JP2010239509A - 再送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 放送波の受信状況が悪化したときだけ、インターネットに接続して利用者の視聴していたチャンネル情報及び利用者の位置情報に対応した再送信信号を受信して携帯端末機に映像等を出力させる合理的な再送信システムを提供する。
【解決手段】 本発明の再送信システム1は、携帯端末機2と再送信サーバー5とから成り、携帯端末機2は、放送信号を受信する受信手段20と、記憶手段と、受信状況確認手段と、再送信信号を受信する第一の通信手段30と、位置情報を受信する第二の通信手段40と、受信状況確認手段により受信状況の悪化が確認されたとき、視聴対象チャンネル情報及び位置情報を第一の通信手段30によって再送信サーバー5に送信させる情報送信制御手段と、を備え、再送信サーバー5は、携帯端末機2から視聴対象チャンネル情報及び位置情報を受信したとき、該情報に対応する再送信信号を携帯端末機2に送信することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地上デジタル放送を受信する携帯端末機と該携帯端末機へ地上デジタル放送を再送信する再送信サーバーとから成る再送信システムに関する。
地上デジタル放送では、携帯端末機などの移動体を受信対象とする放送サービス(いわゆる1セグ放送)が開始されている。1セグとは、地上デジタル放送の放送波を利用して、携帯端末機向けに番組を放送する仕組みであり、1セグ放送とは、強階層を使った簡易動画放送のことをいう。
この1セグ放送は、各放送局からの放送波を地域ごとに設置される送信局などを介して受信することで視聴することができるが、地形や建物などによって放送波が遮蔽されることにより、携帯端末機の受信手段による受信ができなくなるといった問題点がある。
一方、携帯電話などの携帯端末機とインターネットとの接続に利用される通信機能に関しては、各携帯電話会社が無線通信基地局を多く設置することで、通信可能エリアの拡大化が図られている。又、インターネットの普及により、個人が自宅等に再送信サーバーを設置し、インターネットを利用することで外出先から自宅等の再送信サーバーに接続し、テレビ放送や映像コンテンツをインターネット経由で取得可能とする再送信システム(情報処理システム)が利用されている(例えば、特許文献1)。
そして、放送波の受信状況が悪化したときに、無線通信基地局及びインターネットを介して再送信サーバーに接続し、再送信信号の要求を行って再送信サーバーからの再送信信号を受信することにより、放送を視聴する提案もなされている(例えば、特許文献2)
特許第4228304号 特開2007−158492号公報
特許文献1に記載の発明によれば、無線通信基地局への通信により再送信サーバーからの再送信信号を取得することで、番組の放送時間においてリアルタイムに当該番組を視聴することができる。しかしながら、リアルタイムで再送信信号を受信する場合には、インターネットへの継続的な接続が必要である。したがって、利用者は、無線通信回線の長時間利用を目的として比較的高額な定額料金制度への加入や、時間に応じた高額な通信料金を納める必要があるといった問題点があった。又、上記のようなシステムの利用者が増えることにより、通信回線帯域を圧迫する懸念もある。
特許文献2に記載の発明によれば、放送波の受信状況が悪化したときだけ、インターネットに接続することができるため、上記のような問題点は解決できるが、利用者が放送の受信可能なエリア外に出ることなどにより受信状況が悪化した場合でも、インターネットに接続することにより、再送信サーバーからの再送信信号を基に放送の視聴が可能となっていた。このように、放送波の受信エリアに関わらず再送信信号の受信を可能とすると、放送局のスポンサー離れの要因となりえるといった問題点がある。
又、地上デジタル放送は、地域ごとに放送局の物理チャンネルが異なるため、再送信サーバーは、当該利用者の現在位置に対応した放送内容を再送信信号として出力する必要があるが、上記特許文献2では、受信エリアの判定しかしておらず、移動して放送地域が変った際に、携帯端末機が受信していた放送番組と異なる番組が出力されてしまう可能性があるといった問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、通常使用時は放送波を受信し、利用者が建物内に入るなどして放送波の受信状況が悪くなったときだけ、無線通信基地局及びインターネットを介して再送信サーバーに接続することで再送信信号の受信を行い、利用者が建物の外へ出るなどして放送波の受信状況が回復したときは、再送信サーバーとの接続を解除して放送波を受信することにより、受信状況の悪化及び回復の際にシームレスな放送内容の出力を可能とする携帯端末機と、再送信信号を送信する再送信サーバーと、から成る再送信システムを提供することを目的としている。
更に、本発明は、携帯端末機が受信している放送のチャンネル情報と現在位置情報を、再送信サーバーに送信し、携帯端末機を持つ利用者が放送波の受信エリア内に位置しているか否かを再送信サーバーが判定して再送信信号の出力可否を判断することで、利用者が受信エリア内にいるときに再送信信号を出力する再送信システムであって、利用者の現在位置に対応する放送番組に関する再送信信号を送信して、利用者が視聴していた放送番組と同一の放送番組を確実に携帯端末機に出力させることのできる再送信システムを提供することを目的としている。
