JP2010211525A - 情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体 - Google Patents

情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2010211525A
JP2010211525A JP2009057047A JP2009057047A JP2010211525A JP 2010211525 A JP2010211525 A JP 2010211525A JP 2009057047 A JP2009057047 A JP 2009057047A JP 2009057047 A JP2009057047 A JP 2009057047A JP 2010211525 A JP2010211525 A JP 2010211525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile
screen
server
information
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009057047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5268718B2 (ja
Inventor
Seiji Tajima
誠二 田島
Naoyuki Sawamura
直行 澤村
Kazunori Iwata
一規 岩田
Hidetoshi Takasugi
英利 高杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Communications Corp
Original Assignee
NTT Communications Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Communications Corp filed Critical NTT Communications Corp
Priority to JP2009057047A priority Critical patent/JP5268718B2/ja
Publication of JP2010211525A publication Critical patent/JP2010211525A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5268718B2 publication Critical patent/JP5268718B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】サイネージの画面に関する情報を得る場合に、操作回数を少なくする。
【解決手段】本発明の情報送信システムは、画面情報送信手段、ID関連付与手段、返信用メールアドレス生成手段、携帯アドレス関連付与手段、登録完了通知手段、関連情報取得手段を備える。ID関連付与手段は、携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていない場合には、画面IDを携帯IDに関連付けて記録する。携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されている場合には、画面IDを携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録する。返信用メールアドレス生成手段は、返信用メールアドレスを重複しないように生成する。携帯アドレス関連付与手段は、返信用メールアドレスへのメールを受信し、携帯アドレスを携帯IDと画面IDに関連付けて記録する。関連情報取得手段は、関連情報を画面IDと関連付けられている携帯アドレスに送信する。
【選択図】図17

Description

本発明は、画面を順次表示しておき、携帯端末からの表示していた画面に関する情報の要求を受けると、関連する情報を送信する情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体に関する。
画面を順次表示しておき、携帯端末からの表示していた画面に関する情報の要求を受けると、関連する情報を送信する技術としては、デジタルサイネージが知られている。サイネージ表示機器に表示した情報に関して、詳細情報(関連情報)やイベント情報を携帯端末にメールで送る方法は、いくつか存在する。なお、本明細書中では、「メール」とは電子メールを意味する。また、詳細情報(関連情報)には、以下のような具体例がある。テレビ番組の例であれば、その番組の放送の少し前に「番組が始まるよ」というお知らせメールを受け取れることなどである。アイドルの詳細情報であれば、イベント開催やCD、本の発売情報をタイムリーにメールで受け取れるなどである。
代表的な方法の1つは、サイネージ表示画面のQRコードからアクセス先のURLを取得し、そこにアクセスした上で、携帯端末のメールアドレスを送信する方法である(非特許文献1)。また、もう1つの代表的な方法は、携帯端末に備えられたICカードを利用する方法である(非特許文献2)。具体的には、サイネージ表示端末と連携したICカードリーダに携帯端末をかざすことにより、携帯端末に備えられたICカードの情報取得機能によってアクセス先のメールアドレスを携帯端末に送る方法である。この方法では、携帯端末の所有者は、アクセス先のメールアドレスに空メールを送るだけでよい。したがって、携帯端末を2,3回クリックするだけの操作で、関連する情報のメールを得ることができる。
aiship(アイシップ)、"携帯QRコード対応でクロスメディアマーケティング"、[平成21年2月23日検索]、インターネット<URL: http://max-aiqr.net/>. CNET Japan、"リンクアース株式会社、携帯電話を「かざす」だけでクーポン券の発行や、さまざまな会員ポイント管理ができる携帯販促サービス「DIRECT NAVI SYSTEM(ダイナビ)」の導入初期費用と月額費用が完全無料となるキャンペーンを2か月間にわたり実施。"、[平成21年2月23日検索]、インターネット<URL:http://japan.cnet.com/release/story/0,3800075553,00043287p,00.htm>.
しかしながら、従来技術では、新しいサイネージの画面に関する情報を得ようとすると、携帯端末からメールを送るという同じ操作を繰り返さなければならないという課題がある。
本発明の目的は、サイネージの画面に関する情報を得る場合に、操作回数を少なくすることである。
本発明の情報送信システムは、画面情報を表示する表示端末と、携帯端末と情報の授受ができるリーダと接続された情報送信システムである。本発明の情報送信システムは、画面情報送信手段、ID関連付与手段、返信用メールアドレス生成手段、携帯アドレス関連付与手段、登録完了通知手段、関連情報取得手段を備える。画面情報送信手段は、表示端末に対して画面情報を送信する。ID関連付与手段は、リーダから携帯端末を特定する携帯IDを受信し、携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを携帯IDに関連付けて記録する。また、携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されている場合には、画面IDを携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録する。返信用メールアドレス生成手段は、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、リーダに送信する。例えば、返信用メールアドレスをランダムに生成すればよい。携帯アドレス関連付与手段は、返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信したメールのメールアドレスを携帯アドレスとして携帯ID及び画面IDに関連付けて記録する。登録完了通知手段は、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、リーダに送信する。関連情報取得手段は、画面IDに対応した関連情報を取得し、関連情報を画面IDと関連付けられている携帯アドレスに送信する。
本発明の別の情報送信システムは、表示端末と、携帯端末と情報の授受ができる表示端末の近傍に配置された第1リーダと、受付端末と、携帯端末と情報の授受ができる受付端末の近傍に配置された第2リーダとに接続された情報送信システムである。近傍とは、携帯端末の所有者が表示端末や受付端末を目視しながら、携帯端末の携帯IDを第1リーダや第2リーダに送信できる程度の範囲を示している。この情報送信システムは、画面情報送信手段、ID関連付与手段、関連情報取得手段を備える。画面情報送信手段は、表示端末に対してメインシナリオの画面情報を送信し、メインシナリオの画面情報を表示端末に表示させているときに第1リーダから携帯IDを受信すると、表示端末に対して表示していたメインシナリオの画面に対応したサブシナリオの画面情報を送信する。ID関連付与手段は、表示端末にサブシナリオを表示させているときに第1リーダから携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していたサブシナリオを特定するIDを、画面IDとして携帯IDと関連付けて記録する。関連情報取得手段は、第2リーダから携帯IDを受信すると、携帯IDと関連付けて記録されている画面IDを検索し、画面IDに対応した関連情報を取得し、受付端末に送信する。
本発明の情報送信システムによれば、表示端末が表示していた画面(サブシナリオの画面)を特定する画面IDを、携帯IDと関連付けて記録する。したがって、携帯端末の所有者が求めるサービスなど(詳細情報、商品、試供品などを含む)が何かを容易に関連付けられる。したがって、サービスなどを要求する場所と受け取る場所とが異なっていても、携帯端末の所有者とサービスとを容易かつ確実に特定できるので、提供するサービスなどを確実かつ容易に提供できる。
さらに、他のメールアドレスと重複しない返信用メールアドレスを、リーダを通じて携帯端末に送る場合には、当該返信用メールアドレスへの空メールを受信することで、携帯ID、画面ID(つまり提供する情報配信サービスなど)、携帯端末のメールアドレスが関連付けられる。そして、2回目以降は、既に携帯IDと携帯端末のメールアドレスとが関連付けられているので、空メールを受け取らなくても、提供するサービスなどと携帯電話のメールアドレスとを関連付けできる。したがって、複数の情報配信サービスなどに登録する場合に、2回目以降の登録を容易にできる。
実施例1の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例1の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例1の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例1の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例1変形例1の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例1変形例1の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例1の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例1の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例2の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例1変形例2の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例1変形例2の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例2の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例2の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例3の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例1変形例3の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例1変形例3の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例3の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例1変形例3の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例2の情報送信システムの動作の概要を示す図。 実施例2の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例2の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例2の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例2変形例の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例2変形例の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例2変形例の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例3の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例3の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例3の情報送信システムの処理フロー例を示す図。 実施例3変形例の情報送信システムを含む全体の構成を示す図。 実施例3変形例の情報送信システムの機能構成例を示す図。 実施例3変形例の情報送信システムの処理フロー例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
