JP2010226827A - モータ制御駆動装置及びモータ始動位置決め方法 - Google Patents

モータ制御駆動装置及びモータ始動位置決め方法 Download PDF

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佑哉 村松
Yuji Sasaki
裕司 佐々木
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隆司 真島
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穣 藤田
Toshiyuki Hirao
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Abstract

【課題】回転角度検出手段からの出力に基づくロータ角度値が負の値を示すことなく、かつロータがデッドポイントに位置していたとしても正常に始動位置決めを完了することが出来るものを提供する。
【解決手段】モータ制御駆動装置のモータ制御手段が、始動時に、回転角度検出手段から初期ロータ角度値を取得すると、ロータが第1の角度になるように永久磁石同期モータを制御し、永久磁石同期モータのロータの回転が停止すると、回転角度検出手段から正の値であるロータの第1のロータ角度値を取得し、その後に、ロータが第2の角度になるように永久磁石同期モータを制御し、永久磁石同期モータのロータの回転が停止すると、ロータの回転に応じて取得したロータ回転角度値を第1のロータ角度値に加算することによって第2のロータ角度値を算出し、第2のロータ角度値をロータの始動基準角度値とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御駆動装置及びモータ始動位置決め方法に関する。
現在、永久磁石同期モータの始動時におけるロータ初期角度の検出方法として、ロータ角度検出センサ(レゾルバ及びエンコーダ等)により一意に決まるロータ初期角度を検出する方法、あるいは任意の相に直流電流を流すことによってロータを引込む(同期引込み)方法が一般的に採用されている。しかしながら、機構上の制約などによって、2極モータに軸倍角「2」のロータ角度検出センサ(軸1回転で2周期分の信号を出力)を取り付ける場合に、当該ロータ角度検出センサの出力は、ロータ角度180度毎に同じ値を示す為に、ロータ角度は一意に決まらない。その為,同期引込みを行ってロータ角度を一意に決定する必要がある。しかしながら、同期引込みを行うと、ロータの特性と初期角度とによって、同期引込み後のロータ角度検出センサからの出力に基づいてプロセッサが算出したロータの始動基準角度値が負の値を示す場合があり、当該値が負の値になることによってロータが逆回転してしまうという事象が発生していた。また、同期引込みを行ってロータの初期位置を検出しようとする場合に、トルクが発生しない位置(デッドポイント)にロータが位置していると、ロータを引き込むことが出来ない為に位置決めを完了することが出来ないという問題も発生していた。
そして、デッドポイントに位置した場合にロータ位置決めを完了することが出来ないという問題を解決する発明として、下記特許文献1には、圧縮機を駆動させるDCブラシレスモータのロータ磁極がデッドポイントに位置してしまうことを回避することが出来る圧縮機モータ始動方法が開示されている。この圧縮機モータ始動方法では、DCブラシレスモータを始動させる際、ロータ磁極位置検出手段によって、前記DCブラシレスモータの任意の相1に電流を流し、続いて、相1とは異なる相2に電流を流してロータ位置決めを行い、その後モータを駆動している。
また、下記特許文献2には、ロータの角度を検出する1つの方法として、ロータを大きく回転させなくてもロータ磁極位置を検出することが出来ることによって、同期電動機が機械に取り付けられていたとしても、安全にかつ簡単にロータ磁極位置を検出することが出来る同期電動機のロータ磁極位置検出方法が開示されている。このロータ磁極位置検出方法では、磁極を配したロータと、励磁巻線を施したステータと、ロータ位置を検出するセンサからなる同期電動機において、ステータの所定励磁位相に電流を印加する第1の工程と、前記電流の印加によるロータの移動方向を得る第2の工程と、得られた移動方向に基づいてロータの磁極位置を推定する第3の工程と、前記ロータの推定磁極位置に基づいて次回に電流を印加する所定励磁位相を特定する第4の工程と、前記第1の工程、第2の工程、第3の工程及び第4の工程を繰り返す第5の工程とを具備する。
特開2004−328850号公報 特許第3408468号公報