本発明の再送信システムは、携帯端末機と再送信サーバーとから成る再送信システムであって、前記携帯端末機は、放送信号を受信する受信手段と、受信している放送のチャンネル情報を視聴対象チャンネル情報として記憶する記憶手段と、前記放送信号の受信状況を確認する受信状況確認手段と、前記再送信サーバーからの再送信信号を受信する第一の通信手段と、当該携帯端末機の位置情報を受信する第二の通信手段と、前記受信状況確認手段により受信状況の悪化が確認されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報を前記第一の通信手段によって前記再送信サーバーに送信させ、前記受信状況確認手段により受信状況の回復が確認されたとき、受信状況の回復確認情報を前記第一の通信手段によって前記再送信サーバーに送信させる情報送信制御手段と、前記受信手段及び前記第一の通信手段を択一的に出力手段に接続する接続切替手段と、を備え、前記再送信サーバーは、前記放送信号を受信する受信手段と、該受信手段により受信された放送信号を再送信信号に変換する変換手段と、前記携帯端末機に再送信信号を送信する送信手段と、地域に対応した物理チャンネル情報を記憶する記憶手段と、前記携帯端末機から前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報を受信したとき、前記携帯端末機が前記視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置しているか否かを判定する判定手段と、該判定手段により前記携帯端末機が前記視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置していると判定されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報に対応する再送信信号を送信し、該再送信信号の送信中に前記携帯端末機から受信状況の回復確認情報を受信したとき、前記再送信信号の送信を停止する再送信制御手段と、を備え、前記携帯端末機の接続切替手段は、前記再送信サーバーから前記再送信信号が送信され、該再送信信号が前記携帯端末機に受信されたとき、前記携帯端末機の受信手段と出力手段との接続を解除するとともに前記第一の通信手段と前記出力手段とを接続し、前記携帯端末機の受信状況確認手段により受信状況の回復が確認されたとき、前記携帯端末機の受信手段と出力手段とを接続するとともに前記第一の通信手段と前記出力手段との接続を解除することを特徴とする。
又、前記携帯端末機は、認証情報を記憶する記憶手段を備え、前記情報送信制御手段は、前記受信状況確認手段により受信状況の悪化が確認されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報とともに前記認証情報を前記第一の通信手段によって前記再送信サーバーに送信させ、前記再送信サーバーは、認証情報を記憶する記憶手段と、前記判定手段により前記携帯端末機が前記視聴対象チャンネルの受信エリア外に位置していると判定されたとき、受信した前記認証情報が当該再送信サーバーの前記記憶手段に記憶されている認証情報と一致するか否かを識別する識別手段と、を備え、前記再送信制御手段は、該識別手段により前記認証情報同士が一致すると識別されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報に対応する再送信信号を送信することもある。
更に、前記再送信サーバーは、当該再送信サーバーの受信手段により受信した放送信号を記憶するデータベースを備え、該データベースに記憶された放送信号に基づいて前記変換手段により受信された前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報に対応する再送信信号に変換し、該再送信信号を前記送信手段によって送信することもある。
本発明によれば、インターネットへの接続を必要最小限に抑えた合理的な再送信システムであって、携帯端末機が受信している放送のチャンネル情報と現在位置情報を、再送信サーバーに送信し、携帯端末機を持つ利用者が放送波の受信エリア内に位置しているか否かを再送信サーバーが判定して再送信信号の出力可否を判断することで、利用者が受信エリア内にいるときに、利用者の現在位置に対応する放送番組に関する再送信信号を送信して、利用者が視聴していた放送番組と同一の放送番組を確実に携帯端末機に出力させることのできる再送信システムを提供することができる。
本発明の実施例に係る携帯端末機の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係る再送信サーバーの機能ブロック図である。 本発明の実施例に係る再送信システムの処理動作のフローチャートである。 本発明の実施例に係る再送信システムの処理動作のフローチャートである。
本発明を実施するための形態を述べる。本発明の再送信システム1は、携帯端末機2と再送信サーバー5とから成る再送信システム1である。携帯端末機2は、入力手段としての入力部3と、出力手段としての出力部4と、制御手段としてのCPUと、放送信号を受信する受信手段20と、受信している放送のチャンネル情報を視聴対象チャンネル情報として記憶する記憶手段としてのRAMと、放送信号の受信状況を確認する受信状況確認手段と、再送信サーバー5からの再送信信号を受信する第一の通信手段30と、当該携帯端末機2の現在位置情報を受信する第二の通信手段40と、受信状況確認手段により受信状況の悪化が確認されたとき、視聴対象チャンネル情報及び位置情報を第一の通信手段30によって再送信サーバー5に送信させ、受信状況確認手段により受信状況の回復が確認されたとき、受信状況の回復確認情報を第一の通信手段30によって再送信サーバー5に送信させる情報送信制御手段と、受信手段20及び第一の通信手段30を択一的に出力手段に接続する接続切替手段としての選択回路45と、を備えている。
