JP2010174648A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機構的な制御手段を付加することなく、走行中の車両の振動にともなって変動するアクセルペダル操作を補正する動力機関の制御装置を提供する。
【解決手段】アクセルペダル操作により発生する出力信号に応じて車両を駆動する駆動装置10と、前記出力信号に応じて前記駆動装置10の出力を制御する出力制御手段100と、車体の振動状態量を検出する振動状態量検出手段111と、を備えた車両の駆動力制御装置であって、出力制御手段100は、検出された前記振動状態量Gに応じて前記出力信号を補正するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の走行状態に応じて変動するアクセルペダル操作を補正する駆動力制御装置に関する。
車両は、走行中に様々な振動環境にさらされる。この振動環境は、路面状況や車両自体の加減速等に起因するものであり、車両を前後、上下、左右に揺らす。乗員がアクセルペダルを踏んでいるときに、この振動環境にさらされると、乗員とアクセルペダルとの位置関係も車両の揺動にともなって変動する。その結果、アクセルペダルの踏込量(開度)が変動する。
アクセルペダルは、乗員が車両の駆動力を制御する操作機器であり、車両の揺動に伴うアクセルペダルの踏込量(開度)の変動は好ましくない。そこで、車両の揺動等によって生ずる外力を推定もしくは検出して、この外力の大きさに基づいてアクセルペダルのペダル反力特性を制御する技術が開発されている(特許文献1参照)。かかる従来技術では、特に車両が振動しているときに、アクセルペダルが強く踏まれ、乗員の意思を超えた加速がされないようにペダルの反力を大きくするようにしている。
特開2006−117102号公報
特許文献1で開示された技術では、アクセルペダルの反力特性を動的に変化させるための制御手段を備える必要がある。かかる制御手段は、機構的に複雑となり、また部品点数も多くなり、生産性を下げるおそれがあった。また、車両が振動しているときに、乗員が車両を加速させようとすると、さらに加速による力が乗員に加わることになり、乗員はアクセルペダルをより強い力で踏み込まなければならなくなり、操作性が悪化するおそれがあった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたもので、機構的な制御手段を付加することなく、走行中の車両の振動にともなって変動するアクセルペダル操作を補正する車両の駆動力制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、アクセルペダル操作により発生する出力信号に応じて車両を駆動する駆動装置と、前記出力信号に応じて前記駆動装置の出力を制御する出力制御手段と、車体の振動状態量を検出する振動状態量検出手段と、を備えた車両の駆動力制御装置である。前記出力制御手段は、検出された前記振動状態量に応じて前記出力信号を補正するよう構成されている。
かかる構成とすることにより、出力制御手段は検出された振動状態量に応じて、アクセルペダルの操作により発生する出力信号の補正を行うことができ、走行中の車両の振動にともなうアクセルペダルの操作により発生する出力信号の変動の影響を抑えることができる。
前記構成において、前記アクセルペダル操作により発生する出力信号は、アクセルペダルの踏込量とすることができる。出力信号を踏込量とすることによって、制御の最初で補正することができるため、システムの信頼性を向上させることができる。出力制御手段は、乗員の運転特性に応じて補正を調整する調整手段を備えるように構成することができる。この調整手段は、予め設定されてメモリに記憶された振動状態と踏込量の変動量との相関を参照することにより調整を実行するように構成しても良い。さらに手動によって調整を較正する較正手段を備えても良い。
また、出力制御手段は、車両が走行状態における振動状態量と踏込量の変動量とをメモリに逐次記憶し、振動状態量と踏込量の変動量との相関を算出する算出手段を備え、算出手段が算出した相関を参照して前記補正を行う、もしくは予め設定された振動状態量と踏込量の変動量との相関を修正し、該修正された相関を参照して前記補正を行うように構成することもできる。出力制御手段は、補正された踏込量であるアクセル開度信号が所定範囲を超えたときに所定範囲内とするように規制する構成とすることが好ましい。
本発明によれば、機構的な制御手段を付加することなく、走行中の車両の振動にともなって変動するアクセルペダル操作により発生する出力信号を補正する車両の駆動力制御装置を提供することができる。
本発明の一実施形態における駆動力制御装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかるアクセル開度補正に基づく燃料噴射量補正プロセスのフロー図である。 横軸に上下加速度Gを示し、縦軸にアクセル開度補正量ΔAを示したマップの一例である。 横軸に上下加速度Gを示し、縦軸にアクセル開度補正量ΔAを示したマップの一例である。 本発明の一実施形態の変形例における駆動力制御装置の機能ブロック図である。 縦軸にアクセル開度補正量ΔAと上下加速度Gとを示したタイムチャートの一例である。 図6のタイムチャートに基づき生成されたマップの一例である。
