JP2010196412A - ドア保持部材及びドア保持装置 - Google Patents

ドア保持部材及びドア保持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】開放されたドアの保持を解除する際の操作性が良いドア保持装置を提供することを目的とする。
【解決手段】保持部材(20)は、バネ(3)に付勢されて移動可能であって、ドアピン部材(10)の閉方向側に壁面部分(22a1)が対向してドアピン部材(10)の閉方向移動が不能な状態において、ドアピン部材(10)に他の壁面部分(22d)が当接して付勢方向への移動が妨げられて停止し、前記状態からドアピン部材(10)が開方向移動すると、壁面部(22d)とドアピン部材(10)の当接が解除されることによって、付勢方向に移動してドアピン部材(10)と壁面部分(22a1)とが対向しない位置に至り、ドアピン部材(10)の閉方向移動を可能とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、開閉可能なドアを開放した位置に保持するためのドア保持部材及び装置に関する。
従来から、建物内外に取り付けられたドアに関して、開放したドアを保持するドア保持装置として様々なタイプのものが考案されている。
例えば、床に配置した戸当たりに回転可能なリングを設け、このリングをドアに設けたフックに引っ掛けることによって、開放したドアを保持するものが古くから知られている。
近年では、特許文献1に示すように、凹部を有する戸当たりを床面に固定し、この凹部にドア側に設けた上下方向に伸縮可能なピンを嵌め込むことによって、開放したドアを保持するものも存在する。
また、例えば、特許文献2に示すように、ばねを用いて上下方向に伸縮可能な戸当たり本体の上面に係止溝を設け、ドア側に設けた係止体がその溝に嵌り込むことによって、開放したドアを保持するものも存在する。
特開2005−344315号公報 特開2000−45606号公報
戸当たり側のリングをドア側のフックに引っ掛けるタイプのものは、リングをフックに掛けたり外したりする際に腰を屈めて行う必要があり、特に高齢者等にとっては操作性が良いとはいえない。
次に、特許文献1に記載された、床面に設置した戸当たりの凹部にドア側に設けた上下方向に伸縮可能なピンを嵌め込むタイプのものは、ドア側に設けたピンケースを足で踏む等の操作によってピンが上昇する構造になっており、ドアを保持した状態を解除する際には、ピンを凹部から離脱させる為にピンケースを足で踏む等の操作を行う必要があるため、解除の操作性が良いとはいい難い(特許文献1、段落0013参照)。
そして、特許文献2に記載された、ばねを用いて上下方向に伸縮可能な戸当たり本体の上面に係止溝を設け、ドア側に設けた係止体が溝に嵌り込んで係止するタイプのものは、ドアを保持した状態を解除する際、ドアを手前方向に引く操作によって、戸当たり本体と係止体との嵌合状態を解除することができるので(特許文献2、段落0019参照)、操作性は改善されているともいえるが、ドアの取手等の所定部位を握って引く操作によって、負荷のかかる解除操作をしなければならず、身体的にハンディのある等の事情を考慮すると、操作性に改善の余地がある。
そこで、本発明は、開放されたドアの保持を解除する際の操作性が良いドア保持装置を提供することを目的とする。
本発明は、閉方向に移動するドアピン部材(10)の閉方向側に対向して前記移動を不能な状態とする壁面部分(22a1)を有する保持部材(20)であって、前記状態から開方向に移動するドアピン部材(10)の移動に連動して、ドアピン部材(10)と壁面部分(22a1)とが対向する位置から対向しない位置に至り、ドアピン部材(10)の閉方向移動を可能とすることを特徴とする保持部材(20)である。
