JP2010214690A - 印刷システムおよびテープ印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが必要なときに、容易に所望の印刷物を印刷することができる印刷システムおよびテープ印刷装置を提供する。
【解決手段】情報処理端末2は、印刷内容毎に、その印刷順序を示す順序情報を関連付けた印刷対象データを作成するデータ作成手段18bと、作成した印刷対象データを、印刷装置3に送信するデータ送信手段15と、を備え、印刷装置3は、情報処理端末2から、印刷対象データを受信するデータ受信手段71と、受信した印刷対象データを不揮発に記憶するデータ記憶手段94と、記憶した印刷対象データに基づいて、各印刷内容を順序情報に基づいた順番で印刷する印刷制御手段と、を備えた。
【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理端末から受信した印刷対象データに基づいて印刷媒体に印刷を行う印刷システムおよびテープ印刷装置に関するものである。
従来、ネットワークを介してサーバーから提供される印刷データをプリンタで印刷する印刷システム(印刷支援システム)が知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムは、印刷データ(画像データ)を登録するプリントサービスサーバーと、プリントサービスサーバーとネットワークで接続された携帯通信端末と、印刷データに基づく印刷を実行するプリンタにより構成されている。そして、携帯通信端末でプリントサービスサーバー上の印刷データをダウンロードし、当該印刷データをプリンタにより印刷媒体上に印字して出力する。
特開2002−175226号公報
しかしながら、上記の印刷システムでは、プリントサービスサーバーからダウンロードした印刷データをその時点で印刷するものである。このため、例えば、プリントサービスサーバーとネットワーク接続ができない場所では印刷できないという問題がある。また、プリンタに複数の印刷データを保存し、後から、ユーザーが所望の印刷データを印刷することができず、不便である。
本発明は、上記の問題に鑑みたものであり、ユーザーが必要なときに、容易に所望の印刷物を印刷することができる印刷システムおよびテープ印刷装置を提供することを目的とする。
本発明の印刷システムは、印刷装置と、印刷装置とネットワークで接続された情報処理端末と、から成る印刷システムであって、情報処理端末は、印刷内容毎に、その印刷順序を示す順序情報を関連付けた印刷対象データを作成するデータ作成手段と、作成した印刷対象データを、印刷装置に送信するデータ送信手段と、を備え、印刷装置は、情報処理端末から、印刷対象データを受信するデータ受信手段と、受信した印刷対象データを不揮発に記憶するデータ記憶手段と、記憶した印刷対象データに基づいて、各印刷内容を順序情報に基づいた順番で印刷する印刷制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、情報処理端末で作成した印刷対象データを印刷装置にダウンロードして保存(記憶)し、順序情報に基づいた順番で印刷する。これにより、例えば、印刷物が必要な現場において、ユーザーが印刷する内容と現場の状況とを確認しながら、その場で所望の印刷物を順番に印刷することができ、利便性が良い。
本発明の印刷システムにおいて、データ作成手段は、印刷内容毎に、その印刷枚数をさらに関連付けて印刷対象データを作成し、印刷制御手段は、各印刷内容の印刷を、順序情報に基づく順番で、且つ印刷枚数だけ行うことが好ましい。
この構成によれば、印刷内容毎に印刷枚数を関連付けることで、対象となる印刷物を必要な印刷枚数だけ自動で作成することができ、利便性が良い。
本発明の印刷システムにおいて、1回の印刷指令に対し、各印刷内容に関連付けられた順序情報に基づく順番で、全ての印刷内容を連続的に印刷する連続印刷機能、および1回の印刷指令に対し、各印刷内容に関連付けられた順序情報に基づく順番で、印刷内容を1つずつ印刷する単体印刷機能、のいずれかを選択するための印刷機能選択手段をさらに備え、印刷制御手段は、印刷機能選択手段により選択されたいずれかの印刷機能で印刷を行うことが好ましい。
