JP2010272889A - エピタキシャル成長装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連通路に流すパージガスの流れを制御し、連通路の上壁面に堆積する副生成物を抑制し、半導体ウェーハ上のパーティクルの発生量を低減してLPDの発生量を低減可能なエピタキシャル成長装置を提供する。
【解決手段】半導体ウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜する反応ガスが反応室の供給口から供給される。反応ガスは、供給口に対向配置された排出口に向かって流される。一方、パージガスは、長さ方向が、この反応ガスの流れと略直交する方向に長い連通路に噴出される。このとき、連通路において、供給口側のパージガスの流量を排出口側のそれよりも多くする。
【選択図】図5a

Description

この発明は半導体ウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜するエピタキシャル成長装置、詳しくはエピタキシャル成長装置の反応室内の浄化に関する。
半導体基板の製造分野において、シリコンウェーハの表面にエピタキシャル膜を成長させたエピタキシャルウェーハが知られている。エピタキシャルウェーハとは、シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)の表面に、エピタキシャル成長により、エピタキシャル膜を成膜させたものである。
近年、MOSメモリデバイスの高集積化に伴い、α粒子によるメモリの誤動作(ソフトエラー)およびCMOS・ICにおけるラッチアップが無視できなくなっている。これらの解決策として、デバイス製作の障害となるgrow−in欠陥を解消可能なエピタキシャル膜を有したエピタキシャルウェーハが注目され、最近ではCMOS・ICの製造にエピタキシャルウェーハが積極的に用いられており、その使用範囲はさらに拡大しつつある。
シリコンウェーハのエピタキシャル成長法としては、気相成長法が一般的である。反応ガス(原料ガス)には、シラン系(SiH、SiHCl、SiHCl、SiClなど)のガスが汎用され、キャリアガスにはHガスなどが使用されている。
エピタキシャル膜の成膜装置の一種として、枚葉式のエピタキシャル成長装置が知られている。この枚葉式の成長装置は、コンパクトな反応室を有し、ハロゲンランプによる輻射加熱方式が採られている。枚葉処理を行うことから、均熱条件、ガス流分布の設計が容易で、エピタキシャル膜の特性を高めることができる。したがって、大口径のシリコンウェーハの処理に適している。
以下、図16を参照し、従来の枚葉式のエピタキシャル成長装置を具体的に説明する。
図16に示すように、従来の枚葉式のエピタキシャル成長装置は、シリコンウェーハWの表面にエピタキシャル膜を成膜する反応室12と、反応室12内にシリコンウェーハWを移載する移載手段を有したトランスファチャンバ13(移載室)と、反応室12とトランスファチャンバ13とを連通する連通路11とを備えている。
トランスファチャンバ13内のシリコンウェーハWは、連通路11を介して、上記移載手段により反応室12のサセプタ18に移載される。その後、反応室12に反応ガスを供給し、シリコンウェーハWの表面にエピタキシャル膜を成膜させる。
成膜時には、シリコンウェーハWの表面にパーティクルが付着していないことが重要である。パーティクルを除去せずにエピタキシャル膜を成膜させると、エピタキシャル膜にマウンドおよび積層欠陥などが発生するおそれがある。そして、これらの欠陥は、後にLPD(Light Point Defects)として発見されることになる。
そこで、ウェーハ表面のパーティクルを除去するため、例えば特許文献1のエピタキシャル成長装置が開発されている。特許文献1においては、同じく図16に示すように、連通路11の上方に、反応室12から連通路11への反応ガスの流入を阻止するため、連通路11にパージガスを供給するノズル14が複数配設されている。成膜時には、各ノズル14からパージガス(水素ガス)を吹き出す。これにより、連通路11の上壁面に、反応ガスの成分に起因した副生成物50が堆積される現象を抑えることができる。
特開2003−109993号公報
ところで、パーティクルの発生原因としては多々知られている。そのうち、連通路11の上壁面に堆積した副生成物50が剥離し、これが反応室12の炉内ガスの対流によりシリコンウェーハWの表面へと運ばれ、パーティクルとして検出されることがある。