本発明によれば、ドアピン部材(10)の閉方向側に壁面部分(22a1)が対向することによって閉方向移動を不能な状態としてドアを保持する一方、ドアピン部材(10)の開方向への移動のみを可能とすると共に、ドアピン部材(10)の開方向への移動に連動して位置が変化する保持部材(20)である。ドアピン部材(10)と壁面部分(22a1)とが対向する位置から対向しない位置に至ることにより、ドアピン部材(10)の閉方向移動を可能とする。つまり、ドアピン部材(10)の開方向移動に連動して、保持部材(20)はドアピン部材(10)の閉方向への移動軌道上に壁面部分(22a1)が存する位置から存しない位置へと変位することによって、ドアピン部材(10)の閉方向への移動軌道上にドアピン部材(10)の閉方向移動を妨げる障害物(対向する壁面)が存在しない状態になる。したがって、ドアを閉じようとする使用者は、従来技術のように腰を屈めたり、足でドアピン部材を操作したり、或いは、ドアの所定部位を握って閉方向に引く動作を行うことなく、相対的に容易な操作である「押し動作」によって、ドアピン部材(10)の開方向への移動が不能な状態、即ちドアの開放が保持された状態を解除することができる。
また、開放したドアは壁面に近接した位置で保持される場合が多い。この位置で保持されるドアと壁面との間が袋小路となって流入した風が抜け難く、壁面に対向するドア面には反対側のドア面よりも相対的に大きな風圧がかかるため、引く方向に操作して保持を解除するタイプのドア保持装置では、同方向に大きな風圧がかかって不用意な解除が生じる恐れがあり、予期せず人が挟まれる等の危険性も懸念される。
本発明のように、相対的に容易な操作である「押し動作」によって、ドアピン部材(10)の開方向への移動が不能な状態、即ちドアの開放が保持された状態から保持を解除するものであれば、同方向に大きな風圧がかかっても不用意な解除が生じる恐れがなく有用である。
また、本発明は、保持部材(20)は、ばね(3)に付勢されて移動可能であって、ドアピン部材(10)の閉方向側に壁面部分(22a1)が対向してドアピン部材(10)の閉方向移動が不能な状態において、ドアピン部材(10)に他の壁面部分(22d)が当接して付勢方向への移動が妨げられて停止し、前記状態からドアピン部材(10)が開方向移動すると、壁面部(22d)とドアピン部材(10)の当接が解除されることによって、付勢方向に移動してドアピン部材(10)と壁面部分(22a1)とが対向しない位置に至り、ドアピン部材(10)の閉方向移動を可能とすることを特徴とする上記した保持部材(20)にするのが好ましい。
また、本発明の保持部材(20)は、前記状態から開方向に移動するドアピン部材(10)を押圧して縮小させる登り路部(23)を有し、ドアピン部材(10)を縮小することによって前記当接が解除されることを特徴とする上記した保持部材(20)にするのが好ましい。
また、本発明は、具体的には、ばね(3)に付勢されて移動可能な保持部材(20)は、開方向移動するドアピン部材(10)が通行する導入路部(21)と、導入路部(21)を通過したドアピン部材(10)が通行すると共にドアピン部材(10)の閉方向移動を妨げる壁面部分(22a1)を有する中間路部(22)と、中間路部(22)を通過したドアピン部材(10)が開方向に移動して通行すると共にドアピン部材(10)を縮小させる登り路部(23)と、登り路部(23)を通過したドアピン部材(10)が通行する復路部(25)を有する保持部材(20)であって、開方向に移動するドアピン部材(10)が導入路部(21)の壁面部分(21a1)に当接して押圧されて付勢反対方向に移動した後、導入路部(21)を通行するドアピン部材(10)が中間路部(22)に至って前記当接が解除されると付勢方向に移動し、付勢方向に移動するに従ってドアピン部材(10)が中間路部(22)を通行し、中間路部(22)の壁面部(22d)にドアピン部材(10)が当接して停止することにより、ドアピン部材(10)の閉方向側に壁面部分(22a1)が対向してドアピン部材(10)の閉方向移動が不能な状態になり、前記状態からドアピン部材(10)が開方向移動して登り路部(23)を通過すると、ドアピン部材(10)と壁面部(22d)との当接が解除されて付勢方向に移動して停止して、ドアピン部材(10)の閉方向軌道上に復路部(25)が位置することを特徴とする保持部材(20)とするのが好ましい。
本発明は、従来技術のように、腰を屈めたり、足でドアピン部を操作したり、或いは、ドアの所定部位を握って閉方向に引く動作を行うことなく、相対的に容易な操作である「押し動作」によって、ドアピン部材の開方向への移動が不能な状態、即ちドアの開放が保持された状態から、保持を解除することができる。