ところで、上記特許文献1の発明は、永久磁石同期モータのロータがデッドポイントに位置していた場合にロータ位置決めを完了することが出来ないという問題を解決することは出来るが、同期引き込みよってロータ角度検出センサからの出力に基づく角度値が負の値を示すという問題までを解消することは出来ない。また、上記特許文献2の発明は、ロータ磁極位置を検出することが出来るが、ロータ磁極位置の検出における計算処理が複雑であると共に精度良くロータ角度を検出するためにはその計算処理を繰り返し行わなければならない。その為に、当該処理を実行するプロセッサに大きな負荷が掛かってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、回転角度検出手段からの出力に基づくロータ角度値が負の値を示すことなく、かつロータがデッドポイントに位置していたとしても正常に始動位置決めを完了することが出来るものを提供する。
上記目的を達成するために、本発明では、モータ制御駆動装置に係る第1の解決手段として、永久磁石同期モータのロータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、前記永久磁石同期モータに駆動電流を供給するモータ駆動手段と、前記回転角度検出手段の検出結果に基づいて前記モータ駆動手段を制御するモータ制御手段とを、具備するモータ制御駆動装置であって、前記モータ制御手段は、始動時に、前記回転角度検出手段から前記ロータの始動時の初期角度である初期ロータ角度値を取得すると、前記ロータが第1の角度になるように前記永久磁石同期モータへ駆動電流を前記モータ駆動部に供給させ、前記第1の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から正の値である前記ロータの第1のロータ角度値を取得し、前記第1のロータ角度値を取得すると、前記回転角度検出手段から正の値のロータ回転角度値が出力される回転方向である第2の角度に前記ロータがなるように前記モータ駆動部に駆動電流を供給させ、前記第2の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から取得したロータ角度値を前記第1のロータ回転角度値に加算することによって第2のロータ角度値を算出し、前記第2のロータ角度値を前記ロータの始動基準角度値とするという手段を採用する。
また、本発明では、モータ始動位置決め方法に係る第1の解決手段として、回転角度検出手段がロータの回転角度を検出する永久磁石同期モータのモータ始動位置決め方法であって、始動時に、前記回転角度検出手段から前記ロータの始動時の初期角度である初期ロータ角度値を取得すると、前記ロータが第1の角度になるように前記永久磁石同期モータを駆動させ、前記第1の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から正の値である前記ロータの第1のロータ角度値を取得する第1のステップと、第1のステップにおいて前記第1のロータ角度値を取得すると、前記回転角度検出手段から正の値のロータ回転角度値が出力される回転方向である第2の角度に前記ロータがなるように前記永久磁石同期モータを駆動させ、前記第2の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から取得したロータ角度値を前記第1のロータ回転角度値に加算することによって第2のロータ角度値を算出し、前記第2のロータ角度値を前記ロータの始動開始基準角度値とする第2のステップとを、具備するという手段を採用する。
本発明によれば、モータ制御駆動装置のモータ制御手段が、始動時に、回転角度検出手段から初期ロータ角度値を取得すると、ロータが第1の角度になるように永久磁石同期モータを制御し、永久磁石同期モータのロータの回転が停止すると、回転角度検出手段から正の値であるロータの第1のロータ角度値を取得し、その後に、ロータが第2の角度になるように永久磁石同期モータを制御し、永久磁石同期モータのロータの回転が停止すると、ロータの回転に応じて取得したロータ回転角度値を第1のロータ角度値に加算することによって第2のロータ角度値を算出し、第2のロータ角度値をロータの始動基準角度値とする。
このように、モータ制御駆動装置が動作することによって、始動時に、ロータを第2の角度にすることが出来ないデッドポイントの角度であったとしても、まずロータを第1の角度にし、その後にロータを第2の角度にする為、ロータがデッドポイントに位置していることによって正常に始動位置決めを完了することが出来ないという問題を解消することが出来る。
また、モータ制御駆動装置では、モータ制御手段が、上述したように、ロータが第1の角度になることによってロータの回転が停止すると、回転角度検出手段が正の値の第1のロータ角度値を取得し、その後に、回転角度検出手段から正の値のロータ回転角度値が出力される回転方向である第2の角度になるようにロータを回転させる為、最終的な始動基準角度値が負の値になることがない。
