JP2010174100A - インクジェット用白色インク - Google Patents

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Abstract

【課題】顔料の沈降を抑制するとともに、良好な隠蔽性を保つことができるインクジェット用白色インクを提供する。
【解決手段】シリカ、樹脂エマルション、及び水を含み、樹脂エマルションの含有量は質量比でシリカ1に対し0.10〜0.45である、インクジェット用白色インクである。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット用白色インクに関する。
フィルムやダンボールなどの基材に、文字、絵、図柄などの画像を形成する方法では、スクリーン印刷やグラビア印刷などがあるが、近年では、実質無版であるインクジェット印刷が注目されている。
そのような基材に印刷をする場合、印刷物の発色をよくするために、下地を隠蔽する必要が出てくる。下地を隠蔽するためには、隠蔽性の白色インクを用いることが広く一般的であり、その顔料としては無機顔料、特に二酸化チタンを用いられることが多い。しかし、二酸化チタンを始めとする無機顔料は比重が高いため、低粘度であるインクジェット用インクに用いる場合、顔料沈降の抑制が課題となる。
顔料沈降を抑制するために、二酸化チタンの粒径を小さくすると、沈降は軽減することができるが、白色の発色性が低下してしまうため、隠蔽性も低下して、白色インクの隠蔽力が格段に落ちるという問題がある。
特許文献1には、フレキソ印刷やグラビア印刷で使用可能な水性白インキ組成物において、二酸化チタン、シリカ、その他の白色無機顔料から構成される顔料成分を使用することで、白色度を保ち、貯蔵安定性を確保することができることが開示されている。しかし、顔料成分としては、二酸化チタンが主成分であり、なおかつ比較的高粘度のインクであるため、インクジェット用インクに適用した場合、貯蔵安定性の確保が難しいという問題がある。
特開2004−339388号公報
従来技術には、上記した問題がある。そこで、本発明は、顔料の沈降を抑制するとともに、良好な隠蔽性を保つことができるインクジェット用白色インクを提供することを目的とする。
本発明の一構成によれば、シリカ、樹脂エマルション、及び水を含み、前記樹脂エマルションの含有量は質量比で前記シリカ1に対し0.10〜0.45である、インクジェット用白色インクである。
本発明のインクジェット用白色インクによれば、顔料の沈降を抑制するとともに、良好な隠蔽性を保つことができる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明するが、本実施の形態における例示が本発明を限定することはない。
本発明のインクジェット用白色インク(以下、単に「インク」と称することがある)としては、シリカ、樹脂エマルション、及び水を含み、樹脂エマルションの含有量は質量比でシリカ1に対し0.10〜0.45である。
白色顔料としてシリカを使用する場合、二酸化チタンより比重が低いため、沈降量を抑制することは可能であるが、白色の発色性は二酸化チタンよりも劣るという問題がある。そこで、本発明によれば、樹脂エマルションの含有量が、質量比でシリカ1に対し0.10〜0.45であることで、シリカを主成分とした場合にも、白色の発色性を充分に得て、良好な隠蔽性を得ることができる。理由は定かではないが、このような質量比でシリカと樹脂エマルションとを含むことで、インク膜中に空隙が形成され、光が乱反射するため、隠蔽性が向上すると考えられる。
また、この質量比であることで、インク全量に対するシリカの含有量を多くしても、インク中でのシリカの沈降を抑制し、インクの安定性を向上させることができる。このようなシリカと樹脂エマルションとの質量比は、数多くの実験を繰り返した結果、初めて見出すことができたものである。
本発明のシリカ(SiO)としては、特に限定されないが、粉末シリカ及びコロイダルシリカをそれぞれ単独で、又は組み合わせて使用することができる。
シリカの分散平均粒径は、80nm〜300nmが好ましく、さらに100nm〜260nmがより好ましく、120nm〜230nmが一層好ましい。シリカの分散平均粒径が80nm以上であることで、シリカの発色性を充分に得て、良好な隠蔽性を得ることができる。シリカの分散平均粒径が300nm以下であることで、インク中でのシリカの沈降を防止し、インクの安定性を確保することができる。ここで、分散平均粒径は、動的光散乱式粒度分布計を用い、固形分1%になるように精製水で分散体・インクを希釈してから測定し、体積換算により数値を求めたものである(以下、同じ)。
