JP2010178486A - 超伝導回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール部材の凍結を抑制し、かつ、冷媒の回収率を高め、冷媒の冷却コストを抑制する超伝導回転電機を提供する。
【解決手段】 超伝導回転電機1は、超伝導コイル150を有する回転子1、外側回転円管30、外側固定円管50およびバッファー手段60を有する。円管30と円管50との間には、外側シール部材80が設けられている。バッファー手段60は、外側シール部材80に対して円管30および円管50の内部の空間31,51と反対側に位置するバッファー空間61と回転電機1の機外の空間2とを仕切っている。回転電機1は、円管30および円管50の内部の空間31,51を介して回転子1の内部に冷媒を供給または回収する冷媒循環装置90、および、バッファー空間61の圧力を機外の空間2の圧力より高くするように外側シール部材80の温度より凝固点の低い気体を供給する気体供給装置100を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷媒循環装置を備えた超伝導回転電機に関する。
冷媒循環装置を備えた超伝導回転電機は、例えば特許文献1に開示されている。この超伝導回転電機について説明する。回転子の端部に、第1および第2の回転真空断熱配管が連結されている。第1の回転真空断熱配管の内側には、固定真空断熱配管が配設され、その開放端部が第1の回転真空断熱配管内に配置されている。第2の回転真空断熱配管は、固定体により回転自在に支持され、また固定軸により包囲されている。固定軸の内周面には、真空断熱部が設けられており、この真空断熱部と第2の回転真空断熱配管との間に、フッ素樹脂からなるシール部材および磁性流体シールが設けられている。冷却装置の冷媒は、真空断熱層で囲まれた流路を流れて回転子を冷却し、回収される。
ここで、この超伝導回転電機は、回転電機の機外の熱が冷媒の流路に伝わるのを抑制するため、冷媒の流路と回転電機の機外との間に真空引きされた空間を設けられている。冷媒の流路と真空引きされた空間との間には、フッ素樹脂からなるシール部材および磁性流体シールが設けられている。
特開2007−89314号公報
しかしながら、冷媒の流路に隣接する空間を真空状態にすると、互いにフッ素樹脂からなるシール部材および磁性流体シールにより仕切られているとはいえ、冷媒が冷媒の流路から真空引きされた空間に流入し、冷媒の回収率が下がる。そうすると、冷却装置の冷媒を補充する必要があり、冷媒のコストだけでなく、補充した冷媒を冷却するコストが掛かってしまう。一方、冷媒が真空引きされた空間に流入しないようにフッ素樹脂からなるシール部材を複数設けると、フッ素樹脂からなるシール部材は比較的に高価なものであるため、やはりコスト高となってしまう。
一方、冷媒の流路と回転電機の機外との間に真空引きされた空間を設けなければ、フッ素樹脂からなるシール部材は冷媒によって極低温になっているから、シール部材やその周辺において回転電機の機外の水蒸気が凍結して、回転子の回転が妨げられ、シール部材および回転真空断熱配管が破損するおそれがある。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、シール部材およびその周辺での凍結を抑制でき、かつ、冷媒の回収率を高め、冷媒の冷却コストを抑制できる超伝導回転電機を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る超伝導回転電機は、内部に超伝導コイルを有する回転子と、内部の空間が前記回転子の内部と連通するように前記回転子の端部に前記回転子の回転軸と同軸に配置され、前記回転子とともに回転する外側回転円管と、内部の空間が前記外側回転円管の内部の空間と連通するように一端が前記外側回転円管に対して前記回転軸の半径方向に間隔をあけて前記回転軸と同軸に配置され、前記回転子から離れる方向に延びた外側固定円管と、前記外側回転円管が前記外側固定円管に対して回転可能な状態で前記外側回転円管と前記外側固定円管との間に設けられ、前記外側回転円管および前記外側固定円管の内部の空間と前記外側回転円管および前記外側固定円管の前記回転軸の半径方向の外側の空間とを仕切る環状の外側シール部材と、前記外側シール部材に対して前記外側回転円管および前記外側固定円管の内部の空間と反対側に位置するバッファー空間と回転電機の機外の空間とを仕切るバッファー手段と、前記外側回転円