JP2010250462A - 防犯システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不審者に対する威嚇効果を高めることで、敷地内への不審者の侵入を抑止することができる防犯システムを提供する。
【解決手段】敷地の外周部には塀12が設けられ、塀12の上端部には長尺状の発光装置20が当該塀12に沿って設置されている。発光装置20は、長尺状の発光ユニット21が複数直列に連結されることにより構成されている。発光ユニット21は、光を発するための発光部22と、台座23とを備えている。敷地の外周部には、同外周部に沿って複数の人検知センサ28が設けられ、敷地の周りにおける所定エリアを検出エリアとして人の存在を検知する。コントローラは、各人検知センサ28からの検知結果に基づいて敷地の周りを移動する人の位置を検出する。そして、その検出した人の位置に基づいて当該人の近くに位置する発光部22のみを発光させる。これにより、当該人の移動に追従して発光装置20を発光させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、防犯システムに関する。
従来より、不審者による建物内への侵入を防止するための対策として、敷地内に人の存在を検知する人検知センサを設け、その人検知センサにより敷地内に侵入者の存在が検知された場合に警報装置によりその侵入者に警告を行う防犯システムが知られている。例えば、特許文献1では、敷地内に警報装置として照明装置を設置し、敷地に不審者が侵入した場合には照明装置を点滅させることで、その不審者を威嚇する防犯システムが開示されている。これによれば、不審者が敷地内に侵入した場合でも、不審者に対して建物内への侵入を躊躇させることができるため、建物内への侵入を未然に防止する効果が期待できる。
特開2004−62269号公報
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、敷地へ侵入した不審者に対し照明装置を点滅させ威嚇を行った場合でも、その不審者が照明装置の近くから離れればその威嚇効果が弱まることが考えられる。この場合、不審者に対し建物内への侵入を躊躇させることができず、結果として建物内への侵入を許すことにもなりかねない。
また、上記特許文献1のシステムは、敷地内に侵入した者に対して威嚇を行うことを目的としているため、不審者の敷地内への侵入そのものについては防止することができない。そのため、上記システムは、防犯性の面で未だ不十分であると言え、更なる改善の余地があると考える。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、不審者に対する威嚇効果を高めることで、敷地内への不審者の侵入を抑止することができる防犯システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の防犯システムは、敷地の外周に沿って設けられ、前記敷地の外側に向けて光を発しかつ発光位置が可変である発光手段と、前記敷地の周りを検出範囲として同検出範囲内にいる人の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された人の位置に基づいて、当該人の移動に追従させて前記発光手段を発光させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、敷地の周りにいる人の位置が位置検出手段により検出され、その検出された人の位置に基づいて、発光手段が当該人の移動に追従して発光する。これにより、不審者に対して何者かに追跡されているという心理を抱かせることができるため、不審者に向けて単に発光する場合と比べ、不審者に対する威嚇効果を高めることができる。また、発光手段による発光は敷地の周りを移動する者に対して行われるため、不審者の敷地内への侵入を抑止することができる。よって、以上より、不審者に対する威嚇効果を高めることで、敷地内への不審者の侵入を抑止することができる。
なお、発光手段は、例えば敷地境界部付近の外構(塀やフェンス等)に設けるのがよい。
第2の発明の防犯システムは、第1の発明において、前記検出範囲内にいる人の行動履歴に基づいて不審行動を検出する不審行動検出手段を備え、前記制御手段は、前記不審行動検出手段により不審行動が検出された人を追従対象として前記発光手段による発光を実施することを特徴とする。
本発明によれば、不審行動検出手段により不審行動が検出された人を追従対象として、すなわち不審者を追従対象として発光手段による発光が実施される。これにより、一般の人に対して発光される事態を極力回避することができる。
第3の発明の防犯システムは、第2の発明において、前記検出範囲内に定められた所定位置を人が通過する通過回数をカウントする手段を備え、前記不審行動検出手段は、前記行動履歴としての前記通過回数に基づいて不審行動を検出することを特徴とする。
不審者が敷地へ侵入しようとする場合には、前もって敷地内の状況や逃走経路の確認等を行うため敷地の周りを何度も往来(往復移動)することが考えられる。一方、居住者等、一般の人は通常敷地の周りを往復移動することなく通りすぎるものである。そこで、本発明ではその点に着目して、検出範囲内に定められた所定位置を、つまり敷地の周りにおける所定位置を人が通過する通過回数に基づいて不審行動を検出することとしている。したがって、例えば当該所定位置を所定回数以上通過した人を追従対象として発光手段による発光を実施することができる。これにより、一般の人に対して発光される事態を極力回避することができる。
