JP2010213544A - 回転電機のステータおよび回転電機 - Google Patents

回転電機のステータおよび回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】モールド固定やワニス固定によらずコイルの固定を可能とする、回転電機のステータを提供する。
【解決手段】この回転電機のステータ140は、環状に配置されたステータコア141と、ステータコア141に装着されたインシュレータ160と、インシュレータ160を介在させてステータコア141に装着されたコイル180と、コイル180を固定するコイル固定部120とを備える。コイル固定部120は、ステータコア141の径方向にインシュレータ160およびコイル180を一体的に保持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、回転電機のステータおよび回転電機に関する。
回転電機に関し、従来、コイルエンドを囲繞して液密的な環状空間を形成する冷却ジャケットを備え、冷却ジャケット内に冷媒を流動させる冷却構造が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。また、コイルの温度を検出する温度検出素子が取り付けられた回転電機において、ブラケットに取り付けられる温度検出素子がコイルエンドに接する構成が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−323416号公報 特開2008−178222号公報
従来の回転電機では、ステータに装着したコイルの軸方向端部をモールド固定またはワニス固定することにより、コイルを固定するとともに、コイル周囲の熱伝導率を向上させコイルで発生した熱の冷却能を向上させるのが一般的である。しかし、コイルのモールド固定やワニス固定は高コストである。そのため、モールド固定やワニス固定を使用せず、コイルエンド部に油を流す油冷によって、ステータの放熱性を向上させることが検討されている。
しかし、樹脂を用いてコイルそのものを固定しない場合、コイルの固定精度が低下し、コイルががたつく可能性がある。このコイルのがたつきは、漏れ磁束によるコイル渦損を高める要因になる。また、コイルの安定性がないことで、振動による部品の破損や絶縁不良などの問題が発生する可能性がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、モールド固定やワニス固定によらずコイルの固定を可能とする、回転電機のステータを提供することである。
本発明に係る回転電機のステータは、環状に配置されたステータコアと、ステータコアに装着された絶縁部材と、絶縁部材を介在させてステータコアに装着されたコイルと、コイルを固定するコイル固定部とを備える。コイル固定部は、ステータコアの径方向に絶縁部材およびコイルを一体的に保持する。
上記回転電機のステータにおいて好ましくは、コイルの軸方向端部の温度を測定する温度センサを備える。温度センサは、コイル固定部に取り付けられる。
上記回転電機のステータにおいて好ましくは、コイルは、ステータコアの周方向に複数設けられている。コイル固定部は、複数のコイルを一体的に保持する。温度センサは、ステータコアの周方向に隣接するコイル間に配置されている。
本発明に係る回転電機は、回転可能に設けられた回転シャフトと、回転シャフトに固設されたロータと、ロータの周囲に配置された上記のいずれかの局面のステータとを備える。
本発明の回転電機のステータによると、コイルはコイル固定部によって絶縁部材と一体的に保持されて固定される。したがって、モールド固定やワニス固定によることなくコイルを固定することができる。
実施の形態1の、回転電機が適用されるハイブリッド車両の構成を示す概略図である。 図1に示すII−II線に沿った、ステータの断面図である。 図2に示すステータの一部を拡大視した拡大断面図である。 図3に示すIV−IV線に沿うステータの断面図である。 図4に示すV−V線に沿うステータの断面図である。 インシュレータを介在させてコイルが装着された分割ステータコアの斜視図である。 実施の形態2のインシュレータの構成を示す斜視図である。 コイル固定部の拡大図である。 実施の形態2のインシュレータを介在させてコイルが装着された分割ステータコアの斜視図である。 実施の形態3のコイル固定部の斜視図である。 図10に示すXI−XI線に沿うコイル固定部の断面図である。 実施の形態3のコイル固定部を用いてコイルを固定する状態を示す断面図である。 コイル固定部への温度センサの固定方法における第一の工程の例を示す模式図である。 コイル固定部への温度センサの固定方法における第二の工程の例を示す模式図である。 実施の形態4のコイル固定部の斜視図である。 実施の形態4のコイル固定部を用いてコイルを固定する状態を示す模式図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
