JP2010267694A - 半導体発光素子およびその製造方法ならびに半導体素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法ならびに半導体素子およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】寿命が長く、信頼性が高く、低コストで特性も良好な発光ダイオードなどの半導体発光素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】発光ダイオード構造を形成する半導体層11に接して、厚さが10nm以下で1原子層以上のNi超薄膜12を真空蒸着法などにより形成し、その上にAg電極13を形成する。半導体層11はn型半導体層、その上の活性層およびその上のp型半導体層を含み、このp型半導体層に接してNi超薄膜12を形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体発光素子およびその製造方法ならびに半導体素子およびその製造方法に関し、特に、銀(Ag)電極を用いる半導体発光素子、例えば発光ダイオードに適用して好適なものである。
GaN系半導体などを用いた発光ダイオードにおいては、半導体層に形成する電極としてAg電極が用いられることが多い。ところが、Ag電極には以下の問題がある。
1.純Agはもともと酸化や硫化に対して耐性が低く(反応しやすく)、暴露環境からの酸素や硫黄の取り込みに対して容易に影響を受け、反射率の劣化を生じる。特に、電極形成に一般的に用いられる真空蒸着法で形成したAg膜は、膜中に形成される粒界構造などの不完全性があるために、一層劣化が顕著になる。
2.Ag膜は耐熱性が低く、300〜400℃程度の温度の加熱でも、光学特性や電気特性に変動が生じやすい。
3.Agはイオン化しにくい貴金属であるが、後述のように、水分が存在する場合はイオン化し、マイグレーションによりデバイスに不良が生じる。
4.GaN系発光ダイオードは、一般に樹脂封止されるが、樹脂中に含まれている微量な水分や硫黄分が劣化に寄与するケースがしばしば観測されている。
従来のGaN系発光ダイオードの構造の一例を図11に示す。図11に示すように、n型半導体層、活性層およびp型半導体層を含む半導体層101のp型半導体層に接してAg電極102が形成され、このAg電極102上に接続用金属膜103が形成されている。半導体層101のn型半導体層に下配線104が形成されている。
このようなGaN系発光ダイオードにおいては、次のようにしてAg電極102からのAgのマイグレーションが起こる。図12に示すように、Ag電極102と下配線104との間の電位差と周囲の雰囲気中から表面に吸着された水の存在とにより次式のように電離が起こる。
Ag→Ag+
2 O→H+ +OH-
こうして生成されるAg+ およびOH- はAg電極102においてAgOHを生成して析出する。こうして析出したAgOHは次式のように分解し、Ag電極102でAg2 Oとなり、コロイド状に分散する。
2AgOH=Ag2 O+H2
この後に水和反応により
Ag2 O+H2 O=2AgOH
2AgOH=2Ag+ +OH-
となる。
この反応が進むと、Ag+ が下配線104に移動し、Agのデンドライト状の析出が進む。そして、遂には、Ag電極102と下配線104とが短絡してしまい、GaN系発光ダイオードの不良が生じる。
上述のAgのマイグレーションを防止するために、電極材料にAgと他の金属との合金を用いたり、電極を樹脂により封止したりする方法が用いられている。しかしながら、電極材料としてAgと他の金属との合金を用いた場合には、Agを用いる場合に比べて材料コストがかかってしまうことが多いだけでなく、マイグレーション抑制効果が低いという欠点がある。また、電極を樹脂により封止する方法としては、水分を抑制することによりマイグレーションを制御するものなどがあるが、この方法では、用途に応じ、吸湿制御、透明性の低下の防止、塩害の防止、パターン精度の悪化防止などを図る必要がある。これらの課題を解決するために様々な方法が用いられている。その一つの方法として、電極をAgのマイグレーションを抑制する金属(バリアメタル)からなる保護膜により封止する方法がある(例えば、特許文献1、2参照。)。その一例を図13に、他の例を図14に示す。