管の内部の空間および前記外側固定円管の内部の空間を介して前記回転子の内部に回転電機の機外の圧力より高い圧力の冷媒を供給しまたは前記回転子の内部から冷媒を回収する冷媒循環装置と、前記バッファー空間の圧力を回転電機の機外の圧力より高くするように前記バッファー空間に前記外側シール部材の温度より凝固点の低い気体を供給する気体供給装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、シール部材の凍結を抑制し、かつ、冷媒の回収率を高め、冷媒の冷却コストを抑制する超伝導回転電機を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的縦断面図である。 図1の主要部を拡大して示した上半図である。 本発明の第2の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図である。
[第1の実施形態]
以下、本発明に係る超伝導回転電機の実施形態について、図1および図2を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図である。図2は、図1の回転子を一部省略した図である。
本実施形態に係る超伝導回転電機1の構造について説明する。
超伝導回転電機1は、回転子10、その外周に配置された固定子(図示しない。)、円管20、30、40、50、バッファー手段60、シール部材70、80、冷媒循環装置90、および、気体供給装置100を有する。
回転子10は、外側筐体120、内側筐体130および超伝導コイル150を有する。外側筐体120は、中空の円柱体であり、回転軸11と同軸に配置されている。外側筐体120は、側部121および端部122,123を有する。一方の端部122には、後述する外側回転円管30の外径と同径の貫通口124が形成されている。外側回転円管30は、その貫通口124を貫通し、外側筐体120内に挿入されている。この貫通口124の縁は、外側回転円管30の外周に接合されている。
外側筐体120の外側回転円管30が挿入されている端部122には、回転子10から離れる方向(図1の左側)に回転軸11と同軸に延びた円筒状のシャフト181が連結されている。また、他方の端部123には、回転子10から離れる方向(図1の右側)に回転軸11と同軸に延びた円筒状の駆動軸182が連結されている。駆動軸182は、回転子10と一体となって回転し、超伝導回転電機1の回転力を被駆動機構(図示しない。)に伝え、あるいは、駆動機構(図示しない。)の回転力を回転子10に伝える。
外側筐体120は、シャフト181の外周面および駆動軸182の外周面に設けられた軸受183によって、回転自在に軸支されている。この軸受183は、図示しない支持部材により支持されている。
内側筐体130は、側部131、端部132,133およびコイル支持部134を有し、側部131と端部132,133とが中空の円柱体を形成している。コイル支持部134は、円筒体であり、側部131の外側に側部131と同軸に配置されている。コイル支持部134は、側部131の外周面から半径方向外側に突出した環状の突出部135を介して、側部131と一体に構成されている。
内側筐体130は、外側筐体120内に回転軸11と同軸に配置されている。内側筐体130は、外側筐体120の端部122,123と内側筐体130の突出部135とがトルクチューブ160で連結されていることにより、外側筐体120に連結されている。よって、外側筐体120と内側筐体130とは、一体に回転する。また、外側筐体120と内側筐体130との間の空間170は、真空引きされ、回転子10外と内側筐体130とを断熱している。
内側筐体130の一方の端部132には、外側回転円管30の外径と同径の貫通口136が形成されている。外側回転円管30は、その貫通口136を貫通し、内側筐体120内に挿入されている。この貫通口136の縁は、外側回転円管30の外周に接合されている。また、内側筐体120の側部131には、その内面から内側筐体120の内方に広がる2枚の円管支持板137,138が形成され、各円管支持板137,138には、外側回転円管30の内側に配置された内側回転円管20の外径と同径の貫通口139が形成されている。内側回転円管20は、その貫通口139を貫通し、内側筐体120内に挿入されている。この貫通口139の縁は、内側回転円管20の外周に接合されている。