なお、以下に説明する実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下の実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、上記個数などは例示であり、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の、回転電機10が適用されるハイブリッド車両(HV:hybrid vehicle)の構成を示す概略図である。図1に示すように、ハイブリッド車両は、回転電機10と、回転シャフト30と、減速機構40と、ディファレンシャル機構50と、ドライブシャフト受け部60とを備える。電動機または発電機としての機能を有する回転電機(モータジェネレータ)10は、ロータ20と、ステータ140とを含む。
ロータ20は、回転シャフト30に組付けられる。回転シャフト30は、軸受を介在させて、ハイブリッド車両の駆動ユニットのハウジング部に回転可能に支持されている。ロータ20は、回転シャフト30に固設され、回転シャフト30と共に回転可能に設けられている。環状のステータ140は、ロータ20の周囲に配置されており、ロータ20の外周に設けられている。
ステータ140の軸方向端面177,178は、カバー135によって覆われている。カバー135は、軸方向端面177,178との間に、密閉された空間136を形成している。ステータ140の軸方向端面177,178には、コイル180が装着されている。
コイル180は、ステータ140の軸方向端面177に対して軸方向(図1中に両矢印で示すDR1方向)に突出している、コイルエンド部182を有する。コイルエンド部182には、端子台110が設置されている。端子台110は、ステータ140の軸方向端部に設置されている。
コイル180は、端子台110を介在させて、3相ケーブル90によってPCU70と電気的に接続されている。3相ケーブル90は、U相ケーブル91、V相ケーブル92およびW相ケーブル93からなる。コイル180は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子に、それぞれ、U相ケーブル91、V相ケーブル92およびW相ケーブル93が接続されている。またPCU70は、給電ケーブルによってバッテリ80と電気的に接続されている。これにより、バッテリ80とステータ140とが電気的に接続されている。
ロータ20およびステータ140を含む回転電機10から出力された駆動力は、減速機構40からディファレンシャル機構50を経由して、ドライブシャフト受け部60に伝達される。ドライブシャフト受け部60に伝達された駆動力は、図示しないドライブシャフトを経由して図示しない駆動輪に回転力として伝達されて、ハイブリッド車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、駆動輪は車体の慣性力により回転させられる。駆動輪からの回転力によりドライブシャフト受け部60、ディファレンシャル機構50および減速機構40を経由して、回転電機10が駆動される。このとき、回転電機10は、発電機として作動する。回転電機10により発電された電力は、PCU70内のインバータを経由して、バッテリ80に蓄えられる。
図2は、図1に示すII−II線に沿った、ステータ140の断面図である。図2に示すように、ステータ140は、ロータ20の周囲を取り囲むように環状に形成されている。ステータ140は、断面形状環状の筒状に配置されたステータコア141と、このステータコア141の外周に装着されたリング181と、ステータコア141に巻回されて装着された複数のコイル180、すなわちU相コイル180U,V相コイル180V,W相コイル180Wとを備えている。ステータコア141は、圧粉磁心により形成されている。なお、ステータコア141は、圧粉磁心に限定されず、たとえば複数の電磁鋼板が積層されて形成されてもよい。
ステータコア141は、周方向(図2中に示すDR2方向)に分割された複数の分割ステータコア175を有する。各分割ステータコア175は、ステータ140の周方向に延びる円環状のヨーク部176と、このヨーク部176からステータ140の径方向(図2中に示すDR3方向)内方に向けて突出するステータティース171とを備えている。ステータティース171は、ステータ140の円周方向に沿って等間隔に形成されている。ステータ140は、環状に延びるヨーク部本体170と、このヨーク部本体170の内周面から径方向内方に向けて突出する複数のステータティース171とを備えている。
