JP2010195202A - 車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付フランジの強度を維持したまま、取付フランジに対するボルトの頭部の突出高さを小さくすることができ、車輪支持用ハブユニット周りをコンパクトに設計することができ、車体の軽量化を図ることができる車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軸部32と、軸部32から径方向外方に延び、車輪又は車体に取り付けられる取付フランジ33と、を有し、取付フランジ33が冷間での側方押出しによって軸部32と一体成形され、取付フランジ33の車輪又は車体への取付面35と反対側の面36に、径方向に沿って溝状凹部37が形成され、溝状凹部37の平面部37aが、取付フランジ33を車輪又は車体に取り付けるための取付ボルト13のボルト座面である。
【選択図】図2

Description

本発明は、車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法に関し、より詳細には、例えば、自動車等の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持するため車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法に関する。
従来の車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法としては、図7に示すように、軸部2から径方向外方に延びる取付フランジ3を、冷間での側方押出しによって軸部2と一体に成形することにより、十分な強度を持った軌道輪部材1を、比較的低荷重且つ安価に成形可能とするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−111070号公報
上記特許文献1に記載の軌道輪部材1では、断面略長方形の取付フランジ3が、軸部2の外周面に径方向外方に向かって延設されている。ところで、車両の軽量化を目的として車輪支持用ハブユニット周りの構造にも、コンパクトな設計が要望されている。
そこで、軌道輪部材1の取付フランジ3をホイール及びブレーキロータに固定するボルトの頭部の突出高さを小さくすることによって、その分だけ周辺部品との干渉を少なくして、車輪支持用ハブユニット周りをコンパクトに設計することが考えられている。しかしながら、断面略長方形の取付フランジ3の板厚を薄くすることで、ボルトの頭部の突出高さを低くしようとすると、取付フランジ3の強度が低下してしまう可能性があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付フランジの強度を維持したまま、取付フランジに対するボルトの頭部の突出高さを小さくすることができ、車輪支持用ハブユニット周りをコンパクトに設計することができ、車体の軽量化を図ることができる車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)中実状又は中空状の軸部と、軸部から径方向外方に延び、車輪又は車体に取り付けられる取付フランジと、を有し、取付フランジが冷間での側方押出しによって軸部と一体成形されるハブユニット軸受の軌道輪部材であって、取付フランジの車輪又は車体への取付面と反対側の面に、径方向に沿って溝状凹部が形成され、溝状凹部の平面部は、取付フランジを車輪又は車体に取り付けるための取付ボルトのボルト座面であることを特徴とする車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材。
(2)中実状又は中空状の軸部と、軸部から径方向外方に延びる取付フランジと、を有する車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法であって、軌道輪部材の素材を、軸部を成形するための軸部成形用キャビティと、軸部成形用キャビティから径方向外方に向かって放射状に延設され、取付フランジを成形するためのフランジ成形用キャビティと、を有する金型に配置する工程と、素材の一端部又は両端部を常温で押し潰し、素材を金型の軸部成形用キャビティ及びフランジ成形用キャビティに流動させることにより、その軸方向一方面に径方向に沿って溝状凹部が形成される取付フランジを軸部と一体に側方押し出しにて成形する工程と、を備えることを特徴とする車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法。
(3)取付フランジを車輪又は車体に取り付けるための取付ボルトの頭部の直径より大きな幅の平面部を有する金型によって、取付フランジの所定の位置を押圧して、取付ボルトのボルト座面を形成する工程を、更に備えることを特徴とする(2)に記載の車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法。
