JP2010193344A - 耳掛け式イヤホン装置、イヤホン装置用耳掛けアーム - Google Patents

耳掛け式イヤホン装置、イヤホン装置用耳掛けアーム Download PDF

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Abstract

【課題】装着位置のずれを防止すること。
【解決手段】弾性体の耳掛けアーム105に、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より上側にてユーザの耳殻付け根301上部に当接する上側補助アーム106と、耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より下側にてユーザの耳殻付け根301下部に当接下側補助アーム107とを一体成形で設ける。これにより、本装置使用時に、上側補助アーム106と下側補助アーム107とが耳殻付け根301を上下方向から挟むように支持することになり、装着位置のずれを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、耳掛け式イヤホン装置、イヤホン装置用耳掛けアームに関する。
耳掛け式イヤホン装置またはイヤホン装置用耳掛けアームとして、例えば、以下の特許文献1〜4等に示すものがある(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2003−111180号公報 特開2002−34089号公報 特開2006−94006号公報 実公平7−46997号公報
しかし、上記特許文献1〜4に記載された従来の耳掛け式イヤホン装置では、単に、耳掛けアームが本装置使用者の耳に単に掛けられて装着されるか、耳掛けアームに設けられたハンガー部等により本装置使用者の耳に単に掛けられて装着されるため、装着位置がずれ易い、という課題がある。
特に、耳掛け式イヤホン装置に、マイクアームを介してマイクロホンを設けた場合には、耳掛けアームのみにより支持されているので、装着位置がずれ易かった。
そこで、本発明は、装着位置のずれを防止することができる耳掛け式イヤホン装置、イヤホン装置用耳掛けアームを提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、イヤホン本体が設けられたイヤホンベースと、上記イヤホンベースに取付けられ、本装置使用時にユーザの耳に掛けられる耳掛けアームと、上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より上側にてユーザの耳に当接する上側補助アームと、上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より下側にてユーザの耳に当接する下側補助アームと、を有する耳掛け式イヤホン装置である。
ここで、上記上側補助アームは、一端が上記耳掛けアームに支持された固定端であり、他端が開放端であり、上記下側補助アームは、両端が上記耳掛けアームに支持された固定端である、イヤホン装置にしても良い。
また、上記上側補助アームの上記開放端は、上記耳掛けアームにおける上記イヤホンベースの取付け側になるように、上記上側補助アームの上記固定端は、上記耳掛けアームにおける上記イヤホンベースの取付け側と対向する側に固定される、イヤホン装置にしても良い。
また、上記下側補助アームは、S字形状に湾曲している、イヤホン装置にしても良い。
また、上記上側補助アームおよび上記下側補助アームは、上記耳掛けアームと一体成形されている、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、上記上側補助アームおよび上記下側補助アームにおける耳殻付け根当接面と、上記耳掛けアームにおける耳殻付け根当接面とは、面一に形成されている、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、上記上側補助アームおよび上記下側補助アームの切断断面積は、上記耳掛けアームの切断断面積より小さい、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、上記耳掛けアームは、上記イヤホンベースに対し着脱自在に取付けられている、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、上記イヤホンベースには、上記耳掛けアームが着脱自在に取付けつけられるように、上記イヤホンベースの上下に一対の受入れ溝が形成されており、上記耳掛けアームには、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝にそれぞれ挿入される上下一対の挿入片を有しており、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝と、上記耳掛けアームの上下一対の挿入片とは、それぞれ上下で幅が異なっており、上記イヤホンベースに対し上記耳掛けアームが上下逆に挿入されることを防止する、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、上記イヤホンベースには、上記耳掛けアームが着脱自在に取付けつけられるように、上記イヤホンベースの上下に一対の受入れ溝が形成されており、上記耳掛けアームには、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝にそれぞれ挿入される上下一対の挿入片を有しており、上記耳掛けアームの上下一対の挿入片先