本発明の実施態様における平面図及び側面図 図2のA―A線断面図及びB―B線断面図 ドア幅方向におけるホルダーの位置調整を説明する図 施工前の位置決めを説明する平面図及びC―C線断面図。 本発明の実施態様における斜視図 本発明の実施態様の分解図 本発明の実施態様の分解図 本発明の実施態様の保持部材20の位置移動を説明する図 本発明の実施態様における平面図及びD―D線断面図 本発明の実施態様における平面図及びE―E線断面図 本発明の実施態様における平面図及びF―F線断面図 本発明の実施態様における平面図及びG―G線断面図 本発明の他の実施態様を示す平面図
以下、本発明を実施するための形態を示す各図と共に説明する。
本発明は、図1に示すとおり、ドアピン部材10を有するドア側部Xと、ドアピン部材10の閉方向移動(図1の平面図において右方向移動)を妨げてドアの開放状態を保持する床側部Yとからなるドア保持装置である。
(ドア側部X)
ドアTに設けられるドア側部Xは、図1、2に示すとおり、ドアTに連結する部分であってドアTの表面に設けられる連結部材15と、連結部材15に対してドアの幅方向に移動して位置調整可能なホルダー14と、ホルダー14に対してドアの高さ方向に移動して位置調整可能なドアピンケース13と、ドアピンケース13内においてドアの高さ方向に伸縮可能に取り付けられたドアピン部材10とを有する。
連結部材15は、図2等に示すように、ドアTの表面に対して螺子15a等で固定されるものである。
ホルダー14は、図2等に示すように、基端連結部14aとホルダー本体部14bを有する。基端連結部14aは、連結部材15に外嵌して摺動可能なものであり、任意の位置に位置決めする際には、締め付け具14cで締め付けて固定される。具体的には、連結部材15に形成された凹部15bに対して、基端連結部14aに形成された凸部14dが嵌合する態様で摺動可能なものとなる。
ホルダー本体部14bは、ドアピンケース13をドアの高さ方向に移動可能な態様で把持するものである。具体的には、ホルダー本体部14bにおける円筒状の内周面に螺子構造を形成すると共に、円筒状のドアピンケース13の外周面の一部(上下方向の中央部分)にも螺子構造を形成することにより、ホルダー本体部14bに対してドアピンケース13を上下方向に移動可能となる。ドアピンケース13を調整する際には、レンチ等の回転雄具をドアピンケース13の上面に形成された回転雌部に差し込んで、ドアピンケース13を回転させて行う。
ドアピンケース13の円筒状部分の内方には、ばね11に付勢されたドアピン部材10と、ドアピン部材10に外嵌した抜け止め部材12とが設けられる。ドアピン部材10はその下面を上方向に押圧されると上方向に移動ないし縮小し、その押圧が無くなると元の長さに復帰する。
このドア側部Xによれば、ドア保持装置の施工が非常に容易になる。すなわち、ドア保持装置は、機能上、ドア側部Xのドアピン部材10と床側部Yの保持部材20との相対的な位置関係が重要になるが、両者を適切な位置に施工するのは必ずしも容易ではなく、施工のやり直し等が必要になる場合を少なくない。本発明のドア側部Xであれば、仮に適切な位置に正確に施工できなかった場合でも、ドアピンケース13をドアの高さ方向に移動したり、図3に示すように、ホルダー14をドアの幅方向に移動して調整することができるので、施工のやり直し等の必要なくなる。
また、当初は正確に施工できたとしても、日常的な使用や建物構造の歪み等に起因して、ドア側部Xのドアピン部材10と床側部Yの保持部材20との相対的位置関係に変化が生じ、ドア保持装置の機能を阻害する場合もあり得るが、この場合にも、本発明のドア側部Xであれば、ドアピン部材10をドアの高さ方向及び幅方向に移動して調整することができるので、メンテナンスが容易である。
なお、図4に示すように、ドアピン部材10と床側部Yの保持部材20との相対的位置関係を定める際の施工容易性を考慮して、開方向に移動するドアピン部材10に最初に当接する部分の目印として、保持部材20の上面に凹部26を形成している。
(床側部Y)
床側部Yは、図5、6、7に示すように、基部40と、基部40に対してスライド可能に取り付けられた保持部材20と、保持部材20を付勢するばね3と、基部40を上側から覆うカバー50とからなる。
