JP2010194954A - 塗布具 - Google Patents

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Ryusuke Ota
隆介 大田
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Abstract

【課題】 インキを流動状態のまま収容し、かつ押圧やノックの操作によってインキを塗付体側に供給する構造をもつ塗布具については、確実なインキの密閉を求めてその構造の中に弾性変形部をもつものがほとんどである。この構造についてもリフィラブル構造は望まれているが、従来の技術ではカートリッジ交換またはインキ補充の際に弾性変形部に荷重やトルクがかかってしまい、カートリッジ交換またはインキ補充の操作によって破断してしまう恐れがあった。
【解決手段】 少なくともインキを収容するインキタンクと、そのインキタンクの前方に配置された塗布体と、その塗布体にインキを吐出させる押圧操作部が配置された塗布具であって、前記インキタンクと塗布体との間に弁機構を配置すると共に、その弁機構を作動せしめる前記押圧操作部を塗布具に対して着脱可能に配置した塗布具。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インキを流動状態のまま収容するインキタンクを持ち、かつノックや押圧などの操作によって塗付体側へインキを供給するようになした塗布具のうち、インキを消費しても再度インキを補充することが可能な構成をもつ塗布具に関するものである。
近年の筆記具市場においては環境負荷や経済的負担を考慮して、インキを使いきった後も詰め替えやインキの補充を行って筆記具本体の一部または全部を継続使用できるように構成し、可能な限り廃棄する部分を少なくした、いわゆる、リフィラブル製品が数多く発売されるようになってきた。
インキを吸蔵した多孔質体、いわゆる中綿から塗付体へインキを供給して塗布・筆記を可能とする中綿式の塗布具ならば、特開2001−219688に開示されるように、スポイトなどを用いて中綿にインキを補充するか、あるいは、実開平6−003688に開示されるような中綿自体を交換してしまうリフィル方法が広く知られている。
また、インキを流動状態のまま収容するタイプの筆記具においては、インキタンク全体をカートリッジとして取り換えてしまうものや、特許第4192770のようにインキタンクに開口部を設けてそこからインキタンク内へインキを補充するリフィル方法が広く知られている。
特開2001−219688 実開平6−003688 特許第4192770 特開2001−150866
インキを流動状態のまま収容し、かつ押圧やノックの操作によってインキを塗付体側に供給する構造をもつ塗布具にあっては、確実なインキの密閉を求めてその構造の中に弾性変形部を設けるものがほとんどである。この構造についてもリフィラブル構造となっているが、従来の技術ではカートリッジの交換の際、または、インキ補充の際に先述の弾性変形部に荷重やトルクがかかってしまう。この弾性変形部は特開2001−150866に示される構造のように通常薄く形成されており、カートリッジ交換またはインキ補充の操作によって破断してしまう恐れがあった。
そこで、弾性変形部に可能な限り荷重やトルクをかけないインキ補充構造が強く求められている。
本発明は、少なくとも塗布体と、その塗布体にインキを供給するための押圧操作部が配置されて塗布具であって、前記押圧操作部を塗布具に対して着脱可能に配置したことを最も主要な特徴とする。
本発明は、少なくとも塗布体と、その塗布体にインキを供給するための押圧操作部が配置されて塗布具であって、前記押圧操作部を塗布具に対して着脱可能に配置したので、インキタンクの開口またはカートリッジの交換を行う際に弾性変形部に荷重やトルクがかかることがない。そのため、インキの補充操作によって弾性変形部が破断する恐れがなく、塗布具をより長期にわたって使用し続けられるものである。
本発明にかかるインキ補充式塗布具の全体断面図である。 本発明にかかるインキ補充式塗布具の要部拡大図である。 尾栓螺合部の拡大詳細図である。 (a)実施例1の要部拡大図である。 (b)図4(a)の要部拡大図である。 実施例2の要部拡大図である。 実施例3の要部拡大図である。 実施例3の尾栓結合状態における要部拡大図である。