端にはそれぞれ凹部または凸部が形成されている一方、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝には、上記凹部または凸部に嵌る凸部または凹部が形成されており、上記耳掛けアームの上下一対の挿入片が上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝にそれぞれ挿入された際に、上記耳掛けアームの上下一対の挿入片の上記凹部または凸部に、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝の上記凸部または凹部が嵌る、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、上記耳掛けアームは、上記イヤホンベースの後端より突出するように形成されている、耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、さらに、上記イヤホンベースにマイクアームを介して取付けられたマイクロホンと、を有する耳掛け式イヤホン装置にしても良い。
また、別の発明は、イヤホン本体が設けられたイヤホンベースに取付けられ、本装置使用時にユーザの耳に掛けられるイヤホン装置用耳掛けアームであって、上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より上側にてユーザの耳に当接する上側補助アームと、上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より下側にてユーザの耳に当接する下側補助アームと、を有するイヤホン装置用耳掛けアームである。
本発明の耳掛け式イヤホン装置およびイヤホン装置用耳掛けアームは、本装置使用時にユーザの耳に掛けられる耳掛けアームに、その耳掛けアームから延出し、本装置使用時に耳掛けアームにおけるイヤホン本体の取付け位置より上側にてユーザの耳に当接する上側補助アームと、耳掛けアームから延出し、本装置使用時に耳掛けアームにおけるイヤホン本体の取付け位置より下側にてユーザの耳に当接する下側補助アームとを有するので、本装置使用時に、上側補助アームと下側補助アームとが耳殻の付け根を両側から挟むように支持することになり、装着位置のずれを防止することができる。
本発明の実施形態1のマイク付イヤホン装置の構成の一例を簡単に示す図である。 実施形態1のマイク付イヤホンを使用者に装着した状態の一例を示す外観図である。 本発明のマイク付イヤホンの装着状態での耳の近傍を示す外観図である。 実施形態1のマイク付イヤホン装置の詳細な外観の一例を示す図、図5はその詳細な外観斜視図の一例を示す図である。 実施形態1のマイク付イヤホン装置の詳細な外観斜視図の一例を示す図である。 実施形態2における、イヤホンベース100と、耳掛けアーム105との接続の一例を示す斜視図である。 図6に示す実施形態2の耳掛けアーム105の外観の一例を示す図である。 図7(f)に示す実施形態2の耳掛けアーム105の右側面図における丸破線部分IIIの一例を示す拡大図である。 図7(d)に示す実施形態2の耳掛けアーム105の裏面図における丸破線部分IVの一例を示す拡大図である。 交換可能な耳掛けアーム105A,105Bを用意した一例を示す図である。 実施形態3のマイク付イヤホン装置の構成の一例を簡単に示す図である。
以下、本発明のイヤホン装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の一実施の形態であり、本発明は、下記の各実施形態のものに限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1のマイク付イヤホン装置の構成の一例を簡単に示す図である。
図1において、10はマイク付イヤホン装置、101はイヤホンベース、101はイヤホンベース100に取付けられるイヤホン本体、102はイヤホンベース100に取付けられ前方に伸びるマイクアーム、103はマイクアーム102の先端に設けられたマイクロホン、104はイヤホン本体101およびマイクロホン103を電気的に外部に接続するケーブル、105は耳掛けアームである。
耳掛けアーム105は、使用者の耳殻に掛けられるように耳殻の形状に応じた形状に形成されている。そして本実施形態1の耳掛けアーム105には、耳掛けアーム105から延出し、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より上側にてユーザの耳殻付け根上部に当接する上側補助アーム106と、耳掛けアーム105から延出し、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より下側にてユーザの耳殻付け根下部に当接耳掛けアーム105の内側(耳殻側)に延出する下側補助アーム107と有する。
なお、図1に示すマイク付イヤホン装置10は、左耳用である。
図2は、実施形態1のマイク付イヤホン装置10を使用者に装着した状態の一例を示す外観図である。
図2において、201はいわゆる耳殻である。図3は、耳掛けアーム105が使用者の耳殻201に掛けられ、マイクロホン102が使用者の口元近辺に配置された状態を示している。
なお、図2では、図上、耳掛けアーム105上方の上側補助アーム106は耳殻201の裏側に隠れ図示していない。また、耳掛けアーム105下方の下側補助アーム107は耳殻201から外側に図示されているが、下側補助アーム107が耳殻201の裏側に隠れるように形成するようにしても勿論よい。
