JP2007311213A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性または非磁性の金属鍋に対応した複数個の誘導加熱コイルを搭載した誘導加熱調理機において、前記複数個の誘導加熱コイルに対して冷却性能を高めるとともに、冷却ファンの騒音の低減を図った誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】本体2の上面に設けられたトッププレート1と、トッププレート1下方の本体2内に配置された複数個の加熱コイル3,4と、該複数個の加熱コイル3,4の駆動を制御する電子基板6,7,8と、加熱コイル3,4と電子基板6,7,8を冷却する複数個の吐出口11,12を有する冷却ファン5と、トッププレート1の後部側に設けられた冷却ファン5の吸気口15と冷却空気の排気口16を備えた誘導加熱調理器において、前記冷却ファン5の1つの吐出口11から吹き出された冷却空気を一方の加熱コイル3に吹き出すとともに、加熱コイル3の冷却流路の途中に分岐ガイド52を設けて他の加熱コイル4に冷却空気を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は誘導加熱調理器の誘導加熱コイルの冷却流路構造に関するものである。
誘導加熱調理器は、誘導加熱コイルに高周波電流を流して発生する磁力線が金属製の鍋を通過するときに鍋底に生じる渦電流によるジュール加熱を利用して加熱調理を行う装置である。
この誘導加熱調理器は、加熱時には鍋だけでなく、誘導加熱コイルや誘導加熱コイルを制御する電子基板などからも発熱が生じるため、ファンを用いて送風冷却が行われている。
従来の誘導加熱調理器の流路構造は、軸流ファンや多翼ファンを用いてトッププレートの吸気口から吸気した空気を電子基板に通風し、さらに誘導加熱コイルに通風するものである。
電子基板上は、回路損失の大きなIGBT等のパワー半導体素子等で構成した駆動素子を冷却風の上流側に配置し、他にトランジスタ,コンデンサ類,抵抗類などを備えた構造である。
そして、前記したファンにより電子基板上を冷却した空気は発熱部品の放熱により室温以上に暖められた温度に上昇し、この電子基板上を通過した風は本体内上部の右側及び左側に設置した誘導加熱コイルや液晶部品等の発熱部を冷却しながら排気口を通過して本体外部に排気される。
一般的に鉄製の磁性金属鍋に対応した誘導加熱コイルは、効率約90%と高いことから熱損失が小さく、省エネルギー効果が得られている。
一方、アルミ,銅製等の非磁性金属鍋は、誘導加熱コイルの加熱効率が約60%と低いことから、誘導加熱コイルの出力電力によって熱損失が磁性鍋の場合に比べ2〜4倍と高くなる。また、この非磁性鍋対応の誘導加熱調理器においては、基板を冷却して室温以上に温度上昇した冷却風を熱損失が大きく発熱量が高い非磁性金属鍋対応の加熱コイルに吹き付けても十分な冷却効果が得られない。
このことから、非磁性金属鍋対応の誘導加熱調理器は、冷却ファンからの冷却風が直接誘導加熱コイルを吹き付ける専用の冷却流路を形成し、冷却性能の向上を図っている。その流路構造の例として特許文献1及び2に開示された例がある。
特開2005−243535号公報 特開2003−77637号公報
近年、誘導加熱調理器は、調理時間の短縮などの要請から誘導加熱コイルをより高出力化する傾向にある。また、複数の調理品を同時に仕上げてすばやく調理できるようにしたり、2個以上の金属鍋を同時に扱えるように誘導加熱コイルの個数を増す傾向にある。さらに、鍋の種類は、高効率で加熱できる鉄製の磁性金属鍋だけでなく、ステンレス,アルミ,銅製の非磁性金属鍋でも使用できるようになってきている。
複数個の誘導加熱コイルの冷却構造として、前述した特許文献1,2に開示された例がある。
特許文献1に示すものは、冷却ファンから電子基板を冷却した基板通過風を複数個の加熱コイルに供給するか、もしくは、最大出力電力を要する誘導加熱コイルに対しては専用冷却ファンを設けている。
特許文献2に示すものは、冷却ファンと複数個の誘導加熱コイルを直接通気する専用風路を設けた冷却構造である。
