JP2010178134A - プロジェクター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンの回転数を制御するD/A変換器の出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数を所望の値に制御できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター装置1内の記憶部120に、ファン特性データテーブル121に目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値と、複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値(実測値)とを記憶しておく。そして、制御部110では、このファン特性データテーブル121に記憶されたファン特性データにより、D/A変換器131〜13nに対する入力設定値の補正処理を行い、この補正された入力設定値をD/A変換器131〜13nに入力することにより、D/A変換器131〜13nの出力電圧値を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター装置に関し、特に、プロジェクター装置内に設備された冷却ファンの回転数を制御するファン用のD/A(デジタル/アナログ)変換器の出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数のバラツキを低減することができる、プロジェクター装置に関する。
プロジェクター装置(単に「プロジェクター」ともいう)は通常複数の冷却ファンを備え、内部の熱を外部へ放出している。例えば、冷却ファン、吸気ファン、およびライトバルブの冷却ファンなどの複数の冷却ファン(単に「ファン」ともいう)を備えている。そして、通常使用時のモードにおいてランプや電源回路、ライトバルブなどが適正な温度を超えないようにファンで冷却している。この場合に、ランプなどの各測定ポイントの温度に応じてファンの回転数をフィードバック制御するサーボ制御が行われている。(例えば特許文献1、および特許文献2を参照)。
一方、これとは別に、プロジェクターの起動時やクールダウン時などのモードでは、ファンの回転数を固定の回転数で制御する固定回転数制御(フィードバックがない制御)が行われている。しかしながら、プロジェクターに搭載される制御チップ、例えば、D/A変換器(デジタル−アナログ変換器(Digital−Analog Converter)、あるいは、単に「DAC」ともいう)が搭載された制御チップ(例えば、マイクロコントローラなどの制御チップ)の中には、D/A変換器の出力電圧の精度が十分でないものも存在する。このため、ファンの固定回転数制御において、ファンが所望の回転数にならず、想定よりもファン回転数が大きくなり回転音(騒音)が大きくなる現象や、ファン回転数が不足して温度が下がりにくいなど現象が発生することがある。また、サーボ制御においてもファンの回転数を最大回転数、および最小回転数で制限しており、この場合においては固定回転数制御が行われるため、D/A変換器の出力電圧の精度が不十分であると、最大回転数になったときに回転数が不足する場合や、最小回転数でも回転が速くて騒音が大きくなることがある。
このD/A変換器の出力電圧特性のバラツキについて、図5を参照して説明する。
図5は、ファン特性データ(D/A変換器の出力電圧特性)の例を示す図である。図5において、横軸はD/A変換器の入力値であり、8ビットのデータとして、0x00(10進数で0)〜0xFF(10進数で255)の値がD/A変換器に入力される。縦軸はD/A変換器の出力電圧を示している。そして、D/A変換器の出力電圧がファン回転数に相当する。
図5に示すように、D/A変換器への入力値「0x00〜0xFF」に対して、予め定められた回転数を表す一次関数、すなわち、冷却ファンに所望の回転数を与えるための目標値となるDAC出力電圧特性がファン特性データAで示される。しかしながら、D/A変換器の固体のバラツキにより、D/A変換器によっては、ファン特性データBに示すような目標値よりも大きな出力電圧特性を示すことがあり、また、ファン特性データCに示すように目標値よりも小さな出力電圧特性を示すことがある。すなわち、D/A変換器の固体差により、予め定められた回転数を表す一次関数(目標値)に対して、バラツキを持った一次関数B、Cの特性を示すことがある。このため、D/A変換器からの出力電圧のバラツキにより、実際のファンの回転数にもバラツキが生じることになる。
このため、D/A変換器の出力電圧の精度が十分でない、すなわち、ファンの回転数を制御するD/A変換器の出力電圧にバラツキがある場合にも、ファン回転数を所望の値に固定制御できるプロジェクターの提供が望まれていた。
なお、従来技術の冷却ファン駆動システムがある(例えば、特許文献1を参照)。しかしながら、この特許文献1の冷却ファン駆動システムは、冷却ファンの回転速度の制御パラメータの最適値を使用環境に応じて自動的に決定し、使用環境の変化に応じて制御パラメータを補正することを目的としており、前述したようなD/A変換器の出力電圧のバラツキによるファン回転数のバラツキを補正しようとするものではない。