再送信サーバー5は、制御手段としてのCPUと、放送信号を受信する受信手段50と、該受信手段50により受信された放送信号を再送信信号に変換する変換手段としての圧縮部53、暗号化部54、及びパケット作成部55と、携帯端末機2に再送信信号を送信する送信手段としてのネットワークインターフェース59と、地域に対応した物理チャンネル情報を記憶する記憶手段としての記憶部56と、携帯端末機2から視聴対象チャンネル情報及び位置情報を受信したとき、携帯端末機2が視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置しているか否かを判定する判定手段と、該判定手段により携帯端末機2が視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置していると判定されたとき、視聴対象チャンネル情報及び位置情報に対応する再送信信号を送信し、該再送信信号の送信中に携帯端末機2から受信状況の回復確認情報を受信したとき、再送信信号の送信を停止する再送信制御手段と、を備えている。
そして、携帯端末機2の接続切替手段は、再送信サーバー5から再送信信号が送信され、該再送信信号が携帯端末機2に受信されたとき、携帯端末機2の受信手段20と出力手段との接続を解除するとともに第一の通信手段30と出力手段とを接続し、携帯端末機2の受信状況確認手段により受信状況の回復が確認されたとき、携帯端末機2の受信手段20と出力手段とを接続するとともに第一の通信手段30と出力手段との接続を解除する。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1及び図2は、本発明の実施例に係る携帯端末機2及び再送信サーバー5の機能ブロック図である。
本発明の再送信システム1は、図1に示すように、携帯端末機2と再送信サーバー5とから成る。再送信サーバー5は、放送局10や放送局10から許諾を受けた携帯電話会社などの第三者などが管理するものであり、ここでは、許諾を受けた第三者が再送信サーバー5を管理していることとする。そして、この再送信サーバー5は、各放送局10からの放送波を送信局や中継局を介して受信して携帯端末機2にインターネット13及び無線通信基地局11を介して再送信信号を送信する構成とされる。再送信サーバー5の詳細については後述する。
携帯端末機2は、図1に示すように、制御部7と、入力部3と、出力部4と、放送局10からの放送信号である放送波を受信する受信手段20と、再送信サーバー5からの再送信信号を受信する第一の通信手段30と、当該携帯端末機2の現在位置情報を受信する第二の通信手段40と、選択回路45と、を備え、受信手段20或いは第一の通信手段30により受信した信号を処理して映像や音声等を出力部4から出力することができるようになっている。
入力部3は、入力手段とされるものであって、放送局10に割り当てられた論理チャンネル番号に対応するチャンネルスイッチや、論理チャンネルリスト順に選局を実行させる次局選択スイッチや前局選択スイッチ等によって構成され、選局操作がユーザによって行われた際に、操作信号を制御手段に送出する。
出力部4は、受信した映像やデータ、音声等の情報を出力する出力手段とされるものであって、具体的には表示手段とされる液晶ディスプレイ及び音声出力手段としてのスピーカである。したがって、受信手段20或いは第一の通信手段30によって受信された放送の内容は、この出力手段により出力されることとなる。又、表示手段には、入力手段からの操作信号に基づいて、選局された論理チャンネルの番号や周波数、各種の設定のための選択メニュー、各種の処理に関するメッセージ等も表示される。
制御部7は、制御手段とされるマイクロコンピュータとしてのCPUと、各種のシステムプログラムが記憶されたROM及びワークメモリとしてのRAMと、から構成されるものである。そして、制御手段は、入力部3からの操作信号に応じて、又は自動でROMに予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、RAMをワークメモリとして回路各部の動作を制御する。
又、RAMには、チャンネルスキャンによって、当該受信エリアにおいて受信可能な全ての放送局10に関する情報が記憶(プリセット)される。更に、RAMは、携帯端末機2が受信している、つまり利用者が視聴している放送のチャンネル情報を視聴対象チャンネル情報として記憶し、選局の度に更新記憶する。
そして、受信手段20は、アンテナ21と、チューナ22と、復調回路23と、分離回路24と、復号回路25と、から構成される。アンテナ21は、放送局10から送信局や中継局を介して送信される無線放送信号である放送波を受信し、チューナ22は、制御手段からの信号に基づいてアンテナ21から入力される無線放送信号における特定の周波数を増幅することで当該周波数を分離選別(選局)し、復調回路23に変調信号を送出する。復調回路23は、入力された変調信号を復調して、制御手段に受信情報を送出するとともに映像、音声、データ放送やEPG(Electronic Program Guide)、選局に必要な情報などが含まれるTS(Transport Stream)パケットなどの多重化信号を分離回路24に送出する。ここで、制御部7に送出される受信情報は、信号強度や受信品質(搬送波対雑音比C/N、ビット誤り率BER)等の受信状況を示す情報であって、放送信号を受信手段20から受信して放送内容を出力手段から出力させるか或いは再送信信号を第一の通信手段30によって受信して放送内容を出力手段から出力させるかの判定に用いられる、つまり、後述する選択回路45の切替え判断に用いられる。