この構成によれば、全ての印刷内容を順番に連続して印刷するか、順番に基づいて、印刷内容を1つずつ印刷するかを選択することができるため、ユーザーの好みに応じて使い分けることができ、利便性が良い。
本発明の印刷システムにおいて、各印刷内容の印刷において、単体印刷機能が選択された場合、印刷対象となる印刷内容の印刷を実行する第1処理と、印刷対象となる印刷内容の印刷をキャンセルする第2処理と、単体印刷機能に基づく印刷処理を終了する第3処理と、のいずれかの処理を選択するための処理選択手段をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、印刷対象となる印刷内容の印刷を実行、キャンセルおよび印刷処理の終了を選択することができるため、ユーザーの必要とする印刷内容が印刷された印刷物のみを作成することができ、利便性が良い。
本発明のテープ印刷装置は、上記に記載の印刷装置における各手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、情報処理端末で作成した印刷対象データをダウンロードして保存(記憶)し、当該印刷対象データの順序情報に基づいた順番で印刷することが可能なテープ印刷装置を提供することができる。
本実施形態に係る印刷システムの模式図である。 情報処理端末のブロック図である。 印刷対象データのデータ構造を説明する図である。 テープ印刷装置の開蓋状態における外観斜視図である。 テープ印刷装置のブロック図である。 印刷設定メニューの「DL印刷」について説明する図である。 「DL印刷」で、「全て印刷」を選択した場合の印刷処理を示す画面遷移図である。 「DL印刷」で、「1番号ずつ印刷」を選択した場合の印刷処理を示す画面遷移図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の情報処理端末および印刷装置により構成される印刷システムについて説明する。なお、本実施形態では、印刷装置として、テープ状媒体に印刷を行うことによってラベルを作成するテープ印刷装置を例に挙げて説明する。
図1は、印刷システム1の模式図である。図1に示すように、印刷システム1は、情報処理端末2と、テープ印刷装置3と、から成り、これらはケーブル4を介して接続されている。情報処理端末2としては、キーボード11、マウス12およびディスプレイ13等を有する一般的なパーソナルコンピューターを利用可能である。つまり、CD−ROM5に格納されているPCアプリケーション18bおよびプリンタードライバー18c(いずれも図2参照)をパーソナルコンピューターにインストールすることによって、本実施形態の情報処理端末2として機能させることができる。
テープ印刷装置3は、長尺状のテープT(図4参照)を印刷媒体として使用し、情報処理端末2から受信した(ダウンロードした)印刷対象データ(図3参照)に基づいて、当該テープTに対して印刷および切断を行うことによりラベルを作成する。
なお、本実施形態では、情報処理端末2とテープ印刷装置3とをケーブル4を介して直接接続する構成を例示しているが、ネットワーク(インターネットやローカルエリアネットワーク)を介して接続させても良いし、無線通信を介して接続させても良い。
次に、図2を参照し、情報処理端末2の制御構成について説明する。情報処理端末2は、図1に示したキーボード11、マウス12およびディスプレイ13の他、CDドライブ14、接続インターフェイス15(データ送信手段)、CPU(Central Processing Unit)16、RAM(Random Access Memory)17、HDD(Hard Disk Drive)18およびこれら各コンポーネントを接続する接続バス19を備えている。
CDドライブ14は、CD−ROM5に格納されているデータを読み取るためのものであり、本実施形態ではPCアプリケーション18bおよびプリンタードライバー18cのインストールに用いられる。接続インターフェイス15は、テープ印刷装置3のコネクタ46とケーブル4を介して接続し、各種データの送受信を行うものである。本実施形態ではUSBインターフェイスを採用している。
CPU16は、各種データの演算処理を行うことによって、情報処理端末2全体を制御するものである。RAM17は、接続バス19を介することなくCPU16と直接接続され、CPU16が各種処理を行う際のワークエリアとして用いられる。
