JP2010215317A - エスカレーター注意喚起装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗する利用者に対して効果的に、適切な注意喚起が可能であるエスカレーター注意喚起装置を得る。
【解決手段】エスカレーター注意喚起装置において、エスカレーターの乗降口の近傍に設けられ、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段と、当該エスカレーターの利用者に対し、所定のメッセージを報知するアナウンス手段と、前記検出手段の検出結果に基づいてベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、この利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動するよう前記アナウンス手段を制御する情報処理手段と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】エスカレーター注意喚起装置において、エスカレーターの乗降口の近傍に設けられ、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段と、当該エスカレーターの利用者に対し、所定のメッセージを報知するアナウンス手段と、前記検出手段の検出結果に基づいてベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、この利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動するよう前記アナウンス手段を制御する情報処理手段と、を備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、エスカレーター注意喚起装置に関するものである。
従来におけるエスカレーター注意喚起装置においては、一度に多数の乗客が殺到した際等のエスカレーター降り口付近の混雑を緩和するものとして、エスカレーターの降り口近傍の混雑状況を検出する撮像・画像処理装置や光学式検出装置からなる混雑状況検出装置を設け、予め混雑状況とエスカレーターの適正運行速度、混雑状況・運行状況のメッセージとの関係を対応付けておき、混雑状況検出装置から出力される混雑状況に基づいて対応付けられた適正運行速度へと当該エスカレーターを減速又は停止するとともに、この混雑状況に対応付けられたメッセージを、当該エスカレーターの欄干や天井に適宜設置された報知装置から出力するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエスカレーター注意喚起装置においては、利用者は正常にエスカレーターに乗り込むことを前提とし、ベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗してしまう利用者の存在を考慮していないため、そのような幼児を乗せたベビーカーとともに利用者がエスカレーターに搭乗してしまった場合に適切な注意喚起を行うことができないという課題がある。
なお、従来のエスカレーターにおいても、当該エスカレーターに併設された報知装置を用いてベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗しないよう促す旨を定期的に報知することが行われてはいるが、この場合、利用状況に関わらず報知が常に行われているため、利用者に対する注意喚起効果が薄いという課題がある。
この発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、ベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗する利用者に対して効果的に、適切な注意喚起が可能であるエスカレーター注意喚起装置を得るものである。
この発明に係るエスカレーター注意喚起装置においては、エスカレーターの乗降口の近傍に設けられ、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段と、当該エスカレーターの利用者に対し、所定のメッセージを報知するアナウンス手段と、前記検出手段の検出結果に基づいてベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、この利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動するよう前記アナウンス手段を制御する情報処理手段と、を備えた構成とする。
この発明はエスカレーター注意喚起装置において、エスカレーターの乗降口の近傍に設けられ、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段と、当該エスカレーターの利用者に対し、所定のメッセージを報知するアナウンス手段と、前記検出手段の検出結果に基づいてベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、この利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動するよう前記アナウンス手段を制御する情報処理手段と、を備えた構成としたことで、ベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗する利用者に対して効果的に、適切な注意喚起ができるという効果を奏する。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を模式的に示す側面図、図2はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を示すブロック図、図3はエスカレーター注意喚起装置の幼児を乗せたベビーカーを検出する動作の説明図である。
図1から図3は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を模式的に示す側面図、図2はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を示すブロック図、図3はエスカレーター注意喚起装置の幼児を乗せたベビーカーを検出する動作の説明図である。
図において1はエスカレーターの基本的骨組みであるトラスであり、このトラス1内を循環駆動する無端状に連結された複数のステップ(図示せず)が設けられている。そして、このステップの左右両脇に位置する前記トラス1上には、欄干2がそれぞれ立設されており、これらの欄干2の周縁部には、前記ステップと同期して循環駆動する無端状の手すり(図示せず)が摺動自在にそれぞれ係合されている。また、これらの前記欄干2の根元部分には、異物等が前記ステップと前記欄干2との間に挟まれる等の異常を防止するためのスカートガード3が設けられている。
当該エスカレーターの上階側下階側それぞれの乗降口近傍には、前記乗降口近傍の状況についての画像を撮影するカメラからなる画像認識手段4、及び、前記乗降口近傍の温度分布を検出する例えば非接触放射温度計からなる熱検知手段5が設けられている。
