JP2010188940A - 輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法 - Google Patents

輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010188940A
JP2010188940A JP2009037059A JP2009037059A JP2010188940A JP 2010188940 A JP2010188940 A JP 2010188940A JP 2009037059 A JP2009037059 A JP 2009037059A JP 2009037059 A JP2009037059 A JP 2009037059A JP 2010188940 A JP2010188940 A JP 2010188940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
refrigeration cycle
battery
compressor
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009037059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5478909B2 (ja
JP2010188940A5 (ja
Inventor
Yasushi Watanabe
泰 渡辺
Masakazu Kai
政和 甲斐
Naoki Kobayashi
小林  直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009037059A priority Critical patent/JP5478909B2/ja
Publication of JP2010188940A publication Critical patent/JP2010188940A/ja
Publication of JP2010188940A5 publication Critical patent/JP2010188940A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5478909B2 publication Critical patent/JP5478909B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】冷凍機を備えた車両において圧縮機の運転に必要な電力量を正確に求めることを目的とする。
【解決手段】動力源として走行用の少なくともモータ・発電機22を有する車両本体20に設けられる輸送用冷凍機30であって、冷凍機30は、圧縮機駆動用の電動機で圧縮機32が駆動される冷凍サイクル31と、圧縮機32の電動機に供給する電力を貯える二次電池43と、冷凍サイクル31及び二次電池43を制御するコントローラ36とを備える。コントローラ36は、運転中の冷凍サイクル31における吐出圧力(HP)及び吸入圧力(LP)に基づいて、圧縮機32の運転に必要な電力量(P)を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばエンジン及び電動機を走行用の駆動源とするハイブリッド車両、又は電動機のみを走行用の駆動源とする電気自動車に好適な輸送用冷凍機に関する。
環境問題から、エンジンと電動機とを組合せた駆動源を搭載し、車両の走行状態に応じてエンジン又は電動機のいずれかを駆動制御することにより、燃費向上を図るハイブリッド車両が普及しつつある。ハイブリッド車両には、車両の回生制動により発生した電力を蓄え、必要なときに電動機に電力を供給する二次電池が搭載される。
このようなハイブリッドシステムを特装車に適用した場合に、特装車に搭載された作業装置における作業性能を維持できる制御装置が特許文献1に記載されている。
特許文献1に係る特装車は、特別な用途向けの作業補機と、作業補機およびモータジェネレータに供給する電力を蓄えた電池と、特装車を制御するECUとを搭載する。ECUは、電力の供給源である、エンジンおよび電池の状態を検知する検知回路と、特装車に必要な電力量を検知する電力量検知回路と、供給源の状態と必要な電力量とに基づいて、モータジェネレータへの電力の供給よりも作業補機への電力の供給を優先させて、供給源からの電力の供給先を決定する決定回路とを含む。
特許文献1によれば、検知回路により検知されたエンジンの状態および電池の充電状態などと、電力量検知回路により検知された作業補機に必要な電力量およびモータジェネレータに必要な電力量とに基づいて、電力の供給源である電池およびエンジンからの電力の供給先が決定される。このとき、モータジェネレータへの電力の供給よりも作業補機への電力の供給を優先させて決定される。これにより、特装車に搭載された作業補機に優先して供給源から動力を供給できる。その結果、作業補機における作業性能を維持できる。
特開2004−135376号公報
作業補機の代表例として、冷凍機がある。この冷凍機として、冷凍機用に搭載された電動機で圧縮機を回転させるものがある。冷凍機は、冷凍の負荷により消費電力が増減するので、特許文献1のように電動機に電力を供給する電池に残っている電力量を検知したとしても、その後に継続して冷凍機を運転できる時間を精度よく求めることは難しい。
冷凍機が運転できる時間をより精度よく求めるためには、冷凍サイクルにおいて電力消費の大きな圧縮機の運転に必要な電力量を高い精度で求めることが要求されるところ、本発明は冷凍機を備えた車両において圧縮機の運転に必要な電力量を高い精度で求めることを目的とする。
