JP2010257752A - 燃料電池モジュールの制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧低下が惹起された際にも、簡単な制御で、目標出力を維持することを可能にする。
【解決手段】制御プログラムは、制御装置に、燃料電池モジュールの目標出力値を設定する第1のステップと、燃料ガスデータに応じた燃料ガスを供給する第2のステップと、電流データに応じた電流を得る第3のステップと、前記燃料電池モジュールの現在出力値を検出する第4のステップと、前記目標出力値と前記現在出力値とを比較する第5のステップと、前記燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量を調整する第6のステップと、前記燃料電池モジュールから得る電流を調整する第7のステップと、前記目標出力値に対応する前記燃料ガスデータを更新する第8のステップと、前記目標出力値に対応する前記電流データを更新する第9のステップとを実行させ、前記第5のステップの比較結果に基づいて、少なくとも前記第6のステップ、前記第7のステップ、前記第8のステップ又は前記第9のステップのいずれかを実行させるためのプログラムである。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンピュータによって、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を複数積層した燃料電池スタックを有する燃料電池モジュールを制御するための燃料電池モジュールの制御プログラムに関する。
通常、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、固体電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この固体電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体(以下、MEAともいう)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、電解質・電極接合体とセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池スタックでは、発電性能の劣化により出力が低下する場合がある。そこで、電池の特性劣化を抑制するために、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池発電装置が知られている。
この燃料電池発電装置は、燃料電池の負荷電流及び電圧を測定し、この測定された負荷電流及び電圧を運転時間に対応させて経時変化として記録し、この経時変化と燃料電池の健全な電池出力経時変化とを比較して燃料電池の状態を評価し、この評価結果に応じて燃料又は酸化剤のうち少なくとも一方の流量を制御している。すなわち、燃料電池の負荷電流及び電圧の測定により、燃料電池の劣化状態、運転状態を検知し、燃料電池に供給する燃料又は酸化剤の反応ガス量を燃料電池の状況に適した量に調整することによって、燃料電池の特性の安定化を図る、としている。
また、特許文献2に開示されている燃料電池システムは、固体高分子形燃料電池と、燃料供給手段と、酸化剤供給手段と、固体高分子形燃料電池と燃料供給手段と酸化剤供給手段とを制御する制御手段と、を備えている。
この燃料電池システムは、固体高分子形燃料電池の開回路電圧を測定する開回路電圧測定手段を備え、制御手段は、開回路電圧に応じて、燃料供給手段又は酸化剤供給手段の少なくとも一方を制御している。具体的には、予め設定された第1の供給量の燃料及び酸化剤が固体高分子形燃料電池へ供給される第1の運転モードと、燃料又は酸化剤の少なくとも一方の供給量を減少させた第2の供給量の燃料及び酸化剤が固体高分子形燃料電池へ供給される第2の運転モードと、を有している。
特開平8−96825号公報 特開2007−234347号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、燃料電池の負荷電流及び電圧を経時変化として計測するため、時間計測が必要となっている。しかも、電圧の測定によって燃料電池の劣化状態を検知するため、燃料利用率が大きく変化してしまう場合がある。
さらに、燃料電池の停止前と再起動後とにおける経時変化を記録するため、起動停止時にのみ燃料電池の劣化を判断することができる。従って、起動停止が少ない燃料電池の場合は、劣化を判断する回数が減少して適切な時期に劣化を判断することができないという問題がある。その上、特許文献1は、最適な反応ガス利用率で運転することを目的としており、使用者が所望する出力の提供や高効率での運転の提供を図ることができない。
