JP2010271898A - 4軸加工機用数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】5軸加工機用のプログラム指令によって5軸加工機で行っていた加工を、4軸加工機で加工する。
【解決手段】4軸加工機用数値制御装置100は、指令解析部10でプログラム指令を解析して補間用データを作成し、補間部11で補間用データによって補間を行い各軸のサーボ12X,・・・12Cを駆動する。仮想角度判断手段15は、許容値16と仮想角度設定手段14によって設定されている仮想角度13とを参照しながら、B軸(仮想軸)指令が仮想角度13と一致するかどうか判断し、一致すると判断した場合に仮想軸のプログラム指令は仮想角度13であるとみなす。仮想軸のプログラム指令は仮想角度13であるとみなすとは、仮想軸に対して仮想角度13のプログラム指令があったことを想定した補間用データを作成し補間を行うことである。ただし、毎ブロック同じ位置(仮想角度)が指令されるとみなすことになるので、実際の補間は行われない。
【選択図】図12

Description

本発明は、4軸加工機用数値制御装置に関し、特に、仮想の1軸を設定し4軸加工機械であっても5軸制御加工に準じた加工を行うことができる数値制御装置に関する。
テーブルに取付けられたワーク(加工物)を3軸の直線軸と2軸の回転軸によって加工する5軸加工機があり、5軸加工機においては同時5軸加工を行うことができる。
図1は、テーブルに取付けられたワーク(加工物)を3軸の直線軸と2軸の回転軸によって加工するテーブル回転型の5軸加工機の概略構成図である。ヘッドおよび工具はX,Y,Z軸で動作する。B軸はY軸周りに回転テーブルを傾斜し、C軸はZ軸周りに回転テーブルを回転する。このように回転テーブルはB,C軸によって傾斜/回転する。
図2は、ヘッド回転型の5軸加工機の概略構成図である。図2のヘッド回転型の5軸加工機では、A軸はX軸周りに工具を傾斜し、C軸はZ軸周りにヘッドと工具を回転する。工具はX,Y,Z軸で動作するとともに、A,C軸によって傾斜/回転する。
図3は、混合型の5軸加工機の概略構成図である。図3の混合型の5軸加工機では、A軸はX軸周りに工具を傾斜し、C軸はZ軸周りに回転テーブルを回転する。ヘッドおよび工具はX,Y,Z軸で動作する。
上述した5軸加工機を制御する数値制御装置において各軸の座標値を制御する方法として、工具の位置、工具方向および速度をテーブルに固定された直交座標系(テーブル座標系)上で指令し、これを機械の制御点における各軸の座標値に座標変換して制御する方法である工具先端点制御が知られている(特許文献1参照)。工具先端点制御では、工具先端点の位置と速度が制御され、工具方向は各回転軸の位置を補間することによって決定される。一般的な5軸加工機では、例えば図4に示されるようなプログラム指令によって工具先端点制御での加工を行う。
ここで、G43.4は工具先端点制御開始のGコードであり、回転軸B,Cの指令によって工具方向を指令する工具先端点制御の指令方式であることを示す。Hは工具長補正量番号を指令する。X,Y,Zはプログラム座標系上の工具先端点位置を指令する。ここでは、プログラム座標系はテーブルに固定された直交座標系(Xt,Yt,Zt:上記テーブル座標系)であり、したがってテーブル傾斜/回転とともに傾斜/回転する。B,Cは回転軸位置を指令する。G49は工具先端点制御をキャンセルするGコードである。
特開2003−195917号公報
図5は、図1の機械においてYマイナス方向から見た図である。これ以降、便宜上Yマイナス方向から見た図とする。また、本発明の説明においては、図1のテーブル回転型5軸加工機によって説明するが、3軸の直線軸と2軸の回転軸を持ち2軸の回転軸で工具方向(工具のワークに対する相対的な方向)を制御する点で図2のようなヘッド回転型5軸加工機や図3のような混合型5軸加工機も同様である。
工具先端点制御を使用した加工において、工具はボールエンドミルを使用することが多く、その場合、工具先端点位置(プログラム指令におけるX,Y,Z指令位置)はボールエンドミル工具の先端半球の中心または先端半球上の切削点で指令する。
その時、工具先端点位置(プログラム指令におけるX,Y,Z指令位置)は正確にテーブル座標系上の位置になるため、B,C軸位置による工具方向(工具のワークに対する方向)が少しプログラム指令と相違しても加工上それほど大きな問題にはならない。もちろん、工具方向がプログラム指令と大きく相違して、工具がワークや機械部品と干渉してはいけない。