内側筐体130内には、互いに仕切られた2つの空間(第1回転子空間140,第2回転子空間141)が形成されている。第1回転子空間140は、内側回転円管20内の空間21と連通し、第2回転子空間141は、外側回転円管30と内側回転円管20との間の空間31と連通するように形成されている。第1回転子空間140と第2回転子空間141とは、突出部135内に周方向に形成された連通孔142を介して連通している。
超伝導コイル150は、例えば、Bi系超伝導体からなり、内側筐体130のコイル支持部134に固定されている。
後述する冷媒は、内側回転円管20内の空間21を通じて内側筐体130の第1回転子空間140に供給され、突出部135内の連通孔142を通って第2回転子空間141に流入する。その後、外側回転円管30の内周面と内側回転円管20の外周面との間の空間31を通じて内側筒体130外に排出される。この冷媒は、内側筐体130、特にコイル支持部134を冷却することにより、間接的に超伝導コイル150を超伝導転移温度以下に冷却する。
内側回転円管20は、その管内に円柱状の空間(第1円柱状空間)21を形成している筒状体であり、その管自体は、二重管で構成され、その内部が真空引きされた真空断熱構造をなしている。内側回転円管20は、外側筐体120の端部122の貫通口124、内側筐体130の端部132の貫通口136および内側筐体130の円管支持体137,138の貫通口139を貫通して、回転子10外から内側筐体130内に回転軸11と同軸に延びている。この内側回転円管20は、内側筐体130に接合されているため、回転子10とともに回転する。前述の通り、第1円柱状空間21は、内側筐体130内の第1回転子空間140と連通している。
外側回転円管30は、その管内に円柱状の空間を形成している筒状体であり、その管自体は、内側回転円管20と同様の真空断熱構造をなしている。外側回転円管30は、外側筐体120の端部122の貫通口124、内側筐体130の端部132の貫通口136を貫通して、回転子10外から内側筐体130内に回転軸11と同軸に延びている。この外側回転円管30は、外側筐体120および内側筐体130に接合されているため、回転子10とともに回転する。
外側回転円管30は、内側回転円管20と回転軸11の半径方向に間隔をあけて内側回転円管20の外周に配置されている。外側回転円管30の内周面と内側回転円管20の外周面との間には、環状の空間(第1環状空間)31が形成されている。前述の通り、この第1環状空間31は、内側筐体130内の第2回転子空間141と連通している。よって、第1円柱状空間21と第1環状空間31とは、回転子10内の空間140,142,141を介して連通している。
内側固定円管40は、その管内に円柱状の空間(第2円柱状空間)41を形成している筒状体であり、その管自体は、二重管で構成され、その内部が真空引きされた真空断熱構造をなしている。内側固定円管40の一方の端部42は、内側回転円管20および外側回転円管30と回転軸11の半径方向に間隔をあけて内側回転円管20と外側回転円管30との間に配置され、内側固定円管40は、回転子10から離れる方向(図1の左方向)に回転軸11と同軸に延びている。よって、第2円柱状空間41は、第1円柱状空間21と連通している。
内側固定円管40の回転子10から離れた端部(図示しない。)は、後述する冷媒循環装置90と連通している。そして、内側固定円管40は、冷媒循環装置90から供給される冷媒を第1円柱状空間21に送る。内側固定円管40は、図示しない支持部材により超伝導回転電機1本体側に固定されていて、回転子11とともに回転しない。
外側固定円管50は、その管内に円柱状の空間を形成している筒状体であり、その管自体は、内側固定円管40と同様の真空断熱構造をなしている。外側固定円管50の一方の端部52は、外側回転円管30と回転軸11の半径方向に間隔をあけて外側回転円管30の外周に配置され、外側固定円管50は、回転子10から離れる方向(図1の左方向)に回転軸11と同軸に延びている。内側固定円管40の外周面と外側固定円管50の内周面との間には、環状の空間(第2環状空間)51が形成されている。よって、第2環状空間51は、第1環状空間31と連通している。
外側固定円管50の回転子10から離れた端部(図示しない。)は、後述する冷媒循環装置90と連通している。そして、外側固定円管50は、超伝導コイル150を冷却した後の冷媒を第1環状空間31から冷媒循環装置90に送る。
