリズムおよび前記通知判定情報から、該当する保守、運用の対象の医療器材への指示命令を生成する制御部と、この制御部の指示命令に基づき、前記医療用RFIDの属性値の読み出しと書き込みを行うRFIDリーダ・ライタと、を備えることを特徴とする医療機器システムが提供される。
さらに、前記通知部における発光は、異なる色により前記医療器材の状態を示すことを特徴とする医療機器システムが提供される。
前記通知部における発光は、光の点滅により前記医療器材の状態を示すことを特徴とする医療機器システムが提供される。
さらに、本発明の他の態様によれば、医療器材の保守あるいは運用を行うための手順アルゴリズムおよび当該医療器材の状態判定に用いる通知判定情報から生成され、該当する保守、運用の対象の医療器材への指示を命ずる指示命令を、送信するRFIDリーダ・ライタから前記指示命令を受信する医療用RFIDであって、前記医療器材に取り付けられ、前記医療器材を一意に識別するための識別子および当該医療器材の状態を記述する属性値を格納する記憶部と、この属性値を元に発光によりユーザに対し当該医療器材の状態通知を行う通知部と、を備えることを特徴とする医療用RFIDが提供される。
本発明の医療機器システムによれば、RFIDにより医療機器の保守・運用を電子的に管理できることに加え、目視により、医療器材の状態が確認できるので正確で迅速な判断が可能である。また、ネットワーク障害などの緊急時にも医療器材、保守部品の状態をユーザに通知することができる。さらにRFIDを使用しているので、システムの拡張が簡単に行えるという効果を奏する。
本発明の医療用RFIDによれば、医療器材の状態を瞬時に直感的に把握でき、正確で迅速な判断が行えるという効果がある。
本発明の実施形態に係る医療機器システム共通の構成図である。 第1の実施形態に係る医療機器システムの構成例である。 第1の実施形態に係る医療機器システムの通知判定に利用される情報を示す図である。(a)は超音波プローブに取り付けられた医療用RFIDの記録部に格納される属性値情報、(b)は超音波診断装置のデータベースに格納される検査履歴情報、(c)は同データベースに格納される洗浄履歴情報を示す図である。 第1の実施形態に係る医療機器システムの処理フロー例を示す図である。 第2の実施形態に係る医療機器システムの構成例である。 第2の実施形態に係る医療機器システムの通知判定に利用される情報を示す図である。(a)は試薬タンクに取り付けられた医療用RFIDの記録部に格納される属性値情報、(b)は検体検査装置のデータベースに格納される検体検査別試薬一覧情報である。 第2の実施形態に係る医療機器システムの処理フロー例を示す図である。 第3の実施形態に係る医療機器システムの構成例である。 第3の実施形態に係る医療機器システムの医療用RFIDの属性値情報である。 第3の実施形態に係る医療機器システムの処理フローを示す図である。 第3の実施形態に係る医療機器システムの処理フローと連動した電子マニュアルの例である。
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る医療機器システム共通の構成例を示す図である。
このシステムは、保守・運用対象の医療器材に取り付けられた医療用RFID10と、この医療用RFID10に対して属性値の読み取り書き込みを行うことによって、医療器材の状態を管理するRFID管理部11により構成されている。
医療用RFID10は、この医療器材を一意に識別するための識別子および当該医療器材の状態を記述する属性値を格納する記憶部12、この属性値を元に少なくとも発光によりユーザに対し当該医療器材の状態通知を行う通知部13、記憶部12および通知部13を制御する制御部14、およびRFID管理部11と通信を行う通信部15から構成される。通知部13は、発光に加えて音声や画面表示などにより医療器材の状態をユーザに示す。
RFID管理部11は、主として医療機器本体に一体または分散される形で内蔵され、この医療機器を構成する医療器材の保守・運用をするための手順アルゴリズムおよび当該医療器材の状態判定に用いる通知判定情報などが登録されているデータベース16と、このデータベース16より取得した手順アルゴリズムおよび通知判定情報から判断して、該当する保守・運用対象の医療器材へと指示命令を生成する制御部17と、この制御部17の指示命令に基づき、前記医療用RFID10の属性値の読み出しと書き込みを行う通信部18とから構成される。通信部18は医療用RFID10で使用するRFID方式に対応するRFIDリーダ・ライタで構成される。医療用RFID10の通信部15と、とRFID管理部11の通信部18は指示命令の信号などの送受信を行う。