第4の発明の防犯システムは、第2又は第3の発明において、前記検出範囲内にいる人の滞在時間を計時する手段を備え、前記不審行動検出手段は、前記行動履歴としての前記滞在時間に基づいて不審行動を検出することを特徴とする。
不審者が敷地へ侵入しようとする場合には、前もって敷地内の状況や逃走経路の確認等を行うために敷地の周りを長時間うろつくことが考えられる。一方、居住者等一般の人は通常敷地の周りを長時間うろつくことなく通りすぎるものである。そこで、本発明ではその点に着目して、検出範囲内にいる人の滞在時間に基づいて、つまり敷地の周りにいる人の滞在時間に基づいて不審行動を検出することとしている。したがって、例えば所定時間以上敷地の周りに滞在している人を追従対象として、発光手段による発光を実施することができる。これにより、一般の人に対して発光される事態を極力回避することができる。
第5の発明の防犯システムは、第2乃至第4のいずれかの発明において、前記検出範囲内にいる人の人物情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した人物情報を記憶する記憶手段と、前記取得手段により今回取得した人物情報と前記記憶手段に記憶されている過去の人物情報とを照合し、今回取得した人物情報が過去に検出されている人物と同一であるか否かを判定する人物判定手段と、を備え、前記不審行動検出手段は、前記人物判定手段により同一とされた人物の行動履歴に基づいて前記不審行動の検出を実施することを特徴とする。
本発明によれば、取得手段により今回取得した人物情報と記憶手段に記憶されている過去の人物情報とが照合され、今回取得した人物情報が過去に検出されている人物と同一であるか否かが判定される。そして、同一であることが判定された人物の行動履歴に基づいて、不審行動の検出が実施される。これにより、複数の異なる人物が敷地の周りを出入りした場合であっても、発光手段による発光が実施されるのを回避することができる。すなわち、一般の人に対して発光が行われる事態を極力回避することができる。
第6の発明の防犯システムは、第1乃至第5のいずれかの発明において、前記制御手段は、前記発光手段の発光開始からの経過時間に応じて、前記発光手段による発光態様を変更することを特徴とする。
本発明によれば、発光手段の発光開始からの経過時間に応じて、発光手段の発光態様が変更されるため、敷地の周りから不審者がなかなか退散しない場合でも、発光態様をより威嚇効果の高いものに変更する等して不審者を退散させることができる。
第7の発明の防犯システムは、第1乃至第6のいずれかの発明において、前記発光手段は、当該発光手段から発せられる光を敷地内からも視認可能に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、発光手段から発せられる光を敷地内からも視認することができるため、不審者が敷地の周りにいることを敷地内の居住者等に対して知らせることができる。これにより、居住者等は不審者に対して迅速かつ適切な行動をとることが可能となる。
第8の発明の防犯システムは、第1乃至第7のいずれかの発明において、ユーザにより携帯される携帯機の識別情報を取得し、当該取得した識別情報があらかじめ登録されている識別情報と一致するか否かの認証を行う認証手段を備え、前記制御手段は、前記認証手段により識別情報の認証がなされた場合には、前記発光手段による発光を実施しないことを特徴とする。
本発明によれば、認証手段により、携帯機の識別情報が取得され、その取得された識別情報があらかじめ登録されている識別情報と一致するか否かの判定が行われる。そして、認証手段により識別情報の認証がなされた場合には、発光手段による発光が実施されない。そのため、居住者等敷地内への立ち入りが許可されている者に対し発光されるのを回避することができる。
第9の発明の防犯システムは、第1乃至第8のいずれかの発明において、前記敷地には、建物が設けられており、前記発光手段は、少なくとも建物において屋内外を連通する開口部の正面に設けられていることを特徴とする。
一般に、不審者は建物へ侵入する際には、建物の開口部(例えば玄関、窓開口等)を通じて侵入することとなるため、敷地内へ侵入するにあたっては建物の開口部に近い開口部の正面位置より侵入することが考えられる。その点、本発明によれば、建物の開口部の正面に少なくとも発光手段が設けられているため、不審者による敷地内への侵入を効果的に防止することができる。
ここで、敷地の外周部に同外周部に沿って外構が設けられている場合には、発光手段をその外構の上端部に設置するのがよい。この場合、仮に不審者が外構を乗り越える等して敷地内に侵入した場合であっても、その不審者が建物の開口部の正面に移動した場合には、発光手段による光によってその不審者の影が開口部を通じて建物内に映し出される。そのため、不審者が敷地内に侵入したことを建物内に居ながら知ることができる。