図13に示す発光ダイオードにおいては、n型半導体層、活性層およびp型半導体層を含む半導体層201のp型半導体層に接してAg電極202が形成され、このAg電極202の上面および側面の全体を覆うようにバリアメタルからなる保護膜203が形成されている。半導体層201のn型半導体層に下配線204が形成されている。
また、図14に示す発光ダイオードにおいては、n型半導体層、活性層およびp型半導体層を含む半導体層301のp型半導体層に接してAg電極302が形成され、このAg電極302上に接続用金属膜303が形成されている。これらのAg電極302および接続用金属膜303の上面および側面の全体を覆うようにバリアメタルからなる保護膜304が形成されている。この保護膜304上に接続用金属膜305が形成されている。半導体層301のn型半導体層に下配線306が形成されている。
特開2007−80899号公報 特開2007−184411号公報
図13および図14に示す発光ダイオードにおいては、保護膜203、304により水分を抑制し、かつ等電位面を形成することで、Ag電極202、302に印加される電界の強度を低減し、あるいはゼロにしてAgのマイグレーションを抑制する。この方法は、Agのマイグレーション抑制効果が非常に大きいという利点がある。しかしながら、Ag電極202、302を覆うための保護膜203、304などのサイズは、アライメント精度の要求からAg電極202、302のそれよりも数μm大きくする必要がある。
ところが、発光ダイオードのサイズが微細な場合(例えば、50μm以下)、Ag電極202、302のサイズに対し、このAg電極202、302を覆う保護膜203、304のサイズは無視できない。言い換えれば、発光ダイオードのサイズが決まっている場合には、保護膜203、304を形成すると、その分だけAg電極202、302のサイズを小さくせざるを得ない。GaN系発光ダイオードなどにおいては、光取り出し効率の向上を図るためにAg電極202、302を反射ミラーとして用いることが多いため、Ag電極202、302のサイズが小さくなると、これらのAg電極202、302による反射光量が減少する。また、保護膜203、304が半導体層201、301と接触している部分で光の吸収が起こってしまう。これらにより、発光ダイオードからの光の取り出し効率の低下が生じ、ひいては発光効率の低下が生じていた。
また、保護膜203、304を形成する場合、発光ダイオードの製造工程においては、Ag電極202、302を形成するためのリソグラフィー工程に加えて、保護膜203、304を形成するためのリソグラフィー工程も必要であるため、製造に時間がかかり、製造コストが高くなるという問題がある。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、寿命が長く、信頼性が高く、低コストで特性も良好な発光ダイオードなどの半導体発光素子およびその製造方法を提供することである。
この発明が解決しようとする課題は、より一般的には、寿命が長く、信頼性が高く、低コストで特性も良好な半導体素子およびその製造方法を提供することである。
本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意研究を行った。その結果、半導体層上に銀電極を形成する際には、銀電極を半導体層に直接接して形成するのではなく、まず、半導体層に接して極薄い、具体的には厚さ10nm以下のニッケル膜を形成し、その上に銀電極を形成することが極めて有効であることを見出した。この方法によれば、上記の課題を一挙に解決することができる。
すなわち、上記課題を解決するために、この発明は、
発光素子構造を形成する半導体層に接して、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜を形成する工程と、
上記ニッケル薄膜上に銀電極を形成する工程と
を有する半導体発光素子の製造方法である。
また、この発明は、
発光素子構造を形成する半導体層と、
上記半導体層に接した、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜と、
上記ニッケル薄膜上の銀電極と
を有する半導体発光素子である。
