JP2010266762A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の駆動源を必要としないと共に、シャッタを開閉する機構がシンプルで、シャッタの開閉動作に時間を要せず、故障やコストアップの要因を抑制することができるセンサの保護用のシャッタを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト61に一次転写されたトナー像が二次転写される記録媒体を、正回転することにより、二次転写される位置へ搬送する媒体搬送ローラ13と、中間転写ベルト61のトナー像を検査対象とするセンサ51に対して、シャッタ閉状態ではセンサ51を中間転写ベルト61に対して遮蔽し、シャッタ開状態ではセンサ51を中間転写ベルト61に対して露出するシャッタ40と、を備えた画像形成装置を、該シャッタ40が、媒体搬送ローラ13が逆回転することにより、該逆回転の逆回転力の伝達を受けてシャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行するようにして構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像が二次転写される記録媒体を、二次転写される位置へ搬送する搬送ローラと、中間転写ベルトのトナー像を検査対象とするセンサの保護用のシャッタを備えた画像形成装置に関する。
近年、カラー複写機やカラープリンタ等、多色画像形成を可能とした電子写真方式の画像形成装置が、開発されている。例えば、各色毎の感光体ドラム等の潜像担持体上に、各色毎のトナー像を形成し、その各色毎のトナー像を、中間転写体である中間転写ベルトに順次重ね合わせ、一次転写して多色画像を形成した後、その多色画像を、搬送ローラで搬送される記録用紙に二次転写すると共に、定着して画像形成を行う中間転写方式のカラー画像形成装置がよく知られている。
この中間転写方式のカラー画像形成装置では、中間転写ベルト上に形成される多色画像が色ずれを起こさないようにするために、自動レジスト調整が行われる。この自動レジスト調整では、各色毎の感光体ドラムから一次転写される画像の各色間のずれの有無をチェックする。
このずれの有無をチェックするために、中間転写ベルト上に形成された検査用基準パターンを示すトナー像であるレジストマークを検知する必要があり、この検知に、通常、反射式の光学センサが用いられる。この自動レジスト調整は、画像形成装置が本来の画像形成動作を行っていないときに行われる。
これに対して、画像形成装置が本来の画像形成動作を行っているときには、中間転写ベルト上では、トナー像が形成されては除去されるサイクルが頻繁に繰返される。そのため、画像形成装置が本来の画像形成動作を行っているときに、上記の反射式の光学センサにトナーが飛散して、この光学センサの検知面が汚れるおそれがある。或いは、二次転写する記録用紙の紙粉等が反射式の光学センサの検知面に付着して汚れるおそれがある。
そこで、上記の反射式の光学センサに、シャッタを備えて、上記の反射式の光学センサを使用しないときは、このシャッタを閉じることにより、上記の反射式の光学センサが汚れるのを防止する方式が採用されている。
このシャッタの開閉の制御は、ソレノイド等を用いることにより、行うことができる。そのほか、画像形成装置における他の動作に連動させて行う方法も、提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、中間転写方式の画像形成装置において、検査用基準パターンを示すトナー像であるレジストマークを検知する反射式の光学センサにシャッタを備えると共に、このシャッタの開閉動作を、二次転写機能を備えた二次転写ユニットの中間転写ベルトに対する離接動作に連動させた構成が、記載されている。
この特許文献1に記載の構成では、二次転写ユニットが中間転写ベルトから離接すると同時に、反射式の光学センサに備えられたシャッタが開いて、この反射式の光学センサにより、中間転写ベルト上の検査用基準パターンを示すトナー像であるレジストマークの検知が行われる。この特許文献1に記載の構成では、シャッタの開閉を行うための新たな駆動源を必要としないという利点がある。
特開2006−3399号公報
ところで、シャッタの開閉の制御に、ソレノイド等を用いる構成では、シャッタの開閉を行うために、新たにソレノイド等を設置する必要がある。また、特許文献1に記載の構成では、シャッタの開閉を行うための専用の駆動源を必要としないという利点はある。
しかし、特許文献1に記載の構成では、二次転写ユニットは光学センサの保護用のシャッタに比べると重量が大きいことから、二次転写ユニットを離接動作させるには、時間を要する。また、二次転写ユニットが中間転写ベルトから離接する動作と、シャッタを開閉する動作とを連動させる必要があることから、機構が複雑となり、故障やコストアップの要因となる。
そこで、この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、中間転写ベルトのトナー像を検査対象とするセンサの保護用のシャッタを開閉するのに、専用の駆動源を必要としないと共に、シャッタを開閉する機構がシンプルで、シャッタの開閉動作に時間を要せず、故障やコストアップの要因を抑制することができるセンサの保護用のシャッタを備えた画像形成装置を、提供しようとするものである。
