JP2006243109A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジャム等の発生時に記録媒体を容易に除去することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置は、記録用紙Sを載置して搬送する搬送ベルト12と、当該画像形成装置に対して着脱可能に構成され、トナーによって形成された像を担持する感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを含む画像形成部13B,13Y,13M,13Cと、記録用紙Sの搬送状態を検出する走行系センサー100,101,102,103と、これら走行系センサー100,101,102,103の検出結果に基づいて記録用紙Sの搬送不良が判断されるのに応じて、搬送ベルト12に接触していた感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを、搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる昇降リンクレバー106とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の記録媒体にトナーを定着して画像を形成する画像形成装置に関する。
従来から、所定の記録媒体にトナーを定着して画像を形成する電子写真記録方式の画像形成装置が知られている。かかる画像形成装置は、静電潜像担持体としての感光体の帯電及び露光、当該感光体上に形成された静電潜像のトナーによる現像、得られたトナー画像の記録媒体上への転写、当該記録媒体上のトナー画像の定着といったプロセスを経ることにより、画像形成を行うものである。
近年、この種の画像形成装置のうち、複数の感光体上のそれぞれに異なる色のトナー像を形成し、ベルト搬送装置によって搬送された記録媒体上に順次重ねて転写していくいわゆるタンデム式のカラー画像形成装置が開発されている(例えば、特許文献1等参照。)。
特開2000−81802号公報
具体的には、この特許文献1には、複数の像担持体上のそれぞれに画像を形成し、この画像を転写材上に転写して画像形成するために、転写材を搬送する転写材担持体が、像担持体と離間させる手段を有し、像担持体及び転写材担持体のそれぞれの清掃手段を備えた画像形成装置が開示されている。特に、この画像形成装置は、像担持体と転写材担持体とを離間させ、それぞれの清掃手段の清掃動作を時間的に重ねて行うとともに清掃動作を開始する時間又は停止する時間の少なくとも一方が異なるように制御するものである。これにより、この画像形成装置においては、像担持体及び転写材担持体並びに清掃手段の摩耗を軽減して長寿命化を図り、現像剤の消耗も少なくしてコストダウンを図ることができるとしている。
ところで、上述した特許文献1に記載された画像形成装置においては、複数の感光体とベルト搬送装置とによって記録媒体を挟む構造とされていることから、画像形成中に搬送不良が生じてジャムが発生すると、記録媒体を除去するのが困難となる事態を招来していた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、ジャム等の発生時に記録媒体を容易に除去することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる画像形成装置は、所定の記録媒体に現像剤を定着して画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体を載置して搬送するベルト搬送手段と、当該画像形成装置に対して着脱可能に構成され、前記現像剤によって形成された像を担持する像担持体を含む画像形成手段と、前記記録媒体の搬送状態を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体の搬送不良を判断する制御手段と、前記制御手段によって前記記録媒体の搬送不良が判断されるのに応じて、前記ベルト搬送手段に接触していた前記像担持体を、前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させる移動手段とを備えることを特徴としている。
このような本発明にかかる画像形成装置においては、記録媒体の搬送不良が判断されるのに応じて、像担持体をベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させることから、像担持体とベルト搬送手段とによって記録媒体を挟み込むことがなくなる。
このとき、前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体の搬送不良を判断すると、時間をおかずに前記像担持体を前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させるように前記移動手段を制御するのが望ましい。これにより、本発明にかかる画像形成装置においては、長時間の放置によって変質した現像剤が像担持体の表面に固着するのを防止することができる。
