JP2010181492A - 無端ベルト、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

無端ベルト、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】金属製ベルトにおいて、使用時の繰り返し曲げ変形による亀裂の発生が低減された無端状ベルトを提供する。
【解決手段】X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の円筒状の金属層61aと、金属層61aに積層された離型層61cと、を有することを特徴とする無端ベルト。前記金属層61aは、円筒状の当該金属層61aを軸方向に切り開いた状態における表面歪みが−10%〜+30%であることを特徴とする無端ベルト。前記無端ベルトを定着ベルト61とし、前記定着ベルトとの間に押圧部を形成し回転駆動される加圧ロールと、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、を有することを特徴とする定着装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、無端ベルト、定着装置及び画像形成装置に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置において、加熱方式の定着装置に対する高速化の要求に応えるため、強度面で優れた金属製ベルトを定着ベルトとして用いることが提案されている。このような金属製の定着ベルトとしては、特許文献1には、離型層とニッケル電鋳の金属層を有し、結晶配向性がI200/I111が3以上、且つマイクロビッカース硬度が280〜450の定着ベルトが記載されている。また、特許文献2には、ニッケル電鋳ベルトの厚みを20μm〜100μm、面粗さRzが0.07μm〜0.6μmである定着ベルトが記載されている。
特開2002−258648号公報 特開2004−126274号公報
本発明の目的は、使用時の繰り返し曲げ変形による亀裂の発生が低減された無端ベルトを提供することにある。
請求項1に係る発明は、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の円筒状の金属層と、前記金属層に積層された離型層と、を有することを特徴とする無端ベルトである。
請求項2に係る発明は、前記金属層は、円筒状の当該金属層を軸方向に切り開いた状態における表面歪みが−10%〜+30%であることを特徴とする請求項1に記載の無端ベルトである。
請求項3に係る発明は、前記金属層は、円筒状の当該金属層を軸方向に切り開いた状態における切り開かれた端面間の距離が−10mm〜+30mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無端ベルトである。
請求項4に係る発明は、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の金属層を有する定着ベルトと、前記定着ベルトとの間に押圧部を形成し回転駆動される加圧ロールと、前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、を有することを特徴とする定着装置である。
請求項5に係る発明は、トナー像を形成する像形成部と、前記トナー像を記録材に転写する転写部と、前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部と、を備え、前記定着部は、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下であり且つ磁界により発熱する少なくとも1層の金属層を有する定着ベルトと、前記定着ベルトとの間に押圧部を形成し回転駆動される加圧ロールと、前記定着ベルトに対向して配置され、交流電流により生じる磁界によって当該定着ベルトを発熱させる電磁誘導加熱部材と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mmを超える金属層を有する場合に比べて、使用時の繰り返し曲げ変形による亀裂の発生が低減する。
請求項2に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、残留歪みの影響が低減する。
請求項3に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、無端ベルトの変形が少ない。
請求項4に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、長時間にわたり安定した定着が行われる。
