JP2010201197A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、把持部を握った際のフィット性に優れ、把持部のいずれの方向に対しても滑り防止性に優れた歯ブラシの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、ヘッド部と首部と把持部を有し、把持部が芯材部と軟質のエラストマー樹脂からなる被覆部とを具備し、被覆部が把持部の表面の70%以上を覆い、把持部において首部側と反対側の後端側近傍の植毛面部側及び背面側に個々に被覆部の表面側に露出する凸部を形成し、これら凸部において外部に露出している部分の合計面積を把持部の面積の10%以下、芯材部の表面側に露出して視認可能なロゴレリーフ用の複数の表示突部を形成し、表示突部の周囲を囲み芯材部の表面を覆う被覆部の厚みを2〜5mmの範囲、被覆部の表面の摩擦係数を1以上、被覆部表面積の50%以上にシボ加工を施し、被覆部のゴム硬度を15〜40、シボ加工の粗さ(Ra)を10〜200μmとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯ブラシの把持部の改良技術に係り、把持部にソフトエラストマー材料などの特別な軟質樹脂材料を用いることにより握りやすくフイット性に優れ、滑り難い構成とした技術に関する。
通常、歯ブラシのハンドル部は硬質の熱可塑性樹脂から構成されているが、握ったとき滑りやすく、フィット性が低いという問題がある。このため、把持部に熱可塑性エラストマーなどからなる軟質材料を被覆し、握ったときのフィット性と滑り防止性を両立させようとした構成の歯ブラシが種々提案されている。
このような背景から従来の歯ブラシの一例として、ハンドル把持部の背面側に細長い空洞と把持要素を有し、把持要素の内側に剛性を付与する少なくとも1つのフランジを形成し、把持要素が熱可塑性の弾性材料からなり、指によって変形可能な構成とした歯ブラシハンドルが提供されている。(特許文献1参照)
他の歯ブラシの一例として、硬質材料と軟質材料からなる歯ブラシハンドルにおいてハンドルの表面側を硬質材料から構成し、ハンドルの背面と側面を軟質材料で形成し、ブラッシング時に硬質材料部が歯肉に当たらないようにして、歯肉を傷つけたりするのを防ぐことを目的とした歯ブラシハンドルが提供されている。(特許文献2参照)
他の歯ブラシの一例として、硬質の軸材と軟質の外装材がインサート成形により一体成形された構成(特許文献3参照)、硬質合成樹脂製の1次ハンドルの握り部の外周部に軟質合成樹脂を射出質成形し、握り部の全周面を軟質合成樹脂で覆った構成の歯ブラシハンドル(特許文献4参照)が知られている。
また、他の歯ブラシの一例として、ハンドル部を透明な飽和ポリエステル系樹脂のハンドル基台とハンドル把持部の幅方向両側面にゴム硬度が55〜95の範囲であるポリエステル系熱可塑性エラストマーを被覆した構成とされ、意匠性と操作性を向上させた構成の歯ブラシ(特許文献5参照)が知られている。
特表2000−504609号公報 実開昭59−123432号公報 特開平2−71710号公報 特開2002−34659号公報 特開2003−265232号公報
先の特許文献1に記載された歯ブラシでは、ソフト感はあるがハンドル把持部背面側だけに弾性材料を設けたものであるため、ハンドルを握ったときのフィット性と滑り防止性が不十分で、特にハンドル背面側の反対側の面を握るときのフィット性と滑り防止性が低いという問題があった。
先の特許文献2に記載された歯ブラシでは、ハンドルの背面側と側面側に設けた軟質材料は、ブラッシング時に硬質樹脂部が歯肉に当たることを防止し、歯肉を傷つけたりするのを防ぐものではあるが、この軟質材料はハンドルのフィット性や滑り防止性を目的としたものではなかった。