また、本発明にかかる画像形成装置においては、前記像担持体を含む前記画像形成手段が複数設けられている場合には、前記移動手段は、第1の位置にて、複数の前記像担持体のうち一部の像担持体を選択的に前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させ、第2の位置にて、複数の前記像担持体の全てを前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させるのが望ましい。これにより、本発明にかかる画像形成装置においては、印刷モード等の用途に応じて、複数の画像形成手段のうち必要な画像形成手段を容易に選択することができる。
さらに、前記移動手段は、当該画像形成装置の筐体を構成するカバーを開放するのに応じて、前記像担持体を前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させるようにしてもよい。これにより、本発明にかかる画像形成装置においては、像担持体とベルト搬送手段とによって記録媒体を挟み込むことがなくなるのに加え、高価な電気部品であるモータを用いる必要がなく安価なギヤ構成のみで実現することができ、低価格化を図ることができる。
さらにまた、本発明にかかる画像形成装置は、前記像担持体を前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離すように移動させる場合には、前記画像形成手段が有する前記像担持体の表面電荷を放電するための放電体を前記像担持体の表面に接触させ、前記像担持体を前記ベルト搬送手段に接触させる場合には、前記放電体を前記像担持体の表面から離れる方向に移動させる放電体移動手段を備えてもよい。
このように、本発明にかかる画像形成装置においては、表面電荷が蓄積した状態の像担持体をベルト搬送手段から離す方向へと移動させる際に、当該像担持体の表面電荷が直接フレームグラウンドと同等レベルの導電体に飛ばないように、放電体を像担持体の表面に接触させることにより、放電ショックを引き起こさずに除電することができ、像担持体の損傷を防止することができる。
本発明においては、記録媒体の搬送不良時に、像担持体とベルト搬送手段とによって当該記録媒体を挟み込むことがなくなることから、当該記録媒体を容易に除去することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態は、所定の記録媒体に現像剤としてのトナーを定着して画像を形成する電子写真記録方式の画像形成装置である。特に、この画像形成装置は、複数の感光体上のそれぞれに異なる色のトナー像を形成し、ベルト搬送装置によって搬送された記録媒体上に順次重ねて転写していくいわゆるタンデム式のカラー画像形成装置である。
まず、第1の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。
画像形成装置は、図1に示すように、画像が記録されていない記録媒体としての記録用紙Sを収納する用紙収納部11を備える。用紙収納部11に格納された記録用紙Sは、当該画像形成装置のフロント部に配設されているレジストローラが回転することによって当該用紙収納部11から給紙され、媒体搬送経路に配設された給紙ローラの回転に応じて、図示しないモータによって印刷速度に応じた回転速度で回転する搬送ベルト12上へと搬送されて載置される。
また、画像形成装置は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のそれぞれに対応する4つの画像形成部13B,13Y,13M,13Cがこの順序で記録用紙Sの給紙側から排紙側へと並設されている。これら画像形成部13B,13Y,13M,13Cは、当該画像形成装置に対して着脱可能に構成され、搬送ベルト12上に載置された記録用紙Sに対して、各色のトナーを用いた画像形成を行う。なお、これら画像形成部13B,13Y,13M,13Cは、互いに同一の構成とされる。したがって、ここでは、イエロー用の画像形成部13Yの構成について代表して説明する。
画像形成部13Yは、同図中矢印aで示す方向へと回転する静電潜像担持体としての感光体ドラム14Yと、この感光体ドラム14Yの表面を帯電させる帯電ローラ15Yと、入力された画像データに基づいて感光体ドラム14Yを露光するLED(Light Emitting Diode)ヘッド16Yと、感光体ドラム14Y上に形成された静電潜像のトナーによる現像を行う現像部と、得られたトナー画像を記録用紙S上に転写する転写ローラ17Yとを備える。
現像部は、半導体ゴム材等から構成される現像ローラ18Yと、この現像ローラ18Yに摺接された現像ブレード19Yと、適量のトナーを現像ブレード19Yに搬送するスポンジローラ20Yと、トナーを格納するトナータンク21Yとから構成される。このような画像形成部13Yを構成する各ローラは、それぞれ、図示しないモータによって回転駆動される。このような現像部において、トナータンク21Yから供給されたトナーは、スポンジローラ20Yを介して現像ブレード19Yに到達し、さらに、この現像ブレード19Yを介して現像ローラ18Yにおける円周上に薄層化され、感光体ドラム14Yとの接触面に到達する。このとき、トナーは、薄層形成時に現像ローラ18Yと現像ブレード19Yとによって強く擦られて摩擦帯電する。ここでは、トナーは、負極性に帯電するものとする。このような現像部においては、トナーが消耗した場合には、トナータンク21Yを交換することにより、新たなトナーを補給することができる。