敷地を示す平面図。 敷地の外側から塀を見た状態を示す正面図。 発光ユニットを示す斜視図。 防犯システムを示す全体構成図。 発光制御処理を示すフローチャート。 不審者判定処理を示すフローチャート。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は敷地を示す平面図である。
図1に示すように、敷地11には、建物10が設けられている。敷地11の外周部には、同外周部のほぼ全域に亘って塀12が設けられている。塀12は、敷地11の内外を区画する外構であり、例えばブロック塀等からなる。塀12の一部には、門扉等により形成された敷地出入口13が設けられている。敷地出入口13は、例えば敷地11の南側に設けられており、この敷地出入口13を通じて敷地11への出入りが可能となっている。また、敷地11は、その北側で空き地Eと隣接しており、その西側、東側及び南側で公道Rに面している。
敷地11の外周部には、監視手段としての監視カメラ15が複数設けられている。監視カメラ15は、敷地11の周りを移動する人を常時監視するものであり、例えば塀12等を利用して設置されている。本実施形態では、4台の監視カメラ15がそれぞれ敷地11の外周部における四隅に配置されており、それぞれのカメラ15が敷地11周りにおける隅部周辺を監視エリアAとして人の監視を行っている。
敷地11の外周部には、同外周部に沿って発光手段としての発光装置20が設けられている。発光装置20は、敷地11の周りをうろつく者に対して光を発するための装置である。発光装置20は、長尺状に形成された装置であり、塀12に沿って設置されている。本実施形態では、発光装置20が、敷地11の北側、西側、東側及び南側の各塀12にそれぞれ設置され、それぞれが各塀12のほぼ全域に亘って延びるように設けられている。以下、この発光装置20の詳細を図2及び図3に基づいて説明する。なお、図2は、敷地11の外側から塀12を見た状態を示す正面図であり、図3は、発光装置20を構成する発光ユニットを示す斜視図である。
図2に示すように、発光装置20は、塀12の上端部に沿って当該塀12の上に設置されている。発光装置20は、長尺状の発光ユニット21を複数備えてなるものであり、これら各発光ユニット21が直列に連結されることにより構成されている。
発光ユニット21は、図3に示すように、光を発するための発光部22と、発光ユニット21を塀12に設置するための台座23とを備えている。発光部22は、長尺状かつ板状に形成されており、例えば蛍光灯や白熱球等の照明器具よりなる。但し、発光部22は蛍光灯や白熱球に限らず、LED等その他の照明器具により構成してもよい。
台座23は、発光部22と同様、長尺状かつ板状に形成されており、本実施形態ではその板面の大きさ(縦横寸法)が発光部22の板面とほぼ同じ大きさに設定されている。台座23は、その板面を発光部22の板面と対向させた状態で発光部22と連結されている。具体的には、台座23と発光部22とは、長手方向にやや位置をずらした状態で互いに連結されており、それ故それぞれの対向面が長手方向の端部側において一部露出している(以下、この露出した部分を露出部という。)。そして、発光部22の露出部22aには、接続プラグ25が設けられており、台座23の露出部23aには、接続プラグ25を差し込み可能な接続口26が設けられている。
台座23には、一方の側面に人検知手段としての人検知センサ28が設けられている。人検知センサ28は、所定のエリアを検出エリアとして人の存在を検知するセンサである。人検知センサ28は、例えば台座23の長手方向における略中央部に取り付けられている。
上記のように構成された各発光ユニット21は、図2に示すように、発光部22に設けられた接続プラグ25を隣接する発光ユニット21の台座23に設けられた接続口26に差し込むことで互いに連結されており、かかる連結状態において発光装置20が構成されている。また、各発光ユニット21がこのように連結されることにより、発光装置20の各発光部22が電気的に接続されるようになっている。
発光装置20は、各発光ユニット21の台座23が塀12の上端部に載置されることにより塀12に設置され、この設置状態において台座23が塀12に対しボルト等により固定されている。この場合、塀12の上端位置において発光装置20による発光がなされるため、発光装置20から発せられる光を敷地11の外側(つまり公道Rや空き地E側)から視認することができるとともに、敷地11内からも視認することができる。また、本実施形態では、建物10の窓開口(図示略)の正面を横切るように発光装置20が設けられているため、発光装置20の光を建物10内からも前記窓開口を通じて視認することができる。
発光装置20の設置状態では、各人検知センサ28が敷地11の外側を向いた状態で、塀12に沿って所定間隔で配置されている。具体的には、各人検知センサ28はそれぞれ、発光ユニット21ごとに設けられているため、発光ユニット21の長さ寸法分の間隔で配置されている。これら各人検知センサ28はそれぞれ、敷地11の周りにおける所定のエリアを検出エリアとして人の存在を検知する。本実施形態では、隣り合う人検知センサ28の検知エリア同士が一部重複するように設定されており、そのため連続した検知エリア(以下、人検知エリアBという)が敷地11の外周に沿って形成されている(図1参照)。また、本実施形態では、この人検知エリアBが各監視カメラ15の監視エリアAを含むように設定されている。そして、各監視エリアAは前述したように敷地11の周りにおける四隅に設定されているため、人検知エリアBに入る場合には、監視エリアAを通過して入ることとなる。つまり、人検知エリアBに入る人は、監視カメラ15により撮影されることとなる。