図3は、実施形態1のマイク付イヤホンを使用者に装着した状態を拡大し、耳殻201の裏側を破線により示す一例を示す外観図である。
図3において、破線で示す301は、耳殻201の付け根(以下、耳殻付け根という。)である。図3に示すように、上側補助アーム106が耳殻付け根301の上部に当接し、下側補助アーム107が耳殻付け根301を介しその上部当接位置にほぼ対向する耳殻付け根301の下部にて当接する。なお、この図3では、上側補助アーム106と下側補助アーム107のみが耳殻付け根301に当接し、耳掛けアーム105の当接面105cが耳殻付け根301に当接していないが、耳掛けアーム105の当接面105cが耳殻付け根301に当接するように形成しても勿論よい。
ここで、実施形態1では、耳掛けアーム105と、上側補助アーム106と、下側補助アーム107とは、例えば、エラストマーやゴム等の弾性素材により一体成形されている。そのため、耳掛けアーム105と、上側補助アーム106と、下側補助アーム107とは、どの方向にも、例えば、図上、上下左右方向や表裏方向どの方向にも撓むよことができる。これにより、本装置使用時は、マイクロホン103と、耳掛けアーム105とによる支持だけでなく、上側補助アーム106と、下側補助アーム107とにより装着感度の向上および装着ずれを効果的に防止しながらも、簡単な構造で成形することができる。
なお、一体成形はあくまで一例であり、耳掛けアーム105と、上側補助アーム106と、下側補助アーム107とをそれぞれ別々の素材により成形し取付けるようにしても良い。別々に成形する場合、耳掛けアーム105と、上側補助アーム106と、下側補助アーム107とをそれぞれ別々の異なる素材により構成できるので、耳掛けアーム105は剛性の高い樹脂製、上側補助アーム106と下側補助アーム107とは、使用者の耳に直接当たるので、ゴムやエラストマー等の弾性材料により構成するようにしても良い。このようにすれば、強度も高く、かつ、耳に装着したときの装着感の良いマイク付イヤホン装置を構成できる。また上側補助アーム106と下側補助アーム107とを一体成型あるいは別々に成形し、耳掛けアーム105の対応する穴部(図示せず)に差し込むことにより設けるようにしても良い。なお、耳掛けアーム105、上側補助アーム106、下側補助アーム107を、柔軟な材料により中空に成形しても勿論よい。
一方、イヤホンベース100やイヤホン本体101は、耳掛けアーム105や、上側補助アーム106、下側補助アーム107より硬質のABS樹脂等により形成されている。なお、イヤホンベース100等を、耳掛けアーム105や、上側補助アーム106等と同質のエラストマーやゴム等の弾性素材により成形したり、被覆しても勿論よい。
また、本実施形態1では、図1や図3に示すように、上側補助アーム106は、イヤホン本体101に近い側の一端は開放端106aである一方、イヤホン本体101から遠い側の他端は耳掛けアーム105に固定された固定端106bであり、耳殻付け根301の形状に沿うよう円弧状に形成されている。
また下側補助アーム107は、両端を耳掛けアーム105に固定された固定端107a,107bにしている。これにより、本装置10を使用者の耳に掛ける場合、通常は、両端固定の下側補助アーム107が固定された耳掛けアーム105の開放端105bを拡げて使用者の耳殻付け根301に掛けることになるが、下側補助アーム107に開放端等の突出部や先端部がないので、開放端等の突出部や先端部が耳殻付け根301に当ったり、引っ掛かること等を防止することができ、装着性を損なうことを防止することができる。
また、後述する図2,図3の使用状態を参照すると明らかであるが、両持ち梁となる両端固定の下側補助アーム107が耳柄付け根301を下方から支え、より自由度の大きい片持ち梁となる一端固定の上側補助アーム106が耳柄付け根301を上方から挟むように支持するので、装着感を向上させることが出来ると共に、確実に支持することができる。
また、実施形態1では、上側補助アーム106の図上左側の開放端106aは、耳掛けアーム105におけるイヤホンベース100の取付け端105a側になる一方、上側補助アーム106の固定端106bは、耳掛けアーム105におけるイヤホンベース100の取付け端105a側と対向する開放端105b側に固定されている。これにより、耳掛けアーム105を耳殻201に掛けた状態でマイクロホン103やマイクアーム102等に図上、口元の方向に引っ張られる等して、耳掛けアーム105の開放端105bが図上α方向、すなわち耳掛けアーム105が広がる方向に撓む場合、上側補助アーム106の図上左側の開放端106aは、図上下側の向きに移動するので、より耳殻付け根に強く弾性的に当接することになり、より確実にマイク付イヤホン装置10を保持することできる。
また、実施形態1では、下側補助アーム107は、下側固定端107aに近い方がイヤホン本体101側に凸形状に湾曲する一方、上側固定端107bに近い方がイヤホン本体101側に凹形状に湾曲したS字形状に湾曲している。これにより、下側補助アーム107は、その全体がイヤホン本体101側に凸形状に湾曲している場合等と較べ、撓み易くなると共に、耳殻への装着感が向上する。