また、画像形成部13Yは、クリーニングブレード22Yを備え、このクリーニングブレード22Yを用いて感光体ドラム14Yの表面に残留するトナーを削り落とし、スクリューシャフト23Yによって印刷機構の外部に設けられた図示しない廃トナーボックスへと排出するように構成される。
このような画像形成部13Yは、感光体ドラム14Y上に静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーによって現像してトナー画像とする。この画像形成部13Yによって現像された感光体ドラム14Y上のトナー画像は、転写ローラ17Yによって記録用紙S上に転写される。画像形成装置においては、このような構成からなる4つの画像形成部13B,13Y,13M,13Cにより、記録用紙S上に順次各色の画像形成を行い、4色のカラー画像を形成する。
さらに、画像形成装置は、このような画像形成部13B,13Y,13M,13Cの下流に、加熱されたローラ24,25を有する定着器26を備える。この定着器26は、熱と圧力とによって記録用紙S上のトナー画像を定着させる。画像形成装置においては、このような定着器26によって記録用紙S上に画像を定着させると、図示しないローラの回転に応じて当該記録用紙Sを搬送して外部へと排紙させ、スタッカ上に積載させる。
さらにまた、画像形成装置は、記録用紙Sの搬送方向上流側から下流側へかけて、記録用紙Sの搬送状態を検出する4つの走行系センサー100,101,102,103を備える。走行系センサー100は、レジストローラ近傍に設けられ、用紙収納部11から給紙された記録用紙Sがレジスト位置に到達したか否かを検出する。また、走行系センサー101は、給紙ローラ近傍に設けられ、記録用紙Sが当該給紙ローラに到達したか否かを検出する。さらに、走行系センサー102は、搬送ベルト12の上流側に設けられ、記録用紙Sが当該搬送ベルト12の上流側に到達したか否かを検出する。さらにまた、走行系センサー103は、定着器26の下流側に設けられ、記録用紙Sの先端が当該定着器26を通過したか否かを検出する。
画像形成装置においては、図2に示すように、これら4つの走行系センサー100,101,102,103の出力を、CPU(Central Processing Unit)等から構成される制御部104によってモニタする。画像形成装置においては、これら4つの走行系センサー100,101,102,103の検出結果に応じて、制御部104から異なる出力信号を出力する。
また、画像形成装置は、制御部104の制御のもとに、モータ105を駆動し、図1に示した画像形成部13B,13Y,13M,13Cを上方向に上昇させることによって感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる昇降リンクレバー106を駆動するように構成される。すなわち、画像形成装置においては、図3(a)に示すように、通常時は、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cのそれぞれの回転軸を、凹凸状の断面形状を有する昇降リンクレバー106における凹部に位置させることにより、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cとこれら感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cのそれぞれに対向して設けられる転写ローラ17B,17Y,17M,17Cとが搬送ベルト12に接触するように、画像形成部13B,13Y,13M,13Cが配設されている。これに対して、画像形成装置は、制御部104の制御のもとに、モータ105を介してアイドルギヤ107を駆動させ、さらに、このアイドルギヤ107を介して昇降リンクレバー106と一体的に形成されているギヤ部108を駆動させることにより、図3(b)に示すように、昇降リンクレバー106を水平方向に移動させ、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cのそれぞれの回転軸を、当該昇降リンクレバー106における凸部に位置させることにより、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる動作を選択することが可能に構成される。
さて、このような画像形成装置においては、記録用紙Sのジャムが発生しない正常な状態での連続動作を行う場合には、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cの帯電及び露光、当該感光体ドラム14B,14Y,14M,14C上に形成された静電潜像のトナーによる現像、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cと転写ローラ17B,17Y,17M,17Cとによるトナー画像の記録用紙S上への転写、定着器26による当該記録用紙S上のトナー画像の定着といったプロセスを、各色毎に繰り返し行うことにより、画像形成動作を行う。これに対して、画像形成装置においては、記録用紙Sの状態や媒体搬送経路の状態、その他様々な要因により、画像形成動作中に当該記録用紙Sのジャムが発生してしまった場合には、以下のような動作を行うことにより、記録用紙Sの除去操作を補助する。