図1に実施例1の情報送信システムを含む全体の構成を示す。情報送信システム100は、携帯端末910、リーダ920、表示端末930と接続できる。なお、リーダ920と表示端末930の組は、複数あってもよい。情報送信システム100は、ホームゲートウェイ(HGW)110、サーバ120、メールサーバ130、ネットワーク890で構成されている。ネットワーク890は、ホームゲートウェイ110、サーバ120、メールサーバ130を接続する。また、携帯端末910とのメールでの通信も行う。携帯端末910は非接触タイプのICカードなどの通信手段を備えており、リーダ920と情報の授受ができる。ただし、非接触タイプに限定するものではなく接触タイプでもよい。また、電磁的な通信手段に限定するものでもなく、赤外線などの光学的な通信手段でもよい。表示端末930は、例えば、Web画面用のHTTPファイルを表示する端末を用いればよい。このときは、ホームゲートウェイ(HGW)110がWebサーバ、表示端末930がWebクライアントの役割になる。
例えば、リーダ920と表示端末930の組は、展示ホールや待ち合わせ場所などの設置スペース940に並んで設置される。もしくはリーダ920と表示端末930が一体となった装置でもよい。ホームゲートウェイ110は、設置スペース940に一緒に設置してもよいし、同じ建物の中に設置しておいてもよいし、異なる建物に設置してもよい。リーダと表示端末の組を複数設置し、1つのホームゲートウェイ110に収容してもよい。また、ホームゲートウェイ110から表示端末930へは、多くの画像情報を送信するので、リーダと表示端末の組の数や配置、通信路の容量などを考慮して適宜設計すればよい。
図2に実施例1の情報送信システムの機能構成例を示す。図3から図5に実施例1の情報送信システムの処理フロー例を示す。ホームゲートウェイ110は、画面情報送信部111、携帯ID取得部112、返信用メールアドレス転送部113、完了通知情報転送部115を備える。サーバ120は、表示情報送信部121、ID関連付与部122、携帯アドレス関連付与部124、登録完了通知部125、関連情報取得部126を備える。メールサーバ130は、返信用メールアドレス生成部133、携帯アドレス送信部134、関連情報送信部136を備える。ネットワーク890は、インターネット、LAN、WANなどを用いればよいが他の方法でもよく、要求されるセキュリティレベルや通信量などを考慮して適宜設計すればよい。
表示情報送信部121は、ホームゲートウェイ(HGW)110にN個(ただし、Nは1以上の整数)の画面情報を表示情報として送信する(S1201)。画面情報送信部111は、表示画面を順次表示端末930に送信し、表示端末930に表示させる(S1101−1〜S1101−n)。ただし、nは1以上N以下の整数である。
n番目の画面を表示端末930が表示しているときに、携帯端末910がリーダ920と通信可能な状態となり、携帯端末910が、携帯端末910を特定する識別子(識別情報)である携帯IDをリーダ920に送信する(S9101)。携帯IDとは、例えばICカードの製造時にユニークに付与される番号などであり、他の携帯端末と重複することのない識別子であればよい。リーダ920は、携帯IDを受信すると、その携帯IDをホームゲートウェイ110に送信する(S9201)。
ホームゲートウェイ110の携帯ID取得部112は、リーダ920から携帯IDを受信し、サーバ120に携帯ID及び携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していた画面情報を特定する画面ID(例えば、表示画面が何番目の画面かを示す値である“n”)を送信する(S1102)。なお、ホームゲートウェイ110がWebサーバ、表示端末930がWebクライアントの役割の場合には、ホームゲートウェイ110は常に表示端末930が表示している画面情報を把握している。したがって、ホームゲートウェイ110は、容易に携帯IDと画面IDとを送信できる点で優れている。しかし、この方法に限定する必要はない。例えば、ホームゲートウェイ110が表示端末930に複数の画面情報を一括して送信しておき、表示端末930が単独で表示画面を変更していく場合には、ホームゲートウェイ110は、携帯IDを受信すると、表示端末930に画面IDを問い合わせる。そして、表示端末930が画面IDをホームゲートウェイ110に送信することで、ホームゲートウェイ110は携帯IDと画面IDとを送信できる。
サーバ120のID関連付与部122は、携帯ID及び携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していた画面情報を特定する画面ID(例えば“n”)をホームゲートウェイ110から受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認する。そして、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していた画面情報を特定する画面IDを携帯IDに関連付けて記録する。携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されている場合には、画面IDを携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録する(S1202)。そして、携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていたかによって、その後の処理フローを選択する(S1203)。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていなかった場合には、サーバ120は、メールサーバ130にリーダ920向けの返信用メールアドレスを送信するように依頼する(S1204)。返信用メールアドレス生成部133は、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し(S1301)、ホームゲートウェイ110に直接またはサーバ120を介して送信する(S1302)。なお、ステップS1301の具体例としては、ランダムに返信用メールアドレスを生成し、同時期に生成した他の返信用メールアドレスと重複していないことを確認する方法などがある。返信用メールアドレス転送部113は、メールサーバ130から直接またはサーバ120を介して返信用メールアドレスを受信し、リーダ920に返信用メールアドレスを送信する(S1103)。
リーダ920は、返信用メールアドレスを携帯端末910に、ステップS9101で用いた通信手段と同じ通信手段によって送信する(S9202)。このような手順で、携帯端末910は返信用メールアドレスを手に入れる。つまり、携帯端末910の所有者は、例えば、表示端末930に興味のある内容(詳細が知りたい画面)が表示されたときに携帯端末910をリーダ920にかざせば、返信用メールアドレスを得ることができる。
次に、携帯端末910は、取得した返信用メールアドレスに携帯端末910のメールアドレスを送ることを、所有者に確認する。具体的には、空メールを返信用メールアドレスに送っていいかを確認する(S9102)。所有者が空メールを送ることを許可すると、携帯端末910は、空メールを返信用メールアドレス宛に送信する(S9103)。
メールサーバ130の携帯アドレス送信部134は、返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信したメールのメールアドレスを携帯アドレスとしてサーバに送信する(S1303)。携帯アドレス関連付与部124は、携帯アドレスを携帯ID及び画面IDに関連付けを行う(S1205)。そして、携帯アドレス関連付与部124は、関連付けされた携帯ID、画面ID、携帯アドレスを記録する(S1206)。ステップS1206が終了することで、携帯端末910がn番目の表示画面に関連する情報を送信する対象として登録されたことになる。なお、関連付ける方法にはいくつかの方法がある。ステップS1204で、サーバ120がメールサーバ130に携帯IDも一緒に送る場合、ステップS1303で、携帯アドレス送信部134が、返信用メールアドレスが一致する携帯IDと返信用メールアドレスの組と携帯アドレスと返信用メールアドレスの組を検索する。このようにメールサーバ130が携帯IDと携帯アドレスとを関連付ける方法がある。この場合は、ステップS1303では、携帯アドレス送信部134は、携帯アドレスおよび関連付けされた携帯IDをサーバ120に送る。別の方法としては、ステップS1204で、サーバ120がメールサーバ130に依頼番号を送る方法もある。この場合は、ステップS1303では、携帯アドレス送信部134が、返信用メールアドレスが一致する依頼番号と返信用メールアドレスの組と携帯アドレスと返信用メールアドレスの組を検索する。そして、携帯アドレス送信部134は、携帯アドレスおよび依頼番号をサーバ120に送る。そして、ステップS1205で、携帯アドレス関連付与部124が、依頼番号に対応する携帯IDと携帯アドレスとを関連付ける。どちらの方法も、ステップS1301で返信用メールアドレスが他の返信用メールアドレスと重複しないように生成されていることが重要である。返信用メールアドレスが重複していないので、検索キーとして返信用メールアドレスを用いることができる。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていた場合には、ステップS1202で、画面IDは携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録される。つまり、返信用メールアドレスと空メールの授受をしなくても、ステップS1206までの処理が終わった状態となる。そこで、サーバ120の登録完了通知部125は、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、ホームゲートウェイ110に送信する(S1209)。完了通知情報転送部115は、完了通知情報を受信し、リーダ920に完了通知情報を送信する(S1104)。なお、それとともに表示端末930に登録完了の画面を表示させてもよい。リーダ920は、完了通知情報を携帯端末にステップS9101で用いた通信手段と同じ通信手段によって送信する(S9203)。このような手順で、携帯端末910がn番目の表示画面に関連する情報を送信する対象として登録されたことになる。つまり、既に携帯IDと携帯アドレスとが関連付けられている携帯端末910の所有者は、例えば、表示端末930に興味のある内容(詳細が知りたい画面)が表示されたときに携帯端末910をリーダ920にかざすだけで登録を完了できる(空メールを送る必要もない)。
サーバ120の関連情報取得部126は、画面IDに対応した関連情報を取得し(S1207)、関連情報と携帯アドレスをメールサーバ130に送信する(S1208)。メールサーバ130の関連情報送信部136は、携帯アドレスに関連情報を送信する(S1304)。携帯端末910の所有者はこのような手順で、興味のある表示画面の詳細情報を得ることができる。そして、一連の処理が終了すれば、画面情報送信部111は、n+1番目の表示画面から順次表示端末930に送信し、表示端末930に表示させる(S1101−n+1〜)。N番目までの表示画面を送信した後は、1番目の表示画面に戻ればよい。なお、関連情報取得部126は、関連情報を情報送信システム100の外部(他組織、他企業)のサービス提供サーバ(図示していない)から取得してもよい。また、サービス提供サーバは、2つ以上でもよく、画面IDごとにどのサービス提供サーバから関連情報を取得するかが異なっていてもよい。