しかしながら、実装密度が高い誘導加熱調理器では、特許文献1に示すように複数個もの冷却ファンを誘導加熱コイルの近傍に設置するだけの冷却空間の確保が難しいことや、複数個の冷却ファンを同時に起動した場合、動作音が大きくなり、誘導加熱調理器の騒音が増大してしまうと言った課題があった。
また、冷却ファンの吐出口近傍は、冷却ファンの羽根から押し出された冷却風の出口速度Cの流速が速いため、この冷却風が壁面などに衝突すると圧力損失ΔPlossを生じる。空気密度ρとして、この圧力損失は次の式1で表せることから、
Figure 2007311213
特許文献2に示すように冷却ファンの吐出部近傍に複数個の流路を設けると冷却風の出口速度Cの流速が速く、圧力損失が大きくなり、冷却ファンの性能を低下させてしまう。
また、流速の速い冷却風が壁面に衝突することで乱流騒音を生じ、流体騒音が大きくなるといった課題があった。
本発明は、前記した課題を解決するものであり、磁性または非磁性の金属鍋に対応した複数個の誘導加熱コイルを配置した誘導加熱調理器において、前記複数個の誘導加熱コイルの冷却性能を高めるとともに、流体騒音の低減も図った誘導加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1では、本体上面に設けられたトッププレートと、該トッププレート下方の本体内に配置された複数個の加熱コイルと、該複数個の加熱コイルの駆動を制御する電子基板と、加熱コイルと電子基板を冷却する複数個の吐出口を有する冷却ファンと、トッププレートの後部側に設けられた冷却ファンの吸気口と冷却空気の排気口を備えた誘導加熱調理器において、前記冷却ファンの1つの吐出口から吹き出された冷却空気を一方の加熱コイルに吹き出すとともに、該加熱コイルの冷却流路の途中に分岐路を設けて他の加熱コイルに冷却空気を供給するものである。
請求項2では、冷却ファンの吐出口から吹き出された冷却空気で電子基板を冷却したのち、該冷却風を複数個の加熱コイルに供給するために少なくとも1つ以上の流路を設けたものである。
請求項3では、冷却ファンの1つの吐出口から吹き出された冷却空気を、複数個の加熱コイルの中で最大出力電力が最小となる加熱コイルに供給するための流路を設けたものである。
請求項4では、複数個の加熱コイルの中で最大出力電力が最小となる加熱コイルは、電子基板を通過したのちの冷却風のみを供給する冷却流路で形成したものである。
請求項5では、冷却ファンから複数個の加熱コイルに直接冷却空気を供給する連通した流路を通して前記誘導加熱コイルに吹き付けられた冷却空気は、前記複数個の加熱コイルの上面とトッププレート間に供給する専用流路を通して流れるようにしたものである。
請求項6では、冷却ファンの吐出口から吹き出された冷却空気で基板を冷却したのちの冷却空気を、複数個の加熱コイルの下面に吹き出す流路構造としたものである。
本発明の請求項1によれば、複数(2個以上)の誘導加熱コイルに対して、冷却ファンの1つの吐出口から吹き出された冷却空気を、例えば本体内の右側に配置された誘導加熱コイルに供給する流路の途中に設置した分岐路により右側と左側の各誘導加熱コイルに分流する流路を形成したものである。
この構成によって、冷却ファンの羽根から押し出された出口速度Cは、吐出口近傍の出口速度C1、分岐流路近傍での出口速度C2とするとC1>C2の関係となり、誘導加熱コイル流路での圧力損失は前記式1と同様の式で示される
Figure 2007311213
であることから、吐出口の近傍に誘導加熱コイル専用流路を複数個設置した構造に比べて流路損失を低減することができる。
また、これにより、複数個の誘導加熱コイルに同時に冷却空気を供給する誘導加熱調理器において、冷却ファンの小型化,ファンモータ出力を低減することできる。
また、圧力損失の低減に伴い、流体騒音の低減効果も得られる。
請求項2によれば、電子基板を通過したのちの冷却風を複数個の誘導加熱コイルに供給するものであり、これによって、誘導加熱コイルの冷却性能が向上する。