図4に、正常な連続画像形成動作を行っている場合における走行系センサー100,101,102,103の出力波形を示す。すなわち、これら走行系センサー100,101,102,103は、それぞれ、記録用紙Sの存在を検出して紙有り状態となっている場合には、所定時間t2の間だけハイレベルの信号を出力し、記録用紙Sの存在を検出しておらず紙無し状態となっている場合にはローレベルの信号を出力するといったように、記録用紙Sの有無に応じた2値データを、印刷速度に応じた所定の時間間隔t1で出力する。画像形成装置においては、このような走行系センサー100,101,102,103から出力される2値データを制御部104によってモニタする。
また、図5に、3枚の記録用紙が連続して構成される印刷物の2枚目の記録用紙Sが、給紙不良により、用紙収納部11から給紙されなかった場合における走行系センサー100,101,102,103の出力波形を示す。正常な状態時における走行系センサー100,101,102,103の出力波形は、図4に示したように、紙無しのインターバル時間がt1とされるが、画像形成装置においては、図5に示すように、この時間t1に所定のマージンΔt3を加えた時間を経過しても、走行系センサー100の出力がハイレベルとならない場合には、制御部104の制御のもとに、用紙収納部11からレジスト位置までの間においてジャムが発生したものと判断する。画像形成装置においては、ジャムが発生したものと判断すると、図6に示すように、制御部104の制御のもとに、直ちに駆動系を停止させた上で、図3(b)に示したように、モータ105を介して昇降リンクレバー106を駆動させ、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる。
そして、画像形成装置においては、図7に示すように、当該画像形成装置の筐体を構成するトップカバー30を開放して内部を視認可能とした状態で、ジャムが発生した場所までユーザの手が容易に届く程度まで、上述したように当該画像形成装置に対して着脱可能に構成される画像形成部13B,13Y,13M,13Cのうち、必要最小数の画像形成部を取り外し、同図中矢印bで示す方向へと記録用紙Sを除去することが可能となる。
ここで、画像形成装置においては、画像形成部13B,13Y,13M,13Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離すのにともない、取り外されていない画像形成部13における感光体ドラム14と、これに対向して設けられる転写ローラ17とが、所定距離だけ離れた位置に配設された状態とされる。したがって、画像形成装置においては、感光体ドラム14と転写ローラ17とによって記録用紙Sを挟み込むことがなく、当該記録用紙Sを除去する際の負荷をほとんどなくすことができる。
このように、画像形成装置においては、制御部104の制御のもとに、ジャムが発生したものと判断すると直ちに駆動系を停止させ、モータ105を介して昇降リンクレバー106を駆動させ、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる。このように、ジャムが発生したものと判断した場合に時間をおかずに直ちに感光体ドラム14と転写ローラ17とを離すように制御するのは、これら感光体ドラム14と転写ローラ17とが搬送ベルト12を介して接触したまま放置された場合には、ジャムを発生した記録用紙Sと感光体ドラム14とに圧力が加えられたままの状態となり、これにともない、トナーが変質して当該感光体ドラム14の表面に固着してしまうのを防止するためである。
なお、画像形成装置においては、走行系センサー100と同様に、記録用紙Sが所定位置に到達したか否かを検出する走行系センサー101,102の出力に基づいて、制御部104の制御のもとにジャムの発生を判断する際にも、紙無しのインターバル時間t1に所定のマージンΔt3を加えた時間を経過しても、これら走行系センサー101,102の出力がハイレベルとならないことを判断材料とすればよい。
これに対して、画像形成装置においては、記録用紙Sの先端が所定位置(定着器26)を通過したか否かを検出する走行系センサー103の出力に基づいて、制御部104の制御のもとにジャムの発生を判断する際には、以下のような動作を行う。
図8に、複数の記録用紙が連続して構成される印刷物の1枚目の記録用紙Sが、図9に示すように定着器26による定着処理終了後に蛇腹上のジャムを引き起こし、正常に排紙されなかった場合における走行系センサー100,101,102,103の出力波形を示す。この場合、走行系センサー103の出力波形は、定着処理終了後に記録用紙Sが当該走行系センサー103に到達したのに応じて紙有りを示すハイレベルとなるが、ジャムの発生によって記録用紙Sが当該走行系センサー103を通過することができないことに起因してローレベルに遷移しないことになる。ここで、正常な状態時における走行系センサー100,101,102,103の出力波形は、図4に示したように、紙有りの検出時間がt2とされるが、画像形成装置においては、図8に示すように、この時間t2に所定のマージンΔt4を加えた時間を経過しても、走行系センサー103の出力がローレベルとならない場合には、制御部104の制御のもとに、定着器26を通過した後にジャムが発生したものと判断する。この場合にも、画像形成装置においては、ジャムが発生したものと判断すると、上述したように、制御部104の制御のもとに、直ちに駆動系を停止させ、図3(b)に示したように、モータ105を介して昇降リンクレバー106を駆動させ、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる。これにより、画像形成装置においては、記録用紙Sを容易に除去することが可能となる。