例えば、図5はあるX,Y,Z指令とB−80.0の指令があった場合の図だとすると、同じX,Y,Z指令でB−45.0の指令があった場合、図6に示されるようになる。つまり、工具方向(工具のワークに対する方向)は相違するが、テーブル座標系上のX,Y,Z位置は変わらない。そのため、X,Y,Z指令が同じであれば、B,C指令は少し変更しても加工上問題ない。
しかし、5軸加工機には次のような問題点がある。
(1)加工機の軸数が多いためコストアップとなる。
(2)加工機の軸数が多くなると軸間の機械組立誤差が累積する。
(3)加工機の軸数が多くなると機械剛性を高くすることが難しい。
(4)特に回転軸は直線軸に比べて回転モーメントに弱く大きな誤差を発生する要因である。
この(2)〜(4)の要因によって、5軸加工機を用いて高精度な加工を行うことは困難が伴う。
そこで、これらの問題点を緩和するために、以下の説明における図7、図8および図9に示されるような4軸加工機が導入された。図7、図8および図9に示される仮想軸として仮想角度(傾斜角)を持つ治具やアタッチメントを使用することにより、5軸加工機で行っていた加工の相当部分は4軸加工機でも可能である。
図7は、テーブル回転型の4軸加工機の概略構成図である。ヘッドおよび工具はX,Y,Z軸で動作する。C軸によって回転する回転テーブルはY軸周りに固定傾斜角を持つ治具(図中斜線パターン部)に固定されている。そのことにより、C軸回転中心はZ軸方向に対してY軸周りの傾斜角度を持っている。ここでY軸周りに実際に動作する軸(駆動するサーボ)を持たない仮想軸が1軸あると仮定して考える。仮想軸は図1の一般的な5軸加工機におけるB軸に相当する。B軸が仮想軸と想定した場合のB軸角度である傾斜角を仮想角度と呼ぶ。
図8は、ヘッド回転型の4軸加工機の概略構成図である。図8のヘッド回転型の4軸加工機では、ヘッドおよび工具はX,Y,Z軸で動作する。C軸によって回転するヘッドの上に、工具はX軸周りに固定傾斜角を持つアタッチメント(図中灰色塗りつぶし部)に固定されている。そのことにより、工具は傾斜角度を持つ。仮想軸は図2の一般的な5軸加工機におけるA軸に相当する。
図9は、混合型の4軸加工機の概略構成図である。図9の混合型の4軸加工機では、ヘッドおよび工具はX,Y,Z軸で動作する。C軸はZ軸周りに回転テーブルを回転する。ヘッドの上に、工具はX軸周りに固定傾斜角を持つアタッチメント(図中灰色塗りつぶし部)に固定されている。そのことにより、工具は傾斜角を持つ。仮想軸は図3の一般的な5軸加工機におけるA軸に相当する。以降、本発明の説明においては図7のテーブル回転型4軸加工機で説明するが、本発明は図8、図9のような仮想軸を1軸持つ他の4軸加工機においても適用可能である。
図10で示すインペラは、一般には5軸加工機を用いて加工するものであるが、実際には、図7に示したテーブル回転型4軸加工機において仮想軸の仮想角度を−80度とすることによって加工したものである。
4軸加工機を用いた加工は下記(5)、(6)の特長を得ることができる。
(5)加工機として5軸加工機に比べて低価格で加工が実現できる。5軸加工機に比べて1軸分軸数が少ないので4軸加工機の方が低価格であるためである。
(6)5軸加工機に比べて1軸分軸数が少ないので機械組み立て誤差が少なくなり、5軸加工機に比べて1軸分軸数が少ないので機械剛性が高く、5軸加工機に比べて高精度に加工できる。
4軸加工機には仮想軸は存在しないのだから、4軸加工機用のプログラムにおいては仮想軸の指令はない。したがって、図4のプログラム例に対する4軸加工機用のプログラムは、図11に示されるようにB軸指令のないプログラムとなる。
ここで、仮想軸の仮想角度が−80.0度であれば仮想角度としてパラメータに−80.0度を設定しておき、数値制御装置は仮想軸(B軸)に対してB−80.0が指令されているとみなす。このような技術は従来技術としてすでに知られている。
4軸加工機用の従来の加工プログラムは、図11に示されるように仮想軸(B軸)指令のないプログラムを、CAM(Computer aided manufacturing)から作成する必要があった。
ここで、例えば図4のプログラム指令で図5のような加工を行う例でいえば、プログラム指令におけるB指令をB−80.0とみなせば、図7のような仮想軸の仮想角度を−80.0度とする治具でC軸回転中心を傾斜させた4軸加工機によって5軸加工機用の工具先端点制御プログラムを使用して加工を行うことが可能となる。もちろん、プログラム指令におけるB指令をB−80.0とみなすのは、プログラム指令におけるB指令が−80.0度に対して設定された許容値の範囲内(工具がワークや機械部品と干渉しない範囲内)である必要がある。