外側固定円管50は、支持部材184により超伝導回転電機1の本体側に固定されていて、回転子11とともに回転しない。ここで、支持部材184は、回転軸11の半径方向の外側に広がった板状部材であり、支持部材184には、外側固定円管50の外径と同径の挿入孔が形成されている。外側固定円管50は、支持部材184の挿入孔に挿入されていて、外側固定円管50の外周面と支持部材184の挿入孔の内縁が接合されている。
バッファー手段60は、バッファー部材62および大気シール部材63を備えている。バッファー部材62は、その一端が外側固定円管50の回転子10側の端部に接合され、外側回転円管30の外周面と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、外側回転円管30の外周に配置されている。
大気シール部材63は、環状のシール材であって、バッファー部材62の終端の内周面に設けられている。大気シール部材63は、例えばオイルリングである。大気シール部材63は、外側回転円管30が摺動自在な状態で外側回転円管30の外周面と接している。なお、大気シール部材63がオイルリングである場合には、大気シール部材63は、オイルを介して外側回転円管30の外周面と接している。
バッファー手段60は、外側回転円管30、外側固定円管50および外側シール部材80とともに環状の空間(バッファー空間)61を形成している。バッファー空間61は、外側回転円管30の回転軸11の半径方向の外側であって外側シール部材80に隣接していて、外側シール部材80に対して外側回転円管30および外側固定円管50の内部の空間と反対側に位置している。
バッファー空間61は、後述する気体供給装置100により所定の気体で満たされている。バッファー手段60は、バッファー空間61とその外側の超伝導回転電機1の機外の空間(機外空間)2とを仕切っている。
内側シール部材70は、環状のシール部材であり、内側回転円管20と内側固定円管40との間に設けられ、内側固定円管40の内周面に取り付けられている。内側シール部材70の内周面は、内側回転円管20が摺動自在な状態で内側回転円管20の外周面と接している。よって、第1環状空間31と第2円柱状空間41とは、内側シール部材70により、互いに仕切られている。すなわち、内側シール部材70は、内側回転円管20および内側固定円管40の内部の空間(第1円柱状空間21および第2円柱状空間41)と内側回転円管20および内側固定円管40の回転軸11の半径方向の外側の空間(第1環状空間31および第2環状空間51)とを仕切っている。内側シール部材70は、極低温(20〜40K)に耐え得るシール材料、例えばテフロン(登録商標)などのフッ素樹脂からなる。
外側シール部材80は、環状のシール部材であり、外側回転円管30と外側固定円管50との間に設けられ、外側固定円管50の内周面に取り付けられている。外側シール部材80の内周面は、外側回転円管30が摺動自在な状態で外側回転円管30の外周面と接している。よって、第2環状空間51とバッファー空間61とは、外側シール部材80により、互いに仕切られている。すなわち、外側シール部材80は、外側回転円管30および外側固定円管50の内部の空間(第1環状空間31および第2環状空間51)と外側回転円管30および外側固定円管50の回転軸11の半径方向の外側の空間(バッファー空間61)とを仕切っている。外側シール部材80は、極低温(20〜40K)に耐え得るシール材料、例えばテフロン(登録商標)などのフッ素樹脂からなる。
冷媒循環装置90は、冷媒(例えば、極低温のヘリウムガス)を給排および冷却できる装置である。この冷媒循環装置90は、配管91を介して第2円柱状空間41に連通していて、第2環状空間51の気圧を機外空間2の気圧(大気圧)より高い気圧にするように、回転子10内に冷媒を供給する。また、この冷媒循環装置90は、配管92を介して第2環状空間51に連通していて、超伝導コイル150を冷却した後の冷媒を回収し、冷却する。
気体供給装置100は、所定の気体を供給できる装置である。この気体供給装置100は、配管101を介してバッファー空間61に連通していて、バッファー空間61の気圧を第2環状空間51の気圧より低く機外空間2の気圧(大気圧)より高い気圧とするように、バッファー空間61に所定の気体を供給できる。
ここで、所定の気体とは、バッファー空間61の温度より凝固点の低い気体である。バッファー空間61内にて、供給した気体が凍結しないようにするためである。特に、バッファー空間61の外側シール部材80およびその付近は、冷媒により低温となっている。よって、供給する気体は、外側シール部材80の温度より凝固点が低いことが好ましい。
