JP2010218437A - 省エネ意識向上システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電力需要者の省エネ意識を向上できる省エネ意識向上システムを提供すること。
【解決手段】省エネ意識向上システム1は、電力を使用する複数の電力需要者の月毎の電力使用量を取得する電力使用量取得部111と、月毎の電力使用量に基づいて、電力需要者のランキングを生成するランキング生成部112と、複数の電力需要者のそれぞれについて、敷地面積および世帯人数を含む世帯情報を取得する世帯情報取得部113と、世帯情報およびランキングに基づいて、複数の電力需要者のそれぞれについてポイントを算出するポイント算出部114と、ランキング、ポイントおよび商品に係る表示情報を生成する表示情報生成部115と、商品とポイントとの交換を受け付ける商品選択受付部116と、を有する電力供給者用サーバ10と、ランキング、ポイントおよび商品に係る表示情報を表示する端末側表示部250と、を有する電力需要者用端末20と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、省エネ意識向上システムに関する。
近年、有限である天然資源の有効利用や、地球温暖化といった環境問題対策として、省エネ活動が盛んに行われている。一般家庭では、例えば、以下のような手法で省エネ活動が行われている。すなわち、一般家庭では、毎月の電力料金を家計簿に記載し、この電力料金の変化を把握する。そして、電化製品の電源スイッチのオン・オフの切り換えをこまめに行ったり、節電装置(特許文献1参照)が備えられた電化製品や、タイマーなどが備えられた電化製品(特許文献2参照)を利用したりすることで、省エネに取り組んでいる。
特開2000−232731号公報 特開2005−326134号公報
しかしながら、以上の行動は、親が中心となって行われている。一方で、児童は、親に比べて受け身の行動をとり、積極的に省エネ活動に関与していない。児童は、省エネ活動の次世代のリーダーとなっていく存在であるので、児童に省エネ意識を持たせることが重要である。
電力会社は、家庭での省エネ意識を高揚すべく、テレビ放送などの広告において、啓蒙活動を行っている。しかしながら、この方法は、情報の流れが広告媒体から家庭の一方向であるので、効果的とはいえない。
本発明は、電力需要者の省エネ意識を向上できる省エネ意識向上システムを提供することを目的とする。
本発明の省エネ意識向上システムは、電力を使用する複数の世帯のそれぞれについて、月毎の電力使用量を取得する電力使用量取得手段と、当該取得した月毎の電力使用量に基づいて、前記複数の世帯のランキングを生成するランキング生成手段と、当該生成したランキングを表示するランキング表示手段と、前記複数の世帯のそれぞれについて、敷地面積および世帯人数を含む世帯情報を取得する世帯情報取得手段と、当該取得した世帯情報および前記生成したランキングに基づいて、前記複数の世帯のそれぞれについてポイントを算出するポイント算出手段と、当該算出したポイントに基づいて、前記複数の世帯のそれぞれに対して商品を表示する商品表示手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、ランキング生成手段により、月毎の電力使用量に基づいて、複数の世帯のランキングを生成し、ランキング表示手段により、生成したランキングを表示する。よって、電力需要者は、ランキングにおいて上位に入るように省エネに努めることとなるので、電力需要者の省エネ意識を向上できる。
また、この発明によれば、ポイント算出手段により、取得した世帯情報および生成したランキングに基づいて、複数の世帯のそれぞれについてポイントを算出し、商品表示手段により算出したポイントに基づいて、複数の世帯のそれぞれに対して商品を表示する。例えば、表示された商品とポイントとの交換が可能であれば、電力需要者は、ポイントを獲得して商品との交換を行おうとする。そして、電力需要者は、ポイントを獲得するために、省エネ活動に対して積極的に取り組むこととなる。よって、電力需要者の省エネ意識をさらに向上できる。
この場合、前記商品は児童を対象とした商品であることが好ましい。
この発明によれば、児童が興味をもつ商品を表示させることにより、児童は、ポイントと商品との関連性を認識しうる。また、例えば、当該商品とポイントとの交換が可能になることにより、児童は、興味をもつ商品を獲得するためにポイントを獲得しようとする。そして、児童は、ポイントを獲得するために、省エネ活動に対して積極的に取り組むこととなる。よって、児童の省エネ意識を向上できる。
本発明によれば、電力需要者の省エネ意識を向上できる省エネ意識向上システムを提供することができる。
本実施形態に係る省エネ意識向上システム1のブロック図である。 本実施形態に係る電力需要者DB121を示す図である。 本実施形態に係る電力使用量DB122を示す図である。 本実施形態に係るランキングDB123を示す図である。 本実施形態に係るポイントDB124を示す図である。 本実施形態に係る商品DB125を示す図である。 本実施形態に係るポイントの算出時に参照するテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る電力供給者用サーバ10が電力使用量を取得してからポイントを算出するまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る電力需要者用端末20の端末側表示部250に情報を表示する処理の流れを示すフローチャートである。 図9に続くフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 図11に続くフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る省エネ意識向上システム1のブロック図である。