本発明は、走行用の駆動源として少なくとも第1電動機を有する車両本体に設けられる輸送用冷凍機を対象とする。この冷凍機には、圧縮機用の第2電動機で圧縮機が駆動される冷凍サイクルと、第2電動機に供給する電力を貯える電池と、冷凍サイクル及び、電池を制御するコントローラとを備える。このコントローラは、運転中の冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)、吸入圧力(LP)に基づいて、圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)を求める。
本発明により求められる電力量(Pn)は、運転中の冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)、吸入圧力(LP)に基づいているので精度が高い。
本発明の輸送用冷凍機において、コントローラは、電池に残存している電力量(Pr)を検知し、電力量(Pn)と電力量(Pr)との比較に基づいて、冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減して運転させる。そうすることにより、電力不足により冷凍機の運転が停止する事態を回避するためである。
本発明の輸送用冷凍機において、コントローラは、電池に残存している電力量(Pr)を検知し、電力量(Pn)と電力量(Pr)との比較に基づいて、充電により電池に電力を追加するように要求できる。電力不足により冷凍機の運転が停止される事態を回避するためである。
コントローラは、好ましくは、電池が充電されるまで冷凍サイクルを運転できるように、冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減させる。
コントローラが行なう電力の追加要求は、いくつかの形態を含んでいる。
つまり、コントローラは、車両本体が備える発電機に対して電力の追加要求を行うことができる。この場合、車両本体の発電機がコントローラの要求に応じて自動的に発電を行なうので、電力不足を解消できる。
また、コントローラは、表示装置に電力の追加要求を表示させることができる。ドライバ又は補助者(以下、ドライバと総称する)は追加要求に従って車両本体の発電機に対して発電を開始させる。車両本体の発電機が使用できない場合には、ドライバは発電機が使用できる状態に車両本体を操作することにより、電池への充電を可能とする。
さらにコントローラは、車両本体が備えるカーナビゲーションシステムに対して、充電が可能な充電スタンドを特定することによっても、電力の追加要求を行うことができる。カーナビゲーションシステムを用いて、最も近い充電スタンドが特定できるので、最短で充電を開始できる。
また本発明は、走行用の駆動源として少なくとも第1電動機を有する車両本体に設けられる輸送用冷凍機の制御方法に関する。この制御方法は、圧縮機用の第2電動機で圧縮機が駆動される冷凍サイクルと、第2電動機に供給する電力を貯える電池と、を備える冷凍機についてなされるものである。そしてこの制御方法は、運転中の冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)及び吸入圧力(LP)を検知するステップと、検知された吐出圧力(HP)及び吸入圧力(LP)に基づいて圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)を求めるステップを備える。
本発明の制御方法により求められる電力量(Pn)は、運転中の冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)、吸入圧力(LP)に基づいているので精度が高い。
本発明の制御方法において、電池に残存している電力量(Pr)を検知するステップと、電力量(Pn)と電力量(Pr)との比較に基づいて、冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減して運転させるステップを備えることができる。電力不足により冷凍機の運転が停止する事態を回避するためである。
本発明の制御方法において、電池に残存している電力量(Pr)を検知するステップと、電力量(Pn)と電力量(Pr)との比較に基づいて、充電により電池に電力を追加するように要求するステップを備えることができる。電力不足により冷凍機の運転が停止される事態を回避するためである。
本発明の制御方法において、好ましくは、電池が充電されるまで冷凍サイクルを運転できるように、冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減させる。
電力の追加要求を行なうステップは、いくつかの形態を含んでいる。
つまり、車両本体が備える発電機に対して電力の追加要求を行うことができる。この場合、車両本体の発電機がコントローラの要求に応じて自動的に発電を行なうので、電力不足を解消できる。
また、表示装置に電力の追加要求を表示させることができる。ドライバは追加要求に従って車両本体の発電機に対して発電を開始させる。車両本体の発電機が使用できない場合には、ドライバは発電機が使用できる状態に車両本体を操作することにより、電池への充電を可能とする。
さらに、車両本体が備えるカーナビゲーションシステムに対して、充電が可能な充電スタンドを特定することによっても、電力の追加要求を行うことができる。カーナビゲーションシステムを用いて、最も近い充電スタンドが特定できるので、最短で充電を開始できる。
本発明によれば、運転中の冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)、吸入圧力(LP)に基づいているので、求められる圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)の精度が高い。
本実施の形態に係る輸送用冷凍機を備える車両の構成を示すブロック図である。 他の本実施の形態に係る輸送用冷凍機を備える車両の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る輸送用冷凍機の制御手順を示すフローチャートである。 図3に示すフローチャートのAの部分の手順を示す。 図3に示すフローチャートのAの部分の他の手順を示す。 図3に示すフローチャートのAの部分のさらに他の手順を示す。 図4〜図6の手順を組み合わせた例を示す。 冷凍機動力をセーブ運転する際に制御する要素を示す。