また、従来技術のプロジェクターのランプ駆動装置がある(例えば、特許文献2を参照)。しかしながら、この特許文献2のプロジェクターのランプ駆動装置は、ランプの温度が高い場合や、ランプ温度の低い場合にランプの点灯性が悪くなる問題の解決を目的としており、前述したようなD/A変換器の出力電圧のバラツキによるファン回転数のバラツキを補正しようとするものではない。
特開2008−227127号公報 特開2003−35932号公報
前述の如く、プロジェクターに搭載されるファン制御用のD/A変換器の中には出力電圧の精度が十分でないものも存在する。このため、ファンの固定回転数制御において、ファン回転数が所望の回転数にならず、想定よりも大きなファン回転数となりファン回転音(騒音)が大きくなる現象や、ファンの回転数が不足してプロジェクター装置内の温度が下がりにくくなるなどの現象が発生することがあった。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、ファンの回転数を制御するD/A変換器の出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数を所望の値に制御し、ファン回転数のバラツキを低減することができる、プロジェクターを提供することにある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のプロジェクター装置は、複数の冷却ファンと各冷却ファンに対応するD/A変換器とを有し、前記冷却ファンの回転数を前記D/A変換器の出力電圧により制御するプロジェクター装置であって、前記冷却ファンに所望の回転数を与えるための目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値と、前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値とをファン特性データとして記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたファン特性データを用いて前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の入力設定値の補正を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
このように構成されたプロジェクター装置によれば、目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値と、複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の特性を表す値とをファン特性データとして記憶部に記憶しておき、このファン特性データを基に、D/A変換器の入力設定値の補正を行う。
これにより、ファンの回転数を制御するD/A変換器の出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数を所望の値に制御でき、ファン回転数のバラツキを低減することができる。
また、本発明のプロジェクター装置は、前記目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値、及び、前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値は、それぞれが1次関数を表す傾きと切片であることを特徴とする。
このように構成されたプロジェクター装置によれば、目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値、及び、複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値であるファン特性データとして、1次関数を表す傾きと切片を用いる。
これにより、ファン設定値(回転数)が変更になっても、1次関数から補正値を求めることができるので、補正計算に使用するファン特性データを記憶部に対して再度、記憶させる必要がなくなる。ただし、制御部における補正値の再計算は必要となる。
また、本発明のプロジェクター装置は、前記目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値が、傾きを|A|(傾きAの絶対値)とし、切片をBとする一次関数で表され、前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値が、傾きを|α|(傾きαの絶対値)とし、切片をβとする一次関数で表され、補正前のD/A変換器の入力設定値をγで表し、補正後のD/A変換器の入力設定値をγ´で表した場合に、補正後のD/A変換器の入力設定値γ´は、γ´=(|A|・γ−B+β)/|α|、として算出されることを特徴とする。
これにより、一次関数の切片と傾きのデータを基に、補正後のD/A変換器の入力設定値を容易に算出することができる。
また、本発明のプロジェクター装置は、複数の動作モードを備え、動作モードごとに前記D/A変換器に対する入力設定値が記録された温度制御テーブルを有し、前記制御部は、動作モードに応じた入力設定値を前記温度制御テーブルから読み出し、この読み出した入力設定に対して、前記ファン特性データを基に補正処理を行うことを特徴とする。