(基部40)
基部40は、図7に示すとおり、一体成形された部材であり、床面に固定するための螺子等の固定手段を挿入するための固定用孔41を有する。
基部40は、図7に示すとおり、後方向へ傾斜した傾斜床である入口部46と、保持部材20の前後方向端面27、27にそれぞれ対向近接してスライド移動をガイドする為のレールとして機能する案内壁面部42、42と、スライド移動する保持部材20の左右方向端面28、28に対向接触して、ばね3による付勢方向への移動限界位置である初期位置を規定する停止壁面部43と、初期位置からのばね3による付勢反対方向への移動範囲の限界位置を規定する停止壁面部44とを有する。
また、基部40は、図7に示すとおり、ばね3の位置を規定する凹部45を有する。凹部45はスプリングであるばね3が嵌入する円弧状に窪んだ部分として形成される。また基部40は、図示しない保持部材20の後端面側に形成されたフックが係合するスリット47を有し、前記フックがスリット27に係合した状態で保持部材20の左右方向移動を案内するものである。
(カバー50)
基部40を覆うカバー50は、図7に示すとおり、一体成形物であり、ドアピン部材10の軌道方向に沿ったスリット51を有する。カバー50は、図5、6に示すとおり、保持部材20及びスプリング3を取り付けた基部40の外郭を覆うものである。カバー50と基部40は、カバー50の基端壁部52の内側面が基部40の外周面48に対向して外側から覆う態様で連結する。このカバー50により、床側部Xを設置した床面に対してワックスをかける場合でも、保持部材20にワックスが付着することが殆ど無いため、ワックスが保持部材20に付着してその移動を妨げるような事態になる恐れがない。
(保持部材20)
保持部材20は、図7等に示すとおり、ドアピン部材10の閉方向移動を不能として、ドアの開放状態を保持するものである。
(保持部材20の動作)
まず、ドアピン部材10との関係に基づいて保持部材20の移動と保持機能を説明する。
図8(a)に示す初期位置において、開方向移動(図8において上方向移動)するドアピン部材10が導入路部21の傾斜壁面部分21a1を押圧すると、初期位置に存する保持部材20は、ばね3が縮小する方向である付勢反対方向(図8においては右方向)に移動を開始する。そして、この傾斜壁面部分21a1を押圧しながらこれに沿って移動するドアピン部材10が湾曲壁面部分21a2との当接が解除される位置となる中間路部22の始端に至ると(図8(b))、ばね3の付勢方向への移動を許容する状態になって、ばね3が伸展する方向である付勢方向(図8においては左方向)に保持部材20は復帰移動を開始し、図8(c)のように、ドアピン部材10は中間路部22の壁面部22dに係止する。この図8(c)において、ドアピン部材10に対して壁面部分22a1が対向しているため閉方向移動(図8において下方向移動)は不能であり、ドアは開放状態に保持される。そして、ドアTの保持を解除し、ドアTを閉方向に回動しようとする際には、ドアTを閉方向に回動するのではなく、相対的に容易な操作である押し操作によって開方向にドアを回動させる。ドアピン部材10は、閉方向への移動は妨げられているが、図8(d)に示すように、開方向(図8において上方向)への移動は許容されている為、前記操作に従って中間路部22の終端側の路部を通行する。ドアピン部材10は、中間路部22の終端側の路部を通過すると、登り路部23に当接して徐々に縮小してゆき、ドアピン部材10の付勢反対方向面(図8において右側面)と登り路部23との当接が解除され、図8(e)のように、保持部材20は付勢方向(図8において左方向)に移動して初期位置に復帰し、ドアピン部材10は登頂部24に至る。登頂部24に位置するドアピン部材10は、その閉方向軌道上に閉方向移動を不能とする障害物は存在しないため、保持部材20の上面である復路部25を通過することにより、ドアの閉方向への回動が可能となる。
(保持部材20の構造)
次に、保持部材20の構造を説明する。
保持部材20は、図7等に示すとおり、一体成形された成形物であり、上面側に開口した通路が形成されている。この通路はドアピン部材10が通行する通路である。この通路は、ドアピン部材10の通行する順に、導入路部21と、中間路部22と、登り路部23と、復路部25とからなる。