請求項3によれば、最大出力電力が最小の誘導加熱コイルに限り、冷却ファンと連通する専用流路を形成したものであり、これにより、誘導加熱コイルに供給する流量調整が容易になるとともに、流路構造の簡素化が図れることから、誘導加熱コイルの仕様,配置等の自由度の高い誘導加熱調理器を構築できる。
請求項4によれば、最大出力電力が最小の誘導加熱コイルに限り、電子基板を通過したのちの冷却風のみで冷却する構成であり、これにより、冷却ファンの最大風量の低減が図れて流体騒音の低減効果が得られる。
請求項5によれば、複数個の誘導加熱コイルの上面に冷却空気を供給する冷却構造であり、これにより、誘導加熱コイル上面の冷却性能が向上する。
請求項6によれば、複数個の誘導加熱コイルの下面にも冷却空気を供給する冷却構造であり、これにより、複数個の誘導加熱コイルの上面と下面に冷却空気が供給され、冷却性能の向上が図れる。
また、非磁性金属鍋に対応した誘導加熱コイルのように熱損失が大きい場合においても、同様の効果が得られ、信頼性の高い誘導加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1,図2を参照して説明する。
本実施例は、二つの誘導加熱部と、1つのヒータ加熱部と、1つのロースターとを備えた誘導加熱調理器を例にとって説明する。
先ず、本実施例の誘導加熱調理器の全体構造について説明する。
図1は、本実施例の誘導加熱調理器において、トッププレート等を本体から取り外した状態の斜視図であり、図2は同右の誘導加熱部のほぼ中央で切断した側面断面図である。また図中の矢印は冷却風を表している。
トッププレート1は、耐熱ガラス製よりなり、本体2の上面開口部を塞ぐように設けられ、その上面に鍋などの負荷を載置する。
トッププレート1下部の本体2内には、右の誘導加熱部に対応した誘導加熱コイル3、左の誘導加熱部に対応した誘導加熱コイル4が配置されており、高周波電流が流れることにより磁力線を発生し、負荷である鍋を加熱する。
本体2内の後部側には、ターボファンを用いた冷却ファン5が設けられ、電子基板6,7,8や誘導加熱コイル3,4を冷却する。
また、冷却ファン5は、吸込口9を備えたシュラウド5aとハブ5b間に複数枚の羽根10を挟んだ構造をしており、吐出口11,12,ケーシング13a,ファンモータ14,ファンモータ架台13bで構成したファンケーシング13内に組み込まれている。
尚、上記本実施例では、3枚の電子基板6,7,8を上下に重ねた構造をしており、また、ファンケーシング13の吐出口11,12を二口とした場合を示しているが、電子基板は3枚に限定するものではない。また、ファンケーシング13の吐出口も2口に限定する必要はなく、用途に応じて複数個の設置ができる。
また、本実施例の冷却ファン5は、ターボファンを用いているが、シロッコファン等の遠心ファンや、軸流ファンを用いても良い。
トッププレート1後部の右側には吸気カバー15a、左側には排気カバー16aが設けられ、吸気カバー15aを通過して本体2の後部右側に開口した吸気口15から吸気された冷却風は、冷却ファン5の吸込口9に導かれ、ファンモータ14により駆動される後ろ向きの羽根10を持つ冷却ファン5によって運動量を与えられ、冷却ファン5内で90度流れの方向を偏向した後、ファンケーシング13内でさらに90度流れの方向を偏向し、吐出口12から電子基板6,7,8に供給され、さらに、吐出口11から誘導加熱コイル3,4に供給される。
冷却ファン5と電子基板6,7,8側、また、吸気口15側とはファンケーシング13により仕切られている。また、吸込口9と吐出口11,12の方向は、冷却ファン5の軸方向と一致する方向に配置される。
吸気口15は、前記したように本体2の後部右側に設けられ、本体2内部の冷却風の入口を構成する。また、吸気口15と冷却ファン5を連通する流路内部には水切り板24,遮蔽板25,排水口26を設けており、吸気口15から侵入した水を冷却ファン5の上流でせき止めて外部に排水する防水構造としている。