特許文献3に記載された歯ブラシの構造では、把持部背面側のみに軟質材を設けたもので、ハンドル背面側の反対の面を握るときのフィット性に難があり、滑り防止性が低いという問題があった。
特許文献4に記載された歯ブラシの構造では、軟質合成樹脂の厚みは1mm前後と極めて薄いためにフィット性に難があり、また、滑り防止性についてさらに研究の余地があった。
特許文献5に記載された歯ブラシの構造では、ゴム硬度が55〜95であって、硬いためにフィット性が低く、また、把持部側面のみにエラストマー部を設けたものであるため滑り防止性が低いという欠点があった。
また、一般に歯ブラシのブラッシングにおける使用性を向上するためには、フィット性や滑り防止性に優れるハンドル状の把持部とすることが重要である。そこで、ハンドル状の把持部を硬質材料の芯材と軟質材料の被覆材とで構成し、軟質材料の被覆材としてはエラストマー樹脂が一般的に使用されている。しかし、エラストマー樹脂の摩擦係数が低い場合、また、把持部における被覆面積が広くない場合に、把持部の滑り防止性がよくないという問題があった。さらに、エラストマー樹脂の硬度が硬い場合、また、把持部における被覆材の厚みが薄い場合は、歯ブラシとしてのフィット性が良好ではないという問題があった。
本発明者らは前記課題を解決するために、いずれの方向からであっても把持部を握った際のフィット性に優れ、把持部のいずれの方向に対しても滑り防止性に優れた歯ブラシの提供を目的とする。また、本発明は、フィット性に優れ、滑り防止性に優れるとともに、被覆部が汚れ難い歯ブラシを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
本発明の歯ブラシにあっては、毛束が植設されたヘッド部と、首部と、把持部を有し、前記把持部が、熱可塑性樹脂からなる芯材部と、該芯材部に接して芯材部の周面に被着され、この芯材部よりも軟質のエラストマー樹脂からなる被覆部とを具備してなり、前記被覆部が前記把持部の表面の70%以上を覆い、前記把持部において前記首部側と反対側の後端側近傍の植毛面部側及び背面側に個々に前記芯材部から外方側に突出して前記被覆部の表面側に露出する凸部を形成し、これら凸部において前記被覆部から外部に露出している部分の合計面積を前記把持部の面積の10%以下としてなり、前記芯材部の表面側に前記被覆部を介し該被覆部の表面側に露出して視認可能なロゴレリーフ用の複数の表示突部を形成し、これら表示突部の周囲を囲むとともに前記芯材部の表面を覆う前記被覆部の厚みを2〜5mmの範囲とし、前記被覆部の表面の摩擦係数を1以上とし、前記被覆部表面積の50%以上にシボ加工を施してなり、前記被覆部のゴム硬度を15〜40の範囲、前記シボ加工の粗さ(Ra)を10〜200μmの範囲としたことを特徴とする。
本発明の歯ブラシは、前記被覆部をスチレン系エラストマー樹脂から形成してなることを特徴とする。
本発明の歯ブラシは、前記被覆部表面の摩擦係数を2.0以上としてなることを特徴とする。
本発明の歯ブラシは、前記被覆部で前記把持部の表面の90%以上を覆ってなることを特徴とする。
本発明の歯ブラシは、前記被覆部の厚みを2〜3mmの範囲としたことを特徴とする。
本発明によれば、軟質樹脂材料の被覆部が芯材部の周面を覆ったのでいずれの方向から把持した場合であっても良好なグリップ性を有し、被覆部表面の摩擦係数を1以上としたので把持した場合に滑り難い歯ブラシを提供できる効果がある。
