JP2010178402A - 二次電池保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】充電時以外には、過充電保護に関わる電力消費を抑制し、一度過充電状態となった場合に、二度と充電動作を行えないようにする二次電池保護回路を提供する。
【解決手段】充電配線の導通/非導通を切替えることにより、二次電池の充電の許可と禁止を切替える第1スイッチと、二次電池の電圧を検出し、該電圧が過電圧であれば異常信号を出力する、電圧検出部と、一端が正側配線に他端が負側配線に接続されており、供給電力に応じた電流が流れる、第1電流経路と、を備え、第1電流経路は、二次電池の充電中以外は非導通状態とされるとともに、導通状態のときに異常信号が出力された場合には、所定量以上の電流が流れることにより、不可逆的に非導通状態となり、第1スイッチは、第1電流経路が導通状態のときには充電を許可する一方、第1電流経路が非導通状態のときには禁止とする二次電池保護回路とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池を充電するとともに過充電などを防止する、二次電池保護回路に関する。
近年、二酸化炭素の排出量を抑えることのできるエネルギー供給システムとして、太陽電池や、風力等の自然エネルギー発電により発生する電力を電力変換装置により商用周波数の交流電力に変換し、この交流電力を商用電力系統やAC負荷に供給する、分散電源システムの普及が進んでいる。
自然エネルギーを用いた電源装置等は、日射量や風量などの自然条件により出力が変動するため、安定した出力を得るためには変動を補償するための蓄電設備が必要である。この蓄電設備に蓄えるべきエネルギーの量は、自然エネルギー発電の変動のうちどのくらいの周期の変動を平準化しようとするかによって変化する。
一般的な住宅に設置される太陽光発電システムでは、3〜5kWの容量の太陽電池を備えるが、太陽電池は9〜15kWhのエネルギーを1日に発電する。そのため、昼間の太陽光発電電力を夜間も使えるように蓄電する場合には、住宅の夜間の電力負荷の大きさに依存するが、数kWhの大容量の蓄電設備が必要であると考えられる。
そこで近年では、上記のような大容量の蓄電設備に利用できる蓄電池として、リチウムイオン二次電池が注目されている。リチウムイオン二次電池は、高エネルギー密度、高充放電効率、密閉型などの特徴を有するため、大容量で小型かつ長寿命を実現できる蓄電池として有望である。
リチウムイオン二次電池は、正極材料および負極材料の種類によって電圧が異なるが、負極材料にグラファイトを使用するものは、単電池では概ね3〜4Vの電圧を発生させる。この単電池を多数直列に接続して100〜200Vの電圧を発生させる組電池を構成することで、大容量の蓄電設備として利用することができる。
このようなリチウムイオン二次電池の組電池においては、単電池の電圧が上限電圧を上回ったり下限電圧を下回ったりした場合に、電池の破損や復帰できない障害を電池が受ける場合がある。そのため、全ての単電池の電圧を監視して充放電を管理することが必要である。また、二次電池の充放電等において、無駄な電力消費を極力抑制することも重要である。
このような問題点に関する従来技術として、特許文献1には、充電器又は負荷との間で直流電力の授受を行うための正極性端子及び負極性端子と、これら端子間電路に二次電池と直列に挿入接続された電路遮断素子と、前記二次電池の電力容量を検出して過充電状態か否かを判定し過充電状態のときは前記電路遮断素子を駆動して前記電路を遮断する過充電検出回路とを少なくとも備えて成る二次電池保護装置において、前記電路遮断素子の両端電位差又は電力変動方向を検出して前記二次電池が充電状態か放電状態かを判定し、充電状態のときのみ前記過充電検出回路の動作を許容する起動制御回路を有する二次電池保護装置が開示されている。
本文献の技術によれば、放電時における過充電検出回路の起動が抑制され、無駄な電力消費を抑制させる効果が得られる。
特開平8−37737号公報 特開2001−37096号公報 特開2003−132862号公報
しかしながら、リチウムイオン二次電池の過充電時には、電池内部での電解液の分解反応による発熱や、リチウム金属の析出反応に伴う内部短絡による発熱や発火の危険性があるため、過充電に対する二重保護が必要不可欠である。
特許文献1の技術は、過放電および過充電に対しそれぞれ2つの検出回路を備えることにより保護動作を実現している。しかし、高電圧側の保護は最終保護とすべきであり、一旦最終保護が作動した後は、二度と充電動作を行うことができないような非復帰の保護とする必要があるが、該文献はこのような技術に関するものではない。
