JP2010262146A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得る。
【解決手段】省電力制御部77は、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、操作情報取得部75で取得されたハードウェアキーに係る操作情報と、非接触型ICカード69から読み出された設定情報並びにキー割付情報と、に基づいて、前記操作情報に係るハードウェアキーに関連付けられた電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、省電力制御機能を有する画像形成装置に係り、特に、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を可能とする画像形成装置に関する。
従来、コピー、ファクシミリ、スキャナ、並びにプリンタ等の諸機能を併せ持つ、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)とも呼ばれる画像形成装置が提供されている。かかるMFPでは、昨今の地球環境保全等の高まりを受けて、省電力に配慮すべきことが社会的に強く要請されている。
かかる要請に応えるためのアプローチのひとつとして、本願出願人は、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、定着部の温度を目標温度にするために定着部の加熱を開始し、定着制御部は、定着部の加熱中に、定着部の加熱を必要としない所定の機能を選択するための操作入力が受け付けられた時、定着部の加熱を停止する一方、定着部の加熱を停止した後、定着部の加熱を必要とする所定の機能を選択するための操作入力が受け付けられた時、定着部の加熱を再開させるようにした省電力制御技術を提案している(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の省電力制御技術によれば、省電力を考慮しつつも速やかなる画像形成動作の開始を実現することができる。
ところで、昨今のMFPでは、例えばデータの集中管理拠点としてのサーバ的な役割を担うなど、多彩な利用態様が出現してきている。すなわち、ユーザによっては、例えば、印刷機能を主として利用し、スキャナ機能はあまり利用しない、又は、ファクシミリ送信機能を主として利用し、印刷機能はあまり利用しない、などといった、多彩な利用態様も生じてきている。
しかしながら、従来、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時には、印刷エンジンを画一的に起動する構成を採用していたので、上記のような新しい利用態様では、印刷エンジンを無駄に起動させてしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来していた。
特開2004−153495号公報
解決しようとする問題点は、従来技術では、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様の如何にかかわらず、印刷エンジンを画一的に起動してしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来するおそれがあった点である。
本発明は、上記従来技術の課題に着目し、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得ることを目的として、画像形成に係る各種入力操作を行う際に用いられるハードウェアキーと、前記ハードウェアキーに係る操作情報を取得する操作情報取得部と、画像形成に係る各種機能部へ電源の供給を行う電源部と、前記電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行うための電源供給パターンのバリエーションに係る設定情報、並びに前記バリエーションに係る電源供給パターンの各々に前記ハードウェアキーを割り付けるキー割付情報が格納された非接触型ICカードから当該設定情報並びに当該キー割付情報を読み出すICカード読出部と、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、前記操作情報取得部で取得されたハードウェアキーに係る操作情報と、前記読み出された設定情報並びにキー割付情報と、に基づいて、前記操作情報に係るハードウェアキーに関連付けられた電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる省電力制御部と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
従来技術では、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様の如何にかかわらず、印刷エンジンを画一的に起動してしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来するおそれがあったことに鑑みて、本発明に係る画像形成装置では、省電力制御部は、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、操作情報取得部で取得されたハードウェアキーに係る操作情報と、非接触型ICカードから読み出された設定情報並びにキー割付情報と、に基づいて、前記操作情報に係るハードウェアキーに関連付けられた電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる構成を採用することとした。
これにより、非接触型ICカードから設定情報並びにキー割付情報を読み出す一方、ユーザの望む電源供給パターンが割り付けられたハードウェアキーの操作を行うだけの簡易な手順で、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザのハードウェアキー操作に基づく電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転が行われる結果として、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得ることができる。
本発明実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。 同画像形成装置の動作説明に供するフローチャート図である。
ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得るといった目的を、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザのハードウェアキー操作に基づく電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる省電力制御部によって実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[画像形成装置周辺の概略構成]
図1は、本発明実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同画像形成装置における操作パネル部の外観図である。
本装置は、例えば、コピージョブ、Fax送信ジョブ、印刷ジョブ、又はネットワーク送信(メール送信やデータ送信)ジョブを含む諸機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。
この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本装置は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びにネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本装置全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、ガンマ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図1及び図2に示すように、タッチパネル部53並びに機能キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。
機能キー部55は、画像形成に関する各種機能に係る項目を選択乃至設定する際に操作される複数の機能キーを備えている。具体的には、例えば、コピー枚数に係る指示操作を行う際等に操作されるテンキー、コピー機能の実行に係る指示操作を行う際等に操作されるスタートキー57、又は装置自身の電力モードを、より省電力効果の高い省電力モードへと移行させる際等に操作される節電キー59などを備えている。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等のユーザ端末67に対する種々のデータの送受信を制御する。
ICカードリーダライタ(本発明の「ICカード読出部」に相当する。)67は、ユーザが所持している非接触型ICカード69のアクセスを検知し、同ICカード69に格納されている、省電力運転を行うための電源供給パターンのバリエーションに係る設定情報、並びに前記バリエーションに係る電源供給パターンの各々にハードウェアキーを割り付けるキー割付情報、をそれぞれ読み出して、主制御部11宛に転送する機能を備えている。
さて、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得るために、主制御部11は、画像形成に係る各種機能部(スキャナ部21、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61など)へ電源の供給を行う電源部71と、非接触型ICカード69から読み出された電源供給パターンのバリエーションに係る設定情報、並びに前記バリエーションに係る電源供給パターンの各々にハードウェアキーを割り付けるキー割付情報を一時的に記憶する設定情報記憶部73と、ハードウェアキーを含む各種キーの操作情報を取得する操作情報取得部75と、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、操作情報取得部75で取得されたハードウェアキーに係る操作情報と、非接触型ICカード69から読み出された設定情報並びにキー割付情報と、に基づいて、前記操作情報に係るハードウェアキーに関連付けられた電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる省電力制御部77と、を備えて構成されている。
[本発明実施例に係る画像形成装置の動作]
次に、本発明実施例に係る画像形成装置の動作について、図3を参照して説明する。図3は、本画像形成装置の動作説明に供するフローチャート図である。
図3に示すように、ICカードリーダライタ67は、非接触型ICカード69のアクセスを監視している(ステップS11)。
このとき、画像形成装置の元にやってきたユーザが、前述した設定情報並びにキー割付情報が格納されたICカード69を、ICカードリーダライタ67にセットすると、ICカードリーダライタ67は、ICカード69のアクセスを検知するとともに、ICカード69に記憶されている設定情報、並びにキー割付情報を読み出し(ステップS12)、読み出した設定情報、並びにキー割付情報を、設定情報記憶部73宛に転送する。これにより、設定情報記憶部73には、ICカード69から読み出した設定情報、並びにキー割付情報が一時的に記憶される。このとき、本装置の各機能部に電力を供給するための準備が整う。ただし、ステップS12の段階では、各機能部は未起動の状態に止めておく。
ここで、非接触型ICカード69に格納されている、電源供給パターンのバリエーションに係る設定情報について説明すると、例えば、印刷機能を主として利用し、スキャナ機能はあまり利用しない、といった利用態様のユーザに適した設定情報としては、「スキャナ部21:起動しない、エンジン部41:起動する、操作パネル部:起動する、ファクシミリ通信部61:起動しない」旨を記述する(図1の省電力復帰条件情報1参照)。また、ファクシミリ送信機能を主として利用し、印刷機能はあまり利用しない、といった利用態様のユーザに適した設定情報としては、「スキャナ部21:起動する、エンジン部41:起動しない、操作パネル部:起動する、ファクシミリ通信部61:起動する」旨を記述する(図1の省電力復帰条件情報2参照)。さらに、もっぱらスキャナ機能を利用し、それ以外の機能はほとんど利用しない、といった利用態様のユーザに適した設定情報としては、「スキャナ部21:起動する、エンジン部41:起動しない、操作パネル部:起動しない、ファクシミリ通信部61:起動しない」旨を記述する(図1の省電力復帰条件情報3参照)。