ここでは、前記乗降口近傍に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を設ける具体的方法として、例えば、前記乗降口の側方に立設された柱体6に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を内設するとともに、前記乗降口の天井7に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を取付けている。なお、必ずしも前記柱体6及び前記天井7の双方に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を設ける必要はなく、少なくともいずれか一方に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を設ければ足りる。
ここでは、前記乗降口近傍に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を設ける具体的方法として、例えば、前記乗降口の側方に立設された柱体6に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を内設するとともに、前記乗降口の天井7に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を取付けている。なお、必ずしも前記柱体6及び前記天井7の双方に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を設ける必要はなく、少なくともいずれか一方に前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5を設ければ足りる。
前記ステップによる昇降過程中の前記スカートガード3内には、所定のメッセージを鳴動して報知を行うアナウンス装置8が、その鳴動能力に応じて適宜数、設置されている(例えば、上階側下階側の乗降口付近及び昇降過程中間部)。また、前記スカートガード3内に設けられたこの(これらの)アナウンス装置8に対応する位置の前記天井7にも、アナウンス装置8が設置されている。なお、この前記アナウンス装置8についても、必ずしも前記スカートガード3内及び前記天井7の双方に設けられる必要はなく、当該エスカレーターの設置状況等に基づいて、少なくともいずれか一方に前記アナウンス装置8を設けるようにしてもよい。
当該エスカレーターには、例えば上階側乗降口下方の機械室内に、情報処理装置9が設けられている。この情報処理装置9は、前記画像認識手段4から出力された前記乗降口近傍の状況についての画像データ、及び、前記熱検知手段5から出力された前記乗降口近傍の温度分布データに基づいて、利用者がベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとしていないかについて判断を行う。
また、この情報処理装置9は、前記画像認識手段4から出力された前記画像データ及び前記熱検知手段5から出力された前記温度分布データに基づいて、利用者がベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとしていると判断された場合には、前記アナウンス装置8に対して制御指令信号を出力して、予め録音された所定の注意喚起メッセージを鳴動させるように制御を行う。
このように構成されたエスカレーター注意喚起装置において、前記情報処理装置9は、例えば所定時間間隔ごとに定期的に、前記画像認識手段4から出力される前記画像データに基づいて、当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者10が、ベビーカー11を伴っているか否かについて判別、認識を行っている。
そして、前記画像認識手段4から出力される前記画像データに基づいて当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者10がベビーカー11を伴っていると判断された場合は、前記情報処理装置9は、今度は前記熱検知手段5から出力される前記温度分布データに基づいて、前記利用者10の前記ベビーカー11に幼児12が乗っているか否かについての判断を行う。
この前記情報処理装置9による前記熱検知手段5から出力される前記温度分布データに基づく前記ベビーカー11に幼児12が乗っているか否かについての判断は、次のようにして行われる。すなわち、前記画像認識手段4からの前記画像データにより認識された前記ベビーカー11付近の温度分布が周囲の温度分布と比較して所定の温度差以上高温であった場合には前記ベビーカー11には前記幼児12が乗っていると判断し、前記認識された前記ベビーカー11付近の温度分布が周囲の温度分布と比較して所定の温度差以上高温であるとは認められない場合には前記ベビーカー11には前記幼児12は乗っていないと判断する(図3)。
このようにして、前記画像認識手段4から出力された前記画像データ及び前記熱検知手段5から出力された前記温度分布データに基づいて前記利用者10が前記ベビーカー11に前記幼児12を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとしていると判断された場合には、前記情報処理装置9は、前記アナウンス装置8に対して制御指令信号を出力して、予め録音された所定の注意喚起メッセージ、例えば「お子様をベビーカーから降ろして下さい。」等、を鳴動させ、前記ベビーカー11に前記幼児12を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとしている前記利用者10に対して注意喚起を行う。
なお、前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5は、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段を構成する。
なお、前記画像認識手段4及び前記熱検知手段5は、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段を構成する。
以上のように構成されたエスカレーター注意喚起装置においては、エスカレーターの乗降口の近傍に、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段を設け、情報処理手段(情報処理装置)により、検出手段の検出結果に基づいてベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、この利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動するようアナウンス手段(アナウンス装置)を制御することで、ベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗する利用者に対して効果的に、適切な注意喚起をすることが可能である。
また、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段を、乗降口近傍の状況を撮影して画像データとして情報処理手段へと出力する画像認識手段と、乗降口近傍の温度分布を検出して温度分布データとして情報処理手段へと出力する熱検知手段と、から構成し、情報処理手段において、画像データに基づいて当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者がベビーカーを伴っているか否かについて判断し、温度分布データに基づいて利用者の伴うベビーカーに幼児が乗っているか否かについて判断することで、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するようにすることにより、簡潔な構成でベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を精度良く検出することができる。
実施の形態2.