また、上記の特許文献2では、開回路電圧に応じて燃料供給手段又は酸化剤供給手段の少なくとも一方を制御しており、無負荷状態(開回路状態)になければ、劣化を検知することができないという問題がある。
しかも、開回路電圧に応じて燃料供給手段又は酸化剤供給手段の少なくとも一方を制御するため、実際に使用される閉回路状態での最適な燃料供給手段又は酸化剤供給手段を制御することができないという問題がある。
その上、劣化を検知する状態である開回路状態と、劣化に合わせて実運転する状態である閉回路状態とは、状態に差が生じてしまい、正確に劣化に合わせた実運転が遂行されないおそれがある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、電圧低下が惹起された際にも、簡単な制御で、目標出力を維持することが可能な燃料電池モジュールの制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、コンピュータによって、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を複数積層した燃料電池スタックを有する燃料電池モジュールを制御するための燃料電池モジュールの制御プログラムに関するものである。
この制御プログラムは、燃料電池モジュールの目標出力値に対応する燃料ガスデータ及び電流データが予め設定されており、前記燃料電池モジュールの前記目標出力値を設定する第1のステップと、前記第1のステップの設定結果に基づき、前記燃料ガスデータに応じた燃料ガスを供給する第2のステップと、前記第1のステップの設定結果に基づき、前記電流データに応じた電流を得る第3のステップと、前記燃料電池モジュールの現在出力値を検出する第4のステップと、前記目標出力値又は前記目標出力値の規定範囲と前記現在出力値とを比較する第5のステップと、前記燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量を調整する第6のステップと、前記燃料電池モジュールから得る電流を調整する第7のステップと、前記目標出力値に対応する前記燃料ガスデータを更新する第8のステップと、前記目標出力値に対応する前記電流データを更新する第9のステップとを実行させている。そして、第5のステップの比較結果に基づいて、少なくとも第6のステップ、第7のステップ、第8のステップ又は第9のステップのいずれかを実行させている。
また、この制御プログラムは、第5のステップで、現在出力値が、目標出力値未満又は前記目標出力値の規定範囲未満であると判断された際、第6のステップにおける燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量の増加を実行させ、次いで、第7のステップにおける前記燃料電池モジュールから得る電流の増加を実行させた後、第4のステップに戻ることが好ましい。
このため、燃料電池が所望の目標出力値を得ることができない場合に、この燃料電池に供給される燃料ガスを増加させた後、前記燃料電池から取り出される電流を増加させることにより、急激な燃料利用率の変化、特に、燃料利用率の過上昇による燃料枯れが抑制される。従って、燃料電池、具体的には、電解質・電極接合体の劣化が抑制され、燃料電池モジュールの信頼性及び耐久性の向上が図られる。
さらに、この制御プログラムは、第5のステップで、現在出力値が、目標出力値超過又は前記目標出力値の規定範囲超過であると判断された際、第7のステップにおける燃料電池モジュールから得る電流の減少を実行させ、次いで、第6のステップにおける前記燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量の減少を実行させた後、第4のステップに戻ることが好ましい。
これにより、燃料電池の現在出力値が目標出力値を超過している場合には、先ず、燃料電池から取り出される電流を減少させた後、前記燃料電池に供給される燃料ガス流量を減少させるため、急激な燃料利用率の変化、特に、燃料利用率の過上昇による燃料枯れが抑制される。このため、電解質・電極接合体の劣化が抑制され、燃料電池モジュールの信頼性及び耐久性の向上が図られる。
さらにまた、この制御プログラムは、第6のステップ及び第7のステップは、燃料利用率が予め設定された規定範囲内にあることを維持された状態で実行させることが好ましい。従って、燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量を調整する第6のステップ及び前記燃料電池モジュールから得る電流を調整する第7のステップは、燃料利用率が予め設定された規定範囲内にあることを維持された状態で実行されるため、急激な燃料利用率の変化、特に燃料利用率の過上昇による燃料枯れが抑制される。これにより、電解質・電極接合体の劣化が抑制され、燃料電池モジュールの信頼性及び耐久性の向上が図られる。