本発明で使用するRFID方式は、アクティブRFID又はパッシブRFIDのどちらでも適用することができる。パッシブRFIDを適用する場合には、通知部13が発光・音声・画面表示などでユーザに医療器材の状態通知を必要としている状態においては常にRFIDリーダ・ライタと通信を行い、電力を確保するよう制御される。
またRFIDで行われる通信の電磁波の伝達方式には主として電磁誘導方式と電波方式がある。電磁誘導方式は、タグのコイルとリーダのアンテナコイルを磁束結合させて、エネルギー・信号を伝達する方式である。後述の電波方式に比べ、エネルギーを効率的に伝達できる。電磁波の周波数としては、135kHz、13.56MHzなどが使用される。パッシブRFIDの通信可能距離は最大でも1m程度である。
電波方式は、タグのアンテナとリーダのアンテナで電磁波をやりとりし、エネルギー・信号を伝達する方式である。電磁波を空間に放射して伝達するので、電磁誘導方式に比べてより遠くの医療用RFIDと通信が可能になるが、医療用RFIDが受け取れるエネルギーがきわめて微弱である。電磁波の周波数としては、900MHz帯、2.45GHzなどが使用される。通信可能距離はパッシブRFIDで3−5mである。アクティブRFIDでは、電波強度さえ許せば数キロメートルオーダーでも通信可能である。保守・運用など管理対象の医療機器の大きさや医療機器で使用可能な電磁波を考慮してこれらRFID方式を取捨選択する。以下、具体的に本発明を適用した医療機器システムの具体的な実施形態について説明する。
図2は、第1の実施形態に係る医療機器システムの構成例を示す図である。本構成例は、超音波診断装置に本発明を適用した例である。このシステムは超音波診断装置20と超音波プローブ21から構成される。
超音波診断装置20には、管理装置11が分散して組み込まれており、制御部17およびデータベース16は超音波装置20内に組み込まれている、予め装置として内蔵されている図示しないCPUとデータ管理領域を使用し、本発明の動作が実現できるよう医療機器制御ソフトウェアがインストールされて実現される。さらに、RFID方式の通信距離内にRFIDリーダ・ライタが通信部18として設置される。本実施形態においては超音波プローブ21の接続部などの近傍に通信部18を配置する。
一方、超音波プローブ21内には医療用RFID10が内蔵されており、医療用RFID10は記憶部12、通知部13、制御部14、および通信部15で構成される。通知部13は、例えば赤、黄、青などの3つの発光色の異なるLED13a、13b、13cを有し、記憶部12に保存された属性値によって発光色を変化させ、超音波プローブ21が使用可能かどうかなどの状態をユーザに通知することが可能である。
例えば、超音波プローブ21が、洗浄、消毒がされているかを医師または検査技師に通知する場合を例にとって本発明の実施形態の動作を説明する。
図3は、第1の実施形態に係る医療機器システムの通知判定に利用される情報を示す図である。(a)は超音波プローブに取り付けられた医療用RFIDの記録部に格納される属性値情報、(b)は超音波診断装置のデータベースに格納される検査履歴情報、(c)は同データベースに格納される洗浄履歴情報を示す図である。
図3(a)に示すように、各医療用RFID10の記録部12には超音波プローブ21を一意に識別するプローブIDと、超音波プローブ21の属性値として洗浄・消毒状態を示す洗浄プロパティ、洗浄日時プロパティ、および表示プロパティが記憶されている。この図の場合、通信部18のRFIDリーダ・ライタによってプローブIDが2002〜2008までの各医療用RFIDをスキャンして収集した情報を表している。
プローブID2002の超音波プローブ21は、洗浄プロパティが「未」であるため、洗浄日時プロパティはクリアされており、通知プロパティは「赤」となる。プローブID2005の超音波プローブ21は、洗浄プロパティが「済」であり、洗浄日時プロパティは洗浄完了時間を表す5月4日14:20が保存されており、通知プロパティは「青」となる。また、プローブID2008のように洗浄プロパティが「不明」の場合には通知プロパティは「黄」となる。
通知部13においては、この表示プロパティを参照して各LED13a〜13cのLEDを点灯させる。なお、医療用RFID10の通信部15、制御部14、記録部12のどれかが故障している場合には、表示プロパティの値にかかわらず「赤」または「黄」のLEDを点灯させる。
RFID管理部11内のデータベース16には、後述する処理フローで、保守・運用対象のRFID10の状態を判断し通知するために必要な通知判定情報として、図3(b)に示す超音波診断装置20の検査履歴情報と、図3(c)に示す洗浄履歴情報が予め保存されている。