次に本発明によれば、芯材部を熱可塑性樹脂から形成することで全体として歯みがき時に適度な剛性を発揮でき、被覆部をエラストマー樹脂から構成することで把持しやすく、被覆部のゴム硬度を15〜40とすることでベタツキ感がなく、汚れが付き難いとともに、芯材部との密着性に優れ、フィット感が良好で滑り止め性の良好な歯ブラシを提供できる。また、被覆部の厚みを2〜5mmの好適な範囲としたので、把持部を握った場合に適度な弾力感を得ることができ、把持しやすいとともに、被覆部の厚みを過剰に厚くしないので太くなりすぎることのない、持ち易い歯ブラシを提供できる。
本発明によれば、芯材部に設けた凸部について被覆部から露出する部分の合計面積を10%以下とすると、芯材部を被覆部で十分に覆うことができるので、把持部を把持した場合に芯材部と手との接触面積を十分に小さくできる結果として滑り防止性を得ることができ、ブラッシング時に扱い易いという効果がある。
本発明によれば、被覆部表面の50%以上をシボ加工することで、エラストマー樹脂の被覆部に特有のベタツキ感を抑制することができ、把持し易く、フィット感に優れた歯ブラシを提供できる効果がある。
本発明によれば、芯材部の表面側と裏面側に離間して被覆部の表面に露出する凸部を設けることで、軟質樹脂材料からなる被覆部が芯材部に対してずれようとしても凸部がこれを抑制するので凸部が軟質の被覆部のずれ止め効果を奏する。これらの凸部を芯材部表裏面の長さ方向に複数設けておくことで、被覆部の効果的なずれ止めを実現できる。
本発明において、被覆材の摩擦係数が2以上であれば、滑り防止性の良好なハンドルを備えた歯ブラシとすることができる。
本発明において、ハンドル把持部の90%以上をスチレン系エラストマー樹脂で被覆することにより、滑り防止性の良好なハンドルを備えた歯ブラシとすることができる。
本発明において、スチレン系エラストマー樹脂のゴム硬度を15〜40、厚みを2〜3mmとすることで、ベタツキ感のない、汚れの付きにくい、剥がれやすくなく、フィット性に優れたハンドルを備えた歯ブラシを提供できる。
図1は基本的な形態の歯ブラシを示すもので、図1(A)は同歯ブラシの正面図、図1(B)は同歯ブラシの側面図、図1(C)は同歯ブラシの断面図、図1(D)は同歯ブラシの裏面図である。 図2は同歯ブラシの一部を示すもので、図2(A)は同歯ブラシの一部の正面図、図2(B)は同歯ブラシの一部の側面図、図2(C)は同歯ブラシの一部の断面図、図2(D)は同歯ブラシの一部の裏面図である。 図3は本発明に係る第1実施形態の歯ブラシを示すもので、図3(A)は同歯ブラシの正面図、図3(B)は同歯ブラシの側面図、図3(C)は同歯ブラシの断面図、図3(D)は同歯ブラシの裏面図である。 図4は本発明に係る第1実施形態の歯ブラシの一部を示すもので、図4(A)は同歯ブラシの一部の正面図、図4(B)は同歯ブラシの一部の側面図、図4(C)は同歯ブラシの一部の断面図、図4(D)は同歯ブラシの一部の裏面図である。
以下、基本的な形態を図面を用いて説明する。
図1と図2は基本的な形態に係る歯ブラシを示すもので、この形態の歯ブラシAは、毛束1が植設されたヘッド部2と、首部3と、把持部4を有し、前記把持部4が、硬質樹脂材料からなる芯材部5と、該芯材部5に接して芯材部5のほぼ全周に被着された軟質樹脂材料からなる被覆部6とを具備して構成され、前記被覆部6が前記把持部4の表面の70%以上を覆うとともに、前記被覆部6の表面の摩擦係数を1以上として構成されている。
前記ヘッド部2と首部3に比べて把持部4は図1(B)の側面図と図1(C)の断面図に示すようにその厚さ方向に太く形成され、図1(A)の平面図と図1(D)の裏面図に示すように把持部4の幅方向にも太く形成されている。これは把持部4における芯材部5の周囲に被覆部6が被着されていることによる。
