JP2010168490A - インナーライナー用ゴム組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】成形加工性を維持しながら、老化防止性能及び耐オゾン性能を一層高くするようにしたインナーライナー用ゴム組成物を提供する。
【解決手段】ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムを10重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に対し、補強性フィラーを10〜100重量部、カテキンを含む茶抽出物を0.01〜5重量部配合したことを特徴とする。
【選択図】なし
【解決手段】ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムを10重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に対し、補強性フィラーを10〜100重量部、カテキンを含む茶抽出物を0.01〜5重量部配合したことを特徴とする。
【選択図】なし
Description
本発明は、インナーライナー用ゴム組成物に関し、さらに詳しくは、老化防止性能及び耐オゾン性能を一層高くするようにしたインナーライナー用ゴム組成物に関する。
一般に、チューブレスの空気入りタイヤは、タイヤ内面の空気透過防止用のインナーライナーがブチルゴムやハロゲン化ブチルゴムで形成されている。ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムは、老化防止性能及び耐オゾン性能が他のジエン系ゴムより優れるため、老化防止剤などを配合することなくインナーライナー用ゴム組成物として使用されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、近年、空気入りタイヤの長寿命化が求められるようになり、また、リトレッドに適用可能にするため台タイヤの長寿命化が要求されている。このため、インナーライナーについても優れた空気透過防止性能を長期間にわたり確保することが求められ、老化防止性能及び耐オゾン性能を一層高くすることが要求されている。
ゴム組成物の老化防止性能及び耐オゾン性能を向上するには、アミン系老化防止剤などの老化防止剤を配合することが考えられる。しかし、アミン系老化防止剤は、混練り中にブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムとの架橋反応が進行し成形加工性が悪化するため、インナーライナー用ゴム組成物に配合することができない。このため、アミン系老化防止剤を配合せずにインナーライナー用ゴム組成物の老化防止性能及び耐オゾン性能を向上することが求められていた。
本発明の目的は、成形加工性を維持しながら、老化防止性能及び耐オゾン性能を一層高くするようにしたインナーライナー用ゴム組成物を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のインナーライナー用ゴム組成物は、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムを10重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に対し、補強性フィラーを10〜100重量部、カテキンを含む茶抽出物を0.01〜5重量部配合したことを特徴とする。
前記茶抽出物としては、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキンガレート及び(−)−エピガロカテキンガレートからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むとよい。
前記補強性フィラーは、窒素吸着比表面積が20〜100m2/gのカーボンブラックであるとよい。このインナーライナー用ゴム組成物は、空気入りタイヤの構成材料として好適に使用可能である。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物によれば、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムを10重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に対し、補強性フィラーを10〜100重量部と、カテキンを含む茶抽出物を0.01〜5重量部とを共に配合するようにしたので、茶抽出物が酸化防止剤として機能することにより、インナーライナー用ゴム組成物の老化防止性能及び耐オゾン性能を向上可能にする。また、茶抽出物を配合しても、ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムが早期加硫を起こすことがなく、むしろゴム組成物のゴム粘度を低くし、スコーチ時間を長くする作用を行うため成形加工性を維持、向上することができる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物において、ゴム成分はジエン系ゴムからなり、ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムを必ず含む。とりわけ空気透過防止性能が優れるためハロゲン化ブチルゴムが好ましい。ブチルゴムを変性するハロゲンとしては、例えば塩素、臭素、ヨウ素が例示され、なかでも塩素、臭素が好ましい。
ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムの配合量は、ジエン系ゴム中の10重量%以上、好ましくは30〜100重量%、より好ましくは50〜100重量%、さらに好ましくは70〜100重量%である。ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴムの配合量が10重量%より少ないと、空気透過防止性能が悪化する。また、老化防止性能及び耐オゾン性能を一層高くすることができない。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物において、ブチルゴム及びハロゲン化ブチルゴム以外のジエン系ゴムとしては、例えば天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム等が例示される。好ましくは天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエン、ブタジエンゴムがよい。これらジエン系ゴムは、単独又は任意のブレンドとして使用することができる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物は、補強性フィラーを配合することによりゴムの強度を高くする。補強性フィラーとしては、例えばカーボンブラック、シリカ、クレー、マイカ、タルク、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、珪藻土等が例示される。なかでもカーボンブラック、シリカ、クレー、マイカ、珪藻土が好ましい。補強性フィラーの配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対し10〜100重量部、好ましくは30〜70重量部である。補強性フィラーの配合量が10重量部未満の場合には、ゴム強度を十分に高くすることができない。また、補強性フィラーの配合量が100重量部を超えると混合性が悪化し加工性が悪化すると共にゴムを薄く加工しにくくなるため、インナーライナー用ゴム組成物としての使用が困難になる。
本発明において好適に使用するカーボンブラックとしては、窒素吸着比表面積(N2SA)が好ましくは20〜100m2/g、より好ましくは20〜70m2/gであるとよい。カーボンブラックの窒素吸着比表面積が20m2/g未満の場合には、ゴム強度を十分に高くすることができない。窒素吸着比表面積が100m2/gを超えると補強性能は得られるが、ゴムの発熱量が高くなりタイヤ気室内温度が高くなりすぎて耐空気透過性を悪化させたり、転がり抵抗を悪化させたりする。またコストも高くなる。カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は、JIS K6217−2に準拠して求めるものとする。
本発明のゴム組成物に配合するカテキンを含む茶抽出物は、酸化防止剤として機能し、インナーライナー用ゴム組成物の老化防止性能及び耐オゾン性能を、アミン系老化防止剤を配合した場合と同等レベル以上にすることができる。また、このカテキンを含む茶抽出物は、ゴム組成物のゴム粘度を維持又は低減すると共に、スコーチ時間を維持又は長くするため、インナーライナー用ゴム組成物の成形加工性を維持・向上することができる。
カテキンを含む茶抽出物の配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対し0.01〜5重量部、好ましくは0.02〜3重量部、より好ましくは0.05〜2重量部である。茶抽出物の配合量が0.01重量部未満であると、老化防止性能及び耐オゾン性能を向上する効果を得ることができない。また、茶抽出物の配合量が5重量部を超えると、老化防止性能及び耐オゾン性能が頭打ちになると共にコストが高くなり好ましくない。また配合量が多すぎると混合性が悪化し好ましくない。
本発明で使用する茶抽出物は、カテキンを含む茶抽出物であり、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート、遊離型テアフラビン、テアフラビンモノガレートA、テアフラビンジガレートを含んでもよい。茶抽出物は、好ましくは(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキンガレート及び(−)−エピガロカテキンガレートからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むとよい。また、茶抽出物中のカテキンの含有量は、好ましくは5重量%以上、より好ましくは5〜75重量%にするとよい。カテキンの含有量が5重量%未満であると、老化防止性能及び耐オゾン性能を十分に高くすることができない。
本発明で使用する茶抽出物は、緑茶、烏龍茶、紅茶から選ばれる少なくとも1種からの抽出物であり、これらの茶葉又は茶葉の粉砕物から、水若しくは熱水、有機溶剤を抽出剤とし5〜60℃の抽出温度で抽出するとよい。有機溶剤としては例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、酢酸エチルなどが例示される。これらの抽出剤は単独で使用してもよいし、複数を組合わせて使用してもよい。
茶抽出物は、上記の抽出剤で抽出した画分を使用する。水若しくは熱水で抽出したときは、その抽出液を茶抽出物としてそのまま使用してもよいが、取扱い性の観点からは、抽出液から噴霧乾燥や凍結乾燥等により水分を除去して粉末状にして使用するとよい。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物に使用する茶抽出物は、上述した茶抽出物をそのまま使用してもよいし、他の天然化合物及び/又は界面活性剤を添加した混合物からなる酸化防止剤として使用してもよい。界面活性剤としては、特に制限されるものではないが、例えばエチレングリコール、グリセリン酸エステル、プロピレングリコール等が好ましく例示される。
茶抽出物を含む酸化防止剤は市販されており、例えば太陽化学社製サンフェノンDK(カテキン含有量70重量%)、サンフラボンHG(カテキン含有量45重量%)、サンカトールNo1(カテキン含有量7重量%)等を例示することができる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物には、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤(アミン系老化防止剤を除くもの)、可塑剤、カップリング剤などのタイヤ用ゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤を配合することができ、かかる添加剤は一般的な方法で混練してインナーライナー用ゴム組成物とし、加硫又は架橋するのに使用することができる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とすることができる。本発明のインナーライナー用ゴム組成物は、公知のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用して、上記各成分を混合することによって製造することができる。