なお、遮断素子としてMOSFETやIGBTを使用した場合、オン状態で故障する(オフ状態に戻らない)モードが報告されており、該文献はこのような課題を解決する技術に関するものではない。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、充電時以外には、過充電保護に関わる電力消費を抑制するとともに、一度過充電状態となった場合に、二度と充電動作を行えないようにする二次電池保護回路の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る二次電池保護回路は、二次電池の正極に接続される正極端子、および該二次電池の負極に接続される負極端子と、外部電源と該正極端子を結ぶ正側配線、および該外部電源と該負極端子を結ぶ負側配線を有する充電配線と、を備え、該外部電源からの供給電力を、該充電配線を介して該二次電池に伝送し、該二次電池の充電を行う二次電池保護回路であって、該充電配線の導通/非導通を切替えることにより、該二次電池の充電の許可と禁止を切替える第1スイッチと、該二次電池の電圧を検出し、該電圧が過電圧であれば異常信号を出力する、電圧検出部と、一端が正側配線に他端が負側配線に接続されており、前記供給電力に応じた電流が流れる、第1電流経路と、を備え、第1電流経路は、該二次電池の充電中以外は非導通状態とされるとともに、導通状態のときに前記異常信号が出力された場合には、所定量以上の電流が流れることにより、不可逆的に非導通状態となり、第1スイッチは、第1電流経路が導通状態のときには前記充電を許可する一方、第1電流経路が非導通状態のときには禁止とする構成とする。
本構成によれば、二次電池の充電中に過充電が検出された場合には、第1電流経路は不可逆的に非導通状態となり、充電は禁止に固定される。そのため、二次電池が一度過充電状態となった場合に、二度と充電動作を行えないようにすることが可能である。また第1電流経路は、二次電池の充電中以外(通常、過充電保護の必要がないといえる)では非導通状態となるため、第1電流経路等での電力消費を抑制することが可能となる。なお、所定量以上の電流が流れることにより、第1電流経路を不可逆的に非導通状態とすることは、例えば電流ヒューズを挿入することにより容易に実現され得る。
また上記構成において、前記第1電流経路は、抵抗可変部および遮断素子が、直列に接続されて形成されており、該抵抗可変部は、前記異常信号が出力されたときに導通状態となる第2スイッチと、所定の抵抗素子とが、並列に接続されて形成されており、該遮断素子は、第2スイッチが導通状態となることによって、第1電流経路を流れる電流が前記所定量以上となる構成としてもよい。
本構成によれば、異常信号が出力された場合に、第1電流経路を流れる電流を所定量以上とするための動作を、容易に実現させることが可能となる。
また上記構成において、前記二次電池の充電中に、所定の充電信号を出力する充電信号出力部を備え、前記第1電流経路は、該充電信号が出力されたときに導通状態となる第3スイッチが、前記抵抗可変部および遮断素子と、直列に接続されて形成されている構成としてもよい。
本構成によれば、二次電池の充電中以外は、第1電流経路を非導通状態とする動作を、容易に実現させることが可能となる。
また上記構成としてより具体的には、前記充電信号出力部は、2種類のバイアス抵抗素子、および、1次側と2次側が絶縁された絶縁信号伝達素子を備えた第2電流経路を有し、該第2電流経路は、該2種類のバイアス抵抗素子、および該絶縁信号伝達素子の2次側が、前記正側配線と負側配線の間にそれぞれ直列に接続されて形成されており、更に該充電信号出力部は、二次電池の充電時に、該絶縁信号伝達素子の1次側に電流を流すことで、該絶縁信号伝達素子の2次側を導通させ、該導通によって生じる電圧または電流を、前記充電信号として出力する構成としてもよい。
また上記構成において、前記充電信号が出力されているか、前記異常信号が出力されているか、および、前記二次電池の充電がなされているかを監視する、監視部を備えた構成としてもよい。
そして更に、前記監視部は、前記充電信号が出力されていること、前記異常信号が出力されていること、および、前記二次電池が充電されていることが検出された場合、該検出がなされたことを表す信号を外部に出力する動作、または、前記充電配線を遮断する動作、を行う構成としてもよい。
