JP2010184678A - Semi-crawler type working vehicle - Google Patents
Semi-crawler type working vehicle Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010184678A JP2010184678A JP2009031627A JP2009031627A JP2010184678A JP 2010184678 A JP2010184678 A JP 2010184678A JP 2009031627 A JP2009031627 A JP 2009031627A JP 2009031627 A JP2009031627 A JP 2009031627A JP 2010184678 A JP2010184678 A JP 2010184678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- semi
- support
- output shaft
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
Abstract
Description
本発明はセミクローラ型作業車両に関するものであり、詳細には、クローラベルトを駆動する駆動輪に関するものである。 The present invention relates to a semi-crawler type work vehicle, and more particularly, to a drive wheel that drives a crawler belt.
前後方向の一側に車輪を配置し、他側にクローラ部を配置するセミクローラ型作業車両においては、前記クローラ部を側面視で上方に凸となるような略三角形状に形成し、当該クローラ部を駆動する駆動輪を前記三角形の上側の頂点に配置する構成が従来から知られている。このようなセミクローラ型作業車両において、機体(走行ミッション装置や後部アクスル装置)から出力軸を突出させて配置し、当該出力軸によって前記駆動輪を直接的に駆動するように構成することがある。この種のクローラ部を開示するものとして例えば特許文献1がある。 In a semi-crawler type work vehicle in which a wheel is arranged on one side in the front-rear direction and a crawler part is arranged on the other side, the crawler part is formed in a substantially triangular shape that protrudes upward in a side view. The structure which arrange | positions the driving wheel which drives A to the upper vertex of the said triangle is conventionally known. In such a semi-crawler type work vehicle, an output shaft may be protruded from an airframe (traveling mission device or rear axle device), and the drive wheels may be directly driven by the output shaft. For example, Patent Document 1 discloses such a crawler unit.
ところで、セミクローラ型作業車両において前記クローラ部のクローラベルトがなす三角形の形状は、運用する状況によって様々に変更できると便利である。例えば、車両後部にクローラを備えるとともに後方に作業機を連結する構成のセミクローラ型トラクタでは、作業機の種類によっては、当該作業機がクローラ部と干渉することを避けるために、クローラの三角形を前方に偏らせるように構成したいことがある。また、大きな駆動力を必要とする場合には、クローラベルトの接地面と駆動輪との距離が大きくなるように当該駆動輪を配置し、クローラベルトの駆動輪に対する巻掛け角度を大きくすることが有利である。 By the way, it is convenient if the shape of the triangle formed by the crawler belt of the crawler unit in the semi-crawler type work vehicle can be changed variously depending on the operating situation. For example, in a semi-crawler tractor with a crawler at the rear of the vehicle and a work machine connected to the rear, depending on the type of work machine, the crawler triangle may be moved forward to avoid interference with the crawler part. You may want to configure it to be biased toward When a large driving force is required, the driving wheel is arranged so that the distance between the contact surface of the crawler belt and the driving wheel is increased, and the winding angle of the crawler belt with respect to the driving wheel can be increased. It is advantageous.
しかし、特許文献1のような従来のセミクローラトラクタは、クローラ部の形状を変更することを想定した構成になっていない。例えば、特許文献1のクローラ部の頂点の1つに位置する駆動輪は、エンジン側の駆動力をクローラベルトに伝達する動力伝達機構の一部をなしており、移動させることは不可能であった。 However, the conventional semi-crawler tractor as disclosed in Patent Document 1 is not configured to change the shape of the crawler portion. For example, the driving wheel located at one of the apexes of the crawler portion of Patent Document 1 forms part of a power transmission mechanism that transmits the driving force on the engine side to the crawler belt and cannot be moved. It was.
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運用する状況に応じてクローラ部の形状を容易に変更することができるセミクローラ型作業車両を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a semi-crawler type work vehicle that can easily change the shape of a crawler portion in accordance with operating conditions.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。 The problems to be solved by the present invention are as described above. Next, means for solving the problems and the effects thereof will be described.