情報送信システム100では、表示端末が表示していた画面を特定する画面IDを、携帯IDと関連付けて記録する。したがって、携帯端末の所有者が求める情報が何かを容易に関連付けられる。したがって、携帯端末の所有者を容易かつ確実に特定できるので、提供するサービスなどを確実かつ容易に提供できる。また、返信用メールアドレスを、重複しないように生成することで、携帯端末の登録が容易になる。すなわち、初めて登録するときには携帯端末をかざし、空メールを1度送れば詳細情報を得ることができる。そして、2回目以降の登録では携帯電話をかざすだけで詳細情報を得ることができる。さらに、関連情報を外部のサービス提供サーバから取得する場合、例えば情報送信サーバを信用できる組織(企業など)が保有すれば、携帯IDと携帯アドレスとを関連付けたデータは信用できる組織内で管理できる。したがって、関連情報を提供する組織(企業など)が特定できない場合でも、携帯端末の所有者は安心して本発明の情報送信システムによるサービスを受けることができる。
実施例1から変形例3までの共通点
実施例1で説明した情報送信システム100、および変形例1から変形例3で説明する情報送信システム100’、100”、100'''は、装置の構成(ホームゲートウェイ、サーバ、メールサーバの組合せ)は異なるが、画面情報送信手段、ID関連付与手段、返信用メールアドレス生成手段は、携帯アドレス関連付与手段、登録完了通知手段、関連情報取得手段が形成される点で共通である。つまり、本発明の情報送信システムは、これらの手段を備えていることで上記の効果を得ている。そして、これらの手段を1台の装置に形成するか、ネットワークでつながった複数の装置に分担させて形成するかは、本発明にとっては下位概念である。
情報送信システム100では、画面情報送信手段181は、画面情報送信部111によって形成される。ID関連付与手段182は、携帯ID取得部112とID関連付与部122とで形成される。返信用メールアドレス生成手段183は、返信用メールアドレス生成部133と返信用メールアドレス転送部113で形成される。携帯アドレス関連付与手段184は、携帯アドレス送信部134と携帯アドレス関連付与部124で形成される。登録完了通知手段185は、登録完了通知部125と完了通知情報転送部115で形成される。関連情報取得手段186は、関連情報取得部126と関連情報送信部136で形成される。また、画面情報送信過程S181は、画面情報送信ステップS1101−1〜Nを含んでいる。ID関連付与過程S182は、携帯ID取得ステップS1102とID関連付与ステップS1202を含んでいる。返信用メールアドレス生成過程S183は、返信用メールアドレス生成ステップS1301と返信用メールアドレス転送部S1103を含んでいる。携帯アドレス関連付与過程S184は、携帯アドレス送信ステップS1303と携帯アドレス関連付与ステップS1205、S1206を含んでいる。登録完了通知過程S185は、登録完了通知ステップS1209と完了通知情報転送ステップS1104を含んでいる。関連情報取得過程S186は、関連情報取得ステップS1207と関連情報送信ステップS1304を含んでいる。
情報送信システム100の場合は、ホームゲートウェイを表示端末の近傍に配置できるので、最も通信量の多いホームゲートウェイと表示端末との間を短くすることができる。特に、表示端末とリーダの複数の組が集中して配置されている場合に有利である。また、サーバの機能をメールサーバと分担できるので、処理量が増えた場合に有利である。
[変形例1]
図6に実施例1変形例1の情報送信システムを含む全体の構成を示す。情報送信システム100’は、ホームゲートウェイ(HGW)110、サーバ120’、ネットワーク890で構成されている。ネットワーク890は、ホームゲートウェイ110、サーバ120’を接続する。サーバ120’は、情報送信システム100のサーバ120とメールサーバ130の機能を有している。
図7に実施例1変形例1の情報送信システムの機能構成例を示す。図8から図10に実施例1変形例1の情報送信システムの処理フロー例を示す。ホームゲートウェイ110は、画面情報送信部111、携帯ID取得部112、返信用メールアドレス転送部113、完了通知情報転送部115を備える(情報送信システム100と同じ)。サーバ120’は、表示情報送信部121、ID関連付与部122、返信用メールアドレス生成部133’、携帯アドレス関連付与部124’、登録完了通知部125、関連情報取得部126’を備える。
ステップS1201からステップS1203までの処理は情報送信システム100と同じである。携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていなかった場合には、サーバ120’の返信用メールアドレス生成部133’は、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し(S1301’)、ホームゲートウェイ110に送信する(S1302’)。なお、ステップS1301’の具体例としては、ランダムに返信用メールアドレスを生成し、同時期に生成した他の返信用メールアドレスと重複していないことを確認する方法などがある。返信用メールアドレス転送部113’は、返信用メールアドレスを受信し、リーダ920に返信用メールアドレスを送信する(S1103)。
ステップS9202からステップS9103までの処理は情報送信システム100と同じである。サーバ120’の携帯アドレス関連付与部124’は、返信用メールアドレスへのメールを受信し、携帯アドレスを携帯ID及び画面IDに関連付けを行う(S1205)。そして、携帯アドレス関連付与部124は、関連付けされた携帯ID、画面ID、携帯アドレスを記録する(S1206)。ステップS1206が終了することで、携帯端末910が、n番目の表示画面に関連する情報を送信する対象として登録されたことになる。情報送信システム100’の場合、サーバとメールサーバとが一体となっているため、関連付けは容易である。ステップS1205で、携帯アドレス関連付与部124’が、返信用メールアドレスが一致する携帯IDと返信用メールアドレスの組と携帯アドレスと返信用メールアドレスの組を検索する。この場合も、返信用メールアドレスが重複していないので、検索キーとして返信用メールアドレスを用いることができる。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていた場合には、情報送信システム100と同じように、ステップS1202で画面IDは携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録される。また、ステップS1209からステップS9203までの処理は情報送信システム100と同じである。
サーバ120の関連情報取得部126’は、画面IDに対応した関連情報を取得し(S1207)、携帯アドレスに関連情報を送信する(S1304’)。携帯端末910の所有者はこのような手順で、興味のある表示画面の詳細情報を得ることができる。そして、一連の処理が終了すれば、画面情報送信部111は、n+1番目の表示画面から順次表示端末930に送信し、表示端末930に表示させる(S1101−n+1〜)。なお、情報送信システム100と同じように、関連情報取得部126は、関連情報を情報送信システム100の外部のサービス提供サーバ(図示していない)から取得してもよい。
このような構成なので、情報送信システム100’も情報送信システム100と同じ効果を得ることができる。なお、情報送信システム100’ではサーバがメールサーバの機能も備えているので、情報送信システム100よりも小規模なシステムの場合に適している。
なお、情報送信システム100’では、画面情報送信手段181は、画面情報送信部111によって形成される。ID関連付与手段182は、携帯ID取得部112とID関連付与部122で形成される。返信用メールアドレス生成手段183は、返信用メールアドレス生成部133’と返信用メールアドレス転送部113で形成される。携帯アドレス関連付与手段184は、携帯アドレス関連付与部124’で形成される。登録完了通知手段185は、登録完了通知部125と完了通知情報転送部115で形成される。関連情報取得手段186は、関連情報取得部126’で形成される。また、画面情報送信過程S181は、画面情報送信ステップS1101−1〜Nを含んでいる。ID関連付与過程S182は、携帯ID取得ステップS1102とID関連付与ステップS1202を含んでいる。返信用メールアドレス生成過程S183’は、返信用メールアドレス生成ステップS1301’、S1302’と返信用メールアドレス転送部S1103を含んでいる。携帯アドレス関連付与過程S184’は、携帯アドレス関連付与ステップS1205、S1206を含んでいる。登録完了通知過程S185は、登録完了通知ステップS1209と完了通知情報転送ステップS1104を含んでいる。関連情報取得過程S186’は、関連情報取得ステップS1207、S1304’を含んでいる。
[変形例2]
図11に実施例1変形例2の情報送信システムを含む全体の構成を示す。情報送信システム100”は、携帯端末910、リーダ920”、表示端末930”と接続できる。なお、リーダ920”と表示端末930”の組は、複数あってもよい。情報送信システム100”は、サーバ120”、メールサーバ130、ネットワーク890で構成されている。ネットワーク890は、サーバ120”、メールサーバ130を接続する。サーバ120”は、情報送信システム100のサーバ120とホームゲートウェイ(HGW)110の機能を有している。
図12に実施例1変形例2の情報送信システムの機能構成例を示す。図13から図15に実施例1変形例2の情報送信システムの処理フロー例を示す。サーバ120”は、画面情報送信部111”、ID関連付与部122”、携帯アドレス関連付与部124、登録完了通知部125”、関連情報取得部126を備える。メールサーバ130は、返信用メールアドレス生成部133”、携帯アドレス送信部134、関連情報送信部136を備える。
サーバ120”は、あらかじめN個(ただし、Nは1以上の整数)の画面情報を表示情報として記録している。そして、画面情報送信部111”は、表示画面を順次表示端末930”に送信し、表示端末930”に表示させる(S1101”−1〜S1101”−n)。ただし、nは1以上N以下の整数である。
n番目の画面を表示端末930”が表示しているときに、携帯端末910がリーダ920”と通信可能な状態となり、携帯端末910が、携帯端末910を特定する識別子(識別情報)である携帯IDをリーダ920”に送信する(S9101)。リーダ920”は、携帯IDを受信すると、その携帯IDをサーバ120”に送信する(S9201”)。
サーバ120”のID関連付与部122”は、リーダ920から携帯IDを受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認する。そして、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に表示端末930”が表示していた画面情報を特定する画面ID(例えば“n”)を携帯IDに関連付けて記録する。携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されている場合には、画面IDを携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録する(S1202)。そして、携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていたかによって、その後の処理フローを選択する(S1203)。なお、サーバ120”が画面IDを把握する方法は、常に表示端末930”が表示している画面を把握しておく方法でも、携帯IDを受信した時に表示端末930”に問い合わせる方法でもよく、特定の方法に限定する必要はない。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていなかった場合には、サーバ120”は、メールサーバ130にリーダ920”向けの返信用メールアドレスを送信するように依頼する(S1204)。返信用メールアドレス生成部133”は、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し(S1301)、リーダ920”に直接またはサーバ120”を介して送信する(S1302”)。そして、ステップS9202からS1206までの処理は情報送信システム100と同じである。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていた場合には、ステップS1202で、画面IDは携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録される。つまり、返信用メールアドレスと空メールの授受をしなくても、ステップS1206までの処理が終わった状態となる。そこで、サーバ120”の登録完了通知部125”は、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、リーダ920”に送信する(S1209”)。リーダ920”は、完了通知情報を携帯端末にステップS9101で用いた通信手段と同じ通信手段によって送信する(S9203)。
