JP2008081247A - 分離給紙装置 - Google Patents

分離給紙装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008081247A
JP2008081247A JP2006262481A JP2006262481A JP2008081247A JP 2008081247 A JP2008081247 A JP 2008081247A JP 2006262481 A JP2006262481 A JP 2006262481A JP 2006262481 A JP2006262481 A JP 2006262481A JP 2008081247 A JP2008081247 A JP 2008081247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
manual
separation
feeding
flapper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006262481A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Shoji
勝志 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006262481A priority Critical patent/JP2008081247A/ja
Publication of JP2008081247A publication Critical patent/JP2008081247A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Abstract

【課題】フラッパー可動方式が採用された給紙装置において、葉書等の厚手の記録紙の繰り込み性を高め、分離給紙を円滑になし得る分離給紙装置を提供することを目的とする。
【解決手段】手差給紙トレイ21と、該手差給紙トレイ21の前端部に配置され、給紙される用紙の先側部分を上向き付勢するフラッパー22と、該フラッパーの前端部に近接して配置された給紙ローラ23と、該給紙ローラに弾接する分離部材24とを備えた分離給紙装置27であって、上記手差給紙トレイ21aには、上記用紙(L)の給紙方向の後端側を規制するエンドガイド26が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、分離給紙装置に関し、更に詳しくはフラッパー可動方式を採用し、手差給紙トレイに載置された用紙を1枚ずつ分離して画像記録部等に給送する為の分離給紙装置に関する。
従来より、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、或いはこれらの機能を備えた所謂複合機等の画像形成装置においては、複数枚の記録紙或いは原稿を給紙トレイに載置し、給紙ローラ及びこれに弾接する分離部材(分離パッド或いはリタードローラ)によって1枚ずつ分離して画像記録部或いは画像読取部に給送させる給紙トレイ方式の給紙装置が装備されている。
下記特許文献1には、上述のような記録紙の給紙方向後端を規制する後端ガイドを備えた給紙トレイ方式の給紙装置が開示されている。これによれば、給紙トレイ内に記録紙の給送方向の後端を規制する後端ガイドが複数、起倒自在に配設されており、複数ある後端ガイドの内、後方に設置された後端ガイドは普通紙の後端を規制し、また前方に設置された後端ガイドは葉書等の厚紙の後端を規制することができるので、同一の給紙トレイで厚みやサイズの異なる記録紙を収納積載することができるとされている。
特開平10−203668号公報
上記給紙装置の給紙トレイの前端部に設けられた一対の分離爪の間には、左右に長い短矩形板状の厚紙傾斜ガイドが起倒自在に設けられ、その上方には左右に長い矩形板状の厚紙規制ガイドが設けられており、厚紙を給紙する際には、上記厚紙傾斜ガイドが回転起立し、起立状態にある厚紙傾斜ガイドと厚紙規制ガイドとの間に、給紙する厚紙が2枚以上は通らない隙間が形成され、この隙間に厚紙を通すことにより、厚紙が1枚ずつ分離されて給紙されるようになっており、給紙が終了すると、厚紙傾斜ガイドは給紙トレイ内に収納されるようになっている。
給紙装置には、上述のような記録紙を給紙する際に傾斜状態を維持したガイドを備えたものの他、給紙トレイの前端部に沿って上下揺動可能とされ、常時上向きに弾力付勢されているフラッパーの可動により、記録紙が給紙ローラに押し付けられて1枚ずつ分離給紙されるよう構成されたもの(以下フラッパー可動方式という。)がある。また記録紙の給送は、上記特許文献1に記載されているような給紙トレイから行う場合の他に、装置の側部に付設された手差トレイからも行なえるよう構成されている場合が多く、手差トレイは、不定形用紙や普通紙以外の用紙に印字記録する場合に多く用いられ、その為、セットされる記録紙は、普通紙から葉書等の厚手で腰のある用紙にまで及ぶ。