本構成によれば、例えば第1スイッチが、故障のために非導通状態とならない事態になっても、二次電池が過剰に充電されてしまうことを、極力防止することが可能となる。そのため、二次電池保護回路の安全性をより一層向上させることが可能となる。
また上記構成において、前記第1スイッチを構成する素子の温度が所定閾値を超えている場合に、所定の過昇温信号を出力する過昇温信号出力部を備え、前記第2スイッチは、該過昇温信号が出力されたときにも、導通状態となる構成としてもよい。
上述の通り、本発明に係る二次電池保護回路によれば、二次電池の充電中に過充電が検出された場合には、第1電流経路は不可逆的に非導通状態となり、充電は禁止に固定される。そのため、二次電池が一度過充電状態となった場合に、二度と充電動作を行えないようにすることが可能である。また第1電流経路は、二次電池の充電中以外(通常、過充電保護の必要がないといえる)では非導通状態となるため、第1電流経路等での電力消費を抑制することが可能となる。
本発明の実施例1に係る二次電池保護回路の構成図である。 本発明の実施例2に係る二次電池保護回路の構成図である。
本発明の実施形態について、実施例1および実施例2をそれぞれ挙げて、以下に説明する。
[実施例1]
本発明の一実施形態(実施例1)に係る二次電池保護回路の構成を、図1に示す。本図に示すように二次電池保護回路1は、充放電器11、第1電流経路12、電圧監視IC13、スイッチ素子(MOSFET)S1、抵抗(R3〜R5)、フォトカプラP1、正極端子T1、および負極端子T2などを備えている。
なお、正極端子T1には二次電池2(リチウムイオン二次電池)の正極が、負極端子T2には二次電池2の負極が、それぞれ接続されるようになっている。またここでは、二次電池2として、満充電時においては50Vとなり、十分に放電した後は40V程度となるものが採用されている。
充放電器11は、整流回路11a、充電側DC/DCコンバータ11b、および放電側DC/DCコンバータ11cが設けられている。また充放電器11は、スイッチ素子S1を介して正極端子T1に接続される端子A1と端子B1、負極端子T2に接続される端子A2と端子B2、電力系統3に接続される端子C1と端子C2、および負荷4に接続される端子D1と端子D2を備えている。なお電力系統3(外部電源)は、二次電池2に充電電力を供給するものであり、負荷4は、二次電池2の放電電力が供給されるものである。また、場合によっては、電力系統3は二次電池2を介さず充放電器を介して負荷4へ電力を供給する状態があっても構わない。
また整流回路11aは、端子C1とC2を介して電力系統3から供給された電力を整流し、充電側DC/DCコンバータ11bに伝送する。充電側DC/DCコンバータ11bは、整流回路11aから伝送された充電電力の電圧を調整し、端子A1とA2を介して、二次電池2側に出力する。また、放電側DC/DCコンバータ11cは、端子B1とB2を介して二次電池2側から供給された放電電力の電圧を調整し、端子D1とD2を介して、負荷4側に出力する。
また充電側DC/DCコンバータ11bは、二次電池2の充電時においては、充放電器11に備えられている端子A3に所定の電圧Vccを与える一方、それ以外の時は、端子A2の電圧と同じ電圧を与える。これにより充放電器11は、二次電池2の充電時において、端子A3と端子A2の間に接続されているフォトカプラP1の1次側に所定電流が流れるようにし、フォトカプラP1の二次側を導通させる。
上記構成により、端子C1とC2に電力系統3が接続されることによって、充電動作が開始されることになる。すなわち、端子A1と正極端子T1を結ぶ配線(正側配線)および端子A2と負極端子T2を結ぶ配線(負側配線)を有する充電配線を介して、電力系統3と二次電池2が接続され、電力系統3から二次電池2に充電電力が供給される。ただしスイッチ素子S1が非導通状態のときは、正側配線も非導通となり、充電は禁止された状態となる。なお、充放電器11においては、電圧監視IC13から所定の充電命令を受けた場合に、充電が開始されるようになっていても良い。
また、端子D1とD2に負荷4が接続された上で、負荷4が電力供給を要求している場合(例えばユーザ等により、負荷4における電源スイッチがONにされている場合)には、放電動作が開始されることとなる。
また第1電流経路12は、一端(正側)が、端子A1とスイッチ素子S1との間(正側配線)に接続されており、他端(負側)が、端子A2と負極端子T2との間(負側配線)に接続されている。また第1電流経路12は、正側から負側に向かって、抵抗R1、電流ヒューズH1、可変抵抗部14、およびスイッチ素子(MOSFET)S3の各々が順に直列に接続されて、形成されている。