省エネ意識向上システム1は、電力需要者の世帯情報や電力使用量に係る情報などを管理する電力供給者用サーバ10と、電力使用量に係る情報を確認可能な複数の電力需要者用端末20との間で構成されるシステムである。電力供給者用サーバ10は、ネットワークNを介して、複数の電力需要者用端末20と通信可能である。
[電力供給者用サーバの説明]
電力供給者用サーバ10は、サーバ側制御部110と、サーバ側記憶部120と、サーバ側通信部130と、サーバ側操作部140と、サーバ側表示部150と、を有する。
サーバ側記憶部120は、ハードディスクや半導体メモリなどにより構成されており、本発明の機能を実行するプログラム(図示省略)や、後述のデータベース(以下、データベースをDBという。)などを記憶する。
サーバ側記憶部120は、電力需要者DB121と、電力使用量DB122と、ランキングDB123と、ポイントDB124と、商品DB125と、を有する。
図2は、本実施形態に係る電力需要者DB121を示す図である。電力需要者DB121は、電力需要者に係る情報を記憶する。電力需要者DB121は、図2に示すように、電力需要者のユーザID121Aと、電力需要者のユーザ名121Bと、電力需要者のニックネーム121Cと、電力需要者の家屋の敷地面積121Dと、電力需要者の世帯人数121Eと、電力需要者の世帯に含まれる児童数121Fと、を含んでいる。電力需要者DB121は、電力需要者が電力供給者との電力利用契約の締結を行った際に、電力需要者に係る情報が記憶される。
図3は、本実施形態に係る電力使用量DB122を示す図である。電力使用量DB122は、複数の電力需要者のそれぞれの電力使用量を月毎に記憶する。電力使用量DB122は、図3に示すように、電力需要者のユーザID122Aと、電力使用量が計測された年月122Bと、電力使用量122Cと、を含んでいる。
電力使用量DB122は、毎月、電力供給者により計測された電力使用量が記憶される。すなわち、電力供給者の検針員は、電力需要者の家屋のそれぞれに備えられた電力量計(図示省略)の検針を行うことにより、毎月の電力使用量を測定する。そして、測定された電力使用量は、ネットワークNを介して接続された入力端末(図示省略)などから検針員などにより入力されることで電力使用量DB122に記憶される。
図4は、本実施形態に係るランキングDB123を示す図である。ランキングDB123は、複数の電力需要者の電力使用量に基づいて生成されるランキングを記憶する。ランキングDB123は、図4に示すように、ランキングを生成した年月123Aと、電力需要者のランキング123Bと、電力需要者のユーザID123Cと、電力需要者のニックネーム123Dと、ランキングを生成した年月の電力使用量における前年同月比123Eと、ランキングを生成した年月における電力使用量123Fと、を含んでいる。
図5は、本実施形態に係るポイントDB124を示す図である。ポイントDB124は、複数の電力需要者のそれぞれのポイントに係る情報を記憶する。ポイントDB124は、図5に示すように、電力需要者のユーザID124Aと、直近に算出されたポイントを示す当月ポイント124Bと、複数の電力需要者のそれぞれがこれまでに獲得したポイントであって有効なポイントの累計を示す累計ポイント124Cと、を含んでいる。
図6は、本実施形態に係る商品DB125を示す図である。商品DB125は、ポイントと交換可能な商品の情報を記憶する。商品DB125は、商品名125Aと、商品との交換に必要とされるポイント125Bと、を含んでいる。
ここで、商品名125Aに記憶される商品は、主に児童向けの商品である。すなわち、省エネ活動において、大人より受け身になりがちである児童が関心を持つ商品をポイントと交換可能とする。このようにすることで、児童は、ポイントを獲得することに興味をもつこととなる。そして、児童は、ポイントを獲得するため積極的に省エネ運動に参加することとなる。よって、児童の省エネ意識を向上できる。
図1に戻り、サーバ側制御部110は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、電力供給者用サーバ10に係る各処理動作の制御や情報の通信制御を行う。
サーバ側制御部110は、本発明に係る各機能として、電力使用量取得手段としての電力使用量取得部111と、ランキング生成手段としてのランキング生成部112と、世帯情報取得手段としての世帯情報取得部113と、ポイント算出手段としてのポイント算出部114と、表示情報生成部115と、商品選択受付部116と、を有する。
なお、本実施形態においては、サーバ側制御部110の構成として、CPUを例示しているが、かかる構成はCPUに限定されない。
電力使用量取得部111は、電力使用量DB122を参照して、電力を使用する複数の世帯、すなわち、複数の電力需要者の月毎の電力使用量を取得する。
ランキング生成部112は、電力使用量取得部111により取得した月毎の電力使用量に基づいて、電力需要者のランキングを生成する。具体的には、ランキング生成部112は、複数の電力需要者のそれぞれの電力使用量について、直近に計測された電力使用量の前年同月比を算出する。そして、ランキング生成部112は、算出した前年同月比について、前年同月比が低い順に電力需要者のランキングを生成する。ランキング生成部112は、生成したランキングをランキングDB123に記憶させる。
なお、ランキング生成部112は、算出した前年同月比について、前年同月比が低い順に電力需要者のランキングを生成することとしたが、これに限らない。例えば、複数の電力需要者のそれぞれの電力使用量の前月比を算出し、算出した前月比に基づいてランキングを生成することとしてもよい。
