JP2010280290A - 電動アシスト車両 - Google Patents

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和宏 松本
Toru Kiryu
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Abstract

【課題】運転者のペダル操作のスキルを判定できる電動アシスト車両を提供する。
【解決手段】電動アシスト二輪車10は、ペダル54とクランク52とクランク軸40とを含む人力駆動部、人力駆動力に加える補助駆動力を発生させる電動モータ48とバッテリ68とを含む補助駆動部、クランク角センサ44、トルクセンサ46、CPU64、およびメモリ66を備える。CPU64は、クランク角センサ44で検出されたクランク角θに基づいてクランク角速度ωを求め、クランク角速度ωに基づいて運転者のペダル操作のスキルを判定し、トルクセンサ46で検出されたクランクトルクτに基づいて運転者の体力を判定する。スキルおよび体力の判定結果に基づいてアシストパターンを決定し、アシストパターンとクランクランクτとに基づいて電動モータ48からの補助駆動力を制御する。スキルおよび体力は筋電位に基づいて判定されてもよい。
【選択図】図7

Description

この発明は、電動アシスト車両に関し、より特定的には電動アシスト二輪車などの電動アシスト車両に関する。
この種の従来技術の例として、特許文献1には、疲労を感じずに快適にペダルを漕いで走行ができるように、心拍数などの生体信号から算出される人体指標に応じて、踏力に対する電動モータの駆動力の比率を設定する電動モータ付き自転車が開示されている。
特許文献2には、踏力などの人力駆動力から算出される指標に基づいて、運転者の体力を考慮して適切な補助駆動力の比率を設定する補助動力付き車両が開示されている。
特許文献3には、運転者の疲労や体調に合わせて快適な走行を可能にするために、人力、車速、運転状況および環境の検出値に基づいて適切な補助駆動力の比率を設定する駆動力補助装置が開示されている。
特許第3276420号公報 特開2007−230411号公報 特許第3572704号公報
しかし、特許文献1〜3の技術は、運転者の体力や体調に応じて補助駆動力の比率を調整するものであり、運転者のペダル操作のスキルを判定するものではない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、運転者のペダル操作のスキルを判定できる電動アシスト車両を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の電動アシスト車両は、ペダルおよびペダルの操作によって回転するクランク軸を有し人力駆動力を発生させる人力駆動部と、人力駆動力に加える補助駆動力を発生させる電動モータを含む補助駆動部と、運転者のペダル操作に関する操作情報を検出する操作情報検出部と、操作情報検出部の検出結果に基づいて運転者のペダル操作のスキルを判定するスキル判定部とを備える。
請求項2に記載の電動アシスト電動アシスト車両は、請求項1に記載の電動アシスト車両において、操作情報検出部は、当該電動アシスト車両の車両情報を検出する車両情報検出部と運転者の生体情報を検出する生体情報検出部との少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の電動アシスト車両は、請求項2に記載の電動アシスト車両において、車両情報はクランク角速度を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の電動アシスト車両は、請求項2に記載の電動アシスト車両において、生体情報は運転者の筋電位を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の電動アシスト車両は、請求項1に記載の電動アシスト車両において、スキル判定部による判定結果を表示する表示部をさらに備えることを特徴とする。
請求項6に記載の電動アシスト車両は、請求項1に記載の電動アシスト車両において、スキル判定部は、運転者のスキルを所定期間で判定することを特徴とする。
請求項7に記載の電動アシスト車両は、請求項1に記載の電動アシスト車両において、スキル判定部は、運転者のペダル操作のスキルを3値以上で判定することを特徴とする。
請求項8に記載の電動アシスト車両は、請求項1に記載の電動アシスト車両において、スキル判定部の判定結果に基づいて補助駆動部のアシストパターンを決定するアシストパターン決定部と、クランク軸に加わるトルクを検出するトルク検出部と、アシストパターン決定部によって決定されたアシストパターンとトルク検出部の検出結果とに基づいて補助駆動部の補助駆動力を制御する制御部とをさらに備えることを特徴とする。
請求項9に記載の電動アシスト車両は、請求項8に記載の電動アシスト車両において、スキル判定部は、運転者のスキルを「ある」か「ない」かの2値で判定し、アシストパターン決定部は、スキル判定部による判定結果に基づいて2種類のアシストパターンのいずれかを選択することを特徴とする。
請求項10に記載の電動アシスト車両は、請求項8に記載の電動アシスト車両において、トルク検出部による検出結果に基づいて運転者の体力を判定する体力判定部をさらに備え、アシストパターン決定部は、スキル判定部による判定結果と体力判定部による判定結果とに基づいてアシストパターンを決定することを特徴とする。
請求項11に記載の電動アシスト車両は、請求項8に記載の電動アシスト車両において、操作情報検出部は少なくとも運転者の筋電位を検出し、当該電動アシスト車両は、運転者の筋電位に基づいて運転者の体力を判定する体力判定部をさらに備え、アシストパターン決定部は、スキル判定部による判定結果と体力判定部による判定結果とに基づいてアシストパターンを決定することを特徴とする。
請求項12に記載の電動アシスト車両は、請求項8に記載の電動アシスト車両において、運転者の体力情報を入力する体力入力部と、体力入力部によって入力された体力情報に基づいて運転者の体力を判定する体力判定部とをさらに備え、アシストパターン決定部は、スキル判定部による判定結果と体力判定部による判定結果とに基づいてアシストパターンを決定することを特徴とする。
請求項13に記載の電動アシスト車両は、請求項12に記載の電動アシスト車両において、体力情報は基礎体力データを含むことを特徴とする。
請求項14に記載の電動アシスト車両は、請求項12に記載の電動アシスト車両において、体力情報は、運転者の体力を2値以上で表した情報を含むことを特徴とする。