請求項5に係る発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、長時間にわたり安定した定着が行われる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。尚、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。また、使用する図面は、本実施の形態を説明するために使用するものであり、実際の大きさを現すものではない。
(画像形成装置)
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。ここでは、一般にタンデム型と呼ぶ中間転写方式の画像形成装置を例に挙げ説明する。図1に示す画像形成装置100は、像形成部として、電子写真方式により各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを備える。次に、転写部として、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成する各色成分トナー像を中間転写ベルト(像保持体)15に順次転写(一次転写)する一次転写部10と、中間転写ベルト15上に転写した重畳トナー画像を記録材である用紙に一括転写(二次転写)する二次転写部20を有する。さらに、定着部として、二次転写された画像を用紙上に定着する定着装置60を備える。また、各装置(各部)の動作を制御する制御部40を有する。
図1に示すように、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、矢印A方向に回転する感光体ドラム11と、感光体ドラム11を帯電する帯電器12と、感光体ドラム11上に静電潜像を書込むレーザ露光器13と、各色成分トナーを収容し感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器14とを有する。また、感光体ドラム11上に形成する各色成分トナー像を一次転写部10にて中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16と、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17と、を有する。これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に略直線状に配置されている。
中間転写ベルト15は、各種ロールにより、図1に示す矢印B方向に循環駆動する。各種ロールとして、中間転写ベルト15を駆動する駆動ロール31と、中間転写ベルト15を支持する支持ロール32と、中間転写ベルト15に一定の張力を与え蛇行を防止するテンションロール33と、二次転写部20に設けるバックアップロール25と、中間転写ベルト15上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けるクリーニングバックアップロール34とを有している。
一次転写部10は、中間転写ベルト15を挟み感光体ドラム11に対向する一次転写ロール16を有する。二次転写部20は、中間転写ベルト15のトナー像保持面側に配置する二次転写ロール(転写部材)22と、二次転写ロール22の対向電極として中間転写ベルト15の裏面側に配置されたバックアップロール25と、バックアップロール25に二次転写バイアスを印加する給電ロール26とを有する。
二次転写部20の下流側に、中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去する中間転写ベルトクリーナ35を設ける。イエローの画像形成ユニット1Yの上流側に、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける画像形成タイミングをとるための基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)42を配設する。また、黒の画像形成ユニット1Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43を配設する。
用紙搬送系には、用紙収容部50と、用紙収容部50中の用紙を取り出して搬送するピックアップロール51と、用紙を搬送する搬送ロール52と、用紙を二次転写部20へと送る搬送シュート53と、二次転写ロール22により二次転写された用紙を定着装置60へと搬送する搬送ベルト55と、用紙を定着装置60に導く定着入口ガイド56とを有する。
画像形成装置100の基本的な作像プロセスについて説明する。
図1に示すような画像形成装置100では、画像読取装置(IIT)(図示せず)等から出力される画像データに画像処理を施した後、画像データをY、M、C、Kの4色の色材階調データに変換し、レーザ露光器13に出力する。レーザ露光器13は、入力される色材階調データに応じ、例えば、半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの矢印A方向に回転する各感光体ドラム11に照射する。各感光体ドラム11の表面を帯電器12によって帯電した後、レーザ露光器13によって表面を走査露光し、静電潜像を形成する。形成した静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kによって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像する。