本発明の観点によれば、機体前後方向の一側に配置される車輪と、他側に配置されるクローラ部と、を備えるセミクローラ型作業車両において、以下の構成が提供される。即ち、セミクローラ型作業車両は、出力軸と、駆動輪と、支持手段と、伝達手段と、固定手段と、を備える。前記出力軸は、前記クローラ部の近傍に機体左右方向に突出するように配置され、エンジン側の駆動力を出力する。前記駆動輪は、前記クローラ部のクローラベルトを駆動する。前記支持手段は、前記駆動輪を支持し、出力軸の軸線を中心にして回転可能に構成される。前記伝達手段は、前記出力軸から出力される駆動力を前記駆動輪に伝達するためのものである。前記固定手段は、前記支持手段に支持される前記駆動輪の位置を固定するためのものである。そして、前記クローラ部は、側面視で前記駆動輪を頂点とする三角形状に構成される。 According to an aspect of the present invention, the following configuration is provided in a semi-crawler type work vehicle including a wheel disposed on one side in the longitudinal direction of the machine body and a crawler unit disposed on the other side. That is, the semi-crawler type work vehicle includes an output shaft, drive wheels, support means, transmission means, and fixing means. The output shaft is disposed in the vicinity of the crawler portion so as to protrude in the left-right direction of the fuselage, and outputs a driving force on the engine side. The drive wheel drives a crawler belt of the crawler portion. The support means supports the drive wheel and is configured to be rotatable about the axis of the output shaft. The transmission means is for transmitting the driving force output from the output shaft to the driving wheels. The fixing means is for fixing the position of the driving wheel supported by the supporting means. The crawler portion is configured in a triangular shape having the driving wheel as a vertex in a side view.
これにより、支持手段を回転させることで駆動輪の位置を必要に応じて変位させ、その後、当該駆動輪を固定手段によって適宜の位置で固定することができる。これによって、作業を行う前又は作業中に、運用する状況に応じた形状にクローラ部の形状を変更することが可能となり、セミクローラ型作業車両を用いた作業を効率化できる。 Thereby, the position of the drive wheel can be displaced as necessary by rotating the support means, and then the drive wheel can be fixed at an appropriate position by the fixing means. Thereby, it becomes possible to change the shape of the crawler part to a shape according to the operating situation before or during the work, and the work using the semi-crawler type work vehicle can be made efficient.
前記のセミクローラ型作業車両においては、前記伝達手段は前記支持手段に内蔵されることが好ましい。 In the semi-crawler type work vehicle, the transmission means is preferably built in the support means.
これにより、駆動力を駆動輪に伝達するための構成をコンパクトにまとめることができる。 Thereby, the structure for transmitting a driving force to a driving wheel can be put together compactly.
前記のセミクローラ型作業車両においては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記固定手段は、固定ピン支持部材と固定ピンとを有する。前記固定ピン支持部材には、出力軸の軸線を中心とした円弧状の仮想線上に適宜の間隔をあけて配置される複数の支持孔が形成される。前記固定ピンは、前記支持孔に挿入することで前記支持手段を固定可能に構成される。 The semi-crawler type work vehicle is preferably configured as follows. That is, the fixing means includes a fixing pin support member and a fixing pin. The fixed pin support member is formed with a plurality of support holes arranged at appropriate intervals on an arcuate virtual line centered on the axis of the output shaft. The fixing pin is configured to be able to fix the support means by being inserted into the support hole.