そこで、本発明の目的は、4軸加工機に仮想の1軸を設定し4軸加工機械であっても5軸制御加工に準じた加工を行うことができるように、4軸加工機を制御する数値制御装置を提供することであり、従来の5軸加工機用のプログラム指令によって5軸加工機で行っていた加工を、そのまま仮想軸に対して仮想角度が指令されているとみなすことにより、4軸加工機で加工することを可能にする4軸加工機用数値制御装置を提供することである。
本願の請求項1に係る発明は、テーブルに取付けられたワークに対して3軸の直線軸と2軸の回転軸によって加工する5軸加工機用の加工プログラムに基づいて、該ワークに対して3軸の直線軸と1軸の回転軸によって加工する4軸加工機を制御する4軸加工機用数値制御装置であって、前記4軸加工機に更に仮想軸が1軸あると仮定し、該仮想軸の仮想角度を設定する仮想角度設定手段と、前記加工プログラムにおいて前記仮想軸がプログラム指令された場合に、該プログラム指令が、前記仮想角度と一致するかどうか判断する仮想角度判断手段と、前記仮想角度判断手段で前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度と一致すると判断した場合に前記仮想軸のプログラム指令は前記仮想角度であるとみなす回転軸指令みなし手段と、を有することを特徴とする4軸加工機用数値制御装置である。
請求項2に係る発明は、テーブルに取付けられたワークに対して3軸の直線軸と2軸の回転軸によって加工する5軸加工機用の加工プログラムに基づいて、該ワークに対して3軸の直線軸と1軸の回転軸によって加工する4軸加工機を制御する4軸加工機用数値制御装置であって、前記4軸加工機に更に仮想軸が1軸あると仮定し、該仮想軸の仮想角度を設定する仮想角度設定手段と、前記加工プログラムにおいて前記仮想軸がプログラム指令された場合に、該プログラム指令が、前記仮想角度の符号を反転した角度と一致するかどうか判断する仮想角度判断手段と、前記仮想角度判断手段で前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度の符号を反転した角度と一致すると判断した場合に前記仮想軸のプログラム指令は前記仮想角度であるとみなす回転軸指令みなし手段と、を有することを特徴とする4軸加工機用数値制御装置である。
請求項3に係る発明は、前記仮想角度判断手段において前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度と一致するかどうか判断するとき前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度に対して設定された許容値の範囲内であれば一致すると判断することを特徴とする請求項1に記載の4軸加工機用数値制御装置である。
請求項4に係る発明は、前記仮想角度判断手段において前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度の符号を反転した角度と一致するかどうか判断するとき前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度の符号を反転した角度に対して設定された許容値の範囲内であれば一致すると判断することを特徴とする請求項2に記載の4軸加工機用数値制御装置である。
請求項5に係る発明は、前記回転軸みなし角度はプログラム指令+180度+n*360度の角度であり、nは設定整数値であることを特徴とする請求項2または4のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置である。
請求項6に係る発明は、前記回転軸みなし角度はプログラム指令+設定変更角度であることを特徴とする請求項2または4のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置である。
請求項7に係る発明は、前記回転軸は回転テーブルを回転する軸であり、前記仮想角度は該回転テーブルを傾斜する傾斜角であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置である。
請求項8に係る発明は、前記回転軸は回転ヘッドを回転する軸であり、前記仮想角度は該回転ヘッドに取付けられるアタッチメント上で工具を傾斜する傾斜角度であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置である。
請求項9に係る発明は、前記回転軸は回転テーブルを回転する軸であり、前記仮想角度はヘッドに取付けられるアタッチメント上で工具を傾斜する傾斜角度であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置である。
