JP2010250373A - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 対象となる印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報及びジョブチケットの設定情報からジョブが実行可能な処理順序を一意に決定することにより、誤った順序で印刷ジョブが実行されることを防止する。
【解決手段】 受信した印刷ジョブ50に含まれるコンテンツデータを、印刷ジョブ50に含まれるジョブチケットの情報に従って、MFP56に出力物として出力させることが可能なMISサーバ20であって、MFP56が実行可能な処理順序のうち、印刷ジョブ50を出力物として出力する際にMFP56が実行可能な処理順序に関する情報をジョブチケットの情報に基づいて取得し、取得された出力順序情報に基づいて、印刷ジョブ50を出力する際にMFP56において実行される処理順序である実行順序を決定し、決定された実行順序をMFP56に実行させるためのジョブチケットを作成するCPU301を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の印刷システム間でジョブチケットを変換する際の、処理順序決定制御を行う情報処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告、グラビア等)の作成依頼を受注し、該クライアントの所望の印刷物を作成し、それを該クライアントに納品することでクライアントから報酬を得る、所謂、商業的印刷業界がある。
この種の商業印刷業界では、現在でも、オフセット製版印刷機などの大規模な印刷装置等を用いているのが主流であり、以下のような様々な工程を踏んで作業を進めてきた。例えば、入稿、デザインやレイアウト、カンプ(プリンタ出力によるプレゼンテーション)、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフプリント)、版下作成、印刷、後処理加工、発送といった工程等である。
一方で、最近、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、上記のような印刷業界に対抗して、プリント・オン・ディマンド(Print ON Demand:以下、PODと表記)と呼ばれる市場も出現しつつある。PODでは、比較的小ロットのジョブを、大掛かりな装置、システムを用いずに、短納期で取り扱えることを目指している。PODは、上記のような大規模な印刷機、印刷手法に変わって、例えば、デジタル複写機やデジタル複合機等のデジタル画像形成装置を最大限に活用して、電子データを用いたデジタルプリントを実現するものである。
このようなPOD市場では、従来の印刷業界に比べてデジタル化が融合し、コンピュータを利用した管理、制御が浸透してきている。また、上記POD市場では、出力結果を得るために複数の処理工程(例えば、印刷前処理工程、印刷処理工程、印刷後処理工程)からなるワークフローを生成する。そして、印刷システムは、該ワークフローの処理工程に従って処理を進めることにより、効率的にクライアントが所望とする出力結果を得ている。ただし、1つの上記印刷システムが全てのワークフローの処理工程を有しているケースは少なく、異なる機能を有する複数の印刷システムがネットワーク上で通信を行ってワークフローの処理工程を実行していく。
上記のように印刷システムが異なる印刷システムからジョブチケットを受信する場合、該ジョブチケットは他システム領域で必要な情報のみ具体的な処理を含んでいる場合が多い。そして、自システムで処理する工程に関しては、ユーザの指示に基づいた抽象的な情報のみ記載されている場合が多い。このような場合、印刷システムはシステム領域内で制御する具体的な情報を含んだジョブチケットに変換する処理が必要になってくる。機能の異なる複数の印刷システム間で印刷ジョブを変換する情報処理装置における印刷ジョブ変換制御に関する技術は特許文献1に示されている。
特開2007−156671号公報
上記特許文献1に記載の発明では、システム内における印刷装置の機能情報を取得し、作業指示データとコンテンツデータとに基づいて印刷ジョブの変換を行っている。しかしながら、特許文献1では印刷装置で行われる処理のそれぞれ別々に機能情報を取得し変換を行っており、印刷装置で行われる処理順序は考慮されていない。そのため、誤った順序で印刷ジョブが実行される可能性がある。
例えば、1つの印刷装置で同じ機能を有するオプション装置が複数存在した場合、どのオプション装置で実行すればよいのかがわからなくなる可能性がある。また、クライアントの望む処理順序とは異なる順序で処理されてしまうことで、得られる出力物クライアントの希望とは異なる結果になる可能性もある。また、あるいは印刷装置が実行できない処理順序でジョブチケットを変換してしまいジョブがキャンセルされてしまう可能性もある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、対象となる印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報及びジョブチケットの設定情報からジョブが実行可能な処理順序を一意に決定することにより、誤った順序で印刷ジョブが実行されることを防止することである。
本発明の情報処理装置は、受信した印刷ジョブに含まれるコンテンツデータを、前記印刷ジョブに含まれるジョブチケットの情報に従って、印刷装置に出力物として出力させることが可能な情報処理装置であって、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を前記ジョブチケットの情報に基づいて取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報に基づいて、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定された前記処理順序を前記印刷装置に実行させるためのジョブチケットを作成する作成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、対象となる印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報及びジョブチケットの設定情報からジョブが実行可能な処理順序を一意に決定することにより、誤った順序で印刷ジョブが実行されることを防止することが可能となる。