本発明の画像形成装置は、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像が二次転写される記録媒体を、正回転することにより、二次転写される位置へ搬送する媒体搬送ローラと、中間転写ベルトのトナー像を検査対象とするセンサに対して、シャッタ閉状態ではセンサを中間転写ベルトに対して遮蔽し、シャッタ開状態ではセンサを中間転写ベルトに対して露出するシャッタと、を備えた画像形成装置である。
この画像形成装置では、上記のシャッタは、媒体搬送ローラが逆回転することにより、該逆回転の逆回転力の伝達を受けてシャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行することを特徴としている。
そのため、上記の画像形成装置によれば、中間転写ベルトのトナー像を検査対象とするセンサの保護用のシャッタを開閉するのに、専用の駆動源を不用とすることができる。また、シャッタの開閉動作を、二次転写ユニットの中間転写ベルトに対する離接動作に連動させる必要もない。
従って、シャッタを開閉する機構をシンプルにすることができ、シャッタの開閉動作に時間を要せず、従って、画像形成装置における故障やコストアップの要因を抑制することができる。
上記の画像形成装置において、センサ、及び、シャッタを、二次転写が行われる位置の近傍で、且つ、中間転写ベルトの回転方向に対して、二次転写が行われる位置よりも上流側に配設するのが好適である。
上記の画像形成装置では、一般的に、トナー像を記録媒体に二次転写するのに、二次転写ユニットが用いられる。この二次転写ユニットには、通常、二次転写ローラが備えられており、この二次転写ローラと上記の中間転写ベルトとの接触部として形成されるニップ部が、上記の二次転写される位置に相当する。
そこで、ニップ部、即ち、上記の二次転写される位置では、上記の中間転写ベルトの移動方向と、媒体搬送ローラにより二次転写される位置へ向かって搬送される記録媒体の搬送方向とは、同じとなるように、中間転写ベルトや媒体搬送ローラが配設される。
そうすると、記録媒体を二次転写される位置に搬送する媒体搬送ローラは、記録媒体の搬送方向に対して手前側に位置することになり、この媒体搬送ローラの逆回転力の伝達を受けて動作するシャッタ、及びこのシャッタの保護の対象であるセンサの配設位置は、記録媒体の搬送方向に対して手前側の位置、即ち、中間転写ベルトの回転方向に対して、二次転写される位置よりも手前の位置とするのが合理的である。
このようにすることにより、次の利点がある。仮に、センサ、及び、シャッタの配設位置を、中間転写ベルトの回転方向に対して、二次転写される位置よりも奥の位置とすると、センサが検査対象とする中間転写ベルトのトナー像は、二次転写ユニットの二次転写ローラを通過した後の状態になる。
そこで、この二次転写ローラの転写動作によって、中間転写ベルトのトナー像は中間転写ベルトから剥離される。そのため、トナー像の二次転写ローラによる中間転写ベルトからの剥離を防止するために、二次転写ユニットを中間転写ベルトから離間させる必要がある。
これに対して、センサ、及び、シャッタの配設位置が、上記の画像形成装置におけるように、中間転写ベルトの回転方向に対して、二次転写される位置よりも手前の位置とすると、センサが検査対象とする中間転写ベルトのトナー像は、二次転写ユニットの二次転写ローラを通過する前の状態である。
そこで、この二次転写ローラの転写動作によって、中間転写ベルトのトナー像が中間転写ベルトから剥離されることはない。そのため、センサは剥離されていない状態のトナー像を検査することができる。従って、トナー像の検査を、中間転写ベルトから二次転写ユニットを離間させなくても、行うことができる。
また、上記の画像形成装置において、シャッタを次のように構成するのが好適である。即ち、シャッタを、シャッタ取付片、シャッタ扉片、回動手段、及び、付勢部材で構成する。
この内、シャッタ取付片は、該シャッタ取付片の基端部に備えられた回動軸を支点として該回動軸の回動により回動可能であるように構成する。シャッタ扉片は、上記のシャッタ取付片の先端部に設ける。このシャッタ扉片は、シャッタ閉状態ではセンサを遮蔽する位置にあり、シャッタ開状態ではセンサを露出する位置にあるように構成する。
回動手段は、媒体搬送ローラから逆回転力の伝達を受けて、回動軸を回動する手段である。そして、付勢部材は、シャッタ扉片がセンサを中間転写ベルトに対して遮蔽する位置に向かうように、シャッタ取付片を付勢するようにして構成する。
上記の画像形成装置によれば、シャッタを開閉する機構をシンプルにすることができ、シャッタの開閉動作に時間を要せず、従って、画像形成装置における故障やコストアップの要因を抑制することができる。
また、上記のシャッタの回動手段を、次のように構成するのが好適である。即ち、このシャッタの回動手段を、媒体搬送ローラに備えられて該媒体搬送ローラが逆回転時に該媒体搬送ローラと一体で逆回転するワンウエイギアと、シャッタ取付片の回動軸に固定されて上記のワンウエイギアと螺合する回動ギアと、で構成するのである。
このようにすることにより、シャッタを開閉する機構を、さらにシンプルにすることができ、シャッタの開閉動作に時間を要せず、従って、画像形成装置における故障やコストアップの要因を抑制することができる。
また、上記の画像形成装置において、次のようにするのが好適である。即ち、媒体搬送ローラを、正逆回転、及び、停止拘束が可能なモータで駆動する。そうすることで、シャッタを次のように動作させることができる。
