JP2010203715A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010203715A
JP2010203715A JP2009051717A JP2009051717A JP2010203715A JP 2010203715 A JP2010203715 A JP 2010203715A JP 2009051717 A JP2009051717 A JP 2009051717A JP 2009051717 A JP2009051717 A JP 2009051717A JP 2010203715 A JP2010203715 A JP 2010203715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
centrifugal fan
air
cooking device
centrifugal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009051717A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sakamoto
敦 阪本
Kazuichi Okada
和一 岡田
Ryuji Nagata
隆二 永田
Masahiro Yokono
政廣 横野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009051717A priority Critical patent/JP2010203715A/ja
Publication of JP2010203715A publication Critical patent/JP2010203715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】冷却効率を高め騒音振動を少なくすること。
【解決手段】遠心ファン5は、複数の翼11と、ファン吸気口7近傍で複数の翼11を連結すると共に遠心ファン5内で吸気部から略外周方向へと冷却風を導風するための壁面が形成されたシュラウド部12と、複数の翼11を前記冷却風の下流側で連結し吸気部から略外周方向へと導風する壁面が形成されたシュラウド部12と、複数の翼11を前記冷却風の下流側で連結し前記吸気部から略外周方向へと導風する壁面が形成された主板13によって構成され、シュラウド部12の外径は、主板13の外径よりも大きくなるように構成するとともに、遠心ファン5の内部の前記冷却風の風向の変化は、90度未満である構成とすること。
【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器における発熱部品を冷却する冷却用ファンの構成に関するものである。
従来、この種の加熱調理器のファンは,翼を連結すると共にファンの略中心から略外周方向へと前記冷却風を円滑に導風する形状を内壁に備えたシュラウド部を持たず,ファンの外径もほぼ一定の構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−209013号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ファンの外径を大きくしファンの送風性能である静圧と風量を大きくし、回転数を下げ同一静圧同一風量時の騒音を下げる構成を実現しようとする時、製品の高さ方向の制限がありファンの外径を大きくできないという課題と、外径を大きくすると、ファンを収納しているファンケースの壁面とファンとの距離が近接し騒音が大きくなるという課題と、ファンの外径を一律に大きくするとファンの排気口の面積が狭くなるためファンの外径を大きくできないという課題があり内部部品の冷却効率が悪く耐久性を損なう可能性があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ファンを構成するシュラウド部と、主板近傍のファンの外径寸法を、シュラウド部の外径が前記主板の外径よりも大きいことを特徴とした加熱調理器とすることができ、機器が発生する騒音が低く、使い勝手の良い、冷却効率を高めた信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、加熱源と、前記加熱源を収納する本体外郭と、前記本体外郭に設けられた吸気口及び排気口と、前記本体外郭底面に略水平な回転軸を中心に回転することにより吸気口から吸気した冷却風を外郭内に送風し排気口から排出する遠心ファンと、前記遠心ファンを内部に収納し前記本体外郭底面に対し略垂直にかつ前記遠心ファンの吸気部に対向するように形成された開口部であるファン吸気口及びファン吸気口から吸引した冷却風を吹き出すファン吹き出し口が形成されたファンケースと、前記遠心ファンを回転させるモーターと、前記ファン吹き出し口から吹き出された前記冷却風の下流側に設けられた前記加熱源の出力を制御する制御基板と、を備え、前記遠心ファンには、複数の翼と、前記ファン吸気口近傍で複数の翼を連結すると共に前記遠心ファン内で前記吸気部から略外周方向へと前記冷却風を導風するための壁面が形成されたシュラウド部と、前記複数の翼を前記冷却風の下流側で連結し前記吸気部から略外周方向へと導風する壁面が形成された主板と、を備え、前記シュラウド部の外径は、前記主板の外径よりも大きくなるように構成するとともに、前記遠心ファンの内部の前記冷却風の風向の変化は、90度未満であること。
