JP2010274933A - チャック付き自立袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填用開口をヒートシール可能な範囲を広く設定でき、充填時にチャックに付着し難い内容物によっては、より簡単な構造とすることのできるチャック付き自立袋を提供する。
【解決手段】一対の側面シート2,3のチャック6よりも上方の袋開口側端部に10mm以上の段差を設け、短尺側の側面シート2の上端側に袋上下方向に5mm以上の長さ寸法を有する摘み片2aを形成し、側面シート2,3の開口部側にイージーピールテープ5を介装する。チャック6より上部側で、且つ、摘み片2aより下部側に、短尺側の側面シート2とイージーピールテープ5とを接合する袋上下方向に5mm以上の長さ寸法を有する易剥離接合部7と、摘み片2aより上部側の長尺側の側面シート3とイージーピールテープ5とを接合する難剥離接合部10とを有すると共に、摘み片2aの上端に、袋内側に突出する玉縁2bを非接着性の合成樹脂で形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャック付き自立袋に関する。
従来、チャック付き自立袋として、図8及び図9に示すように、一対の側面シート31,32の間に仕切りシート33を介装し、該仕切りシート33と一方の側面シート31との間にチャック34と易剥離接合部35,35とを形成し、他方の側面シート32と仕切りシート33間に設けられた充填用開口36から内容物を充填した後、仕切りシート33の上端と他方の側面シート32の上端とを難剥離接合するものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
また、一側面にイージーピール層を備え他側面に熱接着層を備えたイージーピールテープを袋の開口部に介装し、袋の開口性の向上と袋内部からの剥離の防止を図ったものがあった(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、上述のようなイージーピールテープを用いた袋として、例えば、図10に示すように、一対の側面シート41,42の一方の側面シート41にイージーピールテープ43のイージーピール層43bを易剥離接合し、他方の側面シート42にイージーピールテープ43の熱接着層43aを難剥離接合させるものがあった。
特許第3020834号公報 特開2008−44671号公報
チャック付き自立袋は、一般に、袋の製造メーカーが、袋内に内容物を充填する前の状態、即ち、充填用開口を封止していない状態で、袋を内容物の製造メーカーに卸し、内容物の製造メーカーで内容物を充填した後に充填用開口をヒートシールしている。このため、袋の製造メーカーは、充填用開口をヒートシールできる範囲をある程度広く設定し、内容物の製造メーカーで使用する異なる種類の自動充填機に対応できるようにしている。
特許文献1のものでは、図8及び図9に示すように、内容物の製造メーカーで、袋の上部に設けられた充填用開口36から内容物37を充填した後、充填用開口36をヒートシールすることができるが、充填用開口36をヒートシールする位置は、他方の側面シート32と仕切りシート33の開口側先端部に限られていた。また、消費者がこの袋を開封する際に、チャックよりも上方、例えば、図9に示す切断線C1を誤って鋏等で切断してしまうと、充填用開口36が開いてしまい内容物37を袋内に保持できなくなる虞があった。さらに、携帯時に他方の側面シート32と仕切りシート33との間に形成される空間部38に内容物が入り込むと、チャック開閉時のフィーリングが悪くなることがあった。
また、上述の図10に示される袋では、難剥離接合する位置に、ある程度の精度が必要となることから、袋の製造メーカーでイージーピールテープ43を前記一対の側面シート41,42に易剥離接合及び難剥離接合させた状態で、袋を内容物の製造メーカーに卸し、内容物の製造メーカーでは、袋の底部側から内容物を充填した後、底部をヒートシールしていた。このため、このようなタイプの袋を、底部に特殊な形状を備えた自立袋に適用することは難しかった。