本実施形態に適用される印刷システムの構成の一例を示す図。 MISサーバ20の内部構造を示すブロック図。 PODシステムにおけるジョブチケットの構造の一例を示す図。 PODシステムにおけるジョブチケットの処理順序の一例を示す図。 本実施形態の全体的な処理の流れを示すフローチャート。 (a)は印刷装置に関する情報の一例を示す概念図。(b)は印刷装置に関する情報の具体例を示す図。 (a)は図5のステップS4の詳細な流れを示すフローチャート。(b)は図5のステップS4の具体例1の流れを示すフローチャート。(c)は図5のステップS4の具体例2の流れを示すフローチャート。(d)は図5のステップS4の具体例3の流れを示すフローチャート。 図5のステップS6の具体例の流れを示すフローチャート。 (a)は断裁方向と平行な折り目方向を示す図。(b)は断裁方向と垂直な折り目方向を示す図。
(実施例1)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に適用する印刷システムの基本構成の一例を示すブロック図である。エンドユーザ環境1,2には、印刷の発注を行うクライアントがそれぞれ存在する。各クライアントは、それぞれのエンドユーザ環境1,2からそれぞれのクライアントPC8を利用して、MISサーバ20に対して印刷ジョブ50の発注を行う。
MISサーバ20は、本実施形態において適用される情報処理装置である。MISサーバ20は、印刷ジョブ50に基づいてワークフローにおける作業指示が記述されたジョブチケットに相当するJDFデータ52を作成するためのJDF作成アプリケーション51を有している。尚、印刷ジョブ50は、エンドユーザ環境1、2から送信され、MISサーバ20、プリントサーバ30を介して本実施形態に適用する印刷装置であるMFP56において印刷及び後処理がなされるジョブである。そして、印刷ジョブ50は、コンテンツデータ及び作業指示データとしてのジョブチケットを含む。ここで、コンテンツデータとは例えばドキュメントファイル、PDFファイルなど印刷対象となるデータを指し、ジョブチケットとは例えばJDFデータを指す。尚、コンテンツデータ、及びジョブチケットは、上記の例に限らず他の形式であっても構わない。
プリントサーバ30は、MISサーバ20からMFP56に投入される印刷ジョブ50を受信すると共に、印刷ジョブ50に含まれるジョブチケットを解釈し、コンテンツデータをMFP56に印刷させるよう制御するためのサーバである。プリントサーバ30は、JDFパーサ53、PDLコントローラ54、プリンタ・フィニッシャインターフェース55により構成される。JDFパーサ53は、JDFデータを解釈する。また、PDLコントローラ54は、PDF/PS等の各種PDLデータを処理する。プリンタ・フィニッシャインターフェース55は、MFP56等のプリンタエンジンとプリントサーバ30とを接続し、各種通信を行う。
MFP56は、本実施形態において適用される印刷装置であり、プリントサーバから受け取った印刷ジョブ50を出力物57として出力する。
次に図1の印刷システムで実行されるジョブチケットによるワークフローの動作について説明する。
MISサーバ20に印刷ジョブ50が投入されると、作業者の操作に基づいて、MISサーバ20にインストールされているJDF作成アプリケーション51により、ジョブチケットに相当するJDFデータ52が作成される。ここで、ジョブチケットを作成するとは、受け取った印刷ジョブに含まれるジョブチケットを、ジョブチケットの内容を変更する処理及びジョブチケットの形式を変換する処理のうち少なくとも1つを含む処理のことを指す。
作成されたJDFデータ52を含む印刷ジョブ50がプリントサーバ30に渡されると、プリントサーバ30におけるJDFパーサ53がJDFデータ52を解釈して、MFP56に対するジョブを実行する。例えば、JDFデータ52には、出力用紙サイズや両面片面印刷やNup等の属性が指定されており、このような属性情報はJDFパーサ53により解釈される。PDLコントローラ54は、JDFデータ52の内容に従って、PDF/PS等のPDLデータを処理する。またPDLコントローラ54は、プリンタ・フィニッシャインターフェース55を介してMFP56に対してコンテンツデータの印刷処理及び後処理を実行し出力物57を出力させるように制御する。
図2は、MISサーバ20の内部構成を示すブロック図である。CPU301は、ROM306内部のプログラム領域に記憶されたプログラム、又は、ハードディスク(HD)303からRAM302にロードされたOS、汎用アプリケーション、又は、JDF作成アプリケーション51等のプログラムを実行する。RAM302は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ハードディスク303は、JDF作成アプリケーション51、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、電子原稿ファイル等を記憶する。ディスプレイコントローラ304は不図示のディスプレイによる表示の制御を行う。ネットワークコントローラ305は、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。キーボードコントローラ309は、不図示のキーボード及びポインティングデバイスからのキー入力を制御する。また、CPU301は、内部バス310によって、それぞれのブロックと接続されている。