上記のように普通紙から葉書等の厚手用紙まで給紙されることがある手差トレイによる給紙装置において、フラッパー可動方式が採用されている場合には、フラッパーが一旦下がった後上がる際やフラッパーの上下揺動の繰り返しにより、記録紙の先端側部分が後退してしまい、給紙ローラ及びこれに弾接する分離部材との分離ポイント(ニップ部)に、積層された最上層の記録紙の先端部が十分に繰り込まれず、分離・給紙が円滑になされない場合があった。特に葉書においては、フラッパーが上下に揺動すると、葉書の重みで後退しやすく、また厚みのある葉書の先端がしっかりと給紙ローラと分離部材との分離ポイント(ニップ部)に繰り込まれないと給紙不良を起こしやすいという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、フラッパー可動方式が採用された給紙装置において、葉書等の厚手の記録紙の繰り込み性を高め、分離給紙を円滑になし得る分離給紙装置を提供することを目的としている。
本発明の分離給紙装置は、手差給紙トレイと、該手差給紙トレイの前端部に配置され、給紙される用紙の先側部分を上向き付勢するフラッパーと、該フラッパーの前端部に近接して配置された手差給紙ローラと、該手差給紙ローラに弾接する分離部材とを備えたものであって、手差給紙トレイには、上記用紙の給紙方向の後端側を規制するエンドガイドが設けられていることを特徴とする。
本発明において、エンドガイドは、葉書の給紙方向後端側を規制できるよう設けられる。またエンドガイドは、手差給紙トレイの上面に起伏可能に枢着され、手差給紙トレイの上面には、エンドガイドを倒伏状態で収容するための収容凹部が形成されているものとすることができる。
本発明の分離給紙装置においては、手差給紙トレイに、用紙の給紙方向の後端側を規制するエンドガイドが設けられているので、フラッパーが上下に揺動しても、手差給紙トレイにセットされた記録紙が後退することがなく、その先端が給紙ローラと分離部材とのニップ部に円滑に導入される。
またこれによれば、エンドガイドは、葉書の給紙方向後端側を規制できるよう設けられているので、フラッパーの上下揺動によって後退しやすい葉書を手差給紙トレイにセットした場合であっても、給紙を円滑になすことができる。
更にエンドガイドは、手差給紙トレイの上面に起伏可能に枢着され、手差給紙トレイの上面には、エンドガイドを倒伏状態で収容するための収容凹部が形成されているので、エンドガイドが必要な時はエンドガイドを起立状態とすればよく、容易にエンドガイドを利用することができる。またエンドガイドが不要な時は、収容凹部に収容しておくことができるので、エンドガイドを使わないときでも、邪魔になることがなく、取り扱い性のよいものとすることができる。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る分離給紙装置が採用された画像形成装置の概略的縦断面図、図2は同分離給紙装置の斜視図、図3は図2におけるX−X線矢視断面図である。
図1の画像形成装置Aは、電子写真方式の記録部を備えたプリンタを例に採って示しているが、これに限らず、画像読取装置を備えた複写機、ファクシミリ装置或いはこれらの機能を兼ね備えた所謂複合機等であっても良い。図において、画像形成装置Aの装置本体1は、記録紙の給紙部2と、電子写真方式の画像記録部3と、印字後の記録紙の排出部4とが、この順序で高さ方向に層積されて構成されている。記録紙の給紙部2は、多数枚の記録紙を堆積収納し得る抜差し可能な給紙カセット2aと、該給紙カセット2aの給紙方向前端部に設置された分離給紙ローラ2bと、該分離給紙ローラ2bの周面に弾接する分離パッド2cとよりなる。
尚、給紙カセット2aの下に、更に同様のカセットを段積みして多段カセットとしたり、オプションカセット(不図示)を設置するようになすことも可能である。また、給紙カセット2aでの分離給紙方式は、分離パッド方式に限らず、リタードローラ方式も採用される。
画像記録部3は、感光体ドラム5の周囲に、コロナ帯電方式の帯電器6、LED等からなる露光器7、現像器8、転写ローラ(転写器)9及び転写残トナーのクリーニング装置10をこの順序で配したプロセス部と、その下流側の定着器11とより構成される。これらプロセス部は、露光器7及び転写ローラ9を除き、感光体ドラム5、帯電器6及び残留トナー除去装置10を一括したドラムユニット50と、現像器ハウジング81、攪拌搬送スクリュー82,83、供給パドル84及び現像ローラ85等を一括した現像器ユニット80とよりなるプロセスユニットとされ、ドラムユニット50及び現像器ユニット80は、装置本体1に対してその前面側より、個々に或いは両者を何等かの結合手段で結合した状態で着脱可能に装着される。また、露光器7及び転写ローラ9を除く全てのプロセス部を一括してプロセスユニットとすることも可能である。これらプロセスユニットは、消耗品として適宜新品に交換される。ここで、装置本体1の前面側とは、図1における紙面手前側を言い、給紙カセット2aも装置本体1に対して前面側より抜差し可能とされている。