HDD18は、オペレーティングシステム(OS)18aの他、CD−ROM5から読み取ったPCアプリケーション18b(データ作成手段)およびプリンタードライバー18cを記憶している。PCアプリケーション18bは、オペレーティングシステム18aに組み込まれて利用される応用ソフトであり、図面データ(例えば、CADデータ等)を取り込み、このデータから、テープ印刷装置3に送信するための所定形式の印刷対象データを作成するプログラムである。この印刷対象データの形式(構造)については、後述の図3で説明する。また、プリンタードライバー18cは、オペレーティングシステム18aとテープ印刷装置3との橋渡しを行うものである。
ここで、図3を参照して、印刷対象データのデータ構造について説明する。図3に示すように、印刷対象データは、印刷番号(順序情報)、印刷内容および印刷枚数の3つの要素を有している。印刷内容は、作成するラベルに印刷される内容を示す。印刷枚数は、作成するラベルの枚数を示す。印刷番号は、印刷する順番を示すものであり、テープ印刷装置3は、この印刷番号の順番に従って(昇順または降順)、当該印刷番号に関連付けられた印刷内容をテープTに印刷する。
印刷対象データのこれら各要素(印刷番号、印刷内容および印刷枚数)は、PCアプリケーション18bにより図面データを取り込むことで、自動的に生成される。自動生成時には、各印刷内容に対して印刷番号が昇順(または降順)に割り当てられ、印刷枚数は1枚として生成される。なお、自動生成された後は、ユーザーがこれら各要素を修正(編集)することが可能である。
例えば、「ダウンライト」に関連付けられた印刷枚数を「2」に修正することで、テープ印刷装置3でラベルを作成する時には、印刷内容が「ダウンライト」のラベルを2枚作成することができる。このように、印刷内容毎に印刷枚数を関連付けることで、対象となるラベルを必要な枚数だけ自動で作成することができ、利便性が良い。なお、印刷番号がユーザーにより修正された場合は、PCアプリケーション18bにより番号の重複チェックが行われる。そして、重複している場合は、その旨を示すメッセージを表示するなどのエラー処理が行われる。
次に、図4を参照し、テープ印刷装置3の装置構成について説明する。図4は、テープ印刷装置3の開閉蓋34を開いた状態の外観斜視図である。図4に示すようにテープ印刷装置3は、装置ケース32により外装が形成され、装置ケース32の前部上面には各種入力キーを備えたキーボード33が配置されると共に、後部上面には、その左部に開閉蓋34が取り付けられ、その右部には表示画面35が配設されている。
開閉蓋34の内側にはテープカートリッジCを装着するためのカートリッジ装着部36が窪入形成されており、テープカートリッジCは、開閉蓋34を開放した状態でカートリッジ装着部36に着脱可能に装着される。また、開閉蓋34にはこれを閉じた状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓37が形成されている。
キーボード33には、文字キー群33a、および各種動作モード等を指定するための機能キー群33bが配列されている。文字キー群33aは、JIS配列に基づいたフルキー構成であり、操作するキー数の増加を抑えるためのシフトキーを備えるなど、一般のワードプロセッサー等と同様である。機能キー群33bには、[印刷]キー41、カーソルキー42、[選択]キー43、[取消し]キー44、[印刷設定]キー45などが含まれる。なお、これらのキー入力は、一般的なキーボードと同様に、キー入力毎に個別にキーを設けても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力するようにしても良い。
[印刷]キー41は、印刷実行を指示するためのキーである。カーソルキー42は、上下左右キー([↑],[↓],[←],[→])から成り、カーソル移動やスクロール操作を行うためのキーである。[選択]キー43は、選択候補(選択肢)の選択および確定操作を行うためのキーである。[取消し]キー44は、選択候補の選択をキャンセルするためのキーである。