この発明において、ニッケル薄膜の厚さは好適には2nm以下であり、典型的には1nm以下である。ニッケル薄膜と銀電極とは直接接してもよいし、間に一層または二層以上の他の金属膜を形成してもよい。好適には、半導体層と銀電極とが直接接するのを防止するために、銀電極はニッケル薄膜の外側にはみ出ないように形成する。発光素子構造を形成する半導体層は、III−V族化合物半導体などの種々の半導体からなるものであってよいが、例えば、窒化物系III−V族化合物半導体層である。窒化物系III−V族化合物半導体は、一般的には、Ga、Al、InおよびBからなる群より選ばれた少なくとも一種のIII族元素と、少なくともNを含み、場合によってさらにAsまたはPを含むV族元素とからなる。窒化物系III−V族化合物半導体の具体例を挙げると、GaN、InN、AlN、AlGaN、InGaN、AlGaInNなどである。発光素子構造を形成する半導体層は、n型半導体層、活性層およびp型半導体層を含む。このp型半導体層に接してニッケル薄膜を形成し、その上にAg電極を形成する。半導体発光素子は、典型的には発光ダイオードであるが、半導体レーザであってもよい。
また、この発明は、
素子構造を形成する半導体層に接して、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜を形成する工程と、
上記ニッケル薄膜上に銀電極を形成する工程と
を有する半導体素子の製造方法である。
また、この発明は、
素子構造を形成する半導体層と、
上記半導体層に接した、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜と、
上記ニッケル薄膜上の銀電極と
を有する半導体素子である。
半導体素子には、発光ダイオードなどの半導体発光素子のほか、FETなどの電子走行素子なども含まれる。
これらの半導体素子およびその製造方法の発明においては、上記の半導体発光素子およびその製造方法の発明に関連して説明したことが成立する。
上述のように構成されたこの発明においては、半導体層と銀電極との間の、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜により、銀電極からの銀のマイグレーションを効果的に抑制することができる。この場合、従来のようにバリアメタルからなる保護膜を形成する必要がないため、半導体発光素子あるいは半導体素子の製造工程を簡略化することができる。また、保護膜を形成する必要がないため、銀電極のサイズ、したがって面積を十分に大きくすることができ、銀電極による反射光量を十分に多くすることができる。さらに、発光ダイオードなどの半導体発光素子においてはこの保護膜と半導体層との接触部における光の吸収もない。
この発明によれば、寿命が長く、信頼性が高く、低コストで特性も良好な半導体発光素子あるいは半導体素子を得ることができる。
この発明の第1の実施の形態による発光ダイオードを示す断面図である。 この発明の第1の実施の形態による発光ダイオードの要部を拡大して示す断面図である。 この発明の実施例によるGaN系発光ダイオードの構造およびサイズを示す断面図である。 この発明の実施例によるGaN系発光ダイオードのエージングの結果を示す略線図である。 この発明の実施例によるGaN系発光ダイオードの電流−電圧特性の測定結果を示す略線図である。 この発明の実施例によるGaN系発光ダイオードの電流−光出力特性の測定結果を示す略線図である。 比較例によるGaN系発光ダイオードの構造およびサイズを示す断面図である。 比較例によるGaN系発光ダイオードのエージングの結果を示す略線図である。 比較例によるGaN系発光ダイオードの電流−電圧特性の測定結果を示す略線図である。 比較例によるGaN系発光ダイオードの電流−光出力特性の測定結果を示す略線図である。 Ag電極を用いる従来の発光ダイオードの第1の例を示す断面図である。 Ag電極を用いる従来の発光ダイオードにおけるAg電極からのAgのマイグレーションにより発生する短絡の問題を説明するための断面図である。 Ag電極を用いる従来の発光ダイオードの第2の例を示す断面図である。 Ag電極を用いる従来の発光ダイオードの第3の例を示す断面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(発光ダイオードおよびその製造方法)
2.第2の実施の形態(発光ダイオードおよびその製造方法)
〈1.第1の実施の形態〉
[発光ダイオードおよびその製造方法]
図1は第1の実施の形態による発光ダイオードを示す。