図4及び図5は、この発明の実施の形態2に関するもので、図4はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を模式的に示す側面図、図5はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を示すブロック図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、エスカレーターが上階側や下階側に連続して設置されている場合に、あるエスカレーターで利用者がベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしていることが検出された際に、当該検出されたエスカレーターのアナウンス装置のみならず、連続して設置された上下階側の連設エスカレーターアナウンス装置も用いて、注意喚起を行うようにしたものである。
図4及び図5は、この発明の実施の形態2に関するもので、図4はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を模式的に示す側面図、図5はエスカレーター注意喚起装置の全体構成を示すブロック図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成において、エスカレーターが上階側や下階側に連続して設置されている場合に、あるエスカレーターで利用者がベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしていることが検出された際に、当該検出されたエスカレーターのアナウンス装置のみならず、連続して設置された上下階側の連設エスカレーターアナウンス装置も用いて、注意喚起を行うようにしたものである。
すなわち、当該エスカレーター13の上階側又は下階側若しくはその双方には連設エスカレーター14が連設されており、前記当該エスカレーター13の前記情報処理装置9と前記連設エスカレーター14の前記情報処理装置9とは、互いに電気的に接続されている。
なお、その他についての、前記当該エスカレーター13及び前記連設エスカレーター14のそれぞれの注意喚起装置の構成は実施の形態1と同様である。
なお、その他についての、前記当該エスカレーター13及び前記連設エスカレーター14のそれぞれの注意喚起装置の構成は実施の形態1と同様である。
このように構成されたエスカレーター注意喚起装置では、前記当該エスカレーター13において、前記画像認識手段4から出力された前記画像データ及び前記熱検知手段5から出力された前記温度分布データに基づいて利用者がベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとしていると判断されると、前記当該エスカレーター13の前記情報処理装置9は前記当該エスカレーター13の前記アナウンス装置8に対して制御指令信号を出力して前記所定の注意喚起メッセージを鳴動させ、ベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者に対して注意喚起を行う。
また、さらに、前記当該エスカレーター13の前記情報処理装置9は、前記当該エスカレーター13の前記アナウンス装置8に対して制御指令信号を出力するとともに、前記連設エスカレーター14の前記情報処理装置9に対して、ベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者を検出した旨の検出信号を出力する。
そして、この前記当該エスカレーター13の前記情報処理装置9から出力されたベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者を検出した旨の検出信号を受けた前記連設エスカレーター14の前記情報処理装置9は、前記連設エスカレーター14の前記アナウンス装置8に対して制御指令信号を出力して前記所定の注意喚起メッセージを鳴動させ、ベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者に対して注意喚起を行う。
そして、この前記当該エスカレーター13の前記情報処理装置9から出力されたベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者を検出した旨の検出信号を受けた前記連設エスカレーター14の前記情報処理装置9は、前記連設エスカレーター14の前記アナウンス装置8に対して制御指令信号を出力して前記所定の注意喚起メッセージを鳴動させ、ベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者に対して注意喚起を行う。
なお、ここで、前記当該エスカレーター13においてベビーカーに幼児を乗せたまま搭乗しようとしている利用者を検出した場合に、上階側下階側双方の前記連設エスカレーター14において前記所定の注意喚起メッセージを鳴動させてもよいし、前記当該エスカレーター13の運転方向を考慮して、前記当該エスカレーター13の運転方向階側の前記連設エスカレーター14のみにおいて、すなわち、前記当該エスカレーター13の運転方向が上昇方向(下降方向)であれば、上階側(下階側)のみの前記連設エスカレーター14において、前記所定の注意喚起メッセージを鳴動させるようにしてもよい。
以上のように構成されたエスカレーター注意喚起装置においては、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、当該エスカレーターの情報処理手段(情報処理装置)が、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、連設エスカレーターの情報処理手段にその旨の検出信号を出力し、この検出信号を受けた連設エスカレーターの情報処理手段が、連設エスカレーターのアナウンス手段(アナウンス装置)を制御して、当該利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動することにより、ベビーカーに幼児を乗せたままエスカレーターに搭乗する利用者に対してさらに効果的に注意喚起をすることができる。