これによって、ファンの送風性能である静圧と風量を最大化できるとともにファンが発生する騒音を抑制することができ、冷却効率を高めた構成となる。
本発明の加熱調理器は、ファンの送風性能である静圧と風量を最大化できるとともにファンが発生する騒音を抑制することができ、冷却効率を高め、内部部品の冷却効率を高く
、耐久性に富み、機器の発生する騒音を低く、使い勝手を良く、商品価値を高くすることができる。
第1の発明は、加熱源と、前記加熱源を収納する本体外郭と、前記本体外郭に設けられた吸気口及び排気口と、前記本体外郭底面に略水平な回転軸を中心に回転することにより吸気口から吸気した冷却風を前記本体外郭内に送風し排気口から排出する遠心ファンと、前記遠心ファンを内部に収納し前記本体外郭底面に対し略垂直にかつ前記遠心ファンの吸気部に対向するように形成された開口部であるファン吸気口及び前記ファン吸気口から吸引した前記冷却風を吹き出すファン吹き出し口が形成されたファンケースと、前記遠心ファンを回転させるモーターと、前記ファン吹き出し口から吹き出された前記冷却風の下流側に設けられた加熱源の出力を制御する制御基板と、を備え、前記遠心ファンは、複数の翼と、前記ファン吸気口近傍で前記複数の翼を連結すると共に遠心ファン内で吸気部から略外周方向へと前記冷却風を導風するための壁面が形成されたシュラウド部と、前記複数の翼を前記冷却風の下流側で連結し前記吸気部から略外周方向へと導風する壁面が形成された主板とによって構成され、前記シュラウド部の外径は、前記主板の外径よりも大きくなるように構成するとともに、前記遠心ファンの内部の前記冷却風の風向の変化は、90度未満であることにより、ファンの送風性能である静圧と風量を最大化できるとともにファンが発生する騒音を抑制することができ、冷却効率を高く、内部部品の冷却効率を高く耐久性に富み、商品価値を高くすることができる。これにより、機器の発生する騒音を低く、使い勝手を良く、信頼性に富み、商品価値を高くすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、シュラウド部から主板側にかけて翼の外径を、主板に近づくほど小さくなるように形成するとすることにより、遠心ファンの送風性能である静圧と風量を最大化できるとともに遠心ファンが発生する騒音を抑制することができ、冷却効率を高め、内部部品の冷却効率を高く、耐久性に富み、商品価値を高くすることができる。加えて、機器の発生する騒音を低く、使い勝手をの良く、信頼性に富み、商品価値を高くすることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、遠心ファンを、後加工により切削され、前記遠心ファンには、加工上生じる前記遠心ファンの重量アンバランスを調整するための第一の凸部をさらに有するとすることにより、加工上生じる重量アンバランスを容易に取り除くことのできる構成となる。これにより、遠心ファンの重量アンバランスを容易に低減でき、機器の発生する騒音および振動を抑制できる。これにより、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更に遠心ファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、第一の凸部を、遠心ファンに回転軸と略同心円状に設けられたとすることにより、第一の凸部はファンの加工上生じる重量アンバランスがファンの円周上のどの方向に対して生じたとしても容易に取り除くことのできる構成となる。これにより、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更に遠心ファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、第一の凸部を、遠心ファンのシュラウド部上に設けられたとすることにより、後加工で遠心ファンを回転させながら自動機等で切削し、加工上生じる重量アンバランスが遠心ファンの円周上のどの方向に対して生じたとしても更に容易に取り除くことのできる構成となる。これにより、振動騒音の少ない使い勝
手の良い加熱調理器とすることができる。更に遠心ファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
第6の発明は、第5の発明において、ファンケースに第一の凸部に対向し回転軸と略同心円状に形成された第二の凸部を有するとすることにより、遠心ファンの送風性能である静圧と風量を最大化できるとともに遠心ファンが発生する騒音を抑制することができ、冷却効率を高く、内部部品の冷却効率を高く、耐久性に富み、商品価値を高くすることができる。
(実施の形態1)
図1、2、3、4は本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の詳細図を示すものである。