上記現像器ユニット80から離間した位置には、トナー供給ホッパー12及びバッファタンク13が設置され、現像器ハウジング81に付設された磁気センサ86により現像器ハウジング81内のトナー濃度が低下したことが検出されると、バッファタンク13よりスクリューコンベア(パイプスクリュー)14を介してトナーが現像器ハウジング81内に補給される。トナー供給ホッパー12内には、アジテータ12a及びバッファタンク13へのトナー給送用スクリュー12bが配設されている。上記トナー供給ホッパー12は、廃トナーホッパー15と一体とされ、装置本体1に対して着脱自在なトナーカートリッジ16として構成されている。廃トナーホッパー15には、前記クリーニング装置10で除去回収された廃トナーを逐次搬送投入するためのスクリューコンベア17が接続されている。
定着器11の下流側には、切替ゲート4a、排出ローラ対4b及び排出トレイ4cが連設され、これらによって排出部4が構成される。上記プロセス部の上流側近傍には、レジストローラ対18が配設され、上記給紙カセット2aから、分離給紙ローラ2b及び分離パッド2cの作用により1枚ずつ分離繰出された記録紙(用紙)は、該レジストローラ対18によりレジストされて、前記感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入される。感光体ドラム5は、図1の矢示方向に回転しながら、その表面に形成されたトナー画像を、転写ローラ9との対合部に導入された記録紙に転写する。上記レジストローラ対18は、感光体ドラム5の表面のトナー画像に同期して記録紙がこの対合部に導入されるようレジスト制御されて回転駆動される。
感光体ドラム5の表面に残ったトナー等は、クリーニング装置10で除去・回収される。トナー像が転写された記録紙は、定着器11に導入され、永久画像として定着された後、切替ゲート4aを押し上げ、排出ローラ対4bを経て排出トレイ4c上に排出される。この一連の記録紙の給送は、給紙カセット2aからの繰出し直後に略垂直(鉛直)に立ち上がり、排出ローラ対4bでは給紙カセット2aからの繰出し方向とは略180度の方向にUターンするような主給送パスPに沿ってなされる。尚、このようなレイアウト構成により、装置全体のコンパクト化を図ることができるが、レイアウトはこの構成に限定されるものではない。
図例の画像形成装置Aは、両面記録機能を備えており、上記主給送パスPの切替ゲート4aの取付け位置から、前記レジストローラ対18の上流側で上記主給送パスPに循環合流する反転給送パスP1が形成されている。前記排出ローラ対4bは、正逆転可能とされ、また、反転給送パスP1には搬送ローラ対19、20が配設されており、両面記録する場合は、上記のように片面記録がされた記録紙が主給送パスPに沿って搬送され、記録紙の後端が排出ローラ対4bに至ると、該排出ローラ対4bは一旦停止して記録紙の後端をニップする。次いで、排出ローラ対4bが逆転し、記録紙はその後端より搬送ローラ対19、20によって反転給送パスP1を搬送され、主給送パスPに合流し、レジストローラ対18に至る。該レジストローラ対18によってレジストされて、再度感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入されてその裏面の記録がなされる。両面記録された記録紙は、その後、上記同様主給送パスPに沿って排出トレイ4c上に排出される。
図例の画像形成装置Aは、本発明の分離給紙装置に係る記録紙の手差機能を更に備えている。装置本体1の側部には上下に開閉可能で3段スライド伸縮可能な手差給紙トレイ21(21a、21b、21c)が付設されている。該手差給紙トレイ21は、使用しない時は、図1の2点鎖線のように収縮された状態で閉止され、使用時には、手差給紙トレイ21cに設けられた把手21caをして開け、給紙の為に載置される記録紙のサイズに応じて適宜その伸張がなされる。該手差給紙トレイ21の前端部には、載置される記録紙の先側部分を上向き付勢するフラッパー22と、このフラッパー22の前端部に近接して配置される手差給紙ローラ23と、この手差給紙ローラ23に弾接状態で配設されるゴム等の弾性体からなる分離パッド(分離部材)24と、手差給紙ローラ23及び分離パッド24の両側幅方向(給紙方向に直交する方向)に形成された給紙ガイド部25と、記録紙の給紙方向の後端側を規制するエンドガイド26が配設され、これらにより手差分離給紙装置27が構成される。
図例の画像形成装置Aの手差分離給紙装置27は、上下に揺動可能とされたフラッパー22の可動により、記録紙が1枚ずつ給紙されるよう構成されたフラッパー可動方式を採用したものであり、手差分離給紙装置27によって記録紙を給紙する要領については、後に詳述する。そして、この手差分離給紙装置27の給紙方向下流側には主給送パスPに合流する手差給送パスP2が連設されている。分離パッド24は、不図示の付勢手段によって上向付勢されたパッド支持台24aに支持されている。