このように構成されたプロジェクター装置によれば、例えば、プロジェクター装置の起動時、およびモード切り替え時に、制御部では、動作モードに応じた入力設定値を温度制御テーブルから読み出し、この入力設定値に対してファン特性データを基に補正計算を行い、D/A変換器への入力設定値を補正する。
これにより、プロジェクターの動作状態(動作モード)に応じてファン回転数の制御ができると共に、D/A変換器の出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数を所望の値に制御することができる。
また、本発明のプロジェクター装置は、前記制御部により補正が行われるD/A変換器の入力設定値は、プロジェクターに電源の供給を開始し始めたときのファン回転数を設定する初期速度電圧設定値と、プロジェクターの投写部が有するランプが消灯したあとに行われるクールダウンのときにおけるファン回転数を設定するクールダウン時回転電圧設定値と、ファンを最大回転数にて回転させるときのファン回転数を設定する最大回転数電圧設定値と、ファンを最小回転数にて回転させるときのファン回転数を設定する最小回転数電圧設定値のうちの、予め定められた設定値であることを特徴とする。
このように構成されたプロジェクター装置によれば、初期速度電圧設定値と、クールダウン時回転電圧設定値と、最大回転数電圧設定値と、最小回転数電圧設定値のうちの、予め定められた設定値に対して補正処理を行う。
これにより、ファンの初期回転数のバラツキ、クールダウン時のファン回転数のバラツキ、および最大/最小回転数におけるファン回転数のバラツキを低減することができる。このため、ファンの初期回転時のファン騒音を低減し、また、クールダウン時のファン冷却効果を保持することができる。また、最大回転数および最小回転数のバラツキを少なくすることにより、サーボ制御において最大回転数になったときにファン冷却効果を保持し、最小回転数のときに騒音を低減でき、またプロジェクターの試験などが正確に行える。
また、本発明のプロジェクター装置は、前記記憶部に記憶されている前記目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値は、外部から書き換え可能であることを特徴とする。
これにより、目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値を書き換えることにより、プロジェクター装置に搭載された全てのファンに対して回転数の設定値の変更が可能となる。
本発明の実施の形態に係るプロジェクター装置の構成を示す図。 記憶部におけるファン特性データの配置例を示す図。 補正処理フローの第1の例を示す図。 補正処理フローの第2の例を示す図。 ファン特性データ(D/A変換器の出力電圧特性)の例を示す図。 補正計算方法について説明するための図。 温度制御テーブルの例を示す図。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプロジェクター装置1(単に「プロジェクター」ともいう)の構成を示す図である。なお、プロジェクター装置1におけるファンの回転数制御には、ファンを固定の電圧指令により回転させる固定回転数制御と、サーミスタなどから得られる検出温度によりファン回転数を制御するサーボ制御(プロジェクターの投写中に用いられる制御)とがあるが、本発明においては、ファンを固定の電圧指令により回転させる固定回転数制御を対象としており、図1に示すプロジェクター装置1においては、前述のサーボ制御に関係する部分は省略して示している。
図1に示すプロジェクター装置1において、操作部101は、テンキーなどのキーボードと、プロジェクターの動作状態(動作モード)を設定するための動作モード設定キー、電源のオン、オフを行うための電源キーを含む各種機能キーを有している。
映像信号処理部102は、外部から入力される入力映像信号を基に、ライトバルブの駆動信号を生成し、該ライトバルブ上に映像を生成する。投写部103は、図示しない光学系によりライトバルブに形成された映像をプロジェクター装置1の前方に設置されたスクリーン等の投影面に投影する機能を有している。
制御部110は、CPU等を含み、プロジェクター装置1内の各部を統括して制御し、プロジェクター装置1に必要な処理機能を実現させるための制御部である。また、この制御部110は、ファン(ファン(1)141〜ファン(n)14n)の駆動電圧を生成するD/A変換器(DAC(1)131〜DAC(n)13n)の入力設定値の補正計算を行うDAC補正値計算部111を有している。なお、DAC補正値計算部111における補正演算処理の詳細については、後述する
記憶部120には、ファン特性データテーブル121と、温度制御テーブル122とが記憶されると共に、制御部110において算出された補正値が記憶されるファン設定値格納バッファ123を有している。このうち、ファン特性データテーブル121に記憶されているデータと、温度制御テーブル122に記憶されているデータとは、外部(例えば、パーソナルコンピューター(PC)150)からシリアル通信によって送信され書き込みされる。なお、記憶部120の構成として、ファン特性データテーブル121と温度制御テーブル122とを、例えば、不揮発性のフラッシュROM(FlashRom)を用いて構成し、記憶部120内の異なる領域に、フラッシュROMに記憶されているファン特性データテーブル121と温度制御テーブル122のデータを読み出して記憶するようにしている。