本発明により、仮想の1軸を設定し4軸加工機械であっても5軸制御加工に準じた加工を行うことができるように4軸加工機を制御する数値制御装置を提供することができ、従来の5軸加工機用のプログラム指令によって5軸加工機で行っていた加工を、そのまま仮想軸に対して仮想角度が指令されているとみなすことにより、4軸加工機で加工することを可能にする4軸加工機用数値制御装置を提供できる。
テーブル回転型の5軸加工機の概略構成図である。 ヘッド回転型の5軸加工機の概略構成図である。 混合型の5軸加工機の概略構成図である。 回転軸B,Cの指令によって5軸加工を行うプログラム指令の例である。 図1の機械においてYマイナス方向から見た図であり、X,Y,Z指令とB−80.0の指令があった場合を示す図である。 図1の機械においてYマイナス方向から見た図であり、あるX,Y,Z指令とB−45.0の指令があった場合の図である。 テーブル回転型の4軸加工機の概略構成図である。 ヘッド回転型の4軸加工機の概略構成図である。 混合型の4軸加工機の概略構成図である。 4軸加工機によって加工されたインペラの一例である。 仮想軸(B軸)指令のないプログラム指令の例である。 本発明の数値制御装置の機能ブロック図である。 5軸加工機を制御するプログラム指令の例である。 図5の5軸加工機での加工に相当する加工を図7で示した4軸加工機によって加工することを説明する図である。 許容値以上のB指令を含むプログラム指令の例である。 B+80.0度とし、C軸位置を図5の位置に対して+180度回転した状態を示す。 図5の5軸加工機での加工に相当する加工を4軸加工機で行うことができることを説明する図である。 図12の指令解析部における処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明の4軸加工機用数値制御装置の一実施形態のブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図12に示される4軸加工機用数値制御装置100は、テーブルに取り付けられたワーク(加工物)に対して3軸の直線軸と1軸の回転軸によって加工する4軸加工機を駆動制御する。
図12は、本発明の4軸加工機用数値制御装置100の機能ブロック図である。
4軸加工機用数値制御装置100では、通常、指令解析部10でプログラム指令を解析して補間用データを作成し、補間部11で補間用データによって補間を行い各軸のサーボ12X,・・・12Cを駆動する。ここで、仮想角度判断手段15、回転軸指令みなし手段17はそれぞれ指令解析部10に関連付けられる。仮想角度判断手段15は、許容値16と仮想角度設定手段14によって設定されている仮想角度13とを参照しながら、B軸(仮想軸)指令が仮想角度13と一致するかどうか判断し、一致すると判断した場合に仮想軸のプログラム指令は仮想角度13であるとみなす。
ここで、仮想軸のプログラム指令は仮想角度13であるとみなすとは、仮想軸に対して仮想角度13のプログラム指令があったことを想定した補間用データを作成し補間を行うことである。ただし、毎ブロック同じ位置(仮想角度)が指令されるとみなすことになるので、実際の補間は行われない。また、仮想軸はサーボとしては存在しないので、サーボは駆動しない。
次に、回転軸指令みなし手段17について説明する。
まず、図14に示されるように、Y軸周りに回転テーブルを−80.0度傾斜する治具によって、回転テーブルが−80.0度傾斜している4軸加工機を説明する。なお、図7では回転軸をC軸とし仮想軸をB軸と想定しているが、それらが、A,C軸やA,B軸である4軸加工機もある。それらの4軸加工機においても、3軸の直線軸と1軸の回転軸によって加工する4軸加工機である点では同様である。
図13に示すプログラム指令があり、仮想角度として−80.0度が設定してあり、許容値として5.0度が設定してあった場合、ブロックN010、ブロックN020、ブロックN030、ブロックN040のB指令は仮想角度に対して差の絶対値が許容値より小なので、仮想角度判断手段によってB指令は仮想角度に一致していると判断する。そして、回転軸指令みなし手段によって仮想軸のプログラム指令は−80.0であるとみなして加工を行う。仮想軸について許容値の範囲内の誤差があるが、前述のように工具先端点は正しく加工されるので、工具方向がプログラム指令と少し相違していても加工上問題ない。
その結果、図5の5軸加工機での加工に相当する加工を、図7で示した4軸加工機によって図14のように行うことができる。
