JP2010243566A - 接着固定方法及び光学素子の固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度よく強固に接着剤により固定することができる接着固定方法を提供する。
【解決手段】第1部材と第2部材とを、エポキシ系接着剤及びアクリル系接着剤を用いて固定する接着固定方法であって、前記第1部材及び前記第2部材は、少なくとも前記第1部材及び前記第2部材の接着固定される部分が何れも前記アクリル系接着剤による接着力が前記エポキシ系接着剤による接着力より大きい材料からなり、前記第1部材と前記第2部材との間に前記エポキシ系接着剤を塗布する工程と、前記エポキシ系接着剤を硬化させる第1硬化工程と、前記第1部材と前記第2部材とを固定するように前記アクリル系接着剤を塗布する工程と、前記アクリル系接着剤を硬化させる第2硬化工程と、を有し、前記第1硬化工程は、前記第2硬化工程より先に行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、接着固定方法及び光学素子の固定方法に関する。
光学部品同士又は光学部品と撮像素子等とは、両部品同士の間隔、傾き(傾き偏芯)、平行シフト(平行偏芯)を調整し、これらの位置決めした状態を許容誤差範囲内に維持し両者を固定することが必要である。このような位置決めした後の固定方法としては、接着剤が使用される場合がある。接着剤を用いる固定方法は、例えば、調整に必要な範囲で自由に動かせる様に2つの部品を隙間を設けて保持し、調整後に2つの部品間を固定するようにすれば、間隔、傾き、平行シフトの各調整を容易に行うことができる。
上記のように、接着による固定方法は調整時における部品移動の自由度が高い一方で、接着剤の特性として、エポキシ系接着剤を例にすると、硬化時やUV光硬化型であればUV光照射後も継続して進む硬化により時間経過に従って生じる収縮(経時変化)により、位置決め調整した両部品間の相対位置にずれが生じたり、また、部品の材質によっては接着強度が十分でなかったりする場合がある。このため、従来の接着剤を使用した光学部品同士の固定方法においては、調整完了後の相対位置が十分な光学性能が得られる範囲内で維持され、強固に固定されていることが十分満足できる程度までに到らない場合があった。
特許文献1においては、第1構成部材と第2構成部材とを空気層を介して位置決めし、そのまま又は第3構成部材を介して接着する方法が開示されている。
特許文献2においては、ガラス基板をスペーサに固定する際の接着固定部に、高弾性接着剤からなる第1の接着部と、低弾性接着剤からなる第2の接着部とを有し、高弾性接着剤は、ガラス基板の4隅を固定し、低弾性接着剤は高弾性接着剤の外側を封止する方法が開示されている。
特開2002−356006号公報 特開2004−133073号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている接着方法は、接着剤層を薄くするようにして、硬化収縮変位を抑え2つの部材間の位置を高い精度で固定している。接着剤層を薄くするためには、部品間の間隔を狭くすることが必要となり、部品同士がより近づく方向への調整は、部品同士の干渉によりできない場合が生じる。部品同士の干渉が生じないようにするためには、2つの部品間に第3構成部材を介する場合及び介さない場合何れにおいても、部品の精度を高くする必要があり製造コストがアップしてしまう。また、接着剤層が薄くても硬化時の接着剤の収縮は生じ、十分に位置ずれを抑えることができない。
特許文献2に開示されている接着方法は、高弾性接着剤を完全硬化させる必要があり、高弾性接着剤の例としてエポキシ系接着剤が挙げられている。エポキシ系接着剤を完全硬化させるには、長い時間を要するため製造効率が低下してしまう。また、エポキシ系接着剤は、プラスチック部材に対して十分な接着力が得られない場合がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、精度よく強固に接着剤により固定することができる接着固定方法を提供することである。