加熱源1と、加熱源1を収納する本体外郭2と、本体外郭2に設けられた吸気口3及び排気口4と、本体外郭2の底面に略水平な回転軸を中心に回転することにより吸気口3から吸気した冷却風を本体外郭2内に送風し排気口4から排出する遠心ファン5及び遠心ファン5を内部に収納するファンケース6と、本体外郭2の底面に対し略垂直にかつ遠心ファン5の吸気部に対向するように形成された開口部であるファン吸気口7及びファン吸気口7から吸引した冷却風を吹き出すファン吹き出し口8が形成されたファンケース6と、遠心ファン5を回転させるモーター9と、ファン吹き出し口8から吹き出された冷却風の下流側に設けられた加熱源1の出力を制御する制御基板10と、を備え、遠心ファン5は、複数の翼11と、ファン吸気口7近傍で複数の翼11を連結すると共に遠心ファン5内で吸気部から略外周方向へと冷却風を導風するための壁面が形成されたシュラウド部12と、複数の翼11を冷却風の下流側で連結し吸気部から略外周方向へと導風する壁面が形成された主板13と、を備え、シュラウド部12の外径が主板13の外径よりも大きくなるように構成し、前記遠心ファンの内部の冷却風の風向の変化が90度未満である構成とする。
以上のように構成された加熱調理器の構成について、以下その作用を説明する。
加熱源1にガス等の炎を用いた加熱調理器や磁界を発生し鍋等を加熱する誘導加熱コイルや電気的な抵抗に電流を流すことによりジュール熱を発生させる熱源等を有する加熱調理器の場合、加熱調理器の動作を制御する制御基板10が加熱源で発生した熱により加熱される。更に誘導加熱コイルにより鍋を発熱させる加熱調理器においては、誘導加熱コイルや内部の制御基板10の回路上を流れる電流と回路が持つ電気抵抗により誘導加熱コイルや制御基板10が自己発熱する。誘導加熱コイルや制御基板10上の部品を耐熱温度以下に温度を下げるために、加熱調理器外部の空気を吸気し、内部の部品を冷却した後、排気する強制空冷方式の冷却構成が必要となる。
従来の加熱調理器では、ファン吸気口7近傍における遠心ファン5の冷却風の上流側の外径と、遠心ファン5の冷却風の下流側の外径は略同一であった。前記のような構成において、遠心ファン5の外径を大きくすることにより、遠心ファン5の送風性能である静圧と風量を大きくし、遠心ファン5の回転数を下げ、同一静圧同一風量時の遠心ファン5から発生する騒音を下げる構成を実現しようとする時、加熱調理器の高さ方向の制限があり遠心ファン5の外径を大きくできないという課題と、外径を大きくすると、遠心ファン5を収納しているファンケース6の壁面と遠心ファン5との距離が近接し騒音が大きくなるという課題と、遠心ファン5の外径を一律に大きくすると遠心ファン5のファン吹き出し口8の面積が狭くなるためファンの外径を大きくできないという課題があり内部部品の冷却効率が悪く耐久性を損なう可能性があった。
本実施の形態では、シュラウド部12の外径が主板13の外径よりも大きい構成としたことにより、遠心ファン5の送風性能である静圧と風量を最大化できるとともに遠心ファン5が発生する騒音を抑制することができ、制御基板10や加熱源1近傍の部材の冷却効率を高めた、内部部品の冷却効率の高い耐久性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。これにより、機器の発生する騒音が低く使い勝手の良い、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
図4に示すように、シュラウド部12の外径(図中寸法a)と主板13の外径(図中寸法b)の比は、シュラウド部12の外径(図中寸法a):主板13の外径(図中寸法b)=1.01:1.0から2.0:1.0の範囲が望ましい。この範囲であれば静圧および風量を最大化できるため望ましい。また、ファンケース6の内寸(図中寸法c)とシュラウド部12の外径(図中寸法a)の比は、ファンケース6の内寸(図中寸法c):シュラウド部12の外径(図中寸法a)=1.01:1.0から2.0:1.0が望ましい。この範囲であれば遠心ファン5の送風性能である静圧および風量を最大化しつつ、騒音を低減できるため望ましい。
更に、ファン吸気口7を吸気口3の近傍に設けずに略同一平面とは異なる位置、例えば略垂直平面に設置し、遠心ファン5の吸気口3からファン吸気口7へ至る吸気経路を構成することにより、調理物である煮汁等が吸気口3へ吸引されても直ちにファン吸気口7へ至り、遠心ファン5により、遠心力で水滴をとばすので調理器内部へ侵入する可能性を低下させる効果がある。略垂直平面とは図4における角度θ1は60〜120度となる平面であることが望ましい。冷却が必要な発熱部品は一般的に冷却ファンに対しこの範囲内に存在するため望ましい構成となる。また、冷却風の流れの角度θ2の変化が直角未満で、角度θ2は0≦θ2<90度が望ましい。冷却風が90以上で進路が変えられると流れが円滑ではなくなり、ファンの送風性能である流量が低下する可能性がある。シュラウド部12および主板13の断面形状が斜めに構成する、すなわち、シュラウド部12または主板13の断面形状で外周部分の冷却風の吹き出し方向と冷却風の吸い込み方向である略水平方向とのなす角度(図4におけるθ3、θ4)が0以上90度未満とすることにより、遠心ファン5内部での冷却風の流れが90度未満で円滑に導風する遠心ファン5とすることができる。遠心ファン5には多翼ファン(シロッコファン)、ターボファンやラジアルファン等やその他の遠心式のファンを用いても同様の効果が得られる。