また、非接触型ICカード69に格納されている、キー割付情報について説明すると、例えば、テンキーの「1」に前記省電力復帰条件情報1を割り付け、テンキーの「2」に前記省電力復帰条件情報2を割り付け、テンキーの「3」に前記省電力復帰条件情報3を割り付けるなどといったように、前記バリエーションに係る電源供給パターンの各々にハードウェアキーを割り付けることによって、キー割付情報が構成されている。
図3に示すフローチャートに戻って説明を続けると、ステップS13において、操作情報取得部75は、ハードウェアキーを含む各種キーの操作情報を取得する。このとき、操作パネル部51に対して電力を供給する構成を採用し、キーの操作状態をタッチパネル部53に表示させる構成を採用してもよい。このように構成すれば、ユーザはキーの操作状態を視覚を通して確認することができる。
ステップS13において、仮に、ユーザによってテンキーの「9」が操作されると、テンキーの「9」には設定情報(省電力復帰条件情報)が割り付けられていないので(ステップS14の”No”参照)、省電力制御部77は、全ての機能を復帰させる全復帰処理「スキャナ部21:起動する、エンジン部41:起動する、操作パネル部:起動する、ファクシミリ通信部61:起動する」を実行する(ステップS15)。
一方、ステップS13において、仮に、ユーザによってテンキーの「1」が操作されると、テンキーの「1」には設定情報(省電力復帰条件情報1)が割り付けられているので(ステップS14の”Yes”参照)、省電力制御部77は、設定情報(省電力復帰条件情報1)に従う省電力復帰処理「スキャナ部21:起動しない、エンジン部41:起動する、操作パネル部:起動する、ファクシミリ通信部61:起動しない」を実行する(ステップS16)。
ステップS15又はS16におけるそれぞれの復帰処理の実行後に、主制御部11は、次のユーザの装置利用に備えて設定情報記憶部73における記憶内容をクリアした後、一連の処理の流れを終了させる。
[実施例の効果]
従来技術では、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザの利用態様の如何にかかわらず、印刷エンジンを画一的に起動してしまい、省電力の要請に沿わない事態を招来するおそれがあったことに鑑みて、本発明に係る画像形成装置では、省電力制御部77は、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、操作情報取得部75で取得されたハードウェアキーに係る操作情報と、非接触型ICカード69から読み出された設定情報並びにキー割付情報と、に基づいて、前記操作情報に係るハードウェアキーに関連付けられた電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる構成を採用することとした。
これにより、非接触型ICカード69から設定情報並びにキー割付情報を読み出す一方、ユーザの望む電源供給パターンが割り付けられたハードウェアキーの操作を行うだけの簡易な手順で、装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、ユーザのハードウェアキー操作に基づく電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転が行われる結果として、ユーザの利用態様に適合した選択的な機能の起動を実現可能な画像形成装置を得ることができる。
なお、本発明実施例では、ユーザのハードウェアキー操作に基づいてそのキーに割り付けられている電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる構成を採用したので、省電力モードからの復帰処理専用の仕組みを本体側に別途設ける必要がない。また、例えば、省電力復帰条件(電源供給パターン)のバリエーションが増加する等の仕様変更が生じた場合であっても、本体側の構成には一切手を触れずに、非接触型ICカード69に格納される設定情報並びにキー割付情報を、仕様変更内容に合わせて適宜変更するといった簡易な手続きをもって、その仕様変更に対応することができる。
さらに、本発明実施例では、電源供給パターンのバリエーションに係る設定情報を、非接触型ICカード69に持たせる構成を採用したので、例えば、オフィスに分散配置されている、本発明実施例に係る複数の画像形成装置に対して、複数の各装置側において特別な設定を施すことなく、その非接触型ICカード69を用いて、共通の操作手順をもって、共通の省電力からの復帰動作を行わせることができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、例えば、本発明実施例中、省電力復帰条件(電源供給パターン)として、省電力復帰条件情報1〜3を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されることなく、どのような機能部の組合せに係る構成であっても、これを採用することができる。また、各機能部に係る復帰条件が「起動する」又は「起動しない」のいずれであっても、これを採用することができることはいうまでもない。
11 主制御部
67 ICカードリーダライタ(ICカード読出部)
69 非接触型ICカード
71 電源部
73 設定情報記憶部
75 操作情報取得部
77 省電力制御部

Claims (2)

  1. 画像形成に係る各種入力操作を行う際に用いられるハードウェアキーと、
    前記ハードウェアキーに係る操作情報を取得する操作情報取得部と、
    画像形成に係る各種機能部へ電源の供給を行う電源部と、
    前記電源部から所定の機能部への電源供給を遮断し又は供給電圧を減じた省電力運転を行うための電源供給パターンのバリエーションに係る設定情報、並びに前記バリエーションに係る電源供給パターンの各々に前記ハードウェアキーを割り付けるキー割付情報が格納された非接触型ICカードから当該設定情報並びに当該キー割付情報を読み出すICカード読出部と、
    装置本体の電源起動時又は省電力モードからの復帰時に、前記操作情報取得部で取得されたハードウェアキーに係る操作情報と、前記読み出された設定情報並びにキー割付情報と、に基づいて、前記操作情報に係るハードウェアキーに関連付けられた電源供給パターンに係る設定情報に従う省電力運転を行わせる省電力制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記ハードウェアキーはテンキーである、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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