本発明の一実施形態に係るモータ制御駆動装置Aの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るモータ制御駆動装置Aの動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るモータ制御駆動装置Aによる永久磁石同期モータBのロータの回転の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るモータ制御駆動装置Aによるデッドポイントである角度の永久磁石同期モータBのロータの始動位置決めの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
まず、モータ制御駆動装置Aの機能構成について、図1を参照して、説明する。図1は、本実施形態に係るモータ制御駆動装置Aの機能ブロック図である。
モータ制御駆動装置Aは、負荷である永久磁石同期モータBを回転駆動させるものであり、図1に示すように回転角度検出センサ1、ロータ角度演算回路2、モータ駆動部3、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b、W相電流検出部4c、モータ制御部5から構成されている。なお、永久磁石同期モータBは、2極の同期モータであり、モータ制御駆動装置Aの制御の下、ロータが回転する。
回転角度検出センサ1は、軸倍角「2」であるレゾルバから構成され、回転角度を示すアナログ信号のロータ角度信号をロータ角度演算回路2へ出力する。軸倍角「2」のレゾルバとは、永久磁石同期モータBのロータの1回転において2周期のロータ角度信号を出力する。従って、この回転角度検出センサ1は、回転角度0度〜180度までの回転角度に応じたロータ角度信号を出力し、回転角度180度〜360度までの間、回転角度0度〜180度と同じロータ角度信号を出力する。すなわち、この回転角度検出センサ1は、180度異なるロータの角度では同じロータ角度信号を出力する。
ロータ角度演算回路2は、R/D(resolver/digital)コンバータから構成され、回転角度検出センサ1から入力されるアナログ信号を、デジタル信号に変換し、当該デジタル信号をモータ制御部5へ出力する。なお、回転角度検出センサ1及びロータ角度演算回路2が、本実施形態における回転角度検出手段を構成している。
モータ駆動部3は、図1に示すように、直流電源3a、昇圧回路3b及びインバータ3cから構成されている。
直流電源3aは、1つあるいは複数のバッテリを直列接続したものであり、所定の直流電源電圧を昇圧回路3bへ出力する。
昇圧回路3bは、例えばDC/DCコンバータであり、直流電源3aから供給された直流電源電圧を昇圧してインバータ3cへ供給する。
インバータ3cは、モータ制御部5から供給されるPWM(Pulse Width Modulation)信号に基づいて昇圧回路3bから供給された直流電圧をスイッチングすることにより、U相、V相及びW相からなる3相のモータ駆動電流を生成して永久磁石同期モータBに供給する。
U相電流検出部4aは、インバータ3cと永久磁石同期モータBのU相巻線とを接続するU相駆動信号線に設けられており、インバータ3cからU相巻線へ流れるモータ駆動電流Iuを検出してモータ制御部5へ出力する。
V相電流検出部4bは、V相駆動信号線に設けられており、インバータ3cからV相巻線へ流れるモータ駆動電流Ivを検出してモータ制御部5へ出力する。
W相電流検出部4cは、W相駆動信号線に設けられており、インバータ3cからW相巻線へ流れるモータ駆動電流Iwを検出してモータ制御部5へ出力する。
モータ制御部5は、インバータ3cをPWM制御することによって永久磁石同期モータBをインバータ3cに回転駆動させるものであり、図1に示すように、3相/2相変換部5a、電流制御部5b、2相/3相変換部5c、PWM信号発生部5d、励磁位相演算部5eから構成されている。
3相/2相変換部5aは、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b、W相電流検出部4cによって各々検出されたU相、V相、W相のモータ駆動電流Iu、Iv、Iwに基づいて永久磁石同期モータBの回転子上に固定された2次元座標系(q軸とd軸とからなる座標系)上におけるq軸駆動電流検出量Iqとd軸駆動電流検出量Idとを算出し、q軸駆動電流検出量Iq及びd軸駆動電流検出量Idを電流制御部5bへ出力する。
より詳細には、3相/2相変換部5aは、U相、V相及びW相からなる3次元座標系上のモータ駆動電流Iu、Iv、Iwに所定の座標変換を施すことにより上記2次元座標系上のq軸駆動電流検出量Iqとd軸駆動電流検出量Idを算出する。なお、上記d軸は、回転子の回転面上において永久磁石の磁束方向に設定された座標軸であり、q軸は、上述したd軸に直交する座標軸である。
電流制御部5bは、一種のPID制御部であり、上位制御装置であるECU(Engine Control Units)から供給される角速度指令値ω0と、永久磁石同期モータBの角速度ωkとの差分を速度誤差Δωとして演算し、速度誤差Δωに所定の比例積分・微分演算を施すことにより速度誤差Δωに応じたq軸電流操作量Iqsを算出し、q軸電流操作量Iqsと、3相/2相変換部5aから供給されるq軸駆動電流検出量Iqとの差分として誤差電流ΔIqを算出し、当該誤差電流ΔIqに所定の比例積分・微分演算を各々施することにより電圧操作量Vqを算出し、電圧操作量Vqを2相/3相変換部5cへ出力する。また、電流制御部5bは、ECUから供給されるd軸電流操作量Idsと、3相/2相変換部5aから入力されるd軸駆動電流検出量Idとに基づいてd軸電流操作量Idsに応じたd軸電圧操作量Vdを算出し、当該d軸電圧操作量Vdを2相/3相変換部5cへ出力する。