即ち、媒体搬送ローラが逆回転することで、シャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行し、媒体搬送ローラが停止拘束状態になることで、シャッタ開状態を維持し、そして、媒体搬送ローラが逆回転または停止拘束状態のいずれでもない状態になることで、付勢によりシャッタ閉状態に戻って該シャッタ閉状態を維持するのである。
上記のようにすることにより、シャッタの開閉を確実に行うことができ、シャッタの開閉動作に時間を要せず、従って、画像形成装置における故障やコストアップの要因を抑制することができる。
また、上記の画像形成装置において、媒体搬送ローラを、次のようにするのが好適である。即ち、媒体搬送ローラを、モータにより、逆回転時における回転角度の駆動制御が可能となるようにする。
そして、この媒体搬送ローラの逆回転時に、シャッタがシャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行するのに必要な回動角度だけシャッタの回動軸が回動するように、この媒体搬送ローラを駆動制御するのである。
このようにすることにより、シャッタの開閉動作に時間を要しないようにすることができる。
また、上記の画像形成装置において、センサは、反射型の光学センサで構成するのが一般的である。また、このセンサは、中間転写ベルトに近接して配設するのが好適である。或いは、通常、センサの検査対象であるトナー像は、検査用基準パターンを示したレジストマークである。
本発明によれば、中間転写ベルトに一次転写されたトナー像が二次転写される記録媒体を、二次転写される位置へ搬送する媒体搬送ローラと、中間転写ベルトのトナー像を検査対象とするセンサの保護用のシャッタを備えた画像形成装置において、このシャッタを、媒体搬送ローラが逆回転することにより、シャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行することができる。
そのため、中間転写ベルトのトナー像を検査対象とするセンサの保護用のシャッタを開閉するのに、専用の駆動源を不用とすることができる。また、シャッタの開閉動作を、二次転写ユニットの中間転写ベルトに対する離接動作に連動させる必要もない。
従って、シャッタを開閉する機構をシンプルにすることができ、シャッタの開閉動作に時間を要せず、従って、画像形成装置における故障やコストアップの要因を抑制することができる。
実施の形態における画像形成装置の構成を示した構成図である。 実施の形態における画像形成装置の中間転写ベルトユニットの周辺構造を示した構成図である。 実施の形態における画像形成装置のシャッタ閉状態におけるシャッタ及びその周辺を拡大した拡大図である。 実施の形態における画像形成装置のシャッタ開状態におけるシャッタ及びその周辺を拡大した拡大図である。 実施の形態における画像形成装置のシャッタと光学センサとの関係を示した(a)はシャッタ閉状態における説明図、(b)はシャッタ開状態における説明図である。
次に、本発明の実施の形態における画像形成装置について、図面に基づき詳細に説明する。図1は、この画像形成装置の構成を示した構成図である。図1において、本実施形態の画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成する装置である。この画像形成装置100は、装置本体110と、この装置本体110の上に設けられた自動原稿処理装置120とにより構成されている。
自動原稿処理装置120は、原稿載置台92、及び、照光ユニット90を備えており、この原稿載置台92は、透明ガラスで構成され、装置本体110の上部に設けられている。また、照光ユニット90は、原稿の読取を行うための光を提供する機能を備えている。
この自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する機能を備えている。また、この原稿処理装置120は、矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより、原稿を手動で載置することができる。
画像形成装置100における装置本体110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ユニット6、二次転写ユニット10、定着ユニット7、給紙カセット81、及び、排紙トレイ91等で構成されている。
上記の画像形成装置100で扱われる画像データは、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像データである。従って、上記の構成要素の内、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、及び、クリーナユニット4は、これらの各色に応じた4種類の潜像を形成するために、それぞれ4個ずつ用いられており、これらにより、ブラック、シアン、マゼンタ、及び、イエローの4つの画像ステーションが構成されている。
感光体ドラム3は、回転するドラムで構成され、その円周表面に、以下に述べるようにして静電潜像が形成される。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられる場合もある。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。この露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズや、ミラー等の光学要素で構成されている。