これにより、支持手段に支持されている駆動輪を、固定ピンを用いた簡単な作業で固定することができる。また、固定手段をシンプルに構成できるので、セミクローラ形作業車両の低コスト化を実現することができる。 As a result, the drive wheel supported by the support means can be fixed by a simple operation using the fixing pin. Further, since the fixing means can be configured simply, the cost of the semi-crawler type work vehicle can be reduced.
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るセミクローラ型トラクタ10を示した側面図である。なお、以下の説明では、単に「左側」「右側」等というときは、セミクローラ型トラクタ10が前進する方向に向かって左側及び右側を意味するものとする。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view showing a
図1に示す農作業用のセミクローラ型作業車両としてのセミクローラ型トラクタ10は、プラウ、ハロー、ローダ等の各種装置を必要に応じて装着し、様々な種類の作業を行うことが可能に構成されている。このセミクローラ型トラクタ10の前部には前車輪14が配置されており、後部にはクローラ部15が配置されている。また、セミクローラ型トラクタ10の前部であって、前車輪14の上方には、開閉可能なボンネット20が配置されている。
A
ボンネット20内にはエンジン19が収容されている。このエンジン19は、セミクローラ型トラクタ10が備える図略のフレームに直接又は防振部材等を介して支持されている。ボンネット20の後方には、運転のための空間を構成するキャビン16が配置されており、このキャビン16の内部には各種の操作を行うための図略の操作部及び座席部が備えられている。セミクローラ型トラクタ10のオペレータは、前記操作部を介して、セミクローラ型トラクタ10の走行操作等を行うことができる。
An
エンジン19は、前後方向に延びるクランク軸を有している。このクランク軸の後端には図略のフライホイールが固定されており、このフライホイールの回転がクラッチ及びシャフト等を介して図略のミッションケースに伝達される。エンジン19の動力はミッションケースにおいて適宜変速された後、リアアクスル装置70に伝達され、クローラ部15を駆動する。なお、リアアクスル装置70からクローラ部15に駆動力を伝達するための機構の詳細については後述する。
The
また、本実施形態のセミクローラ型トラクタ10においては、機体の後部に連結装置90が配置されており、この連結装置90に前述したプラウ、ハロー等の各種の作業機を連結可能に構成されている。
Further, in the
次に、図2から図4までを参照してクローラ部15について説明する。図2は、後側に偏る三角形を形成した状態のクローラ部15の様子を示した拡大側面図である。図3は、クローラ部15を駆動するための構成を概略的に示した背面一部断面図である。なお、図3においては、図面の内容が繁雑になることを避けるため、一部の構成の図示を省略している。図4は、図3のA−A線断面矢視図である。
Next, the
図2に示すように、クローラ部15は、クローラベルト51と、駆動スプロケット(駆動輪)52と、揺動フレーム(転輪支持部)54と、転輪80と、前側アイドラ84と、後側アイドラ85と、前側テンションローラ86と、後側テンションローラ88と、を主要な構成として備えている。
As shown in FIG. 2, the
クローラベルト51は無端状に構成されており、駆動スプロケット52、前側アイドラ84、後側アイドラ85、及び転輪80に巻き掛けられている。この結果、クローラベルト51は図2の側面視に示すように、駆動スプロケット52、前側アイドラ84、後側アイドラ85を3つの頂点とする略三角形状となっている。駆動スプロケット52は高い位置に配置される一方、前側アイドラ84及び後側アイドラ85は、地面に近い位置に配置されている。また、平面視において前側アイドラ84は駆動スプロケット52よりも前方に、後側アイドラ85は駆動スプロケット52よりも後方に、それぞれ配置される。
The
駆動スプロケット52の構成について説明する。駆動スプロケット52は、エンジン19側からミッションケース、リアアクスル装置70を介して伝達される駆動力によってクローラベルト51を駆動するためのものである。本実施形態の駆動スプロケット52はピン駆動型のものであり、ディスク31と、ホイール33と、嵌合ピン34(図3)と、を主要な構成として備えている。
The configuration of the
ディスク31は、中央部に貫通状の支持孔が形成された円板状部材(リング状部材)として構成されている。この支持孔には、後述する伝達軸72の端部を固定することができる。
The
ホイール33は、図3に示すように、ディスク31の外周部を挟むように軸方向に対面配置された2つのリング状部材から構成されている。ホイール33を構成する一対のリング状部材は、固定ピン42によってディスク31に固定される。ディスク31の径方向外側の空間は2つの前記リング状部材によって挟み込まれており、これにより、ホイール33の外周部分に環状溝が形成されている。この環状溝には、クローラベルト51の内周部に形成された後述の嵌合歯35を差し込むことができる。
As shown in FIG. 3, the
嵌合ピン34は、ホイール33に形成された前記環状溝の内部において周方向に等間隔で配置されている。それぞれの嵌合ピン34は、ホイール33を構成する2つのリング状部材の間に支持され、当該ホイール33に固定される。
The fitting pins 34 are arranged at equal intervals in the circumferential direction inside the annular groove formed in the