本発明の車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材によれば、軸部から径方向外方に延びる取付フランジの車輪又は車体への取付面と反対側の面に、径方向に沿って溝状凹部が形成され、溝状凹部の平面部が、取付フランジを車輪又は車体に取り付けるための取付ボルトのボルト座面であるため、取付フランジのボルト座面の板厚を薄くしながらも、その周辺部の板厚を厚くすることができるので、取付フランジの強度を維持したまま、取付フランジに対するボルトの頭部の突出高さを小さくすることができる。これにより、車輪支持用ハブユニット周りをコンパクトに設計することができるので、車体の軽量化を図ることができる。
また、本発明の車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法によれば、軌道輪部材の素材を、軸部を成形するための軸部成形用キャビティと、軸部成形用キャビティから径方向外方に向かって放射状に延設され、取付フランジを成形するためのフランジ成形用キャビティと、を有する金型に配置する工程と、素材の一端部又は両端部を常温で押し潰し、素材を金型の軸部成形用キャビティ及びフランジ成形用キャビティに流動させることにより、その軸方向一方面に径方向に沿って溝状凹部が形成される取付フランジを軸部と一体に側方押し出しにて成形する工程と、を備えるため、軌道輪部材を高精度に成形することができる。これにより、鍛造後の機械加工における取り代を少なくすることができるので、材料の歩留まりが良い軌道輪部材を比較的低荷重で成形することができる。
本発明に係る軌道輪部材が採用された車輪支持用ハブユニットを説明するための断面図である。 本発明に係る軌道輪部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明に係る軌道輪部材の製造工程の説明図である。 本発明に係る軌道輪部材を製造するための鍛造加工装置を説明するための断面図である。 本発明に係る軌道輪部材の変形例を示し、取付フランジにボルト座面が形成される前の軌道輪部材の平面図である。 本発明に係る軌道輪部材の変形例を示し、取付フランジにボルト座面が形成された後の軌道輪部材の平面図である。 従来の軌道輪部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
以下、本発明に係る車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材及びその製造方法の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の車輪支持用ハブユニット10は、図1に示すように、従動輪用の車輪支持用ハブユニットであり、不図示の車両の車体側に固定される外輪部材(軌道輪部材)20と、不図示の車両の車輪側に接続されて車輪と共に回転する内輪部材(軌道輪部材)30と、を備える。
外輪部材20の内周面には、2列の外輪軌道溝21が形成され、内輪部材30の外周面には、外輪軌道溝21に対向して2列の内輪軌道溝31が形成されており、この外輪軌道溝21及び内輪軌道溝31間には、複数の転動体である玉11が転動自在に配設される。また、複数の玉11は保持器12によって略等間隔に保持される。
外輪部材20は、図1に示すように、中空状の軸部22と、軸部22の外周面に周方向に所定の間隔を存して形成され、径方向外方に延びる複数の取付フランジ23と、を有する。また、取付フランジ23には、不図示のボルトを挿通させるためのボルト挿通穴23aが形成される。そして、外輪部材20は、取付フランジ23のボルト挿通穴23aに挿通させた不図示のボルトを不図示の懸架装置に締結することによりが車体側に固定される。
内輪部材30は、図1及び図2に示すように、中実状の軸部32と、軸部32の軸方向一端部の外周面に周方向に90°間隔で形成され、径方向外方に延びる4個の取付フランジ33と、を有する。また、取付フランジ33には、取付ボルトであるスタッドボルト13を固定するためのボルト固定穴33aが形成される。また、軸部32の軸方向他端部には、その外周面に1列の内輪軌道溝31を有する内輪34が外嵌固定される。そして、内輪部材30は、取付フランジ33のスタッドボルト13を不図示のホイール及びブレーキロータに締結することにより車輪側に固定される。