キッチンに組み込むビルトインタイプの加熱調理器のみならず、台上に設置する据え置きタイプの加熱調理器において前記のような構成としても同様の効果が得られる。以上のような構成とすることで、遠心ファン5の送風性能である静圧と風量を最大化できるとともに遠心ファン5が発生する騒音を抑制することができ、制御基板10や加熱源1近傍の部材の冷却効率を高めた、内部部品の冷却効率の高い耐久性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。これにより、機器の発生する騒音が低く使い勝手の良い、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の詳細図を示すものである。基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
図5に示すように、遠心ファン5においてシュラウド部12から主板13側にかけて翼11の外径が主板に近づくほど小さくする。これにより、翼11が回転し、実施の形態1に比べ冷却風を送風する面積を増大できる構成となり、遠心ファン5の送風性能である静圧と風量を最大化できる。前記のような構成とすることにより、実施の形態1に比べ少ない回転数で同一の風量が得られ、回転数を下げて冷却ファン15が発生する騒音を抑制する構成となる。以上のような構成とすることで、遠心ファン5の送風性能である静圧と風量を最大化できるとともに遠心ファン5が発生する騒音を抑制することができ、制御基板
10や加熱源1近傍の部材の冷却効率を高めた、内部部品の冷却効率の高い耐久性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。これにより、機器の発生する騒音が低く使い勝手の良い、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
(実施の形態3)
図6は本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の詳細図を示すものである。基本的な構成は実施の形態1および2と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
図6に示すように、遠心ファン5に第一の凸部14をさらに有し、第一の凸部14を後加工で切削し、加工上生じる遠心ファン5の重量アンバランスが調整できる構成とする。これにより、加工上生じる遠心ファン5の重量アンバランスを容易に低減でき、加熱調理器の発生する騒音および振動を抑制できる。これにより、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更にファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。あらかじめ、重量アンバランスが生じる方向が判明している場合遠心ファン5の形状に、重量アンバランスを打ち消す方向に第一の凸部14を設け遠心ファン5の重量アンバランスを低減する構成としても良い。これにより更に振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。
(実施の形態4)
図7は本発明の第4の実施の形態における加熱調理器の詳細図を示すものである。基本的な構成は実施の形態3と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
図7に示すように、第一の凸部14は遠心ファン5に略同心円状に設けた構成とする。これにより加工上生じる遠心ファン5の重量アンバランスを容易に調整できる。あらかじめ重量アンバランスがどの方向に生じるかが不明の場合に対しても後加工にて容易に調整できる構成となる。これにより、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更にファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
(実施の形態5)
図8は本発明の第5の実施の形態における加熱調理器の詳細図を示すものである。基本的な構成は実施の形態4と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
図8に示すように、第一の凸部14は遠心ファン5のシュラウド部12上に設けた構成とする。シュラウド部12上は遠心ファン5の外部で冷却風の流れがほぼなく、第一の凸部14と冷却風の相対速度は遠心ファン5内部と比較して低い。よって第一の凸部14によって生じる空気の乱れが少ない。すなわち遠心ファン5が発生する騒音を低減できる。これにより、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更にファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
(実施の形態6)
図9は本発明の第6の実施の形態における加熱調理器の詳細図を示すものである。基本的な構成は実施の形態5と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
図9に示すように、遠心ファン5に略同心円状に設けた第一の凸部14に対向し、ファンケース6に略同心円状に第二の凸部15を有する構成とする。前記のような構成とする