以下、図3,図4を参照して、PODシステムにおけるジョブチケットの構造を説明する。図3は、PODシステムにおけるジョブチケットの構造の一例を示す図である。図3に示すように、52はJDFデータ全体を示す。61はPrePress処理指示であり、PDF等のコンテンツデータをどのように画像処理し、どのように配置するか等を示す複数のPrePress処理の指示群が記述されている。
62はPress処理指示であり、PrePress処理指示61に従って作成された画像データをどのように出力するか等を示す複数のPress処理の指示群が記述されている。63はPostPress処理指示であり、Press処理指示62に従って出力された原稿を包み製本等、どのように後処理するかを示す複数のPostPress処理の指示群が記述されている。
60はCombinedProcess指示であり、CombinedProcess処理の指示が記述されている。ここで、CombinedProcess処理とは、PrePress処理指示61とPress処理指示62とPostPress処理指示63を1つのデバイスで処理する場合に一つの処理としてまとめる処理である。
64はCombinedProcess指示60における処理順序の指示であり、PrePress処理指示61、Press処理指示62、PostPress処理指示63のそれぞれに含まれる複数の指示をどの順序で処理するかが記述されている。詳細は図4にて説明する。
ここで、CombinedProcess指示60は一度のデータ入力に対してPrePress処理(印刷前処理)+Press処理(印刷処理)+PostPress処理(印刷後処理)を同一のデバイスで処理する場合に用いられる。そしてCombinedProcess処理順序指示64は、複数の処理の順番を指示することで複数の処理によって得られる出力物を一意に決めるために用いられる。尚、CombinedProcessは、PrePress処理,Press処理,PostPress処理のうち少なくとも2つの機能を所持するMFPに対して使用される。また、PrePress処理、Press処理、PostPress処理を総称して、出力処理と定義する。例えば、印刷も出力処理の一種であり、折り処理、パンチ処理といった後処理も出力処理の一種である。
図4は、JDFデータ52のCombinedProcess指示60における処理順序の一例を示す図である。尚、図4の例ではPrePress処理指示61(レイアウト、面付け、PDF解釈、色変換、レンダリング)、Press処理指示62(印刷)、PostPress処理指示63(パンチ)の順序で処理が行われる。
JDFデータ52におけるワークフローの表現は、主にプロセスとリソースから成り立っている。プロセスはワークフロー中のある1単位の処理を表し、例えば面付け83、色変換87、印刷8b、パンチ8d等が挙げられる。リソースは各プロセスの入力となるパラメータや資源または、各プロセス完了後に出力される中間成果物または最終成果物を表す。例えばPDF80、ビットマップ8a、印刷物8c等が挙げられる。CombinedProcess処理順序指示64では、リソースを入出力とする複数のプロセスが連なっている。
図5は、MISサーバ20における制御処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、これらのフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。
ステップS1において、CPU301はエンドユーザ環境1、2からジョブチケットとコンテンツデータを含む印刷ジョブ50を受信する。受信したジョブチケットとコンテンツデータはHD303に保存される。ここでいうジョブチケットはJDFデータ52を想定しており、受信されたJDFデータ52はCPU301によって解釈される。
ステップS2において、CPU301は、プリントサーバ30に対して要求を行い、プリントサーバ30に登録されているMFP56に関する情報を、ネットワークを介して取得する。ここで、MFP56に関する情報について、図6を用いて説明する。
図6は、印刷装置(MFP56)に関する情報の一例を示す図である。図6(a)は印刷装置に関する情報の概念図である。印刷装置名称110は印刷装置の名称に関する情報である。構成情報111は、印刷装置の構成情報に関する情報であり、印刷装置に装着されているオプション名と、そのオプションが担う機能に関する情報が含まれている。実行可能な処理順序情報112は、構成情報111に基づき、印刷ジョブの内容に関わらず印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報である。
図6(b)に印刷装置に関する情報の具体例を示す図である。図6(b)では印刷装置にパンチャーが2つ、折り機が1つ、綴じ機が1つ装着されている場合の例を示している。図6(b)から、名称がプリンタAという印刷装置には印刷エンジン、パンチャーA、折り機、綴じ機、パンチャーBを有していることがわかる。また、デジタル印刷処理、パンチ処理、折り処理、綴じ処理、パンチ処理の順序であればこの中の任意のプロセスを実行できるということがわかる。
尚、印刷装置に関する情報の要求は印刷装置に直接行っても構わないし、MISサーバ20に接続されている印刷装置の構成情報を予めHD303に保存しておき、HD303より取得する構成であっても構わない。
ステップS3において、CPU301はステップS2で取得したMFP56に関する情報から、MFP56が印刷ジョブ50の内容に関わらず装置として実行可能な処理順序に関する情報を取得する。
尚、MFP56が印刷ジョブ50の内容に関わらず装置として実行可能な処理順序に関する情報は、ステップS2で取得したMFP56に関する情報に含まれる実行可能な処理順序情報112から取得しても構わない。また他にも構成情報111に基づいてCPU301が導きだす構成であっても構わない。後者の場合には、印刷装置に関する情報に実行可能な処理順序情報112が含まれておらず、構成情報111しか取得することが出来ない場合にも対応可能となる。
ステップS4において、CPU301は、ステップS3で取得した処理順序に関する情報と、ジョブチケット(JDFデータ52)の情報とから、印刷ジョブ50を出力する際にMFP56で実行可能な処理順序に関する情報を取得する。ステップS4の取得処理に関する詳細は後述する。