ヨーク部176の表面のうち、ステータ140の周方向に配列する周方向端面190,191は、当該分割ステータコア175に対してステータ140の周方向に隣接する、他の分割ステータコア175の周方向端面190,191と、当接している。そして、各分割ステータコア175のヨーク部176が周方向に配列されることで、環状のヨーク部本体170が構成されている。
分割ステータコア175には、ステータティース171に巻回されるようにしてコイル180が装着されている。コイル180は、ステータティース171の表面のうち、ステータ140の周方向に配列する側面193に沿って順次積層するように、順次巻回されている。
コイル180と分割ステータコア175との間にはインシュレータ160が介在しており、インシュレータ160によってコイル180と分割ステータコア175との間の絶縁が確保されている。インシュレータ160は、コイル180とステータコア141(分割ステータコア175)との間の絶縁を確保する、絶縁部材の一例である。コイル180は、インシュレータ160を介在させて、ステータコア141のステータティース171に装着されている。
環状に配列された分割ステータコア175の外周側には、リング181が装着されている。リング181によって各分割ステータコア175が固定され、ステータコア141を形成している。
図3は、図2に示すステータ140の一部を拡大視した拡大断面図である。図3に示すように、ステータコア141の周方向(DR2方向)において隣り合うステータティース171間には、スロットが形成されている。スロットは、DR2方向に隣接するステータティース171の、互いに対向する側面193間に形成されている。ステータティース171に巻回されるコイル180は、このスロット内に収容されている。
コイル180は、このコイル180の延在方向に対して、垂直な断面形状が方形形状とされており、具体的には、エッジワイズコイル(Edge Width Coil)などの平角線が採用されている。このため、丸線を巻回して形成されるコイルと比較して、スロット内に収容されるコイル180の占積率(コイルの断面に占める導体の割合)の向上が図られており、またコイル180からの放熱性も優れている。
インシュレータ160は、ステータティース171を受入れ可能なティース受入部161と、このティース受入部161の端部に形成され、ヨーク部176の内周面198に沿って延び、ヨーク部176の内周面198に支持される張出部162とを含む。
このように形成されたインシュレータ160には、コイル180が巻回されて装着されている。図3に示すように、コイル180は、延在方向に対して垂直な断面の形状が方形形状とされた、コイル線280を巻回することで構成されている。コイル180は、コイル線280がステータコア141の径方向(DR3方向)に積層されて形成されている。コイル線280は、環状に配置されたステータコア141の径方向を積層方向として、ステータティース171周囲に巻回されている。
インシュレータ160のティース受入部161は、コイル180の内周と接する。インシュレータ160の張出部162は、ステータティース171周囲に巻回されたコイル180の側面と接する。相隣接するコイル180間には、コイル180をそれぞれ互いに隔てる隙間185が形成されており、互いに隣接するコイル180が接触せず、隣接するコイル180間での短絡発生を抑制する構成となっている。
図4は、図3に示すIV−IV線に沿うステータ140の断面図である。なお図3は、図4中に示すIII−III線に沿うステータ140の断面を示す。図3および図4に示すように、ステータコア141の内径側には、内径ガイド部材130が配置されている。内径ガイド部材130は、絶縁性材料により形成することができる。たとえば、高い耐熱性と絶縁性とを有するPPS(Polyphenylene Sulfide)に代表される樹脂材料を、内径ガイド部材130の材料として用いることができる。
内径ガイド部材130は、略筒状の形状に形成されている。ステータティース171の表面のうち、ステータ140の径方向内側の面である先端面172を露出させるように、内径ガイド部材130には複数の孔部が形成されている。この孔部が形成されていることにより、ステータコア141はロータ20に対して介在物なく直接対向しており、ステータ140とロータ20との間の磁束の流れを妨げない構成とされている。なお、上記孔部を形成するほか、先端面172を覆う薄肉部を内径ガイド部材130に形成し、当該薄肉部の厚みをステータ140およびロータ20間の磁束の流れを確保できる程度に薄くする構成としてもよい。