より具体的には、抵抗R1の一端は、端子A1とスイッチ素子S1のソースとの間に接続され、抵抗R1の他端は、電流ヒューズH1の一端に接続されている。また可変抵抗部14の一端は、電流ヒューズH1の他端に接続されており、可変抵抗部14の他端は、スイッチ素子S3のドレインに接続されている。またスイッチ素子S3のソースは、端子A2と負極端子T2との間に接続されている。なお、スイッチ素子S1のゲートは、抵抗R1と電流ヒューズH1の間に接続されている。
また可変抵抗部14は、スイッチ素子(MOSFET)S2と抵抗R2が、互いに並列に接続されて形成されている。これにより可変抵抗部14は、スイッチ素子S2のゲートに後述する異常信号が入力されていない場合は、抵抗値がほぼ抵抗R2の抵抗値となり、逆に異常信号が入力されている場合は、スイッチ素子S2が導通状態となるため、抵抗値は無視できる程度となる。
電圧監視IC13は、正極端子T1と負極端子T2との間の電圧(つまり二次電池2の電圧)を継続的に検出し、この検出された電圧が51Vを超えた場合には、二次電池2が過充電状態(もしくは単セル過充電等の異常状態)となったことを表す信号(異常信号)を発生させ、スイッチ素子S2のゲートに出力する。
またフォトカプラ(1次側と2次側が絶縁された、絶縁信号伝達素子と見ることもできる)P1の1次側は、アノードが、端子A3に接続され、カソードが、抵抗R5を介して端子A2に接続されている。またフォトカプラP1の2次側は、コレクタが、抵抗R3を介して正側配線(端子A1とスイッチ素子S1の間)に接続されており、エミッタが、抵抗R4を介して負側配線に接続されている。このように、抵抗R3と抵抗R4、およびフォトカプラP1の2次側は、正側配線と負側配線の間に直列に接続されており、フォトカプラP1の2次側の導通時には電流が流れるようになっている。
またスイッチ素子S3のゲートは、抵抗R3と抵抗R4の間に接続されている。これにより二次電池2の充電時には、後述する通り、スイッチ素子S3のゲートに充電信号が入力され、スイッチ素子S3は導通状態となる。
なお抵抗R1の抵抗値は50Ω、抵抗R2の抵抗値は150Ω、抵抗R3の抵抗値は50kΩ、抵抗R4の抵抗値は10kΩ、抵抗R5の抵抗値は100Ωである。また電流ヒューズH1としては、定格0.5Aで溶断するものが採用されている。また電力系統3は、例えば太陽電池や燃料電池等であっても構わず(DC電源の場合には、整流回路11aは省略可)、その種類は問わない。また負荷4は、例えばAC負荷やDC負荷等であっても構わず(AC負荷の場合には、放電側にインバータ回路等が設けられる)、その種類は問わない。
次に、二次電池保護回路1における充電動作(電力系統3を用いた二次電池2の充電動作)の内容について説明する。
充電動作の開始前においては、各スイッチ素子(S1〜S3)およびフォトカプラP1の二次側はすべてオフであり、二次電池2は、電圧監視IC13を除き、二次電池保護回路1のどの部分にも電力を供給していない。また現時点での二次電池2の電圧は、40V程度になっているとする。そして先述したように、端子C1とC2に電力系統3が接続されると、充電動作が開始されることとなる。このとき充放電器11は、端子A1とA2から電力を出力することができる状態となり、また端子A3に電圧Vccを印加して、フォトカプラP1の1次側に所定の電流を流す。
これにより、フォトカプラP1は2次側を導通させることになる。また、端子A1と端子A2の間には、電力系統3から充電電圧が印加されているから、フォトカプラP1の2次側のオン抵抗を無視すると、スイッチ素子S3のゲートには、充電電圧が抵抗R3と抵抗R4によって分圧された電圧(充電信号)が入力される。これにより、スイッチ素子S3はオン状態(導通状態)となる。
そしてスイッチ素子S3がオン状態となったことにより、更にスイッチ素子S1のゲートには、充電電圧が抵抗R1と可変抵抗部14によって分圧された電圧が印加される。なおこのとき、電圧監視IC13は異常信号を出力していないので、可変抵抗部14は、実質的に抵抗R2と同等の抵抗を有する。これにより、スイッチ素子S1はオン状態となり、ひいては端子A1と正極端子T1が接続される。つまり、正側配線が導通して充電は許可された状態となり、二次電池2の充電が開始される。
その後、二次電池2は、徐々に充電されていくことになる。なお、充電中に電流ヒューズH1を流れる電流は、電流ヒューズH1の内部抵抗やスイッチ素子(S2、S3)のオン抵抗などを無視すると、通常は多くても(二次電池2の電圧が、満充電時の50Vとなった場合であっても)、