上記の課題は、以下の構成により解決される。
1.第1部材と第2部材とを、エポキシ系接着剤及びアクリル系接着剤を用いて固定する接着固定方法であって、
前記第1部材及び前記第2部材は、少なくとも前記第1部材及び前記第2部材の接着固定される部分が何れも前記アクリル系接着剤による接着力が前記エポキシ系接着剤による接着力より大きい材料からなり、
前記第1部材と前記第2部材との間に前記エポキシ系接着剤を塗布する工程と、
前記エポキシ系接着剤を硬化させる第1硬化工程と、
前記第1部材と前記第2部材とを固定するように前記アクリル系接着剤を塗布する工程と、
前記アクリル系接着剤を硬化させる第2硬化工程と、を有し、
前記第1硬化工程は、前記第2硬化工程より先に行うことを特徴とする接着固定方法。
2.前記アクリル系接着剤は、前記エポキシ系接着剤に隣り合って塗布されることを特徴とする前記1に記載の接着固定方法。
3.前記第1硬化工程の硬化後の接着強度は、前記第1部材と前記第2部材の総重量の100倍以上の力を加えないと剥がすことができない強度であることを特徴とする前記1又は2に記載の接着固定方法。
4.前記第2硬化工程の硬化後の接着強度は、前記第1部材と前記第2部材の総重量の200倍以上の力を加えないと剥がすことができない強度であることを特徴とする前記1から3の何れか1項に記載の接着固定方法。
5.前記1から4の何れか1項に記載の接着固定方法を用いて、光学素子を固定する光学素子の固定方法であって、
前記第1部材及び前記第2部材は、それぞれ光学面を有し、
前記第1部材と前記第2部材との相対位置を調整して維持する位置調整工程を有し、
前記位置調整工程の後、前記第1硬化工程及び前記第2硬化工程を行うことを特徴とする光学素子の固定方法。
本発明の接着固定方法によれば、第1部材及び第2部材は、まず経時変化が比較的大きいが硬化収縮率が比較的小さいエポキシ系接着剤の硬化より相対位置ずれが抑えられて固定され、第1部材及び第2部材の間で硬化したエポキシ系接着剤は、第1部材と第2部材との間隔を決めるスペーサとして機能する。更に硬化収縮率が比較的大きいが、経時変化が比較的小さく接着力が高いアクリル系接着剤の硬化により、第1部材と第2部材とは、両部材の間にある硬化したエポキシ系接着剤によりアクリル系接着剤の硬化収縮による相対位置のずれが抑えられ、経時変化が緩和され、且つより強固に固定される。
従って、精度よく強固に接着剤により固定することができる接着固定方法が提供される。
第1レンズと第2レンズとが、第1接着剤及び第2接着剤とで固定されている状態を模式的に示す上面図である。 図1に示すX−X’の位置で矢印方向に向かって見た断面図を示す図である。 第1レンズ1と第2レンズ2とにおいて、互いの間隔、傾き、平行シフトのそれぞれの相対位置の調整が行われ、第1接着剤及び第2接着剤にて固定してレンズユニットを製造する製造装置を模式的に示す図である。 (a)は調整前の初期状態の第1レンズと第2レンズの相対位置の例を示す図である。(b)は調整後の第1レンズと第2レンズの相対位置の例を示す図である。 実施例1における第2レンズの傾き状態を示す図である。 比較例1及び比較例2における第2レンズの傾き状態を示す図である。
本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限らない。
図1は、第1部材である第1レンズ1と第2部材である第2レンズ2とが、2種類の接着剤である第1接着剤3a及び第2接着剤3bとで固定されている状態を模式的に示している上面図である。図2は、図1に示す固定されている第1レンズ1と第2レンズ2におけるX−X’の位置で矢印方向に向かって見た断面図を示す。第1レンズ1と第2レンズ2とは、互いの間隔、傾き、平行シフトが調整され、必要な光学性能を満たす上での許容誤差範囲内で、第1接着剤3aと第2接着剤3bとで固定されている。
