JP2010202381A - 給紙装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱や騒音の発生が少なく、給紙時に確実に給紙トレイをロックでき、給紙動作中の給紙トレイの引出しを防止できる給紙装置を提供する。
【解決手段】給紙トレイ10内の記録媒体Pの最上紙が搬送されるのに応じて、給紙トレイストッパ14の用紙突当部14bに記録媒体Pの先端が突き当たることで退避位置から給紙トレイストッパ14が支点14cを中心に回転移動する。給紙トレイストッパ14が禁止位置へ来たときに、給紙トレイ6の側壁に設けられた係合部15に爪部14aと係合する。係合部15は、給紙トレイストッパ14の爪部材14aと係合する溝を持つ。記録媒体の後端が用紙突当部14bを抜け切るまでは、給紙トレイストッパ14は禁止位置にあり続けるため、給紙ローラ11が記録媒体Pを搬送する給紙動作中は、ロック機構13による給紙トレイ10の脱着が禁止される。
【選択図】図2
【解決手段】給紙トレイ10内の記録媒体Pの最上紙が搬送されるのに応じて、給紙トレイストッパ14の用紙突当部14bに記録媒体Pの先端が突き当たることで退避位置から給紙トレイストッパ14が支点14cを中心に回転移動する。給紙トレイストッパ14が禁止位置へ来たときに、給紙トレイ6の側壁に設けられた係合部15に爪部14aと係合する。係合部15は、給紙トレイストッパ14の爪部材14aと係合する溝を持つ。記録媒体の後端が用紙突当部14bを抜け切るまでは、給紙トレイストッパ14は禁止位置にあり続けるため、給紙ローラ11が記録媒体Pを搬送する給紙動作中は、ロック機構13による給紙トレイ10の脱着が禁止される。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録媒体を1枚ずつ分離して給送する記録媒体の給紙装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
従来より電子写真複写機、プリンタ等の画像形成装置では、装置本体に給紙トレイを複数個、上下に重ねて配置し、脱着可能な給紙トレイよりそれぞれ給紙可能にすることが広く行われている。このような給紙トレイは装置本体に着脱可能に設けていることから、給紙中に操作者が誤って給紙トレイを引出してしまったり、機械の振動等により不本意に給紙トレイが出てくる恐れがある。万一、給紙中に給紙トレイが装置本体の所定の位置から引出された場合、給紙中の用紙が装置本体と給紙トレイによって引き裂かれる、トレイ内に設けた搬送ガイドの位置が変わりジャムが発生する等の問題が発生する。
上記の問題を解決するために、例えば、特許文献1〜4のような技術が知られている。
特許文献1では、上下に複数の給紙トレイを設けた画像形成装置において、前記複数個の給紙トレイを同時にロックできるロック機構を設けた事を特徴とする画像形成装置。前記ロック機構は、本体側に設けたモータを駆動源とし、ロック爪をモータの回転運動をラック機構を介して直線軌道上に変換し、本体側ロック爪を給紙トレイ側のロック穴に挿入させることで行なう(ただし、ロック爪とロック穴は定義選択可能)というものである。
また特許文献2では、画像形成装置に設けた上下複数個の給紙トレイのロック機構を、下段の給紙トレイのロック動作に連動して、上段の給紙トレイのロックも行なう事を特徴とする画像形成装置であり、ロック機構は、給紙トレイ側面に設けられが係合部と、ソレノイドとフック爪から構成されるロック爪からなる、というものである。
また特許文献3では、画像形成装置に着脱自在に設けた給紙トレイのロック機構を、トレイおよび本体に設けたラック/ピニオンからなるロック手段と、クラッチおよびソレノイドからなるロック作動手段とによって構成した、というものである。
さらに特許文献4では、装置本体に着脱可能で、所定の装着位置に装着された給紙トレイの奥側又は手前側の壁に上方に向って突設された掛止部を設け、これに係合可能な位置に給紙ローラ軸に、弓形給紙コロと欠円部の位相を一致させて、同軸に弓形の給紙トレイストッパを設け、給紙時には給紙トレイストッパの円弧部を掛止部に係合させて給紙トレイをロックし、待機時には円弧部が掛止部3より外れることによりロックを解除できる、というものである。
特許文献1では、上下に複数の給紙トレイを設けた画像形成装置において、前記複数個の給紙トレイを同時にロックできるロック機構を設けた事を特徴とする画像形成装置。前記ロック機構は、本体側に設けたモータを駆動源とし、ロック爪をモータの回転運動をラック機構を介して直線軌道上に変換し、本体側ロック爪を給紙トレイ側のロック穴に挿入させることで行なう(ただし、ロック爪とロック穴は定義選択可能)というものである。