ここに示すエンドガイド26は、3段でスライドして伸縮可能に構成される手差給紙トレイ21a、21b、21cの内、最も手差給紙ローラ23側に配置された手差給紙トレイ21aに設けられ、通常は、倒伏状態で後述の収容凹部26bに収容されている。エンドガイド26は、葉書Lの給紙方向後端側を規制できるようフラッパー22の給紙方向先端から150mm程度(即ち、官製葉書の縦サイズ)の位置に設けられており、手差給紙トレイ21aの上面に起伏可能に回動軸26cによって枢着され、該手差給紙トレイ21aの上面には、エンドガイド26を矢示方向X1に倒伏状態で収容できるよう凹状の収容凹部26bが形成されている。
エンドガイド26の左右両側には、ユーザが片手或いは両手で起伏可能とできるように略半円状に切り欠いて形成された切欠部26aが形成されている。尚、この切欠部26aは図例に限定されず、エンドガイド26の必要に応じて、ユーザによって起伏操作ができるように適宜形成されたものであればよい。また切欠部26aは、エンドガイド26を収容した状態において、葉書以外の記録紙(例えばA4の普通紙等)を手差給紙トレイ21にセットした際に、記録紙の給紙の邪魔にならないよう構成される。
尚、ここでは図示していないが、エンドガイド26を起立状態とした際に、倒れないようストッパー等を設けたものとしてもよい。
手差給紙トレイ21は、装置本体1の設置スペースをできるだけ小さくする為、開位置が図1に示すように装置本体1の側部に対して傾斜した状態とされる。また、給紙ガイド部25も、装置本体1の幅寸法をできるだけ小さくする為、手差給紙ローラ23及び分離パッド24で分離給紙された記録紙を急角度で上向きにガイドし、手差給送パスP2から主給送パスPに合流し得るような昇り勾配の湾曲形状とされている。手差給紙トレイ21の前端部に沿って設置されるフラッパー22は、ヒンジピン22aを支点として上下揺動可能とされ、圧縮スプリング22bにより常時上向きに弾力付勢されている。
フラッパー22の前端部両端にはカムフォロア22c,22cが形設され、このカムフォロア22c,22cは、手差給紙ローラ23の駆動軸23aに固設されたカム23b,23bの作用を受け、手差給紙ローラ23の回転に連動してフラッパー22を上下揺動させるよう機能する。即ち、手差給紙ローラ23の駆動軸23aが矢示方向X2に回転すると、カム23b,23bがカムフォロア22c,22cに作用して、フラッパー22を圧縮スプリング22bの弾力に抗して押し下げる。また、上記回転に伴い、カム23b,23bがカムフォロア22c,22cの作用域から外れると(図3の2点鎖線参照)、フラッパー22は圧縮スプリング22bの弾力によってその先側が押上げられ、手差給紙トレイ21上に載置された記録紙の先端側部分が手差給紙ローラ23の周面に押し付けられる。図3の実線位置は、カム23b,23bがカムフォロア22c,22cに作用した状態で駆動軸23aが停止している(待機状態)ことを示し、この待機状態でオペレータによる手差給紙トレイ21上への記録紙の載置セットが可能とされる。手差給紙トレイ21aの先側部分には、記録紙の幅寄せガイド21aa,21aaが接近・離反可能に設けられ、手差給紙トレイ21にセットされた記録紙をセンター合わせで幅寄せが可能とされている。
上記手差分離給紙装置27を用いて画像記録部3に記録紙を給紙する要領について説明する。葉書Lを給紙する場合、上記把手21caをして手差給紙トレイ21を開け、上記切欠部26aをしてエンドガイド26を起立状態とした後、手差給紙トレイ21aの上に葉書をセットし、幅寄せガイド21aa,21aaでセンター合わせを行う。この場合、手差給紙トレイ21b、21cは伸張させないで使用される。適宜スタート操作により、駆動軸23aが回転すると、上述の通り、カム23b,23bがカムフォロア22c,22cの作用域から外れ、フラッパー22が圧縮スプリング22bの弾力によってその先側が押上げられ、手差給紙トレイ21上の葉書の先端部L1が手差給紙ローラ23の周面に押し付けられる。そして、駆動軸23aの回転に伴う手差給紙ローラ23の回転により葉書Lの先端部L1が、手差給紙ローラ23と分離パッド24のニップ部nに繰り込まれ、手差給送パスP2に給送される。
ここで複数枚の葉書Lを積層して手差給紙トレイ21にセットした場合は、最上層の葉書Lのみが分離されて手差給送パスP2に給送され、下層の葉書Lの進入が阻止される。そして手差給紙ローラ23の回転に連動して、カム23b、23bがカムフォロア22c、22cに作用して、フラッパー22の給紙方向先側が押し下げられて傾斜すると、手差給紙トレイ21に残った葉書Lの先端側部分もフラッパー22の傾きに追従して傾き、その後、またカム23b、23bがカムフォロア22c、22cの作用域から外れ、フラッパー22が押上げられると、葉書Lの先端側部分はほぼ水平状態となり、最上層の葉書Lの先端部L1が手差給紙ローラ23の周面に押し付けられ状態となり、先述のとおり、駆動軸23aの回転が停止されるまで(即ち、記録紙の給紙操作が停止されるまで)順次、手差給紙パスP2へと繰り込まれる。