しかし、同様の条件で図15のような指令があった場合、ブロックN040のB指令は仮想角度−80.0に対して差の絶対値が6.0であり、許容値5.0以上であるため、アラームにして停止する。アラーム停止の場合には、例えば、図7に示される治具を取り替えることによってワークの加工を行うことができる。或いは、4軸加工機での加工を取り止め5軸加工機を用いた加工に切り替えるなどを行う。後出のアラーム停止の場合も同様である。
次に、Y軸周りに回転テーブル+80.0度傾斜する治具によって回転テーブルが+80.0度傾斜している4軸加工機の場合を説明する。
5軸加工機において、例えば、図5でB−80.0での加工を示していると、B+80.0でも同じ加工を行うことが可能である。図16は、B+80.0とし、C軸位置を図5の位置に対して+180度回転した状態を示す。Yt(テーブル座標系)方向は、図5では紙面向こう方向に紙面に垂直だが、図16では紙面手前方向に紙面に垂直である。(図5のYt方向と区別するために、Ytを示す丸印を白抜きにしている。)この時、指令X,Y,Z位置に対して、ワーク上(テーブル座標系上)の工具先端点のX,Y,Z位置と工具方向(工具のワークに対する方向)は図5と図16で同じである。そのため、B−80.0前後のプログラム指令による加工であっても、B軸指令の符号を反転しC軸指令をプログラム指令に対して(+180度+n*360度)とすることにより、指令プログラムによる加工を行うことが可能である。nは整数値である。
このことを数学的に説明する。プログラム指令のB,C指令により、テーブル座標系上の工具方向(I,J,K:図16参照)、つまり工具のワークに対する方向は次のように表される。ここで、Bは−90度〜90度、Cは0〜360度とする。
この(I,J,K)方向を表すB,C(B,C軸位置)には次の解A,解Bの2つの解がある。
ここで、arccosの計算は0度〜90度の値を得るとする。arctanの計算については次のような値を得るとする。
I,J≧0の場合、0〜90度
I<0,J≧0の場合、90度〜180度
I<0,J<0の場合、180度〜270度
I≧0,J<0の場合、270度〜360度
arctanの計算におけるn1*360度またはn2*360度の項のn1,n2は整数値であり、360度のn1,n2倍の値を加算した位置が解であることを示す。つまり、C軸は正負方向に何回転でも動作可能だが、B軸は−90度〜90度内の動作が可能としている。
このように、指令されたB,C軸位置による工具方向を実現するB,C軸位置には2つの解,解A,解Bがあり、解A,解Bは互いにB軸の符号が反転しC軸に180度+n*360度(n:整数)加算した関係にある。
そこで、上述のように、仮想軸のプログラム指令が仮想角度の符号を反転した角度と一致すると判断できれば、仮想軸のプログラム指令は仮想角度であるとみなしかつ回転軸のプログラム指令はプログラム指令+180度+n*360度であるとみなすことによって、工具先端点位置と工具方向がプログラム指令にしたがった加工を行うことができる。
Y軸周りに回転テーブルを+80.0度傾斜する治具によって回転テーブルが+80.0度傾斜している4軸加工機において、図13に示す指令があり、仮想角度として+80.0度が設定してあり、許容値として5.0度が設定してあった場合、ブロックN010,ブロックN020,ブロックN030,ブロックN040のB指令は仮想角度の符号を反転した角度(−80.0度)に対して差の絶対値が許容値より小なので、仮想角度判断手段によってB指令は仮想角度に一致していると判断する。
そして、回転軸指令みなし手段17によって仮想軸のプログラム指令は+80.0度であるとみなし、C軸のプログラム指令は(指令値+180度+n*360度)であるとみなして加工を行う。ここで、通常はn=0またはn=−1である。つまり、C軸指令は(指令値+180度)または(指令値−180度)とみなす。nの値はパラメータに設定することにより選択可能である整数値である。その結果、仮想角度が+80.0度と設定されている場合であっても、図5の5軸加工機での加工に相当する加工を図17に示されるように4軸加工機で行うことができる。
しかし、同様の条件で図15に示される指令があった場合、ブロックN040のB指令は仮想角度+80.0度の符号を反転した−80.0度に対して差の絶対値が6.0度であり、許容値5.0度以上であるため、アラームで停止する。