<第1実施形態>
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るハイブリッドタイプの車両10の構成を示す。車両10は、車両本体20と冷凍機(輸送用冷凍機)30とから構成される。
車両本体20は、エンジン21およびモータ・発電機22を走行用の駆動源とする。
車両本体20には、エンジン21、モータ・発電機22及び二次電池23の動作を制御するコントローラ24を備えている。
エンジン21は、変速機を介して駆動輪(ともに図示せず)に動力を伝達する、ガソリン、軽油等を燃料として駆動される内燃機関である。
モータ・発電機22は、車両本体20が回生制動時には、エンジン21の負荷となって発電機として機能して電力を発生させる。発生した電力は、二次電池23に蓄電される。例えばエンジン21の駆動トルクが車両本体20の走行状態に対して不足している場合には、二次電池23からモータ・発電機22に電力が供給され、モータ・発電機22はモータとして機能してエンジン21を補助する。なお、本発明が適用される車両は、以上に限定されるものでなく、モータ・発電機22をモータとして機能させているときに、この駆動力のみで駆動輪を動かしてもよいし、モータの駆動力のみで駆動輪を動かす電気自動車にも適用できる。
冷凍機30は、圧縮機32は二次電池装置43から供給される電力によって回転駆動させる電動モータ(図示略)を備えるタイプの圧縮機32を備える。二次電池43は、二次電池から供給される低電圧の直流電力を高電圧の交流電力に変換するDC/DCコンバータ回路、インバータ回路等を備えている。二次電池43の二次電池は、車両本体20の二次電池23から電力の供給を受けることができるが、二次電池23がこの二次電池43を兼ねることもできる。
冷凍機30の冷凍サイクル31は、圧縮機32、凝縮器33、電子膨張弁34及び蒸発器35が冷媒配管によって順次接続されている。凝縮器33及び蒸発器35の各々には、ファン(図示略)が付設されている。冷凍サイクル31において、圧縮機32に吸入された過熱蒸気は、等比エントロピー線上に沿って断熱圧縮され高圧の過熱度の大きなガスになって、凝縮器33へと流れる。凝縮器33に入った高圧ガスは、冷却され等圧のまま凝縮潜熱で飽和液になり、さらに、顕熱を放出して過冷却液になる。過冷却液は、熱の出入りがない電子膨張弁34で絞り膨張され比エンタルピーは変化せず圧力と温度が低下し、低温低圧の冷媒液(湿り蒸気)となって蒸発器35へ向かう。冷媒液(湿り蒸気)は、蒸発器35において外部から熱を受け入れ蒸発潜熱によって等圧のまま乾き蒸気になる。そして、顕熱によって過熱蒸気となり圧縮機32に吸入される。冷凍サイクル31では、蒸発器35で冷凍庫内の熱を吸って冷やし、凝縮器33でその熱を外部に排熱する。以上のようにして、冷凍サイクル31において冷媒は圧縮、凝縮、絞り膨張、蒸発の状態変化を連続的に繰り返す。
冷凍サイクル31上には、吸入圧力センサ38、吐出圧力センサ39及び吐出ガス温度センサ40が設けられている。吸入圧力センサ38は、圧縮機32の下流側において、圧縮機32に吸入される冷媒(低圧ガス)の圧力(LP)を検知する。吐出圧力センサ39は、圧縮機32の上流側において、圧縮機32から吐出される冷媒(高圧ガス)の圧力(HP)を検知する。吐出ガス温度センサ40は、圧縮機32の上流側において、圧縮機32から吐出される冷媒の温度(Td)を検知する。検知された圧力(LP,HP)、温度(Td)は、コントローラ36に送られる。なお、図1のスペースの関係上、吸入圧力センサ38、吐出圧力センサ39及び吐出ガス温度センサ40を、冷凍サイクル31から離して記載している。
冷凍機30は、タッチパネル式の操作パネル41を備えている。車両10のドライバが冷凍機30の運転条件を、操作パネル41に入力する。操作パネル41に入力された運転条件は、コントローラ36に伝えられる。操作パネル41には液晶ディスプレイ等からなる表示装置が設けられる。表示装置には、運転条件が表示される他、コントローラ36の指示に従って種々の表示がなされる。
コントローラ36は、操作パネル41に入力された運転条件を受け、この条件に従って運転されるように冷凍サイクル31を制御する。コントローラ36は、冷凍サイクル31に対して、圧縮機32の回転数、凝縮器33及び蒸発器35に付設されているファンの回転数、電子膨張弁34の開度に関する指令値を与える。
また、コントローラ36は、圧縮機32の所要動力を算出し、冷凍サイクル31の運転継続に必要な電力量(Pn)を算出する。コントローラ36は、電力量(Pn)に基づいて、冷凍機30に関して、特徴的な電力制御を行う。
圧縮機32の所要動力算出のために、コントローラ36は、冷凍サイクル31が運転中に、吸入圧力センサ38で検知する冷媒ガスの吸入圧力(HP)、吐出圧力センサ39で検知する冷媒ガスの吐出圧力(LP)を取得する。
また、コントローラ36は、圧縮機32の所要動力算出のために、データ記憶部37に記憶されている圧縮機32に関するデータを取得する。このデータは圧縮機32及び冷媒に関するものであり、以下を含んでいる。
圧縮機32:体積効率(ηv)、圧縮効率(ηad)
冷媒:エンタルピ(p−h線図)、密度(ρ)
次に、図3及び図4を参照して、コントローラ36で実現される冷凍機30の電力制御の手順について説明する。
コントローラ36は、吸入圧力センサ38で検知される吸入圧力データ(LP)、吐出圧力センサ39で検知される吐出圧力データ(HP)を取得する。なお、コントローラ36は、圧縮機32に指示している圧縮機の回転数データ(Nc)を保有している(図3 S101)。
また、コントローラ36は、データ記憶部37から体積効率データ(ηv)、圧縮効率データ(ηad)を取得する(図3 S101)。
コントローラ36は、圧縮機32の運転に必要な動力(Q)を算出する(図3 S105)。