図1に示すように、この発光ダイオードにおいては、発光ダイオード構造を形成する半導体層11に接してNi超薄膜12が設けられ、その上にAg電極13および接続用金属膜14が順次設けられている。Ag電極13がp側電極(アノード電極)を形成する。Ni超薄膜12は厚さが10nm以下で1原子層以上であり、好適には厚さが2nm以下、典型的には厚さが1nm以下である。この厚さが10nm以下のNi超薄膜12は可視光などの光に対してほとんど透明であり、Ag電極13の光反射性能を損なうことはない。半導体層11は、n型半導体層、その上の活性層およびその上のp型半導体層を含み、Ni超薄膜12はこのp型半導体層に接している。半導体層11のn型半導体層に接して下配線15が形成されている。下配線15はn側電極(カソード電極)を兼用する。なお、図1においては、一例として半導体層11の表面にこの半導体層11中の貫通転位を起点として発生するピット11aが形成されている場合が示されているが、これに限定されるものではなく、ピット11aの形成の有無は発明の本質とは無関係である。
半導体層11は、例えば窒化物系III−V族化合物半導体層、典型的にはGaN系半導体層である。このGaN系半導体層は、具体的には、例えば、n型GaNクラッド層、その上の活性層およびその上のp型GaNクラッド層を含む。この活性層は、例えば、Ga1-x Inx N層を障壁層、Ga1-y Iny N層(y>x、x≦0<1)を井戸層とするGa1-x Inx N/Ga1-y Iny N多重量子井戸構造(MQW)構造を有する。Ga1-y Iny N層のIn組成yはこの発光ダイオードの発光波長に応じて選ばれ、例えば発光波長405nmでは約11%、発光波長450nmでは約18%、発光波長520nmでは約24%である。
接続用金属膜14は従来公知の金属膜を用いることができ、必要に応じて選ばれるが、例えば、ニッケル(Ni)膜、白金(Pt)膜および金(Au)膜を順次積層したNi/Pt/Au構造の金属多層膜などが用いられる。下配線15は従来公知の金属膜を用いることができ、必要に応じて選ばれるが、例えば、チタン(Ni)膜、白金(Pt)および金(Au)膜を順次積層したTi/Pt/Au構造の金属積層膜などが用いられる。
この発光ダイオードの駆動時には、p側電極であるAg電極13と下配線15との間に順方向電圧が印加され、活性層から発光が生じる。活性層からの光は半導体層11の内部において反射を繰り返しながら循環する。このとき、Ag電極13に向かう光はNi超薄膜12により吸収されることなくこのAg電極13に到達するため、このAg電極13によりほぼ100%反射され、半導体層11の下面に向かう。この結果、半導体層11の内部の循環光は、半導体層11の下面から外部に効率的に取り出される。
この発光ダイオードの駆動時には、次のようにして、 Ag電極13からのAgのマイグレーションに起因するAg電極13と下配線15との短絡を防止することができる。図2Aに示すように、半導体層11とAg電極13との間に形成されたNi超薄膜12からNi原子がマイグレーション(エレクトロマイグレーションおよびイオンマイグレーション)により半導体層11側に移動する。このとき、Ag電極13からのAg原子のマイグレーションはNi超薄膜12により阻まれる。このようにAg電極13からのAg原子のマイグレーションが起きず、Ni超薄膜12からのNi原子のマイグレーションが起きるのは、Niの標準電極電位は−0.25Vであるのに対し、Agの標準電極電位は0.798Vであり、はるかに高いためであると考えられる。Ni超薄膜12から半導体層11に移動したNi原子は、半導体層11中での移動速度が極めて遅いため、実質的に下配線15に到達しない。図2Bに示すように、Ni超薄膜12からは半導体層11の表面にもNi原子が移動するが、このNi原子が下配線15に到達することもない。
次に、この発光ダイオードの製造方法について説明する。
まず、図示省略した所定の基板上に半導体層11をエピタキシャル成長させる。この半導体層11は、例えば、有機金属化学気相成長(MOCVD)法、分子線エピタキシャル成長(MBE)法などの従来公知の各種の方法によりエピタキシャル成長させることができる。
次に、この半導体層11をドライエッチングなどにより所定の平面形状にパターニングする。
次に、この所定の平面形状を有する半導体層11が形成された基板表面にリソグラフィーにより所定の平面形状を有するレジストパターン(図示せず)を形成する。次に、基板全面に例えば真空蒸着法やスパッタリング法などによりNi超薄膜12、Ag電極13および接続用金属膜14を順次形成する。次に、このレジストパターンを、その上に形成されたNi超薄膜12、Ag電極13および接続用金属膜14とともに除去する(リフトオフ)。