世帯情報取得部113は、電力需要者DB121を参照して、複数の世帯としての複数の電力需要者のそれぞれについて、敷地面積および世帯人数を含む世帯情報を取得する。
ポイント算出部114は、世帯情報取得部113により取得された世帯情報およびランキング生成部112により生成したランキングに基づいて、複数の電力需要者のそれぞれについてポイントを算出する。
具体的には、ポイント算出部114は、ランキング生成部112により生成されてランキングDB123に記憶されたランキングに基づいて、複数の電力需要者のそれぞれについてポイントを算出する。
図7は、ポイント算出時に参照するテーブルの一例である。具体的には、図7(a)は、電力需要者のランキングに応じて付与される基本ポイントを規定するテーブルである。図7(b)は、電力需要者の世帯人数に応じて基本ポイントに乗算される係数を規定するテーブルである。図7(c)は、電力需要者の家屋の敷地面積に応じて基本ポイントに乗算される係数を規定するテーブルである。
例えば、ランキングが50位、世帯人数が4人および敷地面積が80平方メートルである電力需要者のポイントは、以下のように算出される。すなわち、図7のテーブルを参照すると、ランキングが50位の場合の基本ポイントは、120ポイントである。世帯人数が4人の場合の係数1は、1.4である。敷地面積が80平方メートルの場合の係数2は、1.2である。よって、ポイント算出部114は、当該電力需要者のポイントとして、それぞれの数値を乗算して得られたポイントである201ポイントを算出する。そして、ポイント算出部114は、算出したポイントを当月ポイントするとともに、累計ポイントに算出したポイントを加算したポイントとして、ポイントDB124に記憶されている情報を更新する。
本実施形態では、図7(a)に示すように、電力需要者のランキングに応じて付与される基本ポイントを順位に基づいて細かく分類している。すなわち、電力需要者それぞれに対して、順位に応じて変化するポイントを付与することにより、電力需要者の省エネ活動の努力の結果をポイントという成果に直接つなげることができる。
なお、本実施形態では、世帯数や敷地面積などの電力需要者に係る情報に大幅な変更があった場合には、当該変更の内容もポイント算出に考慮することとしてよい。すなわち、電力需要者DB121に、情報取得年といった項目を設けて、電力需要者に係る情報を取得した年を記憶できるようにしてもよい。例えば、計測した時点の世帯人数が2人で、前年の世帯人数が3人である場合、前年に比べて世帯人数が減少することから、電力使用量の前年同月比を容易に減少できると予想できる。この場合のポイント算出において、基本ポイントに係数1.2を除算してポイントを通常時に比べて低めに算出することとしてもよい。これにより、世帯人数や敷地面積などの電力需要者に係る情報に大幅な変更があった場合でも、適切にポイントを算出することができる。
表示情報生成部115は、電力供給者用サーバ10が電力需要者用端末20によりアクセスされたことに応じて、ランキングDB123、ポイントDB124および商品DB125を参照して、ランキング、ポイントおよび商品に係る表示情報を生成する。そして、表示情報生成部115は、生成した表示情報を、アクセスした電力需要者用端末20に対してサーバ側通信部130を介して送信する。
ここで、表示情報生成部115は、電力需要者用端末20によりアクセスされたことに応じて、ログイン受付情報を送信して電力需要者用端末20に、ユーザIDおよびパスワードの入力を受け付けさせる。そして、表示情報生成部115は、電力需要者用端末20がユーザIDおよびパスワードの入力を受け付けたことに応じて、ログイン情報の認証を行う。
なお、ランキングに係る表示情報は、複数の電力需要者により確認される。このため、個人情報保護の観点から、ランキングにはユーザ名を含まずに、ニックネームなどの匿名性のある情報を表示させることとしてもよい。
商品選択受付部116は、電力需要者用端末20の端末側表示部250に対して商品交換に係る表示情報が表示され、端末側操作部240により商品が選択された場合に、選択された商品とポイントとの交換を受け付ける。商品とポイントとの交換情報は、電力供給者における発送担当者に通知される。発送担当者は、交換情報が通知されると、商品を電力需要者に発送する。
サーバ側通信部130は、モデム、ケーブル・モデムおよびイーサネット(登録商標)・アダプタなどにより構成されており、ネットワークNを介して複数の電力需要者用端末20などとの通信を可能とする。サーバ側通信部130は、例えば、ネットワークNがインターネットである場合には、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルを利用した通信を行う機能を備えている。特に、サーバ側通信部130は、ネットワークNを介して電力需要者用端末20とのランキング、ポイントおよび商品に係る情報の送受信を行う。
サーバ側操作部140は、キーボードおよびマウスを含んで構成されており、電力供給者用サーバ10に対する操作者からの入力操作を受け付ける。
サーバ側表示部150は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)またはブラウン管表示装置(CRT:Cathode Ray Tube)などのディスプレイ装置により構成されており、電力供給者用サーバ10の機能に係る情報を表示する。
[電力需要者用端末の説明]
電力需要者用端末20は、端末側制御部210(図示省略)と、端末側記憶部220(図示省略)と、端末側通信部230(図示省略)と、端末側操作部240と、ランキング表示手段および商品表示手段としての端末側表示部250と、を有する。