なお、発光装置20の一端部には、図3に示すように、当該発光装置20に対し電力供給を行う電源ユニット29が接続される。電源ユニット29は、その端子(図示略)が台座23の接続口26に差し込まれることで発光装置20に接続される。そして、発光装置20は、その接続状態において電源ユニット29から給電を受けることにより発光する。また、この電源ユニット29を、太陽光が照射されることで太陽光発電を行うソーラパネルにより構成し、太陽光発電による発電電力を用いて発光装置20を発光させるようにしてもよい。
次に、防犯システムの電気的構成について図4に基づいて説明する。なお、図4は防犯システムを示す全体構成図である。
建物10には、本システムにおいて発光制御を実施するためのコントローラ30が設けられている。コントローラ30は、CPU等を有する周知のマイクロコンピュータにより構成されており、例えばリビングの壁面等に設けられている。
コントローラ30の入力側には、各監視カメラ15が接続されている。各監視カメラ15からは、各々の監視エリアにおける撮影画像が逐次コントローラ30に入力される。したがって、例えば敷地11の周りを移動する人が監視カメラ15の監視エリアを通り過ぎた場合には、その通り過ぎた人の画像情報が監視カメラ15からコントローラ30に入力される。
コントローラ30の入力側には、各人検知センサ28が接続されている。各人検知センサ28からは逐次検知結果がコントローラ30に入力される。
コントローラ30の出力側には、発光装置20が接続されている。コントローラ30は、人検知センサ28からの検知結果に基づいて、発光装置20の各発光部22に対して発光信号を出力する。
コントローラ30は、ユーザにより携帯される携帯電話機35との間で無線通信可能な通信部31と、識別情報としてのIDコード等を記憶するIDコード記憶部32と、監視カメラ15により撮影された人の画像を解析する画像解析部33と、画像解析により得られた人物情報を記憶する人物情報記憶部34とを備えている。通信部31は、その通信エリアが敷地11の外側まで拡がっており、具体的には少なくとも敷地11外における塀12から約3m以内の領域を含んで拡がっている。したがって、通信部31は、携帯電話機35を携帯するユーザが敷地11の周り(例えば公道R)を移動している場合には、ユーザの携帯電話機35との間で通信可能とされ、ひいてはコントローラ30が通信部31を介してユーザの携帯電話機35との間で通信可能とされる。なお、本実施形態では、携帯電話機35に予め識別情報としてのIDコードが記憶されている。
コントローラ30は、必要に応じて通信部31よりリクエスト信号を送信する。ここで、携帯電話機35を携帯したユーザが敷地11の周りにおける通信エリアに入ると、携帯電話機35によりリクエスト信号が受信され、携帯電話機35はリクエスト信号の応答としてIDコード信号を送信する。そして、通信部31がこのIDコード信号を受信するとIDコード信号がコントローラ30に入力される。
コントローラ30のIDコード記憶部32には、識別情報としてのIDコード情報があらかじめ記憶されている。IDコード記憶部32に記憶されているIDコード情報は、携帯電話機35に記憶されているIDコードに対応したものである。コントローラ30は、携帯電話機35からIDコード信号が入力されると、IDコードの認証を行う。具体的には、コントローラ30は、入力されたIDコード信号がIDコード記憶部32に記憶されているIDコードと一致するか否かを判定する。
画像解析部33は、監視カメラ15により撮影された人の画像を解析するものである。監視カメラ15により撮影された人の画像情報が監視カメラ15からコントローラ30に入力されると、画像解析部33ではその画像情報に基づいて画像解析が行われる。コントローラ30は、画像解析部33での画像解析により、撮影された人の人物情報を取得する。ここで、人物情報とは、特定の個人をその他の人と識別する際に用いる識別情報であり、例えば人の体型、顔、着衣又は歩き方等に関する情報がこれに該当する。
人物情報記憶部34は、画像解析部33での画像解析により取得された人物情報を記憶し保存するものである。コントローラ30は、画像解析部33による画像解析により人物情報を取得すると、都度その人物情報を人物情報記憶部34に記憶する。人物情報記憶部34では、敷地11周りを行き来する人ごとに人物情報が記憶され、予め定められた所定の保存期間内において保存される。具体的には、人物情報記憶部34に人物情報が記憶されるとその人物情報に対して人物情報タイマが割り当てられ、その割り当てられた人物情報タイマにより計時が開始される。そして、人物情報タイマによる経過時間が所定の保存期間を経過するとその人物情報が同記憶部34より消去される。
次に、コントローラ30によって実行される発光制御処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
まず、最初のステップS11では、各人検知センサ28からの検知結果に基づいて、敷地11の周りにおける人検知エリアB内に人が存在するか否かを判定する。人検知エリアBに人が存在する場合には、ステップS12に進む。
