JP2010163745A - バルコニー - Google Patents

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JP2010163745A
JP2010163745A JP2009004381A JP2009004381A JP2010163745A JP 2010163745 A JP2010163745 A JP 2010163745A JP 2009004381 A JP2009004381 A JP 2009004381A JP 2009004381 A JP2009004381 A JP 2009004381A JP 2010163745 A JP2010163745 A JP 2010163745A
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Kenji Yoshida
建司 吉田
Mutsuyasu Kono
陸泰 甲野
Yuji Shimamura
祐史 島村
Kazuyuki Iga
和行 伊賀
Shoichi Murakami
祥一 村上
Yukihiro Ogawa
幸博 小川
Yuji Katada
祐二 片田
Yuichi Kitamura
雄一 北村
Norihiro Shimoda
典大 下田
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Abstract

【課題】手摺を物干し金物や子供の転落防止策、日除けおよび雨除けシートの張り柵などとして利用できるバルコニーを提供することである。
【解決手段】バルコニー1は、バルコニーの立上げ壁3に設置された鞘管7に手摺支柱8が移動自在に挿入され、該手摺支柱8の頂部に設置した手摺5を固定する掛止具14が上階のバルコニー床6の下面に設置されてなる。
【選択図】 図1

Description

本願発明は共同住宅におけるバルコニーの手摺を上下動自在にして様々な用途に利用できるようにしたバルコニーに関するものである。
従来のバルコニー33は、図11に示すように、外壁34から外側に突出したバルコニー床35の前端面に立上げ壁36が形成され、この立上げ壁36の上面に手摺37が設置されていた。この手摺37は手摺支柱38が立上げ壁36内に埋設・固定されていたために可動、すなわち上下に移動することができなかった。また、その他のバルコニーとしては、例えば特開2007−56579号公報の発明がある。
特開2007−56579号公報
しかし、上記のようなバルコニーは雨天時においては洗濯物を干すことができず、備え付けの物干し竿があっても量的に不足気味であるという問題があった。また小さな子供が居る場合は転落防止対策が必要であり、手摺の付近に足掛かりとなるものが置けないので、植栽プランター類などは床置きする他、防犯的にも安全ではなかった。さらに、直射日光が当たる場合は眩しく、夏は部屋が高温になるという問題もあった。
本願発明は上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、手摺を物干し金物や子供の転落防止策、日除けおよび雨除けシートの張り柵などとして利用できるバルコニーを提供することである。
以上の課題を解決するためのバルコニーは、バルコニーの立上げ壁に設置された鞘管に手摺支柱が移動自在に挿入され、該手摺支柱の頂部に設置した手摺を固定する掛止具が上階のバルコニー床の下面に設置されてなることを特徴とする。また鞘管は立上げ壁に埋設または立上げ壁の外面に設置されたことを含む。また立上げ壁に埋設された鞘管には外部と連通した水抜き孔が設けられたことを含む。また手摺は一本として全ての手摺支柱にわたって設置されるか、あるいは所定の長さに分割して複数の手摺支柱ごとに設置されたことを含むものである。
手摺を上に移動して上階のバルコニー床下面の掛止具に固定すると、立上げ壁と上階のバルコニー床下面との間が手摺で塞がれるため、子供の転落防止策になるとともに、低層階においては防犯対策となる。また手摺支柱にブラケット材を取り付けて物干し金物の代わりとして利用することができるとともに、手摺支柱に植栽プランターを掛けたり、蔓植物の支柱としても利用することができる。さらに手摺支柱間に透明シートを張ることにより雨除けになるとともに、すだれ状のものを掛けると日除けにもなる。また手摺が分割されて独立されているため、必要な箇所のみを上側に移動させて掛止具に固定して使用することもできる。
第1の実施の形態のバルコニーの断面図である。 (1)は手摺支柱の断面図、(2)は同斜視図である。 手摺を引き上げた第1の実施の形態のバルコニーの断面図である。 第2の実施の形態のバルコニーの斜視図である。 手摺を引き上げた第2の実施の形態のバルコニーの斜視図である。 第3の実施の形態のバルコニーの断面図である。 手摺を引き上げた第3の実施の形態のバルコニーの断面図である。 第4の実施の形態のバルコニーの斜視図である。 手摺を引き上げた第4の実施の形態のバルコニーの斜視図である。 (1)〜(3)は種々の用途を示したバルコニーの斜視図である。 従来のバルコニーの断面図である。
以下、本願発明のバルコニーの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。また各実施の形態において同じ構成は同じ符号を付して説明し、異なった構成にのみ異なった符号を付して説明する。
図1〜図3は第1の実施の形態のバルコニー1を示したものである。このバルコニー1は共同住宅などの各住戸の外壁から外側に突出した平面矩形のバルコニー床2の前端面に立上げ壁3が形成され、この立上げ壁3に手摺5が設置されて構成され、上階のバルコニー床6が下階のバルコニー1の屋根代わりになっている。なお立上げ壁3の両側には隔て板が設置されて隣接したバルコニーと区切られている。