50V/(抵抗R1の抵抗値+抵抗R2の抵抗値)
=50V/200Ω
=0.25A (<0.5A)
程度であるから、電流ヒューズH1が溶断することはない。
そして充電側DC/DCコンバータ11bは、例えば端子A1とA2の電圧を監視して、二次電池2の満充電(50Vとなったこと)を検出すると、充電側DC/DCコンバータ11bの内部における電力の伝送経路を遮断する。その結果、二次電池2には電力が供給されない状態となる(つまり、二次電池2の充電が停止される)。
上述したように、通常の充電動作によれば、二次電池2が適切に(つまり、満充電となるまで)充電された後、当該充電は停止されることになる。しかし、例えば充放電器11の故障などによって、満充電となっても当該充電が停止されずに継続される場合には、二次電池保護回路1は、二次電池2の過充電を防止する動作(保護動作)を行う。ここで当該保護動作の内容について説明する。
満充電となっても充電が継続された結果、二次電池2の電圧が51Vに達すると、電圧監視IC13は、スイッチ素子S2のゲートに異常信号を与える。これにより、スイッチ素子S2はオン状態となる。
この場合、抵抗R2はバイパスされ、可変抵抗部14における抵抗値は無視できる程度となる。そのため、電流ヒューズH1に流れる電流は、電流ヒューズH1の内部抵抗やスイッチ素子(S2、S3)のオン抵抗などを無視すると、
51V/(抵抗R1の抵抗値)
=51V/50Ω
=1.02A (>0.5A)
程度となるため、電流ヒューズH1は溶断する。つまり、スイッチ素子S2がオン状態となることで、第1電流経路12を流れる電流が0.5A以上となり、電流ヒューズH1が溶断する。
そのため、スイッチ素子S1のゲート電圧は正側配線の電圧にプルアップされ、スイッチ素子S1はオフ状態となる。これにより、二次電池2の充電は停止される。以上に説明した保護動作によって、二次電池2がそれ以上充電されることを、防止することが可能となっている。なお電流ヒューズH1が溶断すると、第1電流経路12は不可逆的に非導通状態となり、スイッチ素子S1は二度とオン状態とはならない。
次に、二次電池保護回路1における放電動作(二次電池2を放電させ、負荷4側に電力を供給する動作)の内容について説明する。
先述したように、端子D1とD2に負荷4が接続された上で、負荷4が電力供給を要求すると、放電動作が開始される。この場合、二次電池2の放電による電力は、スイッチ素子S1のボディーダイオードを経由して、負荷4に供給されることとなる。これにより、二次電池2から負荷4への電力供給が実現される。
以上のように、二次電池保護回路1は、電力系統3の正側と正極端子T1を結ぶ正側配線、および電力系統3の負側と負極端子T2を結ぶ負側配線を有する、充電配線を備えており、電力系統3からの供給電力を、充電配線を介して二次電池2に伝送し、二次電池2の充電を行うものとなっている。
また二次電池保護回路1は、この充電配線の導通/非導通を切替えることにより、二次電池2の充電の許可と禁止を切替えるスイッチ素子S1を備えている。また、二次電池2の電圧を検出し、該電圧が過電圧であれば異常信号を出力する電圧監視IC13、および、一端が正側配線に他端が負側配線に接続されており、供給電力に応じた電流が流れる、第1電流経路12を備えている。
そして第1電流経路12は、二次電池2の充電中以外は充電信号が出力されず、非導通となる。また導通状態のときに異常信号が出力された場合には、電流ヒューズH1が溶断して、不可逆的に非導通状態となる。また、スイッチ素子S1は、抵抗R1と可変抵抗部14の間の電位に応じて、充電の許可と禁止を切替えるようになっている。これにより、第1電流経路12が導通状態のときには充電を許可する一方、第1電流経路12が非導通状態の時には禁止とするようになっている。
これにより、二次電池2の充電中に過充電が検出された場合には、第1電流経路12は不可逆的に非導通状態となり、充電は禁止に固定される。そのため、二次電池2が一度過充電状態となった場合に、二度と充電動作を行えないようにすることが可能となっている。
また第1電流経路12は、二次電池2の充電中以外(通常、過充電保護の必要がないといえる)では非導通状態となるため、第1電流経路12等での電力消費を抑制することが可能となっている。なお充電時以外は、スイッチ素子S1を遮断状態としておけばよいため、その間は、スイッチ素子S1のゲートへの電力供給が必要とならず、ひいては、電力損失を極力減らすことができる。またスイッチ素子S1やスイッチ素子S3をオン状態とするための電力は、外部から供給することが可能となっている。