また、露光ユニット1としては、このほか、発光素子をアレイ状に並べた、例えば、ELやLED書込みヘッドを用いるようにしてもよい。この露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を備えている。
現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を、4色(Y、M、C、K)のトナーにより顕像化する機能を備えている。またクリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する機能を備えている。
中間転写ユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び、中間転写補助ローラ64aで構成されている。これらの内、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び、中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させるのに用いられる。また、各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える機能を備えている。
上記の中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、この中間転写ベルト61は、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を、中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上に、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。このような機能を備えた中間転写ベルト61は、例えば、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて、無端状に形成されている。
上記の中間転写ユニット6において、感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために、高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
この中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して、均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では、転写電極としてローラ形状の転写電極を使用しているが、そのほか、ブラシ等を用いるようにしてもよい。
上記のようにして、各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化されて形成されたトナー像は、中間転写ベルト61で積層される。このようにして積層されたトナー像は、中間転写ベルト61の回転によって、二次転写ユニット10へ搬送されて、記録用紙上に転写される。
二次転写ユニット10は、二次転写ローラ10aを備えており、この二次転写ローラ10aによって、中間転写ベルト61上に形成されたトナー像が記録用紙上に転写される。この際、中間転写ベルト61と転写ローラ10は、これらの中間転写ベルト61と転写ローラ10とが接して形成されるニップで圧接されると共に、転写ローラ10には、トナーを記録用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。
上記の二次転写ユニット10において、上記のニップを定常的に得るために、転写ローラ10、または、上記の中間転写ベルト駆動ローラ62のいずれか一方が、硬質材料(金属等)で形成されると共に、他方が、弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)で形成される。
また、上記の中間転写ユニット6において、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、または、転写ローラ10によっては記録用紙上に転写されず、中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程で、トナーの混色を発生させる原因となる。
そこで、中間転写ベルト61上に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収される。この中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触してこの中間転写ベルト61をクリーニングするクリーニング部材が備えられている。
このクリーニング部材としては、例えば、クリーニングブレードが用いられる。このクリーニングブレードは、上述したように中間転写ベルト61に接触してこの中間転写ベルト61をクリーニングする。また、このクリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61の部分の裏側は、中間転写ベルト従動ローラ63により支持されている。