冷媒循環装置90により給排される冷媒の流れについて説明する。
上記の構成から分かるように、冷媒循環装置90から配管91を介して供給された冷媒は、第2円柱状空間41および第1円柱状空間21の順に通過して、内側筐体130内の空間140,142,141に流入して、超伝導コイル150を冷却する。超伝導コイル150を冷却した後の冷媒は、第1環状空間31および第2環状空間51の順に通過して、配管92を介して冷媒循環装置90に回収される。冷媒循環装置90に回収された冷媒は、冷媒循環装置90により冷却され、再び超伝導コイル150の冷却に使用される。
以下、本実施形態に係る超伝導回転電機1の効果について説明する。
本実施形態によれば、バッファー空間61の気圧が機外空間2の気圧(大気圧)より高いため、機外空間2の気体(大気)がバッファー空間61に流入するのを抑制できる。また、バッファー空間61は、気体供給装置100によりバッファー空間61の温度より凝固点の低い気体で満たされているので、冷媒により極低温となっている外側シール部材80およびその付近が凍結するのを抑制できる。したがって、回転子1の回転が妨げられることもなく、外側シール部材80および外側回転円管30の破損を抑制できる。
また、バッファー空間61は、気体供給装置100により所定の気体で満たされているので、バッファー空間61が真空にされている場合に比べて、冷媒が第2環状空間51からバッファー空間61に流入する量を抑制できる。つまり、冷媒の損失量を少なくして、冷媒の回収率を高めることができる。その結果、常温の冷媒を冷媒循環装置90に補充する量を少なくできるため、冷媒の冷却コストを抑えることができる。さらには、外側シール部材80の使用量を少なくすることができる。また、冷媒の損失量を少なくすることにより、冷媒の内圧を維持することができ、冷媒の輸送効率の低下を抑制することができる。
また、バッファー空間61に供給する気体は常温の気体で足りるため、常温の気体を供給した場合には、大気シール部材63は、比較的に高価なテフロン(登録商標)を使用する必要がなく、比較的に安価なオイルシールで足りる。
さらには、バッファー空間61の気圧が第2環状空間51の気圧より低いため、バッファー空間61の気体が第2環状空間51に流入するのを抑制でき、冷媒の冷却コストを抑えることができる。
[第2の実施形態]
本発明に係る電動機を用いた駆動装置の第2の実施形態について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図であって、回転子を一部省略した図である。なお、本実施形態は第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、バッファー手段62は、起立部64および円筒部65からなる。起立部64は、環状の板材であって、外側固定円管50の外周面の一部から回転軸11の半径方向の外側に広がっている。起立部64の内縁は、外側固定円管50の外周面に気密に接合されている。また、円筒部65は、起立部64の外縁から回転子10に近づく方向(図1の右方向)に回転軸11と同軸に延びた円筒体である。円筒部65は、外側回転円管30および外側固定円管50と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、外側回転円管30および外側固定円管50の外周に配置されている。起立部64と円筒部65とは、一体に成型されている。
大気シール部材63は、円筒部65の終端の内周面に設けられている。大気シール部材63は、例えばオイルリングである。大気シール部材63と外側回転円管30との間には、シール台66が配置されている。シール台66は、環状体であり、外側回転円管30の外周面に接合されている。大気シール部材63は、シール台66が摺動自在な状態でシール台66の外周面と接している。なお、大気シール部材63がオイルリングである場合には、大気シール部材63は、オイルを介してシール台66の外周面と接している。
バッファー手段60の円筒部65と外側回転円管30との間に形成された環状の空間(バッファー空間)61は、後述する気体供給装置100により冷媒91と同種の常温気体で満たされている。バッファー手段60およびシール台66は、バッファー空間61と機外空間2とを仕切っている。