つぎに、感光体ドラム11上に形成するトナー像を、一次転写部10において中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせて一次転写を行う。中間転写ベルト15は矢印B方向に移動してトナー像を二次転写部20に搬送する。用紙搬送系は、トナー像を二次転写部20に搬送するタイミングに合わせて、用紙収容部50から用紙を供給する。
二次転写部20では、中間転写ベルト15上に保持された未定着トナー像を、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれた用紙上に静電転写する。その後、トナー像を静電転写した用紙を搬送ベルト55により定着装置60まで搬送し、定着装置60は、用紙上の未定着トナー像を熱および圧力で処理し用紙上に定着する。定着画像を形成した用紙は、画像形成装置100の排出部に設けた排紙載置部に搬送する。
(定着装置60)
次に、本実施の形態における定着装置60について説明する。
図2は、定着装置60の構成を示す図である。本実施の形態では、電磁誘導加熱方式を採用する定着装置60を例に挙げて説明する。
図2に示すように、定着装置60は、無端ベルトである定着ベルト61、交流電流により生じる磁界によって定着ベルト61を発熱させる電磁誘導加熱部材の一例としての磁場発生ユニット85、定着ベルト61に対向するように配置する加圧ロール62、定着ベルト61を介して加圧ロール62から押圧される圧力パッド64を有する。
無端ベルトである定着ベルト61は、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の金属層を有し、例えば、直径30mm程度の円筒形状を有する。定着ベルト61の層構成は後述する。定着ベルト61は、圧力パッド64とベルトガイド部材63、定着ベルト61の両端部に配置するエッジガイド部材(図示せず)によって回転駆動自在に支持される。そして、ニップ部Nにおいて加圧ロール62に圧接され、加圧ロール62に従動して矢印C方向に回転駆動する。
ベルトガイド部材63は、定着ベルト61の内部に配置するホルダ65に取り付ける。定着ベルト61の回転駆動方向に向けた複数のリブ(図示せず)で形成し、定着ベルト61内周面との接触面積を小さくする。ベルトガイド部材63は、摩擦係数が低く、かつ熱伝導率が低いPFAやPPS等の耐熱性樹脂で形成し、定着ベルト61内周面との摺動抵抗を低減し、熱の発散を低くなるように構成する。
圧力パッド64は、定着ベルト61を介して加圧ロール62から押圧されてニップ部Nを形成する。圧力パッド64は、バネや弾性体によって加圧ロール62を、例えば35kgfの荷重で押圧するようにホルダ65により支持する。圧力パッド64は、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の弾性体からなり、加圧ロール62側を平面状に形成し、ニップ部Nにおいて略均一なニップ圧を形成する。定着ベルト61は、圧力パッド64の加圧ロール62側の面から離れる際に急激な曲率の変化を生じ、定着後の用紙は定着ベルト61から剥離する。
ニップ部Nの下流側近傍に配設する剥離補助部材70は、剥離バッフル71が定着ベルト61の回転方向と対向する方向(カウンタ方向)に向け、バッフルホルダ72により保持する。また、圧力パッド64と定着ベルト61との間に低摩擦シート68を配設し、定着ベルト61内周面と圧力パッド64との摺動抵抗を低減する。本実施の形態では、低摩擦シート68は圧力パッド64と別体に構成し、両端をホルダ65に固定する。
ホルダ65に、定着装置60の長手方向に亘って潤滑剤塗布部材67を配設する。潤滑剤塗布部材67は、定着ベルト61内周面に接触し、定着ベルト61と低摩擦シート68との摺動部に潤滑剤を供給する。尚、潤滑剤としては、例えば、シリコーンオイル、フッ素オイル等の液体状オイル;固形物質と液体とを混合させたグリース等、さらにこれらを組み合わせたものが挙げられる。
加圧ロール62は、例えば、直径16mmの中実の鉄製のコア(円柱状芯金)621と、コア621の外周面を被覆する、例えば厚さ12mmのシリコーンスポンジ等のゴム層622と、例えば、厚さ30μmのPFA等の耐熱性樹脂被覆または耐熱性ゴム被覆による表面層623とを有する。尚、加圧ロール62の製造方法としては、例えば、ポリフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)チューブの内周面に接着用プライマーを塗布したフッ素樹脂チューブと中実シャフトとを成形金型内にセットし、フッ素樹脂チューブと中実シャフトとの間に液状発泡シリコーンゴムを注入後、加熱処理(150℃×2hrs)によりシリコーンゴムを加硫、発泡させて弾性層を形成する方法が挙げられる。