内径ガイド部材130は、コイル180に対し、ステータコア141の内径側に配置されている。コイル線280の積層方向であるDR3方向に配列するコイル180の端面のうち径方向内側の端面188に対して、内径ガイド部材130は、DR3方向において離隔して配置されている。内径ガイド部材130は、コイル180の内径側の端面188と離隔して対向している。
内径ガイド部材130は、ステータコア141に対し、ステータコア141の軸方向(DR1方向)の両側に張り出している。内径ガイド部材130は、ステータコア141の上側の軸方向端面177に対して上方向に張り出し、ステータコア141の下側の軸方向端面178に対して下方向に張り出すような形状とされている。また、ステータコア141の外周に装着されたリング181も、ステータコア141に対しDR1方向に張り出している。内径ガイド部材130およびリング181は、ステータコア141の軸方向端面177,178に対してDR1方向に張り出した、張出部を有する。
内径ガイド部材130およびリング181の張出部には、ステータコア141の軸方向端面177,178を覆うカバー135が接合されている。カバー135の内面は、内径ガイド部材130の径方向内側の面、およびリング181の径方向外側の面に対し、液密に接着している。つまり、カバー135の内面は、DR3方向においてコイル180から離れる側の内径ガイド部材130およびリング181の表面と密着しており、そのため、カバー135と内径ガイド部材130およびリング181との間に隙間が形成されず液体を遮断できる一体構造を形成している。カバー135、リング181および内径ガイド部材130は、ステータコア141の軸方向端面177,178との間に、密閉された空間136を形成する。
この空間136内に冷却油に代表される冷媒を流動させ、コイル180のコイルエンド部182近傍やステータコア141の軸方向端面177を油冷することにより、回転電機10の作動時に発生する熱を除去し、コイル180およびステータコア141を冷却することができる。コイル180がモールド固定やワニス固定されておらず、カバー135内部に形成された冷媒通路を流れる冷媒はコイル180およびステータコア141の表面に直接触れることができるので、ステータ140の放熱性を向上することができる。
ステータ140冷却のための冷媒が空間136内を流動するとき、内径ガイド部材130は、ステータ140の内径側へ冷媒を漏洩させないためのガイド部材として機能している。また、複数の分割ステータコア175を固定するためのリング181は、内径ガイド部材130と同様にステータコア141の軸方向の両側に張り出すように形成されることにより、ステータ140冷却のための冷媒が空間136内を流動するとき、ステータ140の外径側へ冷媒を漏洩させないためのガイド部材として機能している。
図4に示すように、DR1方向において、コイルエンド部182に対してコイル180から離れる側に、コイル固定部120が配置されている。コイル固定部120は、DR1方向においてコイルエンド部182と離隔して対向し、ステータコア141の軸方向端面177,178に対し略平行に配置された基部122を有する。コイル固定部120はまた、基部122から立設され、ステータコア141に近接する側に延びる一対の腕部123,124を有する。コイル固定部120は、PPSに代表される樹脂材料などの絶縁性材料により形成されており、弾性変形可能に形成されている。
コイル180の端面188と、内径ガイド部材130のコイル180に対向する径方向外側の表面との間には、隙間が形成されている。コイル固定部120の一方の腕部124は、コイル180と内径ガイド部材130との間に形成された隙間の内部に配置される。また、インシュレータ160と、リング181のコイル180に対向する径方向内側の表面との間には、隙間が形成されている。コイル固定部120の他方の腕部123は、インシュレータ160とリング181との間に形成された隙間の内部に配置される。
腕部123の先端部は、腕部124に近接する側に屈曲しており、インシュレータ160の径方向外側の表面に当接している。腕部124の先端部は、腕部123に近接する側に屈曲しており、コイル180の径方向内側の端面188に当接している。これら一対の腕部123,124により、コイル180およびインシュレータ160が挟まれている。図4に示すコイル固定部120がステータ140に組み付けられた状態で、コイル固定部120の腕部123,124からインシュレータ160およびコイル180にDR3方向に沿う方向の弾性力が作用している。
このコイル固定部120の弾性力により、コイル180とインシュレータ160とは一体として保持されている。コイル固定部120は、一対の腕部123,124によってコイル180の内径側とインシュレータ160の外径側とを掴むことにより、ステータコア141の径方向(DR3方向)においてインシュレータ160およびコイル180を一体的に保持している。