2相/3相変換部5cは、電流制御部5bから入力されたq軸電圧操作量Vqとd軸電圧操作量Vdとを、U相、V相及びW相からなる3次元座標系上の電圧操作量Vu,Vv,Vwに変換し、当該電圧操作量Vu,Vv,VwをPWM信号発生部5dへ出力する。
PWM信号発生部5dは、上記電圧操作量Vu,Vv,Vwに基づいてインバータ3cをスイッチング動作させるためのPWM信号を生成してインバータ3cへ出力する。モータ制御部5は、正弦波通電方式に基づいて動作するものであり、したがってPWM信号発生部5dは、インバータ3cが永久磁石同期モータBの全回転角(360度)に亘ってモータ駆動信号を出力するようにPWM信号を出力する。
励磁位相演算部5eは、ロータ角度演算回路2から入力されたデジタル信号に基づいて永久磁石同期モータBのステータのU相巻線、V相巻線及びW相巻線の励磁位相(励磁のタイミング)を演算し、当該演算結果を2相/3相変換部5cへ出力する。
次に、このように構成されたモータ制御駆動装置Aの動作について、図2を参照して詳しく説明する。図2は、本実施形態に係るモータ制御駆動装置Aの動作を示すフローチャートである。
モータ制御駆動装置Aでは、始動時、すなわち電源投入時に、回転角度検出センサ1が、始動時の初期の永久磁石同期モータBのロータの角度を示すアナログ信号の初期ロータ角度検出信号をロータ角度演算回路2へ出力する。そして、ロータ角度演算回路2は、アナログ信号の初期ロータ角度検出信号をデジタル信号の初期ロータ角度値データへ変換し、当該初期ロータ角度値データを励磁位相演算部5eへ出力する。
励磁位相演算部5eは、ロータ角度演算回路2からデジタル信号の初期ロータ角度値データが入力されると、初期ロータ角度値データの初期ロータ角度値を取得し(ステップS1)、その後に永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になるように、永久磁石同期モータBのステータのU相巻線、V相巻線及びW相巻線の励磁位相を演算し、当該演算結果を2相/3相変換部5cに出力する。そして、2相/3相変換部5cは、励磁位相演算部5eから入力された演算結果に基づいてPWM信号発生部5dにPWM信号を出力させることによって、ロータの永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になるように永久磁石同期モータBを制御する(ステップS2)。
そして、永久磁石同期モータBのロータは、内部の永久磁石のN極が、ステータのW相巻線に対向する位置になるように回転する。
回転角度検出センサ1は、永久磁石同期モータBのロータが回転すると、ロータの回転角度量に応じたアナログ信号のロータ回転角度検出信号をロータ角度演算回路2へ出力する。ロータ角度演算回路2は、アナログ信号のロータ回転角度信号をデジタル信号のロータ回転角度値データへ変換し、当該ロータ回転角度値データを励磁位相演算部5eへ出力する。
励磁位相演算部5eは、ロータ角度演算回路2から入力されるロータ回転角度値データのロータ回転角度値を読み込み(ステップS3)、ロータ回転角度値に基づいて永久磁石同期モータBのロータの回転が停止したか否か判定する(ステップS4)。なお、励磁位相演算部5eは、ステップS3において、ロータ角度演算回路2から入力されるA相,B相,Z相のパルス信号をパルスカウンタによって読み込むことによって、ロータ回転角度値を認識している。
励磁位相演算部5eは、ステップS4において『NO』と判定した場合には、すなわちロータの回転が停止していない場合には、ステップS3に移行し、ステップS4において『YES』と判定した場合には、すなわち永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置まで回転したことによってロータの回転が停止した場合には、インバータ3cから永久磁石同期モータBへ供給する電流を停止するように、PWM信号発生部5dを2相/3相変換部5cに制御させる(ステップS5)。
そして、励磁位相演算部5eは、ステップS5の後に、初期ロータ角度値データの初期ロータ角度値に、ロータ回転角度値データのロータ回転角度値を加算することによって、第1のロータ角度値を算出し(ステップS6)、その後にロータ角度演算回路2から正の値の第1のロータ角度値を取得する(ステップS7)。
上記処理について、図3を参照して、具体的に説明する。図3は、モータ制御駆動装置Aによる永久磁石同期モータBのロータの回転の一例を示す図である。