基板ケース28は、誘導加熱コイル3の下方に配置され、電子基板6,7,8とファンケーシング13を収納している。電子基板6,7,8は、右の誘導加熱コイル3と左の誘導加熱コイル4等を制御する。本体2内部を冷却した冷却風は、本体2の後部左側に開口した排気口16を通過してトッププレート1上の排気カバー16aを抜けて外部に排出される。
尚、本実施例に用いた電子基板6,7,8のうち、基板ケース28の最下層に配置した電子基板6は、主に右の誘導加熱コイル3の制御回路を搭載するものとし、中段に位置する電子基板7は、主に左の誘導加熱コイル4の制御回路を搭載するものとし、最上段に位置する電子基板8は、主に制御回路を駆動するための電源及び制御を行うマイクロコンピュータ等を搭載したもので構成している。
本体2の前面には操作部17を設けており、機器全体の電源スイッチや、誘導加熱コイル3,4およびラジエントヒータ21の出力調整ツマミなどを配置している。また、本体2の上面手前には、液晶パネル18を配置しており、誘導加熱部の出力を液晶で表示し、使用者に加熱出力の強さを伝達する。
ロースター19は、本体2の左下側に設けられ、ヒータ加熱式で、焼魚の調理などに用いられる。ロースター排気口20は排気口16に併設され、ロースター19から発生する油煙などを排出する出口である。
ラジエントヒータ21は、本体2内部の後方に設けられたヒータ加熱部であり、誘導加熱方式では加熱できない鍋,容器などでの調理時に用いられる。
以上の構成において、全体の動作を説明する。
鍋を右の誘導加熱部、すなわち右の誘導加熱コイル3上方のトッププレート1上に載置し、操作部17の電源スイッチをオンし、右の誘導加熱コイル3に対応した出力調整ツマミを好みの出力に調節する。
すると電子基板6,7,8は右の誘導加熱コイル3に高周波電流を流し、誘導加熱コイル3から磁力線を発生させ、鍋を加熱する。同時に、電子基板6,7,8は冷却ファン5を駆動する。
駆動されたファン5は、吸気口15から外気を吸気し、冷却風を電子基板6,7,8と誘導加熱コイル3,4に吹き付け、これを冷却する。その後、本体2の後部に設けられた排気口16から外気に排気される。
次に、本発明に係る誘導加熱コイル3,4の冷却に係る流路構造の実施例の詳細について説明する。
本発明の第一の実施例について、前記した図1,図2の他に図3,図4を参照して説明する。
図3は本発明の誘導加熱調理器において、トッププレート1の一部を透過した上面図である。図4は本発明の誘導加熱調理器において、右の誘導加熱部3aをほぼ中央で切断した誘導加熱部近傍の側面断面図である。また図中の矢印は冷却風を表している。
ダクト50は、冷却ファン5の吐出口11と誘導加熱コイル3を連通する流路であり、誘導加熱コイル3を支持する通気口カバー51と結合している。
分岐ガイド52は、ダクト50の流路途中に設置してあり、左側の誘導加熱コイル4と冷却ファン5の吐出口11を連通する流路を形成する。
ダクト53は、通気口カバー51と左側の誘導加熱コイル4を連結する流路であり、誘導加熱コイル4を支持する通気口カバー54と結合しており、冷却ファン5の吐出口11と誘導加熱コイル4を連通する流路を形成する。
通気口22は、誘導加熱コイル3を支持する通気口カバー51に設けられた開口であり、誘導加熱コイル3の下方近傍に設けられている。また、通気口23は、通気口カバー
51の中央に設けられ、冷却ファン5の吐出口11から吹き出した冷却風を直接誘導加熱コイル3に吹き付けるためのものである。
通気口55は、誘導加熱コイル4を支持する通気口カバー54に設けられた開口であり、誘導加熱コイル4の下方近傍に設けられる。また、通気口56は、通気口カバー54の中央に設けられ、冷却ファン5の吐出口11から吹き出した冷却風を直接誘導加熱コイル4に吹き付けるためのものである。
通気口57は、誘導加熱コイル3近傍の基板ケース28上に設けた開口である。ダクト58は、通気口57と通気口カバー54を連通する流路である。
誘導加熱コイル3は、図4に示すように、コイル3aをコイルベース3b上に載置しており、コイルベース3bの中央部には通気口3cが開口した構造である。また、コイル
3aとトッププレート1の間には所定の隙間が設けられており冷却風の通風路が確保された構造となっている。誘導加熱コイル4においても基本構造は誘導加熱コイル3と同じであり、詳細説明は省略する。