一方、前記クローラベルト51の内周面には、凸状に形成された嵌合歯35が所定の間隔をあけて周方向に複数配置されている。この嵌合歯35がホイール33の嵌合ピン34と嵌合ピン34の間に差し込まれることで、駆動スプロケット52とクローラベルト51とが嵌合し、駆動スプロケット52の駆動力がクローラベルト51に伝達される。
On the other hand, on the inner peripheral surface of the
次に、リアアクスル装置70から前記駆動スプロケット52に駆動力を伝達するための構成について説明する。
Next, a configuration for transmitting driving force from the
リアアクスル装置70には、出力軸71が左右方向に突出するように配置されている。エンジン19側の駆動力は出力軸71を回転させ、この回転が、軸やギア等の動力伝達機構が内蔵されている支持ケース(支持手段)56を介して駆動スプロケット52に伝達される。この支持ケース56は、図3に示すように背面視でクランク状に形成されている。支持ケース56の左右方向の内側の端部は、前記リアアクスル装置70に接続される。一方、支持ケース56の左右方向外側の端部には、駆動スプロケット52が伝達軸72を介して支持されている。本実施形態の支持ケース56の内側の端部は、当該支持ケース56が前後方向に回転可能となるように、適宜のベアリングを介してセミクローラ型トラクタ10の機体に回転可能に支持されている。更に、この支持ケース56は、当該支持ケース56の回転中心が出力軸71の軸線と一致するようにして機体に取り付けられている。
An
図3に示すように、この支持ケース56の回転中心部には、前記リアアクスル装置70において左右外側に向かって延びる出力軸71が差し込まれている。この出力軸71の端部は、支持ケース56内に適宜のベアリングを介して回転可能に支持されている。また、出力軸71の左右外側の端部には駆動ギア73が固定されている。前記支持ケース56の内部において、伝達ギア(伝達手段)53が出力軸71と平行な軸線を有するように配置され、この伝達ギア53は、支持ケース56に回転可能に支持されている。また、伝達ギア53は前記駆動ギア73と互いに噛み合っている。
As shown in FIG. 3, an
支持ケース56の左右方向の外側の端部には、伝達軸72が回転可能に支持されている。この伝達軸72の一端には従動ギア74が固定され、この従動ギア74が前記伝達ギア53と噛み合っている。伝達軸72は左右方向外側に向かって延びて支持ケース56から突出し、その端部にはディスク固定部30が一体的に形成されている。このディスク固定部30は大径部と小径部とを有しており、小径部は、駆動スプロケット52のディスク31に形成された前記支持孔に差し込まれる。一方、大径部はフランジ状に形成されており、前記ディスク31における支持孔の周囲に複数のボルト41を介して固定される。
A
駆動スプロケット52は、図2に示す側面視において、支持ケース56の回転中心から遠い側の端部(先端部)に配置される。従って、支持ケース56が回転するに伴って、駆動スプロケット52も出力軸71の軸線を中心とする円弧状の軌跡を描いて移動することになる。
The
また、図2及び図3に示すように、本実施形態のクローラ部15は、支持ケース56を固定することで駆動スプロケット52を位置決めするための支持ケース固定機構(固定手段)57を備えている。図2には、支持ケース56が後側に傾斜した状態で支持ケース固定機構57によって固定された状態が示されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
以下、この支持ケース固定機構57の構成について説明する。支持ケース固定機構57は、ケース固定ピン(固定ピン)59と、固定ピン支持部材58と、を主要な構成として備えている。
Hereinafter, the configuration of the support
ケース固定ピン59は棒状部材として形成されており、支持ケース56に形成される差込孔75に挿入可能になっている。本実施形態では図4に示すように、2つの差込孔75が、伝達ギア53を挟んで支持ケース56の短手方向に並んで形成されている。この2箇所の差込孔75にケース固定ピン59をそれぞれ差し込んでボルト等の適宜の固定手段(図面において省略)で固定することで、前記支持ケース56が回転しないように固定することができる。なお、本実施形態においては差込孔75は貫通状に形成されているが、一側の端部が塞がれる構成に変更することも可能である。
The
固定ピン支持部材58は、側面視において湾曲形状(円弧状)の板状部材として形成されており、クローラ部15の近傍であって、セミクローラ型トラクタ10の機体側に固定されている。本実施形態において固定ピン支持部材58は、支持ケース56に回転可能に支持される伝達ギア53よりも左右方向の内側に位置している。図4に示すように、固定ピン支持部材58は、クランク状に形成される支持ケース56の左右方向での内側の端部(出力軸71を覆っている部分)を跨ぐようにして取り付けられている。
The fixed
図4に示すように、この固定ピン支持部材58の平面部分には、ケース固定ピン59を支持するための貫通状のピン孔(支持孔)60が複数形成されている。ピン孔60は、出力軸71の軸線を中心とする円弧状の仮想線100上に適宜の間隔をあけて計5個配置されている。
As shown in FIG. 4, a plurality of penetrating pin holes (support holes) 60 for supporting the case fixing pins 59 are formed in the planar portion of the fixing
そして、上記のピン孔60のうち、最も前方から数えて1番目と3番目、2番目と4番目、3番目と5番目のピン孔60の組については、支持ケース56の2箇所の差込孔75に同時に重なることができる。従って、2本のケース固定ピン59を差し込むピン孔60の位置を上記の3通りの中から選択することで、支持ケース56の位置(ひいては、駆動スプロケット52の位置)を3段階で変化させることができる。
Of the pin holes 60, the first, third, second, fourth, third, and fifth pin holes 60 counted from the front are inserted into the