サセプタ18は回転モータにより回転自在に構成され、成膜時にはサセプタ18を介してシリコンウェーハWを周方向に所定の回転速度で回転させる。サセプタ18の外周には、環状のプレヒートリングRが配置されている。プレヒートリングRは、反応室12を区画するドーム取付体25の内周壁に固定され、反応ガスをウェーハ表面に接触する直前に加熱する環状のヒータである。よって、回転自在なサセプタ18と、固定されたプレヒートリングRとの間には隙間が存在することになる。
図16に示すように、副生成物50が堆積する連通路11は、成膜時のサセプタ位置より低い位置に配されている。そのため、成膜中、プレヒートリングRとサセプタ18とが、反応室12を上下に区画する仕切り板となり、反応ガスは連通路11に流れ込み難くなる。
しかしながら、反応ガスの一部は、サセプタ18とプリヒートリングRとの隙間を通過して連通路11に侵入し、副生成物50を堆積させている。特に、連通路11の反応室12側の部分が高濃度となるため、堆積量も増大する。しかも、連通路11の反応室12側の部分のうちでも、とりわけ反応ガスの供給側(風上側)は副生成物50が多量に発生し易い。そのため、反応室12における炉内対流により、剥離後の副生成物50が、シリコンウェーハWの表面に運ばれる可能性はさらに高まることになる。
上記パージガスは、このような副生成物50の堆積を防止するため、連通路11に流しているのである。しかしながら、このような効果を十分に発揮していないのが現状である。
ところで、エピタキシャル成長装置にあっては、シリコンウェーハWの表面にエピタキシャル膜を成膜する反応ガスが、ドーム取付体25の内周壁の上部に形成された供給口から供給されている。反応ガスは、ドーム取付体25の内周壁のうち、供給口に対向した排出口に向かって水平に流される。一方、反応ガスの流れと水平面内で略直交する方向を長さ方向とした連通路11の内部に、各ノズル14を介して、パージガスが噴出される。通常、パージガスは、パージガス供給源で生成され、ノズル14のうち、反応ガスの排出口側(反応ガス排出口側)に配されたノズル14から、反応ガスの供給口側(反応ガス供給口側)に配されたノズル14に向かって、順に連通路11を通して反応室12に供給される。
このため、反応ガス供給口側のパージガスの流量は、排出口側のそれに比べて少なくなってしまう。また、反応ガス供給口側のパージガスの水素置換効率が、排出口側のそれよりも低くなる。その結果、反応ガス供給口側のノズル付近に反応ガスが回り込み、このノズル付近に反応ガスの副生成物50が形成され易くなる。そして、付着した副生成物50は剥がれ、シリコンウェーハ表面に付着する。これにより、シリコンウェーハWの表面にエピタキシャル膜を成膜したとき、LPDが発生し易いという問題が生じていた。
この発明は、連通路に流すパージガスの流れをコントロールし、連通路の上壁面に堆積する副生成物を抑制し、半導体ウェーハ上のパーティクルの発生量を低減させることができ、これによりLPDの少ないエピタキシャルウェーハを得ることができるエピタキシャル成長装置を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、半導体ウェーハが収容される反応室と、連通路を介して上記反応室に連通された移載室とを備え、上記反応室に設けられた供給口から、この供給口と対向して上記反応室に設けられた排出口に向かって反応ガスを流すことで、半導体ウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜するエピタキシャル成膜装置において、上記供給口と排出口とは、上記連通路の幅方向に離間して配置され、この連通路内に噴出されるパージガスは、この連通路内の供給口側の流量を排出口側のそれよりも多くしたエピタキシャル成膜装置である。
半導体ウェーハとしては、例えばシリコンウェーハ、ガリウム・ヒ素ウェーハなどを採用することができる。
エピタキシャル膜を成膜する装置としては、例えば枚葉式のエピタキシャル成長装置を採用することができる。
パージガスとしては、例えば水素ガスを採用することができる。水素ガスは、連通路の上壁のノズルから噴出される。ノズルの形成数は限定されない。1本でもよいし、2本以上でもよい。また、噴出する水素ガスの流量も限定されない。
ノズルは所定長さの筒形状を有している。例えば円筒形状でもよいし、角筒形状でもよい。