ファン特性データは、D/A変換器131〜13nの入力値の補正計算に使用するためのデータである。このファン特性データは、D/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表すデータである。例えば、図5のファン特性データ(DAC出力電圧特性データ)B、Cに示すような、D/A変換器131〜13nの入力値(この例では8ビット)に対してバラツキを持った出力電圧特性を表すデータである。また、ファン特性データ(DAC出力電圧特性データ)Aに示すような、予め定められた回転数を表すファン特性データ、すなわちファンに所望の回転数を与えるための目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表すデータである。
このファン特性データB、Cで示されるバラツキを持ったD/A変換器の出力電圧特性、およびファン特性データAで示される目標値となるD/A変換器の出力電圧特性は、D/A変換器の入力値に対して一次関数となる。この一次関数を、切片(例えばβ)と傾き(例えばα)で表したものが、ファン特性データである。このファン特性データの内、バラツキを持ったファン特性データB、Cは、実測データから得られる。
この実測データは、それぞれのD/A変換器131〜13nに対し、2つの入力値を与え、それぞれの入力値に対する出力電圧を計測し、この2つの出力電圧を基に、D/A変換器131〜13nの出力電圧特性における切片と傾きのデータを算出して求めることができる。
なお、ファン特性データテーブル121に記憶されるファン特性データ(D/A変換器131〜13nの出力電圧特性)として「傾き」と「切片」とのデータを用いているが、これは、以下の理由のためである。すなわち、ファン特性データとして、D/A変換器131〜13nに対する補正値又は補正後の値を使用する場合は、補正前のファン設定値(例えば、回転数)が変更になった場合に、記憶部120のファン特性データテーブル121に記憶されているファン特性データも変更しなければならない。記憶部120のファン特性データテーブル121に記憶されているファン特性データがファン特性の傾きと切片であれば、補正前のファン設定値(回転数など)が変更になっても、記憶されているデータを変更する必要がない。ただし、制御部110における補正値の再計算は必要となる。
図2は、記憶部120のファン特性データテーブル121のメモリー配置例を示す図である。
図2に示す例では、メモリーアドレス(1C00H)にファン特性の傾き(目標値)、メモリーアドレス(1C01H)にファン特性の切片(目標値)が、記憶される。
また、メモリーアドレス(1C08H)にファン特性データの傾き(ファン1)、メモリーアドレス(1C09H)にファン特性の切片(ファン1)が、記憶される。以下、同様にして、メモリーアドレス(1C10H)にファン特性の傾き(ファン5)、メモリーアドレス(1C11H)にファン特性の切片(ファン5)が、記憶される。
なお、図2に示すファン特性データテーブル121の例は、5個のファンが搭載される場合の例を示しているが、6個以上のN個(N≧6)場合には、N個のファンに対応するファン特性の「傾き」と「傾斜」の実測値のデータが記憶部120に記憶されることになる。
図1に戻り、記憶部120中の温度制御テーブル122の一部は、図7に示すようなデータテーブルである。この温度制御テーブル122には、ファンごとの「初期速度電圧設定値」、「クールダウン時回転電圧設定値」、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」が、各動作モードに対応して記録されている。なお、温度制御テーブル122には、これ以外にもサーボ制御においてファンの回転数を制御するためのデータも含まれている。
ここで、「初期速度電圧設定値」は、プロジェクターに電源の供給を開始し始めたときのファン回転数の設定値であり、「クールダウン時回転電圧設定値」は、プロジェクターの投写部103が有するランプが消灯したあとに行われるクールダウンのときにおけるファン回転数の設定値である。また、「最大回転数電圧設定値」は、ファンを最大回転数にて回転させるときのファン回転数の設定値であり、「最小回転数電圧設定値」は、ファンを最小回転数にて回転させるときのファン回転数の設定値である。なお、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」は、サーボ制御においてファンの回転数を制限するときにも使われる。
この温度制御テーブル122に記憶されている設定値は、目標値(ターゲットとなる理論値)であり、D/A変換器131〜13nが、図5のファン特性データAに示すように、D/A変換器131〜13nが予め定められた回転数を表す一次関数(目標値)の特性、すなわちファンに所望の回転数を与えるための目標値となるDAC出力電圧特性と同じ特性を示すものとして設定される値である。