また特許文献2では、画像形成装置に設けた上下複数個の給紙トレイのロック機構を、下段の給紙トレイのロック動作に連動して、上段の給紙トレイのロックも行なう事を特徴とする画像形成装置であり、ロック機構は、給紙トレイ側面に設けられが係合部と、ソレノイドとフック爪から構成されるロック爪からなる、というものである。
また特許文献3では、画像形成装置に着脱自在に設けた給紙トレイのロック機構を、トレイおよび本体に設けたラック/ピニオンからなるロック手段と、クラッチおよびソレノイドからなるロック作動手段とによって構成した、というものである。
さらに特許文献4では、装置本体に着脱可能で、所定の装着位置に装着された給紙トレイの奥側又は手前側の壁に上方に向って突設された掛止部を設け、これに係合可能な位置に給紙ローラ軸に、弓形給紙コロと欠円部の位相を一致させて、同軸に弓形の給紙トレイストッパを設け、給紙時には給紙トレイストッパの円弧部を掛止部に係合させて給紙トレイをロックし、待機時には円弧部が掛止部3より外れることによりロックを解除できる、というものである。
しかしながら、上述した特許文献1〜4にはそれぞれ以下に示す問題点がある。
特許文献1〜3に開示されている発明では、給紙トレイのロック機構を作動させるためにクラッチ、ソレノイド、モータといった各種電気部品を用いているため、特に連続印刷をする場合、それらの電気部品は連続デューティー使用することになり、熱や電気部品の動作音に起因した騒音の発生が懸念される。近年、オフィスでは、環境保全やオフィスアメニティ(オフィスの快適性)の見地から、熱の発生を極力押えると共に、静音化が求められているので、上述のような給紙トレイのロック方法は、必ずしも適当とはいえない。
特許文献1〜3に開示されている発明では、給紙トレイのロック機構を作動させるためにクラッチ、ソレノイド、モータといった各種電気部品を用いているため、特に連続印刷をする場合、それらの電気部品は連続デューティー使用することになり、熱や電気部品の動作音に起因した騒音の発生が懸念される。近年、オフィスでは、環境保全やオフィスアメニティ(オフィスの快適性)の見地から、熱の発生を極力押えると共に、静音化が求められているので、上述のような給紙トレイのロック方法は、必ずしも適当とはいえない。
また、特許文献4に開示されている発明では、ロック機構として各種電気部品を用いない方法を提示しているが、本文献の構成では、給紙ローラの給紙面が記録媒体に当接している時のみしかロックが働かないため、記録媒体が給紙トレイ内を完全に通過するまでの間に、ロックが働かない場合がレイアウトによっては存在し、最悪の場合(給紙ローラの給紙面に記録媒体が当接していないが、記録媒体は給紙トレイ内を通過している場合)には、給紙トレイを引き出すことで記録媒体が泣き別れしてしまうジャムが発生する恐れがある。よって、この特許文献の構成では、ロック機構としての機能に不十分な点があると考えられる。
そこで本発明は上記従来の問題点にかんがみ、熱や騒音の発生が少なく、給紙時に確実に装置内所定の位置に給紙トレイをロックすることができ、給紙動作中の給紙トレイの引出しを防止できる給紙装置と、これを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の給紙装置のうち請求項1に係るものは、記録媒体を収納し、装置本体の所定の位置に着脱可能に設けられた給紙トレイと、前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイが所定の位置にある時に、前記給紙トレイに収納した記録媒体を給紙する給紙ローラと、該給紙ローラから見て記録媒体搬送方向下流側に設けた搬送ローラ対と、前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイの給紙動作時における抜き差しを禁止するロック機構とを有する画像形成装置の給紙装置において、前記ロック機構は、前記記録媒体を搬送する前記給紙ローラと前記搬送ローラ対間の搬送路中に設けられた用紙突当部と、該用紙突当部に前記記録媒体が突当ることで回転動作し、前記給紙トレイの抜き差しを禁止する禁止位置へと移動する爪部とからなる給紙トレイストッパと、前記給紙トレイに設けられ、前記給紙トレイストッパが前記禁止位置へ移動した時に、前記給紙トレイストッパと係合する係合部と、前記給紙トレイストッパを前記禁止位置から所定の位置へと退避させる戻し機構とからなることを特徴とする。