また、この制御プログラムは、第5のステップで、現在出力値が、目標出力値と等しい又は前記目標出力値の規定範囲内であると判断された際、少なくとも第6のステップ又は第7のステップのいずれかで調整が行われた否かを判断することが好ましい。燃料ガス流量の調整及び電流値の調整がなされていない場合には、目標出力値に対応する燃料ガスデータ及び前記目標出力値に対応する電流データを更新する必要がない。このため、燃料電池モジュールに出力低下が惹起しておらず、前記燃料電池モジュールを効率的に発電させることができる。
さらに、少なくとも第6のステップ又は第7のステップのいずれかで調整が実行されたと判断された際、少なくとも第8のステップ又は第9のステップのいずれかを実行させることが好ましい。目標出力値が得られた後、前記目標出力値に対応する燃料ガスデータ及び電流データが更新されるため、次回以降、同一の目標出力値を得たい場合には、迅速且つ確実に前記目標出力値に応じた燃料ガスの供給及び電流の取り出しを行うことが可能になる。
さらにまた、この制御プログラムでは、燃料電池モジュールは、固体酸化物形燃料電池モジュールであることが好ましい。従って、燃料電池は、発生する熱量の多い高温型燃料電池であり、燃料電池システムの耐久性及び寿命を一層向上させることができる。しかも、固体酸化物形燃料電池モジュールに適用することにより、出力変更時の温度低下を抑制することが可能になり、高温な稼動を維持することができる。
本発明によれば、目標出力値と現在出力値との比較結果に基づいて、少なくとも燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量を調整するステップ、前記燃料電池モジュールから得る電流を調整するステップ、前記目標出力値に対応する燃料ガスデータを更新するステップ又は前記目標出力値に対応する電流データを更新するステップのいずれかを実行させている。
このため、燃料電池が電圧低下により所望の目標出力値が得られない場合にも、燃料ガス流量を調整したり、電流を調整したりすることで、目標出力値を確実に得ることができる。
次いで、目標出力値に対応する燃料ガスデータ、又は、前記目標出力値に対応する電流データの少なくともいずれかが更新されている。従って、次回以降、同一の目標出力値を得る際には、迅速且つ的確に前記目標出力値に応じた燃料ガスの供給及び電流の取り出しを実行させることが可能になる。
本発明の実施形態に係る制御プログラムが適用される燃料電池システムの機械系回路を示す概略構成説明図である。 前記燃料電池システムの回路図である。 前記制御プログラムを説明するフローチャートである。 燃料電池モジュールの発電性能の説明図である。 前記燃料電池モジュールの目標出力値に対応する電流値及び燃料ガス流量の説明図である。 前記目標出力値の範囲の説明図である。 前記発電性能の低下状態から出力を増加させる際の説明図である。 前記目標出力値に対応する前記電流値及び前記燃料ガス流量の書き換えの説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る制御プログラムが適用される燃料電池システム10は、定置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。
燃料電池システム10は、燃料ガス(水素ガス)と酸化剤ガス(空気)との電気化学反応により発電する燃料電池モジュール(SOFCモジュール)12と、前記燃料電池モジュール12に原燃料(例えば、都市ガス)を供給する原燃料供給装置(燃料ガスポンプを含む)16と、前記燃料電池モジュール12に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置(空気ポンプを含む)18と、前記燃料電池モジュール12に水を供給する水供給装置(水ポンプを含む)20と、前記燃料電池モジュール12で発生した直流電力を要求仕様電力に変換する電力変換装置22と、前記燃料電池モジュール12を制御する制御プログラムが記録された制御装置(コンピュータ)24とを備える。
燃料電池モジュール12は、複数の固体酸化物形の燃料電池26が鉛直方向に積層される固体酸化物形の燃料電池スタック28を備える。燃料電池26は、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質の両面に、カソード電極及びアノード電極が設けられた電解質・電極接合体(MEA)を備える。電解質・電極接合体は、円板状に形成されるとともに、シールレスタイプの燃料電池を構成する。
図2に示すように、燃料電池スタック28の中心部には、燃料ガス供給連通孔30が積層方向(矢印A方向)に延在して設けられ、前記燃料ガス供給連通孔30から各燃料電池26のアノード電極に燃料ガスが供給される。