ここで間隔とは、所謂空気間隔であるが、本実施形態の説明においては、第1レンズ1と第2レンズ2とを固定する上で、第1レンズ1の枠1aと第2レンズ2の枠2aとが互いに対向する面間の間隔Gを示す(図2参照)。傾きは、所謂傾き偏芯を示し、第1レンズ1の光軸AX1と第2レンズ2の光軸AX2との相対的な傾きを示し、平行シフトは、所謂平行偏芯を示し、傾きがない場合を例にすると、平行シフト量は第1レンズ1の光軸と第2レンズ2の光軸との距離を示す。
図2における第1レンズ1と第2レンズ2とは理想形状で理想的に接着され固定されている状態を示し、第1レンズ1の光軸AX1と第2レンズ2の光軸AX2との傾きも平行シフトもなく、第1レンズ1と第2レンズ2との間隔Gは全周囲が所定の値となっている。
第1接着剤3aはエポキシ系接着剤であり、第2接着剤3bはアクリル系接着剤であって、図1に示すように第1接着剤3aと第2接着剤3bとは、隣り合った状態で互いに隣接した位置に塗布され硬化され、第1レンズ1と第2レンズ2とを固定している。第1接着剤3aと第2接着剤3bとが隣接していることにより、後で説明する、硬化の際の歪みの発生が抑えられ、間隔Gのずれが抑えられる。
第1レンズ1と第2レンズ2とをなす材料は、アクリル系接着剤による接着力がエポキシ系接着剤による接着力より大きい材料であって、本例ではPC(ポリカーボネート)である。
図2に示すように第1レンズ1と第2レンズ2とは、間隔Gでもって互いに接しない状態で、第1接着剤3a及び第2接着剤3bとを間に介して固定されている。接着剤の位置は、第1レンズ1と第2レンズ2とが対向する面やその外周近傍で、外周を等分割するようなバランスよく偏りがない位置が好ましい。このような接着剤の位置は、硬化収縮により生じる歪み力のバランスが取れ、例えば、平行シフトや傾きを生じ難くすることができる。接着剤の位置は、図2の様に第2レンズ2の外周円上を等分割するようにしても良いし、全周としてもよい。接着剤の位置は、例えば、レンズの外周が円形状であれば3箇所、四角形状であれば角部の4箇所、回転非対称のような形状であれば2箇所が好ましい位置として挙げられる。第1レンズ1と第2レンズ2とが結合されることにより形成される内部空間を外部と密閉する必要がない場合、接着剤は円周上の全周囲に設けるより、十分な固定力が得られる範囲で、円周上を等分割するように設けることが、各接着剤の塗布や硬化時間の短縮や硬化をバランスよく進行させる観点から好ましい。
第1レンズ1と第2レンズ2とを用いて、互いの間隔、傾き、平行シフトのそれぞれの量が許容範囲内になるように相対位置の調整が行われた後、上記のように2種類の接着剤にて固定してレンズユニットAを製造する製造装置100を図3に模式的に示す。製造装置100は、調整部110と、照明部120と、撮像部130と、UV光照射部140と図示しない接着剤塗布部と、装置全体を制御する制御部150を備えている。
調整部110は、第1レンズ1を所定の位置に固定する固定台112と、保持部111aを介して、第1レンズ1の上側で第1レンズ1に対して相対的に第2レンズ2を移動させる調整機構部111とを備えている。固定台112には、保持している第1レンズ1と第2レンズ2により形成される照明部120が備えるチャート122の光学像を撮像部130が電気信号として取り込むことができるように開口部112aが設けてある。
照明部120は、光を発する光源部121と光源部121により発せられる光により照明される透過型のチャート122を備えている。チャート122は、レンズユニットAの第1レンズ1と第2レンズ2との相対位置を調整することができる情報として光学収差を測定するために使用するもので、測定内容に応じたパターンがガラス基板に例えばクロム等で形成されている。