この構成で、クローラ部15が図2のように後側に偏る三角形を形成しているときは、支持ケース56の角度は図4のようになっている。即ち、最も前方から数えて3番目と5番目のピン孔60が差込孔75にそれぞれ重なった状態で、ケース固定ピン59が差し込まれている。
In this configuration, when the
図2のように支持ケース56が後側に位置する状態では、駆動スプロケット52の回転中心が出力軸71の軸線よりも後側に位置している。このように、三角形状の上方の頂点である駆動スプロケット52が後側に位置することによって、後側に偏ったクローラベルト51の形状を実現している。また、図2に示す状態では、伝達ギア53は前記出力軸71の先端部のやや後ろ斜め上方に位置しており、前記伝達軸72はこの伝達ギア53の更に後ろ斜め上方に位置するようになっている。
In the state where the
以上の構成で、エンジン19側から得られた駆動力により出力軸71が回転すると、当該回転は、駆動ギア73、伝達ギア53、従動ギア74の順に伝達されて伝達軸72を回転させる。即ち、出力軸71の駆動力は、直接的ではなく、伝達ギア53を介して駆動スプロケット52(伝達軸72)に間接的に伝達されることになる。
With the above configuration, when the
図2に示す状態では、伝達ギア53の回転中心は、出力軸71の回転中心より後方かつ上方の位置に配置されている。また、伝達軸72(従動ギア74、駆動スプロケット52)の回転中心は、伝達ギア53の回転中心よりも後方かつ上方の位置に配置されている。この結果、駆動スプロケット52の位置を出力軸71の回転中心よりも後方かつ上方に偏らせ、クローラベルト51の三角形を後側に傾かせると同時に、当該三角形における上側の頂点の角度を鋭くすることができる。
In the state shown in FIG. 2, the rotation center of the
次に、揺動フレーム54を取り付けるための構成について説明する。即ち、支持ケース56の外面には、フレーム支持軸61が形成されている。このフレーム支持軸61は出力軸71と軸線同士を一致させるように配置されており、前記支持ケース56の外側の側面から左右方向外側に突出している。
Next, a configuration for attaching the
クローラ部15の下部には揺動フレーム54が配置されている。この揺動フレーム54は、その上端部が前記フレーム支持軸61に揺動可能に支持される支持フレーム45と、この支持フレーム45に取り付けられたトラックフレーム46と、を主要な構成として有している。
A
支持フレーム45は、V字を上下逆さにしたような屈曲形状に構成されており、その中央部の折れ曲がった箇所が前記フレーム支持軸61を介して支持ケース56に支持されている。従って、支持フレーム45は、この屈曲部分を中心として揺動することができる。一方、トラックフレーム46は、前後方向に延びる角棒状に形成されており、支持フレーム45の両端部に適宜の部材を介して固定されている。このトラックフレーム46には、前側アイドラ84、後側アイドラ85及び複数の転輪80が取り付けられている。
The
前側アイドラ84及び後側アイドラ85は、トラックフレーム46の前端及び後端に直接的に取り付けられている。そして、複数の転輪80が、前側アイドラ84と後側アイドラ85との間であって、トラックフレーム46の下部に並列配置されている。
The
前側テンションローラ86は、弾性部材を内蔵した張力付与ケース87を介して支持フレーム45の前側に取り付けられており、クローラベルト51の前側の斜辺部分(即ち、前側アイドラ84と駆動スプロケット52の間の部分)に張力を付与することができる。図2に示すように、クローラ部15が後側に傾斜する三角形に形成されている状態では、前側テンションローラ86は前側の斜辺の中途部に位置し、クローラベルト51に張力を付与している。
The
一方、後側テンションローラ88は、前側テンションローラ86と同様に、張力付与ケース89を介して支持フレーム45の後側に取り付けられている。後側テンションローラ88は、クローラベルト51の後側の斜辺部分(後側アイドラ85と駆動スプロケット52の間の部分)に張力を付与することができる。
On the other hand, the
ただし、図2に示す状態では、後側テンションローラ88は後側の斜辺に接触しておらず、張力を付与していない。しかしながらこの構成は一例であって、図2のようにクローラ部15が後側に傾斜する三角形となっている状態でも後側テンションローラ88がクローラベルト51に接触する構成に変更することもできる。
However, in the state shown in FIG. 2, the
図2に示す状態のクローラベルト51は、三角形のうち後側の斜辺(後側アイドラ85と駆動スプロケット52の間の部分)に対して前側の斜辺(前側アイドラ84と駆動スプロケット52の間の部分)が長くなっている。また、本実施形態のセミクローラ型トラクタ10が前進する時には駆動スプロケット52が図2において反時計回りに回転するので、前側の斜辺が緩み側となり、この意味でも前側の斜辺が後側の斜辺に比べて弛み易い構成となっている。しかしながら本実施形態では、クローラ部15が後側に偏る三角形状を形成しているときは、その弛み易い前側の斜辺の部分に前側テンションローラ86が接触するように配置されているので、クローラベルト51の弛みを効果的に防止することができる。
The
この構成で、エンジン19が駆動されることによって、リアアクスル装置70から出力軸71、駆動ギア73、伝達ギア53、従動ギア74、駆動スプロケット52の順に駆動力が伝達される。この結果、無端状のクローラベルト51が三角形状の経路を循環するように駆動される。
With this configuration, when the
なお、セミクローラ型トラクタ10が圃場で走行しているとき、揺動フレーム54は、出力軸71の軸線を揺動中心として圃場の凹凸に応じて揺動する。本実施形態では、揺動中心が出力軸71の軸線上にあるので、支持ケース56の下部に揺動中心を取り付けるような構成に比べて、揺動する幅を大きく確保することも可能となっている。
When the