インキタンク1は、軸7の内壁と尾栓5に設けられた薄膜部6および弁座8によって構成され、弁4が前記弁座8により閉鎖されることによって密閉されるものであり、インキが流動状態のまま収容されている。塗布具の後端にはノック2が配置されており、塗布具に対して、そのノック2を押し込むことによってノック棒3を介して弁4が開く構造になっている。また、ノック2を押し込むことによって尾栓5に一体に形成された薄膜部6がインキタンク1の内側に向かって弾性変形する。このことによってインキタンク1の内容積が変化するので、インキタンク1の内部が加圧されることになる。この状態の時、先述のように弁4は解放されているので、前記の加圧力によってインキタンクに内容されたインキは中綿9に没入されたインキ流通口15を通って中綿9に向かって送り出される。
前記中綿9に吸収されたインキは、その先に接続されたペン先10にも浸透し、その結果、ペン先10による筆記が可能となる。そのペン先10と前軸11の間には通気間隙12が設けられており、さらに中綿9と前軸11の間にも通気間隙13が設けられている。インキ流通口15は中綿9に没入しているが、通期スリット16が設けられているので、キャップ14が外されている状態、すなわち使用状態であれば、外気は弁4のところまで常に連通している。したがって、ノック2が押し込まれ、弁4からインキが中綿9に供給された後、ノック2が操作前の状態に戻る際に外気がインキタンク1の中に取り込まれ、スムーズに空気交換が完了する。なお、非操作時はスプリング17によって弁4が閉鎖するように付勢されているので、不意に弁が解放されてしまう恐れはない。
インキの補充操作は、軸7から尾栓5を取り外して行う。軸7と尾栓5はネジ螺合によって係止されており、着脱自在である。また、尾栓5の外側面には複数の縦溝による滑り止め18が形成されているので、使用者は手で簡単に軸7と尾栓5の係止を解くことができる。薄膜部6は尾栓5と一体に成形されているので、補充操作の際に尾栓5と一緒に軸7から取り外される。ノック棒3と薄膜部6は係止されていないため、尾栓5を取り外す操作時に薄膜部6にはトルクや荷重といったストレスがかかることはない。また、ノック棒13の後部近傍には振れ止め25が設けられているので、ノック棒13の後端部は常に軸7の中心軸近くにあり、尾栓5を再装着する際にノック棒13の後端が薄膜部6の中心でない場所を圧迫して薄膜部6を傷つけたり、破断させたりするといった恐れはない。
ノック2と尾栓5は薄膜部6の中央に設けられたノック接合部19とノック2に設けられた接合部20との圧入によって固着されている。ノック接合部19の外側面には長手方向に延びるリブ21が複数形成されており、それに対する接合部20の内壁には雌ネジ状突起22が設けられている。これを圧入することによって雌ネジ状突起22がリブ21を押し潰した状態で固着する。そのリブ21を押し潰した雌ネジ状突起22には、リブ21が復元しようとする反発力が作用した状態になるので、通常のネジのような軽いトルクでは固着が解除される恐れはない。尚、雌ネジ状突起は射出成型金型で成形される際に金型のコアピンを回しながら抜くことにより、無理なく、十分に高い突起を形成できるメリットがある。
前記尾栓5と軸7の密閉は、軸5側に設けられた三角リブ23が尾栓5の端面に突き当たることによる第一の密閉と、尾栓5の外周に設けられた全周リブ24が軸7の内壁に密着することによる第二の密閉の二段階による密閉でなされている。
図4に実施例1の要部拡大図を示す。
本例は、先述の実施形態に対して軸7と尾栓5を係止する雄ネジと雌ネジの関係が逆になったものである。
このような構成を採ることにより、軸7の内側に設けられたインキタンク1にインキを補充する際、軸7の端面付近をインキで汚してしまっても、その汚れが外側ならばティッシュや布などで拭き取ることができ、また、汚れが内側ならばそれは即ち、インキタンク1の中ということになるので問題はなく、インキの汚れが塗布具の外側まで染み出してしまう恐れがない。それ故に、補充の際の操作が簡便になるものである。