この形態の歯ブラシAにおいて首部3はそのヘッド部2側よりも把持部4側が若干太くなるような形状とされ、更に芯材部5は、図2(A)の平面図と図2(D)の裏面図に示すようにそれらの幅方向において首部3の最も細い部分よりも若干太く首部3の最も太い部分よりも若干細い横幅を有し、図2(B)の側面図と図2(C)の断面図に示す如くそれらの厚さ方向において首部3の太い部分と同程度の厚さに形成され、芯材部5は図1(C)の断面図または図2(B)の側面図に示すように若干上側に凸状に反るようにカーブして握りやすいように形成されている。
次に前記芯材部5の裏面側において首部3に近い部分である先端部側中央に裏面視楕円型の凸部5Aが形成され、芯材部5の裏面側の後端部側中央にも裏面視楕円型の凸部5Bが形成されている。前記芯材部5の表面側においてその長さ方向中央部側に平面視楕円型の凸部5Cが形成され、芯材部5の表面側においてその後端部側に平面視楕円型の凸部5Dが先の凸部5Bと対応する位置に形成されている。また、前記芯材部5の表面側において凸部5Cと凸部5Dの間の部分には商品名表示用(ロゴレリーフ用)の複数の表示突部5Eが形成されている。
次に前記芯材部5の外部側には、図1(A)〜(D)に示すように芯材部5の周囲4面のいずれの面においても適度な厚みでもって芯材部5を取り囲む軟質樹脂材料からなる被覆部6が形成されている。この被覆部6は先の芯材部5の各突部5A〜5Dの上面を覆わないようにこれら各突部5A〜5Dの周面を覆う程度の厚みに形成されている。
前記ヘッド部2と首部3と芯材部5は、熱可塑性樹脂などの硬質樹脂材料により1次金型で一体成形されたもので、例えばその材質としては、ポリプロピレン樹脂やポリエステル樹脂が使用できるが、強度、成形性、コストの点からポリプロピレン樹脂が最も好ましい。
前記被覆部6は軟質樹脂材料により2次金型で前記芯材部5の外周部に一体成形されたもので、例えばその材質としては、スチレン系エラストマー樹脂やオレフィン系エラストマー樹脂やポリエステル系エラストマー樹脂が使用できるが、柔軟性、滑り防止性、芯材との接着性の点からスチレン系エラストマー樹脂が最も好ましい。
前記スチレン系エラストマー樹脂として具体的には、例えば、ドイツ・クライブルグ社の商品名「サーモラスト」三菱化学(株)の商品名「ラバロン」、クラレ(株)の商品名「セプトン」、理研ビニル(株)の商品名「レオストマー」、旭化成(株)の商品名「タフテック」などが使用できる。
前記歯ブラシAにおいてハンドル部となる把持部4において被覆材6の摩擦係数が1(JIS K7125によるアルミまたはステンレスの金属板に対する摩擦係数)以上、より好ましくは2以上であるとき、滑り防止性の良好なハンドル部とすることができる。ここで被覆部6の摩擦係数が1未満の場合、歯ブラシAを用いるブラッシング時に十分な滑り防止性を得ることができない。
前記被覆部6により、前記把持部4の表面積の70%以上、より好ましくは90%以上を被覆成形することにより、滑り防止性の良好な把持部4とすることができる。把持部4の表面積の70%未満を被覆部6で被覆するのでは、把持部4を手で把持したとき被覆材6の部分と手との接触面積が少ないために、ブラッシング時十分な滑り防止性を得ることができない。
前記スチレン系エラストマー樹脂の被覆部6に有機または無機の顔料を添加し、適宜着色して成形してもよく、また添加しないナチュラル色で成形してもよく、その場合、芯材部5の表示突部5Eが被覆部6ごしに半透明に透けて見える美観の優れた歯ブラシAを得ることができる。ここで表示突部5Eの表面に被覆される被覆部6の厚みは、その内側の表示突部5Eを外部から肉眼で見る場合に文字等の表示突部5Eのロゴを視認し易いようにすることが必要であり、そのためにはこの表示突部5E部分の上の被覆部6の厚みを0.5〜2.0mm程度とすることが好ましい。ここで被覆部6の厚みを0.5mm未満とすると、金型で成形する場合に金型の成形キャビティ(金型面と1次成型品の表示突部5いとの隙間)に樹脂が入り込まずに成形不良となるおそれが高くなり、逆に、表示突部5E上の被覆部6が2mm以上の厚みとなると外部から表示突部5Eが認識できなくなるので好ましくない。