加圧ロール62は、定着ベルト61に対向するように配置し、矢印D方向に、例えば140mm/sのプロセススピードで回転し、定着ベルト61を従動させる。また、加圧ロール62と圧力パッド64とにより定着ベルト61を挟持した状態で保持してニップ部Nを形成し、このニップ部Nに未定着トナー像を保持した用紙を通過させ、熱および圧力を加えて未定着トナー像を用紙に定着する。
電磁誘導加熱部材の一例である磁場発生ユニット85は、断面が定着ベルト61の形状に沿ったアール形状を有し、定着ベルト61の外周表面と0.5mm〜2mm程度の間隙で設置する。磁場発生ユニット85は、磁界を発生させる励磁コイル851と、励磁コイル851を保持するコイル支持部材852と、励磁コイル851に電流を供給する励磁回路853とを有する。
励磁コイル851は、例えば、相互に絶縁された直径φ0.5mmの銅線材を16本〜20本程度束ねたリッツ線を、長円形状や楕円形状、長方形状等の閉ループ状に巻いて形成したもの用いる。励磁コイル851に励磁回路853によって予め定められた周波数の交流電流を印加することにより、励磁コイル851の周囲に交流磁界Hが発生する。交流磁界Hが、後述する定着ベルト61の金属層を横切る際に、電磁誘導作用によってその交流磁界Hの変化を妨げる磁界を発生するように渦電流Iが生じる。励磁コイル851に印加する交流電流の周波数は、例えば、10kHz〜50kHzに設定する。渦電流Iが定着ベルト61の金属層61a(図3参照)を流れることによって、金属層61aの抵抗値Rに比例した電力W(W=I2R)によるジュール熱が発生し、定着ベルト61を加熱する。
コイル支持部材852は、耐熱性を有する非磁性材料で構成する。このような非磁性材料としては、例えば、耐熱ガラス、ポリカーボネート、ポリエーテルサルフォン、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の耐熱性樹脂、またはこれらにガラス繊維を混合した耐熱性樹脂が挙げられる。
尚、本実施の形態では、定着ベルト61を加熱する加熱部材として電磁誘導加熱部材を備える電磁誘導加熱方式の定着装置60について説明したが、加熱部材としては、輻射ランプ発熱体、抵抗発熱体を採用することもできる。
輻射ランプ発熱体としては、例えば、ハロゲンランプ等が挙げられる。抵抗発熱体としては、例えば、鉄−クロム−アルミ系、ニッケル−クロム系、白金、モリブデン、タンタル、タングステン、炭化珪素、モリブデン−シリサイト、カーボン等が挙げられる。
定着装置60では、加圧ロール62の矢印D方向への回転に伴い、定着ベルト61が矢印E方向に従動回転し、励磁コイル851により発生した磁界に曝される。この際、定着ベルト61は、加圧ロール62との押圧部近傍の定着ベルト61中の金属層には渦電流が発生し、定着ベルト61の外周面が定着可能な温度まで十分に加熱される。このようにして加熱された定着ベルト61は、加圧ロール62との押圧部まで移動する。搬送手段により未定着トナー像がその表面に設けられた用紙が搬送され、用紙が定着ベルト61と加圧ロール62との押圧部を通過した際に、未定着トナー像は定着ベルト61により加熱され用紙表面に定着される。その後、画像が表面に形成された用紙は、搬送手段により搬送され、定着装置60から排出される。また、押圧部において定着処理を終え、外周面の表面温度が低下した定着ベルト61は、次の定着処理に備えて再度加熱されるために、定着ベルト61は、励磁コイル851方向へと回転する。
(定着ベルト61)
次に、本実施の形態が適用される定着ベルト61について説明する。
図3は、本実施の形態が適用される定着ベルト(無端ベルト)61の構成の一例を示す模式断面図である。図3に示すように、定着ベルト61は、内周側から順に、基材となる金属層61a、弾性層61b、離型層61cを設けた3層構成からなっている。
基材となる金属層は、後述するが、例えば、ニッケル等の電鋳技術を利用できる金属の場合は電鋳法により成型され、ステンレス合金やニッケル合金等を用いる場合は、塑性加工法等により成型される。
しかし、一般に、金属層は、成型加工の際の残留歪が蓄積する。また、例えば、金属製ベルトを定着ベルトとして使用する場合、成型加工の際の残留歪に加え、定着の際に加えられる繰り返し変形によって歪みが蓄積し、そのため疲労破壊を起こし易い。
そこで、本実施の形態の基材となる金属層61aは、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の金属層から構成されている。ここで、本実施の形態では、X線回折における結晶吸収の半値幅は、金属層61aを構成する金属材料の結晶成長の尺度を表す指標であって、この半値幅が小さいほど、金属層61aの残留歪みが減少すると考えられる。