さらに、雄ネジと雌ネジの関係が逆になるために、ネジの螺合しろの分だけ尾栓5の露出範囲が長くなり、露出する表面積も増加する。そのため尾栓5を取り外す際、その尾栓5の把持範囲が広くなり、滑り止め18もその増加した分だけ広い範囲に設けられるので、尾栓5を取り外す操作も簡便なものになる。
図5に実施例2の要部拡大図を示す。
本例は、薄膜部6を尾栓5と一体に成形せず、ゴムやエラストマーなどの軟質弾性体で別に成形された伸縮体26に置き換えたものである。即ち、ゴムやエラストマーなどの軟質弾性体は変形量を大きく採れるので、薄膜部6を尾栓5と一体に射出成型した場合に比べて、ノック操作によるインキタンク1内部の容積変化を大きくすることができる。また、本実施例の構造では、軸7と尾栓5を密閉する突き当て部分31と軸7の開口端面に設けられた三角リブ23が軟質な伸縮体26の裾を挟むようにしているので、密閉に関してはより高い信頼性が得られるものである。
なお、本実施例の構造においては、伸縮体26が軟質な材料で形成されているので、伸縮体26の中央にノック2を直接圧入固着することができない。そこで、ノック2を尾栓5の先側、つまり、軸7と螺合するためのネジ32が設けられている側から、尾栓5の中に挿入する方法を採る。その尾栓5の後側内壁には、ノック2の脱落を防ぐための脱落防止リブ27が設けられているので、ノック2が尾栓5の反対側に脱落する恐れはない。その後、さらに伸縮体26を挿入することによって、ノック2を略固定する構造としている。前記伸縮体26と尾栓5は固着されていることが望ましいが、軸7と尾栓5が螺合固定された状態のときに両者に挟まれて固定されるのであれば、固着していなくとも良い。
図6に実施例3の要部拡大図を示す。
本例は、軸7の開口部33に隔壁28を設け、その中心に補充用穴29を設けたものである。このような構成を採ることにより、インキを補充する作業の途中で誤って塗布具を倒したり、取り落してしまった場合に、軸7の開口部からインキが零れてしまうリスクをある程度軽減できる。
なお、補充用穴29から前記ノック棒3の後端が突き出ているようではインキを補充する操作に差し支えるので、ノック棒3は隔壁28の補充用穴29から突出せず、かつ、後端が隔壁28から離れていて、補充用のスポイトなどを補充用穴29から挿入する際に邪魔にならない程度の空間が保たれるように短く形成する。図7に示すように、尾栓5を螺合固定した状態では薄膜部6の中央に設けた補助ノック棒30が、ノック棒3の後端部に接合、あるいは、近接した状態となり、ノック2に対するノック操作をノック棒3に伝えることができるように構成したものである。
1 インキタンク
2 ノック
3 ノック棒
4 弁
5 尾栓
6 薄膜部
7 軸
8 弁座
9 中綿
10 ペン先
11 前軸
12 通気間隙
13 通気間隙
14 キャップ
15 インキ流通口
16 通気スリット
17 スプリング
18 滑り止め
19 ノック接合部
20 接合部
21 リブ
22 雌ネジ状突起
23 三角リブ
24 全周リブ
25 振れ止め
26 伸縮体
27 脱落防止リブ
28 隔壁
29 補充用穴
30 補助ノック棒
31 突きあて部分
32 ネジ部
33 開口部

Claims (3)

  1. 少なくとも塗布体と、その塗布体にインキを供給するための押圧操作部が配置されて塗布具であって、前記押圧操作部を塗布具に対して着脱可能に配置した塗布具。
  2. 少なくともインキを収容するインキタンクと、そのインキタンクの前方に配置された塗布体と、その塗布体にインキを供給するための押圧操作部が配置された塗布具であって、前記インキタンクと塗布体との間に弁機構を配置すると共に、その弁機構を作動せしめる前記押圧操作部を塗布具に対して着脱可能に配置した塗布具。
  3. 前記インキタンク内に弁機構を作動せしめる押圧棒を配置すると共に、前記押圧操作部を塗布具から離脱させた際、その押圧棒がインキタンク内に残留するようなした請求項1、或いは、請求項2に記載の塗布具。
JP2009044317A 2009-02-26 2009-02-26 塗布具 Pending JP2010194954A (ja)

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