請求項15に記載の電動アシスト車両は、請求項10から12のいずれかに記載の電動アシスト車両において、体力判定部は、運転者の体力を所定期間で判定することを特徴とする。
請求項16に記載の電動アシスト車両は、請求項10から12のいずれかに記載の電動アシスト車両において、スキル判定部は、運転者のスキルを「ある」か「ない」かの2値で判定し、体力判定部は、運転者の体力を「ある」か「ない」かの2値で判定し、アシストパターン決定部は、スキル判定部による判定結果と体力判定部による判定結果とに基づいて4種類のアシストパターンのいずれか1つを選択することを特徴とする。
請求項17に記載の電動アシスト車両は、請求項10から12のいずれかに記載の電動アシスト車両において、体力判定部は、運転者の体力を3値以上で判定することを特徴とする。
請求項1に記載の電動アシスト車両では、ペダル操作のスキルの程度に応じてクランク角速度や筋電位などのペダル操作に関する操作情報が異なることに着目し、ペダル操作に関する操作情報に基づいて運転者のペダル操作のスキルを判定する。この判定結果を用いることによって、運転者のペダル操作のスキルを報知したり、当該スキルに応じて補助駆動力を制御でき、快適な走行が可能となる。
請求項2に記載の電動アシスト車両では、車両情報および生体情報のいずれか一方だけで、ペダル操作に関する操作情報を得ることができる。たとえば、車両情報だけでスキルを判定する場合には運転者に負担をかけずに簡単にスキルを判定でき、生体情報だけでスキルを判定する場合には車両情報を検出することなくスキルを判定できる。また、車両情報および生体情報の両方を検出することで、両情報に基づいて運転者の状態をより厳密に把握することができ、より精度よくスキルを判定できる。
請求項3に記載の電動アシスト車両では、ペダル操作のスキルの程度に応じてクランク角速度が異なることに着目し、クランク角速度に基づいて運転者に負担をかけずに簡単にスキルを判定できる。クランク角速度のばらつきが小さければスキルが高く、一方、クランク角速度のばらつきが大きければスキルが低いとみなす。
請求項4に記載の電動アシスト車両では、ペダル操作のスキルの程度に応じて脚の筋肉の使い方ひいては筋電位が異なることに着目し、筋電位を計測することによって、筋活動タイミングから運転者のペダル操作に関するスキルを判定できる。
請求項5に記載の電動アシスト車両では、運転者のスキルを表示することで、運転者は常に自分の漕ぎ方を把握しながら運転することができ、運転者のスキルアップにつながる。
請求項6に記載の電動アシスト車両では、各瞬間で運転者のスキルを判定するのではなく、一定期間を設けて運転者のスキルを判定することによって、精度よくスキルを判定できる。
請求項7に記載の電動アシスト車両では、運転者のペダル操作の仕方が走行中に変わったとしても、その変化を反映するように精度よくスキルを判定できる。
請求項8に記載の電動アシスト車両では、運転者のペダル操作のスキルに応じて決定された適切なアシストパターンとクランクトルクとに基づいて、運転者に適した補助駆動力を提供できる。
請求項9に記載の電動アシスト車両では、「ある」か「ない」かの2値のスキルに基づいて運転者を2分類に区分することによって、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供することができる。
請求項10に記載の電動アシスト車両では、スキル判定部だけでなく体力判定部をも備えることによって、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できるので、運転者にさらに適した補助駆動力を提供できる。
請求項11に記載の電動アシスト車両では、運転者の筋電位に基づいてより厳密に運転者の体力を判定することができる。そして、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できるので、運転者にさらに適した補助駆動力を提供できる。
請求項12に記載の電動アシスト車両では、運転者の体力情報を入力することによって、体力判定のためにデータを計測する必要がなくなり計算コストを削減できる。また、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できるので、運転者にさらに適した補助駆動力を提供できる。
請求項13に記載の電動アシスト車両では、予め基礎体力測定を行うことで得られる最大発揮筋力や最大酸素摂取量などの運転者の基礎体力データを体力判定用に入力することによって、運転者の体力を厳密に測定することができる。
請求項14に記載の電動アシスト車両では、運転者は自らの体力情報を簡単に入力することができ、運転者のスキルと体力とに応じたアシストパターンを提供できる。
請求項15に記載の電動アシスト車両では、各瞬間で運転者の体力を判定するのではなく、一定期間を設けて運転者の体力を判定することによって、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
請求項16に記載の電動アシスト車両では、「ある」か「ない」かの2値のスキルと「ある」か「ない」かの2値の体力とに応じて運転者を4分類に区分することで、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
請求項17に記載の電動アシスト車両では、運転者の体力が走行中に変わったとしても、その変化を反映するように精度よく体力を判定でき、違和感無く運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
この発明によれば、運転者のペダル操作に関する操作情報に基づいて運転者のペダル操作のスキルを判定できる。また、この判定結果を用いることによって、運転者のペダル操作のスキルを報知したり当該スキルに応じて補助駆動力を制御でき、快適な走行が可能となる。