撮像部130は、例えばCCD等の撮像素子を備え、この撮像素子上にレンズユニットAにより形成される、チャート122の光学像を電気信号に変換し、変換された電気信号は、制御部150に伝達される。
接着剤塗布部(不図示)は、図1及び図2に示した第1接着剤3a及び第2接着剤3bを第1レンズ1及び第2レンズ2の所定位置に、所定量を塗布する。接着剤塗布部は、例えば、ディスペンサ等の所定量の接着剤を吐出することができる吐出装置を備え、吐出装置に接続されたパイプ等の吐出部を、ロボット等を用いて塗布位置に移動するような構成としている。このような接着剤塗布部の制御は、上記の制御部150により行われる。
UV光照射部140は、塗布された第1接着剤3a及び第2接着剤3bを硬化させるため、接着剤が塗布された箇所に対しUV光を照射する。UV光照射部140は、接着剤を塗布した複数の箇所を同時に照射することができるように塗布箇所毎にUV光照射部140を備えることが好ましい。UV光を同時に塗布された接着剤に照射することにより、複数箇所の接着剤の硬化が同じ状態で進ませることができ、硬化時の歪みによる主に傾き、平行シフトを抑えることができる。
具体的には、複数の接着箇所を同時にUV光照射することができるように、UV光発生装置(不図示)から例えば光ファイバー等によりUV光を照射位置に導くようにしてもよく、この場合光ファイバーの先端部がUV光照射部140となる。接着箇所のUV光の照射時間は、例えばUV光発生装置に光ファイバーへの光入射を遮るシャッターを設け、このシャッターにより容易に制御することができ、このようなUV光照射の制御は制御部150により行われる。
調整機構部111は、第1レンズ1に対する第2レンズ2の相対位置を変えて、レンズユニットAが所望の光学性能を備えるように調整するため、支持部111aを介して第2レンズ2を移動させることができる。具体的には調整機構部111は、第1レンズ1と第2レンズ2との相対的な間隔、傾き、平行シフトを調整できるように、固定されている第1レンズ1に対し、第2レンズ2を、光軸方向である上下方向(Z方向)、光軸に対し互いに垂直な方向(X方向及びY方向であって、X方向とY方向は互いに直交関係にある。)に移動させ、且つ光軸に垂直で、例えばX軸周りに回転(θ方向)させることができる。このような第2レンズ2の移動による調整は、制御部150が調整機構部111を制御することにより行われる。
光源部121によりチャート122が照明され、調整(間隔、傾き、平行シフト)される第1レンズ1及び第2レンズ2より構成されるレンズユニットAによりチャート122の光学像が撮像部130に形成される。
形成された光学像は撮像部130により電気信号に変換され、例えばビデオ信号等の電気信号はグラバー基板等でデジタル信号に変換され制御部150に取り込まれる。制御部150は、主な部分がパーソナルコンピュータ等により構成され、制御部150に取り込まれた光学像のデジタル信号は、公知の方法により演算処理されレンズユニットAの光学収差(コマ収差、像面の傾き(片ボケ)、MTF値等)が求められようになっている。
上記で説明した製造装置100を用いて第1レンズ1と第2レンズ2とを接着剤にて結合して、レンズユニットAを製造することに関して説明する。
第1レンズ1を固定台112に固定し、第2レンズ2を支持部111aに固定し、調整機構部111により第1レンズ1に対する初期位置に第2レンズ2を位置決めする。この初期位置は、少なくともチャート122の光学像が撮像部130に形成され、この光学像から得られる光学収差等の情報が、第1レンズ1に対する第2レンズ2の相対位置を許容範囲内に向かって収束可能なものであるとするような位置である。このような初期位置は、シミュレーションや実験等により求めることができる。このような初期位置を予め制御部150に記憶させておき、第1レンズ1及び第2レンズ2を製造装置100の所定の箇所に配置した後、制御部150の操作により自動的に第2レンズ2を初期位置に配置できるようにすることは、製造効率を高めることから好ましい。第1レンズ1と第2レンズ2とが、初期状態で保持されている例を図4(a)に模式的に示す。第1レンズ1の光軸AX1と第2レンズ2の光軸AX2との傾きが一致せず、平行シフトにずれがあり、第1レンズ1と第2レンズ2との間隔Gが所望の間隔より異なっている。