X線回折における結晶吸収の半値幅が過度に大きいと、金属層61aの残留歪みが増大し、定着ベルト61が脆くなる傾向がある。
ここで、金属層61aを構成する金属材料としては、例えば、ステンレス合金、ニッケル、ニッケル合金、チタン、チタン合金、タンタル、モリブデン、ハステロイ、パーマロイ、マルエージング、鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、純鉄、鉄鋼等が挙げられる。これらの中でも、ステンレス合金、ニッケル、ニッケル合金が好ましい。
金属層61aは、上記金属材料の1種又は2種以上を組み合わせた多層構造を採用することができる。金属層61aの調製方法としては、例えば、従来公知の塑性加工法が挙げられる。具体的には、深絞法、へら絞り法、プレス法、回転塑性加工法等が挙げられる。本実施の形態では、金属層61aはこのような加工方法により調製され、膜厚5μm〜100μm、好ましくは30μm〜60μmの範囲となるように形成されている。
ここで、金属層61aとして3層の金属層を積層した構造を有する多層型金属層の調製方法について説明する。
図4は、多層構造の金属層61aを有する定着ベルト61の構造を説明する図である。
定着ベルト61が有する多層構造の金属層61aは、ベース金属層611、発熱金属層612および中間金属層613の3層の金属層に必要な金属板を準備し、それぞれの接着面を研磨により酸化被膜を除去した後、冷間状態で圧延加工を行い、冷間圧接して積層体を調製する。
次に、この積層体に、第1の熱処理を施して接合層611a及び接合層611bを形成する(第1の熱処理工程)。この熱処理によって、金属板を強固に接着し、必要な厚さの多層構造の積層板を調製する。
続いて、接合された多層構造の積層板に、深絞法、へら絞り法、プレス法、回転塑性加工法等の塑性加工を施し、無端ベルト状に形成された多層型金属層を得る(加工工程)。
最後に、このように調製した3層の金属層が積層された多層型金属層上に、弾性層61b及び離型層61cを形成し(表面層形成工程)、定着ベルト61を得る。
本実施の形態では、ベース金属層としてステンレス板(厚さ0.4mm)を使用し、発熱層金属層として銅板(厚さ0.1mm)を使用して、以下の操作により金属層61aを調製している。
初めに、ステンレス板及び銅板それぞれの板材の接着面を研磨し酸化被膜を除去した後、冷間状態で圧延加工し、それぞれの金属板を接着し、厚さ0.5mmの2層積層板を調製した。さらに、この2層積層板に、窒素雰囲気下において処理温度900℃、処理時間60分の条件にて熱処理を施した。次に、この2層積層板を、プレス・深絞り加工にて円筒容器状に成型した後、回転塑性加工法にて、2層積層型の金属無端ベルトを製作した(内径30mm、長さ370mm、肉厚55μm)。
ここで、本実施の形態において、定着ベルト61の金属層61aとして、上述したように、塑性加工された金属材料を用いる理由は、以下の通りである。即ち、例えば、電解メッキ法により形成した無端ベルトを大きな曲率で曲げ回すことにより、無端ベルトには曲げ変形による歪みが生じる。そして、無端ベルトを周回駆動することにより、電解めっき法により形成された金属層に繰り返し歪みが生じると、金属層が疲労し、亀裂が生じることにより、定着ベルトとして機能できなくなる。このような亀裂は、ベルトの金属層が電解めっき法を用いて形成されたことにより発生するものである。本実施の形態では、定着ベルト61の金属層61aを、塑性加工(圧延)法を用いて形成することにより、繰り返し曲げ変形による亀裂の発生が低減する。
本実施の形態が適用される定着ベルト61を構成する円筒状の金属層61aは、上述したように、塑性加工を経て調製された円筒状の金属層61aを、軸方向に切り開いた状態における表面歪みが−10%〜+30%であることが好ましい。また、表面歪みが−5%〜+10%であることがさらに好ましい。
ここで、本実施の形態における表面歪みは、円筒状の金属層61aの表面に歪みゲージ(例えば、共和電業株式会社製KFEL−2−120−C1L1M2R等)を貼り付け、円筒状の金属層61aの歪みゲージを貼り付けた位置に対し180°逆の位置を軸方向に切り開き、力を解放後、貼り付けた歪みゲージの測定値を言う。
金属層61aの表面歪みが過度に小さい(−側)と、残留する圧縮応力により定着ベルト61が変形する傾向がある。金属層61aの表面歪みが過度に大きい(+側)と、残留する引張り応力により定着ベルト61が破断する傾向がある。
また、本実施の形態が適用される定着ベルト61を構成する円筒状の金属層61aは、上述したように、塑性加工を経て調製された円筒状の金属層61aを、軸方向に切り開いた状態における切り開かれた端面間の距離が−10mm〜+30mmであることが好ましい。また、切り開かれた端面間の距離が−5mm〜+10mmであることがさらに好ましい。