端末側制御部210は、CPUなどにより構成されており、電力需要者用端末20内の各処理動作や情報の通信を制御する。具体的には、電力供給者用サーバ10から出力された各種情報などの取得や、端末側操作部240により受け付けられた入力情報の出力などを制御する。
なお、本実施形態においては、端末側制御部210の構成として、CPUを例示しているが、かかる構成はCPUに限定されない。
端末側記憶部220は、ハードディスクや半導体メモリなどにより構成されており、端末側記憶部220は、端末側制御部210の作業領域として利用される他、電力供給者用サーバ10から出力された各種情報を記憶し、各種プログラムを記憶することができる。
端末側通信部230は、モデム、ケーブル・モデムおよびイーサネット(登録商標)・アダプタなどにより構成されており、ネットワークNを介して電力供給者用サーバ10との通信を可能とする。端末側通信部230は、例えば、ネットワークNがインターネットである場合には、TCP/IPなどのプロトコルを利用した通信を行う機能を備えている。特に、端末側通信部230は、ネットワークNを介して電力供給者用サーバ10とのランキング、ポイントおよび商品に係る情報の送受信を行う。
端末側操作部240は、電力需要者用端末20に対する操作者からの入力を受け付けるものであり、キーボードおよびマウスを含んで構成されている。端末側操作部240は、例えば、ランキング、ポイントおよび商品の表示操作や、ポイントと商品との交換操作に関する入力などが可能である。
端末側表示部250は、モニタ装置やスピーカなどを含んでおり、特に、電力供給者用サーバ10から送信されたランキング、ポイントおよび商品に係る表示情報を表示する。
[処理フロー]
図8は、本実施形態に係る電力供給者用サーバ10が電力使用量を取得してからポイントを算出するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、サーバ側制御部110(電力使用量取得部111)は、電力使用量DB122を参照して、電力を使用する複数の世帯、すなわち、複数の電力需要者の月毎の電力使用量を取得する。ステップS2では、サーバ側制御部110(ランキング生成部112)は、電力使用量取得部111により取得した月毎の電力使用量に基づいて、電力需要者のランキングを生成する。
ステップS3では、サーバ側制御部110(世帯情報取得部113)は、電力需要者DB121を参照して、複数の世帯としての複数の電力需要者のそれぞれについて、敷地面積および世帯人数を含む世帯情報を取得する。ステップS4では、サーバ側制御部110(ポイント算出部114)は、ランキング生成部112により生成されてランキングDB123に記憶されたランキングに基づいて、複数の電力需要者のそれぞれについてポイントを算出する。
図9から図12は、本実施形態に係る電力需要者用端末20の端末側表示部250に情報を表示する処理の流れを示すフローチャートである。なお、端末側表示部250への情報の表示は、ブラウザなどにより行われる。端末側表示部250への情報の表示は、電力需要者用端末20の操作者が端末側操作部240を操作することにより、任意のタイミングで終了可能である。
ステップS11では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、表示情報の取得要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS12では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介して取得要求情報を受信する。
ステップS13では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介して、ログイン受付情報を電力需要者用端末20に送信する。ステップS14では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介してログイン受付情報を受信する。
ステップS15では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によるログインの入力を受け付ける。ログインの入力では、電力需要者のユーザIDとパスワードとを受け付ける。ステップS16では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によるログインの入力が受け付けられたことに応じて、端末側通信部230を介して、ログイン情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS17では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介してログイン情報を受信する。
ステップS18では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、ログイン情報の認証を行う。ステップS19では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、ステップS18における認証が成功したこと又はメニュー表示要求情報を受信したことに応じて、サーバ側通信部130を介して、メニューを電力需要者用端末20に送信する。ここで、メニューとは、いわゆるホームページにおけるトップページなどであり、ランキング情報、ポイント情報および商品情報への遷移が可能である。電力需要者用端末20の操作者は、メニューから、ランキング情報の表示、ポイント情報の表示、および商品情報の表示を選択できる。