この発明の一実施形態の電動アシスト二輪車を示す図解図である。 図1に示す電動アシスト二輪車の主な構成を示すブロック図である。 図1に示す電動アシスト二輪車の動作の一例を示すフロー図である。 スキル判定処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 2種類のアシストパターンを示すグラフである。 クランク角速度の標準偏差とスキルとの関係を示すグラフである。 図1に示す電動アシスト二輪車の動作の他の例を示すフロー図である。 体力判定処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 4種類のアシストパターンを示すグラフである。 クランクトルクの最大値と体力との関係を示すグラフである。 この発明の他の実施形態の電動アシスト二輪車を示す図解図である。 図11に示す電動アシスト二輪車の主な構成を示すブロック図である。 図11に示す電動アシスト二輪車の動作の一例を示すフロー図である。 スキル判定処理のサブルーチンの他の例を示すフロー図である。 筋活動重複角度を説明するための波形図である。 筋活動重複角度とスキルとの関係を示すグラフである。 図11に示す電動アシスト二輪車の動作の他の例を示すフロー図である。 体力判定処理のサブルーチンの他の例を示すフロー図である。 表示部における表示態様の一例を示す図解図である。 表示部における表示態様の他の例を示す図解図である。 この発明のその他の実施形態の電動アシスト二輪車を示す図解図である。 図21に示す電動アシスト二輪車の主な構成を示すブロック図である。 図21に示す電動アシスト二輪車における入力表示部の一例を示す図解図である。 図21に示す電動アシスト二輪車の動作の一例を示すフロー図である。 体力判定処理のサブルーチンのその他の例を示すフロー図である。 図21に示す電動アシスト二輪車の動作の他の例を示すフロー図である。 体力判定処理のサブルーチンの他の例を示すフロー図である。 この発明の他の実施形態の電動アシスト二輪車の主な構成を示すブロック図である。 図28に示す電動アシスト二輪車の動作の一例を示すフロー図である。 スキル判定処理のサブルーチンのその他の例を示すフロー図である。 体力判定処理のサブルーチンのその他の例を示すフロー図である。 図28に示す電動アシスト二輪車における入力表示部の一例を示す図解図である。 筋活動重複角度と3段階のスキルとの関係を示すグラフである。 クランクトルクの最大値と3段階の体力との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。
ここでは、この発明の電動アシスト車両の一例である電動アシスト二輪車10について説明する。この発明の実施の形態における左右、前後、上下とは、電動アシスト二輪車10のサドル34に運転者がそのハンドル28に向かって着座した状態を基準とした左右、前後、上下を意味する。
図1を参照して、電動アシスト二輪車10はフレーム12を含む。
フレーム12は、ヘッドパイプ14、上部パイプ16、フロントパイプ18、シートパイプ20、一対のリヤパイプ22および一対の下部パイプ24を含む。上部パイプ16はヘッドパイプ14から後方かつ水平方向に延び、フロントパイプ18はヘッドパイプ14から後方斜め下方向へ延びる。シートパイプ20は、上部パイプ16の後端部とフロントパイプ18の後端部とを連結する。一対のリヤパイプ22は、上部パイプ16とシートパイプ20との接続部から後方斜め下方向に延び、一対の下部パイプ24は、フロントパイプ18とシートパイプ20との接続部から水平方向に延び、一対のリヤパイプ22の後端部と一対の下部パイプ24の後端部とが接続されている。
ヘッドパイプ14内には車体方向変更用のステアリング軸26が回動自在に挿通されている。ステアリング軸26の上端にはハンドル28が取り付けられている。ステアリング軸26の下端には左右一対のフロントフォーク30が取り付けられており、フロントフォーク30それぞれの下端には前輪32が回転自在に取り付けられている。シートパイプ20の上端部にはサドル34が設けられ、また、シートパイプ20には後方に延びるように荷台36が固設されている。
フロントパイプ18とシートパイプ20との接続部近傍にはモータ駆動ユニット38が設けられている。
図2をも参照して、モータ駆動ユニット38は、クランク軸40、駆動スプロケット42、クランク角センサ44およびトルクセンサ46、電動モータ48およびコントローラ50を含む。
クランク軸40には、クランク52を介してペダル54が取り付けられている。また、クランク軸40の外周面には駆動スプロケット42が取り付けられており、駆動スプロケット42は、無端状のチェーン56を介して後輪スプロケット58に連結されている。後輪スプロケット58には回転軸60を介して後輪62が回転自在に取り付けられている。
クランク角センサ44およびトルクセンサ46はクランク軸40近傍に設けられている。クランク角センサ44は、ペダル54の操作によって回転するクランク軸40の回転角度であるクランク角θを検出し、トルクセンサ46は、クランク軸40に加わるトルクであるクランクトルクτを検出する。電動モータ48は、駆動スプロケット42に与える補助駆動力を発生する。
コントローラ50はCPU64およびメモリ66を含む。CPU64は、必要な演算を行い電動モータ48ひいては電動アシスト二輪車10の動作を制御する。記憶手段であるメモリ66は、たとえばEEPROMからなり、電動アシスト二輪車10の動作を制御するためのプログラムやデータおよび演算データ等を格納する。メモリ66は、アシストパターンを格納する。
シートパイプ20には、電動モータ48に電力を供給するためのたとえばニッケル(Ni)−カドミウム(Cd)電池等からなるバッテリ68が取り付けられている。
コントローラ50のCPU64には、クランク角センサ44からのクランク角θおよびトルクセンサ46からのクランクトルクτが入力され、これらのデータはメモリ66に格納される。
CPU64は、クランク角θに基づいて運転者のスキルを判定し、アシストパターンを決定する。そして、アシストパターンとクランクトルクτとに基づいて電動モータ48からの補助駆動力を制御する。
この実施形態では、人力駆動力を発生させる人力駆動部は、ペダル54、クランク52およびクランク軸40を含む。補助駆動力を発生させる補助駆動部は、電動モータ48およびバッテリ68を含む。操作情報検出部は車両情報検出部を含み、車両情報検出部はクランク角センサ44、トルクセンサ46およびCPU64を含む。CPU64は、スキル判定部、体力判定部、アシストパターン決定部および制御部として機能する。トルクセンサ46がトルク検出部としても機能する。
ついで、図3を参照して、電動アシスト二輪車10の動作例について説明する。この例では、クランク角θに基づいて運転者のペダル操作に関するスキルが判定される。
まず、クランク角センサ44によってクランク角θを検出し(ステップS1)、トルクセンサ46によってクランクトルクτを検出する(ステップS3)。クランク角θおよびクランクトルクτはメモリ66に格納されていく。
そして、CPU64は、クランク角θに基づいてクランク軸40の回転数がN回以上か否か(θ/360≧N)を判断する(ステップS5)。クランク軸40の回転数がN回未満であればステップS1に戻り、一方、クランク軸40の回転数がN回以上であれば、CPU64は図4に示すようにして運転者のペダル操作のスキルを判定する(ステップS7)。