ここで、画像形成装置においては、搬送ベルト12ではなく、画像形成部13B,13Y,13M,13Cを移動させる構造とされるが、この理由は、ジャムが発生して当該画像形成装置内部に未定着トナーを載せたままの記録用紙Sが搬送ベルト12上に吸着されており、その状態で搬送ベルト12を移動させるのにともなう振動や駆動モータの振動によってトナーが飛散する可能性があるためである。したがって、画像形成装置においては、画像形成部13B,13Y,13M,13Cを移動させることにより、当該画像形成装置内部を飛散したトナーによって汚したり、記録用紙Sを除去するために当該画像形成装置内部に接触しようとするユーザにトナーが付着したりする可能性を低減することができる。
また、画像形成装置においては、昇降リンクレバー106が、複数の画像形成部13B,13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から選択的に離すことが可能に構成される。すなわち、画像形成装置は、印刷モードに応じて、必要な色の画像形成部13を選択可能に構成される。
図10(a)乃至図10(c)に、複数の画像形成部13B,13Y,13M,13Cを搬送ベルト12から選択的に離す様子を示す。画像形成装置においては、カラー印刷モードとして動作する場合には、図10(a)に示すように、全ての画像形成部13B,13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cのそれぞれの回転軸を、凹凸状の断面形状を有する昇降リンクレバー106における凹部に位置させることにより、これら感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12に接触させた状態とする。また、画像形成装置においては、モノクロ印刷モードとして動作する場合には、図10(b)に示すように、昇降リンクレバー106を第1の位置まで水平方向に移動させ、画像形成部13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14Y,14M,14Cのそれぞれの回転軸を、当該昇降リンクレバー106における凸部に位置させるとともに、画像形成部13Bにおける感光体ドラム14Bの回転軸を、当該昇降リンクレバー106における凹部に位置させることにより、感光体ドラム14Bのみを搬送ベルト12に接触させるとともにそれ以外の感光体ドラム14Y,14M,14Cについては搬送ベルト12から離した状態とする。さらに、画像形成装置においては、ジャムが発生した場合には、図10(c)に示すように、昇降リンクレバー106を第2の位置まで水平方向に移動させ、全ての画像形成部13B,13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cのそれぞれの回転軸を、当該昇降リンクレバー106における凸部に位置させることにより、これら感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から離した状態とする。
このように、画像形成装置においては、用途に応じて、複数の画像形成部13B,13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から選択的に離すことができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置においては、画像形成動作中にジャムが発生したものと判断された場合には、時間をおかずに画像形成部13B,13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを、転写ローラ17B,17Y,17M,17C及び搬送ベルト12から離した状態で停止させることにより、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cと転写ローラ17B,17Y,17M,17Cとの間で詰まった記録用紙Sを容易に除去することができるとともに、長時間の放置によって感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cの表面にトナーが固着するのを防止することができる。
つぎに、第2の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。
この第2の実施の形態として示す画像形成装置は、昇降リンクレバーを駆動する動力がモータ使用によるものではなく、トップカバーの開放時に生じる力を利用したものである。したがって、この第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