このように、コイル固定部120がコイル180およびインシュレータ160を挟持することで、コイル180はインシュレータ160を抱き合わせるように固定され、コイル180とインシュレータ160とは一体的に保持される。そのため、コイル180のがたつきを抑制できる。コイル180のがたつきが抑制されるので、漏れ磁束によるコイル180の損失の悪化を抑制できる。実施の形態1のステータ140では、コイル180を固定するために高コストなモールド固定やワニス固定を行なう必要がなく、ステータ140の製造コストの低減を達成することができる。
分割ステータコア175はステータコア141の周方向に複数設けられている。コイル180は、各分割ステータコア175のステータティース171周りに巻回されている。コイル固定部120は樹脂材料を成形加工して作製された樹脂成形品とすることができ、ほぼ同一の形状に多数のコイル固定部120を作製できる。複数のステータティース171周りに装着された複数のコイル180は、略同一形状のコイル固定部120を用いて、インシュレータ160と一体に固定され、積層方向において位置決めされる。そのため、インシュレータ160周りへの複数のコイル180の組み付け状態の均一性を向上させることができる。つまり、複数のコイル180の組み付け状態のバラツキを抑制できるので、回転電機10の性能を向上することができる。
図5は、図4に示すV−V線に沿うステータ140の断面図である。図6は、インシュレータ160を介在させてコイル180が装着された分割ステータコア175の斜視図である。図5および図6に示すように、コイル固定部120の基部122のコイル180に対向する側と反対側の表面には、溝部121が形成されている。溝部121は、基部122の2箇所に形成されている。溝部121は、断面方形形状のコイル線280が溝部121の内部に嵌入可能なように寸法を設定されて、形成されている。
図6に示すように、インシュレータ160のティース受入部161は、ステータティース171を受入れる筒形状を形成する。この筒形状に、対応するステータティース171を通すことで、インシュレータ160がステータティース171に装着される。ティース受入部161は、ステータティース171のスロット側の側面193を被覆可能なように、張出部162の端部からステータコア141の内周方向に向かって延出される。
インシュレータ160および対応するコイル180がステータティース171に装着されたとき、ティース受入部161は、スロット内のコイル180をステータティース171と絶縁する。また張出部162は、対応するコイル180とスロット奥のヨーク部176の径内側表面との間に配設され、コイル180をヨーク部176から絶縁する。
ティース受入部161には支柱部163が形成されている。支柱部163は、インシュレータ160および対応するコイル180がステータティース171に装着されたとき、コイル180をDR1方向に支持するとともに、コイル180とステータティース171との絶縁距離を確保する。すなわち、コイル180をステータティース171と絶縁可能な距離に相当する厚み(DR1方向の寸法)を少なくとも有するように、支柱部163が形成される。
コイル180は、コイル線280を環状に巻回しつつ積層することで形成された、巻回部151を備えている。コイル線280の一方の端部152は、コイル線280の積層方向に位置する巻回部151の径方向端面189に設けられており、DR1方向に配列するコイル180のコイルエンド部182よりDR1方向に突出するように延びている。
コイル線280の積層方向に配列する端面のうち、端部152が位置する径方向端面189と反対側に位置する径方向端面188には、DR1方向に向けて延び、コイルエンド部182よりも上方に延びる引出部153が形成されている。そして、この引出部153の上端部には、渡線154が連設されている。さらに、この引出部153の先端部には、他のコイル180の端部152に接続される端部155が形成されている。
各渡線154は、コイル180を形成するコイル線280の一部が延出することで構成されている。コイル線280は、渡線154を兼用している。コイル線280のうち、渡線154が位置する部分においては、DR1方向の高さの方が、ステータ140の径方向の幅よりも長くなっている。
コイル固定部120は、コイル180の軸方向端部に位置するコイルエンド部182に配置されている。コイル固定部120には、他のコイル180から引き出された渡線154が嵌め込まれる複数の溝部121が形成されている。コイル固定部120には、コイル線280の積層方向に2つの溝部121が間隔を空けて形成されており、溝部121には、それぞれ、渡線154が装着される。コイル固定部120は、インシュレータ160および分割ステータコア175とは別体に設けられており、インシュレータ160および分割ステータコア175に対して相対移動可能に設けられている。