ことにより、遠心ファン5の外周側から遠心ファン5とファンケース6の構成上わずかに生じる隙間を逆流しシュラウド部12の外面から内壁へと至る風路上を流れる冷却風の一部を妨げる構成とすることができる。このことにより、遠心ファン5の送風性能である静圧と風量を増大できる構成となる。更に、シュラウド部12上は遠心ファン5の外部で冷却風の流れがほぼなく、第一の凸部14と冷却風の相対速度は遠心ファン5内部と比較して更に低くすることが可能となる。よって第一の凸部14によって生じる空気の乱れが少ない。すなわち遠心ファン5が発生する騒音を低減できる。これにより、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更にファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、振動騒音の少ない使い勝手の良い加熱調理器とすることができる。更にファンの振動を抑制することによりモーターの軸受けやその他部品に与える振動を抑制でき、振動による劣化を防止でき、信頼性に富む商品価値の高い加熱調理器とすることができる。よって、使い勝手が良く、内部部品の耐久性に富み商品価値高くすることが可能となるので、他の同じような強制空冷方式を構成するの加熱調理機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の詳細図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の詳細図 本発明の実施の形態1における遠心ファン近傍の前面図 本発明の実施の形態1における遠心ファン近傍の右断面図 本発明の実施の形態2における遠心ファン近傍の右断面図 本発明の実施の形態3における遠心ファン近傍の右断面図 本発明の実施の形態4における遠心ファンの背面図 本発明の実施の形態5における遠心ファン近傍の右断面図 本発明の実施の形態6における遠心ファン近傍の右断面図
1 加熱源
2 本体外郭
3 吸気口
4 排気口
5 遠心ファン
6 ファンケース
7 ファン吸気口
8 ファン吹き出し口
9 モーター
10 制御基板
11 翼
12 シュラウド部
13 主板
14 第一の凸部
15 第二の凸部

Claims (6)

  1. 加熱源と、前記加熱源を収納する本体外郭と、前記本体外郭に設けられた吸気口及び排気口と、前記本体外郭底面に略水平な回転軸を中心に回転することにより前記吸気口から吸気した冷却風を前記本体外郭内に送風し前記排気口から排出する遠心ファンと、前記遠心ファンを内部に収納し前記本体外郭底面に対し略垂直にかつ前記遠心ファンの吸気部に対向するように形成された開口部であるファン吸気口及び前記ファン吸気口から吸引した前記冷却風を吹き出すファン吹き出し口が形成されたファンケースと、前記遠心ファンを回転させるモーターと、前記ファン吹き出し口から吹き出された前記冷却風の下流側に設けられた前記加熱源の出力を制御する制御基板と、を備え、前記遠心ファンは、複数の翼と、前記ファン吸気口近傍で前記複数の翼を連結すると共に前記遠心ファン内で前記吸気部から略外周方向へと前記冷却風を導風するための壁面が形成されたシュラウド部と、前記複数の翼を前記冷却風の下流側で連結し前記吸気部から略外周方向へと導風する壁面が形成された主板とによって構成され、前記シュラウド部の外径は、前記主板の外径よりも大きくなるように構成するとともに、前記遠心ファンの内部の前記冷却風の風向の変化は、90度未満であることを特徴とした加熱調理器。
  2. シュラウド部から主板側にかけて翼の外径を、前記主板に近づくほど小さくなるように形成してなることを特徴とした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 遠心ファンは、後加工により切削され、前記遠心ファンには、加工上生じる前記遠心ファンの重量アンバランスを調整するための第一の凸部をさらに有することを特徴とした請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 第一の凸部は、遠心ファンに回転軸と略同心円状に設けられたことを特徴とした請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 第一の凸部は、遠心ファンのシュラウド部上に設けられたことを特徴とした請求項4に記載の加熱調理器。
  6. ファンケースには、第一の凸部に対向し回転軸と略同心円状に形成された第二の凸部を有することを特徴とした請求項5に記載の加熱調理器。