この第2の実施の形態として示す画像形成装置は、図11に示すように、トップカバー30の回転支点近傍に設けられた支点ギヤ121と、昇降リンクレバー106と一体的に形成されているギヤ部122とを備える。
このような画像形成装置においては、制御部104の制御のもとに、ジャムが発生したものと判断すると直ちに駆動系を停止させる。この状態で、画像形成装置においては、図12に示すように、矢印cで示す方向へとトップカバー30を開放するのに応じて、支点ギヤ121が昇降リンクレバー106と一体的に形成されているギヤ部122と噛合するとともに、当該支点ギヤ121が矢印dで示す方向へと回転する。これにより、画像形成装置においては、昇降リンクレバー106が水平方向に移動し、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cのそれぞれの回転軸を、当該昇降リンクレバー106における凸部に位置させることにより、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを搬送ベルト12から所定距離だけ離す方向へと移動させる。
そして、画像形成装置においては、先に図7に示したように、ジャムが発生した場所までユーザの手が容易に届く程度まで、当該画像形成装置に対して着脱可能に構成される画像形成部13B,13Y,13M,13Cのうち、必要最小数の画像形成部を取り外し、記録用紙Sを除去することが可能となる。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置においては、トップカバー30の開放に応じて、画像形成部13B,13Y,13M,13Cにおける感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cを、転写ローラ17B,17Y,17M,17C及び搬送ベルト12から離すことができ、感光体ドラム14B,14Y,14M,14Cと転写ローラ17B,17Y,17M,17Cとの間で詰まった記録用紙Sを容易に除去することができる。特に、この画像形成装置においては、機械的な構成によって昇降リンクレバー106を駆動することから、高価な電気部品であるモータを用いる必要がなくなり、安価なギヤ構成のみで実現することができ、低価格化を図ることができる。
つぎに、第3の実施の形態として示す画像形成装置について説明する。
この第3の実施の形態として示す画像形成装置は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態として示す画像形成装置を実現する際に発生する問題点に対する対策を講じたものであり、第1の実施の形態又は第2の実施の形態と組み合わせて実施することにより、その効果を高めるものである。したがって、この第3の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
まず、第1の実施の形態及び第2の実施の形態として示す画像形成装置を実現する際に発生する問題点について説明する。
通常、画像形成装置は、感光体ドラム14の表面が数百ボルト以上に帯電された状態で使用される。したがって、画像形成装置においては、その状態から動作を一時停止して画像形成部13を着脱したり、又は表面電荷が蓄積した感光体ドラム14を搬送ベルト12から離したりする際に、当該感光体ドラム14の表面電荷によって近傍に設けられた導電体に対する放電が発生することが考えられる。また、感光体ドラム14の表面には、放電時に電流が流れることから、当該感光体ドラム14の特性にダメージを負うことがある。
第3の実施の形態として示す画像形成装置は、このような放電ショックを引き起こさないための対策を講じたものである。
図13及び図14に、第3の実施の形態として示す画像形成装置における画像形成部13の側断面図を示す。画像形成部13は、感光体ドラム14の表面電荷を強制的に放電するための放電体201を備える。この放電体201は、回動支点202を中心として回動する2本のシャフト203,204と一体的に形成されている。また、この放電体201は、シャフト203,204とともにバネ205によって同図中矢印eの方向へと付勢されている。このような放電体201は、図13に示すように、回動支点202を中心として同図中矢印fの方向へとシャフト203,204が回転することにより、感光体ドラム14の表面に接触する一方で、逆方向へとシャフト203,204が回転することにより、感光体ドラム14の表面から離れる方向に移動する。より具体的には、放電体201は、画像形成部13の形状や当該画像形成装置の形状等に応じて様々な形状に形成され、例えば、図15に示すように、感光体ドラム14の長手方向における一部表面に対して接離可能な形状や、図16に示すように、感光体ドラム14の長手方向における略全面に対して接離可能な形状とされ、感光体ドラム14の表面に接触することによって表面電荷を放電させる。
このような画像形成装置は、感光体ドラム14が搬送ベルト12に接触している状態、又は感光体ドラム14が搬送ベルト12から離れている状態の場合には、以下のような動作を行う。
図17(a)に、感光体ドラム14が搬送ベルト12に接触している状態における画像形成装置を示し、図17(b)に、同状態における画像形成部13を拡大して示す。