請求項1に記載のエピタキシャル成長装置にあっては、半導体ウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜する反応ガスが反応室の供給口から供給される。反応ガスは、この供給口に対向配置された排出口に向かって流される。一方、パージガス(水素ガス)は、長さ方向が、この反応ガスの流れと略直交する方向に長い連通路に噴出される。
このとき、連通路において、供給口側のパージガスの流量を排出口側のそれよりも多くする。これにより、反応ガスの供給口側のノズル付近では、反応ガスとパージガスとの水素置換効率が改善される。その結果、この供給口側のノズル付近では、副生成物が付着し難くなる。
また、排出口側のパージガスは、供給口側より流量が少なくても、反応ガスとともに排出口に流れ易い。よって、排出口側のノズル付近でも反応ガスの回り込みは抑制され、副生成物が付着し難くなる。その結果、エピタキシャル成膜後の半導体ウェーハ表面のLPDが低減する。
請求項2に記載の発明は、上記連通路の上壁に形成され、この連通路の幅方向に長さ方向を向けかつパージガスをこの連通路に注入させる注入路と、この注入路と上記連通路とを連通し、この注入路の長さ方向に並んだ同一径の複数の開口部とを有し、上記パージガスは、上記反応ガスの供給口側から注入路に注入される請求項1に記載のエピタキシャル成膜装置である。
請求項2に記載のエピタキシャル成長装置にあっては、パージガスが注入される連通路の幅方向に長い注入路が連通路の上壁に設けられている。また、連通路の上壁には、注入路の長さ方向に並んだ同一径の複数の開口部が配設されている。そして、パージガスが注入路の反応ガスの供給口側から順に注入される。これにより、反応ガス供給口側のパージガス流量を反応ガスの排出口側より大きくすることができる。すなわち、反応ガスの供給口側においても反応ガスとパージガスとの水素置換効率が改善され、このノズル付近に副生成物が付着し難くなる。
請求項3に記載の発明は、上記連通路の上壁に形成され、この連通路の幅方向に長さ方向を向けかつパージガスをこの連通路に注入させる注入路と、上記上壁内に形成されて注入路と上記連通路とを連通し、この注入路の長さ方向に並んだ同一径の複数の開口部とを有し、反応ガス排出口側の一部の開口部が閉塞された請求項1に記載のエピタキシャル成膜装置である。
請求項3に記載のエピタキシャル成長装置にあっては、連通路の上壁に、注入路と複数の同一径の開口部とが配設されている。しかも、排出口側の一部の開口部は閉塞されている。そのため、パージガスを反応ガスの排出口側から注入路に注入すると、パージガスはこの排出口側に配置されたノズルから順に各ノズルを通過し、連通路にそれぞれ供給される。このとき、上述したように排出口側の一部のノズルは閉塞されているので、連通路において反応ガス排出口側のパージガスの供給量が抑えられ、反応ガスの供給口側にパージガスが導入され易くなる。その結果、反応ガス供給口側のノズル付近の副生成物が除去される。
請求項4に記載の発明は、上記連通路の上壁に形成され、この連通路の幅方向に長さ方向を向けかつパージガスをこの連通路に注入させる注入路と、上記上壁内に形成されて注入路と上記連通路とを連通し、この注入路の長さ方向に並んだ複数の開口部とを有し、反応ガス供給口側の開口部の開口面積が反応ガスの排出口側のそれよりも大きい請求項1に記載のエピタキシャル成膜装置である。
請求項4に記載のエピタキシャル成長装置にあっては、連通路の上壁に注入路と、複数の開口部とが配設されている。しかも、反応ガス供給口側の開口部の開口面積が反応ガスの排出口側のそれよりも大きくなっている。そのため、反応ガスの排出口側から注入路に注入したパージガスは、この排出口側に配置されたノズルから順に各ノズルを通過し、連通路にそれぞれ供給される。このとき、上述したように反応ガス供給口側の開口部の開口面積が反応ガスの排出口側のそれよりも大きいため、反応ガス排出口側のパージガスの供給量が抑えられ、反応ガスの供給口側にパージガスが導入され易くなる。そして、反応ガス供給口側のノズル付近の副生成物が除去される。
この発明によれば、連通路では、反応ガスの流れと略直交方向に流されるパージガスを、供給口側の流量が排出側のそれよりも多くなるようにする。これにより、反応ガス供給口側のノズル付近では、反応ガスとパージガスとの水素置換効率が改善され、副生成物が付着し難くなる。
以上の結果、LPDが少ないエピタキシャルウェーハを得ることができる。