また、ステップS1207からS1304までの処理は情報送信システム100と同じである。そして、一連の処理が終了すれば、画面情報送信部111は、n+1番目の表示画面から順次表示端末930に送信し、表示端末930に表示させる(S1101−n+1〜)。なお、情報送信システム100と同じように、関連情報取得部126は、関連情報を情報送信システム100の外部のサービス提供サーバ(図示していない)から取得してもよい。
このような構成なので、情報送信システム100”も情報送信システム100と同じ効果を得ることができる。なお、情報送信システム100”ではサーバがホームゲートウェイ(HGW)の機能も備えているので、表示端末930”とリーダ920”の組が分散している場合(ホームゲートウェイで集約できない場合)に適している。
なお、情報送信システム100”では、画面情報送信手段181”は、画面情報送信部111”によって形成される。ID関連付与手段182”は、ID関連付与部122”で形成される。返信用メールアドレス生成手段183”は、返信用メールアドレス生成部133”で形成される。携帯アドレス関連付与手段184は、携帯アドレス送信部134と携帯アドレス関連付与部124で形成される。登録完了通知手段185”は、登録完了通知部125”で形成される。関連情報取得手段186は、関連情報取得部126と関連情報送信部136で形成される。また、画面情報送信過程S181”は、画面情報送信ステップS1101”−1〜Nを含んでいる。ID関連付与過程S182”は、ID関連付与ステップS1202を含んでいる。返信用メールアドレス生成過程S183”は、返信用メールアドレス生成ステップS1301、1302”を含んでいる。携帯アドレス関連付与過程S184は、携帯アドレス送信ステップS1303と携帯アドレス関連付与ステップS1205、S1206を含んでいる。登録完了通知過程S185”は、登録完了通知ステップS1209”を含んでいる。関連情報取得過程S186は、関連情報取得ステップS1207と関連情報送信ステップS1304を含んでいる。
[変形例3]
図16に実施例1変形例3の情報送信システムを含む全体の構成を示す。情報送信システム100'''は、サーバ120'''単体で構成されている。サーバ120'''は、情報送信システム100のホームゲートウェイ110とサーバ120とメールサーバ130の機能を有している。
図17に実施例1変形例3の情報送信システムの機能構成例を示す。図18から図20に実施例1変形例3の情報送信システムの処理フロー例を示す。サーバ120'''は、画面情報送信部111”、ID関連付与部122”、返信用メールアドレス生成部133'''、携帯アドレス関連付与部124’、登録完了通知部125”、関連情報取得部126’を備える。
ステップS1101”−1からステップS1203までの処理は情報送信システム100”と同じである。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていなかった場合には、サーバ120'''の返信用メールアドレス生成部133’は、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し(S1301’)、リーダ920”に送信する(S1302''')。ステップS9202からステップS1206までの処理は情報送信システム100’と同じである。ステップS1206が終了することで、携帯端末910が、n番目の表示画面に関連する情報を送信する対象として登録されたことになる。
携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが記録されていた場合には、ステップS1202で、画面IDは携帯ID及び携帯アドレスに関連付けて記録される。つまり、返信用メールアドレスと空メールの授受をしなくても、ステップS1206までの処理が終わった状態となる。その後のステップS1209”とステップS9203の処理は情報送信システム100”と同じである。
また、ステップS1207とS1304’の処理は情報送信システム100’と同じである。携帯端末910の所有者はこのような手順で、興味のある表示画面の詳細情報を得ることができる。そして、一連の処理が終了すれば、画面情報送信部111”は、n+1番目の表示画面から順次表示端末930”に送信し、表示端末930”に表示させる(S1101”−n+1〜)。なお、情報送信システム100と同じように、関連情報取得部126’は、関連情報を情報送信システム100の外部のサービス提供サーバ(図示していない)から取得してもよい。
このような構成なので、情報送信システム100'''も情報送信システム100と同じ効果を得ることができる。なお、情報送信システム100'''ではサーバがホームゲートウェイとメールサーバの機能も備えているので、表示端末930”とリーダ920”の組が分散している場合(ホームゲートウェイで集約できない場合)であって、情報送信システム100”よりも小規模なシステムの場合に適している。
なお、情報送信システム100'''では、画面情報送信手段181”は、画面情報送信部111”によって形成される。ID関連付与手段182”は、ID関連付与部122”で形成される。返信用メールアドレス生成手段183'''は、返信用メールアドレス生成部133'''で形成される。携帯アドレス関連付与手段184’は、携帯アドレス関連付与部124’で形成される。登録完了通知手段185”は、登録完了通知部125”で形成される。関連情報取得手段186’は、関連情報取得部126’で形成される。また、画面情報送信過程S181”は、画面情報送信ステップS1101”−1〜Nを含んでいる。ID関連付与過程S182”は、ID関連付与ステップS1202を含んでいる。返信用メールアドレス生成過程S183'''は、返信用メールアドレス生成ステップS1301’、1302'''を含んでいる。携帯アドレス関連付与過程S184’は、携帯アドレス関連付与ステップS1205、S1206を含んでいる。登録完了通知過程S185”は、登録完了通知ステップS1209”を含んでいる。関連情報取得過程S186’は、関連情報取得ステップS1207と関連情報送信ステップS1304’を含んでいる。
実施例2では、実施例1(変形例1〜3を含む)の情報送信システムを応用した情報送信システムについて説明する。図21は、実施例2の情報送信システムの動作の概要を示す図である。この実施例では、まず、携帯端末からの入力がない状態で表示端末に画面が順次表示される。このように、携帯端末からの入力がない状態での流れをメインシナリオと呼ぶ。そして、情報送信システムが1回目の携帯IDを受信すると、表示していたメインシナリオの画面に対応した画面に切り替わる。このように、携帯端末から携帯IDを受信した後の流れをサブシナリオと呼ぶ。
図21では、広告を表示する例を示している。表示端末に広告1が表示され(S2102−1)、広告1を表示している間に携帯IDを受信したかを確認する(S2103−1)。携帯IDを受信しなければ、広告2が表示され(S2102−2)、広告2を表示している間に携帯IDを受信したかを確認する(S2103−2)。携帯IDを受信しなければ、次の広告を表示し、一巡すると広告1の表示に戻る。例えば、広告1を表示しているときに携帯IDを受信すると、サブシナリオに関する処理(ステップS1110)に移る。
そして、サブシナリオに従って、広告1−1から広告1−Nを表示端末に表示する(S111−1〜S111−N)。そして、サブシナリオ表示中に携帯IDを受信すると、実施例1で示した携帯IDや携帯アドレスの登録、詳細情報のメール配信などの処理を行う(S101、S102、S103など)。また、メインシナリオの1つの広告に対して複数のサブシナリオを用意しておき、いずれかのサブシナリオを選択してもよい。例えば、広告2を表示しているときに携帯IDを受信すると、サブシナリオを選択する(S2401−2)。選択の基準は、あらかじめ登録しておいた年齢や性別を用いてもよいし、過去の履歴から選択してもよいし、表示端末を設置している場所で決めてもよい。何らかの方法で1つのサブシナリオが選択されると、上述のようにサブシナリオに従った広告の表示と携帯IDや携帯アドレスの登録、詳細情報のメール配信などの処理を行う。
図21の例では、どの画面を表示しているときに携帯IDの受信したかによってその後の処理が異なる。そこで、表示している画面と対応させて、リーダで携帯IDを受信した場合に、処理を行うかどうか、処理する場合にはどの処理を行うかなどの判断を行えばよい。例えば、メインシナリオの画面が表示されているときに、画面から切り替えるサブシナリオがない場合は、リーダで携帯IDを受信しても、メインシナリオからサブシナリオに表示を切り替える処理は行わない。画面から切り替えるサブシナリオが1つのみある場合は、リーダで携帯IDを受信すると、メインシナリオからサブシナリオに表示を切り替える処理を行うが、携帯ID自体は無視する。画面から切り替えるサブシナリオが複数ある場合は、リーダで携帯IDを受信すると、メインシナリオからサブシナリオに表示を切り替える処理を行い、どのサブシナリオに切り替えるかを選択するために携帯IDを利用する。サブシナリオでは、最後まで画面を表示するために、最後以外のサブシナリオの画面が表示されているときには、リーダで携帯IDを受信しても、いずれの処理も行わない。サブシナリオの最後の画面では携帯端末を近づければ登録できる旨を表示しておき、表示されているときに携帯IDを受信すると、その後の処理で携帯IDを利用(記録)する。
図22は、実施例2の情報送信システムを含む全体の構成を示す図である。情報送信システム200は、携帯端末910、リーダ920、表示端末930と接続できる。情報送信システム200は、ホームゲートウェイ(HGW)210、サーバ120、メールサーバ130、リコメンドサーバ240、シナリオ配信サーバ250、ネットワーク890で構成されている。ネットワーク890は、ホームゲートウェイ110、サーバ120、メールサーバ130、リコメンドサーバ240、シナリオ配信サーバ250を接続する。なお、メールサーバ130の機能をサーバ120に持たせた情報送信システム200’としてもよい。
図23に、実施例2の情報送信システムの機能構成例を示す。また、図24に、実施例2の情報送信システムの処理フロー例を示す。情報送信システム200は、実施例1の情報送信システム100にリコメンドサーバ240とシナリオ配信サーバ250が追加されたシステムである。リコメンドサーバ240とシナリオ配信サーバ250の追加に伴って、ホームゲートウェイには機能が追加されている。また、構成部としては、リコメンドサーバ240のサブシナリオ選択部241と履歴情報記録部243、シナリオ配信サーバ250の表示情報送信部251が追加されている。なお、サブシナリオを選択する必要がなければ(メインシナリオの各画面に対して1つのサブシナリオしかなければ)、リコメンドサーバ240(つまり、サブシナリオ選択部241と履歴情報記録部243)は必要ない。また、サブシナリオを選択する場合であっても、選択時に履歴情報を使用しないのであれば、履歴情報記録部243は必要ない。
ホームゲートウェイ(HGW)210は、シナリオ配信サーバ250に対して表示画面の情報を要求する(S2101)。この要求は、例えば、1日1回のように、あらかじめ定めた周期で行えばよい。シナリオ配信サーバ250は、ホームゲートウェイ210にメインシナリオおよびサブシナリオの各画面の表示情報を送信する(S2501)。表示情報は、すべての画面の情報としてもよいし、前回との差分の情報としてもよい。ホームゲートウェイ210は、メインシナリオの表示画面を表示端末930に送信する(S2102−1〜S2102−k)。ただし、メインシナリオの画面の数はK個とし、Kは2以上の整数、kは1以上K以下の整数とする。
k番目のメインシナリオの画面が表示されているときに、携帯端末910がリーダ920と通信可能な状態となり、携帯端末910が、携帯端末910を特定する識別子(識別情報)である携帯IDをリーダ920に送信する(S9111)。リーダ920は、携帯IDを受信すると、その携帯IDをホームゲートウェイ210に送信する(S9211)。
履歴を記録する場合は、ホームゲートウェイ210は、携帯ID及び携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していたメインシナリオの画面を特定する情報(メイン画面情報)を送信し、リコメンドサーバ240の履歴情報記録部243が履歴情報として記録する(S2503)。ホームゲートウェイ210は、メイン画面情報に対応するサブシナリオが複数あるかを確認する(S2103)。サブシナリオが複数ない場合は、ステップS1111−1に進む。サブシナリオが複数ある場合には、リコメンドサーバ240にサブシナリオを選択することを要求する(S2104)。サブシナリオ選択部241は、あらかじめ携帯IDと対応させて記録(登録)しておいた年齢や性別、過去の履歴、表示端末930の設置場所などの情報を利用して、あらかじめ定めておいた選択基準に従ってサブシナリオを選択する(S2501)。そして、サブシナリオ選択部241は、選択したサブシナリオを特定するID(リコメンド)をホームゲートウェイ210に送信する(S2502)。