一方、[印刷設定]キー45は、テープ印刷装置3の各種印刷設定を行うためのキーである。詳細は後述するが、本実施形態では、情報処理端末2から受信した印刷対象データ(図3参照)に基づくラベルの作成を行うために用いられる。
表示画面35は、液晶ディスプレイで形成されている。表示画面35は、ユーザーがキーボード33により所望の情報(テキストや画像等)を入力して、テキストデータや画像データ等の印刷データを作成・編集したり、その結果等を視認(確認)したりする際に用いられる。
装置ケース32の左側部には、カートリッジ装着部36と外部とを連通するテープ排出口51が形成され、このテープ排出口51には、送り出したテープTを切断するためのテープカッター52が臨んでいる。そして、テープ排出口51から印刷済みのテープTが所定長さだけ送り出され、送りを一旦停止させた状態で、この印刷済みのテープTをテープカッター52により切断して短冊状のラベルを作成する。なお、切断処理については、自動カットを「する」または「しない」の選択をすることによりカッターモーター53(図5参照)の駆動を設定できる。
また、図示は省略するが、装置ケース32の右側部には、電源供給のための電源供給口と、情報処理端末2等の外部装置と接続するためのコネクタ46(図2参照)が形成されている。
一方、カートリッジ装着部36には、ヘッドカバー55内にサーマルタイプの印刷ヘッド56が内蔵されたヘッドユニット54と、印刷ヘッド56に対峙するプラテン駆動軸57と、後述のインクリボンRを巻き取る巻き取り駆動軸58と、後述のテープリール62の位置決め突起59とを備えている。また、カートリッジ装着部36の下側には、プラテン駆動軸57および巻き取り駆動軸58を回転させるテープ送りモーター60(図5参照)が内蔵されている。
テープカートリッジCは、カートリッジケース61内部の上部中央部に、一定の幅(4mm〜48mm程度)のテープTを巻回したテープリール62と、右下部にインクリボンRを巻回したリボンリール63とを収容して構成されており、テープTとインクリボンRは同じ幅で構成されている。また、テープリール62の左下部には前記ヘッドユニット54が差し込まれるための貫通孔64が形成されている。さらに、貫通孔64にヘッドユニット54が差し込まれた状態で、当該ヘッドユニット54に内蔵された印刷ヘッド56に対し、印刷テープTとインクリボンRとが重なる部分を挟んで対向する位置に、前記プラテン駆動軸57に嵌合されて回転駆動するプラテンローラー65が配設されている。一方、前記リボンリール63に近接してリボン巻き取りリール66が配置され、リボンリール63から繰り出されたインクリボンRは、ヘッドカバー55を周回するように配置され、リボン巻き取りリール66に巻き取られるようになっている。
テープカートリッジCがカートリッジ装着部36に装着されると、ヘッドカバー55に貫通孔64が、位置決め突起59にテープリール62の中心孔が、巻き取り駆動軸58にリボン巻き取りリール66の中心孔がそれぞれ差し込まれ、テープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド56がプラテンローラー65に当接して印刷が可能になる。その後、ユーザーが表示画面35の編集結果を確認しながらキーボード33により所望のテキスト(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクター)や画像を入力し、印刷を指示すると、テープ印刷装置3は、テープ送りモーター60によりテープカートリッジCからテープTを繰り出し、印刷ヘッド56の発熱素子を選択的に発熱させることによりテープTに所望の印刷を行う。テープTの印刷済み部分はテープ排出口51から随時外部に送り出され、印刷を完了すると、テープ送りモーター60は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する(その後、切断処理に移行する)。
一方、テープTは、裏面に粘着剤層が形成された記録テープTaと、この粘着剤層により記録テープTaに貼り付けられた剥離テープTbとから構成されている。そして、テープTは、記録テープTaを外側にし、かつ剥離テープTbを内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース61内に収容されている。また、テープTは、テープ種別(テープ幅、テープの地色、地模様、材質(質感)など)が異なる複数種のものが用意されており、各カートリッジケース61には、このうち1種類のテープTおよびインクリボンRが収容されている。