[実施例2]
次に、本発明の他の実施形態(実施例2)に係る二次電池保護回路の構成を、図2に示す。なお本実施例の構成は、監視部15、ブレーカーB1、端子F1、抵抗(R6〜R8)、およびフォトカプラP2を新たに設け、スイッチ素子S1のオン故障(例えばオン状態のまま故障し、オフ状態に戻らない状態)に対応可能とした点等を除いては、基本的に実施例1と同様である。そのため以下では、実施例1と共通の構成部分についての説明を省略する場合がある。また図2においては、スペースの関係上、一部(左側の部分)の記載が省略されているが、省略された部分の構成は、図1での同部分の構成と同じである。
フォトカプラP2は、一次側のダイオードについては、アノードが、抵抗R8を介して、スイッチ素子S3のソースと抵抗R7の一端との間に接続されており、カソードが、端子A2に接続されている。また二次側のトランジスタについては、コレクタが、フォトカプラP1の一次側と抵抗R5の一端との間に接続されており、エミッタが、抵抗R6の一端に接続されている。また抵抗R7の他端や抵抗R6の他端は、端子A2に接続されている。
また充放電器11には、フォトカプラP2の二次側と抵抗R6の間の電位を検出するための端子F1が設けられている。更に充放電器11には、整流回路11aと充電側DC/DCコンバータ11bを結ぶ経路(つまり、充電配線の一部)を遮断状態とすることが可能な、ブレーカーB1が設けられている。
また監視部15は、端子A3および端子F1における電圧の情報、電圧監視IC13が出力する検出情報(二次電池2の電圧の情報)、および異常信号の出力の有無などを継続的に検出する。そして所定の条件が満たされた場合に、ブレーカーB1を遮断状態とする。なお当該条件の内容については、改めて説明する。また、抵抗R6の抵抗値は100Ω、抵抗R7の抵抗値は1Ω、抵抗R8の抵抗値は10Ωである。
次に、二次電池保護回路1における充電動作の内容について説明する。
充電動作の開始前においては、各スイッチ素子(S1〜S3)および各フォトカプラ(P1、P2)の二次側はすべてオフであり、二次電池2は、電圧監視IC13を除き、二次電池保護回路1のどの部分にも電力を供給していない。そして、端子C1とC2に電力系統3が接続されると、充電動作が開始されることとなる。このとき充放電器11は、端子A1とA2から電力を出力することができる状態となり、また端子A3に電圧Vccを印加して、フォトカプラP1の1次側に所定の電流を流す。
そしてスイッチ素子S3がオン状態となったことにより、更にスイッチ素子S1のゲートには、充電電圧が抵抗R1と可変抵抗部14によって分圧された電圧(抵抗R7の抵抗値は、抵抗R1や抵抗R2の抵抗値に比べて十分に小さいので、ここでは無視している)が印加される。
なおこのとき、電圧監視IC13は異常信号を出力していないから、可変抵抗部14は、実質的に抵抗R2と同等の抵抗を有する。これにより、スイッチ素子S1はオン状態となり、ひいては端子A1と正極端子T1が接続される。つまり、正側配線が導通して充電は許可された状態となり、二次電池2の充電が開始される。更にこのとき、フォトカプラP2の1次側に電流が流れて2次側がオン状態となるため、充放電器11における端子F1の電圧は、端子A3の電圧と同等になる。
その後、二次電池2は、徐々に充電されていくことになる。なお、充電中に電流ヒューズH1を流れる電流は、電流ヒューズH1の内部抵抗、スイッチ素子(S2、S3)のオン抵抗、および抵抗R7の抵抗などを無視すると、通常は多くても(二次電池2の電圧が、満充電時の50Vとなった場合であっても)、
50V/(抵抗R1の抵抗値+抵抗R2の抵抗値)
=50V/200Ω
=0.25A (<0.5A)
程度であるから、電流ヒューズH1が溶断することはない。
そして充電側DC/DCコンバータ11bは、例えば端子A1とA2の電圧を監視して、二次電池2の満充電(50Vとなったこと)を検出すると、充電側DC/DCコンバータ11bの内部における電力の伝送経路を遮断する。その結果、二次電池2には電力が供給されない状態となる(つまり、二次電池2の充電が停止される)。なおこのとき、スイッチ素子S3のソース電位も負側配線の電圧にプルダウンされるから、フォトカプラP2の2次側もオフ状態となり、端子F1の電圧は端子A2の電圧と同等になる。
上述したように、通常の充電動作によれば、二次電池2が適切に(つまり、満充電となるまで)充電された後、当該充電は停止されることになる。しかし、例えば充放電器11の故障などによって、満充電となっても当該充電が停止されずに継続される場合には、二次電池保護回路1は、二次電池2の過充電を防止する動作(保護動作)を行う。ここで当該保護動作の内容について説明する。