燃料電池スタック28の中央縁部には、燃料ガス供給連通孔30を中心に同心円上に複数の酸化剤ガス供給連通孔32が設けられ、この酸化剤ガス供給連通孔32から各燃料電池26のカソード電極に空気が供給される。酸化剤ガス供給連通孔32は、アノード電極で使用された燃料ガス及びカソード電極で使用された空気を排出する排ガス連通孔34を兼用する。
図1及び図2に示すように、燃料電池スタック28の積層方向上端側(又は積層方向下端側)には、酸化剤ガスを前記燃料電池スタック28に供給する前に加熱する熱交換器36と、原燃料と水蒸気との混合燃料を生成するために、水を蒸発させる蒸発器38と、前記混合燃料を改質して改質ガスを生成する改質器40とが配設される。
燃料電池スタック28の積層方向下端側(又は積層方向上端側)には、前記燃料電池スタック28を構成する燃料電池26に、積層方向(矢印A方向)に沿って締め付け荷重を付与するための荷重付与機構42が配設される(図2参照)。
改質器40は、都市ガス(原燃料)中に含まれるエタン(C26)、プロパン(C38)及びブタン(C410)等の高級炭化水素(C2+)を、主としてメタン(CH4)、水素、COを含む燃料ガスに水蒸気改質するための予備改質器であり、数百℃の作動温度に設定される。
燃料電池26は、作動温度が数百℃と高温であり、電解質・電極接合体では、燃料ガス中のメタンが改質されて水素、COが得られ、この水素、COがアノード電極に供給される。
熱交換器36は、燃料電池スタック28から排出される使用済み反応ガス(以下、排ガスともいう)を流すための排ガス通路44と、被加熱流体である空気を排ガスと対向流に流すための空気通路46とを有する。空気通路46の上流側は、空気供給管48に連通するとともに、前記空気通路46の下流側は、燃料電池スタック28の酸化剤ガス供給連通孔32に連通する。
蒸発器38には、原燃料通路50と水通路52とが設けられる。原燃料通路50は、原燃料供給装置16に接続されるとともに、改質器40は、燃料ガス供給連通孔30に連通する。水通路52は、水供給装置20に接続される一方、酸化剤ガス供給装置18は、空気供給管48に接続される。
原燃料供給装置16、酸化剤ガス供給装置18及び水供給装置20は、制御装置24により制御されるとともに、前記制御装置24には、燃料電池スタック28の発電時の電圧及び電流をモニタする電圧・電流モニタ56が電気的に接続される。電力変換装置22には、例えば、商用電源58(又は、負荷や2次電池等)が接続される(図2参照)。
図1及び図2に示すように、燃料電池システム10は、原燃料供給装置16から蒸発器38に供給される原燃料(燃料ガス)の流量を検出する第1流量センサ62a、酸化剤ガス供給装置18から熱交換器36に供給される空気(酸化剤ガス)の流量を検出する第2流量センサ62b、及び水供給装置20から前記蒸発器38に供給される水の流量を検出する第3流量センサ62cを備える。
第1〜第3流量センサ62a、62b及び62cは、制御装置24に接続される。制御装置24は、原燃料供給装置16からの燃料ガスの供給量、酸化剤ガス供給装置18からの空気の供給量及び水供給装置20からの水の供給量を制御する機能も有するとともに、燃料電池スタック28の電流を調整する機能を有する。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
図1及び図2に示すように、原燃料供給装置16の駆動作用下に、原燃料通路50には、例えば、都市ガス(CH4、C26、C38、C410を含む)等の原燃料が供給される。一方、水供給装置20の駆動作用下に、水通路52には、水が供給されるとともに、空気供給管48には、酸化剤ガス供給装置18を介して酸化剤ガスである、例えば、空気が供給される。
蒸発器38では、原燃料に水蒸気が混在されて混合燃料が得られ、この混合燃料は、改質器40に供給される。混合燃料は、改質器40内で水蒸気改質され、C2+の炭化水素が除去(改質)されてメタンを主成分とする燃料ガス(改質ガス)が得られる。この燃料ガスは、燃料電池スタック28の燃料ガス供給連通孔30に供給される。
一方、空気供給管48から熱交換器36に供給される空気は、この熱交換器36の空気通路46に沿って移動する際、排ガス通路44に沿って移動する後述する排ガスとの間で熱交換が行われ、所望の温度に予め加温されている。熱交換器36で加温された空気は、燃料電池スタック28の酸化剤ガス供給連通孔32に供給される。
従って、各燃料電池26のアノード電極に燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極に空気が供給され、化学反応により発電が行われる。反応に使用された燃料ガス及び空気を含む排ガスは、オフガスとして排ガス通路44を介して燃料電池スタック28から排出される。
次いで、制御装置24によって、燃料電池モジュール12を制御するための本実施形態に係る制御プログラムについて、図3に示すフローチャートに沿って説明する。