ステップS5において、CPU301は、ステップS4で取得した情報から印刷ジョブ50を出力物として出力する際にMFP56で実行可能な処理順序が複数存在するか否かを判定する。そして、複数存在すると判定された場合には、ステップS6に移行する。一方で、複数存在しないと判定された場合には、ステップS7に移行する。
ステップS6では、CPU301が複数存在する実行可能な処理順序の中から、最適な処理順序を選択し、選択された処理順序を、印刷ジョブ50を出力する際にMFP56において実行される処理順序に決定する。ここで、最適な処理順序とは、MFP56における処理時間が短い処理順序を指す。尚、処理時間に限らず、例えば、処理工数が少ない処理順序、消費電力が少ない処理順序など他の基準を用いて最適な処理順序を選択してもよい。また、複数の基準をクライアントが選択することで切り替え可能としても構わない。このように、MFP56で実行可能な処理順序が複数ある場合でも、より最適な処理順序を実行する処理順序に決定することで、出力処理の効率を高めることが可能となる。
ステップS7では、CPU301が実行可能な処理順序を、印刷ジョブ50を出力する際にMFP56において実行される処理順序に決定する。
ステップS8において、CPU301は、ステップS6またはステップS7において決定した印刷ジョブ50の実行順序をジョブチケットに記述し、前記実行順序をMFP56で実行させることが可能なジョブチケットの作成を行う。ここでのジョブチケットにおいてもJDFデータを想定しており、CombinedProcess処理順序指示64に対して印刷ジョブ50を出力する際にMFP56において実行される処理順序の情報が記述される。
ステップS9において、CPU301は、ステップS8において作成されたジョブチケットと、HD303に格納されているコンテンツデータを、ネットワークコントローラ305を介してプリントサーバ30に送信する。
上記の処理により送信されたジョブチケット及びコンテンツデータは、プリントサーバ30を介してMFP56に送信され、ジョブチケットの情報に従ってステップS6またはステップS7において決定された処理順序で出力が実行される。
以上の処理が行われることで、印刷ジョブ50の処理順序がMFP56で実行可能な処理順序で最適に決定され、誤った処理順序で印刷ジョブ50が実行されることを防止することが可能となる。
次に、図7を用いて、図5のフローチャートのステップS4における取得処理の詳細を、後処理の処理順序に関する情報の取得を例に挙げて説明する。尚、以下の説明は、後処理に限らずの印刷前処理、印刷処理など他の出力処理に関しても同様に実施可能である。図7(a)は、図5のフローチャートのステップS4において行われる取得処理の詳細を示すフローチャートである。尚、図7(a)のフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。
ステップS11において、CPU301は、JDFデータ52のPostpress処理指示63を抽出し、印刷ジョブ50に含まれている出力処理のうち後処理の種類を認識する。
ステップS12において、CPU301は、認識した後処理の種類と、ステップS3で取得したMFP56が印刷ジョブ50の内容に関わらず装置として実行可能な処理順序に関する情報とを比較する。そして、CPU301はこの比較により、MFP56が印刷ジョブ50に含まれる各後処理を処理レベルで実行可能な処理順序に関する情報を取得する。ここで、処理レベルで実行可能な処理順序とは、各処理の詳細な設定(例えば、何ページから何ページまでを部分的に折るなど)を考慮せず、単に処理の種類のみを考慮した処理順序である。そして、この処理レベルで実行可能な処理順序には、実際には実行不可能な処理順序や、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力されてしまう処理順序が含まれる。例えば、MFP56が、折り処理→綴じ処理、綴じ処理→折り処理のいずれの処理順序も処理レベルでは実行可能であったとしても、折り処理が部分的に設定されている場合には、実際には綴じ処理→折り処理順序は実行不可能である。また例えば、MFP56が、折り処理→パンチ処理、パンチ処理→折り処理のいずれの処理順序も処理レベルでは実行可能であったとする。この場合に折り処理→パンチ処理の処理順序で出力すると、設定されている折り方法、パンチ位置によっては、折り処理によりパンチ位置がずれてしまい、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力されてしまう。ここでクライアントの所望する出力物とは異なる出力物とは、例えば、パンチの位置や断裁位置など出力処理が実行される位置が、ジョブチケットの設定情報で設定されている位置とは異なる位置に実行されることにより得られる出力物を指す。
ステップS13において、CPU301は、JDFデータ52のPostPress処理指示63を確認し、印刷ジョブ50での各後処理工程でどのような設定がされているかどうかを示す後処理設定情報を取得する。
ステップS14において、CPU301は、処理レベルで実行可能な処理順序のうち、取得した後処理設定情報に基づいて後処理を実行した場合にMFP56で実行不可能な処理順序を候補から削除する。また、CPU301は、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序を候補から削除する。そして、CPU301は,削除されることなく残った処理順序を、印刷ジョブ50を出力する際にMFP56で実行可能な処理順序とし、この処理順序に関する情報を取得する。
ここで、図7(a)のフローチャートに従って、CPU301が実行可能な処理順序を決定する具体例を記載する。