このバルコニー1の立上げ壁3には鋼製の鞘管7が適宜間隔ごとに埋設され、この鞘管7に手摺支柱8が上下動自在に挿入されている。この手摺支柱8は、図2に示すように、鞘管7に上下動自在に挿入された中空鋼管の下部支柱9と、該下部支柱9に上下動自在に挿入された中空鋼管の上部支柱10とからなり、この上部支柱10の頂部に手摺5が設置されている。この下部支柱9は、立上げ壁3の上面から突出した鞘管7の上部に設けたロックピン12によって上下動が規制されるとともに、上部支柱10も同じように下部支柱9の上部に設けたロックピン13によって上下動が規制される。
また上階のバルコニー床6の下面には手摺5を固定する掛止具14が適宜間隔ごとに設置されている。この掛止具14は下部が開口した半円形のバネ片15であり、手摺5が開口部16を押し広げて固定されるとともに、取り外しも開口部16を押し広げて引き抜かれる。したがって、手摺5は上下動自在となっており、上下のロックピン12、13を緩めた状態で手摺5を引き上げると、下部支柱9が鞘管7内を移動するとともに、上部支柱10も下部支柱9内を移動して手摺支柱8が上側に伸びる。そして、上側に引き上げられた手摺5を掛止具14で固定するとともに、上下のロックピン12、13で上部支柱10と下部支柱9とを固定すると、図3に示すように、立上げ壁3と上階のバルコニー床6との間が塞がれる。また手摺5の上下動は手動また自動で行うことができ、自動の場合は引き上げ手段(図示せず)を設置するものとする。
また鞘管7には上部開口から雨水などが入るが、これは外部と連通した水抜き孔17から流れ出るようになっている。なお上記の鞘管7および手摺支柱8は中空鋼管に限らず、中空または中実の硬質合成樹脂材で形成することもできる。
また図4および図5は第2の実施の形態のバルコニー18である。このバルコニー18は手摺19、20が分割されて、三本の手摺支柱8ごとに設置されて構成されたものであり、これ以外は第1の実施の形態のバルコニー1と同じ構成である。このように三本一組の手摺支柱8ごとに分割されて手摺19、20が設置されると、各手摺19、20ごとに上下動させることができるので、必要な箇所のみ、例えば一部の手摺19のみを引き上げることが可能になるが、各手摺19、20を一度に引き上げることもできる。なお、手摺支柱8は上記のように三本一組に限らず、これ以上の本数またはこれ以下の本数を一組としても良い。
また図6および図7は第3の実施の形態のバルコニー21である。このバルコニー21は鞘管7を立上げ壁3の内側壁面に設置したものであり、これ以外は第1および第2の実施の形態のバルコニー1、18と同じ構成である。これは鞘管7を後付けするものであり、既存のバルコニーの立上げ壁3に固定片22でボルト止めするとともに、手摺23を固定する掛止具14も上階のバルコニー床6の下面に後付けするものとする。これにより既存建物のバルコニーや種々の形状のバルコニーにも容易に対応することができる。なお第2の実施の形態のバルコニー18における手摺19、20を後付にすると、立上げ壁3の全てに設置しなくても、必要な箇所にのみ設置することもできる。
また図8および図9は第4の実施の形態のバルコニー24である。このバルコニー24はバルコニー床2の前面側および両側面側または片面側に立上げ壁3が形成され、これらの立上げ壁3の上面に手摺5が上下動自在に設置されたものであり、これ以外は第1〜第3の実施の形態のバルコニー1、18、21と同じ構成である。本願発明は上記のように建物の外壁に沿って連続的に形成されたバルコニーの他に、このように独立したバルコニーにも適用することができる。
また図10は手摺5、19、20、23を引き上げて掛止具14に固定した状態の用途を示したものである。(1)は手摺支柱8に植栽プランター25を設置するとともに、蔓植物26の支柱として利用したものである。これにより植物に十分な日光や風を当てることができるようになる。なお、手摺支柱8は、このような植栽プランター25を設置するための十分な強度を有している。また(2)は手摺支柱8にブラケット27を設置し、このブラケット27に物干し竿28を載せて洗濯物29を吊り下げたものであり、任意の箇所に任意の本数の物干し竿28を設置することができる。また(3)は手摺支柱8に透明な雨除けシート30、または簾などの日除けシート31を設置したものであり、雨風および直射日光を遮ることができる。なお、これ以外にも様々な用途があり、必要な箇所の手摺5、19、20、23を引き上げることにより、用途に応じた使用をすることができる。
1、18、21、24、33 バルコニー
2、6、35 バルコニー床
3、36 立上げ壁
5、19、20、23、37 手摺
7 鞘管
8、38 手摺支柱
9 下部支柱
10 上部支柱
12、13 ロックピン
14 掛止具
15 バネ片
16 開口部
17 水抜き孔
22 固定片
25 植栽プランター
26 蔓植物
27 ブラケット
28 物干し竿
29 洗濯物
30 雨除けシート
31 日除けシート
34 外壁

Claims (4)

  1. バルコニーの立上げ壁に設置された鞘管に手摺支柱が移動自在に挿入され、該手摺支柱の頂部に設置した手摺を固定する掛止具が上階のバルコニー床の下面に設置されてなることを特徴とするバルコニー。
  2. 鞘管は立上げ壁に埋設または立上げ壁の外面に設置されたことを特徴とする請求項1に記載のバルコニー。
  3. 立上げ壁に埋設された鞘管には外部と連通した水抜き孔が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のバルコニー。
  4. 手摺は一本として全ての手摺支柱にわたって設置されるか、あるいは所定の長さに分割して複数本の手摺支柱ごとに設置されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバルコニー。
JP2009004381A 2009-01-13 2009-01-13 バルコニー Pending JP2010163745A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101034855B1 (ko) 2011-02-07 2011-05-17 주식회사 건축연합종합건축사사무소 공동주택의 창문고정용 베란다 펜스

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