粉末シリカとしては、例えば、日本アエロジル株式会社製AEROSIL 90、OX 50、東ソー・シリカ株式会社製E−200A、E−220A、K−500、E−1009、E−1011、E−1030、E−150J、E−170等を使用することができる。コロイダルシリカとしては、例えば、日産化学工業株式会社製スノーテックスS、OS、XS、OXS、20、30、40、50、O、AK、O−40、CM、20L、C、ZL、XL、N、扶桑化学工業株式会社製クォートロン PL−1、PL−3、PL−7、PL−20、三興コロイド化学株式会社製シリカロイド、シリカロイド−LL、シリカロイド−A等を使用することができる。これらは、単独で、又は組み合わせて使用することができる。
本発明の樹脂エマルションとしては、水中油(O/W)型樹脂エマルションの形態が好ましい。樹脂エマルションとしては、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂、アクリル−スチレン樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル−酢酸ビニル樹脂等の樹脂エマルション、及びこれらの2種以上の組み合わせを使用することができる。これらの樹脂エマルションは、印刷用紙等の被印刷体への着色剤の定着剤等として用いることができる。また、顔料の分散剤としても作用することができる。
樹脂エマルションとしては、水分散ポリウレタン樹脂が好ましく、例えば、第一工業製薬株式会社製、スーパーフレックス110、130、170、300、420、460、470、500、610、700、860、E−2000、E−2500、E−4000、R−5000、楠本化成株式会社製、NeoRez R−9660、R−972、R−9637、R−967、R−940、株式会社ADEKA製、アデカボンタイターHUX−380、401、290K、394、680等を使用することができる。これらは、単独で、又は組み合わせて使用することができる。
インクジェットヘッドへの材質適合性の観点から、樹脂エマルションはアニオン性の方が好ましい。
樹脂エマルションの含有量(固形分)は、質量比でシリカ1に対し0.10〜0.45であることが好ましく、さらに、0.10〜0.42であることがより好ましく、0.15〜0.30であることが一層好ましい。この樹脂エマルションの質量比が0.10以上であることで、樹脂エマルションの質量比を確保して、インク膜の割れを防止し、堅牢度を充分に得ることができる。質量比が0.45以下であることで、シリカの白色の発色性を充分に得て、インク膜の透明性を低く保ち、良好な隠蔽性を確保することができる。
インク全量に対するシリカの含有量(固形分)としては、シリカと樹脂エマルションとの質量比が上記範囲である限り特に限定されないが、5質量%〜30質量%が好ましく、さらに10質量%〜25質量%がより好ましく、10質量%〜20質量%が一層好ましい。シリカの含有量が5質量%以上であることで、インク膜の充分な隠蔽性を確保することができる。シリカの含有量が30質量%以下であることで、インク粘度の増加を適性に抑制することができる。
インク全量に対する樹脂エマルションの含有量(固形分)としては、樹脂エマルションとシリカの質量比が上記範囲である限り特に限定されないが、0.5質量%〜13.5質量%が好ましく、さらに1質量%〜12質量%がより好ましく、2質量%〜10質量%が一層好ましい。
本発明の水としては、特に限定されないが、イオン交換水や蒸留水等の純水、超純水、等の不純物の少ない水を使用することが好ましい。水のインク全量に対する含有量としては、特に制限されないが、粘度調整の観点から、20質量%〜80質量%が好ましい。
本発明のインクは、二酸化チタン(TiO)をさらに含むことが好ましい。本発明によれば、シリカと樹脂エマルションとを上記した範囲で含有することで、良好な隠蔽性を得ることができるが、二酸化チタンをさらに含むことで、隠蔽性をさらに向上させることができる。
二酸化チタンの分散平均粒径は、100nm〜250nmが好ましく、さらに、120nm〜230nmがより好ましく、150nm〜220nmが一層好ましい。二酸化チタンの分散平均粒径が100nm以上であることで、発色性を充分に得て、良好な隠蔽性を得ることができる。二酸化チタンの分散平均粒径が250nm以下であることで、インク中での二酸化チタンの沈降を防止し、インクの安定性を確保することができる。
分散平均粒径が100nm〜250nmの二酸化チタンは、通常粒径が小さいため、発色性を充分に得ることが難しい。しかしながら、本発明によれば、シリカと樹脂エマルションとを上記した質量比で含有することで、粒径が小さい二酸化チタンを使用しても、充分な発色性を得て、良好な隠蔽性を得ることができる。さらに、粒径が小さい二酸化チタンを使用することができるため、インク中での二酸化チタンの沈降を防止し、インクの安定性を確保することができるという、さらなる作用も有する。