以下、本発明にかかる駆動力制御装置を車両に適用した一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形態における車両の駆動力制御装置の機能ブロック図である。
本実施形態の駆動力制御装置は、ECU(電子制御ユニット)100によって実現できる。ECU100は、一種のコンピュータであり、演算を実行するプロセッサ(CPU)、各種データを一時記憶する記憶領域およびプロセッサによる演算の作業領域を提供するランダム・アクセス・メモリ(RAM)、プロセッサが実行するプログラムおよび演算に使用する各種のデータが予め格納されている読み出し専用メモリ(ROM)、およびプロセッサによる演算の結果およびエンジン系統の各部から得られたデータのうち保存しておくものを格納する書き換え可能な不揮発性メモリを備えている。不揮発性メモリは、システム停止後も常時電圧供給されるバックアップ機能付きRAMで実現することができる。
ECU100の駆動力制御機能は、アクセル操作の踏込量を検出するアクセル開度センサ110,車両の加速度を検出するGセンサ111(振動状態量検出手段)、および調整スイッチ112(較正手段)から出力される信号を受け取る入力インタフェース120と、アクセル開度補正部101と、制御量算出部102と、出力制御部103と、制御信号等を動力機関10へ出力する出力インタフェース121と、から構成されている。そして、ECU100は、アクセル開度補正部101と、制御量算出部102と、出力制御部103の機能を実現させるようにプログラムされている。
入力インタフェース120は、ECU100とエンジン系統の各部とのインタフェース部であり、エンジン系統の様々な箇所から送られてくる車両の運転状態を示す情報を受け取って信号処理を行い、アナログ情報はデジタル信号に変換し、これらをECU100のアクセル開度補正部101および動力機関系統の制御機器へ受け渡す。図1では、アクセル開度Aおよび加速度Gが示されているが、これに限定されるものではなく、その他種々の情報が入力される。
ここで、アクセル開度Aは、アクセルペダルの踏込量に相当し、運転者により操作されるアクセルペダルに設けられたアクセル開度センサ110からの信号に基づいて検出される。加速度Gは、振動状態量に相当し、車両の適所に配置されたGセンサ111からの信号に基づいて検出される。Gセンサ111は、横加速度を検出する横Gセンサ、前後加速度を検出する前後Gセンサ、および、上下加速度を検出する上下Gセンサによって構成されている。なお、本実施形態ではアクセルペダル操作により発生する出力信号を踏込量として説明するが、例えば、ECU100が駆動力の出力を制御する場合の出力信号にも適用できることは言うまでもない。
アクセル開度補正部101は、Gセンサ111からの信号を入力し、ECU100のメモリに格納されたマップを参照して、アクセル開度補正量ΔAの信号を算出し、出力する。なお、本実施形態には、調整スイッチ112が備えられており、加速度Gとアクセル開度補正量ΔAとの相関を手動で較正できる構成としている。かかる構成については後記する。
アクセル開度補正部101が出力したアクセル開度補正量ΔAは、アクセル開度センサ110からの信号に基づいて検出されたアクセル開度Aから減算され、(A−ΔA)となる。なお、アクセル開度補正量ΔAは、加速度Gに応じて正または負の両方の値をとる。減算された(A−ΔA)は、制御量算出部102へ入力される。制御量算出部102は、減算された(A−ΔA)に基づいて動力機関10の制御量COUTを算出する。ここで、制御量COUTは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンにおける燃料噴射量、ガソリンエンジンにおけるスロットル開度、もしくは、電動モータにおける電力量が相当する。
なお、減算された(A−ΔA)に基づいた制御量COUTが、機器の制御範囲を超える場合が想定される。例えば、制御量COUTが、ガソリンエンジンのフルスロットル時のスロットル開度を超えるような場合が相当する。かかる不合理を防止するため、制御量COUTの上限および下限のしきい値が予め設定されており、制御量算出部102は、制御量COUTがこのしきい値を超える場合には、しきい値内に収まるように減算等の処理を実行した後、処理後の制御量COUTを出力する。
出力制御部103は、入力された制御量COUTに基づいて、出力インタフェース121を介して、動力機関10に制御指令を出力する。前記したように動力機関10としては、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、電動モータ等が相当する。出力インタフェース121は、ECU100によって算出された制御指令を動力機関10へ出力する機能を有する。しかしながらこれに限定するものではなく出力インタフェース121には、他のコントローラ等を接続することもできる。
次に本実施形態において実行するアクセル開度補正の技術的内容について説明する。車両走行時の振動によって、加速度Gが生ずる。加速度Gは、アクセルペダルにかかる質量mに乗ぜられて、振動によって生ずる外力Fv=G×mとなる。このFvは、乗員のアクセルペダルへの踏力Fdに加算され、アクセルペダルへは、Fa=Fd+Fvの踏力が負荷されることとなる。ここで、加速度Gは、車両に搭載されたGセンサ111から出力された信号によって取得することができる。質量mについては、乗員の特性等によって異なるものとなるが、予め実験等で加速度Gとそのときの外力Fvを取得することにより、標準的な乗員に対する質量mを間接的に取得することができる。