分離回路24は、入力された多重化信号を分離して映像、音声のパケットを復号回路25へ送出し、データ放送のパケットは制御手段に送出する。復号回路25は、分離された映像信号と音声信号を復号する。復号された映像信号と、制御手段で処理された字幕やデータ放送の画像などは、図示しない画像重畳部で重ね合わされた信号とされ、音声信号とともに出力手段に送出される。
そして、第一の通信手段30は、無線通信用アンテナ31と無線通信インターフェース(I/F)32と上記受信手段20と同様の構成とされる復調回路33、分離回路34、復号回路35とから成る。無線通信用アンテナ31は、無線通信基地局11からの信号を無線通信インターフェース32に供給するとともに、無線通信インターフェース32から供給される信号を無線通信基地局11へ送信する。つまり、この携帯端末機2は、当該携帯端末機2の情報を第一の通信手段30により無線通信基地局11及びインターネット13を介して再送信サーバー5に送信し、且つ、再送信サーバー5からの情報を第一の通信手段30によりインターネット13及び無線通信基地局11を介して受信することができるようになっている。
ここで、携帯端末機2から第一の通信手段30により送信される情報は、記憶手段に記憶される視聴対象チャンネル情報と、後述する第二の通信手段40を利用して取得した当該携帯端末機2の現在の位置情報である。
そして、再送信サーバー5から送信されて第一の通信手段30により受信される情報は、受信手段20のチューナ22により選局されたチャンネルの信号と対応する情報とされる再送信信号である。そして、この携帯端末機2は、再送信信号を受信すると無線通信インターフェース32により当該信号を再構成して、上記と同様に、再構成された再送信信号に対応した復調、分離、復号化処理等を実行して映像や音声等を出力手段から出力させることができる。
又、携帯端末機2は、第二の通信手段40により、全地球測位システム(以下、GPS(Global Positioning System)という)を用いて現在位置を特定することができるようになっている。第二の通信手段40は、GPS用アンテナ41とGPS処理部42とから構成される。GPS用アンテナ41は、複数のGPS衛星12からの信号をGPS処理部42に供給する。GPS処理部42は、GPS衛星12からの信号中に含まれる擬似ランダム符号を用いて各々のGPS衛星12からの信号の到来時間を測定することにより、各々のGPS衛星12との距離を求め、三角測量の原理に基づいて当該携帯端末機2の現在位置を特定する。
尚、この携帯端末機2は、GPS用アンテナ41、GPS処理部42を設けずに、第一の通信手段30を第二の通信手段40として用いて位置情報を取得する形態とすることもできる。この場合、無線通信インターフェース32は無線通信用アンテナ31から供給される無線通信基地局11からの信号に含まれる位置情報を抽出し、現在位置を特定しその情報を制御手段に送出する。
又、制御手段は、放送信号の受信状況を確認する受信状況確認手段として、復調回路23からの受信情報に基づいて、受信状況が良好か否かを判定し、放送波の受信状況の悪化を確認したときは、情報送信制御手段として、第一の通信手段30の無線通信インターフェース32及び無線通信用アンテナ31に、視聴対象チャンネル情報と位置情報を送信させる。これにより、送信された視聴対象チャンネル情報及び位置情報は、無線通信基地局11及びインターネット13を介して再送信サーバー5に送信される。
更に、制御手段は、受信状況確認手段として、受信状況の回復を確認したときは、情報送信制御手段として、第一の通信手段30の無線通信インターフェース32及び無線通信用アンテナ31に、受信状況の回復確認情報を送信させる。これにより、送信された受信状況の回復確認情報は、無線通信基地局11及びインターネット13を介して再送信サーバー5に送信される。
そして、選択回路45は、制御手段からの切替信号によって、受信手段20及び第一の通信手段30を択一的に出力手段に接続する接続切替手段である。ここで、制御手段は、再送信サーバー5からの再送信信号を受信したとき、選択回路45に受信手段20と出力手段との接続を解除させるとともに第一の通信手段30と出力手段とを接続させる切替信号を送出する。又、制御手段は、受信状況確認手段として受信状況の回復を確認したとき、選択回路45に受信手段20と出力手段とを接続させるとともに第一の通信手段30と出力手段との接続を解除させる切替信号を送出する。
つまり、本実施例の携帯端末機2は、放送局10からの放送信号である放送波或いは再送信サーバー5からの再送信信号を、携帯端末機2の放送波の受信状態並びに当該携帯端末機2の位置情報及び視聴対象チャンネル情報に基づいて接続切替手段を動作させることにより、受信手段20或いは第一の通信手段30を出力手段に接続して、受信した信号に対して復号化処理等を実行することにより、出力手段から映像、音声等を出力することができるようになっている。
そして、再送信サーバー5は、図2に示すように、制御部58と、放送信号を受信する受信手段50と、受信手段50により受信された放送信号としての放送波を再送信信号に変換する変換手段と、ネットワークインターフェース59と、記憶部56と、データベース57と、を備えている。
制御部58は、携帯端末機2の制御部7と略同様の構成とされるものであって、制御手段とされるCPUやROM、RAM等から構成される。そして、受信手段50は、アンテナ51と、チューナ52と、変換手段としての圧縮部53、暗号化部54、及びパケット作成部55とから成る。
アンテナ51は、放送局10から送信局や中継局を介して送信される無線放送信号である放送波を受信し、チューナ52は、制御手段からの信号に基づいてアンテナ51から入力される無線放送信号における特定の周波数を増幅することで当該周波数を分離選別(選局)し、圧縮部53に変調信号を送出する。ここで、選局するチャンネルは、後述するネットワークインターフェース59によって受信された携帯端末機2からの視聴対象チャンネル情報に対応するチャンネルである。