分散平均粒径が100nm〜250nmである二酸化チタンとしては、堺化学工業株式会社製、A−190、SA−1、STR−100W、STR−100A−LP、石原産業株式会社製MPT−136、TTO−V−3、TTO−V−4等を使用することができる。これらは単独で、又は組み合わせて使用することができる。
これらの中でも、光触媒作用を抑制するため、アルミナやシリカで表面処理されている二酸化チタンを用いることが好ましく、水性インクの場合は、表面処理で少なくともシリカを用いているものが好ましい。表面処理量は顔料である二酸化チタン中に5質量%〜20質量%が好ましい。
二酸化チタンの含有量は、質量比で上記シリカ1に対し1.00以下であることが好ましく、さらに、0.50以下であることがより好ましく、0.10以上0.30以下であることが一層好ましい。この二酸化チタンの質量比が1.00以下であることで、沈降量を減少させることができる。
本発明のインクは、上記したシリカ及び二酸化チタンの他に、白色顔料をさらに含んでもよい。このようなその他の白色顔料としては、例えば、亜鉛華、硫化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ジルコニウム等の無機顔料が挙げられる。無機顔料以外に、中空樹脂微粒子や、高分子微粒子等を使用することもできる。これらは単独で、又は組み合わせて使用することができる。
上記したシリカ及び二酸化チタンを含む白色顔料全体のインク全量に対する含有量(固形分)は、樹脂エマルション、シリカ、及び二酸化チタンの含有量が上記範囲にある限り特に限定されないが、隠蔽力とインク粘度の観点から、5質量%〜30質量%であることが好ましく、さらに、11質量%〜30質量%であることがより好ましく、15質量%〜25質量%であることが一層好ましい。
本発明のインクは、顔料を安定に分散するために、顔料分散剤をさらに含むことが好ましい。顔料分散剤としては、高分子分散剤や界面活性剤を使用することができる。
高分子分散剤としては、たとえば市販品として、日本ルーブリゾール株式会社製のソルスパースシリーズ(ソルスパース20000、27000、41000、41090、43000、44000)、ジョンソンポリマー社製のジョンクリルシリーズ(ジョンクリル57、60、62、63、71、501)、第一工業製薬株式会社製のポリビニルピロリドンK−30、K−90等が挙げられる。
界面活性剤としては、たとえば、花王株式会社製デモールシリーズ(デモールEP、N、RN、NL、RNL、T−45)などのアニオン性界面活性剤、花王株式会社製エマルゲンシリーズ(エマルゲンA−60、A−90、A−500、B−40、L−40、420)などの非イオン性界面活性剤が挙げられる。
後述する多価金属塩を含む前処理剤との相互作用を考慮すると、顔料分散剤はアニオン性であることが好ましい。
これらの顔料分散剤は、複数種を組み合わせて使用することもできる。
顔料分散剤の含有量(有効成分)は、高分子分散剤及び界面活性剤の種類によって異なるが、質量比で顔料のうち酸化チタン1に対し0.005〜0.5であることが好ましく、さらに、0.01〜0.5であることがより好ましく、0.01〜0.1であることが一層好ましい。
インク中には、インクジェット方式でインクを安定に吐出させるためと、インクの被印刷体への浸透を制御する目的で、界面活性剤を添加させることができる。
界面活性剤の添加量は、界面活性剤の種類によって異なるが、インク全量に対し0.1質量%〜10質量%の範囲であることが好ましい。界面活性剤の添加量が0.1重量%以上であることで、添加の効果を良好に得ることができ、10質量%以下であることで、被印刷体上でのインクの浸透速度を低く抑えて、隠蔽性を良好に確保することができる。
界面活性剤としては、イオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等各種使用することができる。イオン性界面活性剤としては、花王株式会社製エマール0、10、2F、40、20C、ネオペレックスGS、G−15、G−25、G−65、ペレックスOT−P、TR、CS、TA、SS−L、SS−H、デモールN、NL、RN、MS等の陰イオン性界面活性剤や、花王株式会社製アセタミン24、86、コータミン24P、86P、60W、86W、サニゾールC、B−50等の陽イオン性界面活性剤がある。ノニオン性界面活性剤としては、エアプロダクツ社製サーフィノール104E、104H、420、440、465、485等のアセチレングリコール系界面活性剤、花王株式会社製エマルゲン102KG、103、104P、105、106、108、120、147、150、220、350、404、420、705、707、709、1108、4085、2025G等のポリオキシエチレンアルキルエーテル系界面活性剤等がある。両性界面活性剤としては、花王株式会社製アンヒトール20BS、24B、86B、20YB、20N等がある。これらの界面活性剤を2種以上併用してもよい。