ステップS12では、監視カメラ15からの画像情報に基づいて、敷地11の周りにおける監視カメラ15の監視エリアAに人がいるか否かを判定する。監視エリアAに人がいる場合には、ステップS13に進む。
ステップS13では、認証処理を実行する。認証処理では、通信部31よりリクエスト信号を送信し、そのリクエスト信号の応答として携帯電話機35からIDコード信号を受信したか否かを判定する。そして、IDコード信号を受信した場合には、その受信したIDコードに基づいてID認証を行う。携帯電話機35からIDコード信号を受信し、かつ、そのIDコード信号がIDコード記憶部32に予め記憶されているIDコードと一致している場合には、ステップS14の判定を肯定し、本処理を終了する。この場合、監視エリアAにいる人を敷地11への立ち入りが許可されている居住者等であるとみなすことができるため、発光装置20による発光処理を実施することなく本処理を終了する。一方、携帯電話機35からIDコード信号を受信していない場合、又は、携帯電話機35からのIDコード信号が予め記憶されているIDコードと一致していない場合には、ステップS14の判定を否定してステップS15に進み、不審者判定処理を実行する。
ここで、ステップS15における不審者判定処理について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、監視カメラ15からの画像情報に基づいて画像解析を行うことで監視エリアAにいる人の人物情報を取得し、その取得した人物情報に基づいて監視エリアAにいる人が不審者であるか否かを判定するための処理である。
最初にステップS31では、先のステップS12(図5)において監視カメラ15から取得した人の画像情報に基づいて、画像解析部33によりその画像の解析を行う。ここでは、画像解析により監視エリアAにいる人の人物情報を取得する。
ステップS32では、人物情報記憶部34に記憶されている過去の人物情報をすべて(詳細には、今回処理のステップS31で人物情報記憶部34に記憶された人物情報を除く)読み出す。つまり、ここでは、所定期間の間に監視エリアAに現れたすべての人の人物情報が読み出される。
ステップS33では、ステップS31において今回取得した人物情報と、ステップS32において読み出した過去の人物情報とに基づいて、監視エリアAにいる人が過去に監視エリアAにいた人と同一人物であるか否かを判定する。具体的には、過去の人物情報の中に、今回取得した人物情報と一致する情報が含まれているか否かを判定する。監視エリアAにいる人が過去に監視エリアAにいた人と同一人物である場合には、ステップS34に進む。
ステップS34では、今回取得した人物情報に該当する人の通過回数カウンタNiを1インクリメントする(Ni←Ni+1)。通過回数カウンタNiは、同一人物が監視エリアAを通過するたびにカウントアップされるカウンタであり、人物情報記憶部34に記憶されている人物情報ごとに設定されている。本実施形態では、監視エリアAが比較的狭い領域として設定されているため、監視エリアAに入った(現れた)人はその直後に監視エリアAを通過することとなる。そのため、本実施形態では、人が監視エリアAに現れた回数と監視エリアAの通過回数とを同数とみなすこととしている。
ステップS36では、ステップS34において算出された監視エリアAの通過回数カウンタNiが6以上であるか否かを判定する。つまり、ここでは、同一人物が監視エリアAを6回以上通過したか否かを、換言すると同一人物が監視エリアAを通って敷地11の周りを3回以上往復移動したか否かを判定する。同一人物が監視エリアAを6回以上通過した場合にはステップS37に進み、不審者フラグをセットする。その後、本処理を終了する。一方、同一人物が監視エリアAを6回以上通過していない場合には、本処理を終了する。
一方、先のステップS33において、監視エリアAにいる人が過去に監視エリアAにいた人と同一人物でない場合、つまり監視エリアAにいる人が初めて監視エリアAに現れた人である場合には、ステップS35に進む。ステップS35では、今回取得した人物情報を新たに人物情報記憶部34に記憶する。そして、今回取得した人物情報に対して新たに通過回数カウンタNiを設定するとともに、当該通過回数カウンタNiに1を設定する(Ni←1)。その後、本処理を終了する。
図5の説明に戻り、ステップS15における不審者判定処理の終了後、ステップS16では、不審者フラグがセットされているか否かを判定する。不審者フラグがセットされていない場合には、本処理を終了する。不審者フラグが付されている場合には、ステップS17に進み、不審者追跡タイマによる計時を実行する。なお、このときすでに不審者追跡タイマによる計時が実行されている場合には、そのまま計時を継続する。
続くステップS18では、不審者追跡タイマによる不審者追跡時間が予め定められた所定時間を経過したか否かを判定する。ここで、所定時間は、例えば5分に設定されている。不審者追跡タイマによる不審者追跡時間が所定時間を経過していない場合には、ステップS19に進む。ステップS19では、ステップS11における各人検知センサ28からの検知結果に基づいて敷地11の周りにいる人の位置を、つまり不審者の位置を検出する。