コイル固定部120に溝部121を形成することにより、コイル固定部120は、コイル180の渡線154を保持するとともに各相のコイル間の絶縁を確保するための、保持部材としての機能を有している。そのため、保持部材をコイル固定部120と別に設ける必要はなく、ステータ140の部品点数を削減することができるので、回転電機10の原料コストおよび製造コストを削減することができる。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2のインシュレータ160の構成を示す斜視図である。図8は、コイル固定部120の拡大斜視図である。図9は、実施の形態2のインシュレータ160を介在させてコイル180が装着された分割ステータコア175の斜視図である。実施の形態2のステータ140は、コイル固定部120の構成において、実施の形態1と異なっている。
具体的には、図7に示すように、コイル固定部120は、張出部162のDR1方向の一方の端部に配置されている。コイル固定部120は、インシュレータ160と一体として成形されている。コイル固定部120は、ステータコア141の内径側に形成された腕部124を有し、一方、ステータコア141の外径側においてコイル固定部120は張出部162と一体的に接合されている。つまり、実施の形態2のコイル固定部120は、実施の形態1で説明した腕部123を有していない。
ティース受入部161の上下方向(ステータコア141の軸方向、すなわちDR1方向)の各端部には、ティース受入部161のDR1方向各端部においてコイル180とステータティース171との絶縁を確保するための、側壁164が形成される。支柱部163は、一対のティース受入部161間の略中央において、張出部162の開口部166の端部からステータコア141の径方向(DR3方向)内側に向かって延出される。すなわち、支柱部163は、ティース受入部161との間に空隙を有しつつ、ステータティース171の軸方向端面177,178に沿うように、張出部162から柱状に延出される。
コイル固定部120には、他のコイル180から引き出された渡線154が嵌め込まれる、複数の溝部121が形成されている。溝部に渡線154が嵌め込まれることにより、コイル固定部120は、渡線154を保持するとともに各相のコイル間の絶縁を確保可能とされている。インシュレータ160の張出部162には開口部166が形成されており、この開口部166に対応するステータティース171を挿通することで、インシュレータ160がステータティース171に装着される。
コイル180が巻回され所定の環形状に形成された状態で、この環形状のコイル180にインシュレータ160のティース受入部161を挿通することにより、コイル180をインシュレータ160と一体に組み付けることができる。コイル固定部120は弾性変形可能に設けられており、コイル180の組み付け時に、腕部124がコイル180の移動を妨げないように、コイル固定部120はDR1方向に支柱部163から離れる側に弾性変形される。
図8に示すように、コイル固定部120の上面には、山部122a〜122cが形成されている。隣り合う山部122a,122bの間に溝部121aが形成され、隣り合う山部122b,122cの間に溝部121bが形成されている。渡線154は、2箇所の溝部121a,121bに嵌入される。3箇所の山部122a〜122cおよび2箇所の溝部121a,121bは、DR2方向に沿い、渡線154の延在方向に沿って延びるように形成されている。
山部122a〜122cの頂面は、側面129aから側面129bに向かって直線的に傾斜する、傾斜面として形成されている。山部122a〜122cの頂面は、コイル固定部120の対向する一対の側面129a,129b間を結ぶ面として形成されており、側面129a側の高さを相対的に低く、また側面129b側の高さを相対的に高くするように形成されている。山部122a〜122cは、DR2方向に沿って側面129aから側面129bに向かって線形に高さを増加し、側面129aとの接線において山高さが最小となり、側面129bとの接線において山高さが最大となっている。ここで、山部の高さとは、コイル固定部120の下面、またはコイル固定部120の下面と平行に形成された溝部121a,121bの底面と、山部の頂面との間の、DR1方向の距離をいう。
以上説明した実施の形態2のステータ140によると、コイル固定部120をインシュレータ160と一体に樹脂成形によって作製することができる。樹脂製の一体の部材としてコイル固定部120およびインシュレータ160を形成することができ、ステータ140の部品点数を削減できる。インシュレータ160は、たとえば射出成形に代表される樹脂成形加工によって作製することができ、適切な金型を準備することで、追加の製造工程を必要とせずにコイル固定部120とインシュレータ160とを容易に一体成形することができる。したがって、ステータ140の製造コストを低減することができる。