(導入路部21)
導入路部21は、図9等に示すとおり、ドアピン部材10を保持部材10の外方から内方へと導入するための路である。導入路部21は、直線部分と、直線部分から方向転換する屈曲部分を経て、中間路部22に繋がるものである。具体的には、導入路部21の始端側は、ドアピン部材10の軌道方向(図9等の平面図において左右方向)と交差して鈍角(図9等の平面図において左右方向線と、導入路部21の壁面21a1との間に形成される角度のうち進行方向側の角度)を形成する方向に延びる路部であり、導入路部21の終端側は、屈曲してドアピン部材10の軌道方向に延びる終端側の路部とで構成される。
仔細には、導入路部21は、図9等に示すとおり、開方向に移動するドアピン部材10に最初に当接する壁面部21a(21a1,21a2)と、壁面部21aに沿うように所定間隔(ドアピン部材10の直径より若干大きい程度の幅)を隔てて対向する壁面部21bと、壁面部21aと壁面部21bの間に位置し、上り勾配の傾斜面である路面部21cとで構成される。
壁面部21aは、開方向に移動するドアピン部材10に最初に当接する部分であると共にドアピン部材10の軌道方向に対して交差する方向に延びる傾斜壁面部分21a1と、中間路部22の始端に繋がる湾曲壁面部分21a2を有する。具体的には、壁面部21aは、ドアピン部材10の軌道方向に対して直交して対向するのではなく、軌道方向と交差して鈍角を形成する方向に傾斜する傾斜壁面部分21a1を有する。
図9に示す初期位置において、開方向移動するドアピン部材10が壁面部21aの傾斜壁面部分21a1を押圧すると、初期位置に存する保持部材20は、図10に示すように、ばね3が縮小する方向(図10等の平面図において下方向)に移動を開始する。そして、この傾斜壁面部分21a1を押圧しながらこれに沿って移動するドアピン部材10が湾曲壁面部分21a2との当接が解除される位置である中間路部22の始端にまで至ると、図11に示すように、ばね3が伸展する方向への移動を一旦許容する状態になって、ばね3が伸展する方向(図11等の平面図において上方向)に保持部材20は復帰移動を開始する。
(中間路部22)
保持部材20が復帰移動を開始すると、ドアピン部材10は中間路部22を通行するが、この中間路部22は、直線部分と、直線部分から方向転換するL字状の屈曲部分と、屈曲部分に繋がる直線部分を経て、登り路部23に繋がる。具体的には、中間路部22の始端側は、ドアピン部材10の軌道方向と交差して鋭角(図11等の平面図において左右方向線と、中間路部22の壁面部分22b3との間に形成される角度のうち進行方向側の角度)を形成する方向に延びる路部であり、中間路部22の中央は、ドアピン部材10の軌道方向に直交する方向から軌道方向に屈曲したL字状の路部であり、中間路部22の終端側は、ドアピン部材10の軌道方向に延びる路部である。
仔細には、中間路部22は、導入路部21の路面部21cよりも相対的に低く形成されて段差を介して繋がる路面部22eと、壁面部22b(22b1、22b2、22b3)と、壁面部22bと屈曲点C3を介して繋がる壁面部22cと、壁面部22bに部分的に対向する壁面部22a(22a1、22a2)と、壁面部22aと屈曲点C4を介して繋がる壁面部22dとからなる。
壁面部22b(22b1、22b2、22b3)は、ドアピン部材10の軌道方向(図11等の平面図において左右方向)に延びる直線壁部分22b1と、屈曲点C1を経てドアピン部材10の軌道方向に直行する方向(図11等の平面図において上下方向)に延びる直線壁部分22b2と、軌道方向に交差して鋭角(図11等の平面図において左右方向線と、中間路部22の壁面部分22b3との間に形成される角度のうち進行方向側の角度)を形成して傾斜する傾斜壁面部分22b3とからなる。