圧縮部53は、制御手段からの信号に基づいて、入力された変調信号をMPEG(Moving Picture Experts Group)2、又はMPEG4などの規格で圧縮して、暗号化部54に送出する。
暗号化部54は、制御手段からの信号に基づいて、圧縮部53から供給された圧縮済データを予め設定された暗号方式に従って暗号化し、暗号化された圧縮済データをパケット作成部55に送出する。
パケット作成部55は、制御手段からの信号に基づいて、暗号化部54から供給された暗号化済データを所定のサイズで区切って、ヘッダ情報等を付加してパケットを作成し、作成されたパケットを送信手段としてのネットワークインターフェース59へ送出する。
ネットワークインターフェース59は、再送信信号としてのパケットデータを携帯端末機2に送信する送信手段である。又、ネットワークインターフェース59は、携帯端末機2からの携帯端末機情報としての視聴対象チャンネル情報や位置情報、受信状況の回復確認情報等を受信して制御手段に送出する。
記憶部56は、各地域に対応した物理チャンネル情報を記憶する記憶手段である。そして、制御手段は、ネットワークインターフェース59を介して、携帯端末機2からの視聴対象チャンネル情報及び位置情報を受信すると、記憶部56から対応するチャンネル情報を呼び出して、チューナ52による選局を実行する。
つまり、再送信サーバー5は、携帯端末機2によって受信される放送内容と同一の放送内容を携帯端末機2に送信することができるようになっている。
尚、変換手段により変換するデータは、携帯端末機2が受信する1セグ放送のデータとすることが好適である。通常、固定テレビで放送する内容と1セグ放送の内容とは一致するが、異なる場合もあるため、1セグ放送のパケットデータを生成する構成とすることで確実に同一の放送内容を利用者に提供することができる。
又、この再送信サーバー5の制御手段は、受信した携帯端末機2の現在位置情報及び視聴対象チャンネル情報に基づき携帯端末機2が放送局10から送信される視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置しているか否かを判定する判定手段としての機能を具備している。
更に、再送信サーバー5の制御手段は、携帯端末機2が視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置していると判定したとき、視聴対象チャンネル情報及び位置情報に対応する再送信信号を送信し、該再送信信号の送信中に携帯端末機2から受信状況の回復確認情報を受信したとき、再送信信号の送信を停止する再送信制御手段としての機能も具備している。
そして、この再送信サーバー5は、データベース57を備えている。このデータベース57は、当該再送信サーバー5の受信手段50(チューナ52)により受信した放送信号を、制御手段を介して記憶するものである。そして、再送信サーバー5は、このデータベース57に記憶された放送信号を、制御手段を介して圧縮部53に送出して、変換手段(圧縮部53、暗号化部54、及びパケット作成部55)により視聴対象チャンネル情報及び位置情報に対応する再送信信号に変換し、この再送信信号を送信手段によって送信することができるようになっている。
つまり、この再送信サーバー5は、所定期間だけデータベース57に放送信号を蓄えておくことができ、利用者が放送時間どおりに番組を見ることができなかった場合でも、その番組のデータを再送信することができる。これにより、受信エリア内において、受信手段20による放送信号の受信ができなくなり、且つ、第一の通信手段30によっても再送信信号を受信できなくなった場合においても、別途、当該放送内容を利用者に提供することができる。
次に、図3及び図4を参照して本実施例の再送信システム1における処理動作について具体的に述べる。図3及び図4は、再送信システム1の処理動作のフローチャートである。
先ず、図3に示すように、利用者が入力手段を操作して視聴対象とする放送局のチャンネルを選択すると、入力手段からチャンネル選択信号が制御手段に送出される。そして、制御手段は、入力手段からのチャンネル選択信号を受信すると、記憶手段に現在受信している放送のチャンネル情報を視聴対象チャンネル情報として記憶させるとともに、放送受信開始処理(ステップS101)を実行する。
又、この放送受信開始処理(ステップS101)では、受信手段20によって選局、復調、分離、復号化の各処理が実行され、次いで復調回路23から送出される受信情報を制御手段が取得する受信情報取得処理(ステップS105)が実行される。この受信情報取得処理(同ステップ)は、放送波を受信している間、或いは後述する再送信信号を受信している間、常時実行されているものであり、携帯端末機2における放送波の受信状態を監視している。
そして、この携帯端末機2は、常時、GPS衛星12と交信をしてGPS衛星12からの信号をGPS用アンテナ41で受け取り(ステップS111)、当該信号に基づいてGPS処理部42により現在位置を随時特定する位置情報取得処理(ステップS115)を実行している。
そして、受信状況確認手段である制御手段は、受信状況確認処理(ステップS107)において、受信状況が良好であると確認されたときには、受信手段接続信号(選択回路切替信号)を選択回路45に送出して選択回路45を受信手段20に接続させる放送信号受信確定処理(ステップS311)を実行する。尚、受信手段接続信号は、第一の通信手段切断信号でもあり、当該放送信号受信確定処理(同ステップ)において、第一の通信手段30と出力部4は選択回路45によって切断状態とされる。したがって、出力部4からは、放送波を選局、復調、分離、復号化処理した映像及び音声等が出力され放送内容が再生される(ステップS401)。