検査履歴情報は、超音波診断装置20で行われた検査の日時、検査した部位または病名、そして使用した超音波プローブのIDなどの履歴情報を表している。
洗浄履歴情報は、超音波プローブを洗浄・消毒した時に洗浄日時とプローブIDを記録した情報である。この履歴情報を書き込む際には、図3(a)で説明した各超音波プローブ21の医療用RFID10の属性値にも、RFIDリーダ・ライタによって同時に書き込まれる。これら属性値は洗浄時に書き込む必要があるので、超音波診断装置20内のRFIDリーダ・ライタ以外のリーダ・ライタで書き込みを行っても構わない。
図4は、第1の実施形態に係る医療機器システムの処理フローの例を示す図である。図4を用いて、システム全体の処理フローを説明する。使用するRFIDの方式は、電磁誘導型のパッシブ方式を例にとって説明する。
まず、超音波診断を開始するにあたり、RFID管理部11は、使用予定の超音波プローブ21の記録部12からプローブIDと洗浄プロパティを取得する(S41)。超音波プローブ21はRFID管理部11から発生する電磁界により電力を供給され、記録部12に書き込まれている通知プロパティを参照してLED13a〜13cのいずれかを点灯させる(S42)。
このとき、検査を担当する医師または検査技師は、LED13a〜13cによって、超音波プローブ21を超音波診断装置20に接続をしなくとも超音波プローブ21が洗浄済みかどうかを目視にて確認することができる。すなわち、洗浄済みを示す青色のLEDが点灯している超音波プローブ21を超音波診断装置に接続すれば診断が可能となる。
超音波診断装置20のRFID管理部11では、図3(b)の検査履歴情報を参照し、今回検査に使用する超音波プローブIDから前回検査で行った検査部位あるいは病名等から判断して、感染症の疑いが高いかどうかを判断する(S43)。
感染症の疑いがなければ、RFID管理部11ではステップS41で取得した洗浄プロパティに従い、医療用RFID10の通知プロパティに利用可能通知を再度書き込む。これは、洗浄プロパティが「済」であるのに通知プロパティが「赤」であったり、洗浄プロパティが「未」であるのに、通知プロパティが「青」であるような読み出し書き込み不良な場合に洗浄プロパティの値と通知プロパティの値に不整合が生じないようにするために行われる。そして、医療用RFID10では、書き込まれた通知プロパティにしたがってLEDを点灯させ、洗浄済みであれば青色のLED13cを点灯させる(S44)。
ステップ43で、前回の検査で使用された超音波プローブ21は、感染症の危険性が高いと判断された場合には、医療用RFID10の洗浄プロパティだけを信じるのではなく、図3(c)に示す洗浄履歴情報も参照する(S45)。RFIDの洗浄プロパティと洗浄履歴情報のどちらも洗浄済みであれば、ステップS44に進み、医療用RFID10の通知プロパティに利用可能通知「青」を再度書き込む。医療用RFID10では書き込まれた通知プロパティにしたがって青色のLEDを点灯させる。
ステップS44で利用可能通知がされた超音波プローブ21を使用して検査を行う(S48)。検査が終了すれば、RFID管理部11では洗浄プロパティを「未」と医療用RFID10へと書き込み、検査履歴情報を更新してデータベース16に保存する(S49)。
ステップ45において、洗浄履歴情報で洗浄が行われていない場合、RFID管理部11では医療用RFID10の洗浄プロパティを「未」、通知プロパティを「赤」に書き換え、医療用RFID10では書き込まれた通知プロパティにしたがって使用不可を示す赤色のLED13aを点灯させる(S46)。
このような場合は、洗浄・消毒を行い、RFIDの属性値の書き換え、および洗浄履歴情報を更新する(S47)。
以上の構成によって、医師または検査技師は操作中の超音波プローブから直接利用可能・不可能の通知を得ることができるのでネットワークを意識することなく診断に集中でき、未洗浄の超音波プローブを使用してしまうなどの不正操作を未然に防ぐことが可能となる。
また、このような構成の場合、ネットワークに障害が起こってもRFIDリーダ・ライタの近くであれば電力が供給されるので、その医療機材が利用可能かどうかを識別することが可能である。
図5は、第2の実施形態に係る医療機器システム構成例を示す図である。本構成例は、検体検査装置に本発明を適用した例である。
図示しない検体検査装置には、RFID管理部11が内蔵されており、この検体検査装置に使用する試薬タンク50には、医療用RFID10が取り付けられている。図5に示すように、液晶パネルなどの表示画面51およびLED52は医療用RFID10から離れて配置され、接続される。このような構成にすることによって種々の通知手段を選択でき、効果的な位置、例えば試薬タンク50の上面に表示することが可能となる。