ステップS20では、ステップS19において検出した不審者の位置に基づいて、発光装置20による追跡発光処理を実行する。ここでは、不審者の最も近くに位置する発光部22に対し発光信号を出力する。これにより、発光装置20は、不審者の最も近くに位置する発光部22のみ発光が行われ、その他の発光部22の発光が停止する。その後、本処理を終了する。
ステップS18において、不審者追跡タイマによる不審者追跡時間が所定時間を経過した場合には、ステップS22に進む。ステップS22では、発光装置20による全発光処理を実行する。ここでは、発光装置20のすべての発光部22に対し発光信号を出力する。これにより、発光装置20の発光部22がすべて発光するため、不審者に対する威嚇効果をより一層高めることができる。その後、本処理を終了する。
前述のステップS11において、敷地11の周りに人が存在していない場合、例えば発光装置20による発光処理により不審者が敷地11の周りから立ち去った場合には、ステップS21に進む。ステップS21では、発光装置20の各発光部22に対する発光信号の出力を停止する。これにより、発光装置20の発光が停止する。なお、このときすでに発光装置20の発光が停止している場合には、そのまま停止状態を継続する。その後、本処理を終了する。
また、ステップS11において敷地11の周りに人の存在が検知された後のステップS12において、監視エリアAに人がいない場合には、ステップS23に進む。ステップS23では、発光装置20が発光中であるか否かを判定する。つまり、ここではステップS20又はステップS22の発光処理が実施されているか否かを判定する。発光処理が実施されている場合には、不審者追跡中であるため、ステップS18を経由してステップS20又はステップS22に進み、発光処理を継続して実施する。その後、本処理を終了する。
よって、本制御処理では、敷地11の周りから不審者が立ち去る(ステップS11においてNO判定される)まで発光処理が継続して実施される。例えば不審者追跡タイマによる不審者追跡時間が所定時間を経過するまでは、追跡発光処理が継続して実施される。この場合、発光装置20は不審者の最も近くに位置する発光部22のみが発光するため、不審者が敷地11の周りを移動すると、発光装置20が不審者の移動に追従して発光する。また、不審者追跡タイマによる不審者追跡時間が所定時間を経過した後は、全発光処理が継続して実施される。この場合、不審者が敷地11の周りから立ち去るまで発光装置20のすべての発光部22が発光を続ける。
一方、ステップS23において発光処理が実施されていない場合には、そのまま本処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
敷地11の周りにおける所定のエリアを検出エリアとする人検知センサ28を敷地11の外周に沿って複数設け、これら各人検知センサ28の検知結果に基づいて、敷地11周りに存在する人の位置を検出することとした。そして、その検出した人の位置に基づいて、当該人の近くに位置する発光部22のみを発光させるようにした。これにより、当該人の移動に追従して発光装置20を発光させることができるため、不審者に対して何者かに追跡されているという心理を抱かせることができ、その結果不審者に向けて単に発光する場合と比べ、不審者に対する威嚇効果を高めることができる。また、発光装置20による発光は敷地11の周りを移動する者に対して行われるため、不審者の敷地11内への侵入を抑止することができる。よって、以上より、不審者に対する威嚇効果を高めることで、敷地11内への不審者の侵入を抑止することができる。
敷地11の外周に沿って複数の人検知センサ28を設け、これら各人検知センサ28の検知結果に基づいて、敷地11の周りに存在する人の位置を検出(把握)することとした。これにより、敷地11の周りに存在する人の位置を具体的に検出することができる。
一般に敷地11への侵入を試みる不審者は、敷地11内の状況確認等を事前に行うため敷地11の周りを何度も往来(往復移動)することが考えられる。そこで、本実施形態では、人検知エリアB内に定められた監視エリアAを6回以上通過した人を追従対象として、発光装置20による発光を実施することとした。これにより、一般の人に対して発光される事態を極力回避することができる。
発光装置20による追跡発光処理(ステップS20)の開始後、所定時間が経過した場合には、発光装置20のすべての発光部22を発光させるようにした。これにより、不審者に対する威嚇効果を高めることができるため、敷地11の周りからなかなか退散しない不審者を退散させることができる。
画像解析部33による画像解析により今回取得した人物情報と人物情報記憶部34に記憶されている過去の人物情報とに基づいて、敷地11の周りを移動する人が過去に敷地11の周りを移動した人と同一人物であるか否かを判定することとした。そして、同一人物であると判定された場合には、通過回数カウンタNiを1インクリメントすることとした。これにより、複数の異なる人物が敷地11の周りを出入りした場合であっても、通過回数カウンタNiが6以上に増えることはないため、この場合発光が実施されるのを回避することができる。すなわち、一般の人に対して発光が行われる事態を極力回避することができる。
発光装置20を塀12の上端部に設置したため、発光装置20を塀12の壁面に設置する場合と異なり、発光装置20から発せられる光を敷地11内から視認することができる。これにより、不審者が敷地11の周りにいることを敷地11内の居住者等に対して知らせることができるため、居住者等は不審者に対し迅速かつ適切な行動をとることが可能となる。