インクには、粘度調整と保湿効果の観点から、水溶性有機溶剤を添加することができる。水溶性溶剤としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ペンタエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、などのグリコール類、グリセリン、アセチン類、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジエチルエーテルなどのグリコール誘導体、トリエタノールアミン、1-メチル-2-ピロリドン、β-チオグリコール、スルホラン、1,3−プロパンジオール等を用いることができる。これらを2種以上併用してもよい。
水溶性有機溶剤のインク全量に対する含有量は、1質量%〜30質量%であることが好ましく、さらに、5質量%〜10質量%であることがより好ましい。
インクには、上記した各成分の他、任意に、湿潤剤(保湿剤)、消泡剤、定着剤、防腐剤、粘度調整剤(pH調整剤)、酸化防止剤等の一般的にインクに使用される添加物を添加することができる。
湿潤剤としては、多価アルコール類を使用することができる。
インクの粘度やpHを調整するために、インクに電解質を配合することもできる。電解質としては、たとえば、硫酸ナトリウム、リン酸水素カリウム、クエン酸ナトリウム、酒石酸カリウム、ホウ酸ナトリウムが挙げられ、2種以上を併用してもよい。硫酸、硝酸、酢酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、トリエタノールアミン等も、インクの増粘助剤やpH調整剤として用いることができる。
酸化防止剤を配合することにより、インク成分の酸化を防止し、インクの保存安定性を向上させることができる。酸化防止剤としては、たとえば、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ナトリウム、イソアスコルビン酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、亜二チオン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウムを用いることができる。
防腐剤を配合することにより、インクの腐敗を防止して保存安定性を向上させることができる。防腐剤としては、たとえば、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン等のイソチアゾロン系防腐剤;ヘキサヒドロ−1,3,5−トリス(2−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン等のトリアジン系防腐剤;2−ピリジンチオールナトリウム−1−オキシド、8−オキシキノリン等のピリジン・キノリン系防腐剤;ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム等のジチオカルバメート系防腐剤;2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロピオンアミド、2−ブロモ−2−ニトロ−1,3−プロパンジオール、2,2−ジブロモ−2−ニトロエタノール、1,2−ジブロモ−2,4−ジシアノブタン等の有機臭素系防腐剤;p−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、サリチル酸を用いることができる。
インクの粘度は、適宜調節することができるが、たとえば吐出性の観点から、1〜30mPa・sであることが好ましい。この粘度は、23℃において0.1Pa/sの速度で剪断応力を0Paから増加させたときの10Paにおけるインク粘度である。
白色インクの製造方法は、特に制限されず、各成分を適宜混合することで所望のインクを得ることができる。例えば、シリカと二酸化チタンとを白色顔料として用いる場合は、二酸化チタン、水、及び、適宜、顔料分散剤を混合し白色顔料分散体を作製し、この白色顔料分散体、シリカ、樹脂エマルション、及び、適宜、界面活性剤や水溶性有機溶剤を混合し、最終インク組成を作製することができる。