ここで、所要動力(Q)は冷媒流量(Gr)と圧縮機におけるエンタルピ差(△h)により以下の式(1)で求めることができる。そして、冷媒流量(Gr)は、吸入圧力(LP)から求められる冷媒密度(ρ)、圧縮機32の体積効率(ηv)、圧縮機32の回転数(Nc)の関数として求められる。また、圧縮機エンタルピ差(△h)は、吐出圧力(HP)、吸入圧力(LP)、圧縮機32の圧縮(断熱)効率(ηad)の関数として求められる。そこで、コントローラ36は、下記式(2)、(3)に基づいて、冷媒流量(Gr)と圧縮機エンタルピ差(△h)を算出し(図3 S103)、その後所要動力(Q)を算出する(図3 S105)。
所要動力(Q)=冷媒流量(Gr)×圧縮機エンタルピ差(△h)…(1)
Gr=f(ρ,ηv,Nc)…(2)
△h=f(HP,LP,ηad)…(3)
ここで、p−h線図の圧縮機における線分と等温線との交点より圧縮効率(ηad)を求めることができるので、圧縮機エンタルピ差(△h)は、圧縮機32の圧縮効率(ηad)を吐出ガス温度(Td)に置換した下記式(3’)により求めることもできる。この場合、コントローラ36は、吐出ガス温度センサ40で検知する吐出ガス温度(Td)を取得する。データ記憶部37は、圧縮効率(ηad)を記憶しておく必要がなくなる。また、圧縮機32は経時的に特性が変化することがあるので、検知する吐出ガス温度(Td)を用いて圧縮機エンタルピ差(△h)を求めると、現状に即した所要動力(Q)を求めることができる。
△h=f(HP,LP,Td)…(3’)
コントローラ36は、S105で算出された所要動力(Q)に予め設定された冷凍機30の必要運転時間(T)を乗じる下記式(4)により必要電力量(Pn)を算出する(図3 S107)。なお、必要運転時間(T)は、乗員による操作パネルからの入力、過去の運転状態からの演算、後に説明する充電可能時刻までの時間等に基づいて設定される。
必要電力量(Pn)=所要動力(Q)×必要運転時間(T)…(4)
所要動力(Q)をそのまま用いて必要電力量(Pn)を算出してもよいが、直前の一定時間における平均値(Qa)又は変化率(Qd)を用いて算出してもよい。この場合、コントローラ36は、所要動力(Q)を一定期間に亘ってデータ記憶部37に経時的に記憶しておき、記憶されたデータに基づいて、平均値(Qa)又は変化率(Qd)を、例えば以下の式(5)、(6)により求めることができる。平均値(Qa)を求めた場合には、式(4)の所要動力(Q)を平均値(Qa)に置き換える。また、変化率(Qd)を求めた場合には、式(4)の所要動力(Q)を変化率(Qd)×Qに置き換える。
平均値(Qa)=(Q+Q−t+Q−2t)/3…(5)
:時刻Tにおいて算出された所要動力
−t:時刻Tよりt時間前に算出された所要動力
−2t:時刻Tより2t時間前に算出された所要動力
変化率(Qd)=|Q−Q−2t|/|T−T−2t|…(6)
:時刻Tにおいて算出された所要動力
−2t:時刻Tより2t時間前に算出された所要動力
次にコントローラ36は、冷凍機30が保有する二次電池43の残存電力量(Pr)を検知する(図3 S109)。この残存電力量(Pr)については、車両本体20が保有する二次電池23の残存電力量を加算することもできる。車両本体20が保有する二次電池23から冷凍機30が保有する二次電池43へ給電が可能だからである。
コントローラ36は、S107で算出された必要電力量(Pn)とS109で検知された残存電力量(Pr)とを比較することにより、残存電力量(Pr)のみでT時間(必要運転時間)にわたって圧縮機32が継続して運転可能か否かを判断する(図3 S111)。具体的には、以下の通りである。
必要電力量(Pn)<残存電力量(Pr)であれば(図3 S111でYes)、コントローラ36はそのまま冷凍機30の運転が継続される(図3 S113)。
一方、必要電力量(Pn)>残存電力量(Pr)であれば(図3 S111でNo)、コントローラ36は電力追加要求を出す(図3 S115)。
電力追加要求に対する図3のAにおいてなされる処理は図4(A1)に示されている。つまり、コントローラ36は、車両本体20のコントローラ24に対してモータ・発電機22で発電するよう要求する(図4 S131)。なお、図4には、A1の前後の手順を念のため示している。
この要求に対して車両本体20のコントローラ24は、モータ・発電機22に発電するように指示する。ただし、コントローラ36からの要求があったときに、モータ・発電機22がモータとして機能していると即座に発電を開始できないこともあるので、車両本体20のコントローラ24は、発電がなされ二次電池43(23)への充電が開始されるまでの時間(充電開始時間(Tg))をコントローラ36に返す。
コントローラ36は、継続運転可能時間(Tc)と充電開始時間(Tg)を比較することにより、継続運転可能時間内にモータ・発電機22の発電が開始されるか否かを判断する。具体的には、以下の通りである。なお、継続運転可能時間(Tc)は、二次電池43の残存電力量(Pr)と圧縮機動力(Q)に基づいて求めることができる。ただし、二次電池43の中で冷凍機30に使用されるのは圧縮機32のみではないことを考慮して継続運転可能時間(Tc)を求めることが必要である。
継続運転可能時間(Tc)>発電開始時間(Tg)であれば(図4 S132でYes)、そのまま冷凍機30の運転が継続される(図3 S113)。
一方、継続運転可能時間(Tc)≦発電開始時間(Tg)であれば(図4 S132でNo)、発電が開始されるまでの消費可能電力量(Pc)を下記式(7)とする。
消費可能電力量(Pc)=残存電力量(Pr)…(7)
コントローラ36は、消費可能電力量(Pc)が求められたならば、消費可能電力量(Pc)の範囲内でつまり、二次電池43が充電されるまで冷凍機30が継続して運転できるように、冷凍機30の各機器に対して、能力を低減(動力セーブ)することにより、消費電力を低減して運転するように指示する(図3 S121)。この冷凍機セーブ運転の要素を図8に示すが、例えば、圧縮機32の回転数を下げる、圧縮機32を複数台備えている場合には運転台数を少なくすることが考えられる。同様に、凝縮器33、蒸発器35に付設されるファンの回転数を下げる、又はファンの運転台数を少なくすることが考えられる。また、電子膨張弁34の開度を調整することにより消費電力を低減することもできる。