切り開かれた端面間の距離が過度に小さいと、残留する圧縮応力により定着ベルト61が変形する傾向がある。切り開かれた端面間の距離が過度に大きいと、残留する引張り応力により定着ベルト61が破断する傾向がある。
弾性層61bは、例えば、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の公知の耐熱性ゴムを用いて形成する。中でもシリコーンゴムは、表面張力が小さく、弾性に優れる点で好ましい。このようなシリコーンゴムとしては、例えば、RTVシリコーンゴム、HTVシリコーンゴムなどが挙げられ、具体的には、ポリジメチルシリコーンゴム(MQ)、メチルビニルシリコーンゴム(VMQ)、メチルフェニルシリコーンゴム(PMQ)、フルオロシリコーンゴム(FVMQ)などが挙げられる。弾性層61bの厚さは、通常、0.1mm〜0.5mm、好ましくは0.15mm〜0.3mmである。弾性層61dのゴム硬度(JIS−A硬度)は、通常、5°〜50°、好ましくは10°〜30°である。
弾性層61bの形成方法としては、リング塗布法、浸漬塗布法、注入成型法等が挙げられる。
離型層61cは、トナー像に対し適度な離型性を示す材料を用いて形成する。このような材料としては、例えば、フッ素ゴム、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体(FEP)等のフッ素樹脂;シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂等が挙げられる。離型層61cの厚さは、通常、10μm〜50μm、好ましくは20μm〜40μmである。
離型層61cの形成方法としては、静電粉体塗布法、スプレー塗布法、浸漬塗布法、遠心製膜法等が挙げられる。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明をより具体的に説明する。尚、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜実施例12)
(定着ベルトの調製)
表1に示す金属層構成を有するクラッド板(厚み0.4mm)を、1,100℃の窒素雰囲気下にて熱処理を施した。次に、このクラッド板をプレス・深絞り加工にて円筒容器状に成型した後、回転塑性加工法にて、表1に示す物性を有し、内径30mm、長さ370mm、肉厚50μmの金属クラッドシームレスベルト(ベース金属層=発熱層)を得た。
次に、発熱層の表面にJISタイプAで規定される硬度が35°となるように調整された液状シリコーンゴム(KE1940−35、液状シリコーンゴム35°品、信越化学工業株式会社製)を、膜厚が200μmとなるように塗布し、乾燥させて乾燥状態の液状シリコーンゴム層(弾性層)を得た。
続いて、上記の乾燥状態の液状シリコーンゴム層の表面に、PFAディスパージョン(500CL、三井・デュポンフロロケミカル社製)を、膜厚30μmとなるように塗布し、380℃で焼成し、シリコーンゴムからなる弾性層とPFAからなる離型層とを形成し、定着ベルトを得た。
(加圧ロールの調製)
内面に接着用プライマーを塗布した外径50mm、長さ340mm、厚さ30μmのフッ素樹脂チューブと金属製の中空芯金コアとを成形金型内にセットし、フッ素樹脂チューブとコア間に液状発泡シリコーンゴム(層厚:2mm)を注入後、加熱処理(150℃、2時間)によりシリコーンゴムを加硫し、発泡させたゴム弾性を有した加圧ロールを作製した。
(電磁誘導発熱空回転耐久評価)
上記のように調製した定着ベルトと加圧ロールを、図2に示す定着装置60を備えた画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に取りつけた。次に、この画像形成装置を用いて、定着ベルトを電磁誘導加熱した状態で、連続200時間空回転させる電磁誘導発熱空回転耐久評価を実施し、定着ベルトの発熱維持性(発熱層亀裂)について評価した。結果を表1に示す。
(比較例1〜比較例8)
図1の比較例1〜比較例8の欄に示す金属層構成と金属層厚さを有し、図1に示す物性値を有するベース金属層(=発熱層)を調製し、実施例と同様な操作によりシリコーンゴムからなる弾性層とパーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)からなる離型層とを形成し、定着ベルトを得た。
上記のように調製した定着ベルトを、実施例と同様に、図2に示す定着装置60を備えた画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に取りつけた。次に、この画像形成装置を用いて、定着ベルトを電磁誘導加熱した状態で、連続200時間空回転させる電磁誘導発熱空回転耐久評価を実施し、定着ベルトの発熱維持性(発熱層亀裂)について評価した。結果を表1に示す。
(比較例9、比較例10)