そして、図7に示す各動作モード(動作状態)としては、例えば、明るさのモードとして、通常モード/省電力モード(ノーマル/エコ)と、プロジェクターの設置モードとして、据え置き/天井からの吊り下げモードがあり、標高モードとして、高地/低地モードがあり、このモードは、操作部101により、動作モード設定キー等により設定されるモードである。このため、図7に示す温度制御テーブル122では、動作モードとして、明るさ(通常モード/省電力モード)と、プロジェクターの設置モード(据え置き/天井からの吊り下げ)と、標高モード(高地/低地)との3つ組み合わせにより表される8つの動作モードが設定されている。
また、記憶部120中のファン設定値格納バッファ123には、「初期速度電圧設定値」、「クールダウン時回転電圧設定値」、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」について、D/A変換器131〜13nに対する補正計算後の値が記憶される。そして、ファン制御において、制御指示が補正対象の設定値の場合、ファン設定値格納バッファ123に記憶されている補正後の値をD/A変換器131〜13nの入力値として設定することになる。
また、ファン駆動部130には、ファン(1)141〜ファン(n)14nを駆動するための出力電圧を生成するD/A変換器としてDAC(1)131〜DAC(n)13nを有している。このDAC(1)131〜DAC(n)13nは、制御部110から設定される入力設定値に応じた電圧を出力し、この出力電圧に応じた回転数によりファン(1)141〜ファン(n)14nを駆動する。
なお、図1に示す例では、DAC(1)131〜DAC(n)13nの出力電圧により、直接に冷却ファン(1)141〜冷却ファン(n)14nを駆動する例を示しているが、DAC(1)131〜DAC(n)13nの出力電圧を基に、図示しないパワーアンプを介して、冷却ファン(1)141〜ファン(n)14nを駆動する場合もある。
また、図1に示す例では、DAC(1)131〜DAC(n)13nがファン駆動部130に設備された例を示しているが、DAC(1)131〜DAC(n)13nが制御部110内に設備される場合がある。例えば、複数のD/A変換器を内蔵するマイクロコントローラ等の制御チップを使用することもできる。
また、前述のように、図1に示す記憶部120の構成として、ファン特性データテーブル121(図5に示す実測値と目標値の特性データ)と温度制御テーブル122のデータを、フラッシュROM(FlashRom)等に記憶し、記憶部120内の異なる領域に、フラッシュROMに記録されたファン特性データテーブル121と温度制御テーブル122のデータを読み出して記憶している。このように、フラッシュROM等には予め定められた回転数を表す値(目標値を表す1次関数の傾き、切片)が記憶されているので、当該値を1つ書き換えることにより、プロジェクターに備えられた全ての冷却ファン141〜14nに対して回転数設定の変更を行うことができ、動的にファン回転数の変更を行うことができる。
次に、制御部110内のDAC補正値計算部111における補正演算処理について説明する。このDAC補正値計算部111では、プロジェクターの起動時や、記憶部120のファン特性データテーブル121においてファン特性データの書き込み更新が行われた場合に、記憶部120のファン特性データテーブル121からファン特性データを読み出す。そして、プロジェクターの起動時や動作モード切り替え時において、動作モード決定後に以下の処理をする。
第1番目の処理として、D/A変換器131〜13nの入力値として、ファンの回転数設定値の補正後の値を計算する。
この補正対象となる回転数設定値には、「初期速度電圧設定値」、「クールダウン時回転電圧設定値」、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」などがある。
ここで、「初期速度電圧設定値」は、図5に示すように、ファン特性データ(目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性)Aにおける出力電圧Vstartに対応するD/A変換器131〜13nの入力値であり、初期速度電圧設定値Sstartである。
「クールダウン時回転電圧設定値」は、ファン特性データAにおける出力電圧Vcoolに対応するD/A変換器131〜13nの入力値であり、クールダウン時回転電圧設定値Scoolである。
「最大回転数電圧設定値」は、ファン特性データAにおける出力電圧Vmaxに対応するD/A変換器131〜13nの入力値であり、最大回転数電圧設定値Smaxである。
「最小回転数電圧設定値」は、ファン特性データAにおける出力電圧Vminに対応するD/A変換器131〜13nの入力値であり、最小回転数電圧設定値Sminである。
なお、クールダウン時回転数および初期回転数は通常のプロジェクターの使用時に使用されるファン回転数であり、最大回転数および最小回転数は、プロジェクターの試験や、通常使用時にサーボ制御を行うときの回転数の最大値および最小値として使用されるファン回転数である。