次に、図示省略した支持基板に接続用金属膜14側の表面を貼り合わせ、半導体層11を基板から剥離する。
次に、半導体層11のn型半導体層に下配線15を形成する。
以上により、目的とする発光ダイオードが製造される。こうして製造されたGaN系発光ダイオードは、用途に応じて、単体素子として用いてもよいし、他の基板と貼り合わせたり、転写したり、配線接続を行ったりすることができる。
〈実施例〉
GaN系発光ダイオードを以下のようにして製造した。
まず、例えば主面がC+面で厚さが430μmのサファイア基板を用意し、サーマルクリーニングを行うことなどによりその表面を清浄化する。
次に、このサファイア基板上に、例えばMOCVD法により、まず例えば500℃程度の低温で例えば厚さが1μmのGaNバッファ層(図示せず)を成長させ、その後1000℃程度まで昇温して結晶化する。
引き続いて、このGaNバッファ層上に、n型GaNクラッド層、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny N MQW構造を有する活性層およびp型GaNクラッド層を順次成長させる。n型GaNクラッド層には、n型不純物として例えばシリコン(Si)をドープする。p型GaNクラッド層には、p型不純物として例えばマグネシウム(Mg)をドープする。ここで、n型GaNクラッド層は例えば1000℃程度の温度で成長させ、活性層は例えば750℃程度の温度で成長させ、p型GaNクラッド層は例えば900℃程度の温度で成長させる。また、n型GaNクラッド層は例えば水素ガス雰囲気中で成長させ、活性層は例えば窒素ガス雰囲気中で成長させ、p型GaNクラッド層は例えば水素ガス雰囲気中で成長させる。
上記のGaN系半導体層の成長原料は下記のとおりである。Gaの原料としては、例えば、トリメチルガリウム((CH3 3 Ga、TMG)を用いる。Alの原料としては、例えば、トリメチルアルミニウム((CH3 3 Al、TMA)を用いる。Inの原料としては、例えば、トリメチルインジウム((CH3 3 In、TMI)を用いる。Nの原料としては、例えば、アンモニア(NH3 )を用いる。ドーパントについては、n型ドーパントとしては、例えば、シラン(SiH4 )を用いる。p型ドーパントとしては、例えば、ビス(メチルシクロペンタジエニル)マグネシウム((CH3 5 4 2 Mg)あるいはビス(シクロペンタジエニル)マグネシウム((C5 5 2 Mg)を用いる。
次に、上述のようにしてGaN系半導体層を成長させたサファイア基板をMOCVD装置から取り出す。
次に、レジストパターン(図示せず)をマスクとして、例えばCl2 系のガスをエッチングガスに用いた反応性イオンエッチング(RIE)により、半導体層11をエッチングした後、レジストパターンを除去する。
次に、基板表面にリソグラフィーにより所定の平面形状を有するレジストパターン(図示せず)を形成する。次に、基板全面に真空蒸着法により厚さ1nmのNi超薄膜12および厚さ100nmのAg電極13を順次形成し、その上に真空蒸着法によりNi膜、Pt膜およびAu膜を順次形成してNi/Pt/Au構造の多層金属膜からなる接続用金属膜14を形成する。ここで、Ni膜の厚さは200nm、Pt膜の厚さは50nm、Au膜の厚さは200nmとする。Ni超薄膜12の成膜時間は10秒である。この後、このレジストパターンをその上に形成された金属膜とともに除去する(リフトオフ)。
次に、上述の発光ダイオード構造の接続用金属膜14側を支持基板に接着剤を用いて貼り合わせる。支持基板としては各種のものを用いることができるが、例えばサファイア基板やシリコン基板などである。
次に、サファイア基板の裏面側から例えばエキシマーレーザなどによるレーザビームを照射してサファイア基板とn型GaN層との界面のアブレーションを行うことによりサファイア基板を剥離する。
次に、n型半導体層の表面にリソグラフィーにより所定の平面形状を有するレジストパターン(図示せず)を形成し、さらに全面に例えばスパッタリング法によりTi膜、Pt膜およびAu膜を順次形成した後、このレジストパターンをその上に形成されたTi膜、Pt膜およびAu膜とともに除去する(リフトオフ)。これによって、n型GaNクラッド層上にTi/Pt/Au構造の所定の平面形状を有する下配線15を形成する。
この後、支持基板および接着剤を除去する。