また、本実施形態では図3に示すように、出力軸71を覆う支持ケース56と駆動スプロケット52との間に隙間が形成されており、この隙間の部分にフレーム支持軸61(取付構造)が当該支持ケース56の外側面に形成されている。これによって、支持フレーム45及び駆動スプロケット52を機体左右方向のコンパクトな空間にまとめて配置することができる。また、支持フレーム45の取付部分からトラックフレーム46の転輪80を支持する部分までの機体左右方向の長さを短縮して剛性を向上できるとともに、揺動フレーム54を支持するための取付構造を簡素化することが可能となっている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, a gap is formed between the
次に、クローラ部15が前側に偏る三角形を形成するように支持ケース56の位置を変更する場合について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、前側に偏る三角形を形成した状態のクローラ部15の様子を示した拡大側面図である。図6は、クローラ部15が前側に偏る三角形を形成しているときの支持ケース56及び支持ケース固定機構57の様子を示した側面一部断面図である。
Next, a case where the position of the
まず、図2の状態からケース固定ピン59の固定状態を解除して、支持ケース固定機構57及び支持ケース56からケース固定ピン59を取り外す。そして、回転可能になった支持ケース56を前側に傾斜させ、2つの差込孔75が、5つのうち最も前方から数えて1番目と3番目のピン孔60にそれぞれ重なるように、当該支持ケース56の位置を調整する。その後、差込孔75とピン孔60にケース固定ピン59を差し込むことで、支持ケース56が前側に傾斜した位置で固定されることになる。
First, the
支持ケース56が前側に傾斜することで、駆動スプロケット52が前側に移動し、側面視においてクローラベルト51の形状は前側に偏る略三角形状となる。この形状は、後部に作業機を連結した場合に当該作業機がクローラ部15と緩衝しにくくなる点で有利である。
When the
なお、上記のようにクローラベルト51が前側に偏った状態では、図5に示すように後側の斜辺が前側の斜辺に比べて長くなり、後側の斜辺が弛み易くなる。しかしながら、セミクローラ型トラクタが前進する場合、後側の斜辺が通常は張り側になるので、駆動スプロケット52からクローラベルト51への駆動力の伝達を効率的に行うことができる。
In the state where the
また、本実施形態では、駆動スプロケット52が出力軸71の軸線よりも前側に位置し、クローラ部15が前側に傾斜する三角形状を形成しているときは、後側テンションローラ88がクローラベルト51の後側の斜辺に接触するように構成されている。これによって、より確実に後側の斜辺の緩みを防止することができる。
In this embodiment, when the
更には、クローラ部15の形状が側面視において二等辺三角形となるように構成することもできる。次に図7及び図8を参照して、クローラ部15の形状を二等辺三角形に形成する場合について説明する。図7は、二等辺三角形を形成した状態のクローラ部15の様子を示した拡大側面図である。図8は、クローラ部15が二等辺三角形を形成しているときの支持ケース56及び支持ケース固定機構57の様子を示した側面一部断面図である。
Further, the
クローラ部15が二等辺三角形となるようにするには、図7及び図8に示すように、支持ケース56が出力軸71の軸線の真上に起立した状態で、当該支持ケース56を支持ケース固定機構57によって固定すれば良い。図8に示すように、5つのうち最も前方から数えて2番目と4番目のピン孔60にケース固定ピン59を差し込むことで、支持ケース56を上記の位置で固定することができる。これにより、巻掛け角度を大きくすることができるとともに、クローラベルト51に生じるテンションの不均等を改善することができる。なお、固定ピン42を差し替える手順については、クローラ部15の形状を後側に偏る三角形から前側に偏る三角形に形成する場合と同様であるので、説明を省略する。
In order for the
このように、本実施形態のセミクローラ型トラクタ10は、前方又は後方に偏った形状の三角形と、二等辺三角形と、の中から、クローラ部15が形成する三角形の形状を運用の目的等に応じて選択できるように構成されている。これにより、作業を行う前に圃場の状況に合わせてクローラ部15の形状を変更することが可能になっている。
As described above, the
以上に示したように、本実施形態のセミクローラ型トラクタ10は以下のように構成される。即ち、セミクローラ型トラクタ10は、出力軸71と、駆動スプロケット52と、支持ケース56と、伝達ギア53と、支持ケース固定機構57と、を備える。出力軸71は、クローラ部15の近傍に機体左右方向に突出するように配置され、エンジン19側の駆動力を出力する。駆動スプロケット52は、クローラ部15のクローラベルト51を駆動する。支持ケース56は、駆動スプロケット52を支持し、出力軸71の軸線を中心にして回転可能に構成される。伝達ギア53には、出力軸71の回転が伝達され、この伝達ギア53を介して駆動スプロケット52に駆動力が伝達される。支持ケース固定機構57は、支持ケース56に支持される駆動スプロケット52の位置を固定するためのものである。そして、クローラ部15は、側面視で駆動スプロケット52を頂点とする三角形状に構成される。
As described above, the
これにより、支持ケース56を回転させることで、駆動スプロケット52の位置を変位させて、支持ケース固定機構57によって、当該駆動スプロケット52を適宜の位置で固定することができる。これによって、作業を行う前に、運用する圃場の状況に応じてクローラ部15の形状を変更することが可能となり、セミクローラ型トラクタ10を用いた作業の効率性を向上させることができる。
Thus, by rotating the
また、本実施形態のセミクローラ型トラクタ10においては、伝達ギア53は支持ケース56に内蔵される。
In the
これにより、駆動力を駆動スプロケット52に伝達するための構成をコンパクトにまとめることができる。
Thereby, the structure for transmitting a driving force to the