以上の手順・処理は、冷凍機30の運転停止命令が操作パネル41から入力されるまで、繰り返される(図3 S123,S125)。
本実施形態によれば、運転中の圧縮機32の吐出圧力(HP)、吸入圧力(LP)、回転数(Nc)を用いて所要動力(Q)を求めているので、二次電池43(23)の残存電力量(Pr)により冷凍機30を継続して運転できるか否かをより精度よく判断できる。また、二次電池43、23の残存電力量(Pr)により冷凍機30を継続して運転できないと判断した場合に動力セーブ運転を行うので、冷凍機30が停止するという最悪の事態を回避できる。
<第2実施形態>
第2実施形態では、図3のAの部分を図5のA2に示した手順で電力制御が進められる。A2以外の部分は、第1実施形態と同様である。
コントローラ36は、電力追加要求を(図3,5 S115)した後に、充電が必要であることを操作パネル41の表示領域に表示するように要求する(図5 S141)。この要求に応じて、操作パネル41には「至急充電を開始してください」等の文字が表示され、ドライバに注意を喚起する。文字のみでなく、音声で注意を喚起してもよい。
操作パネル41には、注意喚起とともに「了解」といったボタン表示がなされ、コントローラ36はドライバが「了解」ボタンの操作があるか否かを監視する(図5 S143)。
コントローラ36は、「了解」ボタンが操作されたことを検知すれば(図5 S143のYes)、そのまま冷凍機30の運転を継続させる(図3,図5 S113)。
コントローラ36は、「了解」ボタンが操作されたことを検知できなければ(図5 S143のNo)、図3のS119以降の手順を実行することにより、冷凍機30はセーブ運転される(図3,図5 S119,S121)。
本実施形態も第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、ドライバに対して充電が必要であることを注意を喚起するので、冷凍機30の継続的な運転が保障される。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係る車両10は、図2に示すように、冷凍機30に通信装置42が設けられている。また、車両10は、車両本体20、冷凍機(輸送用冷凍機)30の他に、カーナビゲーションシステム50を備える。第3実施形態は、充電サイト60が存在することを前提とする。この充電サイト60は、二次電池23,43を充電することのできるスタンド(充電スタンド)からの情報に基づいて運営されるインターネット上のサイトであり、充電スタンドからの情報に基づいて当該充電スタンドが現時点で充電可能であるか否かの情報を提供する。充電サイト60は、充電可能な充電スタンドの情報を空スタンドモニタ62が保有し、空スタンドアンサシステム61がインターネットを介して送られてくる要求に応じて充電可能な充電スタンドの情報を提供する。この情報は要求に対して提供されるほかにもITS(Intelligent Transport Systems:高度道路情報システム)などを通じて常に配信され続けるものをカーナビゲーションシステム50が受信してもよい。
カーナビゲーションシステム50は、通常有している地図情報53、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)54の他に、充電スタンド情報52を有している。充電スタンド情報52は、充電スタンドと住所とが関連付けて記憶されている。
カーナビゲーションシステム50は、演算装置51が、GPS54で特定される車両10の現在位置地図情報53及び充電スタンド情報52を照合することにより、車両10の現在位置から最も近い充電スタンドに関する情報を検索し抽出する。この情報の抽出は、冷凍機30のコントローラ36の要求に応じてなされる。
第3実施形態では、図3のAの部分を図6のA3に示した手順で電力制御が進められる。A3以外の部分は、第1実施形態と同様である。
コントローラ36は、電力追加要求を(図3,6 S115)した後に、カーナビゲーションシステム50に対して、最も近い充電スタンドに関する情報を検索、抽出するように要求する(図6 S151)。カーナビゲーションシステム50は、この要求に応じて、最も近い充電スタンドに関する情報を検索、抽出し、コントローラ36に当該情報(充電スタンド候補情報)を送る。
コントローラ36は、充電スタンド候補情報を取得したならば、通信装置42を介して充電スタンド候補情報を充電サイト60に対して送信して、当該充電スタントが空か否かを問い合わせる(図6 S153)。
この問合せに対する充電サイト60の回答が「空き」(図6 S155のYes)であれば、コントローラ36は次のS157の処理を行なう。「空き」でなければ(図6 S155のNo)、コントローラ36は、カーナビゲーションシステム50に対して、次に近い充電スタンドに関する情報を検索、抽出するように再度要求する(図6 S151に戻る)。このようにして、コントローラ36は、最も近い「空」状態の充電スタンドを特定する。
次に、コントローラ36は、特定された充電スタンドに継続運転可能時間(Tc)内に到達できるか否かの判断を行なう(図6 S157)。一方、特定された充電スタンドに到達するまでの所要走行時間(Tr)を求める。所要走行時間(Tr)は、カーナビゲーションシステム50において、特定された充電スタンドの住所と車両10の走行速度から求めることができる。
コントローラ36は、継続運転可能時間(Tc)>所要走行時間(Tr)であれば(図6 S157のYes)、そのまま冷凍機30の運転を継続させる(図3,図6 S113)。