壁面部22a(22a1、22a2)は、ドアピン部材10の軌道方向に交差して鈍角(図11等の平面図において左右方向線と、中間路部22の壁面部分22a2との間に形成される角度のうち進行方向側の角度)を形成して傾斜する傾斜壁面部分22a2と、傾斜壁面部分22a2と屈曲点C5を介して繋がると共にドアピン部材10の軌道方向に対して直交する方向に延びる壁面部分22a1とからなる。壁面部分22a1は、後述する壁面部分22dに係止したドアピン部材10の開方向移動側面(図11等の平面図において左側面)に対向し、ドアピン部材10の開方向移動を不能にする。閉方向移動しようとするドアピン部材10が壁面部分22a1を押圧しても、保持部材20自体は基部40の案内壁面部42の間において平面図中左右方向への移動できない状態であるため、保持部材20は移動しない。
壁面部22dは、ばね3が伸展する方向(図11等の平面図において上方向)に直交する方向(同図において左右方向)に延びる壁面であって、壁面部分22a1に連続して一体的にL字状の壁面を形成するものである。中間路部22を通行するドアピン部材10の付勢反対方向面(同図において下側面)に当接して係止し、保持部材20の付勢方向移動を停止させるものである。
したがって、導入路部21を通過したドアピン部材10は、中間路部22内において、傾斜面部分22b3に沿って案内されて壁面部22dに係止すると共に、壁面部22a1に対向する為に閉方向移動が不能となり、ドアは開放状態に保持される。
次に、前記ドアの保持を解除し、ドアを閉方向に回動しようとする際の動作について説明する。ドアを閉方向に回動するのではなく(回動不能)、相対的に容易な操作である押し操作によって開方向にドアを回動させる。ドアピン部材10は、図11に示す位置において、閉方向(同図中左方向)への移動は妨げられているが、開方向(同図中右方向)への移動は許容されている為、前記操作に従って中間路部22の終端側の路部をドアピン部材10は通行する。
(登り路部23、登頂部24)
ドアピン部材10は、図12に示すとおり、中間路部22の終端側の路部を通過すると、登り路部23に至る。登り路部23は、中間路部22と登頂部24との間に形成された上がり勾配の傾斜面からなる。開方向へ移動して登り路部23を通過するドアピン部材10は、傾斜面に徐々に押圧されることにより、ばね11が縮小し、それに従ってドアピン部材10も上方向に移動ないし縮小する。ドアピン部材10の移動ないし縮小に伴ってドアピン部材10の付勢反対方向面(図12等の平面図において下側面)と登り路部23との当接が解除されるため、保持部材20はばね3の伸展する方向に移動して初期位置に復帰し、ドアピン部材10は登頂部24に至る。
登頂部24は、保持部材20の上面よりも若干低く凹んだ部分であるが、ドアピン部材10の閉方向への移動を阻害するものではない。
復帰した初期位置において登頂部24に位置するドアピン部材10は、図12に示すとおり、その閉方向軌道上に閉方向移動を妨げる障害物は存在せず、閉方向軌道上には保持部材20の上面である復路部25が位置するため、ドアの閉方向への回動が可能になる。
このような保持部材20であれば、ドアピン部材10の閉方向側に壁面部分22a1が対向することによって閉方向移動を不能な状態としてドアを保持する一方、ドアピン部材10の開方向への移動を可能とすると共に、ドアピン部材10の開方向への移動に連動して位置が変化する保持部材20であることから、ドアピン部材10と壁面部分22a1とが対向する位置から,対向しない位置に至ることにより、ドアピン部材10の閉方向移動を可能とすることができる。つまり、保持部材20は、ドアピン部材10の開方向移動に連動して、ドアピン部材10の閉方向への移動軌道上に壁面部分22a1が存する位置から存しない位置へと移動することによって、ドアピン部材10の閉方向への移動軌道上にその閉方向移動を妨げる障害物が存在しない状態にすることができる。したがって、ドアを閉じようとする使用者は、従来技術のように腰を屈めたり、足でドアピン部を操作したり、或いは、ドアの所定部位を握って閉方向に引く動作を行うことなく、相対的に容易な操作である「押し動作」によって、ドアピン部材10の開方向への移動が不能な状態、即ちドアの開放が保持された状態から、保持を解除することができる。