請求項2に係るものは、請求項1記載の給紙装置において、前記戻し機構は、前記給紙トレイストッパを所定の位置へと退避させる方向へ付勢する弾性部材を備えることを特徴とする。
請求項3に係るものは、請求項1または2記載の給紙装置において、前記給紙トレイストッパ中の前記用紙突当部を、前記給紙ローラから搬送された記録媒体が通る搬送路と、別の給紙部より搬送された記録媒体が通る搬送路とが合流する地点よりも前記記録媒体の搬送方向下流に設けたことを特徴とする。
請求項4に係るものは、記録媒体を収納し、装置本体の所定の位置に着脱可能に設けられた給紙トレイと、前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイが所定の位置にある時に前記記録媒体を給紙する給紙ローラと、該給紙ローラから見て記録媒体搬送方向下流に設けた搬送ローラ対と、前記給紙トレイに設けられ、該給紙トレイの給紙動作時における抜き差しを禁止するロック機構とを有する画像形成装置の給紙装置において、前記ロック機構は、前記記録媒体を搬送する該給紙ローラと前記搬送ローラ対間の搬送路中に設けられた用紙突当部と、該用紙突当部に前記記録媒体が突当ることで回転動作し、前記給紙トレイの抜き差しを禁止する禁止位置へと移動する爪部とからなる給紙トレイストッパと、前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイストッパが前記禁止位置へ移動した時に、前記給紙トレイストッパと係合する係合部と、前記給紙トレイストッパを前記禁止位置から所定の位置へと退避させる戻し機構とからなることを特徴とする。
請求項5に係るものは、請求項4記載の給紙装置において、前記戻し機構は、前記給紙トレイストッパを所定の位置へと退避させる方向へ付勢する弾性部材を備えることを特徴とする。
請求項6に係るものは、請求項4または5記載の給紙装置において、前記給紙トレイストッパ中の前記用紙突当部を、前記給紙ローラから搬送された記録媒体が通る搬送路と、別の給紙部より搬送された記録媒体が通る搬送路とが合流する地点よりも前記記録媒体の搬送方向下流に設けたことを特徴とする。
請求項7に係る画像形成装置は、前記請求項1〜6のいずれかに記載の給紙装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、比較的簡易な構成で、給紙トレイからの給紙動作中は、給紙トレイの装置本体への着脱を確実に禁止することができる。
本発明に係る給紙装置では、用紙突当部に記録媒体が突当ることで回転動作して動作禁止位置へと移動する爪部を備え、給紙トレイまたは装置本体に設けられ、給紙トレイストッパが動作禁止位置に移動した時に給紙トレイストッパと係合する係合部と、給紙トレイストッパを禁止位置から所定の位置へと退避させる戻し機構を備えるという、比較的簡易な構成で、給紙トレイからの給紙動作中は、給紙トレイの装置本体への着脱を確実に禁止するものである。また本発明に係る画像形成装置は、上述の給紙装置を備えるものである。
以下本発明の実施例を、図面を参照して説明する。なお本発明は図示の画像形成装置への実施には限定されず、画像形成を行う種々の装置に適用可能である。
図1〜図6にて、本発明に用いた給紙装置の実施例1について詳細に説明する。
まず図1により一般的な画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は画像形成装置へと送られた画像情報に基づいた露光光を感光体ドラム4上に照射する露光部、3は感光体ドラム4上にトナー像(画像)を形成し、感光体ドラム4上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する作像部、5は感光体ドラム4上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、6および7は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙装置、8は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、9は画像が転写された記録媒体Pを排出する排紙部を示す。