具体例の一つ目は、部分的な後処理とコンテンツデータ全体をまとめる後処理が混在している場合である。部分的な後処理とは印刷ジョブに含まれるコンテンツデータの全ページに対してではなく、一部に行われる後処理であり、例えばサブセットステイプル等を指す。また、コンテンツデータ全体をまとめる後処理とは、ステイプル(綴じ)処理、折り処理等、処理後に処理されたページがまとめられて一つの出力物として扱われる処理を指す。尚、この場合には、コンテンツデータ全体をまとめる後処理を部分的な後処理よりも先に実行してしまうと、部分的な後処理を実行することができなくなってしまうため、部分的な後処理を先に実行する必要がある。
図7(b)に、コンテンツデータ全体をまとめる後処理と、部分的な後処理との両方が設定されている場合における、図7(a)のフローチャートのステップS14の詳細を示すフローチャートを示す。尚、図7(b)のフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。また、MFP56では、コンテンツデータ全体をまとめる後処理と部分的に設定されている後処理とを、両後処理が全体に設定されている場合にはどちらでも先に行うことが可能な構成を有していることを前提とする。(例えば、コンテンツデータ全体をまとめる後処理が折り処理で、部分的に設定されている後処理が綴じである場合には、折り→綴じ、綴じ→折りのいずれの処理順序も実行可能である。)
ステップS21では、CPU301が、ステップS13で取得した後処理設定情報から、コンテンツデータ全体に設定されている後処理の情報を取得し、コンテンツデータ全体をまとめる後処理が設定されているかどうかを判定する。ここで、コンテンツデータ全体をまとめる後処理ではないと判定された場合は、処理順序の候補を削除することなく、処理を終了する。一方、コンテンツデータ全体をまとめる後処理であると判定された場合には、ステップS22に移行する。
ステップS22では、CPU301が、ステップS13で取得した後処理設定情報から、部分的な後処理が設定されているかどうかを判定する。ここで、部分的な後処理が設定されていないと判定された場合は、処理順序の候補を削除することなく、処理を終了する。一方、部分的な処理が設定されていると判定された場合には、ステップS23に移行する。
ステップS23では、処理順序の候補のうち、部分的な後処理よりも、コンテンツデータ全体をまとめる後処理が先に行われる処理順序を、MFP56で実行不可能な処理順序であるとして削除する。
以上の処理により、部分的な後処理とコンテンツデータ全体をまとめる後処理が混在している場合にも、確実に部分的な後処理を先に実行させることが可能なジョブチケットを作成することが可能となる。これにより、印刷装置で実行不可能となり印刷装置において印刷ジョブがキャンセルされる、または、印刷ジョブが再変換されるといった状況を防止でき、印刷装置における出力効率を上昇させることが可能となる。
具体例の二つ目は、折り処理と折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理とが混在している場合である。この場合には、折り処理を断裁処理よりも先に実行してしまうと、折り処理による用紙の重なりにより、断裁位置にズレが生じてしまう。その結果、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力されるため、断裁処理を先に実行する必要がある。ここで、折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理とは、例えば図9(a)に示すように、折り目方向と平行な方向に断裁を行う処理である。
図7(c)に、折り処理と、折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理との両方が設定されている場合における、図7(a)のフローチャートのステップS14の詳細を示すフローチャートを示す。尚、図7(c)のフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。また、MFP56では、折り処理と断裁処理とを、両後処理が全体に設定されている場合にはどちらでも先に行うことが可能な構成を有していることを前提とする。
ステップS31では、CPU301が、ステップS13で取得した後処理設定情報から、コンテンツデータ全体に設定されている後処理の情報を取得する。そして、CPU301が取得した後処理の情報に基づいて当該後処理が折り処理及び当該折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理を含んでいるかどうかを判定する。ここで、折り処理及び当該折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理を含んでいないと判定された場合は、処理順序の候補を削除することなく、処理を終了する。一方、折り処理及び当該折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理を含んでいると判定された場合には、ステップS32に移行する。
ステップS32では、処理順序の候補のうち、断裁処理よりも、折り処理が先に行われる処理順序を、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序であるとして削除する。
以上の処理により、折り処理と折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理とが混在している場合にも、確実に断裁処理を先に実行させることが可能なジョブチケットを作成することが可能となる。これにより、折り処理が原因で発生する断裁位置のズレによってクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力されるのを防止することが可能となる。
具体例の三つ目は、折り処理とパンチ処理とが混在している場合である。この場合には、折り処理をパンチ処理よりも先に実行してしまうと、折り処理による用紙の重なりにより、パンチ位置にズレが生じてしまう。その結果、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力されるため、パンチ処理を先に実行する必要がある。