この発明の参考例に係るエピタキシャル成長装置のプロセスチャンバとトランスファチャンバとの間の連通路およびその周辺を示す縦断面図である。 この発明の参考例に係るスリット部材を示す平面図である。 この発明の参考例に係るスリット部材を示す正面図である。 この発明の参考例に係るエピタキシャル成長装置の全体構成を示す平面図である。 この発明の参考例に係るエピタキシャル成長装置のプロセスチャンバの縦断面図である。 この発明の実施例1に係るエピタキシャル成長装置の通路に設けられたスリット部材を示す平面図である。 この発明の実施例1に係るエピタキシャル成長装置の通路に設けられた他のスリット部材を示す平面図である。 この発明の実施例1に係る別のスリット部材のノズルを示す平面図である。 この発明の実施例1に係るまた別のスリット部材のノズルを示す平面図である。 この発明の実施例2に係るエピタキシャル成膜装置のプロセスチャンバとトランスファチャンバとの間の連通路およびその周辺を示す縦断面図である。 この発明の実施例2に係るエピタキシャル成膜装置のプロセスチャンバとトランスファチャンバとの間の連通路およびその周辺を示す斜視図である。 この発明の実施例2に係るスリット部材を示す縦断面図である。 この発明の実施例2に係る別のスリット部材を示す縦断面図である。 この発明の実施例1に係るエピタキシャル成長装置で成膜されたエピタキシャル膜表面の0.12μm以上のLPD分布を示すグラフである。 この発明の実施例1に係るエピタキシャル成長装置で成膜されたエピタキシャル膜表面の1.0μm以上のLPD分布を示すグラフである。 従来に係るエピタキシャル成長装置で成膜されたエピタキシャル膜表面の0.12μm以上のLPD分布を示すグラフである。 従来に係るエピタキシャル成長装置で成膜されたエピタキシャル膜表面の1.0μm以上のLPD分布を示すグラフである。 従来に係るエピタキシャル成長装置のプロセスチャンバとトランスファチャンバとの間の通路およびその周辺を示す縦断面図である。
以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する。
(参考例)
まず、この発明の参考例に係るエピタキシャル成長装置10を、図1〜図4を参照して説明する。
図1〜図3において、10はこの発明の参考例に係るエピタキシャル成長装置で、このエピタキシャル成長装置10は、シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)Wの表面に、エピタキシャル膜を成膜する2台のプロセスチャンバ20と、プロセスチャンバ20にシリコンウェーハWを移送する搬送手段を有したトランスファチャンバ13と、シリコンウェーハWをトランスファチャンバ13に投入するローダ部31と、ローダ部31と連通し、シリコンウェーハWを減圧した雰囲気で保持するロードロック室33とを備えている。ロードロック室33は、内部に移載室13Aが形成されたトランスファチャンバ13と連通されている。
次に、図4を参照して、プロセスチャンバ20を詳細に説明する。
プロセスチャンバ20は、石英などの透明な素材からそれぞれ構成された上側ドーム21と下側ドーム22とを、円筒体のドーム取付体25により連結したものである。これにより、プロセスチャンバ20内に、平面視して略円形状の密閉された反応室12が形成される。反応室12の上方および下方には、反応室12内を加熱する図示しないハロゲンランプが、周方向に向かって略均一な間隔で離間して複数個配設されている。ドーム取付体25の所定位置には、反応室12にガスを流入するガス供給口16が設けられている。また、ドーム取付体25の対向位置(ガス供給口16と180°離間した位置)には、反応室12内のガスを、その室外へ排出するガス排出口17が設けられている。
反応室12には、シリコンウェーハWが載置されるサセプタ18が設けられている。サセプタ18は、反応室12内の高温に耐え得るように炭素基材の表面にSiC被膜をコーティングしたものが採用されている。サセプタ18の裏面側(下方)には、これを支持するサセプタ支持部材19が設けられている。また、サセプタ支持部材19は、円筒形状のカバー(本体)の軸心部下方に、軸部23が固着されている。軸部23は、図示していない駆動機構により回転自在に設けられ、その結果、円筒形状のサセプタ支持部材19およびサセプタ18も水平面内で所定速度で回転自在に設けられている。
そして、サセプタ18の外周には、反応ガスをウェーハ表面に接触する直前に加熱する環状のプレヒートリングRが配置されている。プレヒートリングRは、上記ドーム取付体25の内周壁に固定されている。よって、回転自在なサセプタ18と、固定されたプレヒートリングRとの間には隙間が存在している。