前記構成の歯ブラシAの心材部5(硬質材料の芯材部)を成形する場合、一般の射出成形機と金型を1次金型として用いて成形することができる。また、2次金型によるスチレン系エラストマー樹脂の被覆部6を成形する場合、一般の射出成形機を用いて成形できるるが、金型はホットランナー・バルブゲート方式またはピンゲート方式を使用することができ、中でもホットランナー・バルブゲート方式が適する。
前記歯ブラシAの把持部4は滑り防止性を高めるため、被覆部6の表面に凹凸やリブを設けてもよく、表面にシボ加工を施してもよい。前記把持部4は被覆部6のゴム硬度が15〜40のスチレン系エラストマー樹脂がフィット性の点で適する。ここでゴム硬度が15未満では、把持部を握ったとき手のベタツキ感が強く、汚れがつきやすい。また、ゴム硬度が15未満では、芯材部5との接着性が低く、芯材部5から剥がれやすいため適さない。ゴム硬度が40以上の場合、把持部を握ったとき被覆部6が硬くなり、フィット感が得られない。また、滑り防止性も低くなるため適さない。
前記把持部4において、被覆部6の厚みを2〜5mmの範囲で成形するのがフィット性の点で適する。厚みが2mm以下では、把持部4を握ったとき被覆部6が硬く感じられ、フィット感が低く好ましくない。被覆部6の厚みが5mm以上では、把持部が太くなり過ぎて手で持ち難くなるため好ましくない。
前記歯ブラシAにおける把持部4の凸部5A〜5D、計4ヶ所で芯材部5の凸部を露出させ、かつ、芯材部5の露出面積を把持部4の表面積の10%以下に制限することにより高い把持部4の滑り防止性を得る。
前記把持部4の後端部側近傍の上下面と、把持部中央の植毛面側の計3ヶ所で芯材の凸部5B、5C、5Dが露出し、かつ、芯材部5の露出面積を把持部4の表面積の10%以下に制限することにより高い把持部の滑り防止性を得ることができる。
また、摩擦係数が高いエラストマー樹脂を被覆部6の構成材料として使用する場合、滑り防止性は優れるが、ハンドルを握ったときベタツキやすくなるため、被覆材の表面にシボ加工を施すことにより改善される。シボ加工は被覆材の全面、もしくは、被覆材表面の50%以上に設けるのが望ましい。50%未満の場合、シボ加工によるベタツキ防止効果が低い。被覆材のゴム硬度が15〜40の場合、ベタツキ性と成形性の点から、シボ加工の粗さはRa=10〜200μの範囲が好ましく、Ra=10μ未満ではベタツキがあり、Ra=200μ以上では成形性が悪くなる。
以上の如く構成された歯ブラシAであるならば、適度なフィット性と滑り防止性を具備し、握りやすく、使用感の良好なものを提供できる。また、エラストマー樹脂の被覆部6に特有のベタツキ感を抑制することができ、把持し易く、フィット感に優れ、ブラッシング時に良好に扱うことができる歯ブラシAを提供できる。
ところで、この形態の歯ブラシAにおいて、毛束1は例えば毛束を構成する用毛として合成樹脂用毛を用い、該合成樹脂用毛の断面積を直径0.102mm(4mi1)以下の円形断面用毛の断面積相当とすることができる。また、前記毛束の植設される植毛穴を直径1.8mm以上の円形植毛穴の穴断面積に相当する大きさとし、植毛穴密度を45%以上、用毛充填率を70〜95%とすることができる。
先の植毛穴に植毛される用毛は直径0.152mm(6mi1)以下の合成樹脂用毛が好ましく、さらには直径0.102〜0.127mm(4〜5mi1)の範囲が好ましい。また、用毛は異なる直径の用毛を組み合わせても良く、例えば4milと5milの用毛を組み合わせて植毛しても良い。