次に、光源部121によりチャート122が照明され、第1レンズ1及び第2レンズ2より構成されるレンズユニットAによりチャート122の光学像が撮像素子140に形成される。
形成されたチャート122の光学像は、撮像部130により電気信号の画像データに変換され、制御部150に取り込まれ、制御部150によって画像データに対し所定の演算処理がなされ光学収差データ(コマ収差、像面の傾き(片ボケ)、MTF値等)が得られる。制御部150は、得られた光学収差データに基づいて、調整機構部111を制御して、良好な光学像を形成することができるような、光学収差が所定の許容範囲内となるように第2レンズ2を位置決めする。レンズユニットAにより形成される光学像の画像データの取り込み、取り込まれた画像データの演算処理及び演算処理より得られた光学収差データに基づく調整機構部111による第2レンズ2の位置決めする一連の作業は、効率の点からは1回であることが好ましいが、1回に限定される必要はなく、複数回繰り返すようにしてもよい。
上記の調整により、得られた光学収差が所定の範囲に入った場合、調整作業を終了し、調整機構部111の支持部111aを調整完了時の位置で保持させ、この際の第1レンズ1と第2レンズ2の様子を図4(b)に示す。第1レンズ1の光軸AX1と第2レンズ2の光軸AX2と傾き及び平行シフトのずれは許容範囲内であり、第1レンズ1と第2レンズ2との全周囲の間隔Gの所定の値からのずれ量が許容範囲内となっている。調整が完了した際、第1レンズ1と第2レンズ2とは、接触しないで間(間隔G)を有した状態で固定部102及び指示部111aにより相対位置が保持されている。このように第1レンズ1に対し第2レンズ2が保持された状態で接着剤による固定を行う。
第1接着剤3aであるエポキシ系接着剤を図1及び図2に示すように、第1レンズ1と第2レンズ2との間であって、第2レンズ2の外周を3等分する位置に塗布する。
第1接着剤3aを塗布した後、UV光照射部140によりUV光を塗布箇所に同時に照射し第1接着剤3aを硬化させる。第1接着剤3aの硬化状態は、完全硬化状態が望ましいが、必ずしも完全硬化状態である必要はなく、第1レンズ1と第2レンズ2と相対位置が、この後の第2接着剤3bの塗布及び硬化を行っても許容範囲内で維持することが可能な状態であればよい。このような硬化状態は、固定する2つの部品の総重量の概ね100倍の力を加えても接着部分の剥がれが生じない程度以上であればよい。このような好ましい硬化状態となるような硬化条件は、予め実験等により得ることができ、この硬化条件は、UV光の照射エネルギーと照射時間とで調整することができる。
第1接着剤3aの硬化が上記の硬化状態以上とした後、第2接着剤3bの塗布及び硬化を行う。第2接着剤3bはアクリル系接着剤であって、第1接着剤3aに隣接するように塗布し、硬化させる。硬化状態は、製造装置100からレンズユニットAを取り外しても、調整された第1レンズ1と第2レンズ2と相対位置が許容範囲内で維持できる状態であればよい。このような硬化状態は、固定する2つの部品の総重量の概ね200倍の力を加えても接着部分の剥がれが生じない程度以上であればよい。このような好ましい硬化状態となるような硬化条件は、上記の第1接着剤3aの場合と同様に、予め実験等により得ることができ、この硬化条件は、UV光の照射エネルギーと照射時間とで調整することができる。
第2接着剤3bの硬化を完了したのち、製造装置100からレンズユニットAを取り出し、必要に応じて本硬化として更にUV光を照射して硬化の度合いを更に高めるようにしても良い。この本硬化においては、第1レンズ1と第2レンズ2との相対位置の変化は実用上ほとんど生じないに等しい。