本実施形態において必要なアクセルペダルへの踏力は、乗員の意思に基づくFdであり、Fd=Fa−Fvとして算出することができる。Faはアクセル開度センサ110からの信号から取得されるアクセル開度Aによって決定されることから、Fvに相当するアクセル開度の補正を行う。質量mを固定値とすれば、加速度Gを取得することによって外力Fvが算出され、外力Fvからアクセル開度補正量ΔAを算出することができる。本実施形態では後記するように加速度Gとアクセル開度補正量ΔAとの関係を予め取得し、マップとしてECU100のメモリに格納して、適宜参照する構成としている。なお、質量mの変動分は、加速度Gとアクセル開度補正量ΔAとの関係をマップ上で調整することで対応することができる。
次に図を参照して本実施形態における補正プロセスについて説明する。図2は本実施形態にかかるアクセル開度補正に基づく燃料噴射量補正プロセスのフロー図である。このプロセスはECU100のCPUにより実行される。図2を参照すると、ECU100のアクセル開度補正部101は、Gセンサ111が検出した加速度Gの信号を入力インタフェース120を介して取得し、メモリに格納された加速度Gとアクセル開度補正量ΔAとの関係を表すマップを参照して、アクセル開度補正量ΔAを算出する(ステップS201)。マップは例えば図3に示すチャートを適用することができる。このチャートは横軸に上下加速度Gを示し、縦軸にアクセル開度補正量ΔAを示している。なお、車体加速度を計測する方法は車両に取り付けられたGセンサに限定されず、レーザーレーダや、超音波センサを用いることもできる。この場合、車体加速度を予め推定することができる。また、図3に示すマップの一例では上下方向の加速度Gを横軸に示しているが、上下方向に限定はされない。ただし、車両が通常走行しているときに、振動に起因する外力の影響が大きいのは上下方向加速度であることから、図3では上下方向の加速度Gを例としている。
次に、アクセル開度補正部101は、算出されたアクセル開度補正量ΔAの絶対値が所定のしきい値Athの範囲内となっているか判定する(ステップS202)。これは車両が舗装路を走行中に受ける軽度の外力等にまでアクセル開度の補正を実行させると、かえって車両の走行性を損なうおそれがあるからである。従って、このステップでは、算出されたアクセル開度補正量ΔAの絶対値が所定範囲内の場合、例えば、フルスロットル時のアクセル開度を100%としたときに5%内の場合に制御量算出部102は補正されていないアクセル開度Aに基づいて制御量COUTを算出する(ステップS207)。5%を超える場合には後記するステップS204でアクセル開度補正量ΔAによりアクセル開度Aを補正する処理を行っている。
ステップS202において、アクセル開度補正量ΔAの絶対値が所定のしきい値Athの範囲を超えているとき(ステップS202:NO)、ECU100は、アクセル開度センサ110が検出したアクセル開度Aの信号を入力インタフェース120を介して取得し、アクセル開度Aが0%であるか、否かを判定する(ステップS203)。アクセル開度Aが0%であることは、乗員がアクセルペダルに足を置いていない、もしくは、踏力を負荷していない状態であり、かかる状態においてアクセル開度Aを補正することは不合理であるからである。従って、この場合にも制御量算出部102は補正されていないアクセル開度Aに基づいて制御量COUTを算出する(ステップS207)。
ステップS203においてアクセル開度Aが0%でないと判断されると(ステップS203:NO)、ECU100はアクセル開度Aにアクセル開度補正量ΔAを減算する(ステップS204)。制御量算出部102は、この減算結果(A−ΔA)が、フルスロットル時のアクセル開度100%と無負荷時のアクセル開度0%との間にあるか、否かを判定する(ステップS205)。減算結果(A−ΔA)が実際に操作されるアクセルペダル開度の領域を超えることとなるのは不合理であるからである。減算結果(A−ΔA)が範囲を超えているとき(ステップS205:NO)、制御量算出部102は超過分を減算等の処理をすることにより、減算結果(A−ΔA)を上下限値(0%〜100%)に制限を行う(ステップS206)。
次に、制御量算出部102は、減算結果(A−ΔA)に基づいて制御量COUTを算出する(ステップS207)。前記したように、制御量COUTは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンにおける燃料噴射量、ガソリンエンジンにおけるスロットル開度、もしくは、電動モータにおける電力量が相当する。その後、図1に示すように制御量COUTの信号は、出力制御部103に送られ、出力制御部103は出力インタフェース121を介して動力機関10に指令を送る。