このように、初期速度電圧設定値と、クールダウン時回転電圧設定値と、最大回転数電圧設定値と、最小回転数電圧設定値に対して補正計算を行うことにより、プロジェクターに電源の供給を開始し始めたときのファンの初期回転数のバラツキ、クールダウン時のファン回転数のバラツキ、および最大/最小回転数におけるファン回転数のバラツキを低減することができる。このため、ファンの初期回転時のファン騒音を低減し、また、クールダウン時のファン冷却効果を保持することができる。また、最大回転数および最小回転数のバラツキを少なくすることにより、サーボ制御において最大回転数になったときにファン冷却効果を保持し、最小回転数のときに騒音を低減でき、またプロジェクターの試験などが正確に行える。
次に、D/A変換器131〜13nの入力値となる補正値の演算方法について、図6を参照して説明する。図6に示すように、ファン特性データ(目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性)Aにおいて、D/A変換器131〜13nの出力電圧Vstartに相当する点は、a1点で示す電圧点となり、D/A変換器131〜13nの入力設定値はγとなる。そして、補正対象となるファン特性データ(D/A変換器131〜13nの出力電圧特性)Cにおいては、出力電圧Vstartに相当する点は、a2で示す電圧点となり、D/A変換器131〜13nの入力設定値はγ´となる。
従って、a1点の電圧は、ファン特性データAで示す一次関数において、
a1点の電圧=B−|A|・γ、で表される。
また、a2点の電圧は、ファン特性データCで示す一次関数において、
a2点の電圧=β−|α|・γ´、となる。
ここで、γ:補正前のD/A変換器131〜13nの入力設定値(補正対象の補正前の設定値)、γ´:補正後のD/A変換器131〜13nの入力設定値、|A|:ファン特性の傾き(目標値)の絶対値、B:ファン特性の切片(目標値)、|α|:ファン特性の傾き(実測値)の絶対値、β:ファン特性の切片(実測値)の絶対値、である。
そして、a1点の電圧とa2点の電圧とが等しくなるようにD/A変換器131〜13nの入力値の補正が行われるので、
B−|A|・γ=β−|α|・γ´、となる。
従って、D/A変換器131〜13nの入力値の補正後の値γ´は、
γ´=(|A|・γ−B+β)/|α|、となる。この式に従い、D/A変換器131〜13nの入力値の補正後の値γ´が算出され、ファン設定値格納バッファ123に記憶される。このように、一次関数の切片と傾きのデータを基に、補正後のD/A変換器131〜13nの入力設定値を容易に算出することができる。
なお、D/A変換器131〜13nの入力値に対する補正後の値が、D/A変換器131〜13nの入力値の設定範囲(この例では、0x00〜0xFF)を超えた場合は設定範囲の下限値(0x00)又は上限値(0xFF)で丸め込む。そして、制御部110は、計算した値を記憶部120のファン設定値格納バッファ123に書き込んで記憶させる。また、本実施形態では、D/A変換器131〜13nの特性を示す1次関数は、バラツキがあっても右肩下がり、すなわち、傾きとして負の値を有するものを前提としている。
なお、上述したように、D/A変換器131〜13nの補正値の計算は、「初期速度電圧設定値」、「クールダウン時回転電圧設定値」、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」について行われるが、これらの設定値は、図7に示す温度制御テーブル122により、明るさのモード(通常モード/省電力モード)と、プロジェクターの設置モード(据え置き/天井からの吊り下げ)と、標高モード(高地/低地)とに応じて選択される。
また、図3は、補正処理フローの第1の例を示す図である。図3に示す補正処理フローは、プロジェクターの電源オン時の制御部110における補正処理フローを示している。以下、図3を参照して、その補正処理フローについて説明する。
プロジェクターにおいて、電源がオンになると、制御部110は、記憶部120からファン特性データテーブル121を読み出す(ステップS101)。次に、制御部110は、ユーザの操作により操作部101から入力される設定に応じた動作状態に対応した動作モードを決定する(ステップS102)。この動作状態としては、明るさ(ノーマル/エコ。設置モード(床置/天吊)、標高モード(高地/低地)などがあり、操作部101により、動作モード設定キー等により設定されるモードである。
続いて、制御部110では、記憶部120の温度制御テーブル122に記憶されている動作モードに対応した設定値を読み出すことにより、決定された動作モードに切り替える(ステップS103)。そして、制御部110のDAC補正値計算部111は、ファン特性データテーブル121から読み出したファン特性データを用いて、動作モードに対応した「初期速度電圧設定値」、「クールダウン時回転電圧設定値」、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」それぞれの設定値について、補正計算を行う(ステップS104)。
続いて、制御部110は、DAC補正値計算部111が算出した補正後の値を、記憶部120内のファン設定値格納バッファ123に書き込んで記憶させる(ステップS105)。
以上の処理手順により、プロジェクターの電源がオンになった場合に、制御部110は、温度制御テーブル122から読み出した動作モードに対応した設定値に対して、ファン特性データを基に補正計算を行い、補正後の値をファン設定値格納バッファ123に書き込んで記憶させる。