ホームゲートウェイ210は、サブシナリオの表示画面を表示端末930に送信し、表示端末930にサブシナリオの画面を表示させる(S1111−1〜S1111−N)。本実施例では、サブシナリオを特定するIDが、実施例1の画面IDに相当する。そして、実施例1のステップS9101〜S1203(S101)、ステップS1204〜S1304(S102)、ステップS1209〜S1304(S103)の処理を行う。なお、メールサーバ130の機能をサーバ120’に持たせた情報送信システム200’の場合は、実施例1変形例1のステップS9101〜S1203(S101)、ステップS1301’〜S1304’(S102’)、ステップS1209〜S1304’(S103’)の処理を行う。一連の処理が終了すると、ホームゲートウェイ210は、k+1番目のメインシナリオの画面から、表示端末930に順次表示させる(S2102−k+1〜)。
情報送信システム200、200’はこのような処理を行うので、実施例1と同様の効果を得ることができる。また、携帯端末の所有者の興味や属性(年齢、性別、履歴、アクセスした場所など)に合わせて流れを分岐させることも可能となる。したがって、簡単にかつ適切に情報を提供できる。
[変形例]
図25は、実施例2変形例の情報送信システムを含む全体の構成を示す図である。情報送信システム200”(200''')では、サーバ220(220’)がホームゲートウェイの機能を備えている。また、情報送信システム200'''は、サーバ220’がメールサーバ130の機能も備えた場合であり、メールサーバ130が省略される。
図26に、実施例2変形例の情報送信システムの機能構成例を示す。また、図27に、実施例2変形例の情報送信システムの処理フロー例を示す。情報送信システム200”は、実施例1変形例2の情報送信システム100”にリコメンドサーバ240’とシナリオ配信サーバ250’が追加されたシステムである。リコメンドサーバ240’とシナリオ配信サーバ250’の追加に伴って、サーバには機能が追加されている。また、構成部としては、リコメンドサーバ240’のサブシナリオ選択部241’と履歴情報記録部243、シナリオ配信サーバ250’の表示情報送信部251’が追加されている。なお、サブシナリオを選択する必要がなければ(メインシナリオの各画面に対して1つのサブシナリオしかなければ)、リコメンドサーバ240’(つまり、サブシナリオ選択部241’と履歴情報記録部243)は必要ない。また、サブシナリオを選択する場合であっても、選択時に履歴情報を使用しないのであれば、履歴情報記録部243は必要ない。
サーバ220は、シナリオ配信サーバ250’に対して表示画面の情報を要求する(S2101’)。この要求は、例えば、1日1回のように、あらかじめ定めた周期で行えばよい。シナリオ配信サーバ250’は、サーバ220にメインシナリオおよびサブシナリオの各画面の表示情報を送信する(S2501’)。表示情報は、すべての画面の情報としてもよいし、前回との差分の情報としてもよい。サーバ220は、メインシナリオの表示画面を表示端末930”に送信する(S2102−’1〜S2102’−k)。ただし、メインシナリオの画面の数はK個とし、Kは2以上の整数、kは1以上K以下の整数とする。
k番目のメインシナリオの画面が表示されているときに、携帯端末910がリーダ920”と通信可能な状態となり、携帯端末910が、携帯端末910を特定する識別子(識別情報)である携帯IDをリーダ920”に送信する(S9111)。リーダ920”は、携帯IDを受信すると、その携帯IDをサーバ220に送信する(S9211’)。
履歴を記録する場合は、サーバ220は、携帯ID及び携帯IDを受信した時に表示端末930”が表示していたメインシナリオの画面を特定する情報(メイン画面情報)を送信し、リコメンドサーバ240’の履歴情報記録部243が履歴情報として記録する(S2503)。サーバ220は、メイン画面情報に対応するサブシナリオが複数あるかを確認する(S2103’)。サブシナリオが複数ない場合は、ステップS1111’−1に進む。サブシナリオが複数ある場合には、リコメンドサーバ240’にサブシナリオを選択することを要求する(S2104’)。サブシナリオ選択部241’は、あらかじめ携帯IDと対応させて記録(登録)しておいた年齢や性別、過去の履歴、表示端末930”の設置場所などの情報を利用して、あらかじめ定めておいた選択基準に従ってサブシナリオを選択する(S2501)。そして、サブシナリオ選択部241’は、選択したサブシナリオを特定するID(リコメンド)をサーバ220に送信する(S2502’)。
サーバ220は、サブシナリオの表示画面を表示端末930”に送信し、表示端末930”にサブシナリオの画面を表示させる(S1111’−1〜S1111’−N)。実施例2変形例でも、サブシナリオを特定するIDが、実施例1変形例2の画面IDに相当する。そして、実施例1変形例2のステップS9101〜S1203(S101”)、ステップS1204〜S1304(S102)、ステップS1209”〜S1304(S103”)の処理を行う。なお、メールサーバ130の機能をサーバ220’に持たせた情報送信システム200'''の場合は、実施例1変形例3のステップS9101〜S1203(S101”)、ステップS1301’〜S1304’(S102''')、ステップS1209”〜S1304’(S103''')の処理を行う。一連の処理が終了すると、サーバ220は、k+1番目のメインシナリオの画面から、表示端末930”に順次表示させる(S2102−k+1〜)。
情報送信システム200”、200'''はこのような処理を行うので、実施例1と同様の効果を得ることができる。また、携帯端末の所有者の興味や属性(年齢、性別、履歴、アクセスした場所など)に合わせて流れを分岐させることも可能となる。したがって、簡単にかつ適切に情報を提供できる。
実施例3の情報送信システムは、異なる場所(位置)に配置された2組のリーダと表示端末との間で、携帯端末の所有者とその所有者が求めるサービスなど(詳細情報、商品、試供品などを含む)の情報を送信するシステムに関する。例えば、携帯端末の所有者は1組目のリーダと表示端末で欲しい試供品を特定する。そして、2組目のリーダと表示端末(以下では、1組目の表示端末と区別するために受付端末と呼ぶ)のところでリーダに携帯IDを送信すると、受付端末に欲しい試供品が表示される。したがって、受付端末のところにいる販売員などは、容易かつ確実に携帯端末の所有者と求めている試供品を特定できる。また、1組目のリーダと表示端末を設置している場所には、必ずしも販売員などを配置する必要がない。このように、実施例3の情報送信システムは、サービスなどを要求する場所と受け取る場所とが異なっていても、携帯端末の所有者とサービスとを容易かつ確実に特定し、提供するサービスなどを確実かつ容易に提供するためのシステムである。
図28に実施例3の情報送信システムを含む全体の構成を示す。情報送信システム300は、携帯端末910、リーダ920、表示端末930、リーダ925、受付端末935と接続できる。なお、リーダ920と表示端末930の組およびリーダ925と受付端末935の組は、それぞれ複数あってもよい。情報送信システム300は、ホームゲートウェイ(HGW)310、リコメンドサーバ240、シナリオ配信サーバ250、ネットワーク890で構成されている。ネットワーク890は、ホームゲートウェイ310、リコメンドサーバ240、シナリオ配信サーバ250を接続する。また、リーダ920と表示端末930、リーダ925と受付端末935は、それぞれ近傍に配置される。近傍とは、携帯端末910の所有者が表示端末930や受付端末935を目視しながら、携帯端末910の携帯IDをリーダ920やリーダ925に送信できる程度の範囲である。
例えば、リーダ920と表示端末930の組は、美容院の座席前や展示ホールや待ち合わせ場所などの設置スペース940に設置される。リーダ925と受付端末935の組は、受付カウンター945などに設置される。ホームゲートウェイ310は、設置スペース940または受付カウンター945に設置してもよいし、同じ建物の中に設置しておいてもよいし、異なる建物に設置してもよい。リーダと表示端末の組またはリーダと受付端末の組を複数設置し、1つのホームゲートウェイ310に収容してもよい。また、ホームゲートウェイ310から表示端末930へは、多くの画像情報を送信するので、リーダと表示端末の組の数や配置、通信路の容量などを考慮して適宜設計すればよい。
図29に実施例3の情報送信システムの機能構成例を示す。また、図30に実施例3の情報送信システムの処理フロー例を示す。情報送信システム300のホームゲートウェイ(HGW)310は、画面情報送信部211、ID関連付与部312、関連情報取得部316を備える。画面情報送信部211(画面情報送信手段381に相当する)は、表示端末930に対してメインシナリオの画面情報を送信し、メインシナリオの画面情報を表示端末930に表示させているときにリーダ920(第1リーダ)から携帯IDを受信すると、表示端末930に対して表示していたメインシナリオの画面に対応したサブシナリオの画面情報を送信する。ID関連付与部312(ID関連付与手段382に相当する)は、表示端末930にサブシナリオを表示させているときにリーダ920から携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していたサブシナリオを特定するIDを、画面IDとして携帯IDと関連付けて記録する。関連情報取得部316(関連情報取得手段386に相当する)は、リーダ925(第2リーダ)から携帯IDを受信すると、携帯IDと関連付けて記録されている画面ID(携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していたサブシナリオを特定するID)を検索し、画面IDに対応した関連情報を取得し、受付端末935に送信する。リコメンドサーバ240とシナリオ配信サーバ250は実施例2と同じである。
ステップS2101〜S1111−Nまでの処理は、実施例2(図24)と同じである。サブシナリオの画面が表示されている間に再び携帯端末910からリーダ920に携帯IDが送信されると(S9101)、リーダ920はホームゲートウェイ310に携帯IDを送信する(S9201)。ホームゲートウェイ310のID関連付与部312は、リーダ920から携帯IDを受信し、携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していたサブシナリオを特定するIDを、画面IDとして携帯IDと関連付けて記録する(S3101)。これらの処理によって、画面IDによって特定されるサービスと携帯IDとが関連付けられたことになる。例えば、画面に登録すれば試供品を提供する旨が表示されている場合であれば、画面IDによって特定されるサービスとは、試供品の提供である。美容室の座席前にリーダ920と表示端末930の組が設置された場合であれば、ステップS2101〜S3101までの処理で、帰りに受け取れる試供品が登録されることになる。
携帯端末910からリーダ925に携帯IDが送信されると(S9131)、リーダ925はホームゲートウェイ310に携帯IDを送信する(S9251)。関連情報取得部316は、リーダ925(第2リーダ)から携帯IDを受信すると、携帯IDと関連付けて記録されている画面IDを検索し、画面IDに対応した関連情報を取得し(S3102)、受付端末935に送信する(S3103)。関連情報とは、商品やイベントに関する詳細な情報や、提供するサービスに関する情報である。例えば、上記の美容院の例の場合であれば試供品を提供することを示す情報である。受付端末935は、関連情報を端末に表示する(S9351)。なお、関連情報取得部316は、取得した関連情報を、リーダ925を介して携帯端末910にも送信してもよい。
このような処理を行うので、情報送信システム300は、サービス(試供品や商品の提供)などを要求する場所と受け取る場所とが異なっていても、携帯端末の所有者とサービスとを容易かつ確実に特定できるので、提供するサービスなどを確実かつ容易に提供できる。
なお、メインシナリオとサブシナリオをあらかじめホームゲートウェイ310に保存しておくのであれば、シナリオ配信サーバ250は省略できる。また、メインシナリオの各画面に対して、1つのサブシナリオしかない場合には、リコメンドサーバ240は省略できる。
[変形例]