また、カートリッジケース61の裏面にはテープカートリッジCの種別を特定する複数の孔(図示省略)が設けられている。また、複数の孔に対応してカートリッジ装着部36には、これらを検出するテープ識別センサー(マイクロスイッチ等)67(図5参照)が、複数設けられており、このテープ識別センサー67により複数の孔の状態を検出することで、テープ種別を判別できるようになっている。
次に、図5を参照し、テープ印刷装置3の制御構成について説明する。テープ印刷装置3は、データ入出力部71(データ受信手段)、操作部72、印刷処理部73、切断部74、検出部75、駆動部76、およびこれら各部と接続され、テープ印刷装置3全体を制御する制御部77により構成されている。なお、請求項における「印刷制御手段」とは、上記の印刷処理部73および制御部77を主要な構成要素とするものである。
データ入出力部71は、データ供給インターフェイス(DS−IF)80を有し、コネクタ46を介して情報処理端末2から印刷対象データを受信する。操作部72は、キーボード33および表示画面35(液晶ディスプレイ)を有し、ユーザーによる文字情報の入力や各種情報の表示等のユーザーインターフェイスを司る。
印刷処理部73は、テープカートリッジC、印刷ヘッド56およびテープ送りモーター60を有し、テープTおよびインクリボンRを送りながらテープT上に入力または受信した文字情報や画像データを印刷する。切断部74は、テープカッター52およびこれらを駆動するカッターモーター53を有し、印刷済みのテープTを切断する。
検出部75は、テープ識別センサー67の他、テープ送りモーター60の回転速度を検出する回転速度センサー(図示省略)等のセンサーを有し、各種検出を行う。駆動部76は、ディスプレイドライバー81、ヘッドドライバー82、テープ送りモータードライバー83、カッターモータードライバー84を有し、各部を駆動する。
制御部77は、CPU91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、フラッシュROM94(データ記憶手段)および入出力制御装置(IOC:Input Output Controller)95を備え、互いに内部バス96により接続されている。ROM92は、CPU91が各種制御を行うための制御プログラムおよび制御データを記憶している。RAM93は、CPU91が各種処理を実行するための作業領域として使用される。フラッシュROM94は、情報処理端末2から受信した印刷対象データを記憶する。
CPU91はROM92内の制御プログラムにしたがって、IOC95を介してテープ印刷装置3の各部から各種信号・データを入力する。また、入力した各種信号・データに基づいて、RAM93内の各種データを処理し、IOC95を介してテープ印刷装置3内の各部に各種信号データを出力することにより、印刷処理等を制御する。例えば、CPU91は、データ供給インターフェイス80を介して、情報処理端末2から受信した印刷対象データをフラッシュROM94に記憶する。そして、CPU91は、記憶した印刷対象データに基づいてラベルを作成する(詳細は後述する)。
ここで、図6を参照して、本発明のテープ印刷装置3の一機能である印刷設定メニューの「ダウンロードデータ印刷(印刷機能選択手段、以下「DL印刷」と称する。)」について説明する。印刷設定メニュー([印刷設定]キー45の押下)より「DL印刷」を選択することができ、この「DL印刷」は、「全て印刷(連続印刷機能)」および「1番号ずつ印刷(単体印刷機能)」の2つの選択候補を有している。「全て印刷」は、印刷対象データの各印刷内容に関連付けられた印刷番号に基づく順番で、全ての印刷内容を連続的に印刷するものである。
「1番号ずつ印刷」は、印刷対象データの各印刷内容に関連付けられた印刷番号に基づく順番で、各印刷内容を1つずつ印刷するものであり、「印刷実行(第1処理)」、「印刷せず次へ(第2処理)」および「印刷中止(第3処理)」の3つの選択候補を有している。