次に、パージガスを噴出する機構について、図1および図2を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、トランスファチャンバ13とプロセスチャンバ20との間には、略直方体のスリット部材19が設けられている。スリット部材19には、上記トランスファチャンバ13の移載室13Aとプロセスチャンバ20の反応室12とを連通する連通路11が画成されている。スリット部材19のトランスファチャンバ13側には、プロセスチャンバ20の反応室12内にシリコンウェーハWを挿入後、反応室12内を密閉するスリットバルブ34が設けられている。シリコンウェーハWは、連通路11を介して、トランスファチャンバ13の移載室13Aからプロセスチャンバ20の反応室12に搬送される。
図2aおよび図2bに示すように、この連通路11は、長さ方向が水平で、垂直な断面形状が横に長い矩形状を有した通路である。連通路11の幅方向とは、連通路11の垂直断面において横長な方向をいう。連通路11の上壁には、パージガスを噴出する多数本のノズル(開口部)14が配設されている。各ノズル14は、各長さ方向を連通路11の高さ方向(上下方向)に向けた孔形状をそれぞれ有している。これらのノズル14はスリット形状でもよい。
また、連通路11の上壁の下面側には、ガイド部材15が設けられている。ガイド部材15は、連通路11内に垂下された板材で構成し、上記ノズル14の下方にて、その下側が反応室側に位置するように45°だけ傾斜した状態で設けられている。
次に、エピタキシャル成長装置10を用いて、シリコンウェーハWの表面にエピタキシャル膜を成膜する方法について説明する。
直径200mm、比抵抗15mΩcmのシリコンウェーハW(片面研磨ウェーハ)を準備する。そして、シリコンウェーハWを、図3に示すローダ部31に投入する。次いで、シリコンウェーハWを、ローダ部31からロードロック室33に搬送する。それから、シリコンウェーハWは、ロードロック室33でいったん減圧し、その後、復圧される。それから、シリコンウェーハWはトランスファチャンバ13を介して、プロセスチャンバ20に搬送される。具体的には、スリットバルブ34を開き、連通路11を介して、シリコンウェーハWを移載室13Aから反応室12に搬送する。その後、スリットバルブ34を閉じて反応室12を密閉する。
次に、図示しない移載機構により、シリコンウェーハWをその研磨面を上方にして反応室12のサセプタ18上に載置する(図4)。それから、サセプタ18をエピタキシャル成膜位置まで上昇させる。次いで、サセプタ支持部材19の軸部23を所定速度で回転させ、サセプタ18に搭載されたシリコンウェーハWを回転させる。
続いて、反応室12に水素ガスを供給し、ハロゲンランプにより加熱することで、シリコンウェーハWに対して1150℃で20秒間の水素ベークを行う。その後、シリコンソースガスであるSiHClおよびボロンドーパントガスであるBを水素ガスで希釈した混合ガスを、ガス供給口16から反応室12に供給する。混合ガスの流量は、30〜100L/minである。同時に、反応室12で反応などに使用された上記ガスを、ガス排出口17から排出する。
そして、反応室12の上方および下方に配設された図示しないハロゲンランプにより、熱を輻射させて反応室12の温度を1050〜1170℃に保持する。このとき、シリコンウェーハWを保持するサセプタ18は、下側のハロゲンランプによって、サセプタ支持部材19を介して均一にその輻射熱を受ける。これにより、厚さが約6μm、比抵抗が10ΩcmのP型のエピタキシャル膜を均一にシリコンウェーハWの表面に成長させることができる。
次に、パージガスを噴出する方法について説明する。
図1に示すように、反応ガスの反応室導入時において、図示しないパージガス供給源によりパージガス(水素ガス)を生成し、その後、パージガスを、各ノズル14を通して反応室12に導入させる。
連通路11の上壁面には、板材で構成されたガイド部材15が、連通路11に垂下された状態で設けられている。そして、ガイド部材15は、各ノズル14の下方にて、ガイド部材15の下側が反応室側に位置するように傾斜した状態で設けられている。これにより、各ノズル14から噴出されたパージガスは、傾斜するガイド部材15に当接し、その後、連通路11の上壁面に沿って反応室側に流される。また、ガイド部材15は、その下側が反応室側に位置するように傾斜しているので、パージガスを下方に流すことができる。その結果、ノズル14から噴出されたパージガスを、連通路11の上下に均等に供給することができる。よって、連通路11の上壁面には副生成物が形成され難くなる。また、エピタキシャル膜表面に発生するLPDを低減することができる。