0.127mm(6mi1)より太いと、ソフトな歯周病ケア歯ブラシとしては不向きな傾向となるぱかりでなく、狭い隙問の清掃力が低下する。直径0.127mm(5mi1)以下の合成樹脂用毛を用いて毛束を構成すると、ソフトで当り心地がやさしく、かつ、弱い刷撮圧でも口腔内の隅々まで高い窟垢除去力を発揮することができるようになる。
用毛材質は、従来から歯ブラシに用いられている合成樹脂であれぱ使用可能であり、ナイロンのようなポリアミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートのようなポリエステル、またはポリプロピレンなどがある。それらのブレンド樹脂などでもよい。コスト抑制のためには、ナイロンなどの合成樹脂毛を採用し、各毛束は単一径の用毛によって構成すればよい。
図3と図4は本発明に係る歯ブラシの第1実施形態を示すもので、この形態の歯ブラシBは、毛束1が植設されたヘッド部2と、首部3と、把持部4を有し、前記把持部4が、硬質樹脂材料からなる芯材部5と、該芯材部5に接して芯材部5のほぼ全周に被着された軟質樹脂材料からなる被覆部6とを具備して構成され、前記被覆部6が前記把持部4の表面の70%以上を覆うとともに、前記被覆部6の表面の摩擦係数を1以上として構成されているという基本構成については、先の形態の歯ブラシAと同等の構造とされている。
この第1実施形態の歯ブラシBは先の第1実施形態の歯ブラシAと基本的に同等の構造を有するが、異なっているのは、歯ブラシAにおいて設けられていた凸部5A、5Cが省略され、第1実施形態の構造では凸部5A、5Cが形成されていた部分が図3(C)に示すようにスチレン系エラストマー樹脂の被覆部6で覆われるとともに、第1実施形態の構造では商品名表示用(ロゴレリーフ用)の複数の表示突部5Eが形成されていた部分に、同じく商品名表示用の若干背の高い表示突部5Eが形成され、この表示突部5Eの先端部がスチレン系エラストマー樹脂の被覆部6の表面側に露出されて視認し易くなっている点が異なっている。
この第2実施形態の歯ブラシBはその他の構成は先の形態の歯ブラシAと同等であるので、先の形態の歯ブラシAと同等の効果を得ることができる。
「試験例1」
1次金型にポリプロピレン樹脂の射出を行って図2に示す構成のヘッド部と、首部とそれに連続する把持部の芯材部からなる1次成形体を成形し、次いで、2次金型に1次金型で成形した1次成形体を装填し、1次成形体の芯材部の外周側にスチレン系エラストマー樹脂からなる被覆材を成形して一体化し、2色成形による歯ブラシを製造した。また、一体化した後にハンドル部のヘッド部に合成樹脂フィラメントを植毛して歯ブラシを得た。
この工程に基づいて歯ブラシを製造する際、スチレン系エラストマー樹脂のゴム硬度として20のものを使い、それら個々の厚みを3mmとし、表面の摩擦係数を0.5、1.0、2.0の3種類、表面積を50%、70%、90%の3種類に設定して各種の歯ブラシ試料を製造し、それぞれの試料について実際に手に握ってみた場合のフィット性について試験した。その結果を以下の表1に示す。
表1の実験条件は、持ち方:パームグリップ、評価方法:官能評価、評価基準:◎印:ブラッシング時、ハンドルが非常に滑りにくいもの、○印:ブラッシング時、ハンドルが滑りにくいもの、△印:ブラッシング時、ハンドルがやや滑りやすいもの、×印:ブラッシング時、ハンドルが滑りやすいもの、という基準で評価した。
Figure 2010201197
表1に示す結果から、ハンドル部となる把持部の被覆材の摩擦係数が1以上(JIS K7125によるアルミまたはステンレスの金属板に対する摩擦係数1に相当する値以上)、より好ましくは2以上であるとき、滑り防止性の良好なハンドルとなることが分かる。また、摩擦係数が1未満の場合、ブラッシング時に十分な滑り防止性を得ることはできないことが判明した。