また、実施形態1では、図3に示すように、上側補助アーム106における耳殻付け根301への当接面106cと、下側補助アーム107における耳殻付け根へ301の当接面107cと、耳掛けアーム105における耳殻付け根301への当接面105cとは、耳殻付け根301の形状に沿うように面一に形成、すなわち上側補助アーム106の固定端106bと、下側補助アーム107の固定端107bと、耳掛けアーム105における当接面105cとは段差なく形成されている。これにより、耳掛けアーム105を耳殻201に掛けた状態では、上側補助アーム106および下側補助アーム107における耳殻付け根当接面106c,107cと、耳掛けアーム105における耳殻付け根当接面が面一で耳殻に当接し、突起部分等が耳殻に当接することはないので、この点でも、耳殻への装着感が向上する。なお、上側補助アーム106および下側補助アーム107における耳殻への当接面と、耳掛けアーム105における耳殻付け根当接面とは、段差があり、面一に形成されていなくても勿論よい。
また、実施形態1では、図1に示すように、I−I線およびII−II線における上側補助アーム106および下側補助アーム107の切断断面積は、その耳掛けアーム105の切断断面積より小さく形成している。そのため、I−I線、II−II線方向、もしくはその方向とは垂直方向の一方向、さらにはI−I線、II−II線方向およびその方向とは垂直方向の両方向において、上側補助アーム106および下側補助アーム107を、耳掛けアーム105の幅より狭く形成している。これにより、例え、同じ弾性素材を使用しても、イヤホンベース100を支持する耳掛けアーム105は上側補助アーム106および下側補助アーム107より強固に構成できる一方、上側補助アーム106および下側補助アーム107は、耳掛けアーム105より柔らかく構成できるので、この点でも、耳殻への装着感が向上する。なお、上側補助アーム106および下側補助アーム107の切断断面積と、耳掛けアーム105の切断断面積とが同一でも勿論よい。
図4は、本発明の実施形態1のマイク付イヤホン装置の詳細な外観の一例を示す図、図5はその詳細な外観斜視図の一例を示す図である。
図4(a)は、実施形態1のマイク付イヤホン装置の詳細上面図、図4(b)はその正面図、図4(c)はその詳細下面図、図4(d)はその詳細裏面図、図4(e)はその詳細左側面図、図4(f)はその詳細右側面図をそれぞれ示している。なお、図4に示すマイク付イヤホン装置10は、図1と同様に、左耳用である。
図4では、ケーブル104は、途中から省略している。また、図1に示す簡単な構成図とは異なり、図4では、ケーブル104をイヤホンベース100に接続するためのブッシュ104aを図示している。
図4、図5からも明らかなように、上側補助アーム106と、下側補助107とは、耳掛けアーム105より細く成形されており、耳掛けアーム105と一体成形したとしても、耳掛けアーム105より撓み易くしている。
以上、図1〜図5に図示したように構成された本実施形態1のマイク付イヤホン10を装着するときは、図2や図3に示すように、耳掛けアーム105を耳殻付け根301に掛け、イヤホン本体101を耳の外耳道に差し込む。すると、図2に示すようにマイクロホン103が口元の近傍に来る。
このとき、図3等に示すように、耳殻付け根301の上部では上側補助アーム106が撓み変形しながら弾性をもって当接する一方、耳殻付け根301の下部では下側補助アーム107も撓み変形しながら弾性をもって当接して、耳殻付け根301を上側補助アーム106と下側補助アーム107とが上下から弾性をもって挟み支持することになる。
その際、上側補助アーム106と下側補助アーム107とは、耳掛けアーム105よりも細く構成され弾性を持っているので、種々の耳の大きさに合わせ適度に変形して耳殻付け根301に接することになるので、耳に対する装着位置を安定させる効果がある。
つまり、上側補助アーム106と下側補助アーム107とは、弾性を持って耳殻付け根301に当接するので、耳の大きさにかかわらず長時間装着しても圧迫感を生じることがない。更に上側補助アーム106と下側補助アーム107で耳殻付け根を上下から挟み込むように支持するので、装着位置がずれる恐れがない。また、上側補助アーム106と下側補助アーム107とが耳殻付け根301を上下方向からほぼ対向する位置で挟むように支持するので、イヤホン本体101を挿入した耳穴に負荷がかからず、耳穴が痛くなることも少ない。
また、本実施形態1では、2つの補助アームのうち上側補助アーム106を片持ち梁にして大きく変形させることで様々な耳の大きさに対応し、下側補助アーム107はS字形状の両持ち梁とすることで、片持ち梁の上側補助アーム106より大きな荷重に耐えられるので、この点でも、耳に対する装着位置を安定させる効果がある。
以上説明したように、本実施形態1の耳掛け式イヤホン装置10では、本装置使用時にユーザの耳に掛けられる耳掛けアーム105に、その耳掛けアーム105から延出し、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より上側にてユーザの耳殻付け根301上部に当接する上側補助アーム106と、耳掛けアーム105から延出し、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より下側にてユーザの耳殻付け根301下部に当接下側補助アーム107とを有するので、本装置使用時に、上側補助アーム106と下側補助アーム107とが耳殻付け根301を上下方向から挟むように支持することになり、装着位置のずれをなるべく防止することができる。
その結果、マイク付きのイヤホン装置では、装着位置がずれると、マイクロホン103が口元からずれて音声を拾いにくくなることがあるが、本実施形態1のマイク付の耳掛け式イヤホン装置10では、上側補助アーム106と下側補助アーム107とにより確実に耳殻付け根301を挟持して本装置を支持するので、装着位置のずれを防止することができ、従来より確実に音声を拾いにくくなることを防止することが出来る。なお、本発明では、マイクロホン103が設けられてなくても、勿論良く、それでも効果的である。