満充電となっても充電が継続された結果、二次電池2の電圧が51Vに達すると、電圧監視IC13は、スイッチ素子S2のゲートに異常信号を与える。これにより、スイッチ素子S2はオン状態となる。
この場合、抵抗R2はバイパスされ、可変抵抗部14における抵抗値は無視できる程度となる。そのため、電流ヒューズH1に流れる電流は、電流ヒューズH1の内部抵抗、スイッチ素子(S2、S3)のオン抵抗、および抵抗R7の抵抗などを無視すると、
51V/(抵抗R1の抵抗値)
=51V/50Ω
=1.02A (>0.5A)
程度となるため、電流ヒューズH1は溶断する。
そのため、スイッチ素子S1のゲート電圧は正側配線の電圧にプルアップされ、スイッチ素子S1はオフ状態となる。これにより、二次電池2の充電は停止される。以上に説明した保護動作によって、二次電池2のそれ以上の充電が防止されることとなる。なお電流ヒューズH1は溶断されているため、スイッチ素子S1は二度とオン状態とすることはできない。
しかしながら、スイッチ素子S1のオン故障が発生している場合には、電流ヒューズH1が溶断してもスイッチ素子S1がオフ状態とならず、このままでは、二次電池2の充電を停止させることはできない。そこで本実施例では、監視部15における検出結果に基づいてブレーカーB1を遮断状態とし、スイッチ素子S1のオン故障が発生している場合であっても、二次電池2の過充電を防止するようになっている。
より具体的には、監視部15は、(a)充電信号が出力されていること、(b)異常信号が出力されていること、および(c)二次電池2が充電されていること、の全ての条件を満たしている場合に、ブレーカーB1を遮断状態とする。
なお、これらの条件が満たされている場合には、電流ヒューズH1が溶断しているにも関わらず、スイッチ素子S1のオン故障が生じているために、二次電池2の充電が継続されていると考えられる。しかしブレーカーB1が遮断状態となれば、スイッチ素子S1のオン故障が生じていても、充電配線経路は強制的に遮断されるため、二次電池2の充電が停止されることになる。
なお上記(a)の条件については、端子A3の電圧がVccとなっているかを検出すること等により判断可能である。また、上記(c)の条件については、電圧監視IC13の検出情報(二次電池2の電圧の情報)を参照すること等により判断可能である。また監視部15は、充電信号が出力されていること、端子F1の電位が端子A2の電位と同電位になっていること(電流ヒューズH1が溶断していると、端子F1の電位は端子A2の電位と同電位となる)、および、二次電池2の電圧が上昇を続けていること(もしくは、充電配線に電流が流れていること)の各条件を全て満たしたときに、ブレーカーB1を遮断状態とするようにしても良い。
また本実施例では、充放電器11内にブレーカーB1を設けることとしているが、ブレーカーB1を設ける位置は、二次電池2の充電配線を遮断することができる位置であれば、どこであっても構わない。また本実施例では、上記の各条件が満たされた場合に、監視部15がブレーカーB1を遮断状態とするようになっているが、その代わりに、監視部15が、各条件が満たされたことを表す情報を外部へ出力するようになっていても構わない。
また本実施例では、二次電池2の過電圧が検出された場合に、スイッチ素子S2を導通させて電流ヒューズS2を溶断するようになっているが、更に、スイッチ素子S1の温度が所定閾値を超えている場合に、所定の過昇温信号を出力する手段を設けておき、この過昇温信号が出力された場合にも、スイッチ素子S2が導通するようになっていても構わない。このように、二度と充電が行われないことが望まれる状況となった場合に、スイッチ素子S2が導通するようになっていれば、所望の保護を実現させることが可能である。
なお、スイッチ素子S1の過昇温時に充電配線を遮断するためには、温度ヒューズを充電配線に挿入する方法も考えられる。しかし、例えば本システムを直列に接続し対地電圧が高くなった場合(特に200V以上)、それに対応した温度ヒューズは現状では商品化されていない。そのため、温度ヒューズによる、スイッチ素子S1の過昇温時の保護は、実際には困難であるといえる。この点、本実施例の方式では、スイッチ素子S1を遮断する第一の保護と、それが達成できなかった場合にブレーカーB1を遮断する第二の保護で、二重保護を実現させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。また本発明は、その主旨を逸脱しない範囲において、種々の改変を加えて実施され得る。