また、図4は、補正処理フローの第2の例を示す図である。図4に示す補正処理フローは、プロジェクターの動作状態(動作モード)を変更した場合の補正処理フローを示している。以下、図4を参照して、その補正処理フローについて説明する。
操作部101により、動作状態が変更されると、制御部110は、ユーザの操作などにより操作部101から入力される動作の設定に応じた動作状態に対応した動作モードを決定する(ステップS201)。この動作状態は、前述のように、明るさ(通常モード/省電力モード)、設置モード(床置/天吊)、標高モード(高地/低地)などがあり、操作部101により設定されるモードである。
続いて、制御部110では、記憶部120の温度制御テーブル122に記憶されている動作モードに対応した設定値を読み出すことにより、決定された動作モードに切り替える(ステップS202)。そして、制御部110のDAC補正値計算部111は、ファン特性データテーブル121から読み出したファン特性データを用いて、動作モードに対応した「初期速度電圧設定値」、「クールダウン時回転電圧設定値」、「最大回転数電圧設定値」、「最小回転数電圧設定値」それぞれの設定値について、補正計算を行う(ステップS203)。
続いて、制御部110は、DAC補正値計算部111が算出した補正後の値を、記憶部120内のファン設定値格納バッファ123に書き込んで記憶させる(ステップS204)。
以上の処理手順により、制御部110は、プロジェクターの動作状態(動作モード)が変更された場合に、温度制御テーブル122から動作モードに対応した設定値を読み出し、この設定値に対して、ファン特性データを基に補正計算を行い、補正後の値が、ファン設定値格納バッファ123に記憶させる。
以上説明したように、本発明のプロジェクター装置1には、内部の熱を外部へ放出するために、複数の冷却ファン141〜14nが設けられており、プロジェクター装置1内の制御部110は、複数の冷却ファン141〜14nのそれぞれに対して設けられたD/A変換器131〜13nを介して冷却ファン141〜14nの回転数制御をしている。このとき、複数の冷却ファン141〜14nを予め定められた回転数で回転させる制御を行う場合、D/A変換器131〜13nの出力電圧精度のバラツキにより、所望の回転数で回転させることができないことがあった。
そこで、本発明のプロジェクター装置1では、目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値と、複数の冷却ファン141〜14nのそれぞれに対応したD/A変換器131〜13nの特性を表す値とをファン特性データテーブル121に記憶させる。制御部110は、このファン特性データテーブル121からファン特性データを読み出して、DAC補正値計算部111がD/A変換器131〜13nの入力設定値の補正を行うように構成されている。
これにより、プロジェクター装置1において、ファンの回転数を制御するD/A変換器131〜13nの出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数を所望の値に制御できる。このため、ファン回転数のバラツキを低減することができる。
また、本発明のプロジェクター装置1では、目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値、及び、複数の冷却ファン141〜14nのそれぞれに対応したD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値として、1次関数の傾きと切片を用いるように構成されている。
これにより、ファン設定値(回転数など)が変更になっても、補正計算に使用するデータを再度記憶させる必要がなくなる。ただし、制御部110における補正値の再計算は必要となる。
また、本発明のプロジェクター装置1は、複数の動作モードを備え、動作モードごとにD/A変換器131〜13nに対する入力設定値が記録された温度制御テーブル122を有し、制御部110は、動作モードに応じた入力設定値を温度制御テーブル122から読み込み、この入力設定に対して補正処理を行うように構成されている。
これにより、プロジェクターの動作状態(動作モード)に応じてファン回転数の制御ができると共に、D/A変換器131〜13nの出力電圧特性にバラツキがある場合においても、ファン回転数を所望の値に制御することができる。
また、本発明のプロジェクター装置1では、制御部110により補正が行われるD/A変換器131〜13nの入力設定値は、プロジェクター装置1に電源の供給を開始し始めたときのファン回転数を設定する初期速度電圧設定値と、プロジェクターの投写部103が有するランプが消灯したあとに行うクールダウンのときにおけるファン回転数を設定するクールダウン時回転電圧設定値と、ファンを最大回転数にて回転させるときのファン回転数を設定する最大回転数電圧設定値と、ファンを最小回転数にて回転させるときのファン回転数を設定する最小回転数電圧設定値のうちの、予め定められた設定値であるように構成されている。