携帯電話機35からのIDコード信号に基づいてIDコードの認証が行われた場合には、発光装置20の発光が実施されないようにした。これにより、居住者等、敷地11内への立ち入りが許可されている者に対し発光されるのを回避することができる。
建物10の窓開口の正面に発光装置20が設けられているため、仮に不審者が塀12を乗り越える等して敷地11内に侵入した場合であっても、その不審者が建物10の窓開口の正面に移動した場合には、発光装置20の光によってその不審者の影が窓開口を通じて建物10内に映し出される。そのため、不審者が敷地11内に侵入したことを建物10内に居ながら知ることができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、監視エリアAを同一人が所定回数以上通過したことが判定された場合に、発光装置20による発光を実施するようにしたが、これを変更してもよい。例えば、各人検知センサ28による検知結果に基づいて、人が人検知エリアB(敷地11の周り)内に滞在している滞在時間を計時するタイマを設け、このタイマにより計時される滞在時間が所定時間を経過したことが判定された場合に、発光装置20による発光を実施するようにしてもよい。この場合、敷地11内の状況確認等のため敷地11の周りに長期間滞在することの多い不審者に対しては発光が実施されるが、敷地11の周りを移動するだけの人に対しては発光が実施されない。すなわち、本実施形態によれば、敷地11の周りを通り過ぎる一般の人に対して発光が実施されるのを回避することができる。
(2)上記実施形態では、同一人が監視エリアAを所定回数以上通過したことが判定された場合に発光装置20による発光を実施するようにしたが、同一人に限ることなく、人が監視エリアAを所定回数以上通過したことが判定された場合に発光を実施するようにしてもよい。この場合であっても、一般の人に対する意に反した発光が実施される頻度を少なくする効果が期待できる。特に、敷地11周りの公道Rが人通りの少ない場合には有効である。
(3)上記実施形態では、同一人が監視エリアAを6回以上通過した場合に、発光装置20による発光を実施するようにしたが、これを変更して、同一人が敷地11の周りを1回乃至5回のいずれかの回数、往復移動した場合に発光装置20による発光を実施するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、発光装置20を塀12の上端部に設置する構成としたが、発光装置20の設置位置は必ずしもこの位置に限定されることなく、敷地11の外側から発光装置20の光に気付くことができればいずれの位置に設置してもよい。但し、発光装置20を塀12に設置する場合において、例えば発光装置20を塀12の壁面(敷地11の外側面)に設置すると、発光装置20から発せられる光を敷地11の内側から気付くことができないおそれがある。したがって、その点を考慮すると発光装置20を塀12の上端部に設置するのが好ましい。
また、発光装置20は、必ずしも塀12に設置される必要はなく、敷地11がフェンスや垣根等その他の外構により囲まれている場合にはそれらに対して発光装置20を設置してもよい。さらに敷地11の外周に外構が設けられてない場合には、敷地11の外周部に沿って複数のポール等を設置しこれらのポールを利用して発光装置20を設置してもよい。
(5)上記実施形態では、発光装置20による追跡発光処理(ステップS20)の開始後、所定時間が経過した場合に、発光装置20のすべての発光部22を発光させるようにしたが、これを変更して、発光部22の発光色を変更したり発光部22を点滅させたりする等その他の発光態様で発光させるようにしてもよい。これらの場合、上記実施形態と同様、不審者に対する威嚇効果を高めることができる。また、追跡発光処理開始後の経過時間に応じて発光装置20の発光態様を変更してもよい。例えば、ステップS22における全発光処理を開始した後、さらに所定時間が経過した場合に、より威嚇効果の高い発光態様に変更することが考えられる。
(6)上記実施形態では、発光装置20を敷地11の外周部のほぼ全域に設置したが、発光装置20を敷地11の外周部の一部にのみ設置してもよい。例えば、上記実施形態の空き地Eに住宅が建った場合等には、敷地11の北側から不審者が侵入する可能性が少なくなるため、発光装置20を公道Rに面した側にのみ設置してもよい。
また、不審者の建物10への侵入口となり易い建物10の玄関や窓開口等の開口部周辺にのみ発光装置20を設置してもよい。そうすれば、建物10の開口部を通じて建物10内への侵入を試みる不審者が開口部周辺の塀12をよじ登る等して開口部周辺から敷地11へ侵入する行為を少なくとも抑止することができる。つまり、不審者による敷地11内への侵入を効果的に抑止することができる。