先ず、燃料電池モジュール12の発電性能(出力と発電効率との関係)は、図4に示すように、燃料ガス流量の割合によって設定されている。そして、例えば、目標出力値が設定される一方、制御装置24には、図5に示すように、目標出力値に対する電流値及び燃料ガス流量のマップが記憶されている。
そこで、本実施形態に係る制御プログラムについて、以下に説明する。
この制御プログラムは、燃料電池モジュール12の目標出力値に対応する燃料ガスデータ及び電流データが予め設定されており、制御装置24に、前記燃料電池モジュール12の前記目標出力値を設定する第1のステップと、前記第1のステップの設定結果に基づき、前記燃料ガスデータに応じた燃料ガスを供給する第2のステップと、前記第1のステップの設定結果に基づき、前記電流データに応じた電流を得る第3のステップと、前記燃料電池モジュール12の現在出力値を検出する第4のステップと、前記目標出力値又は前記目標出力値の規定範囲と前記現在出力値とを比較する第5のステップと、前記燃料電池モジュール12に供給する燃料ガス流量を調整する第6のステップと、前記燃料電池モジュール12から得る電流を調整する第7のステップと、前記目標出力値に対応する前記燃料ガスデータを更新する第8のステップと、前記目標出力値に対応する前記電流データを更新する第9のステップとを実行させるためのプログラムである。
そして、第5のステップの比較結果に基づいて、少なくとも第6のステップ、第7のステップ、第8のステップ又は第9のステップのいずれかを実行させている。
具体的には、図3のフローチャートに示すように、燃料電池システム10では、制御装置24により燃料電池モジュール12の目標出力値(電圧×電流)が設定される(ステップS1)。
制御装置24は、図5に示すように、予め記憶されているマップから目標出力値(要求出力値)(Pr8)に対応する燃料ガス流量(Qf8)を設定するとともに(ステップS2)、前記目標出力値に対応する電流値(I8)を設定する(ステップS3)。従って、燃料電池モジュール12では、ステップS2により設定された燃料ガス流量に調整された燃料ガスが供給されるとともに、ステップS3により設定された電流が取り出される。なお、ステップS2とステップS3とは、逆の順序で行ってもよい。
次に、ステップS4に進み、制御装置24は、燃料電池モジュール12の現在出力値(電圧×電流)(FC出力値)を検出する。この検出された燃料電池モジュール12の現在出力値は、目標出力値の規定範囲(又は目標出力値)と比較される(ステップS5)。
その際、燃料電池モジュール12の目標出力値が、例えば、1000Wである場合、係数αは、図6に示すように設定される。ここで、α=0.05は、応答性を優先した場合であり、α=0.01は、正確性を優先した場合である。また、その他では、現在出力値の最大値(MAX)が目標出力値に設定されている。過出力(逆潮流含む)を防止するためである。
ステップS5で、現在出力値が、目標出力値の規定範囲未満又は目標出力値の規定範囲超過であると判断されると(ステップS5中、NO)、ステップS6に進んで、前記現在出力値が目標出力値未満であるか否かが判断される。
燃料電池モジュール12の現在出力値が、目標出力値未満であると判断されると(ステップS6中、YES)、ステップS7に進んで、燃料ガスの流量が増加される。さらに、燃料ガスの流量が増加された後、ステップS8に進んで、燃料電池モジュール12から取り出される電流が増加される。
具体的には、図7に示すように、初期運転ポイントP1では、要求出力値を満たしており、劣化等によって出力及び効率が低下して劣化運転ポイントP2に至る。このため、燃料利用率Ufが一定に維持された状態で、燃料電池モジュール12に供給される燃料ガス流量が増加されるとともに、前記燃料電池モジュール12から得られる電流値が増加される。従って、劣化抑制運転ポイントP3に調整され、所望の要求出力値(目標出力値)が得られる。
上記のステップS7及びステップS8の調整が行われると、ステップS9に進む。燃料ガス流量及び電流の調整が実施されているため、調整実施フラグがオンされた後、ステップS4に戻される。
一方、ステップS6において、現在出力値が目標出力値超過であると判断されると(ステップS6中、NO)、ステップS10に進んで、先ず、燃料電池モジュール12から得られる電流が減少される。次いで、燃料電池モジュール12に供給される燃料ガス流量が減少された後(ステップS11)、ステップS9に進む。
また、ステップS5において、現在出力値が目標出力値の規定範囲内にあると判断されると(ステップS5中、YES)、ステップS12に進んで、調整実施フラグがオンであるか否かが判断される。調整実施フラグがオンであると判断されると(ステップS12中、YES)、すなわち、ステップS7及びステップS8の調整処理又はステップS10及びステップS11の調整処理がなされたと判断すると、ステップS13に進んで、目標出力値に対応する燃料ガスデータが更新される。