これにより、ファンの初期回転数のバラツキ、クールダウン時のファン回転数のバラツキ、および最大/最小回転数におけるファン回転数のバラツキを低減することができる。このため、ファンの初期回転時のファン騒音を低減し、また、クールダウン時のファン冷却効果を保持することができる。また、最大回転数および最小回転数のバラツキを少なくすることにより、サーボ制御において最大回転数になったときにファン冷却効果を保持し、最小回転数のときに騒音を低減でき、またプロジェクターの試験などが正確に行える。
また、本発明のプロジェクター装置1では、記憶部120に記憶されている目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値は、外部から書き換え可能であるように構成されている。 これにより、目標値となるD/A変換器131〜13nの出力電圧特性を表す値を書き換えることにより、プロジェクター装置1に搭載された全てのファンに対して回転数の設定値の変更が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のプロジェクター装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1…プロジェクター装置、101…操作部、102…映像信号処理部、103…投写部、110…制御部、111…DAC補正値計算部、120…記憶部、121…ファン特性データテーブル、122…温度制御テーブル、123…ファン設定値格納バッファ、130…ファン駆動部、131〜13n…D/A変換器(DAC)、141〜14n…冷却ファン

Claims (6)

  1. 複数の冷却ファンと各冷却ファンに対応するD/A変換器とを有し、前記冷却ファンの回転数を前記D/A変換器の出力電圧により制御するプロジェクター装置であって、
    前記冷却ファンに所望の回転数を与えるための目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値と、前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値とをファン特性データとして記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたファン特性データを用いて前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の入力設定値の補正を行う制御部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター装置。
  2. 前記目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値、及び、前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値は、それぞれが1次関数を表す傾きと切片であること
    を特徴とする請求項1に記載のプロジェクター装置。
  3. 前記目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値が、傾きを|A|(傾きAの絶対値)とし、切片をBとする一次関数で表され、
    前記複数の冷却ファンのそれぞれに対応したD/A変換器の出力電圧特性を表す値が、傾きを|α|(傾きαの絶対値)とし、切片をβとする一次関数で表され、
    補正前のD/A変換器の入力設定値をγで表し、補正後のD/A変換器の入力設定値をγ´で表した場合に、
    補正後のD/A変換器の入力設定値γ´は、
    γ´=(|A|・γ−B+β)/|α|、
    として算出されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロジェクター装置。
  4. 複数の動作モードを備え、動作モードごとに前記D/A変換器に対する入力設定値が記録された温度制御テーブルを有し、
    前記制御部は、動作モードに応じた入力設定値を前記温度制御テーブルから読み出し、この読み出した入力設定に対して、前記ファン特性データを基に補正処理を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のプロジェクター装置。
  5. 前記制御部により補正が行われるD/A変換器の入力設定値は、
    プロジェクターに電源の供給を開始し始めたときのファン回転数を設定する初期速度電圧設定値と、
    プロジェクターの投写部が有するランプが消灯したあとに行われるクールダウンのときにおけるファン回転数を設定するクールダウン時回転電圧設定値と、
    ファンを最大回転数にて回転させるときのファン回転数を設定する最大回転数電圧設定値と、
    ファンを最小回転数にて回転させるときのファン回転数を設定する最小回転数電圧設定値のうちの、予め定められた設定値であること
    を特徴とする請求項4に記載のプロジェクター装置。
  6. 前記記憶部に記憶されている前記目標値となるD/A変換器の出力電圧特性を表す値は外部から書き換え可能であること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロジェクター装置。
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