例えば、電源投入時に、永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極が、図3の(a)に示すように、U相巻線から時計回りに60度の位置にある場合に、励磁位相演算部5eは、ステップS1において、回転角度検出センサ1が軸倍角「2」のレゾルバによって構成されている為、初期ロータ角度値として「120度」を取得する。なお、この際、回転角度検出センサ1は、ロータの永久磁石のN極がU相巻線の位置とその対向する位置である場合を「0度」として、ロータの角度を検出している。
そして、ステップS1の後に、図3の(b)に示すように、永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がW相巻線に対向する位置まで回転する、すなわち時計回りに回転すると、励磁位相演算部5eは、上記ステップS3においてロータ回転角度値データのロータ回転角度値を読み込むことによって、ロータ回転角度値として「マイナス60度」を取得する。そして、このロータ回転角度値が、負の値を示すロータの回転方向、すなわち時計回りの方向が、図3の(a)に示すデクリメント方向あり、また、逆にロータ回転角度値が、正の値を示すロータの回転方向、すなわち反時計回りの方向が、図3の(a)に示すインクリメント方向である。
そして、励磁位相演算部5eは、ステップS6において、初期ロータ角度値としての「120度」に、ロータ回転角度値としての「マイナス60度」を加算することによって、第1のロータ角度値として「60度」を算出し、その後に、ステップS7において、ロータ角度演算回路2から正の値の第1のロータ角度値として「60度」を取得する。
しかしながら、励磁位相演算部5eは、ステップS6において算出した第1のロータ角度値が、必ずしも正の値になるとは限らない。例えば、電源投入時に、永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極が、U相巻線の反時計回り方向に10度に位置している場合に、ロータの永久磁石のN極がW相巻線に対向する位置まで回転すると、励磁位相演算部5eが、ステップS6において算出する第1のロータ角度値は、「マイナス120度」になってしまう。そのような場合に、励磁位相演算部5eが、ステップS7を実行すると、ロータ角度演算回路2から正の値の第1のロータ角度値として「240度」を取得する。
そして、励磁位相演算部5eは、ステップS7の後に、永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置になるように、永久磁石同期モータBのステータのU相巻線、V相巻線及びW相巻線の励磁位相を演算し、当該演算結果を2相/3相変換部5cに出力する。そして、2相/3相変換部5cは、励磁位相演算部5eから入力された演算結果に基づいてPWM信号発生部5dにPWM信号を出力させることによって、ロータの永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置になるように永久磁石同期モータBを制御する(ステップS8)。
そして、図3の(c)に示すように、永久磁石同期モータBのロータは、内部の永久磁石のN極が、ステータのU相巻線に対向する位置になるように回転する。
そして、励磁位相演算部5eは、永久磁石同期モータBのロータの回転によってロータ角度演算回路2から入力されるロータ回転角度値データのロータ回転角度値を読み込み(ステップS9)、ロータ回転角度値に基づいて永久磁石同期モータBのロータの回転が停止したか否か判定する(ステップS10)。励磁位相演算部5eは、ステップS10において『NO』と判定した場合には、すなわちロータの回転が停止していない場合には、ステップS9に移行し、ステップS10において『YES』と判定した場合には、すなわち永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置まで回転したことによってロータの回転が停止した場合には、インバータ3cから永久磁石同期モータBへ供給する電流を停止するように、PWM信号発生部5dを2相/3相変換部5cに制御させる(ステップS11)。
そして、励磁位相演算部5eは、ステップS11の後に、第1のロータ角度値に、ロータ回転角度値データのロータ回転角度値を加算することによって、第2のロータ角度値を算出し、当該第2のロータ角度値を始動基準角度値としてロータの1回転における「0度」、すなわち360度における「0度」とする
以上のように、本実施形態によれば、モータ制御駆動装置Aにおいて、励磁位相演算部5eは、始動時に、ロータ角度演算回路2から初期ロータ角度値データの初期ロータ角度値を取得すると、永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になるように2相/3相変換部5cを制御し、永久磁石同期モータBのロータの回転が停止すると、ロータの回転に応じて取得したロータ回転角度値を初期ロータ角度値に加算することによって第1のロータ角度値を算出し、その後にロータ角度演算回路2から正の値の第1のロータ角度値を取得する。