さらに、ステップS14に進み、目標出力値に対応する電流データが更新される。具体的には、図8に示すように、要求出力値Pr8に対して、燃料ガス流量がQf8からQf8+Qfαに書き換えられる一方、電流値がI8からI8+Iαに書き換えられる。上記の書き換え処理が終了すると、ステップS15に進んで、調整実施フラグがオフされる。
この場合、本実施形態では、目標出力値と現在出力値との比較結果に基づいて、少なくとも燃料電池モジュール12に供給する燃料ガス流量を調整するステップ、前記燃料電池モジュール12から得られる電流を調整するステップ、前記目標出力値に対応する燃料ガスデータを更新するステップ又は前記目標出力値に対応する電流データを更新するステップのいずれかを実行させている。
これにより、燃料電池26が電圧低下により所望の目標出力値が得られない場合にも、燃料ガス流量を調整したり、電流を調整したりすることで、目標出力値を確実に得ることができる。
次いで、目標出力値に対応する燃料ガスデータ又は前記目標出力値に対応する電流データの少なくともいずれかが更新されている。このため、次回以降、同一の目標出力値を得る際には、迅速且つ的確に前記目標出力値に対応した燃料ガスの供給及び電流の取り出しを実行させることが可能になるという効果が得られる。
また、現在出力値が、目標出力値未満であると判断された際(ステップS6中、YES)、燃料電池モジュール12に供給する燃料ガス流量の増加を実行させ(ステップS7)、次いで、前記燃料電池モジュール12から得る電流の増加を実行させた後(ステップS8)、ステップS9からステップS4に戻されている。
従って、目標出力値に相当する燃料ガスを供給し、且つ電流を引き出しても、燃料電池26が電圧低下により所望の出力値が得られなかった際には、先ず、供給する燃料ガス流量を増加させた後、取り出す電流を増加させている。これにより、急激な燃料利用率の変化、特に、燃料利用率の過上昇による燃料枯れが抑制され、電解質・電極接合体の劣化が抑制されるため、燃料電池モジュール12の信頼性及び耐久性が向上するという利点がある。
さらに、現在出力値が、目標出力値超過であると判断された際(ステップS6中、NO)、先ず、燃料電池モジュール12から得る電流の減少を実行させ(ステップS10)、次いで、前記燃料電池モジュール12に供給する燃料ガス流量の減少を実行させた後(ステップS11)、ステップS9からステップS4に戻されている。
このため、目標出力値に相当する燃料ガス流量の供給及び電流値の取り出しを実行させても、燃料電池26が現在出力値>目標出力値となった場合には、取り出す電流を減少させてから、供給する燃料ガスを減少させている。従って、急激な燃料利用率の変化、特に、燃料利用率の過上昇による燃料枯れが抑制され、電解質・電極接合体の劣化が抑制されて、燃料電池モジュール12の信頼性及び耐久性が向上する。
さらにまた、燃料電池モジュール12に供給する燃料ガス流量を調整するステップ及び前記燃料電池モジュール12から得る電流を調整するステップは、燃料利用率が、予め設定された規定範囲内にあることを維持された状態で実行されている。具体的には、一般的な燃料電池システム10における燃料利用率(Uf)の範囲は、10%〜80%の範囲である。
本実施形態では、第6のステップ及び第7のステップにおいて、応答性を重視する際には、燃料利用率の規定範囲を±5%に設定する一方、耐久性を重視する際には、燃料利用率の規定範囲を±1%に設定している。これにより、燃料ガス流量の調整ステップ及び電流の調整ステップにおいて、急激な燃料利用率の変化、特に燃料利用率の過上昇による燃料枯れが抑制される。このため、電解質・電極接合体の劣化が抑制されて、燃料電池モジュール12の信頼性及び耐久性が向上する。
また、現在出力値が、目標出力値と等しいと判断された際(ステップS5中、YES)、少なくとも第6のステップ又は第7のステップのいずれかで調整が実行されたか否かが判断される(ステップS12)。すなわち、燃料ガス流量の調整及び電流の調整が実行されていない場合には、いずれの調整も不要であり、目標出力値に対応する燃料ガスデータ及び前記目標出力値に対応する電流データを更新することはない。従って、燃料電池モジュール12に出力低下が惹起されておらず、前記燃料電池モジュール12を効率的に発電させることができる。
さらに、少なくとも第6のステップ又は第7のステップのいずれかで調整が実行されたと判断された際には、少なくとも第8のステップ(燃料ガスデータの更新)又は第9のステップ(電流データの更新)のいずれかが実行されている。これにより、次回以降、同一の目標出力値を得たい場合に、迅速且つ的確に前記目標出力値に応じた燃料ガスの供給及び電流の取り出しを実行させることが可能になる。