更に、ハンドル把持部の表面積の70%以上、より好ましくは90%以上をスチレン系エラストマー樹脂で被覆成形することにより、滑り防止性の良好な把持部となることが分かった。また、把持部表面積の70%未満の被覆率では、把持部を把持したとき被覆材部分と手との接触面積が少ないため、ブラッシング時に十分な滑り防止性を得ることができなかった。
これらの試験結果から、把持部の表面積の70%以上にスチレン系エラストマー樹脂の被覆材を被覆することが必要であり、かつ、その摩擦係数は1.0以上であることが好ましいことが判明した。
「試験例2」
次に先の試験例1で用いた被覆率90%の構造を採用し、スチレン系エラストマー樹脂のゴム硬度を15、40、60の3種類とし、厚みを1、2、3mmの3種類として各歯ブラシ試料を作成し、それぞれの試料について実際に握ってみた場合のフィット性について試験した。その結果を以下の表2に示す。
表2の実験条件は、持ち方:パームグリップ、評価方法:官能評価:評価基準:◎印:ハンドル把持部が手に非常にフィットする、○印:ハンドル把持部が手にフィットする、△印:ハンドル把持部が手にあまりフィットしない、×印:ハンドル把持部が手に全くフィットしない、という基準で評価した。
Figure 2010201197
表2に示す結果から、ハンドル部としての把持部は被覆材のゴム硬度が15〜40のスチレン系エラストマー樹脂がフィット性の点で適すること、ゴム硬度が15未満では、把持部を握ったとき手のベタツキ感が強く、汚れがつきやすいこと、ゴム硬度が15未満では、芯材との接着性が低く剥がれやすいため適さないこと、ゴム硬度が40以上の場合、把持部を握ったとき被覆材が硬くフィット感が得られないこと、更に滑り防止性も低くなるため適さないことが判明した。
また、ハンドル部としての把持部は被覆材の厚みが2〜5mmで成形するのがフィット性の点で適することが判明した。即ち、厚みが2mm以下では、把持部を握ったとき被覆材が硬くフィット感が低く好ましくないこと、厚みが5mm以上では、把持部が太くなり過ぎ、持ちにくいため好ましくないことが判明した。
これらの試験結果から、ゴム硬度が15〜40の範囲であって、その厚みが2〜5mmの範囲が歯ブラシ用として好ましいことが判明した。
「試験例3」
本発明に係わるヘッド部、首部、把持部とを有する歯ブラシハンドルにおいて、把持部を硬質材料の芯材と軟質材料の被覆材とから構成し、芯材をポリプロピレン樹脂から形成し、被覆材の摩擦係数を2、被覆材をゴム硬度20のスチレン系エラストマー樹脂から形成し、先のスチレン系エラストマー樹脂により把持部表面の約90%を平均厚み=3mmにて被覆した歯ブラシと、被覆材の摩擦係数を0.2、被覆材としてゴム硬度60のオレフィン系エラストマー樹脂を用い、把持部表面の約90%を平均厚み=1mmにて被覆した構造の歯ブラシ(比較品:特開2000−265232号公報に記載の歯ブラシ相当品)で使用テストを実施した。その結果を以下の表3に示す。
以下の表3において、パネル数(テスト数):n=30、テスト期間:2週間、7段階絶対評価(非常によい:7点、よい:6点、ややよい:5点、どちらともいえない:4点、ややよくない:3点、かなりよくない:2点、非常によくない:1点)の基準で示している。
Figure 2010201197
表3に示す使用テストの結果、本発明品は比較品より、滑り防止性が高く、フィット性も格段に向上し、使用性の優れる歯ブラシであることが確認された。
「試験例4」