そして、CPU64は、スキル値が1か否か、すなわちスキルが「ある」か「ない」かを判定する(ステップS9)。スキル値が0(スキルが「ない」)であれば、CPU64は、図5に示すようなアシストパターン1を選択する(ステップS11)。そして、アシストパターン1を参照して、直近のクランクトルクτに対応するアシストトルク(増加分を含む)が得られるように補助駆動力P1を算出し(ステップS13)、算出された補助駆動力P1を電動モータ48に出力させる(ステップS15)。一方、スキル値が1(スキルが「ある」)であれば、CPU64は、図5に示すようなアシストパターン2を選択する(ステップS17)。そして、アシストパターン2を参照して、直近のクランクトルクτに対応するアシストトルクが得られるように補助駆動力P2を算出し(ステップS19)、算出された補助駆動力P2を電動モータ48に出力させる(ステップS15)。そして、CPU64は、電源(図示せず)がオフされたか否かを判断する(ステップS21)。電源がオフされなければ、CPU64は、ステップS1からS5までの検出値を初期化して(ステップS23)、ステップS1に戻る。電源がオフされるまで上述の処理が繰り返され、電源がオフされると終了する。
なお、図5に示すアシストパターン1および2における波形は、1ストローク(1回転)分を示す。アシストパターン1と2とを比較して分かるように、アシストパターン1ではストローク後半(ペダル引き上げ時)にアシストが強化される。
アシストパターン1,2において、灰色で塗りつぶした部分はクランク軸40に加わるクランクトルクすなわち駆動スプロケット42に加わるトルク(人力駆動力に相当)、右上がりのハッチング部分はクランクトルクに対応し駆動スプロケット42に加わるアシストトルク(補助駆動力に相当)、右下がりのハッチング部分はアシストトルクの増加分(補助駆動力の増加分に相当)を示す。後述のアシストパターン3,4についても同様である。
ついで、図4を参照して、図3のステップS7のスキル判定処理について説明する。
CPU64は、クランク角θに基づいてNストローク分のクランク角速度ω(=dθ/dt)を求め(ステップS31)、(N−k+1)ストローク目からNストローク目までの各ストローク(kストローク分)について角速度ωの標準偏差σを求める(ステップS33)。ついで、kストローク分の標準偏差σの平均値σaを求める(ステップS35)。そして、CPU64は、標準偏差σの平均値σaが閾値1(たとえば、0.12rad/s)より小さいか否かを判断する(ステップS37)。図6に示すように、標準偏差σの平均値σaが閾値1以上であれば、CPU64は「スキルなし」としてスキル値を0に設定し(ステップS39)、一方、標準偏差σの平均値σaが閾値1より小さければ、CPU64は「スキルあり」としてスキル値を1に設定し(ステップS41)、終了する。なお、Nは整数、kは2以上かつN以下の整数である。
このように動作する電動アシスト二輪車10によれば、ペダル操作のスキルの程度に応じて車両情報であるクランク角速度ωが異なることに着目し、クランク角速度ωに基づいて運転者のペダル操作のスキルを簡単に判定できる。この判定結果を用いることによって、運転者のペダル操作のスキルを報知したり、当該スキルに応じて補助駆動力を制御でき、快適な走行が可能となる。また、生体情報を検出する必要がないので、運転者に負担をかけずに簡単にスキルを判定できる。
各瞬間で運転者のスキルを判定するのではなく、一定期間を設けて運転者のスキルを判定することによって、精度よくスキルを判定できる。
「ある」か「ない」かの2値のスキルに基づいて運転者を2分類に区分することによって、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供することができる。また、運転者のペダル操作のスキルに応じて決定された適切なアシストパターンとクランクトルクτとに基づいて、運転者に適した補助駆動力を提供できる。
ついで、図7を参照して、電動アシスト二輪車10の他の動作例について説明する。この例では、クランク角θに基づいて運転者のペダル操作のスキルが判定され、かつクランクトルクτに基づいて運転者の体力が判定される。
図7に示すステップS1〜S7の処理については、図3に示すステップS1〜S7の処理と同様であるので、その重複する説明は省略する。
図7において、ステップS7の後、CPU64は図8に示すようにして運転者の体力を判定する(ステップS8)。そして、CPU64は、スキル値が1か否か、すなわちスキルが「ある」か「ない」かを判定する(ステップS9)。
スキル値が0(スキルが「ない」)であれば、CPU64は、体力値が1か否か、すなわち体力が「ある」か「ない」かを判定する(ステップS10a)。体力値が0(体力が「ない」)であれば、CPU64は、図9に示すようなアシストパターン1を選択する(ステップS11a)。そして、アシストパターン1を参照して、直近のクランクトルクτに対応するアシストトルク(増加分を含む)が得られるように補助駆動力P1を算出し(ステップS13a)、算出された補助駆動力P1を電動モータ48に出力させる(ステップS15)。一方、体力値が1(体力が「ある」)であれば、CPU64は、図9に示すようなアシストパターン2を選択する(ステップS11b)。そして、アシストパターン2を参照して、直近のクランクトルクτに対応するアシストトルク(増加分を含む)が得られるように補助駆動力P2を算出し(ステップS13b)、算出された補助駆動力P2を電動モータ48に出力させる(ステップS15)。
ステップS9において、スキル値が1(スキルが「ある」)であれば、CPU64は、体力値が1か否か、すなわち体力が「ある」か「ない」かを判定する(ステップS10b)。体力値が0(体力が「ない」)であれば、CPU64は、図9に示すようなアシストパターン3を選択する(ステップS17a)。そして、アシストパターン3を参照して、直近のクランクトルクτに対応するアシストトルクが得られるように補助駆動力P3を算出し(ステップS19a)、算出された補助駆動力P3を電動モータ48に出力させる(ステップS15)。一方、体力値が1(体力が「ある」)であれば、CPU64は、図9に示すようなアシストパターン4を選択する(ステップS17b)。そして、アシストパターン4を参照して、直近のクランクトルクτに対応するアシストトルクが得られるように補助駆動力P4を算出し(ステップS19b)、算出された補助駆動力P4を電動モータ48に出力させる(ステップS15)。そして、CPU64は、電源がオフされたか否かを判断する(ステップS21)。電源がオフされなければ、CPU64は、ステップS1からS5までの検出値を初期化して(ステップS23)、ステップS1に戻る。電源がオフされるまで上述の処理が繰り返され、電源がオフされると終了する。