まず図1により一般的な画像形成装置全体の構成・動作について説明する。図1において、1は画像形成装置としての複写機の装置本体、2は画像形成装置へと送られた画像情報に基づいた露光光を感光体ドラム4上に照射する露光部、3は感光体ドラム4上にトナー像(画像)を形成し、感光体ドラム4上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する作像部、5は感光体ドラム4上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、6および7は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙装置、8は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、9は画像が転写された記録媒体Pを排出する排紙部を示す。
図1の画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明すると、まず画像形成装置に送られた電気信号が、露光部2(書込部)に送信される。そして、露光部2からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光が、作像部3の感光体ドラム4上に向けて発せられる。一方、作像部3において、感光体ドラム4は図中の時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム4上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム4上に形成された画像は、転写部5で、レジストローラにより搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部5に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。まず、画像形成装置本体1の複数の給紙装置6、7のうち、1つの給紙装置が自動又は手動で選択される(例えば、給紙装置6が選択されたものとする。)。そして、給紙装置6に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラの位置に達する。そして、レジストローラの位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム4上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部5に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着部8に達する。定着部8に達した記録媒体Pは、定着ローラからの熱とニップ圧とによって画像が定着される。画像が定着された記録媒体Pは、定着部8から送出された後に、排紙部9によって画像形成装置本体1から排出される。こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2〜図4にて、本発明の給紙装置6の特徴的な構成・動作について詳述する。
図2および図3は給紙トレイ10の抜き差し方向奥側(マシン後方)からの断面図であり、また図4は給紙トレイ10の抜き差し方向奥側(マシン後方)からの斜視図を示す。これらの図において、図2および3では給紙トレイ10は紙面に対し直角方向に抜き差しされ、図4においては給紙トレイ10は図中矢印C方向に抜き差しされる。
図2および図3は給紙トレイ10の抜き差し方向奥側(マシン後方)からの断面図であり、また図4は給紙トレイ10の抜き差し方向奥側(マシン後方)からの斜視図を示す。これらの図において、図2および3では給紙トレイ10は紙面に対し直角方向に抜き差しされ、図4においては給紙トレイ10は図中矢印C方向に抜き差しされる。
本実施例の給紙装置の基本的な構成は、以下の通りである。
記録媒体Pを収納し画像形成装置本体に対して着脱可能に設けられた給紙トレイ10、給紙トレイ上にある記録媒体Pを給紙する給紙ローラ11、給紙ローラによって給紙された記録媒体Pを分離する分離部30、給紙ローラ11によって搬送された記録媒体Pを順次搬送する搬送ローラ対12、給紙トレイの給紙時における抜き差しを禁止するロック機構13とからなる。さらにロック機構13は、装置本体に設けられ、給紙トレイ10から搬送された記録媒体が突き当たることで禁止位置へと移動する給紙トレイストッパ14、給紙トレイストッパ14が禁止位置へと移動した際に給紙トレイストッパ14と係合する係合部15、給紙トレイストッパ14を所定の位置へと退避させるための戻し機構16とからなる。なお図2、3に示すように、給紙トレイストッパ14は給紙ローラ11と搬送ローラ対12間の搬送路中に設けられた用紙突当部14bと、係合部15と係合する爪部材14aからなる。