JP2009051717A 2009-03-05 2009-03-05 加熱調理器 Pending JP2010203715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051717A JP2010203715A (ja) 2009-03-05 2009-03-05 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051717A JP2010203715A (ja) 2009-03-05 2009-03-05 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010203715A true JP2010203715A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42965370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009051717A Pending JP2010203715A (ja) 2009-03-05 2009-03-05 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010203715A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103939626A (zh) * 2013-01-23 2014-07-23 波音公司 双闸门风扇空气调节阀
CN108731058A (zh) * 2018-05-31 2018-11-02 广东美的厨房电器制造有限公司 吸油烟机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163598A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Hitachi Ltd パイプファン
JP2005302407A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Hitachi Home & Life Solutions Inc 誘導加熱調理器
JP2009030587A (ja) * 2007-06-29 2009-02-12 Denso Corp 遠心式多翼ファン

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005163598A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Hitachi Ltd パイプファン
JP2005302407A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Hitachi Home & Life Solutions Inc 誘導加熱調理器
JP2009030587A (ja) * 2007-06-29 2009-02-12 Denso Corp 遠心式多翼ファン

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103939626A (zh) * 2013-01-23 2014-07-23 波音公司 双闸门风扇空气调节阀
CN103939626B (zh) * 2013-01-23 2019-04-05 波音公司 双闸门风扇空气调节阀
CN108731058A (zh) * 2018-05-31 2018-11-02 广东美的厨房电器制造有限公司 吸油烟机
CN108731058B (zh) * 2018-05-31 2024-04-30 广东美的厨房电器制造有限公司 吸油烟机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4853428B2 (ja) 加熱調理器
US6200093B1 (en) Sirocco fan
JP2009008297A (ja) 加熱調理器
JP5051155B2 (ja) 加熱調理器
JP2007311213A (ja) 誘導加熱調理器
JP2007234623A (ja) 電磁調理器
JP4922261B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2010203715A (ja) 加熱調理器
JP2011149328A (ja) 多翼遠心ファンおよびそれを用いた空気調和機
JP2005302407A (ja) 誘導加熱調理器
JP5169915B2 (ja) 加熱調理器
JP4171685B2 (ja) 電磁調理器
JP5076324B2 (ja) 遠心ファン
JP5045563B2 (ja) 加熱調理器
JP5035260B2 (ja) 組込み式加熱調理器
JP5071489B2 (ja) 電磁調理器
JP2013036402A (ja) 多翼送風機
JP4973286B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009104856A (ja) 誘導加熱調理器
JP5034550B2 (ja) 加熱調理器
JP5136397B2 (ja) 加熱調理器
CN219166206U (zh) 一种空气炸锅
JP2011099643A (ja) 加熱調理器
JP4384104B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN217118200U (zh) 一种空气炸锅

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100915

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20101013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121023