また、実施形態1では、耳掛けアーム105と、上側補助アーム106と、下側補助アーム107とをエラストマー等の弾性素材により一体成形しているので、上側補助アーム106と下側補助アーム107とにより装着感度の向上および装着ずれを効果的に防止しながらも、簡単な構造で成形することができる。
また、本実施形態1では、上側補助アーム106は、一端が耳掛けアーム105に支持された固定端106bで、他端が開放端106aである一方、下側補助アーム107は両端が耳掛けアーム105に支持された固定端107a,107bにより構成しているので、2つの補助アームのうち一方が片持ちにして大きく変形させることが可能となり、これにより、様々な耳の大きさに対応し、他方は弓状の両持ちとすることで耳に対する位置を安定させる効果がある。
また、実施形態1では、一端開放の上側補助アーム106の固定端106bは、耳掛けアーム105におけるイヤホンベース100の取付け端105a側105aと対向する側に固定されているので、耳掛けアーム105が広がる方向に撓んだ場合、上側補助アーム106の開放端106aは、より耳殻付け根に強く弾性的に当接することになり、より効果的に耳殻付け根301を保持することができる。
また、実施形態1では、両端固定の下側補助アーム107はほぼS字形状に湾曲しているので、撓み易くなると共に、耳殻への装着感が向上する。
また、実施形態1では、上側補助アーム106および下側補助アーム107における耳殻付け根301への当接面と、耳掛けアーム105における耳殻付け根301への当接面105cとを耳殻付け根301の形状に沿うように面一に形成しているので、突起部分等が耳殻に当接することがなく、この点でも、耳殻への装着感が向上する。
また、実施形態1では、上側補助アーム106および下側補助アーム107の切断断面積は、その耳掛けアーム105の切断断面積より小さく形成しているので、例え、同じ弾性素材を使用して一体成形していても、イヤホンベース100を支持する耳掛けアーム105は上側補助アーム106および下側補助アーム107より強固に構成できる一方、上側補助アーム106および下側補助アーム107は、耳掛けアーム105より柔らかく構成することができ、この点でも、耳殻への装着感が向上する。
また、本装置では、耳掛けアーム105と、補助アーム106,107との2段構造になっているので、仮に、耳掛けアーム105内側の補助アーム106,107が折れたり、取れたりした場合でも、耳掛けアーム105により対応することができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、イヤホンベース100と、イヤホン装置用の耳掛けアーム105との接続について説明していなかったが、実施形態2では、イヤホンベース100と、耳掛けアーム105との接続について説明する。
図6は、実施形態2における、イヤホンベース100と、耳掛けアーム105とを着脱可能にした際の一例を示す斜視図である。
図6に示すように、本実施形態2では、イヤホンベース100と、耳掛けアーム105とは、別々に形成され、イヤホンベース100に耳掛けアーム105が着脱自在に取付けられる。なお、実施形態2における耳掛けアーム105がイヤホンベース100に取り付けられると、例えば、実施形態1の図5に示すような状態となる。
そのため、実施形態2のイヤホンベース100には、耳掛けアーム105が着脱自在に取付けつけられるように、イヤホンベース100の後端100b、すなわちマイクロホン102の取付け端100aと対向する側に、上下の一対の受入れ溝である上側受入れ溝100b1,下側受入れ溝100b2が形成されている。
一方、実施形態2の耳掛けアーム105には、イヤホンベース100の上下一対の上側受入れ溝100b1,下側受入れ溝100b2にそれぞれ挿入される上下一対の挿入片である上側挿入片105a1,下側挿入片105a2を設けている。
ここで、本実施形態2では、イヤホンベース100に耳掛けアーム105を装着すると、例えば、実施形態1の図5に示すように、耳掛けアーム105の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2とを繋ぐ連結部105dが、イヤホンベース100の後端100bと面一になる。ただし、イヤホンベース100に耳掛けアーム105を装着した際、耳掛けアーム105の連結部105dが、イヤホンベース100の後端100bと面一にならずに、イヤホンベース100の後端100bより突出するようにしても良い。耳掛けアーム105の連結部105dがイヤホンベース100の後端100bより突出するように形成すれば、材質の柔らかい耳掛けアーム105の連結部105dが耳等に接触する機会が増大し、材質の硬いイヤホンベース100の後端100bが耳に接触する機会が減少するので、この点でも装着感が向上する。なお、実施形態1でも、このように耳掛けアーム105の連結部105dがイヤホンベース100の後端100bと面一にならずに、イヤホンベース100の後端100bより突出するようにしても良い。
図7(a)は、実施形態2の耳掛けアーム105の上面図、図7(b)はその正面図、図7(c)はその下面図、図7(d)はその裏面図、図7(e)はその左側面図、図7(f)はその右側面図をそれぞれ示している。
なお、図7(a),(c),(e),(f)に示すように、図6および図7に示す実施形態2の耳掛けアーム105は、耳に掛けた場合、上側挿入片105a1,下側挿入片105a2より、上側補助アーム106や下側補助アーム107が使用者の顔に近づくように非対称に湾曲して形成されているので、図4等と同様に、左耳用である。