以上により、目的とするGaN系発光ダイオードが完成する。
図3に、以上のようにして製造されたGaN系発光ダイオードの構造およびサイズを示す。半導体層11は、n型GaNクラッド層、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny N MQW構造を有する活性層(x=0.18)およびp型GaNクラッド層からなる厚さ約0.8μmで幅および奥行きの長さがそれぞれ14μmである。これらのNi超薄膜、Ag電極、Ni膜、Pt膜およびAu膜の幅および奥行きの長さはそれぞれ10μmである。
こうして製造した青色発光のGaN系発光ダイオードのエージング(80℃定格駆動での通電試験)を行った結果を図4に示す。図5はこのGaN系発光ダイオードのエージング前後の電流−電圧特性(I−V特性)、図6はこのGaN系発光ダイオードのエージング前後の電流−光出力特性(I−L特性)の測定結果を示す。
図4〜図6から分かるように、10時間を超えるエージングを行ってもGaN系発光ダイオードの特性はほとんど変化していない。これは、半導体層11とAg電極13との間に形成したNi超薄膜12によりAg電極13からのAgのマイグレーションが抑制されていることによるものである。
〈比較例〉
比較例として図7に示すような構造およびサイズを有するGaN系発光ダイオードを製造した。図7に示すように、半導体層は、n型GaNクラッド層、Ga1-x Inx N/Ga1-y Iny N MQW構造を有する活性層(x=0.18)およびp型GaNクラッド層からなる厚さ約0.8μmで幅および奥行きの長さがそれぞれ14μmである。この半導体層上に厚さ100nmのAg電極および厚さ50nmのPt膜を順次形成した。これらのAg電極およびPt膜の幅および奥行きの長さはそれぞれ10μmである。
こうして製造した青色発光のGaN系発光ダイオードのエージング(80℃定格駆動での通電試験)を行った結果を図8に示す。図9はこのGaN系発光ダイオードのエージング前の電流−電圧特性(I−V特性)、図10はこのGaN系発光ダイオードのエージング前の電流−光出力特性(I−L特性)の測定結果を示す。
図8から分かるように、エージング開始後短時間で発光ダイオードは特性不良となっている。これは、半導体層とAg電極とが直接接触していることにより、Ag電極からのAg原子のマイグレーションが起こり、半導体層を突き抜けたり、半導体層の表面を移動したりすることによるものと考えられる。
以上のように、この第1の実施の形態によれば、発光ダイオード構造を形成する半導体層11のp型半導体層に接して、厚さが10nm以下で1原子層以下のNi超薄膜12を形成し、このNi超薄膜12上にAg電極13を形成している。このため、Ni超薄膜12により、Ag電極13からのAg原子のマイグレーションを効果的に抑制することができ、Ag電極13と下配線15との短絡を有効に防止することができる。これに加えて、半導体層11上にNi超薄膜12を介してAg電極13を形成しているため、Ag電極13の半導体層11に対する密着性の大幅な向上を図ることができるとともに、Ag電極13の耐熱性の大幅な向上を図ることができる。さらに、Ag電極13をその反射性能を損なうことなく用いることができるため、光取り出し効率の向上を図ることができ、ひいては発光ダイオードの発光効率の向上を図ることができる。
また、Ag原子のマイグレーションを抑制するために従来のようにバリアメタルからなる保護膜を形成する必要がないため、保護膜を形成するためのリソグラフィー工程が不要となるだけでなく、保護膜の形成の工程も不要となる。このため、その分だけ発光ダイオードの製造工程を簡略化することができ、製造コストの低減を図ることができる。また、保護膜を形成する必要がないため、Ag電極13のサイズ、したがって面積を十分に大きくすることができ、Ag電極13による反射光量を十分に多くすることができる。また、この保護膜と半導体層11との接触部における光の吸収もないため、この光の吸収による光の損失を防止することができる。これらによっても、発光ダイオードの発光効率の向上を図ることができる。
以上により、寿命が長く、信頼性も高く、低コストで特性が良好な発光ダイオードを得ることができる。
この発光ダイオードは、発光ダイオードディスプレイ、発光ダイオードバックライト、発光ダイオード照明装置などの各種の電子機器に用いて好適なものである。
〈2.第2の実施の形態〉
[発光ダイオードおよびその製造方法]