以上の構成からなる誘導加熱コイル3,4を冷却する冷却空気の流れについて説明する。
冷却ファン5の駆動により、吸気口15から吸込んだ冷却風は、吐出口11を通してダクト50と通気口カバー51を通過し、通気口23から誘導加熱コイル3の通気口3cを通り抜けてトッププレート1に吹き付けられ、コイル3aの上面を放射状に流れながら冷却する。
一方、吐出口11から供給される冷却風の一部は、分岐ガイド52に仕切られて左側の誘導加熱コイル4の方向に流れが偏向され、ダクト53に供給される。その後、冷却風は、ダクト53を通過して左側の通気口カバー54の通気口56に供給され、誘導加熱コイル4の通気口4aを通してトッププレート1に吹き付けられ、誘導加熱コイル4の上面を放射状に流れながら冷却する。
また、前記とは別に吐出口12を通じて電子基板6,7,8側に吹き出された冷却風は、電子基板6,7,8を冷却した後、上方に向かい、通気口22及び通気口57に流入する。そして、通気口22に流入した冷却風は誘導加熱コイル3の下面に吹き出され、これを冷却する。
一方、通気口57を通じてダクト58から左側の通気口カバー54に供給された冷却風は、通気口55を通して誘導加熱コイル4の下面に吹き出され、これを冷却する。誘導加熱コイル3,4の上面と下面を通過した冷却空気は、その後、本体2の後部に設けられた排気口16から外気に排気される。
以上のように、本体2内の左右に配置した誘導加熱コイル3,4の上面と下面に冷却風を吹き付けることにより、加熱効率が低く、熱損失が大きい非磁性金属鍋に対応した誘導加熱コイル3,4を左右に搭載した誘導加熱調理器において、十分な冷却効果が得られる流路構造を形成することができる。
また、これにより、信頼性が高く、2個の非磁性金属鍋対応の誘導加熱コイルを搭載した誘導加熱調理器を提供することができる。
また、冷却ファン5の吐出口11を通じて左右の誘導加熱コイル3,4に供給する分岐ガイド52を吐出口11から所定の距離(10mm以上が望ましい)を隔てて設置することにより、ダクト50を通過する冷却空気の圧力損失を低減することができ、冷却ファン5の小型化や、ファンモータ14の出力を低減することができる。また、冷却ファン5の吐出口近傍で生じる流体騒音の低減効果も得ることができる。
また、本実施例では、右側の通気口カバー51と左側の通気口カバー54に複数個の通気口22,通気口55を開口した構造としているが、後記実施例4で示す通気口カバー
90のような形状でも同様の効果を得ることができる。
本発明の第二の実施例を図5を参照して説明する。
図5は、本発明の誘導加熱調理器において、トッププレート1の一部を透過した上面図である。また図中の矢印は冷却風を示している。
本実施例では、誘導加熱コイルを本体2の前面側左右に夫々1個ずつ、後部側中央に1個配置した合計3口の誘導加熱調理器を例にとって説明する。
本体2の後部側中央に配置した誘導加熱コイル70(本実施例では図示しない。図7参照)は、通気口カバー61で支持されており、ダクト60を通じて通気口カバー51と連通している。通気口62は、通気口カバー61の中心部に開口しており、冷却ファン5の吐出口11と連通した流路を形成している。通気口63は、通気口カバー61に複数個設けられた開口である。通気口64は、基板ケース28の上面に設けられた通気口であり、ダクト65を通して通気口63と連通する流路構造を形成している。
以上の構成からなる誘導加熱コイル3,4,70を冷却する冷却空気の流れについて説明する。
冷却ファン5の駆動により、吸気口15から吸込んだ冷却風が吐出口11を通じてダクト50を流れる過程において、分岐ガイド52により冷却風の流れが左側の誘導加熱コイル4の方向に偏向され、ダクト53とダクト60の入口に供給される。ダクト60を通り、通気口62に供給された冷却風は、誘導加熱コイル70とトッププレート1間に吹き付けられ、誘導加熱コイル70の上面を冷却する。一方、吐出口12を通して電子基板6,7,8を冷却した冷却風は上方に向かい、通気口22,通気口57及び通気口64を通る。通気口64を通してダクト65から供給された冷却風は、通気口63を通して誘導加熱コイル70の下面に吹き出され、これを冷却する。誘導加熱コイル3,4の冷却風の流れは実施例1と同様である。