(7)上記実施形態において、敷地11の周りを移動する人の存在が人検知センサ28により検知されなくなった場合には、その人が敷地11内に侵入した可能性がある。特に、敷地11に面する公道Rを移動する人は公道Rから他の場所へ移動することが困難であるため、公道Rを移動する人が検知されなくなった場合にはその人が敷地11内に侵入した可能性が高い。そこで、人検知センサ28により人の存在が検知されなくなった場合には、人の検知が途切れた場所について発光装置20の発光態様を変更するのがよい。具体的には、例えば、人の検知が途切れた場所の近くに位置する発光部22を点滅させることが考えられる。この場合、敷地11内に侵入した不審者に対して威嚇効果を高めることができるため、不審者に敷地11からの退散を促すことができる。また、敷地11内の者に不審者の侵入箇所を報知することができるため、異常事態に対し適切かつ迅速な行動をとることが可能となる。
(8)上記実施形態では、敷地11の外周部に沿って複数設けた人検知センサ28の検知結果に基づいて、敷地11の周りを移動する人の位置を検出する構成としたが、人の位置を検出する構成は必ずしもこれに限定されない。例えば、敷地11の周りを監視対象として人の移動を監視する監視手段(監視カメラ等)を設け、その監視手段の監視結果に基づいて敷地11の周りを移動する人の位置を検出するようにしてもよい。
(9)発光手段の発光高さを可変とするものであってもよい。例えば、外構に上下複数段に発光手段を設けておく。そして、撮像手段(監視カメラ)の撮像データに基づいて不審者の顔の高さ位置を検出するとともに、その顔の高さ位置に応じて発光手段による発光を行わせる。
10…建物、11…敷地、12…外構としての塀、15…監視カメラ、20…発光手段としての発光装置、21…発光部、28…位置検出手段としての人検知センサ、30…制御手段、不審行動検出手段、人物判定手段及び認証手段としてのコントローラ、33…取得手段としての画像解析部、34…記憶手段としての人物情報記憶部、35…携帯機としての携帯電話機。

Claims (9)

  1. 敷地の外周に沿って設けられ、前記敷地の外側に向けて光を発しかつ発光位置が可変である発光手段と、
    前記敷地の周りを検出範囲として同検出範囲内にいる人の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された人の位置に基づいて、当該人の移動に追従させて前記発光手段を発光させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする防犯システム。
  2. 前記検出範囲内にいる人の行動履歴に基づいて不審行動を検出する不審行動検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記不審行動検出手段により不審行動が検出された人を追従対象として前記発光手段による発光を実施することを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  3. 前記検出範囲内に定められた所定位置を人が通過する通過回数をカウントする手段を備え、
    前記不審行動検出手段は、前記行動履歴としての前記通過回数に基づいて不審行動を検出することを特徴とする請求項2に記載の防犯システム。
  4. 前記検出範囲内にいる人の滞在時間を計時する手段を備え、
    前記不審行動検出手段は、前記行動履歴としての前記滞在時間に基づいて不審行動を検出することを特徴とする請求項2又は3に記載の防犯システム。
  5. 前記検出範囲内にいる人の人物情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した人物情報を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段により今回取得した人物情報と前記記憶手段に記憶されている過去の人物情報とを照合し、今回取得した人物情報が過去に検出されている人物と同一であるか否かを判定する人物判定手段と、
    を備え、
    前記不審行動検出手段は、前記人物判定手段により同一とされた人物の行動履歴に基づいて前記不審行動の検出を実施することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の防犯システム。
  6. 前記制御手段は、前記発光手段の発光開始からの経過時間に応じて、前記発光手段による発光態様を変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の防犯システム。
  7. 前記発光手段は、当該発光手段から発せられる光を敷地内からも視認可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の防犯システム。
  8. ユーザにより携帯される携帯機の識別情報を取得し、当該取得した識別情報があらかじめ登録されている識別情報と一致するか否かの認証を行う認証手段を備え、
    前記制御手段は、前記認証手段により識別情報の認証がなされた場合には、前記発光手段による発光を実施しないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の防犯システム。
  9. 前記敷地には、建物が設けられており、
    前記発光手段は、少なくとも建物において屋内外を連通する開口部の正面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の防犯システム。
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