また、開放したドアは壁面に近接した状態で保持される場合が多いが、ドアと壁面との間に流入した風が抜け難く、壁面に対向するドア面には反対側ドア面よりも相対的に大きな風圧がかかるので、引く方向に操作して保持を解除するタイプのドア保持装置では、不用意な解除が生じる恐れがあり、予期せず人が挟まれる等の危険性も懸念されるが、本発明のように、相対的に容易な操作である「押し動作」によって、ドアピン部材10の開方向への移動が不能な状態、即ちドアの開放が保持された状態から解除すれば、その懸念は軽減される。
(他の実施形態)
なお、図13は、他の実施態様を示すものであり、保持部材20の通路内にばねSを設けた点のみ異なる。図13のように、保持部材20の中間路部22の終端側にばねSを取り付けている。ばねSは中間路部22を通行するドアピン部材10に当接して付勢反対方向に変位してドアピン部材20の通行を許容する際に、抵抗力を付与しつつ、一定程度の距離を通行した後には、ドアピン部材10に対してばねSの付勢方向(同図中右方向)に押圧力を与えて登り路部23・登頂部24の方向に移動し易くするものである。
また、上記他の実施態様においては、保持部材20とは別体のばねSを用いているが、当該ばねSに代えて、保持部材20自体にばね作用を有する部分を設けて一体的に成形することも可能である。
10 ドアピン部材
20 保持部材
21 導入路部
22 中間路部
22a1 壁面部分
22d 壁面部分
3 ばね
40 基部
50 カバー

Claims (4)

  1. 閉方向に移動するドアピン部材(10)の閉方向側に対向して前記移動を不能な状態とする壁面部分(22a1)を有する保持部材(20)であって、前記状態から開方向に移動するドアピン部材(10)の移動に連動して、ドアピン部材(10)と壁面部分(22a1)とが対向する位置から対向しない位置に至り、ドアピン部材(10)の閉方向移動を可能とすることを特徴とする保持部材。
  2. 保持部材(20)は、バネ(3)に付勢されて移動可能であって、ドアピン部材(10)の閉方向側に壁面部分(22a1)が対向してドアピン部材(10)の閉方向移動が不能な状態において、ドアピン部材(10)に他の壁面部分(22d)が当接して付勢方向への移動が妨げられて停止し、前記状態からドアピン部材(10)が開方向移動すると、壁面部(22d)とドアピン部材(10)の当接が解除されることによって、付勢方向に移動してドアピン部材(10)と壁面部分(22a1)とが対向しない位置に至り、ドアピン部材(10)の閉方向移動を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の保持部材。
  3. 保持部材(20)は、前記状態から開方向に移動するドアピン部材(10)を押圧して縮小させる登り路部(23)を有し、ドアピン部材(10)を縮小することによって前記当接が解除されることを特徴とする請求項2に記載の保持部材。
  4. ばね(3)に付勢されて移動可能な保持部材(20)は、開方向移動するドアピン部材(10)が通行する導入路部(21)と、導入路部(21)を通過したドアピン部材(10)が通行すると共にドアピン部材(10)の閉方向移動を妨げる壁面部分(22a1)を有する中間路部(22)と、中間路部(22)を通過したドアピン部材(10)が開方向に移動して通行すると共にドアピン部材(10)を縮小させる登り路部(23)と、登り路部(23)を通過したドアピン部材(10)が通行する復路部(25)を有する保持部材(20)であって、開方向に移動するドアピン部材(10)が導入路部(21)の壁面部分(21a1)に当接して押圧されて付勢反対方向に移動した後、導入路部(21)を通行するドアピン部材(10)が中間路部(22)に至って前記当接が解除されると付勢方向に移動し、付勢方向に移動するに従ってドアピン部材(10)が中間路部(22)を通行し、中間路部(22)の壁面部(22d)にドアピン部材(10)が当接して停止することにより、ドアピン部材(10)の閉方向側に壁面部(22a1)が対向してドアピン部材(10)の閉方向移動が不能な状態になり、前記状態からドアピン部材(10)が開方向移動して登り路部(23)を通過すると、ドアピン部材(10)と壁面部(22d)との当接が解除されて付勢方向に移動して停止して、ドアピン部材(10)の閉方向軌道上に復路部(25)が位置することを特徴とする保持部材。
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