以上の冷却風の流れにより、3個の誘導加熱コイル3,4,70の上面と下面に同時に冷却風を供給して冷却効果を付与することができ、これによって、3個の誘導加熱コイル3,4,70を同時通電できる誘導加熱調理器を提供することができる。
また、後部側の誘導加熱コイル70においても本実施例の冷却構造によって十分な冷却効果を得られることから、熱損失の高い非磁性金属鍋に対応した誘導加熱コイルの配置にも対応できる。
また、本実施例においては、3個の誘導加熱コイル3,4,70を配置した構造に関して述べているが、3個の誘導加熱コイルとラジエントヒータ21を配置した構造においても本実施例と同様の効果が得られる。
本発明の第三の実施例を図6,図7を参照して説明する。
図6は本発明の誘導加熱調理器において、トッププレート1の一部を透過した上面図である。図7は本発明の誘導加熱調理器において、トッププレート1等を本体2から取り外し、多段に重ねて配置した電子基板6,7,8と冷却ファン5の実装を示した分解傾斜図である。また図中の矢印は冷却風を表している。
本実施例では、誘導加熱コイル3,4を本体2の前面側右左に夫々1個ずつ、後部側中央に誘導加熱コイル70を1個配置した誘導加熱調理を例にとって説明する。
本体2の後部側中央に配置した誘導加熱コイル70は、通気口カバー80で支持されており、基板ケース28上に設けた通気口82を通してダクト81と通気口カバー80に開口した複数個の通気口83で連通する流路を形成している。
吐出口84は、ファンケース13のモータ取り付け架台13bに設けた誘導加熱コイル
70と連通する開口部である。通気口85は、誘導加熱コイル70の通気口70aと吐出口84と連通する開口部である。誘導加熱コイル3,4の冷却流路構造は、本実施例1,2と同様である。
以上の構成からなる誘導加熱コイル3,4,70を冷却する冷却空気の流れについて説明する。
冷却ファン5の駆動により吸気口15から吸込んだ冷却風は、吐出口84から通気口カバー80の通気口85を通して誘導加熱コイル70とトッププレート1の間に吹き付けられ、誘導加熱コイル70の上面を冷却する。
一方、吐出口12を通して電子基板6,7,8を冷却した冷却風は、上方に向かい、通気口22,通気口57及び通気口82を通る。通気口82を通してダクト81から供給された冷却風は、通気口83を通して誘導加熱コイル70の下面に吹き出され、これを冷却する。誘導加熱コイル3,4の冷却風の流れは実施例1と同様である。
以上の冷却風の流れにより、後部側中央の誘導加熱コイル70の風量制御を吐出口84の開口面積により容易に調整できる。これにより、加熱コイルの出力や配置の設定幅が増すことから、誘導加熱調理器の設計の自由度が高まる。
本発明の第四の実施例を図8,図9を参照して説明する。
図8は本発明の誘導加熱調理器において、トッププレート1の一部を透過した上面図である。図9は本発明の誘導加熱調理器において、後部の誘導加熱部のほぼ中央で切断した誘導加熱部近傍の側面断面図である。また、図中の矢印は冷却風を表している。
本実施例では、誘導加熱コイル3,4を本体2の前面側右左に夫々1個ずつ、後部側中央に誘導加熱コイル70を1個配置した誘導加熱調理を例にとって説明する。
本体2の後部側中央に配置した誘導加熱コイル70(図示せず)は、開口部を設けた通気口カバー90で支持されており、基板ケース28上に設けた通気口91を通してダクト92と通気口カバー90とが連通する流路を形成している。誘導加熱コイル3,4の冷却流路構造は、本実施例1,2と同様である。
以上の構成からなる誘導加熱コイル3,4,70を冷却する冷却空気の流れについて説明する。
冷却ファン5の駆動により、吸気口15から吸込んだ冷却風は、吐出口12を通して電子基板6,7,8を冷却した後、上方に向かい、通気口22,通気口57及び通気口91を通る。通気口91を通してダクト92から供給された冷却風は、通気口カバー90の開口を通して誘導加熱コイル70の上面や下面に吹き出され、これを冷却する。誘導加熱コイル3,4の冷却風の流れは実施例1と同様である。