図7(d)に、折り処理と、パンチ処理との両方が設定されている場合における、図7(a)のフローチャートのステップS14の詳細を示すフローチャートを示す。尚、図7(d)のフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。また、MFP56では、折り処理とパンチ処理とを、両後処理が全体に設定されている場合にはどちらでも先に行うことが可能な構成を有していることを前提とする。
ステップS41では、CPU301が、ステップS13で取得した後処理設定情報から、コンテンツデータ全体に設定されている後処理の情報を取得し、当該後処理が折り処理及びパンチ処理を含んでいるかどうかを判定する。ここで、折り処理及びパンチ処理を含んでいないと判定された場合は、処理順序の候補を削除することなく、処理を終了する。一方、折り処理及びパンチ処理を含んでいると判定された場合には、ステップS42に移行する。
ステップS42では、処理順序の候補のうち、パンチ処理よりも、折り処理が先に行われる処理順序を、クライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序であるとして削除する。
以上の処理により、折り処理とパンチ処理とが混在している場合にも、確実にパンチ処理を先に実行させることが可能なジョブチケットを作成することが可能となる。これにより、折り処理が原因で発生するパンチ位置のズレによってクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力されるのを防止することが可能となる。
次に、図8を用いて、図5のフローチャートのステップS6における最適な処理順序を選択する処理の具体例を、後処理の処理順序に関する情報の取得を例に挙げて説明する。尚、以下の説明は、後処理に限らずの印刷前処理、印刷処理など他の出力処理に関しても同様に実施可能である。図8は、図5のフローチャートのステップS6において行われる最適な処理順序を選択する処理の具体例を示すフローチャートである。尚、図7(a)のフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。
具体例は、折り処理と折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理とが混在している場合である。この場合には、折り処理を断裁処理よりも先に実行しても、断裁位置にズレが生じない。つまり、折り→断裁、断裁→折りのどちらの順序で処理を実行しても同一の出力物が出力されることとなり、図7(a)のフローチャートのステップS14では処理順序の削除は行われない。そのため、図5のフローチャートのステップS5では処理順序が複数存在すると判定され、ステップS6で最適な処理順序が選択されることとなる。ここで、折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理とは、例えば図9(b)に示すように、折り目方向と垂直な方向に断裁を行う処理である。
図8に、折り処理と、折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理との両方が設定されている場合における、図5のフローチャートのステップS6の詳細を示すフローチャートを示す。尚、図8のフローチャートの各処理は、MISサーバ20のCPU301がHD303に格納されたJDF作成アプリケーション51のプログラムを実行することにより実現される。また、MFP56では、折り処理と断裁処理とを、両後処理が全体に設定されている場合にはどちらでも先に行うことが可能な構成を有していることを前提とする。
ステップS51では、CPU301が、ステップS13で取得した後処理設定情報から、コンテンツデータ全体に設定されている後処理の情報を取得し、当該後処理が折り処理及び折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理を含んでいるかどうかを判定する。ここで、折り処理及び折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理を含んでいないと判定された場合は、どちらの処理を先に行ってもパフォーマンスは変化しない。そのため、CPU301はいずれかの処理順序を選択し、印刷ジョブを出力する際にMFP56において実行される処理順序に決定する。一方、折り処理及び折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理を含んでいると判定された場合には、ステップS52に移行する。
ステップS52では、処理順序の候補のうち、断裁処理よりも、折り処理が先に行われる処理順序を、最適な処理順序として選択し、印刷ジョブを出力する際に実行される処理順序に決定する。これは、断裁処理を折り処理よりも先に実行する場合には、折り処理の対象となる用紙枚数が2倍になり、折り処理を先に実行した場合に比べて時間がかかるためである。
以上の処理により、折り処理と折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理とが混在している場合にも、折り処理を先に実行させることが可能なジョブチケットを作成することが可能となる。これにより、同一の出力物が得られる場合でも、よりパフォーマンスの高い処理順序を実行させることが可能となり、出力効率を向上させることができる。
尚、本実施形態においては、予め取得した印刷装置(MFP56)の処理順序情報と、ジョブチケットの情報を比較することでMFP56が印刷ジョブ50に含まれる各後処理を処理レベルで実行可能な処理順序に関する情報を取得した。しかし、この方法に限らず、例えば印刷ジョブ50の処理内容をジョブチケットの情報を元に先に認識し、認識した処理内容に関する処理順序情報のみを取得するという方法であっても構わない。このような方法を取ることで、プリントサーバ30又はMFP56からMFP56に関する情報を取得する際に必要な情報のみを取得することが可能となり、情報の取得効率が上昇するという効果がある。