定着ユニット7は、定着ローラ71、及び、加圧ローラ72を備えている。この定着ユニット7は、記録用紙上に形成された未定着トナー像を、加熱溶融して固着させることで、記録用紙上に定着させる機能を備えている。この定着ユニット7では、定着ローラ71、及び、加圧ローラ72が記録用紙を挟んで回転して、この記録用紙を、図1に示すように、搬送ローラ12bへ向けて搬送する。
給紙カセット81は、画像形成に使用する記録用紙を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体110の露光ユニット1の下側に設けられている。また、手動により給紙を行う手差し給紙カセット82を用いることもできる。また、装置本体110の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みの記録用紙をフェイスダウンで集積するためのトレイである。
また、装置本体110には、給紙カセット81、及び、手差し給紙カセット82から給紙された記録用紙を、上述した二次転写ユニット10の二次転写ローラ10aや定着ユニット7を経由して排紙トレイ91に搬送するための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。
また、給紙カセット81、或いは、手差し給紙カセット82から、排紙トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d、PSローラ13、PS補助ローラ13a、二次転写ローラ10a、及び、定着ユニット7等が備えられている。この内の、PSローラ13が、前述した媒体搬送ローラに相当する。
PSローラ13、PS補助ローラ13a、及び、搬送ローラ12a〜12dは、記録用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。
この内、PSローラ13には、記録用紙の搬送を行うためにPSローラ13を回転させる図示されていないモータが備えられており、PSローラ13が正転することにより、記録用紙が、二次転写ユニット10の二次転写ローラ10aに向かって搬送される。
PS補助ローラ13aは、PSローラ13に圧接しており、PSローラ13と1対で設けられている、このPS補助ローラ13aとPSローラ13との間を、記録用紙が通ることにより、搬送が行われる。
また、ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から記録用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する機能を備えている。同様に、ピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82から記録用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する機能を備えている。
以上が画像形成装置100の全体構成の説明であるが、次に本発明の特徴部分について説明する。図2は、本発明の特徴部分の機構構造を示しており、中間転写ベルトユニット6の周辺構造を示している。中間転写ベルトユニット6の周辺には、二次転写ユニット10、PSローラ13、PS補助ローラ13a、シャッタ40、及び、光学センサ51が配設されている。
図2において、上述したように、中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61は、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を、中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上に、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。
また、二次転写ユニット10は、中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61と接してニップ部を形成している二次転写ローラ10aを備えており、この二次転写ローラ10aによって、中間転写ベルト61上に形成されたトナー像を、記録用紙上に転写する機能を有している。
この二次転写ユニット10では、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っている状態では、上述したように、二次転写ユニット10の転写ローラ10は、中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61と圧接している圧接状態である。また、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っていない状態では、二次転写ユニット10の転写ローラ10は、中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61から離間している離間状態である。
この二次転写ユニット10は、二次転写ユニット支持軸10bを支点として回動可能であり、上記の圧接状態と離間状態間の移動は、二次転写ユニット10を、二次転写ユニット支持軸10bを支点として回動することにより行われる。
また、PSローラ13、PS補助ローラ13aは、記録用紙を、中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61と二次転写ユニット10の二次転写ローラ10aとのニップ部へ記録用紙を搬送する機能を有している。