ステップS20では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介してメニューを受信する。ステップS21では、端末側制御部210は、端末側表示部250にメニューを表示させる。
図10に移り、ステップS22では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によりランキング表示が選択されたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS23に移り、NOである場合には、図11のステップS31に移る。
ステップS23では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、ランキング表示要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS24では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介してランキング表示要求情報を受信する。
ステップS25では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、ランキング情報を生成して、サーバ側通信部130を介して、当該ランキング情報を電力需要者用端末20に送信する。ステップS26では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介してランキング情報を受信する。ステップS27では、端末側制御部210は、端末側表示部250にランキング情報を表示させる。
ステップS28では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によりメニュー表示が選択されたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS29に移り、NOである場合には、ステップS28を再び実行する。
ステップS29では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、メニュー表示要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS30では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介してメニュー表示要求情報を受信する。この処理が終了すると、図9のステップS19に移る。
図11に移り、ステップS31では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によりポイント表示が選択されたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS32に移り、NOである場合には、図12のステップS40に移る。
ステップS32では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、ポイント表示要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS33では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介してポイント表示要求情報を受信する。
ステップS34では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、ポイント情報を生成して、サーバ側通信部130を介して、当該ポイント情報を電力需要者用端末20に送信する。ステップS35では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介してポイント情報を受信する。ステップS36では、端末側制御部210は、端末側表示部250にポイント情報を表示させる。
ステップS37では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によりメニュー表示が選択されたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS38に移り、NOである場合には、ステップS37を再び実行する。
ステップS38では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、メニュー表示要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS30では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介してメニュー表示要求情報を受信する。この処理が終了すると、図9のステップS19に移る。
図12に移り、ステップS40では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者により商品表示が選択されたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS41に移り、NOである場合には、図10のステップS22に移る。
ステップS41では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、商品表示要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS42では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介して商品表示要求情報を受信する。