本実施形態によれば、大気シール部材63と外側回転円管30との間には、シール台66が配置されているため、外側シール部材80と大気シール部材63とは、回転軸11からの垂直距離が異なる。よって、万一、冷媒が第2環状空間51からバッファー空間61に流入しても、流入した冷媒が大気シール部材63に到達しにくく、大気シール部材63が凍結するのを予防することができる。
[第3の実施形態]
本発明に係る電動機を用いた駆動装置の第3の実施形態について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の第3の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図であって、回転子を一部省略した図である。なお、本実施形態は第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、内側固定円管40の一方の端部42は、内側回転円管20と回転軸11の半径方向に間隔をあけて内側回転円管20の内周に配置され、内側固定円管40は、回転子10から離れる方向(図1の左方向)に回転軸11と同軸に延びている。よって、第2円柱状空間41は、第1円柱状空間21と連通している。
また、外側固定円管50の一方の端部52は、内側回転円管20および外側回転円管30と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、内側回転円管20と外側回転円管30との間に配置され、外側固定円管50は、回転子10から離れる方向(図1の左方向)に回転軸11と同軸に延びている。内側固定円管40の外周面と外側固定円管50の内周面との間には、環状の空間(第2環状空間)51が形成されている。よって、第2環状空間51は、第1環状空間31と連通している。
バッファー部材62は、起立部64および円筒部65からなる。起立部64は、環状の板材であって、外側固定円管50の外周面の一部から回転軸11の半径方向の外側に広がっている。円筒部65は、起立部64の外縁から回転子10に近づく方向(図1の右方向)に回転軸11と同軸に延びた円筒体であって、外側回転円管30および外側固定円管50と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、外側回転円管30および外側固定円管50の外周に配置されている。大気シール部材63は、環状のシール材であって、円筒部65の終端の内周面に設けられ、外側回転円管30が摺動自在な状態で外側回転円管30の外周面と接している。
内側シール部材70は、環状のシール部材であり、内側回転円管20と内側固定円管40との間に設けられ、第1円柱状空間21と第2環状空間51とを仕切っている。
外側シール部材80は、環状のシール部材であり、外側回転円管30と外側固定円管50との間に設けられ、第1環状空間31とバッファー空間61とを仕切っている。
上記の構成から分かるように、冷媒循環装置90から配管91を介して供給された冷媒は、第2円柱状空間41および第1円柱状空間21の順に通過して、内側筐体130内の空間140,142,141に流入して、超伝導コイル150を冷却する。超伝導コイル150を冷却した後の冷媒は、第1環状空間31および第2環状空間51の順に通過して、配管92を介して冷媒循環装置90に回収される。冷媒循環装置90に回収された冷媒は、冷媒循環装置90により冷却され、再び超伝導コイル150の冷却に使用される。
本実施形態によれば、外側シール部材80が外側回転円管30の内周側に配置され、シール部材63が外側回転円管30の外周側に配置されているため、万一、冷媒が第1環状空間31からバッファー空間61に流入しても、流入した冷媒が大気シール部材63に到達しにくく、大気シール部材63が凍結するのを予防することができる。
[第4の実施形態]
本発明に係る電動機を用いた駆動装置の第4の実施形態について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の第4の実施形態に係る超伝導回転電機の主要部の模式的上半縦断面図であって、回転子を一部省略した図である。なお、本実施形態は第1の実施形態の変形例であって、第1の実施形態と同一部分または類似部分には、同一符号を付して、重複説明を省略する。
本実施形態では、バッファー部材62は、回転子10の外側筐体120の端部122、シャフト181、支持部材184、および、円筒部65により構成されている。