検体検査装置に使用されるこれらの試薬タンク50すべてに、上記の医療用RFID10が組み込まれ、検査条件を図示しない端末から入力することにより、検査に必要な試薬の不備があれば、該当タンクのLED52を点灯させ、かつ表示画面51に交換すべき試薬名を表示できる。
図6は、第2の実施形態に係る医療機器システムの通知判定に利用される情報の例を示す図である。(a)は試薬タンクに取り付けられた医療用RFIDの記録部に格納される属性値情報、(b)は検体検査装置のデータベースに格納される検体検査別試薬一覧情報である。
医療用RFID10の記録部12に格納される属性値は例えば、試薬タンクを識別するためのタンクID、この試薬タンクに入っている試薬名プロパティ、他の試薬へ交換すべき場合の交換試薬名プロパティ、通知プロパティなどから構成される。交換試薬名プロパティは、検体検査に不必要か、または間違った試薬が検体検査装置にセットされている場合に、ユーザに交換試薬をガイドするプロパティである。
図7は、第2の実施形態に係る医療機器システムの処理フローの例を示す図である。まず、検体検査装置で分析を開始する。RFID管理部11は、試薬タンク50のすべてと通信して試薬名プロパティを取得し、検体検査装置にセットされた全試薬名を収集する(S71)。
分析に必要な試薬の種類は、RFID管理部11のデータベース16に図3(b)に示す検体検査別試薬一覧情報が予め保存されており、今回の分析に必要な試薬が検体検査装置にすべてセットされているかどうかを比較、確認する(S72)。
検体検査に必要な試薬がすべてセットされている場合、RFID管理部11は医療用RFID10に表示プロパティ「青」を送信する。医療用RFID10では表示プロパティに従い、分析が可能である旨の利用可能通知としてLED52を青色に点灯させる(S73)。
もし、分析に必要な試薬が揃っていなく、間違った試薬タンク50がセットされている場合には、取り替える試薬タンク50を決定し(S74)、RFID管理部は、すべての試薬タンク50に対してプロパティをRFID10に書き込む。間違った試薬タンク50があった場合には、交換すべき試薬タンク50の交換試薬名プロパティに「交換試薬名」と通知プロパティを「赤」と書き込む。
医療用RFID10では表示画面51に交換すべき試薬名を表示し、赤色のLEDを点灯し、どの試薬タンクが利用不可能かをユーザに通知する(S75)。このような利用不可能通知を受けたユーザは、試薬タンク50の交換を行い正しい試薬タンク50をセットする。
図6の例で説明すると、図6(b)により検体検査に必要な試薬は、A,B,D,Fであることがわかる。これに対し、図(a)により、検体検査装置にセットされた試薬はA,B,C,Dであるので、試薬Bを試薬Fに交換しなければならない。そのため、タンクID1003のLED52を赤色に点灯させ、表示画面51に交換試薬名Fを表示する。
以上の構成によって、医師または検査技師は検体検査装置の試薬タンクから直接利用可能・不可能の通知を得ることができるので、検体試薬のセットミスなどを未然に防ぐことが可能となる。
図8は、第3の実施形態に係る医療機器システム構成例である。この構成例は、X線CT(Computed Tomography)装置のような大型装置の部品交換などの保守作業に本発明を適用した例である。
図8はX線CT装置の走査ガントリの断面を模式的に表している。X線CT装置の走査ガントリ80と、走査ガントリ80の回転部(駆動部)に取り付けられたRFIDリーダ・ライタ81と、走査ガントリ80内に取り付けられている多くの部品のうち、部品A,部品B、部品Cを表している。
部品A,B、Cのそれぞれには医療用RFID10が取り付けられており、通知手段としてLED82を備える。
RFID管理部11の構成要素である、データベース16、制御部17は、X線CT装置の操作コンソール(図示せず)内に予め装置として組み込まれている、図示しないCPU(Central Processing Unit)とデータ管理領域を使用し、本発明の動作が実現できるよう医療機器制御ソフトウェアがインストールされて実現される。RFIDリーダ・ライタ81が通信部18として設置される。本実施形態においては走査ガントリ80の回転部にRFIDリーダ・ライタ81を配置する。RFIDリーダ・ライタ81は、XCT装置の回転部の回転に応じて移動回転するので、走査ガントリ80に取り付けられた部品に対し、効率よく隅々まで医療用RFID10をスキャンすることが可能となる利点がある。