ステップS43では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、商品情報を生成して、サーバ側通信部130を介して、当該商品情報を電力需要者用端末20に送信する。ステップS44では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して商品情報を受信する。ステップS45では、端末側制御部210は、端末側表示部250に商品情報を表示させる。ここで、商品情報には、商品情報と、商品の交換に必要なポイント数量とが含まれる。そして、電力需要者用端末20の操作者は、商品とポイントとの交換操作が可能となる。
ステップS46では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者により商品とポイントとの交換操作が行われたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS47に移り、NOである場合には、ステップS50に移る。
ステップS47では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、商品交換情報を電力供給者用サーバ10に送信する。商品交換情報には、ユーザIDおよび商品名が含まれる。ステップS48では、サーバ側制御部110(商品選択受付部116)は、サーバ側通信部130を介して商品交換情報を受信する。
ステップS49では、サーバ側制御部110(商品選択受付部116)は、ステップS48で受信した商品交換情報に基づいて、ポイントDB124を更新する。すなわち、サーバ側制御部110(商品選択受付部116)は、ポイントDB124について、商品交換情報に含まれるユーザIDの累計ポイントを、当該累計ポイントから商品に応じたポイントを減算して得られたポイントに更新する。この処理が終了すると、図9のステップS19に移る。
ステップS50では、端末側制御部210は、電力需要者用端末20の操作者によりメニュー表示が選択されたか否かを判定する。この判定がYESである場合には、ステップS51に移り、NOである場合には、ステップS46に移る。
ステップS51では、端末側制御部210は、端末側通信部230を介して、メニュー表示要求情報を電力供給者用サーバ10に送信する。ステップS52では、サーバ側制御部110(表示情報生成部115)は、サーバ側通信部130を介してメニュー表示要求情報を受信する。この処理が終了すると、図9のステップS19に移る。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)ランキング生成部112により、月毎の電力使用量に基づいて、複数の世帯、すなわち、複数の電力需要者のランキングを生成し、端末側表示部250により、生成したランキングを表示する。よって、電力需要者は、ランキングにおいて上位に入るように省エネに努めることとなるので、電力需要者の省エネ意識を向上できる。
また、表示情報生成部115により、算出したポイントに基づいて、複数の世帯、すなわち、複数の電力需要者のそれぞれに対して商品を表示し、商品選択受付部116により、ポイントと商品との交換を受け付ける。このようにすることで、電力需要者は、ポイントを獲得して商品との交換を行おうとする。そして、電力需要者は、ポイントを獲得するために、省エネ活動に対して積極的に取り組むこととなる。よって、電力需要者の省エネ意識をさらに向上できる。
(2)商品DB125には、児童が興味をもつ商品が記憶され、端末側表示部250により、児童が興味をもつ商品が表示される。このため、児童は、ポイントと商品との関連性を認識しうる。また、児童が興味をもつ商品とポイントとの交換が可能になることにより、児童は、興味をもつ商品を獲得するためにポイントを獲得しようとする。そして、児童は、ポイントを獲得するために、省エネ活動に対して積極的に取り組むこととなる。よって、児童の省エネ意識を向上できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
1 省エネ意識向上システム
10 電力供給者用サーバ
20 電力需要者用端末
110 サーバ側制御部
111 電力使用量取得部
112 ランキング生成部
113 世帯情報取得部
114 ポイント情報算出部
115 表示情報生成部
116 商品選択受付部
120 サーバ側記憶部
121 電力需要者DB
122 電力使用量DB
123 ランキングDB
124 ポイントDB
125 商品DB
130 サーバ側通信部
140 サーバ側操作部
150 サーバ側表示部
210 端末側制御部
220 端末側記憶部
230 端末側通信部
240 端末側操作部
250 端末側表示部
N ネットワーク

Claims (2)

  1. 電力を使用する複数の世帯のそれぞれについて、月毎の電力使用量を取得する電力使用量取得手段と、
    当該取得した月毎の電力使用量に基づいて、前記複数の世帯のランキングを生成するランキング生成手段と、
    当該生成したランキングを表示するランキング表示手段と、
    前記複数の世帯のそれぞれについて、敷地面積および世帯人数を含む世帯情報を取得する世帯情報取得手段と、
    当該取得した世帯情報および前記生成したランキングに基づいて、前記複数の世帯のそれぞれについてポイントを算出するポイント算出手段と、
    当該算出したポイントに基づいて、前記複数の世帯のそれぞれに対して商品を表示する商品表示手段と、を備えることを特徴とする省エネ意識向上システム。
  2. 前記商品は児童を対象とした商品であることを特徴とする請求項1記載の省エネ意識向上システム。
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