第1接着剤3aであるエポキシ系接着剤と第2接着剤3bであるアクリル系接着剤の主な特徴を表1に示す。エポキシ系接着剤は8797A(協立化学産業製)であり、アクリル系接着剤は3030(スリーボンド製)である。接着固定する部材の材料は鉄とし、UV光照射により硬化させた。照射されるUV光の照度エネルギーは、約50mW/cmとし、照射時間は、90秒とした。
Figure 2010243566
表1に示すように、エポキシ系接着剤は、接着力が比較的弱い一方で硬化収縮率が小さく、UV照射後の時間経過による収縮が進む特性がある。これに対しアクリル系接着剤は、接着力が比較的強い一方で硬化収縮率が大きいが、UV照射後の時間経過における収縮が生じない特性がある。
上記で説明した通り、第1レンズ1と第2レンズ2との相対位置はスペーサなどを用いた機械的な突き当てによって決められるのではなく、調整機構部により相対位置が調整される。このため、第1レンズ1と第2レンズ2とは相対位置が調整可能なように、間に隙間が設けられている。このため、第1レンズ1と第2レンズ2との間の接着剤が収縮すると隙間が減少、すなわち相対位置がずれる恐れがある。そこで、この実施形態では、第1レンズ1と第2レンズ2との調整された相対位置が維持された状態で、エポキシ系接着剤である第1接着剤3aが第1レンズ1と第2レンズ2との隙間を埋めるように塗布され、硬化される。硬化された際、接着力は比較的弱い一方で、硬化収縮率が少ないため、調整された相対位置は、許容範囲内で維持される。
第1接着剤3aの硬化を終えて、時間経過による収縮の進行が少ない内にアクリル系接着剤である第2接着剤3bの塗布、硬化を行う。既に硬化している第1接着剤3aが、第1レンズ1と第2レンズ2との間にあって相対位置を保持し、且つ間隔を決めるスペーサとして機能するため、第2接着剤3bの硬化収縮率は比較的大きいが、第2接着剤3bの硬化収縮は硬化した第1接着剤3aによって抑制される。また、第2接着剤3bは、UV光照射後の時間経過による収縮がほとんどないため、第1接着剤3aの時間経過による収縮を抑えることができる。このため、第1レンズ1と第2レンズ2との位置ずれは、許容範囲内に収めることができ、第2接着剤3bの硬化後、レンズユニットAを製造装置100から位置づれを生じることなく素早く取り出すことができるため、良好な製造効率を得ることができる。
また、第2接着剤3bは接着力が第1接着剤3aより大きいため、第1レンズ1と第2レンズ2とを第1接着剤3aのみよりも、より強固に固定することができる。特に、第1接着剤3aは衝撃により剥がれやすいが、この欠点が第2接着剤3bであるアクリル系接着剤により耐衝撃性を向上させることができる。
これまで説明した様に、第1接着剤3a及び第2接着剤3bを用いて第1レンズ1と第2レンズ2とを接着し固定すると、調整後の相対位置にずれが生じ難く、経時変化を少なくすることができ、又、強固に固定することができる。また、製造装置に第1レンズ1と第2レンズ2とを保持した状態でのエポキシ系接着剤の完全硬化を必要としないため、第1レンズ1と第2レンズ2の固定作業を効率よくすることができる。
従って、高効率で精度よく強固に第1レンズ1と第2レンズ2を固定することができる。
上記の説明では、第1接着剤3aの塗布は、第1レンズ1と第2レンズ2との位置調整後としているが、これに限定されることはなく、例えば第1レンズ1と第2レンズ2とが間を有した状態で保持されている初期位置等の調整前であってよい。
また、第1接着剤3aの硬化後、第2接着剤3bの塗布を行うとしたが、これに限らず、第2接着剤3bの硬化が進まない様に例えばUV光を遮光できる等の配慮をすることにより、第2接着剤3bの塗布は、例えば第1接着剤3aの塗布と同時、若しくは、第1接着剤3aの硬化中であってもよい。また、硬化させる光の波長が互いに異なる第1接着剤3a及び第2接着剤3bを利用すれば、2種類の光源を用意する必要があるものの、遮光を必要とすることがなく、製造装置を簡易なものとすることができる。