画像形成装置においては、取り外された画像形成部13がセットされると、図17(b)に示すように、シャフト203が当該画像形成装置内部に設けられた突き当て部206に当接することから、シャフト203に対して同図中矢印gで示す方向の力が加えられる。これにより、回動支点202を中心として回動するシャフト203,204と一体的に形成されている放電体201は、その一端が画像形成部13の筐体に固定されるとともに、同図中矢印eで示す方向に付勢されたバネ205の付勢力に対抗して、感光体ドラム14から離れた位置に移動する。画像形成装置においては、この位置に放電体201がある場合には、画像形成プロセスに対して放電による悪影響を与えることがない。すなわち、画像形成装置においては、この状態であれば感光体ドラム14の表面電荷が放電体201に飛ぶことがない。
一方、画像形成装置においては、ジャム等の発生によって動作を一時停止し、画像形成部13が搬送ベルト12から離されるか又は取り外される場合には、以下のように動作する。図18(a)に、感光体ドラム14が搬送ベルト12から離れた状態における画像形成装置を示し、図18(b)に、同状態における画像形成部13を拡大して示す。
この場合、画像形成装置においては、図17(b)中矢印gで示した力がシャフト203に対して作用しなくなることから、図18(b)に示すように、矢印eで示す方向に付勢されているシャフト204が放電体201とともに感光体ドラム14の表面に接触する方向へと移動することになる。これにより、画像形成装置においては、放電体201を介して感光体ドラム14の表面電荷を放電させることができる。なお、画像形成装置においては、放電体201が感光体ドラム14に接触する際に、直接フレームグラウンドに放電させた場合には、放電ショックを引き起こして感光体ドラム14に損傷を与えることになることから、放電体201とフレームグラウンドとの間に、所定の抵抗特性を有する素子207を介在させている。
以上説明したように、本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置においては、表面電荷が蓄積した状態の感光体ドラム14を搬送ベルト12から離す方向へと移動させる際に、当該感光体ドラム14の表面電荷が直接フレームグラウンドと同等レベルの導電体に飛ばないように、素子207を介した放電体201を感光体ドラム14の表面に接触させることにより、放電ショックを引き起こさずに除電することができ、感光体ドラム14の損傷を防止することができる。なお、この画像形成装置においては、ジャムの発生時のみならず、消耗品の交換を行う場合等の任意のタイミングで当該画像形成装置から画像形成部13を取り外す場合にも、放電体201が感光体ドラム14の表面に接触して当該感光体ドラム14を保護する効果も奏する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、タンデム式のカラー画像形成装置に適用した場合について説明したが、本発明は、画像形成を行う機器であればいかなるものであっても適用することができ、例えば、モノクロプリンタを含む各種プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、及びこれらの機能を複合的に備える装置に適用して好適である。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、画像形成部が搬送ベルトに接触している状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、画像形成部が搬送ベルトから離れた状態を示す図である。 正常な連続画像形成動作を行っている場合における走行系センサーの出力波形を示す図である。 記録用紙が用紙収納部から給紙されなかった場合における走行系センサーの出力波形を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す断面図であり、ジャムが発生した直後の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す断面図であり、トップカバーを開放して画像形成部を取り外した状態を示す図である。 記録用紙が定着処理終了後に蛇腹上のジャムを引き起こし、正常に排紙されなかった場合における走行系センサーの出力波形を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す断面図であり、記録用紙が定着処理終了後に蛇腹上のジャムを引き起こした直後の状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、カラー印刷モードとして動作する場合における状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、モノクロ印刷モードとして動作する場合における状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、ジャムが発生した場合における状態を示す図である。 