なお、図9を参照して、アシストパターン1〜4における波形は、1ストローク(1回転)分を示す。アシストパターン1では、アシスト比は1:2であり、ストローク後半(ペダル引き上げ時)にアシストが強化される。アシストパターン2では、アシスト比は1:1であり、ストローク後半にアシストが強化される。アシストパターン3では、アシスト比は1:2であり、ストローク後半におけるアシスト強化はない。アシストパターン4では、アシスト比は1:1であり、ストローク後半におけるアシスト強化はない。
ついで、図8を参照して、図7のステップS8の体力判定処理について説明する。
CPU64は、Nストローク目までの各ストロークにおけるクランクトルクτの最大値τm(N)を算出し(ステップS51)、(N−k+1)ストローク目の最大値τm(N−k+1)からNストローク目のτm(N)までの平均値である平均トルクτaを算出する(ステップS53)。そして、平均トルクτaが閾値2(たとえば50N・m)より大きいか否かを判断する(ステップS55)。図10に示すように、平均トルクτaが閾値2以下であれば、CPU64は「体力なし」として体力値を0に設定し(ステップS57)、一方、平均トルクτaが閾値2より大きければ、CPU64は「体力あり」として体力値を1に設定し(ステップS59)、終了する。
このように動作する電動アシスト二輪車10によれば、スキルだけでなく体力をも判定することによって、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できる。また、運転者のペダル操作のスキルと運転者の体力とに応じて決定された適切なアシストパターンとクランクトルクτとに基づいて、運転者に適した補助駆動力を提供できる。
また、各瞬間で運転者の体力を判定するのではなく、一定期間を設けて運転者の体力を判定することによって、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
さらに、「ある」か「ない」かの2値のスキルと「ある」か「ない」かの2値の体力とに応じて運転者を4分類に区分することで、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
つぎに、この発明の他の実施形態の電動アシスト二輪車10aについて説明する。
図11および図12を参照して、電動アシスト二輪車10aは、運転者の外側広筋に装着される外側広筋用電極70、運転者の大腿二頭筋に装着される大腿二頭筋用電極72および荷台36上に配置される筋電アンプ74を含む筋電センサ76を含む。その他の構成については図1および図2に示す電動アシスト二輪車10と同様であるので、その重複する説明は省略する。
この実施形態では、操作情報検出部は生体情報検出部を含み、生体情報検出部は筋電センサ76を含む。
図13を参照して、電動アシスト二輪車10aの動作例について説明する。この例では、筋電位x,yに基づいてスキルが判定される。
図13に示す動作例は、ステップS1とS3との間でステップS2aおよび2bが行われ、かつステップS7のスキル判定処理において図14に示すサブルーチンが行われることを除いて、図3に示す処理と同様であるので、その重複する説明は省略する。
ステップS2aでは、外側広筋用電極70および筋電アンプ74によって図15(a)に示すような外側広筋の筋電位xを検出し(ステップS2a)、大腿二頭筋用電極72および筋電アンプ74によって図15(b)に示すような大腿二頭筋の筋電位yを検出する(ステップS2b)。なお、図15(a)および(b)には1ストローク分のデータを示す。筋電位x,yはメモリ66に格納されていく。
そして、ステップS7では、図14に示すように、CPU64は、Nストローク分の外側広筋の筋電位xの整流化平均波形Xを求め(ステップS61)、Nストローク分の大腿二頭筋の筋電位yの整流化平均波形Yを求める(ステップS63)。ついで、CPU64は、(N−k+1)ストローク目からNストローク目までのkストローク分の整流化平均波形XとYとを用いて、外側広筋と大腿二頭筋とが重複して活動している筋活動重複角度θoの平均値である平均重複角度θaを求める(ステップS65)。ここで、外側広筋と大腿二頭筋を一緒に使っている運転者は筋活動重複角度θoが大きくなり、一方、外側広筋と大腿二頭筋を交互に使っている運転者は筋活動重複角度θoが小さくなる。図15(c)は、1ストローク分の外側広筋の筋電位xの整流化平均波形Xを示し、図15(d)は、1ストローク分の大腿二頭筋の筋電位yの整流化平均波形Yを示し、図15(e)は、1ストローク分の筋活動重複角度θoを示す。
図14に戻って、CPU64は、平均重複角度θaが閾値3(たとえば5度)より大きいか否かを判断する(ステップS67)。図16に示すように、平均重複角度θaが閾値3より大きければ、CPU64は「スキルなし」としてスキル値を0に設定し(ステップS69)、一方、平均重複角度θaが閾値3以下であれば、CPU64は「スキルあり」としてスキル値を1に設定し(ステップS71)、終了する。
このような電動アシスト二輪車10aによれば、ペダル操作のスキルの程度に応じて生体情報である筋電位x,yが異なることに着目し、筋電位x,yに基づいて運転者のペダル操作のスキルを判定する。この判定結果を用いることによって、運転者のペダル操作のスキルを報知したり、当該スキルに応じて補助駆動力を制御でき、快適な走行が可能となる。また、車両情報を検出する必要がないので、簡単にスキルを判定できる。
各瞬間で運転者のスキルを判定するのではなく、一定期間を設けて運転者のスキルを判定することによって、精度よくスキルを判定できる。
「ある」か「ない」かの2値のスキルに基づいて運転者を2分類に区分することによって、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供することができる。そして、運転者のペダル操作のスキルに応じて決定された適切なアシストパターンとクランクトルクτとに基づいて、運転者に適した補助駆動力を提供できる。
ついで、図17を参照して、電動アシスト二輪車10aの他の動作例について説明する。この例では、筋電位x,yに基づいてスキルが判定され、筋電位xに基づいて体力が判定される。