このように手差給紙トレイ21に積層された葉書Lは、フラッパー22の上下揺動に追従して、上下し、葉書Lは給送方向と反対側へ後退しようとするが、エンドガイド26によって葉書Lの後端側が規制されているので、葉書Lは後退することなく、ニップ部nへの繰り込みがスムースになされる。特に、図例のように、給紙ガイド部25が、手差給紙ローラ23及び分離パッド24で分離給紙された記録紙を急角度で上向きにガイドするよう構成されている場合でも、このような繰り込み性の良さにより、ジャム等を起こすことなく給送される。手差給送パスP2を給送される葉書は、主給送パスPに合流し、レジストローラ対18によってレジストされて、感光体ドラム5と転写ローラ9との対合部に導入され且つ定着器11で定着されて画像記録がなされる。画像記録が完了した葉書は、排出ローラ対4bによって排出トレイ4c上に排出される。
普通紙を給紙する場合は、エンドガイド26を収容凹部26bに収容した状態のまま、手差給紙トレイ21をその用紙サイズに合わせて適宜伸張させ、その上に普通紙をセットし、上記同様幅寄せガイド21aa,21aaでセンター合わせを行えば、その後の適宜スタート操作により、上記同様フラッパー22が上動し、最上層紙より1枚ずつ分離されて手差給送パスP2に給送させることができる。
尚、エンドガイド26は、葉書Lを縦方向に載置し、給紙される構成のものを示しているが、これに限定されず、横方向に給紙する場合にも適用可能に構成してもよいことは言うまでもない。即ちエンドガイド26は、図例のものに限定されず、少なくとも用紙の給紙方向の後端側を規制するものであればよい。またエンドガイド26を幅寄せガイド21aa、21aaのように、スライド可能な構成とし、記録紙の大きさに合わせて調整できるものとしてもよい。
そしてプロセスユニット50,80及びトナーカートリッジ16を装置本体1の前面側から装着する例について述べたが、左右側面或いは背面側から装着するようにしても良く、これに応じて手差トレイ21を含む手差分離給紙装置27の配設位置も図例とは異なった位置とすることができる。また、本発明の分離給紙装置は、記録紙の手差分離給紙装置27に限らず、例えば、ファクシミリ装置や複写機における自動原稿供給装置(ADF)にも適用することができる。更にまた、分離部材が分離パッド24である分離パッド方式について述べたが、リタードローラ方式の分離給紙装置にも本発明を適用することができる。加えて、画像記録部3は図例のように電子写真方式に限らず、インクジェット方式や、カラー方式その他の方式の画像記録部であっても良いことは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る分離給紙装置が採用された画像形成装置の概略的縦断面図である。 同分離給紙装置の斜視図である。 図2におけるX−X線矢視断面図である。
符号の説明
21(21a、21b、21c) 手差給紙トレイ
22 フラッパー
23 給紙ローラ
24 分離パッド(分離部材)
26 エンドガイド
26b 収容凹部
27 (手差)分離給紙装置
L 葉書(用紙)

Claims (3)

  1. 手差給紙トレイと、該手差給紙トレイの前端部に配置され、給紙される用紙の先側部分を上向き付勢するフラッパーと、該フラッパーの前端部に近接して配置された手差給紙ローラと、該手差給紙ローラに弾接する分離部材とを備えた分離給紙装置であって、
    上記手差給紙トレイには、上記用紙の給紙方向の後端側を規制するエンドガイドが設けられていることを特徴とする分離給紙装置。
  2. 請求項1に記載の分離給紙装置において、
    前記エンドガイドは、葉書の給紙方向後端側を規制できるよう設けられていることを特徴とする分離給紙装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の分離給紙装置において、
    前記エンドガイドは、前記手差給紙トレイの上面に起伏可能に枢着され、前記手差給紙トレイの上面には、前記エンドガイドを倒伏状態で収容するための収容凹部が形成されていることを特徴とする分離給紙装置。
JP2006262481A 2006-09-27 2006-09-27 分離給紙装置 Withdrawn JP2008081247A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262481A JP2008081247A (ja) 2006-09-27 2006-09-27 分離給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262481A JP2008081247A (ja) 2006-09-27 2006-09-27 分離給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008081247A true JP2008081247A (ja) 2008-04-10