そこで本発明は、難剥離接合する充填用開口をヒートシール可能な範囲を広く設定でき、充填時にチャックに付着し難い内容物によっては、より簡単な構造とすることのできるチャック付き自立袋を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のチャック付き自立袋は、表面側を非接着層、裏面側を熱接着層とした複合フィルムで形成した一対の側面シートと、該一対の側面シート間に配置したチャックとを備えたチャック付き自立袋において、前記一対の側面シートの前記チャックよりも上方の袋開口側端部に段差を設け、短尺側の側面シートの上端側に摘み片を形成し、前記一対の側面シートの開口部側に、一側面側にイージーピール層を、他側面側に熱接着層とをそれぞれ備えたイージーピールテープを介装し、前記チャックより上部側で、且つ、前記摘み片より下部側に、前記短尺側の側面シートの熱接着層と前記イージーピールテープのイージーピール層とを接合する易剥離接合部と、前記摘み片より上部側の前記イージーピールテープの熱接着層と長尺側の側面シートの熱接着層とを接合する難剥離接合部とを有すると共に、前記摘み片の上端に、袋内側に突出する玉縁を非接着性もしくは難接着性の合成樹脂で形成し、前記易剥離接合部によって前記短尺側の側面シートとイージーピールテープとを接合した状態で、前記難剥離接合部による接合前のイージーピールテープと長尺側の側面シートとの間に充填用開口部が形成され、袋内に内容物を充填した後に前記イージーピールテープと長尺側の側面シートとを難剥離接合部によって接合して前記充填用開口部を密封した状態で、イージーピールテープと短尺側の側面シートとを接合した前記易剥離接合部が剥離することによって取出用開口部が形成され、易剥離接合部の剥離後は、前記チャックにより前記取出用開口部が開閉可能に密封されることを特徴としている。
また、前記一対の側面シートの袋開口側端部の段差が10mm以上、前記摘み片の袋上下方向の長さ寸法が5mm以上、前記易剥離接合部の袋上下方向の長さ寸法が5mm以上であると好適である。さらに、前記イージーピールテープは、前記摘み片よりも上部のイージーピール層の外面に非接着層を設けても良く、前記非接着層の下部を非接着状態で下方に延出し、前記摘み片の外側を覆うカバー片を形成することもできる。
本発明のチャック付き自立袋によれば、摘み片より上部側のイージーピールテープの熱接着層と長尺側の側面シートの熱接着層とをヒートシールする際に、シール位置がずれて摘み片の位置をヒートシールすることがあっても、非接着性もしくは難接着性の合成樹脂で形成した玉縁により、摘み片とイージーピールテープとが密着することがなく、摘み片とイージーピールテープとが接合してしまうことを防止できる。これにより、長尺側の側面シートの熱接着層とイージーピールテープの熱接着層とのヒートシールを、内容物の製造メーカーが行っても、長尺側の側面シートとイージーピールテープとの間に難剥離接合部を良好に形成することができると共に、易剥離接合部を良好に剥離させることができ、取出用開口部を簡単に形成することができる。また、このように、袋の開口側に充填用開口部を設け、内容物の製造メーカーで袋に内容物を充填した後に、充填用開口部をヒートシールすることができるので、底部に特殊な形状を備えた自立袋に適用することができ、特に、内容物を袋の開口側から充填しても、チャックに付着し難い、例えば、粒状やカプセル状の内容物を充填する袋に適している。さらに、消費者が、チャックより上部の位置を誤って鋏で切断したとしても、チャックによって内容物が漏洩することを防止できる。
また、前記一対の側面シートの袋開口側端部の段差を10mm以上設けておくと、長尺側の側面シートの熱接着層とイージーピールテープの熱接着層とのヒートシールを良好に行え、また、摘み片の袋上下方向の長さ寸法を5mm以上としておくと、袋の開封時に摘み片を掴み易い。さらに、易剥離接合部の袋上下方向の長さ寸法を5mm以上としておくと、開封前の袋のシール性を保つことができる。