次に、この発明の実施例1を図5〜図7を参照して説明する。
実施例1のエピタキシャルウェーハ装置は、参考例に係るエピタキシャルウェーハの装置10に対して、以下の変更を加えたものである。すなわち、各ノズル14から噴出する反応ガス供給口側のパージガスの流量を、反応ガス排出口側のそれ(パージガスの流量)よりも大きくしている。
具体的には、図5aに示すように、エピタキシャル成長装置には、反応ガスがA方向からプロセスチャンバ20に導入され、そしてB方向に排出される。
プロセスチャンバ20とトランスファチャンバ13との間には、反応室12の反応ガスのガス流(A→B)と水平面内で直交した状態で、反応室12にパージガスを供給するスリット部材19Aが設けられている。スリット部材19Aには、パージガスを送流する注入路27が連通路11の上壁に埋設されている。そして、連通路11の上壁の内部には、パージガスを注入路27から反応室12に噴出する複数のノズル(開口部)14が配設されている。パージガスは、図示しないパージガス供給源により生成され、反応ガスの供給口側(C方向)から注入室27に注入される。
また、図5bに示すように、パージガスを反応ガスの排出口側(D方向)から注入し、スリット部材の反応ガスの供給側で迂回させた注入路27を介して、各ノズル14にそれぞれ供給させるスリット部材19Bを用いてもよい。
さらには、パージガスを噴出する各ノズル14を、以下のように設けてもよい。すなわち、図6に示すように、反応ガスの排出口側(B側)の一部のノズル14の孔(またはスリット)を塞いだスリット部材19Cを採用してもよい。
さらには、図7に示すように、反応ガスの供給口側(A側)の各ノズル14の孔の径(またはスリットの大きさ)を排出口側(B側)のそれよりも大きくしたスリット部材19Dを採用してもよい。
その結果、反応ガスの供給口側(A側)のパージガスの流量を、排出口側(B側)よりも大きくすることができる。例えば、パージガスの流量は、反応ガスの供給口側(A側)が25slmであり、反応ガスの排出口側(A側)が5slmである。
このように、反応室12内に反応ガスを導入するとともに、パージガスをシリコンウェーハWに供給する。そして、シリコンウェーハWの表面にエピタキシャル膜を成膜する。例えば、図5aに示すように、パージガス供給源からのパージガスを、スリット部材19Aに設けられた注入路27の反応ガスの供給口側(A側)から注入する。パージガスは、注入路27から各ノズル14を通して、反応ガスの供給口側のノズル14から順に連通路11に供給される。その後、パージガスは、注入路27から各ノズル14を通して反応室12に供給される。
これにより、各ノズル14から噴出されるパージガスについて、反応ガスの供給口側(A側)のパージガスの流量が排出口側(B側)のそれよりも大きくなる。その結果は、図5b、図6および図7に示すスリット部材19B〜19Dを用いた場合も同じである。
これにより、反応ガスの供給口側(A側)のノズル14付近に、パージガスの流れが改善される。また、この反応ガスの供給口側(A側)のノズル14付近にガス副生成物が生成し難くなる。
パージガスは、反応ガスのガス流ともにガス排出口17に流される。このため、反応ガスの排出口側(B側)のパージガスは、供給口側(A側)よりも流量が少なくても、ガス排出口17へ流れやすい。よって、排出口側(B側)のノズル付近に反応ガスの回り込みは無く、副生成物が付着しにくくなる。
以上の結果、LPDの少ないエピタキシャルウェーハを得ることができる。
その他の構成、作用、効果は、参考例と略同じであるので、説明を省略する。
次に、図8〜図11を参照して、この発明の実施例2に係るエピタキシャル成膜装置を説明する。
図8〜図10に示すように、実施例2のエピタキシャル成膜装置の特徴は、次の3点である。すなわち、(1) 各ノズル14が、それらの連通路側の部分を反応ガスの供給口側に位置するように一例として30°だけ傾斜して配置されている(図10)。(2) 連通路11の移載室側に形成された移載室側口部11aが、各ノズル14の下方にて、その下側が反応室側に位置するように45°だけ傾斜した状態で設けられている(図8)。(3) スリットバルブ(開閉弁)34には、下側が反応室側に位置するように傾斜した状態に配置されて移載室側口部11aを塞ぐ平板の弁体34aが設けられている(図8)。