図9は、第3の実施形態に係る医療機器システムの医療用RFIDの属性値情報の例を示す図である。医療用RFID10の記録部12に格納される属性値は、例えば、保守部品を識別するための部品ID、この保守部品に対して行う保守動作プロパティ、通知プロパティなどから構成される。この場合、保守動作プロパティとして「取り外し」、「交換」、「取り付け」などがある。通知プロパティとして、「点灯」、「点滅」などがある。
図10は、第3の実施形態に係る医療機器システムの処理フローを示す図である。また図11は、第3の実施形態に係る医療機器システムの処理フローと連動した電子マニュアルの例である。X線CT装置の操作コンソール内のデータベース16に電子マニュアルが保存されており、図示しないX線CT装置の操作コンソールモニタまたは、保守用のモニタで保守動作に連動してガイダンスを確認できる。本実施形態の場合、部品A,Bを取り外し、部品Cを交換するフローを示している。
図11(a)に示すように、「部品Aを取り外してください」とモニタ上にガイダンスが表示される。またこのとき、取り外しに必要な工具、例えばドライバ、レンチなどの予備情報も合わせて表示される。このとき、RFID管理部11は、部品Aの医療用RFID10の保守動作プロパティを「取り外し」と書き込み、通知プロパティを「点灯」にする。それ以外の部品に関しては保守動作プロパティを「無」と書き込み、通知プロパティを「消灯」にする。医療用RFID10では通知プロパティに従い各LEDを「点灯」または「消灯」させる(S101)。
図11(b)に示すように、「部品Bを取り外してください」とモニタ上にガイダンスが表示される。またこのとき、取り外しに必要な工具、例えばドライバ、レンチなどの予備情報も合わせて表示される。このとき、RFID管理部11は、部品Bの医療用RFID10の保守動作プロパティを「取り外し」と書き込み、通知プロパティを「点灯」にする。それ以外の部品に関しては保守動作プロパティを「無」と書き込み、通知プロパティを「消灯」にする。医療用RFID10では通知プロパティに従い各LEDを「点灯」または「消灯」させる(S102)。
図11(c)に示すように、「部品Cを交換してください」とモニタ上にガイダンスが表示される。またこのとき、取り外しに必要な工具、例えばドライバ、レンチなどの予備情報も合わせて表示される。このとき、RFID管理部11は、部品Bの医療用RFID10の保守動作プロパティを「交換」と書き込み、通知プロパティを「点滅」にする。それ以外の部品に関しては保守動作プロパティを「無」と書き込み、通知プロパティを「消灯」にする。医療用RFID10では通知プロパティに従い各LEDを「点滅」または「消灯」させる(S103)。
交換のため、部品を取り外したかどうかを判断する方法として、医療用RFID10とRFID管理部11との無線通信の可否を利用して判定してもよいし、取りはずした部品を置く場所に別途RFIDリーダ・ライタを用意して取り外しを確認してもよい。
取り付けは、取り外しと逆の操作であるので説明を省略する。
改正薬事法の施行規則により、医療機器メーカおよび医療機器販売業者は、特定保守管理医療機器の修理などの保守サービスを行う際にトレーサビリティーが義務付けられている。本実施例のような保守手順アルゴリズムで実行された保守実施記録をデータベースに保存し、かつこの保守実施記録から、薬事法に基づく苦情処理記録を作成することが可能である。この苦情処理記録には、苦情情報、原因究明情報や、改善処置情報の記録が含まれる。
また、X線CT装置の定期的な保守項目は、ガントリ部、寝台部、X線部、操作コンソール部などの多岐に渡り、電流・電圧の調整、各部の注油・ボルトの締め付け確認などの保守箇所に医療用RFIDを設置することも可能である。このようにすれば、多岐に渡る保守項目を間違いなく実行でき、修理ミスを未然に防ぐことが可能となる、
また、X線CT装置など多くの医療装置では電磁シールドを施す場合があり、電磁遮蔽材の影になってRFIDリーダ・ライタとの通信ができない部品も存在する。そのような場合、通信ができる位置に別途RFIDリーダ・ライタを用意するか、RFID間通信が可能な医療用RFIDを使用することでこの問題を回避できる。
本発明による医療機器システムによれば、医療用RFIDにより、医療機器の保守・運用を電子的に管理できることに加え、目視により、器材の状態が確認できるので正確で迅速な判断が可能である。また、ネットワーク障害などの緊急時にも医療器材、保守部品の状態をユーザに通知することができる。さらに医療用RFIDを使用しているので、システムの拡張が簡単に行うことができる。
上述の実施形態のように、光により注意喚起を行う場合には状態を色を分けて光を発することにより、ユーザは直感的に状態を知ることが可能となる。更に光を常時点灯、点滅、更に繰り返しの異なる点滅によれば、更に詳しい状態をユーザに知らせることが可能となる。発光のほかに画面による表示を加えると更に詳細にユーザに今の状態を知らせることが可能となる利点がある。