さらに、前記イージーピールテープの摘み片よりも上部のイージーピール層の外面に非接着層を設けたことにより、ヒートシールする部分を補強することができる。また、非接着層の下部を、前記イージーピール層の外面と非接着状態で延出してカバー片を形成することにより、袋の製造メーカーが袋を内容物の製造メーカーに卸す際や、内容物の製造メーカーで内容物の充填や充填用開口部のヒートシールを行う際に、カバー片で摘み片の外側を覆っておくことにより、摘み片とイージーピールテープとの間に塵芥等の異物が侵入することを防止できる。また、消費者がこの袋を開封する際には、長尺側の側面シートの上部側を外側に折り曲げてカバー片を持ち上げて、カバー片を摘み片とイージーピールテープとの間に挿入させることができ、内容物取出用開口部の形成やチャックの開閉を良好に行うことができる。
本発明の第1形態例を示す内容物充填前のチャック付き自立袋の断面図である。 同じく内容物充填前のチャック付き自立袋の正面図である。 同じくイージーピールテープと長尺側の側面シートとをヒートシールする時の説明図である。 同じくイージーピールテープと長尺側の側面シートとをヒートシールする時の説明図である。 同じくイージーピールテープと長尺側の側面シートとをヒートシールした後のチャック付き自立袋の説明図である。 本発明の第2形態例を示す内容物充填前のチャック付き自立袋の断面図である。 本発明の第3形態例を示すチャック付き自立袋の要部説明図である。 従来の内容物充填前のチャック付き自立袋の説明図である。 従来の内容物充填後のチャック付き自立袋の説明図である。 従来のチャック付き袋の説明図である。
図1乃至図5は、本発明のチャック付き自立袋の第1形態例を示す図である。本形態例に示すチャック付き自立袋1は、底部にまちを備えた自立タイプの袋であって、長尺,短尺の一対の側面シート2,3と、側面シート2,3の下端部に設けられてまち付きの底部となる底面シート4と、一対の側面シート2,3の間の開口部側に介装されるイージーピールテープ5とを備えると共に、該イージーピールテープ5の下方で、一方の短尺側の側面シート2と他方の長尺側の側面シート3との間に設けられたチャック6を備えている。
前記側面シート2,3及び底面シート4は、表面側に非接着層を、裏面側に熱接着層をそれぞれ備えた複層合成樹脂フィルム(シート)で形成され、例えば表面側が融点の高いナイロンフィルムで、裏面側が融点の低いポリエチレンフィルムでそれぞれ形成されている。側面シート2,3は、チャック6よりも上方の袋開口側端部に10mm以上の段差が設けられ、短尺側の側面シート2の上端側には、袋外側に向けて傾斜するとともに、袋上下方向に5mm以上の長さ寸法を有する摘み片2aが形成される。また、摘み片2aの上端部と、長尺側の側面シート3の上端部とには、袋内側に突出する玉縁2b,3aがそれぞれ形成されている。この玉縁2b,3aは、融点の高い非接着性の合成樹脂(例えば、ナイロン)や、側面シート2,3の熱接着層と同系で融点が高い難接着性樹脂(例えば、高密度ポリエチレンや中密度ポリエチレン)で形成することができる。また、玉縁2b,3aを熱接着層と同系で融点が高い難接着性樹脂で形成する場合は、側面シート2,3の熱接着層に押出し成形接着させれば良く、融点の高い非接着性の合成樹脂で形成す場合は、玉縁2b,3aを融点の高い非接着性の合成樹脂と側面シート2,3の熱接着層と同系樹脂との2層構造とし、熱接着層と同系樹脂側を側面シート2,3の熱接着層に接着させれば良い。さらに、側面シート2,3を内側に折り込み成形して、玉縁2b,3aを形成することもできる。
イージーピールテープ5は、ポリエチレンフィルム又は無延伸ポリプロピレンシート等で形成される熱接着層5aと、ポリエチレンテレフタレートシート又はナイロンシート等で形成される中間層5bと、イージーピール層5cの3層から成る周知のテープで、熱接着層5aとイージーピール層5cの2層から成るテープでも差し支えない。このイージーピールテープ5は、側面シート2,3の開口側に介装され、チャック6より上部側で、且つ、摘み片2aより下部側の位置に下端部が、長尺側の側面シート3の上端部と同じ高さ位置に上端部がそれぞれ配置される。
図1に示すように、袋の製造メーカーにおいて、各シート2,3,4は、側面シート2,3の熱接着層の下端部と底面シート4の熱接着層の側縁とがヒートシールによりそれぞれ難剥離状態で接合され、側面シート2,3の熱接着層の側縁部同士がそれぞれ難剥離状態で接合されて袋状に形成されると共に、短尺側の側面シート2の熱接着層とイージーピールテープ5のイージーピール層5cの下方とを易剥離状態で接合し、袋上下方向に5mm以上の長さ寸法を有する易剥離接合部7が設けられる。一方、長尺側の側面シート3とイージーピールテープ5とは、内容物充填前は未接合の状態で、内容物充填用開口部8を形成している。チャック付き自立袋1は、この状態で粒状或いはカプセル状の菓子やサプリメント,錠剤等の製造メーカーに卸される。