「印刷実行」が選択された場合、印刷対象となる印刷番号に関連付けられた印刷内容が印刷される。「印刷せず次へ」が選択された場合、印刷対象となる印刷番号に関連付けられた印刷内容の印刷をキャンセルし、次の印刷番号に関連付けられた印刷内容の印刷が可能な状態になる。つまり、印刷番号を1つ飛ばして(スキップして)印刷を行う際に選択される。「印刷中止」は、「1番号ずつ印刷」の選択に基づく印刷処理を終了するものであり、例えば、最後の印刷番号に関連付けられた印刷内容を印刷する前に、途中で印刷処理を終了する場合に選択される。このように、「DL印刷」の各選択候補をユーザーのニーズに合わせて選択することにより、ユーザーの必要とする印刷内容が印刷されたラベルのみを作成することができ、利便性が良い。
次に、図7および図8を参照して、上述の「DL印刷」により、情報処理端末2からダウンロードした印刷対象データに基づいて、ラベルを印刷する手順について説明する。なお、フラッシュROM94には、図3に示す印刷対象データが記憶されているものとする。
図7は、「DL印刷」で、「全て印刷」を選択した場合の印刷処理を示す画面遷移図である。まず、ユーザーにより、「印刷設定」メニューから「DL印刷」が選択されると、テープ印刷装置3は、DL印刷画面を表示する(D01)。続いて、画面D01の状態で、ユーザーにより「全て印刷」が選択されると([選択]キー43の押下)、テープ印刷装置3は、印刷対象データに基づいて印刷を開始し、ユーザーに現在の印刷状況を通知するための印刷状況通知画面を表示する(D02)。この画面D02において、参照番号101は、現在印刷中の印刷番号を示しており、参照番号102は、現在何枚目の印刷を実行中かを示すものである。つまり、画面D02では、印刷番号が1番(No.1)の印刷内容(「ダウンライト」,図3参照)の1枚目を印刷中である旨を示している。
続いて、テープ印刷装置3は、印刷番号が1番の印刷内容の1枚目の印刷が終了すると、当該印刷内容に関する2枚目を印刷中である旨を印刷状況通知画面に表示する(D03)。以降、テープ印刷装置3は、印刷番号順に印刷処理を実行する。そして、最後の印刷番号(ここでは「No.6」)に関連付けられた印刷内容の印刷(D04)を終えると、その旨を示す印刷終了通知画面を表示し(D05)、印刷処理を終了する。
続いて、図8について説明する。図8は、上述の「DL印刷」で、「1番号ずつ印刷」を選択した場合の印刷処理を示す画面遷移図である。まず、ユーザーにより、「印刷設定」メニューから「DL印刷」が選択されると、テープ印刷装置3は、DL印刷画面を表示する(D11)。この画面D11の状態で、ユーザーにより「1番号ずつ印刷」が選択されると([選択]キー43の押下)、テープ印刷装置3は、印刷処理選択画面へ遷移する(D12)。
この画面D12では、「印刷実行」、「印刷せず次へ」および「印刷中止(D18参照)」の3つの選択候補が表示されるとともに、画面右上に処理対象となる印刷番号(参照番号103)が表示される。つまり、画面D12では、印刷番号が1番(No.1)の印刷内容の印刷に関する処理の選択が行えることを示している。
この画面D12の状態で、ユーザーにより「印刷実行」が選択されると、テープ印刷装置3は、印刷番号が1番(No.1)の印刷内容の1枚目を印刷中である旨を示す印刷状況通知画面を表示し(D13)、続いて、2枚目を印刷中である旨を示す印刷状況通知画面(D14)を表示する。
そして、印刷番号が1番の印刷内容の印刷が全て(2枚分)終了すると、テープ印刷装置3は、次の印刷番号(No.2)の印刷内容の印刷に関する印刷処理選択画面を表示する(D15)。以降、ユーザーにより「印刷実行」が選択される毎に、テープ印刷装置3は、印刷番号の順番に基づいて印刷を実行し(画面D16から画面D17の間の処理)、最後の印刷番号に関連付けられた印刷内容の印刷が終わると、印刷終了通知画面を表示し(D17)、印刷処理を終了する。
また、例えば、画面D12の状態で、ユーザーにより[↓]キー42が押下され、「印刷せず次に」が選択されると(D18)、テープ印刷装置3は、印刷番号が1番の印刷内容の印刷をキャンセルすると共に、ユーザーにその旨を通知するキャンセル通知画面を表示する(D19、D20)。そして、次の印刷番号(No.2)の印刷内容の印刷に関する印刷処理選択画面を表示する(D15)。つまり、「印刷せず次へ」が選択されることで、テープ印刷装置3は、印刷番号が1番の印刷を飛ばして印刷処理を実行する。