記録媒体Pを収納し画像形成装置本体に対して着脱可能に設けられた給紙トレイ10、給紙トレイ上にある記録媒体Pを給紙する給紙ローラ11、給紙ローラによって給紙された記録媒体Pを分離する分離部30、給紙ローラ11によって搬送された記録媒体Pを順次搬送する搬送ローラ対12、給紙トレイの給紙時における抜き差しを禁止するロック機構13とからなる。さらにロック機構13は、装置本体に設けられ、給紙トレイ10から搬送された記録媒体が突き当たることで禁止位置へと移動する給紙トレイストッパ14、給紙トレイストッパ14が禁止位置へと移動した際に給紙トレイストッパ14と係合する係合部15、給紙トレイストッパ14を所定の位置へと退避させるための戻し機構16とからなる。なお図2、3に示すように、給紙トレイストッパ14は給紙ローラ11と搬送ローラ対12間の搬送路中に設けられた用紙突当部14bと、係合部15と係合する爪部材14aからなる。
次に本給紙装置6の基本的な動作について説明する。まず給紙トレイ10が画像形成装置本体1の所定の位置へと装着されると、図示しない給紙トレイ検知センサが給紙トレイ10が所定の位置に来たことを検知する。その後、操作者によって、図示しない入力装置もしくはパソコン等を解して、印刷開始信号が画像形成装置に送られてくる。
その後に給紙開始するが、それには、図示しない給紙用モータおよび搬送用モータを駆動し、それぞれのモータと同時もしくは多少時間をおいてから、図示しない給紙電磁クラッチおよび搬送電磁クラッチをONとする。すると、給紙ローラ11および搬送ローラ対12が図中A方向に回転し、記録媒体Pが搬送される。そして、分離部30において1枚ずつ分離され、最上紙の記録媒体Pのみが搬送される。
それに応じて、給紙トレイストッパ14の用紙突当部14bに記録媒体Pの先端が突き当たることで退避位置(図2における位置)から図中B方向に、給紙トレイストッパ14が支点14cを中心に回転移動する。そして、給紙トレイストッパ14が禁止位置(図3における位置)へ来たときに、給紙トレイ6の側壁に設けられた係合部15に爪部14aと係合する。係合部15は図4に示すように、給紙トレイストッパ14の爪部材14aと係合するような溝をもっており、この溝に爪部材14aが係合する。この後、記録媒体の後端が用紙突当部14bを抜け切るまでは、給紙トレイストッパ14は禁止位置にあり続ける。以上のような構成により、給紙ローラ11が記録媒体Pを搬送する給紙動作中は、ロック機構13による給紙トレイ10の脱着が禁止されることになる。その後、記録媒体Pが搬送され、記録媒体Pの後端が用紙突当部14bを通過すると、給紙トレイストッパ14は戻し機構16により、禁止位置から所定の位置まで退避する。
さらに、記録媒体Pの後端が搬送ローラ対12のニップ近傍を通過した時に給紙電磁クラッチおよび搬送電磁クラッチをOFFする。この時、次頁の給紙スタートがあれば、所定の時間が再び給紙電磁クラッチおよび搬送電磁クラッチをONし、記録媒体Pを再び搬送開始する。次頁の給紙スタートが無い場合は、給紙用モータおよび搬送用モータを停止し、一連の印刷ジョブが終了することとなる。
なお、図5に示すように、複数個の給紙トレイ20a、20bを備えているような場合に、用紙突当部を、給紙トレイ20aから搬送ローラ対12へと記録媒体が搬送される搬送路と、別の給紙部(この図では給紙トレイ20b)から搬送ローラ対12へと記録媒体が搬送される搬送路とが合流する地点Dよりも搬送方向下流に設ける。そうすることで、給紙トレイ20aから給紙している時だけでなく、給紙トレイ20bから給紙している時にも、給紙トレイ20aの脱着を禁止することができる。
なお、図6に示すように、給紙トレイ40に給紙トレイストッパ41と戻し機構42を持たせ、装置本体側に係合部43を持たせても、本発明のロック機構としては、何ら問題はない。
1:複写機の装置本体
2:露光部
3:作像部
4:感光体ドラム
5:転写部
6、7:給紙装置
8:定着部
9:排紙部
10:給紙トレイ
11:給紙ローラ
12:搬送ローラ対
13:ロック機構
14:給紙トレイストッパ
14a:爪部材
14b:用紙突当部
14c:支点
15:係合部
16:戻し機構
20a、20b:給紙トレイ
30:分離部
40:給紙トレイ
41:給紙トレイストッパ
42:戻し機構
43:係合部
P:記録媒体
2:露光部
3:作像部
4:感光体ドラム
5:転写部
6、7:給紙装置
8:定着部
9:排紙部
10:給紙トレイ
11:給紙ローラ
12:搬送ローラ対
13:ロック機構
14:給紙トレイストッパ
14a:爪部材
14b:用紙突当部
14c:支点