Family

ID=39352483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006262481A Withdrawn JP2008081247A (ja) 2006-09-27 2006-09-27 分離給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008081247A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215357A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Kyocera Mita Corp 手差し給紙装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2011111271A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Kyocera Mita Corp シート供給トレイ及び画像形成装置
JP2013116797A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2017013955A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社リコー 長尺シート積載トレイ及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010215357A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Kyocera Mita Corp 手差し給紙装置及びこれを搭載した画像形成装置
JP2011111271A (ja) * 2009-11-26 2011-06-09 Kyocera Mita Corp シート供給トレイ及び画像形成装置
JP2013116797A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2017013955A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 株式会社リコー 長尺シート積載トレイ及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940009452B1 (ko) 쉬트이송장치
JP2008280121A (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP4097659B2 (ja) 画像形成装置の給紙構造
JP2015020877A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2011008152A (ja) 画像形成装置
JP2008081247A (ja) 分離給紙装置
US11767185B2 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device
US8218194B2 (en) Medium transporting apparatus and image forming apparatus that employs the medium transporting apparatus
JP2008058892A (ja) 画像形成装置
JP2008081246A (ja) 画像形成装置
JP2005263497A (ja) シート供給装置及びこれに用いられるエンドガイド
JP4315031B2 (ja) 給紙カセット
JP5168021B2 (ja) 自動原稿給送装置及び画像形成装置
JP2008094523A (ja) 分離給紙装置
JP2008069002A (ja) 分離給紙装置
JP5018813B2 (ja) 画像形成装置
JP4784204B2 (ja) 給紙カセット及び画像形成装置
JP2019040127A (ja) 可動ユニットのロック機構及びそれを備えたシート給送装置並びに画像形成装置
JP4037296B2 (ja) 原稿給送装置
JP2009154977A (ja) 用紙供給カセット
JP2022173668A (ja) シート排出装置およびそれを備えた原稿搬送装置並びに画像形成装置
JP2006008337A (ja) 給紙装置
JP2003319131A (ja) 原稿読取装置
JP4273410B2 (ja) シートトレイ、シート供給装置及び画像形成装置
JP2006016176A (ja) 給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20091201