白色インクを被印刷体に印刷した後に、インクの乾燥の際には、熱プレス乾燥を行うことができる。インクの印刷後、100℃〜180℃で熱処理をすることで、インクを乾燥させるとともに樹脂エマルションを成膜し、強固なインク膜を作製することができる。さらに、二酸化チタンをインクに含む場合には、シリカ及び二酸化チタンの2種類の無機顔料がインク中に含まれるため、インクの耐熱性が向上し、加熱する際に、インクの溶融温度が上昇し、被印刷体へのインクの浸透を防止することができる。熱処理時間は、特に制限されないが、160℃で60秒程度でよい。
本発明では、紙や布といった、インクを吸収しやすい被印刷体に使用する場合は、二酸化チタン、コロイダルシリカ、樹脂エマルションを凝集させるような、前処理剤を使用することで、さらに充分な隠蔽性を得ることができる。
前処理剤は、白色インクが印刷される前に、被印刷体に塗布して使用する。前処理剤の塗布領域は、少なくとも白色インクの印刷領域を含み、被印刷体全面であってもよい。
前処理剤には、インク中の樹脂エマルション、顔料を凝集させ、濃色布上でインクの膜を形成させるために、多価金属塩を1質量%〜25質量%含有することが好ましい。1質量%未満であるとインクの膜を形成させることが難しく、25質量%より多くても効果は変わらない。使用する多価金属塩は、二価以上の多価金属イオンとこれら多価金属イオンと結合する陰イオンから構成される。二価以上の金属イオンとしては、例えば、Ca2+、Mg2+、Cu2+、Ni2+、Zn2+、Ba2+、等が挙げられる。陰イオンとしては、例えば、Cl、NO 、CHCOO、I、Br、ClO 、等が挙げられる。具体的には、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム、硝酸銅、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム等が挙げられる。これらの金属塩は、単独で、又は組み合わせて使用することができる。
前処理剤には堅牢度を向上し、布の毛羽立ちを抑える目的で樹脂エマルションを添加することができる。使用する樹脂エマルションは、ゼータ電位(mV)の絶対値が10未満のものが好ましい。10を超えると、前処理剤中に混在する多価金属塩の影響により、安定性を保つことが難しい。ゼータ電位が10未満の樹脂エマルションとしては、例えば、第一工業製薬株式会社製、スーパーフレックス500、E−2000、E−2500、E−4000、E−5000、株式会社ADEKA製、アデカボンタイターHUX−822、830等のウレタン樹脂や、日信化学工業株式会社製、ビニブラン1245L、2680、2682、2684等の酢酸ビニル樹脂や、大日本インキ化学工業株式会社製、ボンコートAN−402、R−3310、R−3360等のアクリル樹脂が挙げられる。これらは単独で、又は組み合わせて使用することができる。
樹脂エマルションの添加量は、前処理在中に1質量%〜20質量%が好ましい。1質量%未満であると上記効果を得ることが難しく、20質量%を超えると、非印字部に付着した前処理剤を洗濯によって除去することが難しく、布等の印刷物の商品性を落としてしまうことがある。
前処理剤には、粘度調整と保湿効果の観点から、水溶性有機溶剤を添加することができる。水溶性有機溶剤としては、上記したインクと同様のものを使用することができる。
前処理剤には、上記した成分の他、防腐剤、粘度調整剤、酸化防止剤など一般的にインクに使用される添加物を使用することができる。
前処理剤を紙や布等の被印刷体に塗布する方法としては、特に限定されることはなく、スプレー法、浸漬法、パッド法、コーティング法を始め、インクジェット印刷や、スクリーン印刷を用いた手法でもよい。
前処理剤の塗布後、被印刷体に対し100℃〜180℃程度の熱処理を行うことが好ましい。この熱処理は、前処理剤中の水分を乾燥させるものであり、それにより、前処理剤中の水分が、インクを印刷した際のインクと混ざって画像を滲ませる恐れを回避するとともに、布等の被印刷体表面の毛羽立ちを矯正することもできる。熱処理時間は、特に制限されないが、160℃で30秒程度でよい。
上記したインクジェット用白色インクは、インクジェットプリンタでの印刷に適している。印刷を行うインクジェットプリンタは、サーマル方式、ピエゾ方式、静電方式等いずれの方式のものであってもよく、デジタル信号に基づいてインクジェットのノズルから本発明のインクジェット用白色インクを吐出させ、吐出されたインク液滴を用紙等の被印刷体に付着させるようにする。このようにして得られる印刷物は、隠蔽性が高いため、下地を良好に隠蔽することができる。また、インクジェット用白色インクの印刷後、各種色インクを用いて印刷を行うことで、色インクの良好な発色性を得ることができる。