さらにまた、燃料電池モジュール12は、固体酸化物形燃料電池モジュールである。このため、燃料電池26は、発生する熱量の多い高温型燃料電池であり、燃料電池システム10の耐久性及び寿命を一層向上させることができる。しかも、固体酸化物形燃料電池モジュールに適用することにより、出力変更時の温度低下を抑制することができ、高温な稼動を維持することが可能になる。
10…燃料電池システム 12…燃料電池モジュール
16…原燃料供給装置 18…酸化剤ガス供給装置
20…水供給装置 22…電力変換装置
24…制御装置 26…燃料電池
28…燃料電池スタック 36…熱交換器
38…蒸発器 40…改質器
56…電圧・電流モニタ 62a〜62c…流量センサ

Claims (7)

  1. コンピュータによって、燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を複数積層した燃料電池スタックを有する燃料電池モジュールを制御するための燃料電池モジュールの制御プログラムであって、
    前記燃料電池モジュールの目標出力値に対応する燃料ガスデータ及び電流データが予め設定されており、
    前記燃料電池モジュールの前記目標出力値を設定する第1のステップと、
    前記第1のステップの設定結果に基づき、前記燃料ガスデータに応じた燃料ガスを供給する第2のステップと、
    前記第1のステップの設定結果に基づき、前記電流データに応じた電流を得る第3のステップと、
    前記燃料電池モジュールの現在出力値を検出する第4のステップと、
    前記目標出力値又は前記目標出力値の規定範囲と前記現在出力値とを比較する第5のステップと、
    前記燃料電池モジュールに供給する燃料ガス流量を調整する第6のステップと、
    前記燃料電池モジュールから得る電流を調整する第7のステップと、
    前記目標出力値に対応する前記燃料ガスデータを更新する第8のステップと、
    前記目標出力値に対応する前記電流データを更新する第9のステップと、
    を実行させ、
    前記第5のステップの比較結果に基づいて、少なくとも前記第6のステップ、前記第7のステップ、前記第8のステップ又は前記第9のステップのいずれかを実行させることを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
  2. 請求項1記載の制御プログラムにおいて、前記第5のステップで、前記現在出力値が、前記目標出力値未満又は前記目標出力値の規定範囲未満であると判断された際、
    前記第6のステップにおける前記燃料電池モジュールに供給する前記燃料ガス流量の増加を実行させ、次いで、前記第7のステップにおける前記燃料電池モジュールから得る前記電流の増加を実行させた後、前記第4のステップに戻ることを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
  3. 請求項1又は2記載の制御プログラムにおいて、前記第5のステップで、前記現在出力値が、前記目標出力値超過又は前記目標出力値の規定範囲超過であると判断された際、
    前記第7のステップにおける前記燃料電池モジュールから得る前記電流の減少を実行させ、次いで、前記第6のステップにおける前記燃料電池モジュールに供給する前記燃料ガス流量の減少を実行させた後、前記第4のステップに戻ることを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御プログラムにおいて、前記第6のステップ及び前記第7のステップは、燃料利用率が予め設定された規定範囲内にあることを維持された状態で実行させることを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御プログラムにおいて、前記第5のステップで、前記現在出力値が、前記目標出力値と等しい又は前記目標出力値の規定範囲内であると判断された際、
    少なくとも前記第6のステップ又は前記第7のステップのいずれかで調整が実行された否かを判断することを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
  6. 請求項5記載の制御プログラムにおいて、少なくとも前記第6のステップ又は前記第7のステップのいずれかで調整が実行されたと判断された際、
    少なくとも前記第8のステップ又は前記第9のステップのいずれかを実行させることを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御プログラムにおいて、前記燃料電池モジュールは、固体酸化物形燃料電池モジュールであることを特徴とする燃料電池モジュールの制御プログラム。
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