また、本実施形態のセミクローラ型トラクタ10においては、以下のように構成される。支持ケース固定機構57は、固定ピン支持部材58とケース固定ピン59とを有する。固定ピン支持部材58には、出力軸71の軸線を中心とした円弧状の仮想線100上に適宜の間隔をあけて配置される複数のピン孔60が形成される。ケース固定ピン59は、ピン孔60に挿入することで支持ケース56を固定可能に構成される。
Further, the
これにより、支持ケース56に支持されている駆動スプロケット52を、ケース固定ピン59を用いた簡単な作業で固定することができる。また、支持ケース固定機構57をシンプルに構成できるので、低コストで当該支持ケース固定機構57を製造できる。
Thereby, the
以上に本発明の実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。 Although the embodiment of the present invention has been described above, the above configuration can be further modified as follows.
上記実施形態では、固定ピン支持部材58に形成されるピン孔60の数は5つとされているが、このピン孔60の数は事情に応じて適宜変更することができる。
In the above embodiment, the number of pin holes 60 formed in the fixed
上記実施形態では、出力軸71から駆動スプロケット52への駆動力を伝達する手段として伝達ギア53を用いているが、この構成は適宜変更することができる。例えば前記支持ケースに、駆動スプロケットと、従動スプロケットと、これらスプロケットに巻き回されるチェーンと、が内蔵される構成に変更することもできる。この構成では、前記差込孔を、前記駆動スプロケットと従動スプロケットとの間であってチェーンの内側に形成することができる。
In the above embodiment, the
また、支持ケース56を固定するための支持ケース固定機構57の構成は、事情に応じて適宜変更することができる。例えば、固定ピンによる結合に代えて、例えば歯と歯が噛み合うことで支持ケース56を固定する構成に変更できる。また、支持ケース56に油圧シリンダ等のアクチュエータを取り付け、作業車両の進行方向、速度、加速度等が変化するのに応じてクローラ部15の三角形を動的に変更させる構成に変更することもできる。
Further, the configuration of the support
また、クローラ部15の弛みを防止するための前側テンションローラ86及び後側テンションローラ88については、上記実施形態から何れか又は両方を省略する構成に変更することもできる。
Further, the
上記実施形態において駆動スプロケット52はピン駆動型としているが、これに代えて、例えば外歯を有する形状のスプロケットに変更することができる。
In the above-described embodiment, the
上記実施形態のセミクローラ型トラクタ10では後側にクローラ部15が配置されているが、上記の構成は、前側にクローラ部が配置されるセミクローラ型トラクタにも適用することができる。
In the
15 クローラ部
19 エンジン
51 クローラベルト
52 駆動スプロケット(駆動輪)
53 伝達ギア(伝達手段)
56 支持ケース(支持手段)
57 支持ケース固定機構(固定手段)
58 固定ピン支持部材
59 支持ケース固定ピン(固定ピン)
71 出力軸
15
53 Transmission gear (transmission means)
56 Support case (support means)
57 Support case fixing mechanism (fixing means)
58 fixing
71 Output shaft
Claims (3)
前記クローラ部の近傍に機体左右方向に突出するように配置され、エンジン側の駆動力を出力する出力軸と、
前記クローラ部のクローラベルトを駆動する駆動輪と、
前記駆動輪を支持し、出力軸の軸線を中心にして回転可能に構成される支持手段と、
前記出力軸から出力される駆動力を前記駆動輪に伝達するための伝達手段と、
前記支持手段に支持される前記駆動輪の位置を固定するための固定手段と、
を備え、
前記クローラ部は、側面視で前記駆動輪を頂点とする三角形状に構成されることを特徴とするセミクローラ型作業車両。 In a semi-crawler type work vehicle comprising a wheel disposed on one side of the machine body longitudinal direction and a crawler portion disposed on the other side,
An output shaft that is disposed in the vicinity of the crawler portion so as to protrude in the left-right direction of the fuselage, and that outputs a driving force on the engine side;
A drive wheel for driving the crawler belt of the crawler section;
Supporting means configured to support the drive wheel and to be rotatable about the axis of the output shaft;
A transmission means for transmitting the driving force output from the output shaft to the driving wheel;
Fixing means for fixing the position of the drive wheel supported by the support means;
With
The crawler unit is a semi-crawler type work vehicle characterized in that the crawler unit is configured in a triangular shape with the driving wheel as a vertex in a side view.