図17に示す動作例は、ステップS1とS3との間でステップS2aおよび2bが行われ、ステップS7のスキル判定処理において図14に示すサブルーチンが行われ、かつステップS8の体力判定処理において図18に示すサブルーチンが行われることを除いて、図7に示す処理と同様であるので、その重複する説明は省略する。
ステップS2aでは、外側広筋用電極70および筋電アンプ74によって図15(a)に示すような外側広筋の筋電位xを検出し(ステップS2a)、大腿二頭筋用電極72および筋電アンプ74によって図15(b)に示すような大腿二頭筋の筋電位yを検出する(ステップS2b)。筋電位x,yはメモリ66に格納されていく。
ステップS7では、上述した図14に示すスキル判定処理が行われる。
そして、ステップS8では、図18に示すように、CPU64は、Nストローク目までの各ストロークにおける外側広筋の筋電位xの単位時間当たりの筋活動量x(N)を算出する(ステップS81)。単位時間当たりの筋活動量x(N)は、数1によって算出される。
Figure 2010280290
そして、CPU64は、(N−k+1)ストローク目の筋活動量x(N−k+1)からNストローク目の筋活動量x(N)までのkストローク分の平均値Xaを算出する(ステップS83)。そして、筋活動量の平均値Xaが閾値4(たとえば100mV)より大きいか否かを判断する(ステップS85)。平均値Xaが閾値4以下であれば、CPU64は体力値を0に設定し(ステップS87)、一方、平均値Xaが閾値4より大きければ、CPU64は体力値を1に設定し(ステップS89)、終了する。
このような電動アシスト二輪車10aによれば、生体情報である筋電位x,yに基づいて簡単にスキルを判定でき、また、運転者の筋電位x,yに基づいてより厳密に運転者の体力を判定できる。そして、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できるので、運転者にさらに適した補助駆動力を提供できる。
各瞬間で運転者の体力を判定するのではなく、一定期間を設けて運転者の体力を判定することによって、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
「ある」か「ない」かの2値のスキルと「ある」か「ない」かの2値の体力とに応じて運転者を4分類に区分することで、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
なお、上述の電動アシスト二輪車10および10aにおいて、図2および図12に示すように各種情報を表示するためにたとえば液晶ディスプレイ等で構成される表示部78が設けられてもよい。表示部78はたとえばハンドル28に設けられ、CPU64によって制御される。表示部78にはたとえばスキル判定結果が表示され運転者に報知される。たとえば、スキルを「あり」と「なし」との2値で判定する場合、スキルがあるときには図19に示すように「Good」を点灯させ、スキルがないときには何も表示しないようにしてもよい。運転者のスキルを表示することで、運転者は常に自分の漕ぎ方を把握しながら運転することができ、運転者のスキルアップにつながる。また、スキルを3値以上で判定するようにしてもよく、この場合には、表示部78に図20に示すようにスキル値を表示してもよい。後述する電動アシスト二輪車10bおよび10cについても同様である。
さらに、図21を参照して、この発明のその他の実施形態の電動アシスト二輪車10bについて説明する。
電動アシスト二輪車10bは、図11に示す電動アシスト二輪車10aにさらに入力表示部80を備えたものである。入力表示部80は、たとえばハンドル28に設けられる。
図22および図23をも参照して、入力表示部80は、各種情報を表示するためにたとえば液晶ディスプレイ等で構成される表示部80a、および各種指示や各種情報入力用の入力部80bを一体的に設けたものである。その他の構成については電動アシスト二輪車10aと同様であるので、その重複する説明は省略する。
この実施形態では、操作情報検出部は生体情報検出部を含み、生体情報検出部は筋電センサ76を含む。入力表示部80は、体力入力部として機能する。
図24を参照して、電動アシスト二輪車10bの動作例について説明する。この例では、筋電位x,yに基づいて運転者のペダル操作のスキルが判定され、最大発揮筋力Tmに基づいて運転者の体力が判定される。
図24に示す動作例は、ステップS1の前にステップS1aが行われ、かつステップS8の体力判定処理において図25に示すサブルーチンが行われることを除いて、図17に示す処理と同様であるので、その重複する説明は省略する。
ステップS1aでは、入力表示部80によって最大発揮筋力Tmが入力される。図23を参照して、たとえば、入力表示部80のmenuキーを押すと、画面上に「please input your stamina」が表示される。その後、キー操作によって最大発揮筋力Tmを入力し、確定キーを押すと入力が確定する。最大発揮筋力Tmは、利き足の膝関節伸展60deg/sにおける筋力の最大値を被験者の体重で割った値とする。その単位はN・m/kgである。ここで、膝関節伸展における筋力に着目したのは、この筋力がペダリングにおけるすべての力のうち約4割を担うからである。最大発揮筋力Tmはメモリ66に格納される。
そして、ステップS8では、図25に示すように、CPU64は、入力された最大発揮筋力Tmが閾値5(たとえば2.6N・m/kg)より大きいか否かを判断する(ステップS91)。最大発揮筋力Tmが閾値5以下であれば、CPU64は体力値を0に設定し(ステップS93)、一方、最大発揮筋力Tmが閾値5より大きければ、CPU64は体力値を1に設定し(ステップS95)、終了する。
このような電動アシスト二輪車10bによれば、生体情報である筋電位x,yに基づいて簡単にスキルを判定できる。
スキルだけでなく体力をも判定することによって、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できるので、運転者にさらに適した補助駆動力を提供できる。
予め基礎体力測定を行うことで得られる運転者の基礎体力データである最大発揮筋力Tmを体力判定用の体力情報として入力することによって、運転者の体力を厳密に測定することができるとともに、体力判定のためにデータを計測する必要がなくなり計算コストを削減できる。
各瞬間で運転者の体力を判定するのではなく、一定期間を設けて運転者の体力を判定することによって、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