図8は、図7(f)に示す実施形態2の耳掛けアーム105の右側面図における丸破線部分IIIの拡大図の一例を示している。
つまり、実施形態2では、図8に示すように、耳掛けアーム105上下一対の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2には、それぞれ幅をAまたはBとして変えた凸状案内部105a11,105a21を設けている。
そのため、本実施形態2では、図6等に示すように、イヤホンベース100後端100bの上下一対の上側受入れ溝100b1,下側受入れ溝100b2側には、それぞれ耳掛けアーム105上下一対の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2それぞれの、幅が異なる凸状案内部105a11,105a21が丁度嵌まるように、幅の異なる溝が形成されている。
これにより、イヤホンベース100に対する耳掛けアーム105の上下逆の装着、いわゆる逆差しを防止している。つまり、実施形態2の耳掛け式イヤホン装置10を左右の耳でそれぞれ使用する場合、イヤホンベース100の上下は逆になるので、耳掛けアーム105を左右の耳専用に別に形成した場合、左右の耳専用の耳掛けアーム105では上側挿入片105a1,下側挿入片105a2のそれぞれの凸状案内部105a11,105a21の幅の大小が逆になる。そのため、イヤホンベース100に対する左右の耳専用の耳掛けアーム105の上下逆の装着、いわゆる逆差しを防止することができる。なお、イヤホンベース100後端100a上下一対の上側受入れ溝100a1,下側受入れ溝100a2と、耳掛けアーム105上下一対の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2それぞれの凸状案内部105a11,105a21とは、それぞれ溝または片の幅を変えず同一で、逆差しを許しても勿論よい。
図9は、図7(d)に示す実施形態2の耳掛けアーム105の裏面図における丸破線部分IVの拡大図の一例を示している。
つまり、実施形態2では、図9に示すように、耳掛けアーム105上下一対の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2には、それぞれ凹部105a12,105a22が形成されている一方、イヤホンベース100の後端100bの上下の受入れ溝100b1,100b2には、図示しないがその凹部105a12,105a22に嵌る凸部が形成されている。なお、耳掛けアーム105上下一対の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2に凸部が形成される一方、イヤホンベース100の後端100bの上下の受入れ溝100b1,100b2それぞれに凹部105a12,105a22が形成されていても勿論よいし、凹部105a12,105a22やそれに嵌る凸部は設けられていなくても勿論よい。
これにより、耳掛けアーム105の上下一対の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2がイヤホンベース100後端100bの上下の受入れ溝100b1,100b2にそれぞれ挿入されると、耳掛けアーム105の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2の凹部105a12,105a22が、イヤホンベース100上下の受入れ溝100b1,100b2それぞれの凸部に嵌ることにより、イヤホンベース100に対する耳掛けアーム105の脱落を効果的に防止することができる。
従って、本実施形態2によれば、上記実施形態1と同様の効果が得られると共に、耳掛けアーム105と、イヤホンベース100とを別々に構成し、耳掛けアーム105をイヤホンベース100に着脱自在に取付けるようにしたので、耳掛けアーム105が破損等した場合や、左右の耳専用の耳掛けアーム105を用意した場合でも、容易に耳掛けアーム105だけを交換することができる。
図10は、交換可能な耳掛けアーム105A,105Bを例えば2つ用意した一例を示す図である。
図10に示すように、実施形態2では、イヤホンベース100は一台でも、着脱自在な、例えば大小2つの耳掛けアーム105A,105Bを用意して、交換可能にすることもできる。勿論、大中小等の3種以上用意しても勿論よい。また、交換可能な大小の耳専用の耳掛けアーム105A,105Bを用意するだけでなく、交換可能な左右の耳掛けアーム105をそれぞれ容易しても良いし、さらには左右それぞれ専用に大小のものを複数用意するようにしても良い。
これにより、大小大きさの異なる、あるいは左右非対称の耳掛けアームを交換可能によるすることにより、イヤホンベース100は一台でも、男性用と女性用等の耳の大きな人と小さな人とに対応することが可能であり、より装着感を向上させることができる。
また、本実施形態2では、イヤホンベース100の上側受入れ溝100a1,下側受入れ溝105a2と、耳掛けアーム105の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2とは、それぞれ上下で溝または片の幅を変えているので、イヤホンベース100に対する耳掛けアーム105の上下逆の装着を防止することができる。
また、本実施形態2では、イヤホンベース100の上側受入れ溝100a1,下側受入れ溝105a2と、耳掛けアーム105の上側挿入片105a1,下側挿入片105a2とに、それらが完全に挿入された場合に、それぞれ嵌り合う凸部および凹部105a12,105a22を設けているので、イヤホンベース100に対する耳掛けアーム105の脱落を効果的に防止することができる。