前記伝達手段は、前記支持手段に内蔵されることを特徴とするセミクローラ型作業車両。 The semi-crawler type work vehicle according to claim 1,
The semi-crawler type work vehicle, wherein the transmission means is built in the support means.
前記固定手段は、
出力軸の軸線を中心とした円弧状の仮想線上に適宜の間隔をあけて配置される複数の支持孔が形成される固定ピン支持部材と、
前記支持孔に挿入することで前記支持手段を固定可能な固定ピンと、
を有することを特徴とするセミクローラ型作業車両。 The semi-crawler type work vehicle according to claim 1 or 2,
The fixing means includes
A fixed pin support member formed with a plurality of support holes arranged at appropriate intervals on an arcuate virtual line centered on the axis of the output shaft;
A fixing pin capable of fixing the support means by being inserted into the support hole;
A semi-crawler type work vehicle characterized by comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031627A JP2010184678A (en) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | Semi-crawler type working vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009031627A JP2010184678A (en) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | Semi-crawler type working vehicle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010184678A true JP2010184678A (en) | 2010-08-26 |
Family
ID=42765596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009031627A Pending JP2010184678A (en) | 2009-02-13 | 2009-02-13 | Semi-crawler type working vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010184678A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110450868A (en) * | 2019-09-18 | 2019-11-15 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | A kind of restructural wheel |
CN115123411A (en) * | 2022-08-31 | 2022-09-30 | 福建省威盛机械发展有限公司 | Wheel-track vehicle chassis and wheel-track vehicle |
-
2009
- 2009-02-13 JP JP2009031627A patent/JP2010184678A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110450868A (en) * | 2019-09-18 | 2019-11-15 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | A kind of restructural wheel |
CN115123411A (en) * | 2022-08-31 | 2022-09-30 | 福建省威盛机械发展有限公司 | Wheel-track vehicle chassis and wheel-track vehicle |
CN115123411B (en) * | 2022-08-31 | 2022-12-06 | 福建省威盛机械发展有限公司 | Wheel-track vehicle chassis and wheel-track vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4564088B2 (en) | Crawler track link, track assembly and track | |
JP5350828B2 (en) | Semi-crawler type work vehicle | |
JP2010184678A (en) | Semi-crawler type working vehicle | |
JP5374177B2 (en) | Semi-crawler type work vehicle | |
JP2006262715A (en) | Walking type tiller | |
JP5168270B2 (en) | Rotary tillage device | |
JP5714400B2 (en) | Walking type agricultural work vehicle | |
JP2010184682A (en) | Semi-crawler type working vehicle | |
JP2010184679A (en) | Semi-crawler type working vehicle | |
JP4535443B2 (en) | Dash-proof tillage device | |
JP2010202057A (en) | Semi-crawler type working vehicle | |
JP5860230B2 (en) | Power transmission mechanism | |
JP4874477B2 (en) | Agricultural machine | |
JP2012011823A (en) | Device for acceleration of front wheel of working vehicle | |
JP2957958B2 (en) | Rotary tilling equipment | |
KR101892701B1 (en) | Agricultural Working Machine with Lift type Rotary having Encentricity Steering Mechanism | |
JP2008022734A (en) | Farm implement | |
JP2012060933A (en) | Agricultural working machine | |
JP2005073681A (en) | Foldable farm machine | |
KR102237328B1 (en) | Axle Assembly of Agricultural Vehicle and Agricultural Vehicle | |
JP2001258342A (en) | Seedling planting device | |
JP2018102223A (en) | Mower | |
JP2972152B2 (en) | Rotary tillage equipment | |
JP2957957B2 (en) | Rotary tillage equipment | |
JP5916291B2 (en) | Rotary work machine |