図31に、実施例3変形例の情報送信システムを含む全体の構成を示す。情報送信システム300’は、ホームゲートウェイ310の代わりにサーバ320を備えたシステムである。情報送信システム300’は、携帯端末910、リーダ920”、表示端末930”、リーダ925’、受付端末935’と接続できる。なお、リーダ920”と表示端末930”の組およびリーダ925’と受付端末935’の組は、それぞれ複数あってもよい。情報送信システム300’は、サーバ320、リコメンドサーバ240’、シナリオ配信サーバ250’、ネットワーク890で構成されている。
図32に実施例3変形例の情報送信システムの機能構成例を示す。また、図33に実施例3変形例の情報送信システムの処理フロー例を示す。情報送信システム300’のサーバ320は、画面情報送信部211’、ID関連付与部312’、関連情報取得部316’を備える。画面情報送信部211’(画面情報送信手段381’に相当する)は、表示端末930”に対してメインシナリオの画面情報を送信し、メインシナリオの画面情報を表示端末930”に表示させているときにリーダ920”(第1リーダ)から携帯IDを受信すると、表示端末930”に対して表示していたメインシナリオの画面に対応したサブシナリオの画面情報を送信する。ID関連付与部312’(ID関連付与手段382’に相当する)は、表示端末930”にサブシナリオを表示させているときにリーダ920”から携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に表示端末930”が表示していたサブシナリオを特定するIDを、画面IDとして携帯IDと関連付けて記録する。関連情報取得部316’(関連情報取得手段386’に相当する)は、リーダ925’(第2リーダ)から携帯IDを受信すると、携帯IDと関連付けて記録されている画面ID(携帯IDを受信した時に表示端末930が表示していたサブシナリオを特定するID)を検索し、画面IDに対応した関連情報を取得し、受付端末935’に送信する。リコメンドサーバ240’とシナリオ配信サーバ250’は実施例2変形例と同じである。
ステップS2101’〜S1111 ’−Nまでの処理は、実施例2変形例(図27)と同じである。サブシナリオの画面が表示されている間に再び携帯端末910からリーダ920”に携帯IDが送信されると(S9101)、リーダ920”はサーバ320に携帯IDを送信する(S9201’)。サーバ320のID関連付与部312’は、リーダ920”から携帯IDを受信し、携帯IDを受信した時に表示端末930”が表示していたサブシナリオを特定するIDを、画面IDとして携帯IDと関連付けて記録する(S3101’)。これらの処理によって、画面IDによって特定されるサービスと携帯IDとが関連付けられたことになる。
携帯端末910からリーダ925’に携帯IDが送信されると(S9131’)、リーダ925’はサーバ320に携帯IDを送信する(S9251’)。関連情報取得部316’は、リーダ925’(第2リーダ)から携帯IDを受信すると、携帯IDと関連付けて記録されている画面IDを検索し、画面IDに対応した関連情報を取得し(S3102’)、受付端末935’に送信する(S3103’)。受付端末935’は、関連情報を端末に表示する(S9351)。なお、関連情報取得部316’は、取得した関連情報を、リーダ925’を介して携帯端末910にも送信してもよい。
このような処理を行うので、情報送信システム300’は、情報送信システム300と同じ効果が得られる。なお、情報送信システム300、300’に共通することは、ホームゲートウェイ310またはサーバ320が、画面情報送信手段381、381’、ID関連付与手段382、382’、関連情報取得手段386、386’を備えていることである。これらの手段をどのように配置するかは、リーダと表示端末の組の配置などを考慮して適宜設計すればよい。例えば、リーダと表示端末の組がイベント会場や美容院の座席前などに配置されるような場合には、1つの建物の中に集中的に配置されることになるので、情報送信システム300の方が適している。一方、商店街の各店舗にリーダと表示端末の組を配置させるような場合には、多数の建物の中に1組ずつ分散して配置することになるので、情報送信システム300’ の方が適していると考えられる。
なお、実施例1〜3の情報送信システムでは、ホームゲートウェイとサーバの両方または一方を用いて表示端末とリーダを制御し、携帯端末の所有者に対してサービスを提供した。これらの情報送信システムは、別々のシステムに限るものではなく、1つの情報送信システムで実施例1〜3の情報送信システムを実現してもよい。情報送信システムの処理内容は、表示端末に表示させている画面によって区別できる。つまり、携帯IDを受信したときに表示されている画面に基づいてその後の処理を選択するようにすれば、1つの情報送信システムで、実施例1〜3を兼ねた情報送信システムを実現できる。
プログラム、記録媒体
また、上述の構成をコンピュータによって実現する場合、各装置が有すべき機能の処理内容はプログラムによって記述される。そして、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
この処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等どのようなものでもよい。
また、このプログラムの流通は、例えば、そのプログラムを記録したDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体を販売、譲渡、貸与等することによって行う。さらに、このプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、このプログラムを流通させる構成としてもよい。
このようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、まず、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶装置に格納する。そして、処理の実行時、このコンピュータは、自己の記録媒体に格納されたプログラムを読み取り、読み取ったプログラムに従った処理を実行する。また、このプログラムの別の実行形態として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよく、さらに、このコンピュータにサーバコンピュータからプログラムが転送されるたびに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。また、サーバコンピュータから、このコンピュータへのプログラムの転送は行わず、その実行指示と結果取得のみによって処理機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって、上述の処理を実行する構成としてもよい。なお、本形態におけるプログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるもの(コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータ等)を含むものとする。
また、この形態では、コンピュータ上で所定のプログラムを実行させることにより、本装置を構成することとしたが、これらの処理内容の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。
100、100’、100”、100’’’ 情報送信システム
110 ホームゲートウェイ 111、111” 画面情報送信部
112 取得部 113 返信用メールアドレス転送部
115 完了通知情報転送部
120、120’、120”、120’’’ サーバ
121 表示情報送信部 122、122” 関連付与部
124、124’ 携帯アドレス関連付与部 125、125” 登録完了通知部
126、126’ 関連情報取得部 130 メールサーバ
133、133’、133”、133’’’ 返信用メールアドレス生成部
134 携帯アドレス送信部 136 関連情報送信部
181、181” 画面情報送信手段 182、182” ID関連付与手段
183、183’、183”、183’’’ 返信用メールアドレス生成手段
184、184’ 携帯アドレス関連付与手段
185、185” 登録完了通知手段 186、186’ 関連情報取得手段
200、200’、200”、200’’’ 情報送信システム
210 ホームゲートウェイ 211、211” 画面情報送信部
220、220’ サーバ 240、240’ リコメンドサーバ
241、241’ サブシナリオ選択部 243 履歴情報記録部
250、250’ シナリオ配信サーバ 251、251’ 表示情報送信部
281、281” 画面情報送信手段 300、300’ 情報送信システム
310 ホームゲートウェイ 312、312’ ID関連付与部
316、316’ 関連情報取得部 320 サーバ
381、381’ 画面情報送信手段 382、382’ 関連付与手段
386、386’ 関連情報取得手段 890 ネットワーク
910 携帯端末 920、920” リーダ
925、925’ リーダ 930、930” 表示端末
935、935’ 受付端末 940 設置スペース
945 受付カウンター
S181、S181” 画面情報送信過程 S182、S182” 関連付与過程
S183、S183’、S183”、S183’’’ 返信用メールアドレス生成過程
S184、S184’ 携帯アドレス関連付与過程
S185、S185” 登録完了通知過程 S186、S186’ 関連情報取得過程

Claims (20)

  1. 画面情報を表示する表示端末と、携帯端末と情報の授受ができるリーダと接続された情報送信システムであって、
    前記表示端末に対して画面情報を送信する画面情報送信手段と、
    前記リーダから携帯端末を特定する携帯IDを受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記携帯IDに関連付けて記録し、記録されている場合には、前記画面IDを前記携帯ID及び前記携帯アドレスに関連付けて記録するID関連付与手段と、
    返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、前記リーダに送信する返信用メールアドレス生成手段と、
    前記返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信した前記メールのメールアドレスを携帯アドレスとして前記携帯ID及び前記画面IDに関連付けて記録する携帯アドレス関連付与手段と、
    登録が完了したことを通知する完了通知情報を、前記リーダに送信する登録完了通知手段と、
    前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記関連情報を前記画面IDと関連付けられている携帯アドレスに送信する関連情報取得手段と、
    を備える情報送信システム。
  2. ホームゲートウェイと、サーバで構成された請求項1記載の情報送信システムであって、
    前記画面情報送信手段は、前記ホームゲートウェイに備えられた画面情報送信部によって形成され、
    前記ID関連付与手段は、
    前記ホームゲートウェイに備えられ、前記リーダから携帯IDを受信し、前記サーバに前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを送信する携帯ID取得部と、
    前記サーバに備えられ、前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記ホームゲートウェイから受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記携帯IDに関連付けて記録し、記録されている場合には、前記画面IDを前記携帯ID及び前記携帯アドレスに関連付けて記録するID関連付与部と
    で形成され、
    前記返信用メールアドレス生成手段は、
    前記サーバに備えられ、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、前記ホームゲートウェイに送信する返信用メールアドレス生成部と、
    前記サーバから前記返信用メールアドレスを受信し、前記リーダに前記返信用メールアドレスを送信する返信用メールアドレス転送部と
    で形成され、
    前記携帯アドレス関連付与手段は、前記サーバに備えられた携帯アドレス関連付与部によって形成され、
    前記登録完了通知手段は、
    前記サーバに備えられ、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、前記ホームゲートウェイに送信する登録完了通知部と、
    前記ホームゲートウェイに備えられ、前記完了通知情報を受信し、前記リーダに前記完了通知情報を送信する完了通知情報転送部と
    で形成され、
    前記関連情報取得手段は、前記サーバに備えられた関連情報取得部によって形成される
    ことを特徴とする情報送信システム。
  3. ホームゲートウェイと、サーバと、メールサーバで構成された請求項1記載の情報送信システムであって、