本発明のインナーライナー用ゴム組成物は、アミン系老化防止剤を使用した場合と同等レベル以上の老化防止性能及び耐オゾン性能を有する。また、本発明のインナーライナー用ゴム組成物はムーニー粘度が低くしスコーチ時間を長くし成形加工性が優れる。このため、本発明のインナーライナー用ゴム組成物を使用した空気入りタイヤは、成形加工性が優れ品質が安定した製品が得られると共に、老化防止性能及び耐オゾン性能に優れ、長期にわたり優れた空気透過防止性能を実現することができる。本発明の空気入りタイヤは、タイヤ寿命を長期化することができると共に、台タイヤとしてリトレッドされた場合でも、優れた空気透過防止性能を実現しタイヤ性能を損なうことがない。
以下、実施例によって本発明をさらに説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1,2,3に示す配合からなる10種類のインナーライナー用ゴム組成物(実施例1〜6、比較例1〜4)を、それぞれ硫黄及び加硫促進剤を除く配合成分を秤量し、1.8Lのバンバリーミキサーで5分間混練し、温度160℃でマスターバッチを放出し室温冷却した。このマスターバッチを1.8Lのバンバリーミキサーに供し、硫黄及び加硫促進剤を加え混合し、インナーライナー用ゴム組成物を調製した。
得られた10種類のインナーライナー用ゴム組成物(実施例1〜6、比較例1〜4)のムーニー粘度及びスコーチ時間を下記に示す方法により測定した。また、各インナーライナー用ゴム組成物をそれぞれ所定形状の金型中で、150℃、30分間加硫して試験片を作製し、下記に示す方法により、老化防止性能及び耐オゾン性能を評価した。
ムーニー粘度
インナーライナー用ゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4)を、JIS K6300に準拠してムーニー粘度計にてL型ロータを使用し、予熱時間1分、ロータの回転時間4分、温度100℃、2rpmの条件で測定した。得られた結果は、表1では比較例1を100とし、表2では比較例3を100とし,表3では比較例4を100とする指数として示した。この「ムーニー粘度」の指数が小さいほどゴム粘度が低く、成形加工性が優れることを意味する。
インナーライナー用ゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4)を、JIS K6300に準拠してムーニー粘度計にてL型ロータを使用し、予熱時間1分、ロータの回転時間4分、温度100℃、2rpmの条件で測定した。得られた結果は、表1では比較例1を100とし、表2では比較例3を100とし,表3では比較例4を100とする指数として示した。この「ムーニー粘度」の指数が小さいほどゴム粘度が低く、成形加工性が優れることを意味する。
スコーチ時間
インナーライナー用ゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4)を、JIS K6300に準拠してムーニー粘度計にてL型ロータを使用し、予熱時間1分、ロータの回転時間4分、温度120℃、2rpmの条件において粘度の経時変化を測定した。ムーニー粘度が初期値から5ムーニー単位上昇するまでの所要時間を測定した。得られた結果は、表1では比較例1を100とし、表2では比較例3を100とし,表3では比較例4を100とする指数として示した。この「スコーチ時間」の指数が大きいほど早期加硫が起きにくいため成形加工性が優れることを意味する。
インナーライナー用ゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4)を、JIS K6300に準拠してムーニー粘度計にてL型ロータを使用し、予熱時間1分、ロータの回転時間4分、温度120℃、2rpmの条件において粘度の経時変化を測定した。ムーニー粘度が初期値から5ムーニー単位上昇するまでの所要時間を測定した。得られた結果は、表1では比較例1を100とし、表2では比較例3を100とし,表3では比較例4を100とする指数として示した。この「スコーチ時間」の指数が大きいほど早期加硫が起きにくいため成形加工性が優れることを意味する。
老化防止性能(引張り破断伸びの変化率)
得られた試験片からJIS K6251に準拠した3号型ダンベル試験片を成形した。各ダンベル試験片を2群に分けその一方の群を70℃で96時間加熱(老化処理)を行った。老化処理前後のダンベル試験片を用いて、温度20℃、引張り速度500mm/分の条件で引張り試験を行い破断伸びを測定し、[(老化処理前の破断伸び−老化処理後の破断伸び)/老化処理前の破断伸び×100]により引張り破断伸びの変化率(%)を算出し老化防止性能の指標とした。得られた結果は、表1では比較例1を100とし、表2では比較例3を100とし,表3では比較例4を100とする指数として示した。この「老化防止性能」の指数が小さいほど老化防止性能が優れることを意味する。
得られた試験片からJIS K6251に準拠した3号型ダンベル試験片を成形した。各ダンベル試験片を2群に分けその一方の群を70℃で96時間加熱(老化処理)を行った。老化処理前後のダンベル試験片を用いて、温度20℃、引張り速度500mm/分の条件で引張り試験を行い破断伸びを測定し、[(老化処理前の破断伸び−老化処理後の破断伸び)/老化処理前の破断伸び×100]により引張り破断伸びの変化率(%)を算出し老化防止性能の指標とした。得られた結果は、表1では比較例1を100とし、表2では比較例3を100とし,表3では比較例4を100とする指数として示した。この「老化防止性能」の指数が小さいほど老化防止性能が優れることを意味する。