その後に、励磁位相演算部5eは、永久磁石同期モータBのロータの永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置になるように2相/3相変換部5cを制御し、永久磁石同期モータBのロータの回転が停止すると、ロータの回転に応じて取得したロータ回転角度値を第1のロータ角度値に加算することによって、第2のロータ角度値を算出し、当該第2のロータ角度値を始動基準角度値とする。
このように、モータ制御駆動装置Aが動作することによって、始動時に、U相巻線に対してデッドポイントである角度にロータが位置していたとしても、正常に始動位置決めを完了することが出来る。例えば、図4の(a)に示すように、U相巻線から永久磁石のN極が時計回り方向の90度に位置している、すなわちU相巻線に対してロータがデッドポイントに位置していたとする。このような場合でも、モータ制御駆動装置Aでは、図4の(b)に示すように、永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させた後に、永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させる為、ロータがデッポイントに位置していることによって正常に始動位置決めを完了することが出来ないという問題を解消することが出来る。
また、モータ制御駆動装置Aでは、上述したように、ロータの永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になった場合に、ロータ角度演算回路2から正の値の第1のロータ角度値を取得し、その後に、W相巻線のインクリメント方向であるU相巻線に永久磁石のN極が対向する位置になるようにロータを回転させる為、最終的な始動基準角度値が負の値になることがない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、励磁位相演算部5eは、永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させた後に、永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、励磁位相演算部5eは、永久磁石のN極がステータのV相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させた後に、永久磁石のN極がステータのW相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させてもよいし、また永久磁石のN極がステータのU相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させた後に、永久磁石のN極がステータのV相巻線に対向する位置になるようにロータを回転させてもよい。すなわち、励磁位相演算部5eは、2回目のロータの回転がインクリメント方向になる回転の組み合わせであれば、どうような組み合わせでもよい。
(2)上記実施形態では、モータ制御部5は、3相/2相変換部5a及び電流制御部5bを備える構成になっているが、3相/2相変換部5a及び電流制御部5bがない構成にしてもよい。その場合、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b及びW相電流検出部4cは必要なく、また、ECUからの指示は、2相/3相変換部5cが受け付けるようになる。
(3)上記実施形態では、3つの電流検出部、すなわち、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b及びW相電流検出部4cを設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、モータ制御駆動装置Aに、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b及びW相電流検出部4cのいずれか2つを配設する。そして、モータ制御部5は、2つの電流検出部から入力される2相のモータ駆動電流から残り1相のモータ駆動電流を算出するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、電流制御部5bは、d軸電流操作量IdsをECUから供給されたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、電流制御部5bが、予め決められた値としてd軸電流操作量Idsを内部メモリに記憶し、当該d軸電流操作量Idsに基づいてd軸電圧操作量Vdを算出するようにしてもよい。また、電流制御部5bが、ECUから供給される角速度指令値ω0に基づいて、角速度指令値ω0に比例する値としてd軸電流操作量Idsを算出するようにしてもよい。また、電流制御部5bが、速度誤差Δωに基づいて、速度誤差Δωに比例する値としてd軸電流操作量Idsを算出するようにしてもよい。