第2の実施の形態による発光ダイオードにおいては、発光ダイオード構造を形成する半導体層11に接してNi超薄膜12が設けられ、その上に中間金属層を介してAg電極13および接続用金属膜14が順次設けられている。この中間金属層は、 例えば、パラジウム(Pd)、銅(Cu)、白金(Pt)、金(Au)などの金属から選ばれた一種または二種以上の金属からなり、単層膜であっても多層膜であってもよい。この中間金属層の厚さは特に限定されず、必要に応じて選ばれるが、使用する金属との兼ね合いで、Ag電極13の反射性能を損なわないように十分に薄くするのが好ましく、例えば1nm以上10nm以下に選ばれる。
この発光ダイオードの上記以外のことは第1の実施の形態による発光ダイオードと同様である。また、この発光ダイオードの製造方法も、中間金属層を形成することを除いて、第1の実施の形態による発光ダイオードの製造方法と同様である。
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な利点を得ることができる。
以上、この発明の実施の形態および実施例について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施の形態および実施例に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施の形態および実施例において挙げた数値、構造、構成、形状、材料などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、構造、構成、形状、材料などを用いてもよい。
また、必要に応じて、上述の実施の形態による発光ダイオードにおいて、従来公知の金属からなる保護膜(カバーメタル)を併用してもよい。こうすることで、発光ダイオードの信頼性のより一層の向上を図ることができる。
11…半導体層、12…Ni超薄膜、13…Ag電極、14…接続用金属膜、15…下配線

Claims (14)

  1. 発光素子構造を形成する半導体層に接して、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜を形成する工程と、
    上記ニッケル薄膜上に銀電極を形成する工程と
    を有する半導体発光素子の製造方法。
  2. 上記ニッケル薄膜の厚さが2nm以下である請求項1記載の半導体発光素子の製造方法。
  3. 上記ニッケル薄膜の厚さが1nm以下である請求項2記載の半導体発光素子の製造方法。
  4. 上記半導体層は窒化物系III−V族化合物半導体層である請求項1記載の半導体発光素子の製造方法。
  5. 上記半導体層はn型半導体層、活性層およびp型半導体層を含み、上記p型半導体層に接して上記ニッケル薄膜を形成する請求項1記載の半導体発光素子の製造方法。
  6. 上記半導体発光素子は発光ダイオードである請求項1記載の半導体発光素子の製造方法。
  7. 発光素子構造を形成する半導体層と、
    上記半導体層に接した、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜と、
    上記ニッケル薄膜上の銀電極と
    を有する半導体発光素子。
  8. 上記ニッケル薄膜の厚さが2nm以下である請求項7記載の半導体発光素子。
  9. 上記ニッケル薄膜の厚さが1nm以下である請求項8記載の半導体発光素子。
  10. 上記半導体層は窒化物系III−V族化合物半導体層である請求項7記載の半導体発光素子。
  11. 上記半導体層はn型半導体層、活性層およびp型半導体層を含み、上記p型半導体層に接して上記ニッケル薄膜が形成されている請求項7記載の半導体発光素子。
  12. 上記半導体発光素子は発光ダイオードである請求項7記載の半導体発光素子。
  13. 素子構造を形成する半導体層に接して、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜を形成する工程と、
    上記ニッケル薄膜上に銀電極を形成する工程と
    を有する半導体素子の製造方法。
  14. 素子構造を形成する半導体層と、
    上記半導体層に接した、厚さが10nm以下で1原子層以上のニッケル薄膜と、
    上記ニッケル薄膜上の銀電極と
    を有する半導体素子。
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