以下、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<前処理剤の作製>
酢酸カルシウム四水和物(和光純薬工業株式会社製)15gにイオン交換水58.7gを調合し、完全に溶解した後で、ビニブラン1245L(固形分38%、日信化学工業株式会社製)26.3gを添加し攪拌した。その後、孔径20μmの金属メッシュを通過させ、異物を除去し、前処理剤を作製した。
<白色顔料分散体の作製>
表1に示す白色顔料分散体の各成分を混合し、ビーズミル(DYNO−MILL KDL A型、株式会社シンマルエンタープライゼス製)にて、0.5mmΦのジルコニアビーズを充填率80%、滞留時間2分で分散し、白色顔料分散体を得た。
<インクの作製>
上記した白色顔料分散体と、表2に示すインク組成の各成分とを調合し、5μmのメンブレンフィルターにて粗粒子を除去して、インクを作製した。最終インク組成を表3に示す。
表1から表3の各成分を以下に示す。
酸化チタンSTR−100W(堺化学工業株式会社製)
酸化チタンR−21(堺化学工業株式会社製)
シリカOX50(日本アエロジル株式会社製)
シリカスノーテックスZL(コロイダルシリカ、固形分40%、日産化学工業株式会社製)
分散剤 デモールEP(有効成分25%、花王株式会社製)
界面活性剤 S465(サーフィノール465、エアプロダクツ社製)
樹脂エマルション SF460(スーパーフレックス460、固形分38%、ゼータ電位−61.6mV、第一工業製薬株式会社製)
水溶性有機溶剤 エチレングリコール(和光純薬工業株式会社製)、グリセリン(和光純薬工業株式会社製)
Figure 2010174100
Figure 2010174100
<評価>
実施例及び比較例の各インクについて以下の評価を行った。評価結果を最終インク組成とともに表3に示す。なお、顔料の分散平均粒径の結果は表4に示す。
(顔料の分散平均粒径)
実施例及び比較例で用いたシリカ及び二酸化チタンの分散平均粒径を求めた。動的光散乱式粒度分布計(LB500、株式会社堀場製作所製)を用い、固形分1%になるように精製水で分散体・インクを希釈し、測定した。数値は体積換算により求めた。
(布への塗布)
綿100%の黒色Tシャツに前処理剤をエアブラシにて均一に塗布した。塗布後、160℃−30sec熱処理をした。前処理をした布に、インクを7cm×7cmあたり、0.91gを前計量し、エアブラシにて均一に塗布した。塗布後、160℃−60sec熱処理をした。
(隠蔽力)
塗布した布の隠蔽力を、マクベス反射濃度計RD920にてOD値を測定し、次の基準で評価した。
A=0.30未満
B=0.30〜0.59
C=0.60以上
(沈降)
外径15mmの試験管にインクを10ml入れ、室温にて1週間放置し、上澄みの発生状態を目視で観察し、次の基準で評価した。
○=上澄みが発生しなかった
×=明らかに上澄みが発生した
Figure 2010174100
Figure 2010174100
表3に示すように、実施例1〜5は、シリカ1に対する樹脂エマルションの質量比が0.10〜0.45の範囲内にあり、隠蔽力が高く、インクの沈降が発生しないで、良好であった。実施例1〜4は、二酸化チタンが含有されており、隠蔽力がさらに良好であった。なお、実施例5は、二酸化チタンを含有せず、実施例1〜4に比べて隠蔽力が低下するが、実施には充分な隠蔽力であった。
なお、実施例1〜5のインクの粘度は適正な範囲にあり、インクジェット用白色インクとして使用可能であった。
比較例1は、シリカを添加しないで二酸化チタンが添加され、隠蔽力が良好でなかった。比較例2では、シリカ1に対する樹脂エマルションの質量比が0.45を超えており、隠蔽力が良好でなかった。比較例3は、シリカを添加しないで二酸化チタンが添加されるが、二酸化チタンの粒径が大きく、比較例1に比べ、隠蔽力が向上するが、沈降が発生した。

Claims (4)

  1. シリカ、樹脂エマルション、及び水を含み、前記樹脂エマルションの含有量は質量比で前記シリカ1に対し0.10〜0.45である、インクジェット用白色インク。
  2. 二酸化チタンをさらに含む、請求項1に記載されたインクジェット用白色インク。
  3. 前記二酸化チタンの分散平均粒径が100nm〜250nmである、請求項2に記載されたインクジェット用白色インク。
  4. 前記二酸化チタンの含有量は質量比で前記シリカ1に対し1.00以下である、請求項2又は3に記載されたインクジェット用白色インク。
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