円筒部65は、支持部材184から回転子10に近づく方向(図5の右方向)に回転軸11と同軸に延びた円筒体であって、外側固定円管50と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、外側固定円管50の外周に配置されている。
シャフト181は、回転子10の外側筐体120の端部122から支持部材184に近づく方向(図5の左方向)に回転軸11と同軸に延びた円筒体であって、外側回転円管30および外側固定円管50と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、外側回転円管30および外側固定円管50の外周に配置されている。
円筒部65の回転子10側の端部は、シャフト181の支持部材184側の端部に対して回転軸11の半径方向の外側に間隔をあけて配置されている。大気シール部材63は、円筒部65の回転子10側の端部の内周面に設けられ、シャフト181が摺動自在な状態でシャフト181の外周面と接している。
バッファー空間61は、外側回転円管30、外側固定円管50、外側シール部材80、バッファー部材62(回転子10の外側筐体120の端部122、シャフト181、支持部材184、円筒部65)、および、大気シール部材63により形成されている。
また、本実施形態では、内側固定円管40の一方の端部42は、内側回転円管20と回転軸11の半径方向に間隔をあけて内側回転円管20の内周に配置され、内側固定円管40は、回転子10から離れる方向(図5の左方向)に回転軸11と同軸に延びている。よって、第2円柱状空間41は、第1円柱状空間21と連通している。
外側回転円管30の一方の端部32は、内側回転円管20および外側固定円管50と回転軸11の半径方向に間隔をあけて、内側回転円管20と外側固定円管50との間に配置され、外側回転円管30は、回転子10に近づく方向(図5の右方向)に回転軸11と同軸に延びている。
内側固定円管40の外周面と外側固定円管50の内周面との間には、環状の空間(第2環状空間)51が形成されている。また、内側回転円管20の外周面と外側回転円管30の内周面との間には、環状の空間(第2環状空間)51が形成されている。よって、第1環状空間31と第2環状空間51とは連通している。
上記の構成から分かるように、冷媒循環装置90から配管91を介して供給された冷媒は、第2円柱状空間41および第1円柱状空間21の順に通過して、内側筐体130内の空間140,142,141に流入して、超伝導コイル150を冷却する。超伝導コイル150を冷却した後の冷媒は、第1環状空間31および第2環状空間51の順に通過して、配管92を介して冷媒循環装置90に回収される。
本実施形態によれば、万一、冷媒が第2環状空間51からバッファー空間61に流入しても、流入した冷媒が大気シール部材63に到達しにくく、大気シール部材63が凍結するのを予防することができる。
[他の実施形態]
上記各実施形態は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではなく、各実施形態の特徴を組み合わせても良い。
また、冷媒の流路は、上記と逆でも良い。例えば、第1の実施形態に係る超伝導回転電機1の構成においては、冷媒循環装置90から配管92を介して供給された冷媒は、第2環状空間51および第1環状空間31の順に通過して、内側筐体130内の空間140,142,141に流入して、超伝導コイル150を冷却する。超伝導コイル150を冷却した後の冷媒は、第1円柱状空間21および第2円柱状空間41の順に通過して、配管91を介して冷媒循環装置90に回収される。冷媒循環装置90に回収された冷媒は、冷媒循環装置90により冷却され、再び超伝導コイル150の冷却に使用される。
さらに、冷媒は、気体ヘリウムに限定されず、気体窒素などでも良い。
1…超伝導回転電機、2…機外空間、10…回転子、11…回転軸、20…内側回転円管、21…第1円柱状空間、30…外側回転円管、31…第1環状空間、40…内側固定円管、41…第2円柱状空間、50…外側固定円管、51…第2環状空間、60…バッファー手段、61…バッファー空間、62…バッファー部材、63…大気シール部材、64…起立部、65…円筒部、66…シール台、70…内側シール部材、80…外側シール部材、90…冷媒循環装置、91,92…配管、100…気体供給装置、101…配管、120…外側筐体、121…外側筐体の側部、122,123…外側筐体の端部、124…外側筐体の一端部の貫通口、130…内側筐体、131…内側筐体の側部、132,133…内側筐体の端部、134…コイル支持部、135…突出部、136…内側筐体の一端部の貫通口、137,138…円管支持板、139…円管支持板の貫通口、140…第1回転子空間、141…第2回転子空間、142…連通孔、150…超伝導コイル、160…トルクチューブ、170…外側筐体と内側筐体との間の空間、181…シャフト、182…駆動軸、183…軸受、184…支持部材