「ある」か「ない」かの2値のスキルと「ある」か「ない」かの2値の体力とに応じて運転者を4分類に区分することで、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
ついで、図26を参照して、電動アシスト二輪車10bの他の動作例について説明する。この例では、筋電位x,yに基づいてスキルが判定され、最大酸素摂取量Omに基づいて体力が判定される。
図26に示す動作例は、ステップS1aに代えてステップS1bが行われ、かつステップS8の体力判定処理において図27に示すサブルーチンが行われることを除いて、図24に示す処理と同様であるので、その重複する説明は省略する。
ステップS1bでは、入力表示部80によって最大酸素摂取量Omが入力される。最大酸素摂取量Omは、たとえば、予め自転車エルゴメータを用いた漸増負荷試験(成人男性:20W/m、中年女性:15W/m、中高年男性:15W/m)によって得られたものである。最大酸素摂取量Omは、単位時間当たりに組織が酸素を取り込む最大の量を被験者の体重で割った値とする。その単位 は、ml/min/kgである。最大酸素摂取量Omはメモリ66に格納される。
そして、ステップS8では、図27に示すように、CPU64は、入力された最大酸素摂取量Omが閾値6(たとえば40ml/min/kg)より大きいか否かを判断する(ステップS101)。最大酸素摂取量Omが閾値6以下であれば、CPU64は体力値を0に設定し(ステップS103)、一方、最大酸素摂取量Omが閾値6より大きければ、CPU64は体力値を1に設定し(ステップS105)、終了する。
このような電動アシスト二輪車10bによれば、図24に示す動作例と同様の効果が得られる。
さらに、図28を参照して、この発明の他の実施形態の電動アシスト二輪車10cについて説明する。
電動アシスト二輪車10cは、図22に示す電動アシスト二輪車10bからクランク角センサ44および筋電センサ76を除いたものである。その他の構成については電動アシスト二輪車10bと同様であるので、その重複する説明は省略する。
この実施形態では、入力表示部80は、体力入力部として機能する。
図29を参照して、電動アシスト二輪車10cの動作例について説明する。この例では、スキル度Sに基づいてスキルが判定され、体力度Pに基づいて体力が判定される。
図29に示す動作例は、ステップS5の前にステップS4aおよびS4bが行われ、ステップS7のスキル判定処理において図30に示すサブルーチンが行われ、ステップS8の体力判定処理において図31に示すサブルーチンが行われ、かつステップS23が省略されることを除いて、図24に示す処理と同様であるので、その重複する説明は省略する。
ステップS4aでは、入力表示部80によってスキル度Sが入力され、ステップS6では、入力表示部80によって体力度Pが入力される。この動作例では、スキル度Sおよび体力度Pが2値で表される。この場合、図32(a)に示すように、入力表示部80のmenuキーを押していくと、画面上に「please input your skill」が表示される。その後、たとえばhighキーを押し確定キーを押すと、画面上に「high」が表示され入力が確定する。また、図32(b)に示すように、入力表示部80のmenuキーを押していくと、画面上に「please input your stamina」が表示される。その後、たとえばlowキーを押し確定キーを押すと、画面上に「low」が表示され入力が確定する。スキル度Sおよび体力度Pはメモリ66に格納される。
ステップS7では、図30に示すように、CPU64は、入力されたスキル度Sがhighか否かを判断する(ステップS111)。スキル度Sがlowであれば、CPU64は体力値を0に設定し(ステップS113)、一方、スキル度Sがhighであれば、CPU64は体力値を1に設定し(ステップS105)、終了する。
そして、ステップS8では、図31に示すように、CPU64は、入力された体力度Pがhighか否かを判断する(ステップS121)。体力度Pがlowであれば、CPU64は体力値を0に設定し(ステップS123)、一方、体力度Pがhighであれば、CPU64は体力値を1に設定し(ステップS125)、終了する。
このような電動アシスト二輪車10cによれば、運転者は自らのスキル情報および体力情報を簡単に入力することができ、スキル情報および体力情報を入力することによって、体力判定のためにデータを計測する必要がなくなり計算コストを削減できる。また、運転者のペダル操作のスキルと体力とに応じて適切なアシストパターンを決定できるので、運転者にさらに適した補助駆動力を提供できる。
「ある」か「ない」かの2値のスキルと「ある」か「ない」かの2値の体力とに応じて運転者を4分類に区分することで、計算コストを抑えつつ、簡単に運転者の状態を把握でき、運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
なお、電動アシスト二輪車10cにおいて、スキル度Sおよび体力度Pを3値以上で入力し、それぞれ閾値との比較に基づいてスキルの有無および体力の有無を判定するようにしてもよい。
なお、図13のステップS7のスキル判定処理において、図4に示すサブルーチンを行ってもよい。
図17のステップS7のスキル判定処理において、図4に示すサブルーチンを行ってもよく、図17のステップS8の体力判定処理において、図8のサブルーチンを行ってもよい。
図24のステップS7のスキル判定処理において、図4に示すサブルーチンを行ってもよく、また、スキル度Sを入力して図30に示すサブルーチンを行ってもよい。図24のステップS8の体力判定処理において、図8、図18のサブルーチンを行ってもよく、さらに、体力度Pを入力して図31に示すサブルーチンを行ってもよい。
図26のステップS7のスキル判定処理において、図4に示すサブルーチンを行ってもよく、また、スキル度Sを入力して図30に示すサブルーチンを行ってもよい。図26のステップS8の体力判定処理において、図8、図18のサブルーチンを行ってもよく、さらに、体力度Pを入力して図31に示すサブルーチンを行ってもよい。
図29のステップS8の体力判定処理において、最大発揮筋力Tmを入力して図25に示すサブルーチンを行ってもよく、最大酸素摂取量Omを入力して図27に示すサブルーチンを行ってもよい。
なお、図4、図14および図30におけるスキル判定は、3段階以上で判定されてもよい。この場合、運転者のペダル操作の仕方が走行中に変わったとしても、その変化を反映するように精度よくスキルを判定できる。