以下の通り、定着ベルトを調製した。
外径30mmの円筒形ステンレス金型を硫酸ニッケルを主成分とする電解めっき浴(pH=3.0、浴温=50℃)中に浸漬し、陰極電流密度=7A/dmにて60分電析を行ない、内径30mm、膜厚50μm、長さ370mmのニッケル製金属ベルトを作成した。このニッケル製金属ベルトを、硫酸銅を主成分とする電解めっき浴(pH=2.0、浴温=30℃)中に浸漬し、陰極電流密度=5A/dmにて60分電析を行ない、表面に銅めっきされた内径30mm、膜厚10μm、長さ370mmの銅めっきニッケル製金属ベルトを作成した。さらに、前述した定着ベルトの調製と同様に、弾性層と離型層を形成し、比較例用金属ベルトを調製し、これを定着ベルトとして使用した。
上記のように調製した定着ベルトを、実施例と同様に、図2に示す定着装置60を備えた画像形成装置(富士ゼロックス製、Docu Print C620)に取りつけた。次に、この画像形成装置を用いて、定着ベルトを電磁誘導加熱した状態で、連続200時間空回転させる電磁誘導発熱空回転耐久評価を実施し、定着ベルトの発熱維持性(発熱層亀裂)について評価した。結果を表1に示す。
Figure 2010181492
表1に示す結果から、X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である金属層を有する無端ベルトを定着ベルトとして使用した定着装置60によれば(実施例1〜12)、200時間以上、定着ベルトにベルト亀裂が発生しないことが分かる。
これに対し、金属層のX線回折における結晶吸収の半値幅が10mmを超える無端ベルトを定着ベルトとして使用した定着装置60によれば(比較例1〜比較例10)、40時間程度で定着ベルトに発熱不良が生じ、ベルト亀裂が発生することが分かる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。 定着装置の構成を示す図である。 本実施の形態が適用される定着ベルト(無端ベルト)構成の一例を示す模式断面図である。 多層構造の金属層を有する定着ベルトの構造を説明する図である。
1Y,1M,1C,1K…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…レーザ露光器、14…現像器、15…中間転写ベルト、16…一次転写ロール、17…ドラムクリーナ、20…二次転写部、60…定着装置、61…定着ベルト、61a…金属層、61b…弾性層、61c…離型層、62…加圧ロール、63…ベルトガイド部材、64…圧力パッド、65…ホルダ、67…潤滑剤塗布部材、68…低摩擦シート、70…剥離補助部材、71…剥離バッフル、85…磁場発生ユニット、621…コア、622…ゴム層、623…表面層、851…励磁コイル、852…コイル支持部材、853…励磁回路

Claims (5)

  1. X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の円筒状の金属層と、
    前記金属層に積層された離型層と、
    を有することを特徴とする無端ベルト。
  2. 前記金属層は、円筒状の当該金属層を軸方向に切り開いた状態における表面歪みが−10%〜+30%であることを特徴とする請求項1に記載の無端ベルト。
  3. 前記金属層は、円筒状の当該金属層を軸方向に切り開いた状態における切り開かれた端面間の距離が−10mm〜+30mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無端ベルト。
  4. X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下である少なくとも1層の金属層を有する定着ベルトと、
    前記定着ベルトとの間に押圧部を形成し回転駆動される加圧ロールと、
    前記定着ベルトを加熱する加熱部材と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  5. トナー像を形成する像形成部と、
    前記トナー像を記録材に転写する転写部と、
    前記記録材に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着部と、を備え、
    前記定着部は、
    X線回折における結晶吸収の半値幅が10mm以下であり且つ磁界により発熱する少なくとも1層の金属層を有する定着ベルトと、
    前記定着ベルトとの間に押圧部を形成し回転駆動される加圧ロールと、
    前記定着ベルトに対向して配置され、交流電流により生じる磁界によって当該定着ベルトを発熱させる電磁誘導加熱部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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