上述のように、通常、C軸指令は(指令値+180度)または(指令値−180度)とみなす。しかし、機械によっては+/−180度のように大きく相違した位置とみなすことができない場合もある。例えば、ヘッド回転型4軸加工機において+180度と大きく相違してみなして動作すると、ヘッド内にある主軸への電源ケーブルが許容値以上に大きく巻きつけてしまうため、指令に対して+180度とみなすことはできず、最大でも+150度とみなす必要がある場合もある。その場合は、変更角度を設定変更値として設定しておくことも可能である。つまり、その場合は、C軸指令は(指令値+設定変更値)とみなす。
図18は、図12の指令解析部における処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。以下、各ステップにしたがって説明する。ここでは、B,C軸に対するプログラム指令をb,cとしている。cに180度+n*360度を加算する時のnは0としている。なお、ステップSA2,ステップSA3は、仮想角度判断手段に相当し、ステップSA4,ステップSA5は、回転軸指令みなし手段に相当する。
●[ステップSA1]仮想軸Bのプログラム指令bを読み取る。C軸のプログラム指令cを読み取る。
●[ステップSA2]|b−仮想角度|は許容値より小さいか否か判断し、小さい場合にはステップSA5へ移行し、小さくない場合にはステップSA3へ移行する。
●[ステップSA3]|b+仮想角度|は許容値より小さいか否か判断し、小さい場合にはステップSA4へ移行し、小さくない場合にはステップSA6へ移行する。
●[ステップSA4]Bの指令は仮想角度であるとみなす。また、回転軸Cの指令は(c+180度)とみなし、終了する。
●[ステップSA5]Bの指令は仮想角度であるとみなし、終了する。
●[ステップSA6]アラーム停止し、終了する。
図19は、本発明の4軸加工機用数値制御装置の一実施形態のブロック図である。CPU21は4軸加工機用数値制御装置100を全体的に制御するプロセッサである。
CPU21は、メモリ22のROM領域に格納されたシステムプログラムをバス38を介して読み出し、該システムプログラムに従って数値制御装置全体を制御する。メモリ22のRAM領域には一時的な計算データや表示データ及び表示器/MDIユニット50を介してオペレータが入力した各種データが格納される。また、メモリ22のSRAMなどで構成される不揮発性メモリ領域には、インタフェース23を介して読み込まれた加工プログラムや表示器/MDIユニット50を介して入力された加工プログラム等が記憶される。
インタフェース23は、4軸加工機用数値制御装置100とアダプタ等の外部機器(図示せず)との接続を可能とするものである。図示しない外部機器からは加工プログラムや各種パラメータ等が読み込まれる。また、4軸加工機用数値制御装置100内で編集した加工プログラムは、外部機器(図示せず)を介して外部記憶手段に記憶させることができる。PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)24は、4軸加工機用数値制御装置100に内蔵されたシーケンスプログラムで工作機械の補助装置にI/Oユニット25を介して信号を出力し制御する。また、工作機械本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を受け、必要な信号処理をした後、CPU21に渡す。
表示器/MDIユニット50はディスプレイやキーボード等を備えた手動データ入力装置であり、インタフェース26は表示器/MDIユニット50のキーボードからの指令、データを受けてCPU21に渡す。インタフェース27は手動パルス発生器等を備えた操作盤51に接続されている。
各軸の軸制御回路28,30,32,34はCPU21からの各軸の移動指令量を受けて、各軸の指令をサーボアンプ29,31,33,35に出力する。サーボアンプ29,31,33,35はこの指令を受けて、各軸のサーボモータ39〜42を駆動する。各軸は位置・速度のフィードバック制御を行う(図19ではこの構成は省略している)。
サーボモータ39〜42は、工作機械のX,Y,Z,C軸を駆動するもので、図8〜図10に示した4軸加工機械を駆動制御するものである。また、スピンドル制御回路36は主軸回転指令を受け、スピンドルアンプ37にスピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ37はスピンドル速度信号を受けて、主軸モータ43を指令された回転速度で回転させる。
4軸加工機用数値制御装置100は、CPU21において図18に示す処理を実行することによって、従来の5軸加工機用のプログラム指令によって5軸加工機で行っていた加工を、そのまま仮想軸に対して仮想角度が指令されているとみなすことにより、4軸加工機で加工することができる。
