JP2010204258A

JP2010204258A - ボトルネッカー

Info

Publication number: JP2010204258A
Application number: JP2009047858A
Authority: JP
Inventors: Taiichiro Kobayashi; 泰一郎小林; Masahito Tanaka; 雅人田中
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2009-03-02
Filing date: 2009-03-02
Publication date: 2010-09-16
Anticipated expiration: 2029-03-02
Also published as: JP5370649B2

Abstract

【課題】中の表示を外から見ることができず、また出来上がりサイズがコンパクトとなるボトルネッカーを提供すること。
【解決手段】情報シート２０に対してハガキシート１０を縦方向に折り畳み、さらにその情報シート２０とハガキシート１０を横方向に２つ折りしてリーフレットとし、糊付け片４０を折り曲げてリーフレットの裏側に糊付けする。折り畳んだリーフレットはジッパー４１を破断しない限りは開くことができないため、店頭での悪戯などで解除されることがなく、当たりくじなどのキャンペーンへの使用も可能となる。また、折り畳んだ出来上がりの形状は横長のコンパクトサイズになることから、首部に吊り下げたボトルのラベルを隠さないようにすることができる。
【選択図】図４

Description

本発明は、宣伝や広告のためにボトルの首部に吊下げて使用されるボトルネッカーに関するものである。

従来より、この種のボトルネッカーは、ウィスキーボトルを始めとしてボトル状の各種飲料容器を販売するに際し、特に新製品の販売時や各種キャンペーンを行うときなどにその首部に吊り下げ、店頭等において目立つ状態にすることで利用されている。このようなボトルネッカーに用いられるシート製の吊下げ具として、例えば特許文献１に記載のものが知られている。

特許文献１に記載のボトルネッカーは、リーフレットを構成する複数の用紙片に吊り下げ用の用紙片を連設した縦長のブランクから構成されており、連設された複数の用紙片を折り線で順次巻き折りして糊付けすることでフラットに折り畳まれたリーフレットを形成し、吊り下げ用の用紙片に形成されたリングによってボトルの首部に取り付けて使用するものである。

このボトルネッカーは、リーフレットの前面に、キャンペーンの名称、キャッチコピー等を印刷で表示することで、店頭で見る人に対してアイキャッチ効果や訴求効果をもたらすことができ、販売促進効果を高めることができる。また、リーフレットを構成する複数の用紙片の一部分にハガキ領域をミシン目で区画しているので、この部分を郵便ハガキとして使用することができる。例えば、ハガキ領域の表面に宛て先を印刷しておき、裏面には、アンケートやクイズの回答欄、個人の希望、意見等の記入欄等の個人情報記録欄を設けておくことにより、消費者に情報を提供すると共に、消費者からの情報を収集することが可能となる。

特開平１１−３０５６６４号公報

上記した特許文献１に記載のボトルネッカーは、ハガキ領域、さらに糊代部やジッパーを設けた用紙片が縦方向に並んでおり、これらの用紙片を一方向に巻き折りして折り畳むことでリーフレットとするので、内側に位置する用紙片はリーフレットを横から広げることで簡単に覗かれてしまう。このため、当たりくじなどのキャンペーンに使用できないという欠点がある。また、折り畳んだリーフレットは、出来上がりサイズが縦長になり、首部に吊り下げたボトルのラベルを隠してしまうという欠点もあった。

本発明は、従来のボトルネッカーが有するこのような欠点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、中の表示を外から見ることができず、また出来上がりサイズがコンパクトとなるボトルネッカーを提供することにある。

上記の目的を達成するため、本発明のボトルネッカーは、縦方向と横方向にそれぞれ２列に並んだ４枚の用紙片からなる横向きのハガキシートと、横方向に２列に並んだ２枚の用紙片からなり前記ハガキシートの上辺にミシン目を介して連設された情報シートと、情報シートにおける何れか一方の用紙片の上辺に連設されボトルの首部に掛止め可能な掛止め片と、情報シートにおける何れか一方の用紙片の側辺に連設され開封用のジッパーを有する糊付け片とからなり、情報シートに対してハガキシートを縦方向に折り畳み、さらにその情報シートとハガキシートを横方向に２つ折りしてリーフレットとし、糊付け片を折り曲げてリーフレットの裏側に糊付けしたことを特徴とする。

本発明のボトルネッカーは、縦方向と横方向にそれぞれ２列に並んだ４枚の用紙片からなる横向きのハガキシートと、横方向に２列に並んだ２枚の用紙片からなり前記ハガキシートの上辺にミシン目を介して連設された情報シートと、情報シートにおける何れか一方の用紙片の上辺に連設されボトルの首部に掛止め可能な掛止め片と、情報シートにおける何れか一方の用紙片の側辺に連設され開封用のジッパーを有する糊付け片とからなり、情報シートに対してハガキシートを縦方向に折り畳み、さらにその情報シートとハガキシートを横方向に２つ折りしてリーフレットとし、糊付け片を折り曲げてリーフレットの裏側に糊付けしたことを特徴としているので、折り畳んだリーフレットはジッパーを破断しない限りは開くことができないため、店頭での悪戯などで解除されることがなく、当たりくじなどのキャンペーンへの使用も可能となる。また、折り畳んだ出来上がりの形状は横長のコンパクトサイズになることから、首部に吊り下げたボトルのラベルを隠さないようにすることができる。