また、本例では第1接着剤3a及び第2接着剤3bの硬化方法としてUV光を照射するものを例としたが、これに限らず、UV光に代えて可視光の照射や加熱よる硬化方法であってもよい。
これまで説明した様に、第1レンズ1と第2レンズ2とは、調整された相対位置を許容範囲内で維持して強固に固定することができる。この時、第1レンズ1と第2レンズ2とは、互いに接すること無く間を有している。このため第1レンズ1と第2レンズ2の対向する枠の面の位置、傾き等の光学面に対する精度は緩和される。
また、第1レンズ1と第2レンズ2との相対位置が精度良く固定できるため、結果として製造されるレンズユニットAは、良好な光学性能を得ることができ、レンズユニットAを取り付ける際の取り付け公差を緩和することができる。
本実施の形態では、PC(ポリカーボネート)を材料とするレンズを例にして本発明に係わる接着固定方法を説明したが、接着固定する部材は、レンズに限定されることはない。また、固定する部材の材料もPC(ポリカーボネート)にされることは無く、アクリル系接着剤による接着力がエポキシ系接着剤による接着力より大きい材料からなる部材であれば、同様な効果が得られる。
(実施例1)
PC(ポリカーボネート)を材料とする第1レンズ1(直径φ30mm)と第2レンズ2(直径φ20mm)との接着を行った。第1レンズ1と第2レンズ2との総重量は6.7gである。
図3を参照して説明した調整装置100を用いて、第1レンズ1と第2レンズ2との傾き、間隔、平行シフトの調整を行った。
接着剤が間に介在する第1レンズ1の玉枠1aと第2レンズ2の玉枠2a間の間隔Gは約0.1mmとした。
調整後、最初に第1接着剤3aとしてエポキシ系接着剤8797A(協立化学産業製)を、ディスペンサを用いて所定量を図1に示すように円周を3等分する位置に塗布し、その後、予め定めた照射条件にてUV光を照射して第1接着剤3aを硬化させた。第1接着剤3aの硬化度合いは、予め定めた引っ張り強度(6.6N以上)に耐え得るものとし、この強度が得られるようにUV光の照射条件を定めた。照射されるUV光の照度エネルギーは、約50mW/cmとし、照射時間は、90秒とした。これを第1回目のUV光照射と呼ぶ。
次に、第2接着剤3bとしてアクリル系接着剤3030(スリーボンド製)を、ディスペンサを用いて所定量を図1に示すように第1接着剤3aが設けられた位置に隣接して円周を3等分する位置に塗布し、その後、予め定めた照射条件にてUV光を照射して第2接着剤3bを硬化させた。第2接着剤3bの硬化度合いは、予め定めた引っ張り強度(13.1N以上)に耐え得るものとし、この強度が得られるようにUV照射条件を定めた。照射されるUV光の照度エネルギーは、約50mW/cmとし、照射時間は、30秒とした。これを第2回目のUV光照射と呼ぶ。
第1レンズ1と第2レンズ2との相対位置のずれの評価として、第2レンズ2の枠の上面端に微小ミラー設け、第2レンズ2の上方からオートコリメータによりを傾きの変化を測定した。
第1接着剤3aを塗布した後、第1回目のUV光照射前、UV光90秒照射後、1分間放置後、第2接着剤3bの塗布後、第2回目UV光照射後、1分間放置後、第2レンズ2を支持部111aから解放後、以降30秒毎の300秒間の傾きの状態を図5に示す。支持部111aから解放して300秒経過した際の傾き量は、8.6秒であった。また、第1レンズ1と第2レンズ2とを互いに離れるように引っ張って、剥がれた際の力を測定した。その結果、36.3Nであった。
(比較例1)
第2接着剤3bを塗布しない以外は実施例1と同じとし、第1接着剤3a(エポキシ系接着剤8797A(協立化学産業製))を塗布した後、UV光照射前、UV光90秒照射後、1分間放置後、第2レンズ2を支持部111aから解放後、以降30秒毎の300秒間の傾きの状態を図6に示す。