ところで、中間転写ベルト61に一次転写されたトナー像を記録用紙に二次転写する中間転写方式のカラー画像形成装置100では、中間転写ベルト61上に形成される多色画像が色ずれを起こさないようにするために、自動レジスト調整が行われる。この自動レジスト調整では、各色毎の感光体ドラム3から一次転写される画像の各色間のずれの有無をチェックする。
このずれの有無をチェックするために、中間転写ベルト61上に形成された検査用基準パターンを示すトナー像であるレジストマークを検知する必要があり、この検知に、通常、反射式の光学センサ51が使用される。この光学センサ51は、LED51aとフォトトランジスタ51bとで構成された反射式の光学センサである(図3〜図5参照)。
また、上記の自動レジスト調整は、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っていないときに行われる。この画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っていないときは、二次転写ユニット10は、上述したように、中間転写ベルト61から離間した状態である。
これに対して、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っているときには、中間転写ベルト61上では、トナー像が形成されては除去されるサイクルが頻繁に繰返される。そのため、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っているときに、上記の反射式の光学センサ51にトナーが飛散して、この光学センサ51の検知面が汚れるおそれがある。或いは、二次転写する記録用紙の紙粉等が反射式の光学センサ51の検知面に付着して汚れるおそれがある。
そこで、上記の反射式の光学センサ51に、シャッタ40を備えて、上記の反射式の光学センサ51を使用しないときは、このシャッタ40を閉じることにより、上記の反射式の光学センサ51が汚れるのを防止している。
このシャッタ40は、PSローラ13が逆回転することにより、この逆回転力の伝達を受けることで開く仕組を用いている。そこで、次に、このシャッタ40について説明する。
図3は、図2におけるシャッタ40及びその周辺を拡大して表した拡大図であり、シャッタ40が閉じている状態を表している。また、図4は、図2の、同じく、シャッタ40が閉じている状態を表した拡大図である。
図2〜図4において、シャッタ40、及び、このシャッタ40により保護されるセンサ51は、二次転写を行う二次転写ユニット10の近傍で、且つ、中間転写ベルト61の回転方向に対して、二次転写ユニット10の上流側に配設されている。
これは、次の理由による。即ち、上記の画像形成装置100では、中間転写ベルトユニット6の中間転写ベルト61と二次転写ユニット10の二次転写ローラ10aとのニップ部において、上記の中間転写ベルト61の移動方向と、PSローラ13によりニップ部へ向かって搬送される記録用紙の搬送方向とは、同じとなるように、中間転写ベルト61やPSローラ13が配設される。
即ち、記録用紙を二次転写ユニット10に搬送するPSローラ13は、記録用紙の搬送方向に対して二次転写ユニット10の上流側に配設され、このPSローラ13の逆回転力の伝達を受けて動作するシャッタ40、及び、このこのシャッタ40により保護されるセンサ51の配設位置は、記録用紙の搬送方向に対して、二次転写ユニット10の上流側の位置で、且つ、中間転写ベルト61の回転方向に対して、二次転写ユニット10の上流側の位置とするのが合理的であるからである。
上記のシャッタ40は、図2〜図4において、シャッタ扉片41、シャッタ取付片42、シャッタ回動軸42a、コイルバネ43、回動ギア44、回動ギア取付片45、及び、シャッタ保持ケース46で構成されている。
シャッタ40の閉状態を示した図3において、シャッタ保持ケース46は、略フ字形をしており、このフ字形の水平直線の部分に相当する垂直壁46aと、フ字形の傾斜している線の部分に相当する傾斜壁46bとを備えると共に、このフ字形の開口面が中間転写ベルト61と対面するように、中間転写ユニット6に取付けられている。
上記のシャッタ保持ケース46は、垂直壁46aが、中間転写ベルト61に対して略垂直で二次転写ユニット10に略対面するようにして、中間転写ユニット6に取付けられている。
シャッタ扉片41は、中間転写ベルト61と略平行な板状で、二次転写ユニット10と対面している端部である右端は、中間転写ベルト61と対面している垂直壁46aの上端部に、当接している。
シャッタ扉片41の左端は、中間転写ベルト61と略垂直にこの中間転写ベルト61の表面から離れる方向に伸びた形状のシャッタ取付片42の、中間転写ベルト61と対面している先端部に、結合されている。
このシャッタ取付片42の他方の端部である基端部は、L字型に二次転写ユニット10側へ屈曲した形状をしており、この屈曲した基端部の端部には、シャッタ回動軸42aが固定されている。このシャッタ回動軸42aは、回動ギア取付片45に、回動可能に支持されており、この回動ギア取付片45は、シャッタ保持ケース46の垂直壁46aの下端部寄りの内面に固定されている。
また、シャッタ保持ケース46の傾斜壁46bの端部とシャッタ取付片42との間には、シャッタ扉片41の右端が垂直壁46aの上端部に当接した状態を維持するように、シャッタ取付片42を垂直壁46a方向に押圧して付勢する、コイルバネ43が備えられている。