また、本実施形態2では、イヤホンベース100に耳掛けアーム105を装着した際、耳掛けアーム105の連結部105dが、イヤホンベース100の後端100bと面一にならずに、耳掛けアーム105の連結部105dがイヤホンベース100の後端100bより突出するように形成すれば、材質の柔らかい耳掛けアーム105の連結部105dが耳等に接触する機会が増大し、材質の硬いイヤホンベース100の後端100bが耳に接触する機会が減少するので、この点でも装着感が向上する。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。上記実施形態1,2では、図1等に示すように、上側補助アーム106の固定端106bが耳掛けアーム105の開放端105b側に固定され、上側補助アーム106の開放端106aが耳掛けアーム105のイヤホンベース100の取付け端105a側になるように設けて説明したが、本実施形態3では、その逆にしたものである。
図11は、実施形態3のイヤホン装置の構成の一例を簡単に示す図である。
図11に示すように、本実施形態3では、図1〜図10に示す上記実施形態1,2の耳掛けアーム105とは異なり、上側補助アーム106の固定端106bが耳掛けアーム105のイヤホンベース100の取付け端105a側に設けられ、上側補助アーム106の開放端106aが耳掛けアーム105の開放端側105bになるように構成している。なお、下側補助アーム107も含めその他の構成は、上記実施形態1,2の耳掛けアーム105と同様である。
これにより、図1〜図10に示す上記実施形態1,2の場合と同様に、上側補助アーム106が耳殻付け根301の上方から確実に弾性をもって当接するので、下側補助アーム107による下方からの弾性当接と合わさって、本装置の装着時のずれを確実に防止することが出来る。
また、本実施形態3では、図1〜図10に示す上記実施形態1,2の場合とは異なり、図11に示すように、上側補助アーム106の開放部106aが、その固定端106bより、図上鉛直方向で低い位置になるようにしている。
また、本装置を耳殻201に掛ける際、通常、耳掛けアーム105の開放端側105bが図上α方向、すなわち耳掛けアーム105の開放端側105bがイヤホンベース100の取付け端105aから離れる方向に移動する場合、上側補助アーム106の開放端106aも、耳掛けアーム105のイヤホンベース100の取付け端105a側から広がる方向に移動するので、上記実施形態1,2の形態の場合と較べ、装着感がソフトな耳掛けアーム105を提供することが出来る。なお、上側補助アーム106の開放部106aがその固定端106bより鉛直方向でほぼ同じ位置でも高い位置になるようにしても勿論よい。
従って、本実施形態3によれば、上記実施形態1,2と同様の効果が得られる共に、上記実施形態1,2の形態のものより、装着感がソフトな耳掛けアーム105を提供することが出来る。
なお、上記実施形態1〜3では、上側補助アーム106を、図1等に示すように、一端固定の片持ち梁形式により構成し、下側補助アーム107を両端固定の両持ち梁形式により構成したが、本発明では、この形態に限定されるものではなく、上側補助アーム106を両端固定の両持ち梁形式により構成する一方、下側補助アーム107を、一端固定の片持ち梁形式により構成するようにしても良い。
また、上側補助アーム106および下側補助アーム107の双方を、両端固定の両持ち梁形式により構成しても良いし、あるいは一端固定の片持ち梁形式により構成しても勿論よい。
要は、耳掛けアーム105に、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より上側にてユーザの耳殻付け根301上部に当接する上側補助アーム106と、本装置使用時に耳掛けアーム105におけるイヤホン本体101の取付け位置より下側にてユーザの耳殻付け根301下部に当接下側補助アーム107とを設け、本装置使用時に、上側補助アーム106と下側補助アーム107とが耳殻付け根301を上下等の両側から挟むように支持するものであれば良い。
このように上記実施形態1〜3の上側補助アーム106および下側補助アーム107の形態を変更した場合でも、上側補助アーム106および下側補助アーム107は、弾性をもって耳殻付け根301に当接するので、耳への装着感はそれほど損なわれることはなく、また、従来のイヤホン装置の場合より、装置位置がずれることを防止することが出来る。
また、上記実施形態1〜3では、マイクアーム102を介したマイクロホン103付きのイヤホン装置により説明したが、本発明では、これに限る必要はなく、マイクアーム102を介したマイクロホン103を省略したイヤホン装置にも適用可能である。
10 耳掛け式イヤホン装置
100 イヤホンベース
101 イヤホン本体
102 マイクアーム
103 マイクロホン
104 ケーブル
105 耳掛けアーム
106 上側補助アーム
107 下側補助アーム
201 耳殻
301 耳殻付け根

Claims (13)

  1. イヤホン本体が設けられたイヤホンベースと、
    上記イヤホンベースに取付けられ、本装置使用時にユーザの耳に掛けられる耳掛けアームと、
    上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より上側にてユーザの耳に当接する上側補助アームと、
    上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より下側にてユーザの耳に当接する下側補助アームと、