耐オゾン性能
得られたゴム組成物から100×10×3mmの大きさの試験片を成形した。その試験片を、JIS K6259に準拠して、温度40℃、オゾン濃度1ppm、伸張歪40%、96時間の条件でオゾン劣化試験を行った。オゾン劣化処理した試験片の外観を観察することにより、耐オゾン性能を判定した。判定基準は、JIS K6259の附属書1「き裂の評価方法」に準拠して評価し、き裂の数のランク付けを「N:き裂なし」「A:き裂少数」「B:き裂多数」「C:き裂無数」「K:き裂破断」で行うと共に、き裂の大きさ、深さのランク付けを1〜5の数字(この数字が小さいほど、き裂の大きさ、深さが小さく、数字が大きいほど、き裂の大きさ、深さが大きい)と組合わせて評価した。き裂の数が少なく、き裂の大きさ、深さが小さいほど耐オゾン性が優れることを意味する。
得られたゴム組成物から100×10×3mmの大きさの試験片を成形した。その試験片を、JIS K6259に準拠して、温度40℃、オゾン濃度1ppm、伸張歪40%、96時間の条件でオゾン劣化試験を行った。オゾン劣化処理した試験片の外観を観察することにより、耐オゾン性能を判定した。判定基準は、JIS K6259の附属書1「き裂の評価方法」に準拠して評価し、き裂の数のランク付けを「N:き裂なし」「A:き裂少数」「B:き裂多数」「C:き裂無数」「K:き裂破断」で行うと共に、き裂の大きさ、深さのランク付けを1〜5の数字(この数字が小さいほど、き裂の大きさ、深さが小さく、数字が大きいほど、き裂の大きさ、深さが大きい)と組合わせて評価した。き裂の数が少なく、き裂の大きさ、深さが小さいほど耐オゾン性が優れることを意味する。
なお、表1〜表3において使用した原材料の種類を下記に示す。
NR:天然ゴム、RSS#3
Br−IIR:臭素化ブチルゴム、エクソン社製BROMOBUTYL 2255
カーボンブラック:窒素吸着比表面積が55m2/gのカーボンブラック、新日化カーボン社製ニテロン#55S
ステアリン酸:日油社製ビーズステアリン酸YR
老化防止剤:精工化学社製ノンフレックスRD
茶抽出物:太陽化学社製サンカトールNo1(カテキン含有量7重量%)
アロマオイル:ジャパンエナジー社製プロセスX−140
亜鉛華:酸化亜鉛、正同化学工業社製酸化亜鉛3種
加硫促進剤:大内新興化学工業社製ノクセラーDM
硫黄:鶴見化学工業社製金華印油入微粉硫黄
NR:天然ゴム、RSS#3
Br−IIR:臭素化ブチルゴム、エクソン社製BROMOBUTYL 2255
カーボンブラック:窒素吸着比表面積が55m2/gのカーボンブラック、新日化カーボン社製ニテロン#55S
ステアリン酸:日油社製ビーズステアリン酸YR
老化防止剤:精工化学社製ノンフレックスRD
茶抽出物:太陽化学社製サンカトールNo1(カテキン含有量7重量%)
アロマオイル:ジャパンエナジー社製プロセスX−140
亜鉛華:酸化亜鉛、正同化学工業社製酸化亜鉛3種
加硫促進剤:大内新興化学工業社製ノクセラーDM
硫黄:鶴見化学工業社製金華印油入微粉硫黄
Claims (4)
- ブチルゴム及び/又はハロゲン化ブチルゴムを10重量%以上含むジエン系ゴム100重量部に対し、補強性フィラーを10〜100重量部、カテキンを含む茶抽出物を0.01〜5重量部配合したインナーライナー用ゴム組成物。
- 前記茶抽出物が、(+)−カテキン、(−)−エピカテキン、(+)−ガロカテキン、(−)−エピガロカテキン、(−)−エピカテキンガレート及び(−)−エピガロカテキンガレートからなる群から選ばれる少なくとも1種を含む請求項1に記載のインナーライナー用ゴム組成物。
- 前記補強性フィラーが、窒素吸着比表面積が20〜100m2/gのカーボンブラックである請求項1又は2に記載のインナーライナー用ゴム組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のインナーライナー用ゴム組成物を使用した空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009013356A JP2010168490A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | インナーライナー用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009013356A JP2010168490A (ja) | 2009-01-23 | 2009-01-23 | インナーライナー用ゴム組成物 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016006170A (ja) * | 2014-05-28 | 2016-01-14 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物、タイヤ及びゴム組成物の製造方法 |
EP3015532A4 (en) * | 2013-06-27 | 2016-07-13 | Bridgestone Corp | ANTIOXIDANT, RUBBER COMPOSITION AND PNEUMATIC |
-
2009
- 2009-01-23 JP JP2009013356A patent/JP2010168490A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3015532A4 (en) * | 2013-06-27 | 2016-07-13 | Bridgestone Corp | ANTIOXIDANT, RUBBER COMPOSITION AND PNEUMATIC |
JP2016006170A (ja) * | 2014-05-28 | 2016-01-14 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物、タイヤ及びゴム組成物の製造方法 |
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