また、本実施形態では、情報処理装置(MISサーバ20)は、印刷装置(MFP56)とは別体として説明を行った。しかし、この構成に限らず、本発明の情報処理装置が印刷装置に含まれている構成であっても構わない。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、HD、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のプログラムそのものをHD等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、該ホームページから圧縮され自動インストール機能を含むファイルをHD等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやFTPサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布する。さらに、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。さらに、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のような構成も含まれることは言うまでもない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、該メモリに書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
尚、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
20 MISサーバ
50 印刷ジョブ
52 JDFデータ
56 MFP
301 CPU1

Claims (23)

  1. 受信した印刷ジョブに含まれるコンテンツデータを、前記印刷ジョブに含まれるジョブチケットの情報に従って、印刷装置に出力物として出力させることが可能な情報処理装置であって、
    前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を前記ジョブチケットの情報に基づいて取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報に基づいて、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序を決定する決定手段と、
    前記決定手段によって決定された前記処理順序を前記印刷装置に実行させるためのジョブチケットを作成する作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得手段は、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記印刷装置が前記ジョブチケットに含まれる出力処理を処理レベルで実行可能な処理順序に関する情報を、前記前記ジョブチケットの情報に含まれる出力処理の種類に基づいて取得し、前記処理レベルで実行可能な処理順序のうち、前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得手段は、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記ジョブチケットの情報に含まれる設定情報に従って出力処理を実行した場合に、前記印刷装置において実行不可能な処理順序を除いた処理順序から前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を取得することを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の情報処理装置。
  4. 前記印刷装置において実行不可能な処理順序とは、全体をまとめる後処理を部分的な後処理よりも先に実行する処理順序であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記ジョブチケットの情報に含まれる設定情報に従って出力処理を実行した場合に、前記印刷ジョブのクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序を除いた処理順序から前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記印刷ジョブのクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序とは、折り処理を前記折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理よりも先に実行する処理順序であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記印刷ジョブのクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序とは、折り処理をパンチ処理よりも先に実行する処理順序であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得手段は、前記印刷装置の処理順序に関する情報を前記情報処理装置とは異なる装置から取得することを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得手段は、前記ジョブチケットの情報から前記印刷ジョブの出力に用いられる出力処理の情報を取得し、前記取得した各出力処理に対応する処理の処理順序に関する情報を前記情報処理装置とは異なる装置から取得することを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記決定手段は前記取得手段によって取得された前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序が複数存在する場合に、前記複数の処理順序のうち処理時間が短い処理順序を、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序に決定することを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記決定手段は、前記印刷ジョブに折り処理と前記折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理とが混在している場合に、前記折り処理によりズレが生じない断裁処理よりも前記折り処理が先に実行される処理順序を、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序に決定することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 