    前記画面情報送信手段は、前記ホームゲートウェイに備えられた画面情報送信部によって形成され、
    前記ID関連付与手段は、
    前記ホームゲートウェイに備えられ、前記リーダから携帯IDを受信し、前記サーバに前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを送信する携帯ID取得部と、
    前記サーバに備えられ、前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記ホームゲートウェイから受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記携帯IDに関連付けて記録し、記録されている場合には、前記画面IDを前記携帯ID及び前記携帯アドレスに関連付けて記録するID関連付与部と
    で形成され、
    前記返信用メールアドレス生成手段は、
    前記メールサーバに備えられ、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、前記ホームゲートウェイに直接または前記サーバを介して送信する返信用メールアドレス生成部と、
    前記ホームゲートウェイに備えられ、前記メールサーバから直接または前記サーバを介して前記返信用メールアドレスを受信し、前記リーダに前記返信用メールアドレスを送信する返信用メールアドレス転送部と
    で形成され、
    前記携帯アドレス関連付与手段は、
    前記メールサーバに備えられ、前記返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信した前記メールのメールアドレスを携帯アドレスとして前記サーバに送信する携帯アドレス送信部と、
    前記サーバに備えられ、携帯アドレスを前記携帯ID及び前記画面IDに関連付けて記録する携帯アドレス関連付与部と
    で形成され、
    前記登録完了通知手段は、
    前記サーバに備えられ、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、前記ホームゲートウェイに送信する登録完了通知部と、
    前記ホームゲートウェイに備えられ、前記サーバから前記完了通知情報を受信し、前記リーダに前記完了通知情報を送信する完了通知情報転送部と
    で形成され、
    前記関連情報取得手段は、
    前記サーバに備えられ、前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記関連情報と前記携帯アドレスを前記メールサーバに送信する関連情報取得部と、
    前記メールサーバに備えられ、前記携帯アドレスに前記関連情報を送信する関連情報送信部と
    で形成される
    ことを特徴とする情報送信システム。
  4. サーバと、メールサーバで構成された請求項1記載の情報送信システムであって、
    前記画面情報送信手段は、前記サーバに備えられた画面情報送信部によって形成され、
    前記ID関連付与手段は、前記サーバに備えられたID関連付与部によって形成され、
    前記返信用メールアドレス生成手段は、
    前記メールサーバに備えられ、前記返信用メールアドレスを前記メールサーバから直接または前記サーバを介して前記リーダに送信する返信用メールアドレス生成部で形成され、
    前記携帯アドレス関連付与手段は、
    前記メールサーバに備えられ、前記返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信した前記メールのメールアドレスを携帯アドレスとして前記サーバに送信する携帯アドレス送信部と、
    前記サーバに備えられ、携帯アドレスを前記携帯ID及び前記画面IDに関連付けて記録する携帯アドレス関連付与部と
    で形成され、
    前記登録完了通知手段は、前記サーバに備えられた登録完了通知部によって形成され、
    前記関連情報取得手段は、
    前記サーバに備えられ、前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記関連情報と前記携帯アドレスを前記メールサーバに送信する関連情報取得部と、
    前記メールサーバに備えられ、前記携帯アドレスに前記関連情報を送信する関連情報送信部と
    で形成される
    ことを特徴とする情報送信システム。
  5. 請求項1から4記載のいずれかに記載の情報送信システムであって、
    前記画面情報送信手段は、前記表示端末に対してメインシナリオの画面情報を送信し、前記メインシナリオの画面情報を前記表示端末に表示させているときに前記携帯IDを受信すると、前記表示端末に対して前記メインシナリオに対応したサブシナリオの画面情報を送信し、
    前記ID関連付与手段は、前記表示端末にサブシナリオを表示させているときに前記携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していたサブシナリオを特定するIDを、前記画面IDとする
    ことを特徴とする情報送信システム。
  6. 表示端末と、携帯端末と情報の授受ができる前記表示端末の近傍に配置された第1リーダと、受付端末と、携帯端末と情報の授受ができる前記受付端末の近傍に配置された第2リーダと、それぞれ接続された情報送信システムであって、
    前記表示端末に対してメインシナリオの画面情報を送信し、前記メインシナリオの画面情報を前記表示端末に表示させているときに前記第1リーダから前記携帯IDを受信すると、前記表示端末に対して表示していたメインシナリオの画面に対応したサブシナリオの画面情報を送信する画面情報送信手段と、
    前記表示端末にサブシナリオを表示させているときに前記第1リーダから前記携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していたサブシナリオを特定するIDを、前記画面IDとして前記携帯IDと関連付けて記録するID関連付与手段と、
    前記第2リーダから前記携帯IDを受信すると、当該携帯IDと関連付けて記録されている前記画面IDを検索し、前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記受付端末または前記第2リーダに送信する関連情報取得手段と
    を備える情報送信システム。
  7. 請求項5または6記載の情報送信システムであって、
    前記メインシナリオ用画面情報に対して複数のサブシナリオが存在する場合に、どのサブシナリオを選択するかを決めるリコメンド手段を備える
    ことを特徴とする情報送信システム。
  8. 請求項7記載の情報送信システムであって、
    前記携帯IDに対応した履歴情報を記録する履歴情報記録手段を備える
    ことを特徴とする情報送信システム。
  9. 1つ以上のサービス提供サーバと接続された請求項1から7のいずれかに記載の情報送信システムであって、
    前記関連情報取得手段は、前記画面IDに対応した関連情報を前記サービス提供サーバから取得する
    ことを特徴とする情報送信システム。
  10. 画面情報を表示する表示端末と、携帯端末と情報の授受ができるリーダと接続された情報送信システムを用いた情報送信方法であって、
    前記表示端末に対して画面情報を送信する画面情報送信過程と、
    前記リーダから携帯端末を特定する携帯IDを受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記携帯IDに関連付けて記録し、記録されている場合には、前記画面IDを前記携帯ID及び前記携帯アドレスに関連付けて記録するID関連付与過程と、
    返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、前記リーダに送信する返信用メールアドレス生成過程と、
    前記返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信した前記メールのメールアドレスを携帯アドレスとして前記携帯ID及び前記画面IDに関連付けて記録する携帯アドレス関連付与過程と、
    登録が完了したことを通知する完了通知情報を、前記リーダに送信する登録完了通知過程と、
    前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記関連情報を前記画面IDと関連付けられている携帯アドレスに送信する関連情報取得過程と、
    を有する情報送信方法。
  11. ホームゲートウェイと、サーバで構成された情報送信システムを用いた請求項10記載の情報送信方法であって、
    前記画面情報送信過程は、前記ホームゲートウェイが行う画面情報送信ステップであり、
    前記ID関連付与過程は、
    前記ホームゲートウェイが、前記リーダから携帯IDを受信し、前記サーバに前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを送信する携帯ID取得ステップと、
    前記サーバが、前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記ホームゲートウェイから受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記携帯IDに関連付けて記録し、記録されている場合には、前記画面IDを前記携帯ID及び前記携帯アドレスに関連付けて記録するID関連付与ステップと
    からなり、
    前記返信用メールアドレス生成過程は、
    前記サーバが、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、前記ホームゲートウェイに送信する返信用メールアドレス生成ステップと、
    前記サーバから前記返信用メールアドレスを受信し、前記リーダに前記返信用メールアドレスを送信する返信用メールアドレス転送ステップと
    からなり、
    前記携帯アドレス関連付与過程は、前記サーバが行う携帯アドレス関連付与ステップであり、
    前記登録完了通知過程は、
    前記サーバが、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、前記ホームゲートウェイに送信する登録完了通知ステップと、
    前記ホームゲートウェイが、前記完了通知情報を受信し、前記リーダに前記完了通知情報を送信する完了通知情報転送ステップと
    からなり、
    前記関連情報取得過程は、前記サーバが行う関連情報取得ステップである
    ことを特徴とする情報送信方法。
  12. ホームゲートウェイと、サーバと、メールサーバで構成された情報送信システムを用いた請求項10記載の情報送信方法であって、
    前記画面情報送信過程は、前記ホームゲートウェイが行う画面情報送信ステップであり、
    前記ID関連付与過程は、
    前記ホームゲートウェイが、前記リーダから携帯IDを受信し、前記サーバに前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを送信する携帯ID取得ステップと、
    前記サーバが、前記携帯ID及び前記携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記ホームゲートウェイから受信し、当該携帯IDと関連付けられた携帯アドレスが既に記録していないかを確認し、記録されていない場合には、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していた画面情報を特定する画面IDを前記携帯IDに関連付けて記録し、記録されている場合には、前記画面IDを前記携帯ID及び前記携帯アドレスに関連付けて記録するID関連付与ステップと
    からなり、
    前記返信用メールアドレス生成過程は、
    前記メールサーバが、返信用メールアドレスを他の返信用メールアドレスと重複しないように生成し、前記ホームゲートウェイに直接または前記サーバを介して送信する返信用メールアドレス生成ステップと、
    前記ホームゲートウェイが、前記メールサーバから直接または前記サーバを介して前記返信用メールアドレスを受信し、前記リーダに前記返信用メールアドレスを送信する返信用メールアドレス転送ステップと
    からなり、
    前記携帯アドレス関連付与過程は、
    前記メールサーバが、前記返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信した前記メールのメールアドレスを携帯アドレスとして前記サーバに送信する携帯アドレス送信ステップと、
    前記サーバが、携帯アドレスを前記携帯ID及び前記画面IDに関連付けて記録する携帯アドレス関連付与ステップと
    からなり、
    前記登録完了通知過程は、
    前記サーバが、登録が完了したことを通知する完了通知情報を、前記ホームゲートウェイに送信する登録完了通知ステップと、