そして、本実施形態では、図2に示すように、内輪部材30の取付フランジ33の車輪への取付面35と反対側の反取付面36の周方向中心に、径方向に沿って溝状凹部37が形成される。即ち、取付フランジ33は、溝状凹部37の平面部37aの周方向両側に肉厚部38を有し、スタッドボルト13のボルト座面に相当する部分だけ凹ませたような断面略凹型に形成される。また、平面部37aは、スタッドボルト13の頭部13aの直径D1より若干大きい幅W1に形成され、スタッドボルト13のボルト座面を構成する。
次に、図3及び図4を参照にして、本実施形態の軌道輪部材の製造方法について説明する。なお、本実施形態では、図2に示す軌道輪部材である内輪部材30を冷間鍛造により造る場合を例にして説明する。
本実施形態の製造方法では、まず、図3の(a)→(c)に示すように、中実状の円柱状の素材40に、不図示の荒成形装置で2段階の塑性加工を施すことによって、第1中間素材41及び第2中間素材42が成形される。次いで、図3の(c)→(d)に示すように、第2中間素材42に、図4に示す鍛造加工装置50で側方押し出し成形を施すことによって、取付フランジ33が軸部32と一体成形された第3中間素材43が成形される。次いで、図3の(d)→(e)に示すように、第3中間素材43に、不図示の仕上成形装置で押圧加工(サイジング)を施すことによって、取付フランジ33にスタッドボルト13のボルト座面39が形成された最終中間素材44が成形される。そして、この最終中間素材44に、所定の切削加工や研削加工などの機械加工を施すことによって、本実施形態の内輪部材30が得られる。なお、上記図3の(d)→(e)の工程は、ボルト座面に精度が必要な場合に行われる工程であって、ボルト座面に精度が必要ない場合は省略してもよい。また、本実施形態では、第2中間素材42が本発明の素材に相当する。
鍛造加工装置50は、図4に示すように、固定金型である下金型51と、可動金型である上金型52と、上金型52に設けられる孔52aに摺動自在に嵌合されるリングパンチ53及び押圧パンチ54と、下金型51に設けられる孔51aに摺動自在に嵌合される押し出しパンチ55と、押圧パンチ54の取付板56の下面と上金型52の上面との間に配置される弾性部材57と、を備える。そして、金型である下金型51、上金型52、リングパンチ53、押圧パンチ54、及び押し出しパンチ55によって、軸部32を成形するための軸部成形用キャビティ58と、取付フランジ33を成形するためのフランジ成形用キャビティ59と、が画成される。また、フランジ成形用キャビティ59は、軸部成形用キャビティ58から径方向外方に向かって放射状に延設される。なお、フランジ成形用キャビティ59での素材の流動をバランスよく行うために、下金型51を上金型52と同様に上下移動可能として弾性部材で上金型52側に付勢させてもよい(上下両側金型フローティング構造)。
上記した鍛造加工装置50による側方押し出し成形は、図3(c)の第2中間素材42を、鍛造加工装置50の軸部成形用キャビティ58内に配置した後、下金型51及び上金型52を閉じた状態において、第2中間素材42の軸方向上端部をリングパンチ53及び押圧パンチ54で上方から押し潰すことにより、第2中間素材42を軸部成形用キャビティ58及びフランジ成形用キャビティ59に流動させる。即ち、第2中間素材42は、軸部成形用キャビティ58内に充填され、その一部が軸部成形用キャビティ58からフランジ成形用キャビティ59に押し出される。この結果、反取付面36に溝状凹部37が形成された取付フランジ33が軸部32と一体に成形される。
以上説明したように、本実施形態の軌道輪部材である内輪部材30によれば、軸部32から径方向外方に延びる取付フランジ33の車輪への取付面35と反対側の反取付面36に、径方向に沿って溝状凹部37が形成され、この溝状凹部37の平面部37aが、取付フランジ33を車輪側に取り付けるためのスタッドボルト13のボルト座面であるため、取付フランジ33のボルト座面の板厚を薄くしながらも、その周辺部の板厚を厚くすることができるので、取付フランジ33の強度を維持したまま、取付フランジ33に対するスタッドボルト13の頭部13aの突出高さを小さくすることができる。これにより、車輪支持用ハブユニット10周りをコンパクトに設計することができるので、車体の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態の軌道輪部材である内輪部材30の製造方法によれば、第2中間素材42を、軸部32を成形するための軸部成形用キャビティ58と、軸部成形用キャビティ58から径方向外方に向かって放射状に延設され、取付フランジ33を成形するためのフランジ成形用キャビティ59と、を有する金型に配置する工程と、第2中間素材42の軸方向上端部を常温で押し潰し、第2中間素材42を金型の軸部成形用キャビティ58及びフランジ成形用キャビティ59に流動させることにより、反取付面36に径方向に沿って溝状凹部37が形成される取付フランジ33を軸部32と一体に側方押し出しにて成形する工程と、を備えるため、内輪部材30を高精度に成形することができる。これにより、鍛造後の機械加工における取り代を少なくすることができるので、材料の歩留まりが良い内輪部材30を比較的低荷重で成形することができる。