内容物の製造メーカーで、チャック付き自立袋1に内容物9を充填する際には、チャック6を開け、長尺側の側面シート3とイージーピールテープ5との間の内容物充填用開口部8を拡げた状態で行われる。次いで、図3に示すように、イージーピールテープ5の熱接着層5aの摘み片2aよりも上方と、これに対向する長尺側の側面シート3の熱接着層とが、自動充填機のヒートシールバー12とシールバー受け13との作動によってヒートシールされて難剥離状態で接合され、内容物充填用開口部8を閉塞する難剥離接合部10となることにより、内容物9を充填して封緘状態となったチャック付き自立袋1が形成される。この時、自動充填機の機種の違いや袋の位置がずれること等により、図4に示されるようにヒートシールバー12とシールバー受け13の位置が摘み片2aの上部側に掛かってしまっても、摘み片2aの上部に設けた玉縁2bにより、摘み片2aとイージーピールテープ5とが密着することがなく、摘み片2aとイージーピールテープ5とが接合してしまうことを防止でき、摘み片2aの傾斜も確保される。
このように、開口部が易剥離接合部7と難剥離接合部10とによって封緘された袋を消費者が開口する際には、側面シート3の上端に形成されている玉縁3aの近傍と摘み片2aの上端に形成されている玉縁2bの近傍とを掴み、両側面シート2,3を引き離すと、易剥離接合部7にて接合されたイージーピールテープ5と短尺側の側面シート2とが剥離し、イージーピールテープ5と側面シート2との間に内容物取出用開口部が形成され、該内容物取出用開口部から内容物9を取り出すことができる。この時、イージーピールテープ5と長尺側の側面シート3とは難剥離接合部10によって完全に接合された状態になっているので、イージーピールテープ5と長尺側の側面シート3とが剥離することはない。内容物取出用開口部から必要な分量の内容物を取り出した後は、チャック6によって内容物取出用開口部を開閉可能な状態で密封することができる。
上述のように形成された本形態例のチャック付き自立袋1によれば、内容物の製造メーカーで袋に内容物9を充填した後に、難剥離接合部10を良好に形成することができ、特に、内容物9を袋の開口側から充填しても、チャックに付着し難い粒状,カプセル状の内容物を充填する袋に適している。また、消費者が開封する際には、側面シート2の上部と側面シート3の上部とを掴んで開くだけで、易剥離接合部7が剥離して内容物取出用開口部が形成されることから、開封時にゴミが生じることはなく、また、開口端に玉縁2b,3aを設けているので、開口部の部分を掴み易くなることから、非力な子供や老人であっても容易に開封することができる。さらに、図5(A)に示されるように、消費者が、チャックより上部の位置、例えば、切断線C2を誤って鋏で切断したとしても、図5(B)に示されるように、チャック6によって内容物9が漏洩することを防止できる。また、チャック6は側面シート2,3に直接取り付けられていることから、袋の外側からチャック6の部分を指で摘むだけで、チャック6を良好に閉じることができる。
図6及び図7は本発明の他の形態例を示すもので、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6は、本発明の第2形態例を示し、本形態例のチャック付き自立袋21は、イージーピールテープ5の摘み片よりも上部のイージーピール層5cの外面にポリエチレンテレフタレートシート又はナイロンシート或いは延伸ポリプロピレンフィルム等で形成される非接着層5dを設け、ヒートシールする部分を補強している。
図7は、本発明の第3形態例を示し、本形態例のチャック付き自立袋22は、前記第2形態例の非接着層5dの下部を、イージーピールテープ5のイージーピール層5cの外面と非接着状態で延出し、摘み片2aの外側を覆うカバー片5eを形成している。