15:係合部
16:戻し機構
20a、20b:給紙トレイ
30:分離部
40:給紙トレイ
41:給紙トレイストッパ
42:戻し機構
43:係合部
P:記録媒体
Claims (7)
- (請求項1)
記録媒体を収納し、装置本体の所定の位置に着脱可能に設けられた給紙トレイと、
前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイが所定の位置にある時に、前記給紙トレイに収納した記録媒体を給紙する給紙ローラと、
該給紙ローラから見て記録媒体搬送方向下流側に設けた搬送ローラ対と、
前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイの給紙動作時における抜き差しを禁止するロック機構と、
を有する画像形成装置の給紙装置において、
前記ロック機構は、
前記記録媒体を搬送する前記給紙ローラと前記搬送ローラ対間の搬送路中に設けられた用紙突当部と、該用紙突当部に前記記録媒体が突当ることで回転動作し、前記給紙トレイの抜き差しを禁止する禁止位置へと移動する爪部とからなる給紙トレイストッパと、
前記給紙トレイに設けられ、前記給紙トレイストッパが前記禁止位置へ移動した時に、前記給紙トレイストッパと係合する係合部と、
前記給紙トレイストッパを前記禁止位置から所定の位置へと退避させる戻し機構とからなる、
ことを特徴とする給紙装置。 - 請求項1記載の給紙装置において、
前記戻し機構は、前記給紙トレイストッパを所定の位置へと退避させる方向へ付勢する弾性部材を備える、
ことを特徴とする給紙装置。 - 請求項1または2記載の給紙装置において、
前記給紙トレイストッパ中の前記用紙突当部を、前記給紙ローラから搬送された記録媒体が通る搬送路と、別の給紙部より搬送された記録媒体が通る搬送路とが合流する地点よりも前記記録媒体の搬送方向下流に設けた、
ことを特徴とする給紙装置。 - 記録媒体を収納し、装置本体の所定の位置に着脱可能に設けられた給紙トレイと、
前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイが所定の位置にある時に前記記録媒体を給紙する給紙ローラと、
該給紙ローラから見て記録媒体搬送方向下流に設けた搬送ローラ対と、
前記給紙トレイに設けられ、該給紙トレイの給紙動作時における抜き差しを禁止するロック機構と、
を有する画像形成装置の給紙装置において、
前記ロック機構は、
前記記録媒体を搬送する該給紙ローラと前記搬送ローラ対間の搬送路中に設けられた用紙突当部と、該用紙突当部に前記記録媒体が突当ることで回転動作し、前記給紙トレイの抜き差しを禁止する禁止位置へと移動する爪部とからなる給紙トレイストッパと、
前記装置本体に設けられ、前記給紙トレイストッパが前記禁止位置へ移動した時に、前記給紙トレイストッパと係合する係合部と、
前記給紙トレイストッパを前記禁止位置から所定の位置へと退避させる戻し機構とからなる、
ことを特徴とする給紙装置。 - 請求項4記載の給紙装置において、
前記戻し機構は、前記給紙トレイストッパを所定の位置へと退避させる方向へ付勢する弾性部材を備える、
ことを特徴とする給紙装置。 - 請求項4または5記載の給紙装置において、
前記給紙トレイストッパ中の前記用紙突当部を、前記給紙ローラから搬送された記録媒体が通る搬送路と、別の給紙部より搬送された記録媒体が通る搬送路とが合流する地点よりも前記記録媒体の搬送方向下流に設けた、
ことを特徴とする給紙装置。 - 前記請求項1〜6のいずれかに記載の給紙装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10227192B2 (en) | 2017-03-24 | 2019-03-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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2009
- 2009-03-05 JP JP2009051870A patent/JP2010202381A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10227192B2 (en) | 2017-03-24 | 2019-03-12 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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