(5)上記実施形態に係るモータ制御駆動装置Aが接続する永久磁石同期モータBは、例えば、ロータコアに、2つの板形状の永久磁石が、一方はそのN極がロータコアの外周側を向くように埋め込まれ、他方はそのS極がロータコアの外周側を向くように、180°相対する位置に埋め込まれているロータによって構成される2極の同期モータである
また、上述したものに限らず、永久磁石同期モータBは、ロータコアに、2つの湾曲した板形状の永久磁石が、一方はそのN極がロータコアの外周側を向くように埋め込まれ、他方はそのS極がロータコアの外周側を向くように、180°相対する位置に埋め込まれているロータによって構成される2極の同期モータであってもよい。
また、永久磁石同期モータBは、ロータコアに、2つの湾曲した板形状の永久磁石が、一方はそのN極がロータコアの外周側を向くようにロータ表面に設置され、他方はそのS極がロータコアの外周側を向くように、180°相対するロータ表面に設置されているロータによって構成される2極の同期モータであってもよい。すなわち、SPM(Surface Permanent Magnet)モータ(表面磁石同期モータ)であってもよい。
(6)上記実施形態では、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b、W相電流検出部4cが検出したモータ駆動電流Iu、Iv、Iwから、3相/2相変換部5aが、q軸駆動電流検出量Iqとd軸駆動電流検出量Idを算出している。
しかしながら、図示しないA/Dコンバータが1つしかない場合には、モータ駆動電流Iu、Iv、Iwのサンプリングに遅れが生じてしまう。このような場合には、サンプリング補正回路を、U相電流検出部4a、V相電流検出部4b、W相電流検出部4cと3相/2相変換部5aとの間に設けることによって、サンプリング遅れを補正するようにしてもよい。
A…モータ制御駆動装置、B…永久磁石同期モータ、1…回転角度検出センサ、2…ロータ角度演算回路、3…モータ駆動部、3a…直流電源、3b…昇圧回路、3c…インバータ、4a…U相電流検出部、4b…V相電流検出部、4c…W相電流検出部、5…モータ制御部、5a…3相/2相変換部、5b…電流制御部、5c…2相/3相変換部、5d…PWM信号発生部、5e…励磁位相演算部

Claims (2)

  1. 永久磁石同期モータのロータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、前記永久磁石同期モータに駆動電流を供給するモータ駆動手段と、前記回転角度検出手段の検出結果に基づいて前記モータ駆動手段を制御するモータ制御手段とを、具備するモータ制御駆動装置であって、
    前記モータ制御手段は、始動時に、前記回転角度検出手段から前記ロータの始動時の初期角度である初期ロータ角度値を取得すると、前記ロータが第1の角度になるように前記永久磁石同期モータへ駆動電流を前記モータ駆動部に供給させ、前記第1の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から正の値である前記ロータの第1のロータ角度値を取得し、前記第1のロータ角度値を取得すると、前記回転角度検出手段から正の値のロータ回転角度値が出力される回転方向である第2の角度に前記ロータがなるように前記モータ駆動部に駆動電流を供給させ、前記第2の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から取得したロータ角度値を前記第1のロータ回転角度値に加算することによって第2のロータ角度値を算出し、前記第2のロータ角度値を前記ロータの始動基準角度値とすることを特徴とするモータ制御駆動装置。
  2. 回転角度検出手段がロータの回転角度を検出する永久磁石同期モータのモータ始動位置決め方法であって、
    始動時に、前記回転角度検出手段から前記ロータの始動時の初期角度である初期ロータ角度値を取得すると、前記ロータが第1の角度になるように前記永久磁石同期モータを駆動させ、前記第1の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から正の値である前記ロータの第1のロータ角度値を取得する第1のステップと、
    第1のステップにおいて前記第1のロータ角度値を取得すると、前記回転角度検出手段から正の値のロータ回転角度値が出力される回転方向である第2の角度に前記ロータがなるように前記永久磁石同期モータを駆動させ、前記第2の角度になることによって前記ロータの回転が停止すると、前記回転角度検出手段から取得したロータ角度値を前記第1のロータ回転角度値に加算することによって第2のロータ角度値を算出し、前記第2のロータ角度値を前記ロータの始動開始基準角度値とする第2のステップとを、
    具備することを特徴とするモータ始動位置決め方法。
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