10 指令解析部
11 補間部
12X X軸サーボ
12Y Y軸サーボ
12Z Z軸サーボ
12C C軸サーボ
13 仮想角度
14 仮想角度設定手段
15 仮想角度判断手段
16 許容値
17 回転軸指令みなし手段
100 4軸加工機用数値制御装置

Claims (9)

  1. テーブルに取付けられたワークに対して3軸の直線軸と2軸の回転軸によって加工する5軸加工機用の加工プログラムに基づいて、該ワークに対して3軸の直線軸と1軸の回転軸によって加工する4軸加工機を制御する4軸加工機用数値制御装置であって、
    前記4軸加工機に更に仮想軸が1軸あると仮定し、該仮想軸の仮想角度を設定する仮想角度設定手段と、
    前記加工プログラムにおいて前記仮想軸がプログラム指令された場合に、該プログラム指令が、前記仮想角度と一致するかどうか判断する仮想角度判断手段と、
    前記仮想角度判断手段で前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度と一致すると判断した場合に前記仮想軸のプログラム指令は前記仮想角度であるとみなす回転軸指令みなし手段と、
    を有することを特徴とする4軸加工機用数値制御装置。
  2. テーブルに取付けられたワークに対して3軸の直線軸と2軸の回転軸によって加工する5軸加工機用の加工プログラムに基づいて、該ワークに対して3軸の直線軸と1軸の回転軸によって加工する4軸加工機を制御する4軸加工機用数値制御装置であって、
    前記4軸加工機に更に仮想軸が1軸あると仮定し、該仮想軸の仮想角度を設定する仮想角度設定手段と、
    前記加工プログラムにおいて前記仮想軸がプログラム指令された場合に、該プログラム指令が、前記仮想角度の符号を反転した角度と一致するかどうか判断する仮想角度判断手段と、
    前記仮想角度判断手段で前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度の符号を反転した角度と一致すると判断した場合に前記仮想軸のプログラム指令は前記仮想角度であるとみなす回転軸指令みなし手段と、
    を有することを特徴とする4軸加工機用数値制御装置。
  3. 前記仮想角度判断手段において前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度と一致するかどうか判断するとき前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度に対して設定された許容値の範囲内であれば一致すると判断することを特徴とする請求項1に記載の4軸加工機用数値制御装置。
  4. 前記仮想角度判断手段において前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度の符号を反転した角度と一致するかどうか判断するとき前記仮想軸のプログラム指令が前記仮想角度の符号を反転した角度に対して設定された許容値の範囲内であれば一致すると判断することを特徴とする請求項2に記載の4軸加工機用数値制御装置。
  5. 前記回転軸みなし角度はプログラム指令+180度+n*360度の角度であり、nは設定整数値であることを特徴とする請求項2または4のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置。
  6. 前記回転軸みなし角度はプログラム指令+設定変更角度であることを特徴とする請求項2または4のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置。
  7. 前記回転軸は回転テーブルを回転する軸であり、前記仮想角度は該回転テーブルを傾斜する傾斜角であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置。
  8. 前記回転軸は回転ヘッドを回転する軸であり、前記仮想角度は該回転ヘッドに取付けられるアタッチメント上で工具を傾斜する傾斜角度であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置。
  9. 前記回転軸は回転テーブルを回転する軸であり、前記仮想角度はヘッドに取付けられるアタッチメント上で工具を傾斜する傾斜角度であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の4軸加工機用数値制御装置。
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