1 トラス
2 欄干
3 スカートガード
4 画像認識手段
5 熱検知手段
6 柱体
7 天井
8 アナウンス装置
9 情報処理装置
10 利用者
11 ベビーカー
12 幼児
13 当該エスカレーター
14 連設エスカレーター
2 欄干
3 スカートガード
4 画像認識手段
5 熱検知手段
6 柱体
7 天井
8 アナウンス装置
9 情報処理装置
10 利用者
11 ベビーカー
12 幼児
13 当該エスカレーター
14 連設エスカレーター
Claims (3)
- エスカレーターの乗降口の近傍に設けられ、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出するための検出手段と、
当該エスカレーターの利用者に対し、所定のメッセージを報知するアナウンス手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいてベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、この利用者に対して所定の注意喚起メッセージを鳴動するよう前記アナウンス手段を制御する情報処理手段と、を備えたことを特徴とするエスカレーター注意喚起装置。 - 前記検出手段は、
前記乗降口の近傍に設けられ、前記乗降口近傍の状況を撮影して画像データとして前記情報処理手段へと出力する画像認識手段と、
前記乗降口の近傍に設けられ、前記乗降口近傍の温度分布を検出して温度分布データとして前記情報処理手段へと出力する熱検知手段と、を有し、
前記情報処理手段は、前記画像データに基づいて当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者がベビーカーを伴っているか否かについて判断し、前記温度分布データに基づいて前記利用者の前記ベビーカーに幼児が乗っているか否かについて判断することにより、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出することを特徴とする請求項1に記載のエスカレーター注意喚起装置。 - 当該エスカレーターの上階側及び下階側の少なくとも一方に連続して連設エスカレーターが設置されているエスカレーターにおいて、
当該エスカレーターの前記情報処理手段は、ベビーカーに幼児を乗せたまま当該エスカレーターに搭乗しようとする利用者を検出した場合に、連設エスカレーターの情報処理手段にその旨の検出信号を出力し、
連設エスカレーターの前記情報処理手段は、前記検出信号を受けた場合に、前記利用者に対して前記所定の注意喚起メッセージを鳴動するよう連設エスカレーターのアナウンス手段を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエスカレーター注意喚起装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009061807A JP2010215317A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | エスカレーター注意喚起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=42974587
Family Applications (1)
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JP2009061807A Pending JP2010215317A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | エスカレーター注意喚起装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106241585A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 苏州杰富电梯有限公司 | 一种盖板处意外急停***、扶梯及自动人行道 |
JP2020007133A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア及び乗客コンベアの制御方法 |
-
2009
- 2009-03-13 JP JP2009061807A patent/JP2010215317A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106241585A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-21 | 苏州杰富电梯有限公司 | 一种盖板处意外急停***、扶梯及自动人行道 |
CN106241585B (zh) * | 2016-08-31 | 2018-08-07 | 苏州杰富电梯有限公司 | 一种盖板处意外急停***、扶梯及自动人行道 |
JP2020007133A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア及び乗客コンベアの制御方法 |
JP7001557B2 (ja) | 2018-07-11 | 2022-01-19 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア及び乗客コンベアの制御方法 |
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