また、シャッタ取付片42の基端部に固定されているシャッタ回動軸42aには、回動ギア44がシャッタ回動軸42aで固定されている。従って、この回動ギア44が、図3において、半時計方向に回動すると、シャッタ回動軸42aが同様に回動して、シャッタ取付片42が二次転写ユニット10方向と反対の方向に移動して傾斜し、シャッタ扉片41の右端が、シャッタ保持ケース46の垂直壁46aの上端部から離れて、シャッタ40が開いた状態となる。
上記の回動ギア44は、PSローラ13に装着されたワンウエイギア49と螺合している。このワンウエイギア49は、PSローラ13が一方向に回転する場合のみ、PSローラ13と一体で回転する。このPSローラ13が一方向に回転する場合とは、PSローラ13が逆回転する場合である。
即ち、このワンウエイギア49は、PSローラ13が逆回転するときのみ、PSローラ13と一体で回転し、PSローラ13が正回転するときは、PSローラ13に追従せず、従って、全く回転しない。このワンウエイギア49が装着されたPSローラ13は、上述したように、記録用紙を二次転写ユニット10へ搬送するときに正回転する。
従って、記録用紙を二次転写ユニット10へ搬送する必要がないとき、即ち、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っていないときには、PSローラ13を逆回転させても問題は生じない。そこで、画像形成装置100が本来の画像形成動作を行っていないときに、PSローラ13を逆回転させることで、PSローラ13からワンウエイギア49を介して回動ギア44が逆回転力の伝達を受けて、回動ギア44が回動して、シャッタ40を開くことができる。
上記のシャッタ保持ケース46の内側には、上述した自動レジスト調整に用いられるLED51aとフォトトランジスタ51bとで構成された反射式の光学センサ51が備えられている。この光学センサ51は、センサ保持片52で支持されており、センサ保持片52は、シャッタ保持ケース46の垂直壁46aの内面に固定されている。
従って、シャッタ40が閉じた状態では、図5(a)に示すように、光学センサ51は、中間転写ベルト61に対して遮蔽され、シャッタ40が閉じた状態では、図5(b)に示すように、光学センサ51は、中間転写ベルト61に対して露出される。
上記のPSローラ13は、上述したように、図示されていないモータにより回転駆動される。このモータには、ステッピングモータが用いられる。このステッピングモータは、正逆回転、停止拘束、及び、無拘束が可能なモータである。即ち、ステッピングモータは、パルス電流を流すことにより正回転すると共に、正回転とは逆の極性のパルス電流を流すことにより、逆回転する。
また、このステッピングモータは、連続電流を流すことにより、停止した状態を維持する停止拘束状態となり、モータに電流を流さない状態にすることにより、無拘束状態となる。また、ステッピングモータは、正逆回転するときに、パルス電流のパルスの個数を変化させることにより、回転角度の制御を行うことができる。
そこで、上記のPSローラ13が、所定の回転角度、逆回転することで、上述したように、回動ギア44が、図3において、半時計方向に回動してシャッタ回動軸42aが回動し、シャッタ取付片42が移動し傾斜して、シャッタ扉片41が、垂直壁46aから離れて、シャッタ40が開いた状態となる。
そして、次に、PSローラ13が停止拘束状態となることで、回動ギア44が同じく停止拘束状態となり停止状態を継続するので、シャッタ40が開いた状態が継続される。その後、PSローラ13が、逆回転または停止拘束状態のいずれでもない状態、即ち、無拘束状態になるか、または、正回転することにより、回動ギア44の停止拘束状態が解除されるので、コイルバネ43の付勢により、シャッタ取付片42が垂直壁46a方向に押圧されて、垂直壁46a方向に移動し、シャッタ40が閉じた状態となる。
上記の画像形成装置100によれば、シャッタ40は、PSローラ13が逆回転することにより、この逆回転力の伝達を受けてシャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行することができる。
そのため、中間転写ベルト61のトナー像を検査対象とする光学センサ51の保護用のシャッタ40を開閉するのに、専用の駆動源を不用とすることができる。また、シャッタ40の開閉動作を、二次転写ユニット10の中間転写ベルト61に対する離接動作に連動させる必要もない。
また、シャッタ40は、PSローラ13が逆回転することで、シャッタ閉状態からシャッタ開状態へ移行し、PSローラ13が停止拘束状態になることで、シャッタ開状態を維持し、そして、PSローラ13が、逆回転または停止拘束状態のいずれでもない状態になることで、コイルバネ43の付勢により、シャッタ閉状態に戻ってこのシャッタ閉状態を維持することができる。
従って、シャッタ40を開閉する機構をシンプルにすることができ、シャッタ40の開閉動作に時間を要せず、従って、画像形成装置100における故障やコストアップの要因を抑制することができる。
また、上記の画像形成装置100では、光学センサ51、及び、シャッタ40は、二次転写が行われる二次転写ユニット10の近傍で、且つ、中間転写ベルト61の回転方向に対して、二次転写ユニット10よりも手前に配設されている。
そのため、光学センサ51が検査対象とする中間転写ベルト61のトナー像は、二次転写ユニット10の二次転写ローラ10aを通過する前の状態である。そこで、この二次転写ローラ10aの転写動作によって、中間転写ベルト61のトナー像がこの中間転写ベルト61から剥離されることはない。