受信状況確認処理(ステップS107)において、受信状況確認手段である制御手段により受信状況の悪化が確認されたとき、当該制御手段は、情報送信制御手段として視聴対象チャンネル情報と位置情報とを、第一の通信手段30により無線通信基地局11を介してインターネット13に接続することによって再送信サーバー5に送信させる携帯端末機情報送信処理(ステップS120)を実行する。
携帯端末機情報送信処理(ステップS120)が実行されると、携帯端末機2の第一の通信手段30から送信された携帯端末機情報は、無線通信基地局11及びインターネット13を介して再送信サーバー5に送信され、再送信サーバー5が当該情報を取得する携帯端末機情報取得処理(ステップS201)を実行する。
そして、再送信サーバー5の制御手段は、携帯端末機2から携帯端末機情報としての位置情報及び視聴対象チャンネル情報を受信すると、判定手段として携帯端末機2が放送局から送信される視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置しているか否かを判定する再送信判定処理(ステップS205)を実行する。
再送信判定処理(ステップS205)において、判定手段により携帯端末機2が視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置していると判定されたとき、再送信サーバー5の制御手段は、再送信制御手段として視聴対象チャンネル情報に対応する再送信信号を生成(放送信号を変換手段により変換)して送信手段により再送信信号を携帯端末機2に送信する、つまり放送内容を再送信する再送信信号送信処理(ステップS211)を実行する。
又、再送信判定処理(ステップS205)において、判定手段により携帯端末機2が視聴対象チャンネルの受信エリア外に位置していると判定されたとき、再送信サーバー5の制御手段は、再送信制御手段として再送信しない信号を携帯端末機2に送信する再送信不可信号送信処理(ステップS215)を実行する。
そして、再送信サーバー5から送信された情報は、インターネット13、無線通信基地局11を介して携帯端末機2に送信され、携帯端末機2は当該情報を取得する再送信情報取得処理(ステップS301)を実行する。
携帯端末機2の制御手段は、再送信サーバー5から再送信情報を受信すると、当該再送信情報が再送信信号か再送信不可信号かを判定する再送信開始判定処理(ステップS305)を実行する。そして、制御手段は、再送信情報が再送信不可信号であると判定したとき、放送信号受信確定処理(ステップS311)を実行する。つまり、携帯端末機2は、放送波による受信の継続を行う。
又、制御手段は、再送信開始判定処理(ステップS305)において、再送信情報が再送信信号であると判定したとき、選択回路45に切替えを行わせる第一の通信手段接続信号(選択回路切替信号)を選択回路45に送出する。これにより、選択回路45は、受信手段20と出力部4を切断するとともに第一の通信手段30と出力部4を接続する再送信信号受信確定処理(ステップS321)を実行する。これにより、出力部4からは、再送信信号を復調、分離、復号化処理した映像及び音声等が出力され放送内容が再生される(ステップS401)。
又、再送信信号受信中において、利用者による選局操作が実行されたときは、携帯端末機2の制御手段は、選局されたチャンネルに対応する放送の受信開始処理(ステップS101)を実行する。つまり、選局される度に、放送波の受信を行い受信状態が悪い場合には即座に再送信サーバー5からの再送信信号の受信を開始する。
尚、このように、選局の際に放送波の受信を実行することなく、携帯端末機2から再送信サーバー5へ、選局したチャンネル情報と位置情報を送信することとしてもよい。この場合、再送信サーバー5は、その都度、携帯端末機2の位置情報を取得して上記同様の判定処理等を実行した後、受信した選局チャンネル情報と位置情報に対応する再送信信号を送信する。そして、この再送信信号には、携帯端末機2にプリセットされているチャンネル情報に対応する情報が含まれており、この情報を受信した携帯端末機2の制御手段が当該情報を視聴対象チャンネル情報として携帯端末機2の記憶手段に記憶することで、後述するように再送信信号受信中にチャンネルが変更された後に放送波受信へ移行したとしても、携帯端末機2からは同一の放送内容が放送されることとなる。
尚、受信状況確認処理(ステップS107)においては、ある程度受信状況が悪化した状態で受信状況の悪化確認として判定することで、受信状況が更に悪くなり、放送信号による放送内容の再生ができなくなる前に予め再送信信号を受信しておくことができ、シームレスに放送内容を再生することができる。
そして、図4に示すように、携帯端末機2は、再送信信号受信による放送内容再生処理(ステップS501)が実行されているときにも、出力部4と非接続状態にある受信手段20によって受信情報を取得し続けている(ステップS511)。そして、制御手段は受信状況確認手段として、この受信情報に基づいて受信状況が回復したかどうかを確認する受信状況確認処理(ステップS507)を実行して、放送波の受信状態を常時監視している。
そして、再送信信号に基づく放送内容再生中に、復調回路23からの受信情報に基づき、制御手段が受信状況の回復を確認すると、当該制御手段は、選択回路45の切替えを行う放送信号受信確定処理(ステップS511)を実行して、受信手段20と出力部4を接続し、第一の通信手段30と接続回路45とを切断する。