なお、本実施形態の変形例として、図5及び図6に示すように、取付フランジ33の強度を高くするため、溝状凹部37の平面部37aの幅W1を小さくして、溝状凹部37の肉厚部38の幅W2を大きくしてもよい。この場合、ボルト座面である平面部37aの幅W1が、スタッドボルト13の頭部13aの直径D1より小さくなることがあるので、スタッドボルト13の頭部13aの直径D1より大きな直径D2の円形平面部60を有する不図示の金型によって、取付フランジ33のボルト固定穴33aに対応する位置を押圧して、スタッドボルト13のボルト座面61を形成する。このようにすることで、取付フランジ33の肉厚部38の幅W2を大きくすることができるので、取付フランジ33の強度を更に高くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、従動輪用の車輪支持用ハブユニットに本発明を適用した場合を例示したが、これに限定されず、駆動輪用の車輪支持用ハブユニットに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、中実状の内輪部材に本発明を適用した場合を例示したが、これに限定されず、中空状の外輪部材に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、取付フランジを軸部の外周面に周方向に90°間隔で形成した場合を例示したが、これに限定されず、取付フランジの数や配置を変えたものに本発明を適用してもよい。
10 車輪支持用ハブユニット
13 スタッドボルト(取付ボルト)
13a 頭部
20 外輪部材(軌道輪部材)
21 外輪軌道溝
22 軸部
23 取付フランジ
23a ボルト挿通穴
30 内輪部材(軌道輪部材)
31 内輪軌道溝
32 軸部
33 取付フランジ
33a ボルト固定穴
34 内輪
35 取付面
36 反取付面
37 溝状凹部
37a 平面部
38 肉厚部
39 ボルト座面
40 素材
41 第1中間素材
42 第2中間素材(素材)
43 第3中間素材
44 最終中間素材
50 鍛造加工装置
51 下金型
52 上金型
53 リングパンチ
54 押圧パンチ
55 押し出しパンチ
56 取付板
57 弾性部材
58 軸部成形用キャビティ
59 フランジ成形用キャビティ
60 円形平面部(平面部)
61 ボルト座面
W1 平面部の幅
D1 頭部の直径
D2 円形平面部の直径

Claims (3)

  1. 中実状又は中空状の軸部と、前記軸部から径方向外方に延び、車輪又は車体に取り付けられる取付フランジと、を有し、
    前記取付フランジが冷間での側方押出しによって前記軸部と一体成形されるハブユニット軸受の軌道輪部材であって、
    前記取付フランジの前記車輪又は前記車体への取付面と反対側の面に、径方向に沿って溝状凹部が形成され、
    前記溝状凹部の平面部は、前記取付フランジを前記車輪又は前記車体に取り付けるための取付ボルトのボルト座面であることを特徴とする車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材。
  2. 中実状又は中空状の軸部と、前記軸部から径方向外方に延びる取付フランジと、を有する車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法であって、
    前記軌道輪部材の素材を、前記軸部を成形するための軸部成形用キャビティと、前記軸部成形用キャビティから径方向外方に向かって放射状に延設され、前記取付フランジを成形するためのフランジ成形用キャビティと、を有する金型に配置する工程と、
    前記素材の一端部又は両端部を常温で押し潰し、前記素材を前記金型の前記軸部成形用キャビティ及び前記フランジ成形用キャビティに流動させることにより、その軸方向一方面に径方向に沿って溝状凹部が形成される前記取付フランジを前記軸部と一体に側方押し出しにて成形する工程と、を備えることを特徴とする車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法。
  3. 前記取付フランジを車輪又は車体に取り付けるための取付ボルトの頭部の直径より大きな幅の平面部を有する金型によって、前記取付フランジの所定の位置を押圧して、前記取付ボルトのボルト座面を形成する工程を、更に備えることを特徴とする請求項2に記載の車輪支持用ハブユニットの軌道輪部材の製造方法。
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