以上のように、誘導加熱コイル70の出力が誘導加熱コイル3,4に比べて小さい場合において、本実施例の冷却流路構成により十分な冷却風量を後部側中央の誘導加熱コイル70に吹き付け、冷却効果を付与することができる。これにより、3口の誘導加熱コイル3,4,70を配置した誘導加熱調理器を提供することができる。
本発明の一実施例の誘導加熱調理器において、トッププレートを本体から取り外した状態の外観傾斜図である。 同誘導加熱調理器において、右の誘導加熱部のほぼ中央で切断した側面断面図である。 同第一の実施例の誘導加熱調理器において、トッププレートの一部を透過した上面図である。 同誘導加熱調理器において、右の誘導加熱部のほぼ中央で切断した誘導加熱部近傍の側面断面図である。 同第二の実施例の誘導加熱調理器において、トッププレートの一部を透過した上面図である。 同第三の実施例の誘導加熱調理器において、トッププレートの一部を透過した上面図である。 同誘導加熱調理器において、トッププレート等を本体から取り外し、多段に重ねて配置した電子基板とファンの実装を示した分解傾斜図である。 同第四の実施例の誘導加熱調理器において、トッププレートの一部を透過した上面図である。 同誘導加熱調理器において、後部の誘導加熱部のほぼ中央で切断した誘導加熱部近傍の側面断面図である。
符号の説明
1…トッププレート、2…本体、3,4,70…誘導加熱コイル、5…冷却ファン、6,7,8…電子基板、9…吸込口、10…羽根、11,12,84…吐出口、15…吸気口、16…排気口、19…ロースター、21…ラジエントヒータ、22,23,55,
56,57,62,63,64,82,83,85,91…通気口、28…基板ケース、50,53,58,60,65,81,92…ダクト、51,54,61,80,90…通気口カバー、52…分岐ガイド。

Claims (6)

  1. 本体上面に設けられたトッププレートと、該トッププレート下方の本体内に配置された複数個の加熱コイルと、該複数個の加熱コイルの駆動を制御する電子基板と、加熱コイルと電子基板を冷却する複数個の吐出口を有する冷却ファンと、トッププレートの後部側に設けられた冷却ファンの吸気口と冷却空気の排気口とを備えた誘導加熱調理器において、前記冷却ファンの1つの吐出口から吹き出された冷却空気を一方の加熱コイルに吹き出すとともに、該加熱コイルの冷却流路の途中に分岐路を設けて他の加熱コイルに冷却空気を供給することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 冷却ファンの吐出口から吹き出された冷却空気で電子基板を冷却したのち、該冷却風を複数個の加熱コイルに供給するために少なくとも1つ以上の流路を設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 冷却ファンの1つの吐出口から吹き出された冷却空気を、複数個の加熱コイルの中で最大出力電力が最小となる加熱コイルに供給するための流路を設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. 複数個の加熱コイルの中で最大出力電力が最小となる加熱コイルは、電子基板を通過したのちの冷却風のみを供給する冷却流路で形成したことを特徴とする請求項1ないし2記載の誘導加熱調理器。
  5. 冷却ファンから複数個の加熱コイルに直接冷却空気を供給する連通した流路を通して前記誘導加熱コイルに吹き付けられた冷却空気は、前記複数個の加熱コイルの上面とトッププレート間に供給する専用流路を通して流れることを特徴とする請求項1ないし4記載の誘導加熱調理器。
  6. 冷却ファンの吐出口から吹き出された冷却空気で基板を冷却したのちの冷却空気を、複数個の加熱コイルの下面に吹き出す流路構造としたことを特徴とする請求項1ないし5記載の誘導加熱調理器。
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