また、コイル固定部120に形成された山部122a〜122cは、側面129aから側面129bへ向かって高さを増加するように傾斜して形成されている。コイル180およびステータコア141を冷却するための冷媒の流れ方向に従って山部122a〜122cの高さが徐々に増大するように、山部122a〜122cの頂面を形成すれば、冷媒の流動に対するコイル固定部120の抵抗を低減することができる。
したがって、流動する冷媒がコイル固定部120に加える圧力を受け流すことができ、冷媒によってコイル固定部120に掛かる力が緩和されるので、コイル固定部120の変形、脱落および破損の発生を抑制することができる。加えて、ステータ140の軸方向端面177を流れる冷媒の流れをより滑らかにすることができるので、コイル固定部120が冷媒の流れを遮ることを抑制できる。したがって、冷媒によるステータコア141およびコイル180の冷却性能をより向上させることができる。
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3のコイル固定部120の斜視図である。図11は、図10に示すXI−XI線に沿うコイル固定部120の断面図である。実施の形態3のコイル固定部120は、基部122を厚み方向に貫通する貫通孔125が形成されている点で、実施の形態1とは異なっている。
図12は、実施の形態3のコイル固定部120を用いてコイル180を固定する状態を示す断面図である。図12に示すように、コイル固定部120は、ステータコア141の径方向(図12中の左右方向)において、インシュレータ160およびコイル180を一体的に保持する。
コイル固定部120に形成された貫通孔125には、サーミスタなどの温度センサ200が挿通されて固定されている。温度センサ200先端のセンサ素子がコイル180のコイルエンド部182に近接するように、温度センサ200はコイル固定部120によって保持されている。温度センサ200は、コイル固定部120に取り付けられ、コイル180の軸方向端部のコイルエンド部182の温度を測定する。
このようにすれば、コイル180のコイルエンド部182に押し付けられるように温度センサ200が設置される。したがって、回転電機10の作動中に発熱が問題となるコイル180により近い位置で測温することができ、コイル180の温度計測の精度を向上させることができる。
図13および図14は、コイル固定部120への温度センサ200の固定方法における各工程の例を示す模式図である。コイル固定部120に温度センサ200を固定するためには、まず、図10および図11に示す貫通孔125の形成されたコイル固定部120を準備する。貫通孔125を有するコイル固定部120を射出成形により成形してもよく、樹脂成形品のコイル固定部120を形成した後に機械加工により貫通孔125を形成してもよい。
続いて図13に示すように、図中の白抜き矢印に沿って温度センサ200がコイル固定部120に近接するように、温度センサ200を移動させる。温度センサ200の先端には、鏃形状の拡径部201が形成されている。
続いて図14に示すように、温度センサ200をコイル固定部120の貫通孔125に挿し込み、温度センサ200を貫通孔125に圧入する。このとき、拡径部201がコイル固定部120の基部122と係合するために、温度センサ200のコイル固定部120からの抜けを防止して、コイル固定部120に温度センサ200を確実に固定することができる。
このように、コイル固定部120を用いて、貫通孔125に温度センサ200を挿通することで、温度センサ200をコイル固定部120に容易に取り付け固定することができるので、温度センサ200の取付性を向上させることができる。
なお、温度センサ200のコイル固定部120への固定方法は上記に限られるものではなく、任意の固定方法によって温度センサ200を固定することができる。ただし、上述した貫通孔125への温度センサ200の圧入を一例としたように、温度センサ200の接着のための樹脂などの他の材料や、接着工程などの他の工程を必要としない温度センサ200とすれば、簡単に温度センサ200を固定することができるので望ましい。
(実施の形態4)
図15は、実施の形態4のコイル固定部120の斜視図である。実施の形態4のコイル固定部120は、実施の形態3のコイル固定部120とは異なった形状を有している。つまり、コイル固定部120は、一対の腕部123,124を複数組有しており、ステータコア141の周方向に設けられた複数のコイル180を一体的に保持可能に形成されている。図15に示す腕部123,124が二組設けられたコイル固定部120において、貫通孔125は、二組の腕部124,124の中央部付近に形成されている。