また、コントローラ36は、継続運転可能時間(Tc)≦所要走行時間(Tr)であれば、図3のS119以降の手順を実行することにより、冷凍機30はセーブ運転される(図3,図6 S119〜S121)。
本実施形態も第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、充電スタンドをも考慮してセーブ運転の有無を判断するので、冷凍機30の継続的な運転を保障しやすい。
なお、上記第1〜第3実施形態では、図4、図5、図6に示した手順を実行したが、本発明はこれに限らず、必要電力量を算出(図3 S107)した後に、S109以降の手順を実行することなく、消費可能電力量を算出し(図3 S119)、冷凍機30に対して動力セーブ運転をさせることもできる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択し、あるいは他の構成に適宜変更することが可能である。例えば、図7に示すように、図4で示したA1、図5で示したA2、図6で示したA3を組み合わせることもできる。また、車両10はハイブリッドタイプの車両としたが、モータのみで駆動される車両についても本発明を適用できることは明らかである。さらに、二次電池の代わりに燃料電池を用いることもできる。
10…車両
20…車両本体
21…エンジン、22…モータ・発電機、23…二次電池、24…コントローラ
30…冷凍機(輸送用冷凍機)
31…冷凍サイクル、32…圧縮機、33…凝縮器、34…電子膨張弁、35…蒸発器
36…コントローラ、37…データ記憶部、38…吸入圧力センサ、39…吐出圧力センサ
40…吐出ガス温度センサ、41…操作パネル(表示部)、42…通信装置
50…カーナビゲーションシステム
51…演算装置、52…充電スタンド情報、53…地図情報
60…充電サイト
61…空スタンドアンサシステム、62…空スタンドモニタ

Claims (14)

  1. 走行用の駆動源として少なくとも第1電動機を有する車両本体に設けられる輸送用冷凍機であって、
    前記冷凍機は、圧縮機用の第2電動機で圧縮機が駆動される冷凍サイクルと、
    前記第2電動機に供給する電力を貯える電池と、
    前記冷凍サイクル及び前記電池を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、運転中の前記冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)及び吸入圧力(LP)に基づいて、前記圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)を求めることを特徴とする輸送用冷凍機。
  2. 前記コントローラは、前記電池に残存している電力量(Pr)を検知し、
    前記電力量(Pn)と前記電力量(Pr)との比較に基づいて、前記冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減して運転させることを特徴とする請求項1に記載の輸送用冷凍機。
  3. 前記コントローラは、前記電池に残存している電力量(Pr)を検知し、
    前記電力量(Pn)と前記電力量(Pr)との比較に基づいて、充電により前記電池に電力を追加するように要求することを特徴とする請求項1又は2に記載の輸送冷凍機。
  4. 前記コントローラは、前記車両本体が備える発電機に対して発電を指示することにより、電力の追加要求を行うことを特徴とする請求項3に記載の輸送用冷凍機。
  5. 前記コントローラは、表示装置に電力の追加要求を表示させることを特徴とする請求項3又は4に記載の輸送用冷凍機。
  6. 前記コントローラは、前記車両本体が備えるカーナビゲーションシステムに対して、充電が可能な充電スタンドを特定することによって、電力の追加要求を行うことを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の輸送用冷凍機。
  7. 前記コントローラは、前記電池が充電されるまで前記冷凍サイクルを運転できるように、前記冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減させる請求項2〜6のいずれかに記載の輸送用冷凍機。
  8. 走行用の駆動源として少なくとも第1電動機を有する車両本体に設けられ、圧縮機駆動用の第2電動機で圧縮機が駆動される冷凍サイクルと、前記第2電動機に供給する電力を貯える電池と、を備える輸送用冷凍機の制御方法であって、
    運転中の前記冷凍サイクルにおける吐出圧力(HP)及び吸入圧力(LP)を検知するステップと、
    検知された前記吐出圧力(HP)及び前記吸入圧力(LP)に基づいて、前記圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)を求めるステップと、
    を備えることを特徴とする輸送用冷凍機の制御方法。
  9. 前記電池に残存している電力量(Pr)を検知するステップと、
    前記圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)と前記電池に残存している電力量(Pr)との比較に基づいて、前記冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減して運転させるステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の輸送用冷凍機の制御方法。
  10. 前記電池に残存している電力量(Pr)を検知するステップと、
    前記圧縮機の運転に必要な電力量(Pn)と前記電池に残存している電力量(Pr)との比較に基づいて、充電により前記電池に電力を追加するように要求するステップと、
    を備えることを特徴とする請求項8又は9に記載の輸送用冷凍機の制御方法。
  11. 前記電力の追加要求を行なうステップは、