上記実施形態では、発光することによりシステムのユーザの注意を喚起している。しかし、この発光に加えて音によりユーザの注意を喚起することが可能である。注意喚起の手段として音を加えると、万一、発光をユーザが見落とした場合にもユーザに注意を喚起することが可能となる。音による注意喚起手段を加えることは、図8に示した実施形態のように多くの保守部品があり、見落とすことなくそれらのすべてに常に注意を払うことを要求される医療機器システムにおいて、特に有効である。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化できる。上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。本発明の技術思想を用いる限りこれらの変形例も本発明に含まれる。
10…医療用RFID
11…RFID管理部
12…記録部
13…通知部
13a、13b、13c、52、82…LED
14、17…制御部
15、18…通信部
16…データベース
20…超音波診断装置
21…超音波プローブ
50…試薬タンク
51…表示画面
80…操作ガントリ
81…RFIDリーダ・ライタ
A,B,C…保守部品

Claims (11)

  1. 医療器材に取り付けられ、この医療器材を一意に識別するための識別子および当該医療器材の状態を記述する属性値を格納する記憶部と、この属性値を元に発光によりユーザに対し当該医療器材の状態通知を行う通知部とを備えた医療用RFIDと、
    医療器材の保守あるいは運用を行うための手順アルゴリズムおよび当該医療器材の状態判定に用いる通知判定情報が登録されているデータベースと、
    このデータベースより取得した前記手順アルゴリズムおよび前記通知判定情報から、該当する保守、運用の対象の医療器材への指示命令を生成する制御部と、
    この制御部の指示命令に基づき、前記医療用RFIDの属性値の読み出しと書き込みを行うRFIDリーダ・ライタと、を備えることを特徴とする医療機器システム。
  2. 前記通知部における発光は、異なる色により前記医療器材の状態を示すことを特徴とする請求項1記載の医療機器システム。
  3. 前記通知部における発光は、光の点滅により前記医療器材の状態を示すことを特徴とする請求項2記載の医療機器システム。
  4. 前記通知部は、更に音あるいは表示画面により前記医療器材の状態通知を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載の医療機器システム。
  5. 前記手順アルゴリズムにより実行された前記制御部の制御実施記録を前記データベースに保存し、かつこの制御実施記録から苦情処理記録を作成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の医療機器システム。
  6. 前記手順アルゴリズムは保守・運用指示書などと連動して制御されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の医療機器システム。
  7. 前記RFIDリーダ・ライタは、医療機器の駆動部に設置されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の医療機器システム。
  8. 前記医療用RFID間通信を用いることにより、前記保守・運用対象の医療器材に取り付けられた医療用RFIDのすべてに対し前記属性値の読み出しと書き込みが出来ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の医療機器システム。
  9. 医療器材の保守あるいは運用を行うための手順アルゴリズムおよび当該医療器材の状態判定に用いる通知判定情報から生成され、該当する保守、運用の対象の医療器材への指示を命ずる指示命令を、送信するRFIDリーダ・ライタから前記指示命令を受信する医療用RFIDであって、
    前記医療器材に取り付けられ、前記医療器材を一意に識別するための識別子および当該医療器材の状態を記述する属性値を格納する記憶部と、この属性値を元に発光によりユーザに対し当該医療器材の状態通知を行う通知部と、
    を備えることを特徴とする医療用RFID。
  10. 前記通知部における発光は、異なる色により前記医療器材の状態を示すことを特徴とする請求項9記載の医療用RFID。
  11. 前記通知部における発光は、光の点滅により前記医療器材の状態を示すことを特徴とする請求項10記載の医療用RFID。
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