本発明に係るボトルネッカーの一例をボトルの首部に吊るした使用状態で示す斜視図である。図１のボトルネッカーの正面図である。図１のボトルネッカーの背面図である。図１のボトルネッカーを形成するブランクの展開図である。図４のブランクを折り畳んで図１のボトルネッカーを形成する途中の状態を示す説明図である。

次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。

図１は本発明に係るボトルネッカーの一例をボトルの首部に吊るした使用状態で示す斜視図、図２は図１のボトルネッカーの正面図、図３は同じく図１のボトルネッカーの背面図、図４は図１のボトルネッカーを形成するブランクの展開図である。

ボトルネッカー１を形成するブランクは、折り畳みが可能なシートを打ち抜いて形成したもので、図４に示すように、互いに直交する縦罫線ａ及び横罫線ｂにより縦方向と横方向にそれぞれ２列に並んだ状態で連設した４枚の用紙片１１，１２，１３，１４からなる横向きのハガキシート１０と、縦罫線ａの延長線上にある縦罫線ｃにより横方向に２列に並んだ状態で連設した２枚の用紙片２１，２２からなり、ハガキシート１０の上辺にミシン目ｘを介して連設された情報シート２０と、情報シート２０における一方の用紙片２１の上辺に横罫線ｄを介して連設されボトルの首部に掛止め可能な掛止め片３０と、情報シート２０における一方の用紙片２１の側辺に縦罫線ｅを介して連設され開封用のジッパー４１を有する糊付け片４０とからなる。

ハガキシート１０は、ミシン目ｘのところで情報シート２０から分離して例えば応募葉書として利用される部分である。一方、情報シート２０はハガキシート１０を包み込む部分であるとともに、その表裏に宣伝等を始めとする種々の印刷を施すことのできる領域であり、特に吊るした状態で表側となる用紙片の部分にはアイキャッチ効果を発揮する宣伝が施される。

掛止め片３０には、中央部にボトルの首部が入るサイズの円形孔３１が形成され、その円形孔３１に突き出るように四方から抜け止め片３２が設けられており、それらの抜け止め片３２にはそれぞれ中央縦方向に切込みαが設けられている。

糊付け片４０のジッパー４１は、先端がくの字状に曲がった切れ線が平行に連続する帯状のもので、上部の摘み部４２を下方に引っ張ることにより、帯状に破断除去されるようになっている。

図４のブランクを折り畳む順序は次のようである。まず、裏向きの状態でハガキシート１０を横罫線ｂとミシン目ｘで順次内側に折り畳むことにより、情報シート２０に対してハガキシート１０を縦方向に折り畳んで図５に示す状態にする。続いて、その重なった情報シート２０とハガキシート１０を縦罫線ａのところで横方向に２つ折りしてリーフレットとしてから、糊付け片４０を縦罫線ｅのところで折り曲げてそのジッパー４１より先の部分をリーフレットの裏側に糊付けする。これにより、図２及び図３に示すように、折り畳んだハガキシート１０を情報シート２０と糊付け片４０とでしっかりと保持させることができる。

このように折り畳み状態を保持したボトルネッカー１は、図１に示すように、掛止め片３０の円形孔３１をボトルＢの首部に通して吊下げ状態で使用する。このとき、円形孔３１には抜け止め片３２が設けてあるので、ボトルネッカー１は手が触れた程度で外れるようなことはない。そして、折り畳んだボルトネッカー１の形状は横長のコンパクトサイズになるので、ボトルＢのラベルを隠さないようにすることができる。

また、このボルトネッカー１は、ハガキシート１０の一面が最内部となって畳み込まれるため、のぞき込まれても内容をみることはできない。しかも、糊付け片４０を折り曲げて裏側に糊付けしているので、ジッパー４１を破断しない限りは開くことができないため、店頭での悪戯などで解除されることがなく、当たりくじなどのキャンペーンへの使用も可能となる。

以上、本発明を実施するための形態について詳細に説明してきたが、本発明によるボトルネッカーは、上記の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。

１ボトルネッカー
１０ハガキシート
１１〜１４用紙片
２０情報シート
２１，２２用紙片
３０掛止め片
３１円形孔
３２抜け止め片
４０糊付け片
４１ジッパー
４２摘み部
Ｂボトル
ａ縦罫線
ｂ横罫線
ｃ縦罫線
ｄ横罫線
ｅ縦罫線
ｘミシン目
α 切込み

Claims

縦方向と横方向にそれぞれ２列に並んだ４枚の用紙片からなる横向きのハガキシートと、横方向に２列に並んだ２枚の用紙片からなり前記ハガキシートの上辺にミシン目を介して連設された情報シートと、情報シートにおける何れか一方の用紙片の上辺に連設されボトルの首部に掛止め可能な掛止め片と、情報シートにおける何れか一方の用紙片の側辺に連設され開封用のジッパーを有する糊付け片とからなり、情報シートに対してハガキシートを縦方向に折り畳み、さらにその情報シートとハガキシートを横方向に２つ折りしてリーフレットとし、糊付け片を折り曲げてリーフレットの裏側に糊付けしたことを特徴とするボトルネッカー。