    前記車両本体が備える発電機に対して発電を指示することにより、電力の追加要求を行うことを特徴とする請求項10に記載の輸送用冷凍機の制御方法。
  12. 前記電力の追加要求を行なうステップは、表示装置に電力の追加要求を表示させることを特徴とする請求項10又は11に記載の輸送用冷凍機の制御方法。
  13. 前記電力の追加要求を行なうステップは、
    前記車両本体が備えるカーナビゲーションシステムに対して、充電が可能な充電スタンドを特定することを要求するものであることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の輸送用冷凍機の制御方法。
  14. 前記冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減して運転させるステップは、
    前記電池が充電されるまで前記冷凍サイクルを運転できるように、前記冷凍サイクルを構成する機器の能力を低減させる請求項9〜13のいずれかに記載の輸送用冷凍機。
JP2009037059A 2009-02-19 2009-02-19 輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法 Active JP5478909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009037059A JP5478909B2 (ja) 2009-02-19 2009-02-19 輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009037059A JP5478909B2 (ja) 2009-02-19 2009-02-19 輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010188940A true JP2010188940A (ja) 2010-09-02
JP2010188940A5 JP2010188940A5 (ja) 2012-03-29
JP5478909B2 JP5478909B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=42815475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009037059A Active JP5478909B2 (ja) 2009-02-19 2009-02-19 輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5478909B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091775A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Equos Research Co Ltd 電動駆動車両
JP2012149848A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送用冷凍装置
JP2017024615A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 三菱重工業株式会社 制御装置、冷凍機ユニット、冷凍機制御システム、制御方法およびプログラム
KR101915673B1 (ko) 2018-05-09 2018-11-06 써멀마스터 주식회사 냉동차용 냉동시스템
KR20210136533A (ko) * 2020-05-08 2021-11-17 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템
KR20210136538A (ko) * 2020-05-08 2021-11-17 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템
KR20210136536A (ko) * 2020-05-08 2021-11-17 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템의 제어방법
CN115151767A (zh) * 2020-02-20 2022-10-04 株式会社电装 制冷循环装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112009244A (zh) 2019-05-28 2020-12-01 开利公司 运输制冷***、其控制方法及电动运输车辆

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343959A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 陸上輸送用冷凍装置及び陸上輸送用冷凍装置搭載車両
JP2005331123A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Nissan Motor Co Ltd 車載冷蔵庫の電源制御装置
JP2006113892A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Fuji Heavy Ind Ltd 電気自動車自動運行マネジメントシステム
JP3137945U (ja) * 2007-10-02 2007-12-13 不二商株式会社 冷凍機を装備した自動車の充電装置
JP2008138989A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
WO2008079002A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno Vehicle system, and method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343959A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 陸上輸送用冷凍装置及び陸上輸送用冷凍装置搭載車両