これにより、携帯端末機2の出力部4からは、放送波を選局、復調、分離、復合化処理した映像及び音声等が出力されて、再送信信号により受信していた視聴対象チャンネルの放送内容と同一の放送内容が再生されることとなる(ステップS517)。
又、受信状況確認処理(ステップS507)において、受信状況確認手段である制御手段が受信状況の回復を確認したとき、当該制御手段は情報送信制御手段として、受信状況の回復確認情報を第一の通信手段30によって再送信サーバー5に送信させる携帯端末機情報送信処理(ステップS521)を実行する。
携帯端末機情報送信処理(ステップS521)が実行されると、携帯端末機2の第一の通信手段30から送信された携帯端末機情報は、無線通信基地局11及びインターネット13を介して再送信サーバー5に送信され、再送信サーバー5が当該情報を取得する携帯端末機情報取得処理(ステップS525)を実行する。
そして、再送信サーバー5の制御手段は、携帯端末機2から携帯端末機情報としての受信状況の回復確認情報を受信すると、再送信制御手段として、再送信信号の送信を停止する再送信信号停止処理(ステップS527)を実行する。
つまり、本実施例によれば、携帯端末機2を持つ利用者が放送局の視聴対象チャンネルを受信可能な受信エリア内にいるときに、当該放送の受信状況が良好な状態においては、携帯端末機2の受信手段20によって放送局10からの放送波を受信して映像等を携帯端末機2に出力させ、受信エリア内にはいるが地下や建物内に入るなどして放送局10からの放送波の受信状況が悪化したときは、再送信サーバー5から送信される再送信信号を携帯端末機2の第一の通信手段30によって受信して映像等を携帯端末機2に出力させ、携帯端末機2における受信状況が回復したときは、再送信サーバー5からの再送信信号の送信を停止し、再び放送波を受信手段20によって受信して映像等を携帯端末機2に出力させる再送信システム1を提供することができる。
これにより、利用者は、地下や建物内に移動しても放送を継続して視聴することができる。又、放送波の受信状況が悪化したときだけ、第一の通信手段30によってインターネット13に接続すればよいため、利用者は通信料金を低く抑えることができる。又、再送信サーバー5との接続を必要最小限に抑えることができるため通信回線の圧迫を回避することができる。
そして、再送信サーバー5は、携帯端末機2の位置情報及び視聴対象チャンネル情報を受信して、携帯端末機2が当該視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置しているかどうかを判定することができるため、様々な地域に利用者が移動したとしても、利用者の現在位置に対応する放送番組に関する再送信信号を送信して、利用者が受信していた放送番組と同一の放送番組を確実に携帯端末機2に出力させることができる。又、受信エリア外の携帯端末機2へは再送信をすることなく、受信エリア外の利用者を排除することもできる。
又、データベース57が、放送信号を所定期間保存しているため、受信エリア内において、受信手段20による放送信号の受信ができなくなり、且つ、第一の通信手段30によっても再送信信号を受信できなくなった場合においても、別途、当該放送内容を利用者に提供することができる。又、利用者が放送時間どおりに番組を見ることができなかった場合でも、利用者が携帯端末機2を操作することにより、その番組のデータの再送信を再送信サーバー5に行わせて、放送を受信することもできる。
そして、本発明の再送信システム1は、認証情報を記憶する記憶手段を備える携帯端末機2と、該携帯端末機2から第一の通信手段30によって送信された認証情報を受信し、該受信した認証情報が当該再送信サーバー5の記憶手段としての記憶部56に記憶されている認証情報と一致するか否かを識別する識別手段を備える再送信サーバー5とから構成されることもある。
この再送信システム1は、上述のものと同様の構成とされるものであるが、受信状況が悪化したときに携帯端末機2から送信される携帯端末機情報が位置情報、視聴対象チャンネル情報及び認証情報とされる。
そして、再送信サーバー5の識別手段は、受信した携帯端末機情報としての認証情報と、再送信サーバー5の記憶手段に記憶されている認証情報とが一致すると識別したとき、再送信サーバー5は視聴対象チャンネル情報及び位置情報に対応する再送信信号を送信する。
このように再送信システム1を構成すれば、正式な利用者か否かを容易に識別することができるため、再送信サーバー5からの再送信信号を正式利用者の携帯端末機2に確実に提供することができる。
又、再送信サーバー5の判定手段が、携帯端末機2が視聴対象チャンネルの受信エリア外に位置していると判定したときであっても、認証情報を識別することにより再送信信号を送信する再送信システム1としてもよい。このようにすることによって、利用者によるデータベース57を有する再送信サーバー5の利用方法の種類を増やすことができるため、需要者層の拡大を図ることができる。
そして、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。例えば、再送信サーバー5の放送信号を受信する受信手段50は、アンテナ51等により構成する場合に限定することなく、光ケーブルと接続されるネットワークインターフェースとして構成し、光伝送通信により放送信号を受信することとしてもよい。
又、再送信サーバー5は、放送局10や第三者が管理することなく、利用者自身が家の中に設置するなどして管理してもよい。更に、受信状況の確認には、受信手段20の復調回路23からの受信情報を利用したが、これに限ることなく、受信手段20の復調回路23とは別に受信情報を取得して制御手段に当該情報を送出する検出手段を設けてもよい。この場合、無線通信基地局11からの再送信信号と放送波を受信したチューナ22により選局された放送信号を同一の構成の信号とし、且つ、選択回路45をチューナ22と制御手段の間に配置することとして、第一の通信手段30の復調回路33、分離回路34、復号回路35を設けずに、再送信信号も受信手段20の復調回路23等により各処理を実行させることとしてもよい。