    前記ホームゲートウェイが、前記サーバから前記完了通知情報を受信し、前記リーダに前記完了通知情報を送信する完了通知情報転送ステップと
    からなり、
    前記関連情報取得過程は、
    前記サーバが、前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記関連情報と前記携帯アドレスを前記メールサーバに送信する関連情報取得ステップと、
    前記メールサーバが、前記携帯アドレスに前記関連情報を送信する関連情報送信ステップと
    からなる
    ことを特徴とする情報送信方法。
  13. サーバと、メールサーバで構成された情報送信システムを用いた請求項10記載の情報送信方法であって、
    前記画面情報送信過程は、前記サーバが行う画面情報送信ステップであり、
    前記ID関連付与過程は、前記サーバが行うID関連付与ステップであり、
    前記返信用メールアドレス生成過程は、
    前記メールサーバが、前記返信用メールアドレスを前記メールサーバから直接または前記サーバを介して前記リーダに送信する返信用メールアドレス生成ステップであり、
    前記携帯アドレス関連付与過程は、
    前記メールサーバが、前記返信用メールアドレスへのメールを受信し、受信した前記メールのメールアドレスを携帯アドレスとして前記サーバに送信する携帯アドレス送信ステップと、
    前記サーバが、携帯アドレスを前記携帯ID及び前記画面IDに関連付けて記録する携帯アドレス関連付与ステップと
    からなり、
    前記登録完了通知過程は、前記サーバが行う登録完了通知ステップであり、
    前記関連情報取得過程は、
    前記サーバが、前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記関連情報と前記携帯アドレスを前記メールサーバに送信する関連情報取得ステップと、
    前記メールサーバが、前記携帯アドレスに前記関連情報を送信する関連情報送信ステップと
    からなる
    ことを特徴とする情報送信方法。
  14. 請求項10から13記載のいずれかに記載の情報送信方法であって、
    前記画面情報送信過程は、前記表示端末に対してメインシナリオの画面情報を送信し、前記メインシナリオの画面情報を前記表示端末に表示させているときに前記携帯IDを受信すると、前記表示端末に対して前記メインシナリオに対応したサブシナリオの画面情報を送信し、
    前記ID関連付与過程は、前記表示端末にサブシナリオを表示させているときに前記携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していたサブシナリオを特定するIDを、前記画面IDとする
    ことを特徴とする情報送信方法。
  15. 表示端末と、携帯端末と情報の授受ができる前記表示端末の近傍に配置された第1リーダと、受付端末と、携帯端末と情報の授受ができる前記受付端末の近傍に配置された第2リーダと、それぞれ接続された情報送信システムを用いた情報送信方法であって、
    前記表示端末に対してメインシナリオの画面情報を送信し、前記メインシナリオの画面情報を前記表示端末に表示させているときに前記第1リーダから前記携帯IDを受信すると、前記表示端末に対して表示していたメインシナリオの画面に対応したサブシナリオの画面情報を送信する画面情報送信過程と、
    前記表示端末にサブシナリオを表示させているときに前記第1リーダから前記携帯IDを受信すると、携帯IDを受信した時に前記表示端末が表示していたサブシナリオを特定するIDを、前記画面IDとして前記携帯IDと関連付けて記録するID関連付与過程と、
    前記第2リーダから前記携帯IDを受信すると、当該携帯IDと関連付けて記録されている前記画面IDを検索し、前記画面IDに対応した関連情報を取得し、前記受付端末または前記第2リーダに送信する関連情報取得過程と
    有する情報送信方法。
  16. 請求項14または15記載の情報送信方法であって、
    前記メインシナリオ用画面情報に対して複数のサブシナリオが存在する場合に、どのサブシナリオを選択するかを決めるリコメンド過程も有する
    ことを特徴とする情報送信方法。
  17. 請求項16記載の情報送信方法であって、
    前記携帯IDに対応した履歴情報を記録する履歴情報記録過程も有する
    ことを特徴とする情報送信方法。
  18. 請求項10から17のいずれかに記載の情報送信方法であって、
    前記情報送信システムは、1つ以上のサービス提供サーバと接続されており、
    前記関連情報取得過程は、前記画面IDに対応した関連情報を前記サービス提供サーバから取得する
    ことを特徴とする情報送信方法。
  19. 請求項1から9のいずれかに記載の情報送信システムとしてコンピュータを動作させる情報送信プログラム。
  20. 請求項19記載の情報送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2009057047A 2009-03-10 2009-03-10 情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体 Active JP5268718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009057047A JP5268718B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009057047A JP5268718B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010211525A true JP2010211525A (ja) 2010-09-24
JP5268718B2 JP5268718B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=42971607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009057047A Active JP5268718B2 (ja) 2009-03-10 2009-03-10 情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5268718B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253573A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス提供装置及びサービス提供方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202988A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Nec Corp 情報提供方法、表示制御端末装置、情報提供装置、端末装置、設定装置、アタッチメント及び記録媒体
JP2003308267A (ja) * 2002-02-18 2003-10-31 Dainippon Printing Co Ltd 個別情報配信システムおよび方法
JP2007042005A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Toppan Forms Co Ltd メールアドレス収集方法、情報処理サーバおよびメールアドレス収集システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202988A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Nec Corp 情報提供方法、表示制御端末装置、情報提供装置、端末装置、設定装置、アタッチメント及び記録媒体
JP2003308267A (ja) * 2002-02-18 2003-10-31 Dainippon Printing Co Ltd 個別情報配信システムおよび方法
JP2007042005A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Toppan Forms Co Ltd メールアドレス収集方法、情報処理サーバおよびメールアドレス収集システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253573A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サービス提供装置及びサービス提供方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5268718B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101543221B1 (ko) 다중 사용자-다중 서비스 제공 방법, 장치 및 시스템
KR101368440B1 (ko) 액세스 포인트 접속 비밀번호의 다중화 할당을 통한 고객 마케팅 방법, 액세스 포인트, 고객 관리서버 및 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
WO2020148658A4 (en) Methods and systems for displaying on map current or nearest selected location(s), and identifying associated payments and account information for enabling to make and receive payments
CN102067126B (zh) 对分布式搜索的结果进行货币化和优先级区分
US20080235600A1 (en) Interaction with a Display System
CN111651746B (zh) 登录数据处理方法、装置、设备及***
CN104200378A (zh) 用于派发和个人化电子优惠券的方法和设备
CN101292510A (zh) 用于物品识别和购买的***和方法
US20120223815A1 (en) System and method for rfid dynamic content presentation
KR20010008101A (ko) 하드웨어의 고유번호를 이용한 전자거래 시스템 및 그 방법
JP6680733B2 (ja) 生成装置、生成方法及び生成プログラム
JP5268718B2 (ja) 情報送信システム、情報送信方法、情報送信プログラム、記録媒体
KR101640120B1 (ko) 오프라인 매장 광고 서비스 제공 방법
WO2016075390A1 (fr) Procede de mise en relation entre un terminal mobile et un serveur d&#39;un fournisseur de service par l&#39;intermediaire d&#39;une plateforme operateur
JP6085262B2 (ja) 予約・来場管理システム、予約・来場管理装置、予約・来場管理方法、予約・来場管理プログラム、記録媒体
WO2009062277A2 (en) Unified loyalty program media
KR20160014378A (ko) 특정한 개인만 접속할 수 있고 방문자로서 개인을 대리하여 다른 사이트를 방문하고 그리고 자체적으로 다른 사이트를 방문할 수 있는 기능을 보유한 인터넷 사이트와 그리고 상기 사이트를 이용하여 수익을 창출하는 사업방법과 분실된 카드의 사용을 방지하는 방법.
CN113268287A (zh) 基于图形码的小程序启动方法及装置
JP5648833B2 (ja) 個人id統合サーバシステム及び個人id統合サーバ及びハードウェアid登録サーバ
JP6139433B2 (ja) 来場管理システム、来場管理装置、来場管理方法、来場管理プログラム、記録媒体
JP2020109691A (ja) 生成装置、生成方法及び生成プログラム
Worapot et al. Design and implement of the EPC discovery services with confidentiality for multiple data owners
KR20170070463A (ko) 정보 처리방법 및 장치와 기록매체
KR102538748B1 (ko) 인증사진 보상 서비스 제공 시스템
KR101517611B1 (ko) 통신 부하를 발생시키지 않는 동영상 제공 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5268718

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250