JP2005331123A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Nissan Motor Co Ltd 車載冷蔵庫の電源制御装置
JP2006113892A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Fuji Heavy Ind Ltd 電気自動車自動運行マネジメントシステム
JP2008138989A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
WO2008079002A1 (en) * 2006-12-22 2008-07-03 Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno Vehicle system, and method
JP3137945U (ja) * 2007-10-02 2007-12-13 不二商株式会社 冷凍機を装備した自動車の充電装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012091775A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Equos Research Co Ltd 電動駆動車両
JP2012149848A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送用冷凍装置
JP2017024615A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 三菱重工業株式会社 制御装置、冷凍機ユニット、冷凍機制御システム、制御方法およびプログラム
KR101915673B1 (ko) 2018-05-09 2018-11-06 써멀마스터 주식회사 냉동차용 냉동시스템
CN115151767A (zh) * 2020-02-20 2022-10-04 株式会社电装 制冷循环装置
KR20210136533A (ko) * 2020-05-08 2021-11-17 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템
KR20210136538A (ko) * 2020-05-08 2021-11-17 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템
KR20210136536A (ko) * 2020-05-08 2021-11-17 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템의 제어방법
KR102381249B1 (ko) 2020-05-08 2022-03-31 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템의 제어방법
KR102403749B1 (ko) 2020-05-08 2022-05-30 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템
KR102403751B1 (ko) 2020-05-08 2022-05-30 주식회사 한국시스템 냉동탑차용 냉동시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP5478909B2 (ja) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5478909B2 (ja) 輸送用冷凍機及び輸送用冷凍機の制御方法
US10814694B2 (en) Hybrid vehicle
JP6119546B2 (ja) ハイブリッド車両
JP4915156B2 (ja) 車両用空調制御装置
US8774999B2 (en) Air-conditioning control device for electric vehicle
JP4075812B2 (ja) 車両用協調制御装置
JP2005001523A (ja) 車両用空調装置
US9409564B2 (en) Control device
JP2004026077A (ja) 車両用空調装置
JP2010105586A (ja) Lng自動車のエアコンシステム
JP2009196457A (ja) アイドルストップ車両の回生制御装置
JP2014121228A (ja) 車両
WO2018146989A1 (ja) バッテリ劣化判定装置
KR20100092720A (ko) 차량용 공조장치의 전동 압축기 제어방법
JP5692121B2 (ja) 冷却装置およびそれを搭載した車両、ならびに冷却装置の制御方法
JP2005061697A (ja) 輸送用冷凍装置
JP4124132B2 (ja) 空調制御装置
JP2020179723A (ja) 車両制御装置および車両制御方法
JP2005199932A (ja) 車両用動力源−補機協調制御装置
JP2003341414A (ja) 陸上輸送用冷凍装置
JP2003343959A (ja) 陸上輸送用冷凍装置及び陸上輸送用冷凍装置搭載車両
JP5067306B2 (ja) 車両の空調制御装置
WO2023089873A1 (ja) 冷却装置の運転制御装置
WO2022137899A1 (ja) 電池温調制御装置
JP2005047318A (ja) 車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5478909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350