1 再送信システム 2 携帯端末機
3 入力部 4 出力部
5 再送信サーバー 7 制御部
10 放送局 11 無線通信基地局
12 GPS衛星 13 インターネット
20 受信手段 21 アンテナ
22 チューナ 23 復調回路
24 分離回路 25 復号回路
30 第一の通信手段 31 無線通信用アンテナ
32 無線通信インターフェース 33 復調回路
34 分離回路 35 復号回路
40 第二の通信手段 41 GPS用アンテナ
42 GPS処理部 45 選択回路
50 受信手段 51 アンテナ
52 チューナ 53 圧縮部
54 暗号化部 55 パケット作成部
56 記憶部 57 データベース
58 制御部 59 ネットワークインターフェース

Claims (3)

  1. 携帯端末機と再送信サーバーとから成る再送信システムであって、
    前記携帯端末機は、
    放送信号を受信する受信手段と、
    受信している放送のチャンネル情報を視聴対象チャンネル情報として記憶する記憶手段と、
    前記放送信号の受信状況を確認する受信状況確認手段と、
    前記再送信サーバーからの再送信信号を受信する第一の通信手段と、
    当該携帯端末機の位置情報を受信する第二の通信手段と、
    前記受信状況確認手段により受信状況の悪化が確認されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報を前記第一の通信手段によって前記再送信サーバーに送信させ、前記受信状況確認手段により受信状況の回復が確認されたとき、受信状況の回復確認情報を前記第一の通信手段によって前記再送信サーバーに送信させる情報送信制御手段と、
    前記受信手段及び前記第一の通信手段を択一的に出力手段に接続する接続切替手段と、を備え、
    前記再送信サーバーは、
    前記放送信号を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信された放送信号を再送信信号に変換する変換手段と、
    前記携帯端末機に再送信信号を送信する送信手段と、
    地域に対応した物理チャンネル情報を記憶する記憶手段と、
    前記携帯端末機から前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報を受信したとき、前記携帯端末機が前記視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置しているか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記携帯端末機が前記視聴対象チャンネルの受信エリア内に位置していると判定されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報に対応する再送信信号を送信し、該再送信信号の送信中に前記携帯端末機から受信状況の回復確認情報を受信したとき、前記再送信信号の送信を停止する再送信制御手段と、を備え、
    前記携帯端末機の接続切替手段は、前記再送信サーバーから前記再送信信号が送信され、該再送信信号が前記携帯端末機に受信されたとき、前記携帯端末機の受信手段と出力手段との接続を解除するとともに前記第一の通信手段と前記出力手段とを接続し、前記携帯端末機の受信状況確認手段により受信状況の回復が確認されたとき、前記携帯端末機の受信手段と出力手段とを接続するとともに前記第一の通信手段と前記出力手段との接続を解除することを特徴とする再送信システム。
  2. 前記携帯端末機は、認証情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記情報送信制御手段は、前記受信状況確認手段により受信状況の悪化が確認されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報とともに前記認証情報を前記第一の通信手段によって前記再送信サーバーに送信させ、
    前記再送信サーバーは、認証情報を記憶する記憶手段と、
    前記判定手段により前記携帯端末機が前記視聴対象チャンネルの受信エリア外に位置していると判定されたとき、受信した前記認証情報が当該再送信サーバーの前記記憶手段に記憶されている認証情報と一致するか否かを識別する識別手段と、を備え、
    前記再送信制御手段は、該識別手段により前記認証情報同士が一致すると識別されたとき、前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報に対応する再送信信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の再送信システム。
  3. 前記再送信サーバーは、当該再送信サーバーの受信手段により受信した放送信号を記憶するデータベースを備え、該データベースに記憶された放送信号に基づいて前記変換手段により受信された前記視聴対象チャンネル情報及び前記位置情報に対応する再送信信号に変換し、該再送信信号を前記送信手段によって送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の再送信システム。
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