1 二次電池保護回路
2 二次電池
3 電力系統(外部電源)
4 負荷
11 充放電器
11a 整流回路
11b 充電側DC/DCコンバータ
11c 放電側DC/DCコンバータ
12 第1電流経路
13 電圧監視IC(電圧検出部)
14 可変抵抗部
15 監視部
H1 電流ヒューズ(遮断素子)
T1 正極端子
T2 負極端子
S1 スイッチ素子(第1スイッチ)
S2 スイッチ素子(第2スイッチ)
S3 スイッチ素子(第3スイッチ)
R1 抵抗
R2 抵抗(抵抗素子)
R3、R4 抵抗(バイアス抵抗)
R5〜R8 抵抗
P1 フォトカプラ(絶縁信号伝達素子)
P2 フォトカプラ
A1〜A3、B1、B2、C1、C2、D1、D2、F1 端子

Claims (7)

  1. 二次電池の正極に接続される正極端子、および該二次電池の負極に接続される負極端子と、
    外部電源と該正極端子を結ぶ正側配線、および該外部電源と該負極端子を結ぶ負側配線を有する充電配線と、を備え、
    該外部電源からの供給電力を、該充電配線を介して該二次電池に伝送し、該二次電池の充電を行う二次電池保護回路であって、
    該充電配線の導通/非導通を切替えることにより、該二次電池の充電の許可と禁止を切替える第1スイッチと、
    該二次電池の電圧を検出し、該電圧が過電圧であれば異常信号を出力する、電圧検出部と、
    一端が正側配線に他端が負側配線に接続されており、前記供給電力に応じた電流が流れる、第1電流経路と、
    を備え、
    第1電流経路は、
    該二次電池の充電中以外は非導通状態とされるとともに、
    導通状態のときに前記異常信号が出力された場合には、所定量以上の電流が流れることにより、不可逆的に非導通状態となり、
    第1スイッチは、
    第1電流経路が導通状態のときには前記充電を許可する一方、第1電流経路が非導通状態のときには禁止とすることを特徴とする二次電池保護回路。
  2. 前記第1電流経路は、
    抵抗可変部および遮断素子が、直列に接続されて形成されており、
    該抵抗可変部は、
    前記異常信号が出力されたときに導通状態となる第2スイッチと、所定の抵抗素子とが、並列に接続されて形成されており、
    該遮断素子は、
    第2スイッチが導通状態となることによって、第1電流経路を流れる電流が前記所定量以上となることを特徴とする請求項1に記載の二次電池保護回路。
  3. 前記二次電池の充電中に、所定の充電信号を出力する充電信号出力部を備え、
    前記第1電流経路は、
    該充電信号が出力されたときに導通状態となる第3スイッチが、前記抵抗可変部および遮断素子と、直列に接続されて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の二次電池保護回路。
  4. 前記充電信号出力部は、
    2種類のバイアス抵抗素子、および、絶縁信号伝達素子の2次側が、前記正側配線と負側配線の間にそれぞれ直列に接続されて形成された第2電流経路を有し、
    二次電池の充電時に、該絶縁信号伝達素子の1次側に電流を流すことで、該絶縁信号伝達素子の2次側を導通させ、
    該導通によって生じる電圧または電流を、前記充電信号として出力することを特徴とする請求項3に記載の二次電池保護回路。
  5. 前記充電信号が出力されているか、前記異常信号が出力されているか、および、前記二次電池の充電がなされているかを監視する、監視部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の二次電池保護回路。
  6. 前記監視部は、
    前記充電信号が出力されていること、前記異常信号が出力されていること、および、前記二次電池が充電されていることが検出された場合、
    該検出がなされたことを表す信号を外部に出力する動作、または、前記充電配線を遮断する動作、を行うことを特徴とする請求項5に記載の二次電池保護回路。
  7. 前記第1スイッチを構成する素子の温度が所定閾値を超えている場合に、所定の過昇温信号を出力する過昇温信号出力部を備え、
    前記第2スイッチは、
    該過昇温信号が出力されたときにも、導通状態となることを特徴とする請求項2に記載の二次電池保護回路。
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