次に、被覆部を構成するスチレン系エラストマー樹脂において、摩擦係数が高いエラストマーを使用すると滑り性は優れるが、把持部を握った場合に手に伝わる感触としてのベタツキ性が問題となる。そこで、このベタツキ性の試験を行うために、スチレン系エラストマー樹脂の表面に形成するシボ加工の有無によるベタツキ性評価試験を行った。
評価試験はスチレン系エラストマー樹脂のゴム硬度15、40、摩擦係数1.0のものを用い、平均厚み3mmとして、その表面に形成するシボの平均荒さ(Ra)を10μm未満とした試料、10〜200μmの範囲とした試料、200μmを超える大きさとした試料で個々にベタツキ状態と成形性について評価した。その結果を以下の表4に示す。
以下の表4においてベタツキ○印の試料は把持部を把持した際にベタツキを感じない試料、×印の試料はベタツキを感じた試料、成形性において○印は問題なく成形できた試料であり、×印は金型からの離型性の面で成形性に支障を生じた試料を示す。
Figure 2010201197
表4に示す結果から、スチレン系エラストマー樹脂からなる被覆材のゴム硬度が15〜40の場合、ベタツキ性と成形性の点から、シボ加工の粗さはRa=10〜200μの範囲が好ましく、Ra=10μ未満ではベタツキがあり、Ra=200μ以上では成形性が悪いという問題を生じた。また、先のシボ加工は被覆材の全面、もしくは、被覆材表面の50%以上に設けるのが望ましい。50%未満の場合、シボ加工によるベタツキ防止効果が低くなる。従ってゴム硬度15〜40であり、10〜200μmの範囲のシボ粗さのものが、ベタツキ性がなく、成形性にも良好な結果が得られた。
A…歯ブラシ、1…毛束、2…ヘッド部、3…首部、4…把持部(ハンドル部)、5…芯材部、5A、5B、5C、5D…凸部、6…被覆部。

Claims (5)

  1. 毛束が植設されたヘッド部と、首部と、把持部を有し、前記把持部が、熱可塑性樹脂からなる芯材部と、該芯材部に接して芯材部の周面に被着され、この芯材部よりも軟質のエラストマー樹脂からなる被覆部とを具備してなり、前記被覆部が前記把持部の表面の70%以上を覆い、
    前記把持部において前記首部側と反対側の後端側近傍の植毛面部側及び背面側に個々に前記芯材部から外方側に突出して前記被覆部の表面側に露出する凸部を形成し、これら凸部において前記被覆部から外部に露出している部分の合計面積を前記把持部の面積の10%以下としてなり、
    前記芯材部の表面側に前記被覆部を介し該被覆部の表面側に露出して視認可能なロゴレリーフ用の複数の表示突部を形成し、これら表示突部の周囲を囲むとともに前記芯材部の表面を覆う前記被覆部の厚みを2〜5mmの範囲とし、
    前記被覆部の表面の摩擦係数を1以上とし、前記被覆部表面積の50%以上にシボ加工を施してなり、前記被覆部のゴム硬度を15〜40の範囲、前記シボ加工の粗さ(Ra)を10〜200μmの範囲としたことを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記被覆部をスチレン系エラストマー樹脂から形成してなることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 前記被覆部表面の摩擦係数を2.0以上としてなることを特徴とする請求項1または2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記被覆部で前記把持部の表面の90%以上を覆ってなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
  5. 前記被覆部の厚みを2〜3mmの範囲としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
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