第2の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、画像形成部が搬送ベルトに接触している状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、画像形成部が搬送ベルトから離れた状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置における画像形成部の概略構成を示す側断面図であり、放電体が感光体ドラムの表面に接触している状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置における画像形成部の概略構成を示す側断面図であり、放電体が感光体ドラムの表面から離れた状態を示す図である。 感光体ドラムの長手方向における一部表面に対して接離可能な形状とされる放電体の概略構成を示す図である。 感光体ドラムの長手方向における略全面に対して接離可能な形状とされる放電体の概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、画像形成部が搬送ベルトに接触している状態を示す図である。 画像形成部の概略構成を示す側断面図であり、感光体ドラムが搬送ベルトに接触している状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態として示す画像形成装置の概略構成を示す要部断面図であり、画像形成部が搬送ベルトから離れた状態を示す図である。 画像形成部の概略構成を示す側断面図であり、感光体ドラムが搬送ベルトから離れた状態を示す図である。
符号の説明
11 用紙収納部
12 搬送ベルト
13,13B,13Y,13M,13C 画像形成部
14,14B,14Y,14M,14C 感光体ドラム
15B,15Y,15M,15C 帯電ローラ
16B,16Y,16M,16C LEDヘッド
17,17B,17Y,17M,17C 転写ローラ
18B,18Y,18M,18C 現像ローラ
19B,19Y,19M,19C 現像ブレード
20B,20Y,20M,20C スポンジローラ
21B,21Y,21M,21C トナータンク
22B,22Y,22M,22C クリーニングブレード
23B,23Y,23M,23C スクリューシャフト
24,25 ローラ
26 定着器
30 トップカバー
100,101,102,103 走行系センサー
104 制御部
105 モータ
106 昇降リンクレバー
107 アイドルギヤ
108,122 ギヤ部
121 支点ギヤ
201 放電体
202 回動支点
203,204 シャフト
205 バネ
206 突き当て部
207 素子
S 記録用紙

Claims (5)

  1. 所定の記録媒体に現像剤を定着して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記記録媒体を載置して搬送するベルト搬送手段と、
    当該画像形成装置に対して着脱可能に構成され、前記現像剤によって形成された像を担持する像担持体を含む画像形成手段と、
    前記記録媒体の搬送状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体の搬送不良を判断する制御手段と、
    前記制御手段によって前記記録媒体の搬送不良が判断されるのに応じて、前記ベルト搬送手段に接触していた前記像担持体を、前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させる移動手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体の搬送不良を判断すると、時間をおかずに前記像担持体を前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させるように前記移動手段を制御すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体を含む前記画像形成手段は、複数設けられており、
    前記移動手段は、第1の位置にて、複数の前記像担持体のうち一部の像担持体を選択的に前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させ、第2の位置にて、複数の前記像担持体の全てを前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記移動手段は、当該画像形成装置の筐体を構成するカバーを開放するのに応じて、前記像担持体を前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離す方向へと移動させること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、前記像担持体の表面電荷を放電するための放電体を有し、
    当該画像形成装置は、前記像担持体を前記ベルト搬送手段から所定距離だけ離すように移動させる場合には、前記放電体を前記像担持体の表面に接触させ、前記像担持体を前記ベルト搬送手段に接触させる場合には、前記放電体を前記像担持体の表面から離れる方向に移動させる放電体移動手段を備えること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
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