Claims (7)

  1. 内部に超伝導コイルを有する回転子と、
    内部の空間が前記回転子の内部と連通するように前記回転子の端部に前記回転子の回転軸と同軸に配置され、前記回転子とともに回転する外側回転円管と、
    内部の空間が前記外側回転円管の内部の空間と連通するように一端が前記外側回転円管に対して前記回転軸の半径方向に間隔をあけて前記回転軸と同軸に配置され、前記回転子から離れる方向に延びた外側固定円管と、
    前記外側回転円管が前記外側固定円管に対して回転可能な状態で前記外側回転円管と前記外側固定円管との間に設けられ、前記外側回転円管および前記外側固定円管の内部の空間と前記外側回転円管および前記外側固定円管の前記回転軸の半径方向の外側の空間とを仕切る環状の外側シール部材と、
    前記外側シール部材に対して前記外側回転円管および前記外側固定円管の内部の空間と反対側に位置するバッファー空間と回転電機の機外の空間とを仕切るバッファー手段と、
    前記外側回転円管の内部の空間および前記外側固定円管の内部の空間を介して前記回転子の内部に回転電機の機外の圧力より高い圧力の冷媒を供給しまたは前記回転子の内部から冷媒を回収する冷媒循環装置と、
    前記バッファー空間の圧力を回転電機の機外の圧力より高くするように前記バッファー空間に前記外側シール部材の温度より凝固点の低い気体を供給する気体供給装置と、
    を具備することを特徴とする超伝導回転電機。
  2. 前記バッファー手段は、
    少なくとも一部が前記外側回転円管または前記外側固定円管に対して前記回転軸の半径方向に間隔をあけて前記回転軸と同軸に配置された円筒形状のバッファー部材と、
    前記回転子が回転可能な状態で前記バッファー空間と前記機外の空間とを仕切る大気シール部材と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の超伝導回転電機。
  3. 前記大気シール部材はオイルシールであることを特徴とする請求項2に記載の超伝導回転電機。
  4. 前記外側シール部材はフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の超伝導回転電機。
  5. 前記気体供給装置は前記バッファー空間の圧力を前記外側回転円管および前記外側固定円管の内部の空間の圧力より小さくするように前記冷媒と同種の気体を供給することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の超伝導回転電機。
  6. 前記気体供給装置から供給される気体は常温であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の超伝導回転電機。
  7. 内部の空間が前記回転子の内部を介して外周面と前記外側回転円管の内周面との間に形成された環状の空間と連通するように前記外側回転円管に対して前記回転軸の半径方向に間隔をあけて前記外側回転円管の内側に配置され、前記回転子とともに回転する内側回転円管と、
    内部の空間が前記内側回転円管の内部の空間と連通し、かつ、外周面と前記外側固定円管の内周面との間に形成された環状の空間が前記内側回転円管の外周面と前記外側回転円管の内周面との間に形成された環状の空間と連通するように一端が前記内側回転円管に対して前記回転軸の半径方向に間隔をあけて前記外側回転円管の内側に配置され、前記回転子から離れる方向に前記回転軸と同軸に延びた内側固定円管と、
    前記内側固定円管に対して前記内側回転円管が回転自在な状態で前記内側回転円管と前記内側固定円管との間に設けられ、前記内側回転円管および前記内側固定円管の内部の空間と前記内側回転円管および前記内側固定円管の前記回転軸の半径方向の外側の空間とを仕切る環状の内側シール部材と、
    を具備することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の超伝導回転電機。
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