加速度Gに基づくアクセル開度補正量ΔAを算出するためのマップは、図4に示すように傾きが異なる複数の線分を手動で選択できる構成としても良い。すなわち、車両を運転する乗員は、技術や経験、体格等に起因する特性を有しており、この特性によって、走行中の外力によるアクセルペダル踏力の変動量も異なってくるからである。例えば、図4を参照すると、運転初心者であれば車両変動によるアクセルペダル踏み込み量の変動が大きいため傾きを大きくし、熟練者の場合は傾きを小さくするように構成することができる。
また、マップを変更せずとも、例えば、標準的な減算処理として、ΔAに係数として0.5を乗算し、初心者であればこれより大きな係数0.7を乗算し、熟練者であれば小さな係数0.3を乗算することにより、乗員の特性に適合したアクセル開度補正量ΔAを算出することができる。これによれば1つのマップを流用することができる。前記したマップの選択や係数の選択は、例えば、車両の運転席に調整スイッチ112(図1参照)を配置することにより、手動で操作することができる。
次に、図を参照して本実施形態の変形例を説明する。図5は本変形例における駆動力制御装置の機能ブロック図である。なお、前記した実施形態と重複する部分については説明を省略し、差異のある部分を中心に説明する。図5を参照すると、ECU100は、入力インタフェース120を介して取得したアクセル開度センサ110が検出したアクセル開度Aの信号とGセンサ111が検出した加速度Gの信号とをメモリ104に格納する。信号の取得は車両走行中に、所定のサンプル時間で実行される。
マップ生成部105は、メモリ104に格納されたアクセル開度Aの信号と、加速度Gの信号を、図6のタイムチャートに示すように時系列にプロットする。図6は、横軸に時間tを示し、縦軸にアクセル開度Aと加速度Gとを示している。図6を参照すると、加速度Gが変動しているとき、アクセル開度Aも変動する。任意の時間t0のとき、加速度GはG0となっており、このときのアクセル開度Aの変動量はΔA0となる。このように加速度Gの値と対応するアクセル開度の変動量ΔA0とをプロットしていくと、図7に示すようなチャートとなる。図7は、横軸を加速度Gとし、縦軸に変動量ΔA0を表している。図7のチャート上の点は車両走行中にサンプリングされた信号をプロットしたものである。マップ生成部105は、図7にプロットされた点を基に線形回帰処理を行い、回帰直線の線分LFを算出する。この構成によれば手動で選択することなく、この生成された回帰直線に応じてアクセル開度補正部101で使用するマップを自動で選択することができる。また、生成された回帰直線を元にアクセル開度補正部101のマップを生成、若しくは修正することもでき、より正確なマップを使用することができる。
アクセル開度補正部101は、Gセンサ111からの信号を入力し、マップ生成部105が生成したマップ(回帰直線)を参照して、アクセル開度補正量ΔAの信号を算出し、出力する。以後のプロセスは図1および図2を参照して説明した実施形態と同様であるので省略する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において改変して用いることができる。
10 動力機関
100 ECU
101 アクセル開度補正部
102 制御量算出部
103 出力制御部
104 メモリ
105 マップ生成部
110 アクセル開度センサ
111 Gセンサ
112 調整スイッチ
120 入力インタフェース
121 出力インタフェース

Claims (6)

  1. アクセルペダル操作により発生する出力信号に応じて車両を駆動する駆動装置と、
    前記出力信号に応じて前記駆動装置の出力を制御する出力制御手段と、
    車体の振動状態量を検出する振動状態量検出手段と、を備えた車両の駆動力制御装置であって、
    前記出力制御手段は、検出された前記振動状態量に応じて前記出力信号を補正する、ことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  2. 前記アクセルペダル操作により発生する出力信号は、アクセルペダルの踏込量である、ことを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動力制御装置。
  3. 前記出力制御手段は、乗員の運転特性に応じて前記補正を調整する調整手段を備える、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の駆動力制御装置。
  4. 手動によって前記調整を較正する較正手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の車両の駆動力制御装置。
  5. 前記出力制御手段は、前記車両が走行状態における前記振動状態量と前記踏込量の変動量とを前記メモリに逐次記憶し、前記振動状態量と前記踏込量の変動量との相関を算出する算出手段を備え、
    前記算出手段が算出した相関を参照して前記補正を行う、もしくは予め設定された前記振動状態量と前記踏込量の変動量との相関を修正し、該修正された相関を参照して前記補正を行うことを特徴とする請求項3に記載の車両の駆動力制御装置。
  6. 前記出力制御手段は、前記補正された踏込量が所定範囲を超えたときに所定範囲内とするように規制する、ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両の駆動力制御装置。
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