実施例2において、各ノズル14から連通路11に噴出されたパージガスは、移載室側口部11aを塞いだスリットバルブ34の弁体34aに当接する。このとき、弁体34aは移載室側口部11aの傾斜に合わせ、下側が反応室側に位置するように傾斜されている。そのため、弁体34aにガイドされたパージガスは、その一部が連通路11の上壁面の略全体に沿って流される。これにより、連通路11の上壁面に副生成物が付着し難くなる。
また、ここでは、連通路11の上壁に形成された各ノズル14が、それらの連通路側の部分が反応ガスの供給口側に位置するように傾斜配置されている。そのため、連通路11に噴出されたパージガスは、反応ガスの供給口側(図9の楕円領域E側)のパージガスの流量が、反応ガスの排出口側のそれよりも多くなる。その結果、連通路11の反応室側の部分のうち、反応ガスの供給口側付近では、反応ガスとパージガスとの水素置換効率が改善される。よって、連通路11の上壁面において、その供給口側のノズル付近に副生成物が付着し難くなる。
一方、排出口側のパージガスは、反応ガスの供給口側より流量が少なくても、反応ガスとともに排出口に流れ易い。よって、排出口側のノズル付近でも反応ガスの回り込みは抑制され、副生成物が付着し難くなる。その結果、エピタキシャル成膜後、シリコンウェーハWの表面におけるLPDの発生を低減させることができる。
このような効果は、図11に示すように、連通路11において、各ノズル14の傾斜角度を、反応ガスの排出口側に向かうほど0〜60°徐々に大きくした場合でも、同じように得ることができる。
その他の構成、作用、効果は、参考例と略同じであるので、説明を省略する。
次に、この発明のエピタキシャル成長装置10において、シリコンウェーハW表面にエピタキシャル膜を成膜し、成膜後のエピタキシャル膜表面に発生するLPDを評価する実験を行った。LPDの評価は、パーティクルカウンタを使用した。そして、大きさが0.12μm以上および1.0μm以上のLPDをマップを用いて観測した。これらの結果を示すグラフを図12および図13にそれぞれ示す。
また、パージガスを反応ガスの排出口側(B側)から供給する従来のエピタキシャル成長装置を用いてLPDも評価した。確認の方法は上記と同条件である。その結果を図14および図15に示す。
図14および図15から明らかなように、この発明に係るエピタキシャル成長装置10を使用することにより、LPDが低減することが確認された。これは、パージガスのノズル14付近に副生成物が付着し難くなったことを示す。
10 エピタキシャル成長装置、
11 連通路、
11a 移載室側口部、
12 反応室、
13A 移載室、
14 ノズル、
15 ガイド部材、
16 供給口、
17 排出口、
27 注入路、
34 スリットバルブ(開閉弁)、
34a 弁体、
W シリコンウェーハ(半導体ウェーハ)。

Claims (4)

  1. 半導体ウェーハが収容される反応室と、
    連通路を介して上記反応室に連通された移載室とを備え、
    上記反応室に設けられた供給口から、この供給口と対向して上記反応室に設けられた排出口に向かって反応ガスを流すことで、半導体ウェーハの表面にエピタキシャル膜を成膜するエピタキシャル成膜装置において、
    上記供給口と排出口とは、上記連通路の幅方向に離間して配置され、
    この連通路内に噴出されるパージガスは、この連通路内の供給口側の流量を排出口側のそれよりも多くしたエピタキシャル成膜装置。
  2. 上記連通路の上壁に形成され、この連通路の幅方向に長さ方向を向けかつパージガスをこの連通路に注入させる注入路と、
    この注入路と上記連通路とを連通し、この注入路の長さ方向に並んだ同一径の複数の開口部とを有し、
    上記パージガスは、上記反応ガスの供給口側から注入路に注入される請求項1に記載のエピタキシャル成膜装置。
  3. 上記連通路の上壁に形成され、この連通路の幅方向に長さ方向を向けかつパージガスをこの連通路に注入させる注入路と、
    上記上壁内に形成されて注入路と上記連通路とを連通し、この注入路の長さ方向に並んだ同一径の複数の開口部とを有し、
    反応ガス排出口側の一部の開口部が閉塞された請求項1に記載のエピタキシャル成膜装置。
  4. 上記連通路の上壁に形成され、この連通路の幅方向に長さ方向を向けかつパージガスをこの連通路に注入させる注入路と、
    上記上壁内に形成されて注入路と上記連通路とを連通し、この注入路の長さ方向に並んだ複数の開口部とを有し、
    反応ガス供給口側の開口部の開口面積が反応ガスの排出口側のそれよりも大きい請求項1に記載のエピタキシャル成膜装置。
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