受信した印刷ジョブに含まれるコンテンツデータを、前記印刷ジョブに含まれるジョブチケットの情報に従って、印刷装置に出力物として出力させることが可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を前記ジョブチケットの情報に基づいて取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得された前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報に基づいて、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定された前記処理順序を前記印刷装置に実行させるためのジョブチケットを作成する作成ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  13. 前記取得ステップでは、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記印刷装置が前記ジョブチケットに含まれる出力処理を処理レベルで実行可能な処理順序に関する情報を、前記前記ジョブチケットの情報に含まれる出力処理の種類に基づいて取得し、前記処理レベルで実行可能な処理順序のうち、前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を取得することを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記取得ステップでは、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記ジョブチケットの情報に含まれる設定情報に従って出力処理を実行した場合に、前記印刷装置において実行不可能な処理順序を除いた処理順序から前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を取得することを特徴とする請求項12または13いずれかに記載の制御方法。
  15. 前記印刷装置において実行不可能な処理順序とは、全体をまとめる後処理を部分的な後処理よりも先に実行する処理順序であることを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
  16. 前記取得ステップでは、前記印刷装置が実行可能な処理順序のうち、前記ジョブチケットの情報に含まれる設定情報に従って出力処理を実行した場合に、前記印刷ジョブのクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序を除いた処理順序から前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序に関する情報を取得することを特徴とする請求項12乃至15いずれか1項に記載の制御方法。
  17. 前記印刷ジョブのクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序とは、折り処理を前記折り処理により断裁位置にズレが生じる断裁処理よりも先に実行する処理順序であることを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記印刷ジョブのクライアントの所望する出力物とは異なる出力物が出力される処理順序とは、折り処理をパンチ処理よりも先に実行する処理順序であることを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  19. 前記取得ステップでは、前記印刷装置の処理順序に関する情報を前記情報処理装置とは異なる装置から取得することを特徴とする請求項12乃至18いずれか1項に記載の制御方法。
  20. 前記取得ステップでは、前記ジョブチケットの情報から前記印刷ジョブの出力に用いられる出力処理の情報を取得し、前記取得した各出力処理に対応する処理の処理順序に関する情報を前記情報処理装置とは異なる装置から取得することを特徴とする請求項12乃至19いずれか1項に記載の制御方法。
  21. 前記決定ステップでは前記取得ステップにおいて取得された前記印刷ジョブを前記出力物として出力する際に前記印刷装置が実行可能な処理順序が複数存在する場合に、前記複数の処理順序のうち処理時間が短い処理順序を、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序に決定することを特徴とする請求項12乃至20いずれか1項に記載の制御方法。
  22. 前記決定ステップでは、前記印刷ジョブに折り処理と前記折り処理により断裁位置にズレが生じない断裁処理とが混在している場合に、前記折り処理によりズレが生じない断裁処理よりも前記折り処理が先に実行される処理順序を、前記印刷ジョブを出力する際に前記印刷装置において実行される処理順序に決定することを特徴とする請求項21に記載の制御方法。
  23. 請求項12乃至22のいずれか1項に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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