第2レンズ2を支持部111aから解放した後、傾き量が増加することが分かり、解放後300秒経過した際の傾き量は、38秒であった。また、第1レンズ1と第2レンズ2とを互いに離れるように引っ張って、剥がれた際の力を測定した。その結果、14.7Nであった。
(比較例2)
第1接着剤3aを塗布しないで、第2接着剤3b(アクリル系接着剤3030(スリーボンド製))を塗布後のUV光照射を90秒とした以外は実施例1と同じとし、第2接着剤3bを塗布した後、UV光照射前、UV光90秒照射後、1分間放置後、第2レンズ2を支持部111aから解放後、以降30秒毎の300秒間の傾きの状態を図6に示す。
UV光の照射にて、急激に傾き量が増加し、UV光照射後は、傾き量は大きいが、安定していることが分かる。第2レンズ2を支持部111aから解放した後、300秒経過した際の傾き量は、78秒であった。また、第1レンズ1と第2レンズ2とを互いに離れるように引っ張って、剥がれた際の力を測定した。その結果、70.6Nであった。
以上の実施例1、比較例1及び比較例2の結果より、実施例1のように第1接着剤3a及び第2接着剤3bを併せて使用して第1レンズ1と第2レンズ2とを固定することにより、比較例1及び比較例2と比較して、傾き量が少なく高い精度で固定できることが確認できた。また、第1接着剤3a及び第2接着剤3bを併せた実施例1の接着力は、比較例2の第2接着剤3bのみの強度より劣るものの比較例1の第1接着剤3aのみの場合より強く、必要な強度を十分に備えていることが確認できた。
1 第1レンズ
2 第2レンズ
1a、2a 枠
3a 第1接着剤
3b 第2接着剤
G 間隔
AX1、AX2 光軸
100 製造装置
110 調整部
120 照明部
130 撮像部
140 UV光照射部
150 制御部
A レンズユニット

Claims (5)

  1. 第1部材と第2部材とを、エポキシ系接着剤及びアクリル系接着剤を用いて固定する接着固定方法であって、
    前記第1部材及び前記第2部材は、少なくとも前記第1部材及び前記第2部材の接着固定される部分が何れも前記アクリル系接着剤による接着力が前記エポキシ系接着剤による接着力より大きい材料からなり、
    前記第1部材と前記第2部材との間に前記エポキシ系接着剤を塗布する工程と、
    前記エポキシ系接着剤を硬化させる第1硬化工程と、
    前記第1部材と前記第2部材とを固定するように前記アクリル系接着剤を塗布する工程と、
    前記アクリル系接着剤を硬化させる第2硬化工程と、を有し、
    前記第1硬化工程は、前記第2硬化工程より先に行うことを特徴とする接着固定方法。
  2. 前記アクリル系接着剤は、前記エポキシ系接着剤に隣り合って塗布されることを特徴とする請求項1に記載の接着固定方法。
  3. 前記第1硬化工程の硬化後の接着強度は、前記第1部材と前記第2部材の総重量の100倍以上の力を加えないと剥がすことができない強度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接着固定方法。
  4. 前記第2硬化工程の硬化後の接着強度は、前記第1部材と前記第2部材の総重量の200倍以上の力を加えないと剥がすことができない強度であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の接着固定方法。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の接着固定方法を用いて、光学素子を固定する光学素子の固定方法であって、
    前記第1部材及び前記第2部材は、それぞれ光学面を有し、
    前記第1部材と前記第2部材との相対位置を調整して維持する位置調整工程を有し、
    前記位置調整工程の後、前記第1硬化工程及び前記第2硬化工程を行うことを特徴とする光学素子の固定方法。
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