そのため、光学センサ51は剥離されていない状態のトナー像を検査することができる。従って、二次転写ユニット10を中間転写ベルト61から離間させなくても、光学センサ51は剥離されていない状態のトナー像を検査することができる。
1 露光ユニット
2 現像器
3 感光体ドラム
4 クリーナユニット
5 帯電器
6 中間転写ユニット
7 定着ユニット
10 二次転写ユニット
10a 二次転写ローラ
10b 二次転写ユニット支持軸
11a,11b ピックアップローラ、
12a〜12d 搬送ローラ
13 PSローラ
13a PS補助ローラ
40 シャッタ
41 シャッタ扉片
42 シャッタ取付片
42a シャッタ回動軸
43 コイルバネ
44 回動ギア
45 回動ギア取付片
46 シャッタ保持ケース
46a 垂直壁
46b 傾斜壁
49 ワンウエイギア
51 光学センサ
51a LED
51b フォトトランジスタ
52 センサ保持片
61 中間転写ベルト
62 中間転写ベルト駆動ローラ
63 中間転写ベルト従動ローラ
64 中間転写ローラ
64a 中間転写補助ローラ
65 中間転写ベルトクリーニングユニット
71 定着ローラ
72 加圧ローラ
81 給紙カセット
82 手差し給紙カセット
90 照光ユニット
91 排紙トレイ
92 原稿載置台
100 画像形成装置
110 装置本体
120 自動原稿処理装置

Claims (9)

  1. 中間転写ベルトに一次転写されたトナー像が二次転写される記録媒体を、正回転することにより、前記二次転写される位置へ搬送する媒体搬送ローラと、
    前記中間転写ベルトの前記トナー像を検査対象とするセンサに対して、シャッタ閉状態では前記センサを前記中間転写ベルトに対して遮蔽し、シャッタ開状態では前記センサを前記中間転写ベルトに対して露出するシャッタと、を備えた画像形成装置であって、
    該シャッタは、前記媒体搬送ローラが逆回転することにより、該逆回転の逆回転力の伝達を受けて、前記シャッタ閉状態から前記シャッタ開状態へ移行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記センサ、及び、前記シャッタは、前記二次転写が行われる前記位置の近傍で、且つ、前記中間転写ベルトの回転方向に対して、前記二次転写が行われる前記位置よりも上流側に配設されている画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記シャッタは、
    基端部に備えられた回動軸を支点として該回動軸の回動により回動可能であるシャッタ取付片と、
    該シャッタ取付片の先端部に設けられており、前記シャッタ閉状態では前記センサを前記遮蔽する位置にあり、前記シャッタ開状態では前記センサを前記露出する位置にあるシャッタ扉片と、
    前記媒体搬送ローラから前記逆回転力の伝達を受けて、前記回動軸を回動する回動手段と、
    前記シャッタ扉片が前記センサを前記中間転写ベルトに対して遮蔽する位置に向かうように、前記シャッタ取付片を付勢する付勢部材と、を備えている画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記シャッタの前記回動手段は、
    前記媒体搬送ローラに備えられて該媒体搬送ローラが前記逆回転時に該媒体搬送ローラと一体で前記逆回転するワンウエイギアと、
    前記シャッタ取付片の前記回動軸に固定されて前記ワンウエイギアと螺合する回動ギアと、で構成されている画像形成装置。
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記媒体搬送ローラは、正逆回転、及び、停止拘束が可能なモータで駆動され、
    前記シャッタは、
    前記媒体搬送ローラが逆回転することで、前記シャッタ閉状態から前記シャッタ開状態へ移行し、
    前記媒体搬送ローラが停止拘束状態になることで、前記シャッタ開状態を維持し、
    前記媒体搬送ローラが前記逆回転または前記停止拘束状態のいずれでもない状態になることで、前記付勢により前記シャッタ閉状態に戻って該シャッタ閉状態を維持する画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記媒体搬送ローラは、
    前記モータにより、前記逆回転時における回転角度の駆動制御が可能であり、
    前記逆回転時に、前記シャッタが前記シャッタ閉状態から前記シャッタ開状態へ移行するのに必要な回動角度だけ前記シャッタの前記回動軸が回動するように、前記駆動制御される画像形成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記センサは、反射型の光学センサで構成されている画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記センサは、前記中間転写ベルトに近接して配設されている画像形成装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載の画像形成装置において、
    前記センサの前記検査対象である前記トナー像は、検査用基準パターンを示したレジストマークである画像形成装置。
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