    を有する耳掛け式イヤホン装置。
  2. 請求項1記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記上側補助アームは、一端が上記耳掛けアームに支持された固定端であり、他端が開放端であり、
    上記下側補助アームは、両端が上記耳掛けアームに支持された固定端である、イヤホン装置。
  3. 請求項2記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記上側補助アームの上記開放端は、上記耳掛けアームにおける上記イヤホンベースの取付け側になるように、
    上記上側補助アームの上記固定端は、上記耳掛けアームにおける上記イヤホンベースの取付け側と対向する側に固定される、イヤホン装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記下側補助アームは、S字形状に湾曲している、イヤホン装置。
  5. 請求項1〜請求項4いずれか一の請求項に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記上側補助アームおよび上記下側補助アームは、上記耳掛けアームと一体成形されている、耳掛け式イヤホン装置。
  6. 請求項1〜請求項5いずれか一の請求項に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記上側補助アームおよび上記下側補助アームにおける耳殻付け根当接面と、上記耳掛けアームにおける耳殻付け根当接面とは、面一に形成されている、耳掛け式イヤホン装置。
  7. 請求項1〜請求項6いずれか一の請求項に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記上側補助アームおよび上記下側補助アームの切断断面積は、上記耳掛けアームの切断断面積より小さい、耳掛け式イヤホン装置。
  8. 請求項1〜請求項7いずれか一の請求項に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記耳掛けアームは、上記イヤホンベースに対し着脱自在に取付けられている、耳掛け式イヤホン装置。
  9. 請求項8記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記イヤホンベースには、上記耳掛けアームが着脱自在に取付けつけられるように、上記イヤホンベースの上下に一対の受入れ溝が形成されており、
    上記耳掛けアームには、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝にそれぞれ挿入される上下一対の挿入片を有しており、
    上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝と、上記耳掛けアームの上下一対の挿入片とは、それぞれ上下で幅が異なっており、
    上記イヤホンベースに対し上記耳掛けアームが上下逆に挿入されることを防止する、耳掛け式イヤホン装置。
  10. 請求項8記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記イヤホンベースには、上記耳掛けアームが着脱自在に取付けつけられるように、上記イヤホンベースの上下に一対の受入れ溝が形成されており、
    上記耳掛けアームには、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝にそれぞれ挿入される上下一対の挿入片を有しており、
    上記耳掛けアームの上下一対の挿入片先端にはそれぞれ凹部または凸部が形成されている一方、
    上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝には、上記凹部または凸部に嵌る凸部または凹部が形成されており、
    上記耳掛けアームの上下一対の挿入片が上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝にそれぞれ挿入された際に、上記耳掛けアームの上下一対の挿入片の上記凹部または凸部に、上記イヤホンベース上下の上記受入れ溝の上記凸部または凹部が嵌る、耳掛け式イヤホン装置。
  11. 請求項1〜請求項10いずれか一の請求項に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    上記耳掛けアームは、上記イヤホンベースの後端より突出するように形成されている、耳掛け式イヤホン装置。
  12. 請求項1〜請求項11いずれか一の請求項に記載の耳掛け式イヤホン装置において、
    さらに、
    上記イヤホンベースにマイクアームを介して取付けられたマイクロホンと、
    を有する耳掛け式イヤホン装置。
  13. イヤホン本体が設けられたイヤホンベースに取付けられ、本装置使用時にユーザの耳に掛けられるイヤホン装置用耳掛けアームであって、
    上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より上側にてユーザの耳に当接する上側補助アームと、
    上記耳掛けアームから延出し、本装置使用時に上記耳掛けアームにおける上記イヤホン本体の取付け位置より下側にてユーザの耳に当接する下側補助アームと、
    を有するイヤホン装置用耳掛けアーム。
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