図16は、実施の形態4のコイル固定部120を用いてコイル180を固定する状態を示す模式図である。図16に示すように、コイル固定部120の二組の腕部123,124は、ステータコア141の周方向に隣接する2つのコイル180を一体的に保持している。貫通孔125に挿通された温度センサ200は、隣接する2つのコイル180間に配置されている。このようにすれば、温度センサ200をコイル固定部120により固定保持することができるので、温度センサ200の取り付けが容易になる。
また、図16に示すように、温度センサ200の先端のセンサ素子は、コイル180により近い場所である2つのコイル180間の谷部に選択的に配置されている。2つの隣接するコイル180間の谷部には、コイル180の温度により近い温度の空気が溜まることが、解析によりわかっている。つまり、コイル180間の谷部は、コイル180周辺の温度分布において、最もコイル180の温度に近くなる場所である。そのため、上記谷部に温度センサ200を配置することによって、よりコイル180の温度に近い温度を計測することができる。したがって、コイル180の温度計測精度をより向上させることができる。
なお、実施の形態1〜4の説明においては、ステータ140はカバー135を備えており、カバー135の内部に冷媒の流路となる密閉された空間136が形成される例について説明したが、本発明はこの構成に限られるものではない。つまり、回転電機10の容量が小さい場合、コイル180またはステータ140で発生する熱は小さい。この場合、コイル180またはステータ140を冷却油を用いて油冷せずとも、空冷によって十分放熱できるのであれば、冷媒流路を形成するためのカバー135を備えていなくてもよい。
また、実施の形態1〜4の説明においては、ステータコア141は複数の分割ステータコア175を有し、分割ステータコア175がリング181によって一体に組み付けられている構成について説明したが、この構成に限られない。ステータコア141を圧粉磁心によって一体成形して、ステータコア141がステータ140の周方向に分割されていない形状とすることも可能である。この場合、リング181を設ける必要はない。
また、実施の形態1〜4の説明においては、ハイブリッド車両に搭載され、車輪を駆動する駆動源およびエンジンなどの動力によって発電する発電機として機能する回転電機について説明したが、本発明の回転電機は、燃料電池車や電気自動車などに搭載され、車輪を駆動する駆動源として利用されることも可能である。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、ハイブリッド車両および電気自動車などに搭載され、発電機や駆動源として使用される、車両に搭載される回転電機のステータとして好適に用いられ得る。
10 回転電機、20 ロータ、30 回転シャフト、120 コイル固定部、121,121a,121b 溝部、122 基部、122a,122b,122c 山部、123,124 腕部、125 貫通孔、129a,129b 側面、130 内径ガイド部材、135 カバー、136 空間、140 ステータ、141 ステータコア、160 インシュレータ、171 ステータティース、175 分割ステータコア、176 ヨーク部、177,178 軸方向端面、180 コイル、181 リング、182 コイルエンド部、200 温度センサ、280 コイル線。

Claims (4)

  1. 環状に配置されたステータコアと、
    前記ステータコアに装着された絶縁部材と、
    前記絶縁部材を介在させて前記ステータコアに装着されたコイルと、
    前記コイルを固定するコイル固定部とを備え、
    前記コイル固定部は、前記ステータコアの径方向に前記絶縁部材および前記コイルを一体的に保持する、回転電機のステータ。
  2. 前記コイル固定部に取り付けられ、前記コイルの軸方向端部の温度を測定する温度センサを備える、請求項1に記載の回転電機のステータ。
  3. 前記コイルは、前記ステータコアの周方向に複数設けられており、
    前記コイル固定部は、複数の前記コイルを一体的に保持し、
    前記温度センサは、前記ステータコアの前記周方向に隣接する前記コイル間に配置されている、請求項2に記載の回転電機のステータ。
  4. 回転可能に設けられた回転シャフトと、
    前記回転シャフトに固設されたロータと、
    前記ロータの周囲に配置された、請求項1から請求項3のいずれかに記載のステータとを備える、回転電機。
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