このチャック付き自立袋22では、袋の製造メーカーが袋を内容物の製造メーカーに卸す際に、図7(A)に示されるように、摘み片2aの外側をカバー片5eで覆っておくことにより、摘み片とイージーピールテープとの間に塵芥等の異物が侵入することを防止できる。さらに、内容物の製造メーカーでも、内容物の充填や内容物充填用開口部8のヒートシールを行う際に、カバー片5eで摘み片2aの外側を覆っておくことにより、摘み片2aとイージーピールテープ5との間に塵芥等の異物が侵入することを防止できる。
また、消費者がこの袋22を開封する際には、図7(B)に示されるように、長尺側の側面シート3の上部側を外側に折り曲げて、カバー片5eを持ち上げ、図7(C)に示されるようにカバー片5を摘み片2aとイージーピールテープ5との間に挿入させる。これにより、内容物取出用開口部の形成やチャック6の開閉を良好に行うことができる。
尚、本発明は上述の各形態例のように、側面シートを、ポリエチレンフィルムとナイロンフィルムを積層して形成したものに限らず、融点の異なる非接着層と熱接着層とを備えていれば良く、ポリプロピレンやポリエステルや塩化ビニルやビニロン等の樹脂を用いることもでき、アルミ箔を積層したものであっても良い。また、本発明は、底部に特殊な形状を備えた自立タイプの袋に用いると好適であるが、側面シートを折り返して袋底部を形成したり、袋底部をヒートシールして封止する通常のチャック付き袋にも適用することができる。
1…チャック付き自立袋、2,3…側面シート、2a…摘み片、2b,3a…玉縁、4…底面シート、5…イージーピールテープ、5a…熱接着層、5b…中間層、5c…イージーピール層、5d…非接着層、5e…カバー片、6…チャック、7…易剥離接合部、8…内容物充填用開口部、9…内容物、10…難剥離接合部、12…ヒートシールバー、13…シールバー受け、21,22…チャック付き自立袋

Claims (4)

  1. 表面側を非接着層、裏面側を熱接着層とした複合フィルムで形成した一対の側面シートと、該一対の側面シート間に配置したチャックとを備えたチャック付き自立袋において、前記一対の側面シートの前記チャックよりも上方の袋開口側端部に段差を設け、短尺側の側面シートの上端側に摘み片を形成し、前記一対の側面シートの開口部側に、一側面側にイージーピール層を、他側面側に熱接着層とをそれぞれ備えたイージーピールテープを介装し、前記チャックより上部側で、且つ、前記摘み片より下部側に、前記短尺側の側面シートの熱接着層と前記イージーピールテープのイージーピール層とを接合する易剥離接合部と、前記摘み片より上部側の前記イージーピールテープの熱接着層と長尺側の側面シートの熱接着層とを接合する難剥離接合部とを有すると共に、前記摘み片の上端に、袋内側に突出する玉縁を非接着性もしくは難接着性の合成樹脂で形成し、前記易剥離接合部によって前記短尺側の側面シートとイージーピールテープとを接合した状態で、前記難剥離接合部による接合前のイージーピールテープと長尺側の側面シートとの間に充填用開口部が形成され、袋内に内容物を充填した後に前記イージーピールテープと長尺側の側面シートとを難剥離接合部によって接合して前記充填用開口部を密封した状態で、イージーピールテープと短尺側の側面シートとを接合した前記易剥離接合部が剥離することによって取出用開口部が形成され、易剥離接合部の剥離後は、前記チャックにより前記取出用開口部が開閉可能に密封されることを特徴とするチャック付き自立袋。
  2. 前記一対の側面シートの袋開口側端部の段差が10mm以上、前記摘み片の袋上下方向の長さ寸法が5mm以上、前記易剥離接合部の袋上下方向の長さ寸法が5mm以上であることを特徴とする請求項1記載のチャック付き自立袋。
  3. 前記イージーピールテープは、前記摘み片よりも上部のイージーピール層の外面に非接着層を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のチャック付き自立袋。
  4. 前記非接着層の下部を、前記イージーピール層の外面と非接着状態で延出し、前記摘み片の外側を覆うカバー片を形成したことを特徴とする請求項3記載のチャック付き自立袋。
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