また、図8、図18、図25、図27および図31における体力判定は、3段階以上で判定されてもよい。この場合、運転者の体力が走行中に変わったとしても、その変化を反映するように精度よく体力を判定でき、違和感無く運転者に快適なアシストパターンを提供できる。
たとえば、図14において、平均重複角度θaを2つの閾値3a(たとえば5度)および閾値3b(たとえば10度)と比較して、スキルを3段階で判定するようにしてもよい。この場合、図33に示すように、kストローク分の平均重複角度θaが閾値3a未満であれば「スキル大」、閾値3a以上かつ閾値3b未満であれば「スキル中」、閾値3b以上であれば「スキル小」とする。
また、図8において、平均トルクτaを2つの閾値2a(たとえば40N・m)および閾値2b(たとえば60N・m)と比較して、体力を3段階で判定するようにしてもよい。この場合、図34に示すように、kストローク分の平均トルクτaが閾値2a未満であれば「体力小」、閾値2a以上かつ閾値2b未満であれば「体力中」、閾値2b以上であれば「体力大」とする。
それに応じてスキル判定結果および体力判定結果は、3段階以上で表示されてもよい。また、表示態様は、音声による表示であってもよい。
スキルの判定に車両情報および生体情報の両方を用いてもよい。この場合、両情報に基づいて運転者の状態をより厳密に把握することができ、より精度よくスキルを判定できる。
運転者のスキルを判定するための車両情報として、クランクトルク、クランク角、車速、ギア比、グリップ荷重、サドル荷重、サドル高、路面傾斜、路面状態、気温、湿度、風速等が用いられてもよい。また、運転者のスキルを判定するための生体情報として、心電位、脈拍数、呼吸回数、血圧等が用いられてもよい。
図22に示す電動アシスト二輪車10bおよび図28に示す電動アシスト二輪車10cにおいて、表示部80aと入力部80bとは別個独立して設けられてもよく、また、表示部80aは省略されてもよい。
この発明は、電動アシスト二輪車に限定されず、三輪以上の車輪を有する電動アシスト車両にも適用できる。
10,10a,10b,10c 電動アシスト二輪車
32 前輪
38 モータ駆動ユニット
40 クランク軸
42 駆動スプロケット
44 クランク角センサ
46 トルクセンサ
48 電動モータ
50 コントローラ
54 ペダル
56 チェーン
58 後輪スプロケット
60 回転軸
62 後輪
64 CPU
66 メモリ
68 バッテリ
70 外側広筋用電極
72 大腿二頭筋用電極
74 筋電アンプ
76 筋電センサ
78,80a 表示部
80 入力表示部
80b 入力部

Claims (17)

  1. ペダルおよび前記ペダルの操作によって回転するクランク軸を有し人力駆動力を発生させる人力駆動部と、
    前記人力駆動力に加える補助駆動力を発生させる電動モータを含む補助駆動部と、
    運転者のペダル操作に関する操作情報を検出する操作情報検出部と、
    前記操作情報検出部の検出結果に基づいて運転者のペダル操作のスキルを判定するスキル判定部とを備える、電動アシスト車両。
  2. 前記操作情報検出部は、当該電動アシスト車両の車両情報を検出する車両情報検出部と運転者の生体情報を検出する生体情報検出部との少なくともいずれか1つを含む、請求項1に記載の電動アシスト車両。
  3. 前記車両情報はクランク角速度を含む、請求項2に記載の電動アシスト車両。
  4. 前記生体情報は運転者の筋電位を含む、請求項2に記載の電動アシスト車両。
  5. 前記スキル判定部による判定結果を表示する表示部をさらに備える、請求項1に記載の電動アシスト車両。
  6. 前記スキル判定部は、運転者のスキルを所定期間で判定する、請求項1に記載の電動アシスト車両。
  7. 前記スキル判定部は、運転者のペダル操作のスキルを3値以上で判定する、請求項1に記載の電動アシスト車両。
  8. 前記スキル判定部の判定結果に基づいて前記補助駆動部のアシストパターンを決定するアシストパターン決定部と、
    前記クランク軸に加わるトルクを検出するトルク検出部と、
    前記アシストパターン決定部によって決定されたアシストパターンと前記トルク検出部の検出結果とに基づいて前記補助駆動部の補助駆動力を制御する制御部とをさらに備える、請求項1に記載の電動アシスト車両。
  9. 前記スキル判定部は、運転者のスキルを「ある」か「ない」かの2値で判定し、
    前記アシストパターン決定部は、前記スキル判定部による判定結果に基づいて2種類のアシストパターンのいずれかを選択する、請求項8に記載の電動アシスト車両。
  10. 前記トルク検出部による検出結果に基づいて運転者の体力を判定する体力判定部をさらに備え、
    前記アシストパターン決定部は、前記スキル判定部による判定結果と前記体力判定部による判定結果とに基づいてアシストパターンを決定する、請求項8に記載の電動アシスト車両。
  11. 前記操作情報検出部は少なくとも運転者の筋電位を検出し、
    当該電動アシスト車両は、前記運転者の筋電位に基づいて運転者の体力を判定する体力判定部をさらに備え、
    前記アシストパターン決定部は、前記スキル判定部による判定結果と前記体力判定部による判定結果とに基づいてアシストパターンを決定する、請求項8に記載の電動アシスト車両。
  12. 運転者の体力情報を入力する体力入力部と、
    前記体力入力部によって入力された前記体力情報に基づいて運転者の体力を判定する体力判定部とをさらに備え、
    前記アシストパターン決定部は、前記スキル判定部による判定結果と前記体力判定部による判定結果とに基づいてアシストパターンを決定する、請求項8に記載の電動アシスト車両。
  13. 前記体力情報は基礎体力データを含む、請求項12に記載の電動アシスト車両。
  14. 前記体力情報は、運転者の体力を2値以上で表した情報を含む、請求項12に記載の電動アシスト車両。
  15. 前記体力判定部は、運転者の体力を所定期間で判定する、請求項10から12のいずれかに記載の電動アシスト車両
  16. 前記スキル判定部は、運転者のスキルを「ある」か「ない」かの2値で判定し、
    前記体力判定部は、運転者の体力を「ある」か「ない」かの2値で判定し、
    前記アシストパターン決定部は、前記スキル判定部による判定結果と前記体力判定部による判定結果とに基づいて4種類のアシストパターンのいずれか1つを選択する、請求項10から12のいずれかに記載の電動アシスト車両。
  17. 前記体力判定部は、運転者の体力を3値以上で判定する、請求項10から12のいずれかに記載の電動アシスト車両。
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