また、例えば、画面D15の状態で、ユーザーにより[↓]が2回押下され、「印刷中止」が選択されると(D21)、テープ印刷装置3は、途中で印刷処理を終了しても良いか否かを確認するための確認画面を表示する(D22)。そして、画面D22の状態で、ユーザーにより[選択]キー43が押下された場合、テープ印刷装置3は印刷処理を途中で終了し、[取消し]キー44が押下された場合、画面D21に遷移する。
以上のように、本実施形態によれば、情報処理端末2で作成した印刷対象データをテープ印刷装置3にダウンロードして保存し、当該印刷対象データに基づいて、各印刷内容を印刷番号に基づいた順番で印刷する。これにより、例えば、ラベルが必要な現場において、ユーザーが印刷する内容と現場の状況とを確認しながら、その場で所望のラベルを順番に印刷することができ、利便性が良い。
また、本実施形態では、印刷設定メニューでDL印刷に関する印刷処理の選択を行っているが、これに限るものではない。例えば、DL印刷キーを新たに設けても良いし、既存のキーと、シフトキーとの組み合わせにより実現しても良い。
また、上述した実施例によらず、印刷システム1の装置構成や処理の各工程、および情報処理端末2並びにテープ印刷装置3の機器構成や各処理工程について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
1…印刷システム 2…情報処理端末 3…テープ印刷装置 15…接続インターフェイス 18b…PCアプリケーション 71…データ入出力部 73…印刷処理部 77…制御部 94…フラッシュROM

Claims (5)

  1. 印刷装置と、前記印刷装置とネットワークで接続された情報処理端末と、から成る印刷システムであって、
    前記情報処理端末は、
    印刷内容毎に、その印刷順序を示す順序情報を関連付けた印刷対象データを作成するデータ作成手段と、
    作成した前記印刷対象データを、前記印刷装置に送信するデータ送信手段と、を備え、
    前記印刷装置は、
    前記情報処理端末から、前記印刷対象データを受信するデータ受信手段と、
    受信した前記印刷対象データを不揮発に記憶するデータ記憶手段と、
    記憶した前記印刷対象データに基づいて、前記各印刷内容を前記順序情報に基づいた順番で印刷する印刷制御手段と、を備えたことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記データ作成手段は、
    前記印刷内容毎に、その印刷枚数をさらに関連付けて前記印刷対象データを作成し、
    前記印刷制御手段は、
    前記各印刷内容の印刷を、前記順序情報に基づく順番で、且つ前記印刷枚数だけ行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 1回の印刷指令に対し、各印刷内容に関連付けられた前記順序情報に基づく順番で、全ての前記印刷内容を連続的に印刷する連続印刷機能、および1回の印刷指令に対し、各印刷内容に関連付けられた前記順序情報に基づく順番で、前記印刷内容を1つずつ印刷する単体印刷機能、のいずれかを選択するための印刷機能選択手段をさらに備え、
    前記印刷制御手段は、
    前記印刷機能選択手段により選択されたいずれかの印刷機能で印刷を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記各印刷内容の印刷において、前記単体印刷機能が選択された場合、
    印刷対象となる前記印刷内容の印刷を実行する第1処理と、
    印刷対象となる前記印刷内容の印刷をキャンセルする第2処理と、
    前記単体印刷機能に基づく印刷処理を終了する第3処理と、のいずれかの処理を選択するための処理選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の印刷装置における各手段を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
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