JP6134948B2 - 建物外部構築物 - Google Patents

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Description

本発明は、サンルームやテラス、カーポートなどの建物本体の外部に構築される建物外部構築物に関する。
住宅や店舗などの建物の多機能化を図り、利便性、快適性を向上させることができるという大きな利点を有することから、サンルームやテラス、バルコニーなどのガーデンルームタイプの建物外部構築物や、カーポート、自転車置き場、オープンテラス、物置、通路等のサイドスルータイプの建物外部構築物を住宅などの建物本体の外部に構築(設置、増築)するケースが増大している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
そして、ガーデンルームタイプの建物外部構築物Aは、例えば図19に示すように、住宅などの建物本体Tの外壁T1に沿って、且つ外壁T1と所定の間隔をあけて設けられる前面壁部1と、一端2aを前面壁部1の上端側に、他端を2b建物本体Tの外壁T1側にそれぞれ接続して設けられる屋根部2と、前面壁部1と屋根部2と建物本体Tの外壁T1側にそれぞれ接続して設けられる一対の側面壁部3とを備えて構成されている。
また、この種の建物外部構築物Aには、前面壁部1を、土間コンクリートやデッキ、独立基礎等の基礎4上に、住宅などの建物本体Tの外壁T1に沿う横方向S1に且つ外壁T1と所定の間隔をあけて設置される基台5と、基台5に下端部6aを接続して立設されるとともに横方向S1に所定の間隔をあけて並設される複数の支柱6と、複数の支柱6の上端部に接続して横方向S1に架設される桁7と、下端部を基台5に、両側端部を支柱6に、上端部を桁7にそれぞれ支持させて、隣り合う支柱6の間に配設されるガラス板などの前面パネル(壁面部材)8を備えて構成したものがある。
また、屋根部2は、建物本体Tに設置される垂木掛け10と、横方向S1に所定の間隔をあけて配設されるとともに、一端を桁7に、他端を垂木掛け10にそれぞれ接続して架設される複数の垂木11と、垂木11に支持させて屋根面を形成する例えばポリカーボネートやアクリル等の樹脂板やガラス板等の屋根材12とを備えて構成されている。
側面壁部3には、前面壁部1と同様に、基台5、支柱6及び側面パネル(壁面部材)13を設置して構成したり、折れ戸14や窓を設置して構成したものがある。
また、前面壁部1や側面壁部3を、腰壁15と、腰壁15の笠木構造16に下端部6aを接続して立設される複数の支柱6と、隣り合う支柱6の間に設置されるガラス板等の前面パネル8や側面パネル13とを備えて構成したものもある(図1参照)。
一方、この種の建物外部構築物Aは、一般に、基台5(笠木取付用基台)や支柱6、桁7、垂木11、垂木掛け10などがアルミ押出し形材を用いて形成されている。また、支柱6や桁7、垂木11などが中空構造で形成され、この中空構造を利用して雨樋構造を構成したものがある(例えば、特許文献3参照)。
具体的に、この雨樋構造20は、桁7の上面に集水口(開口部)21を設け、さらに支柱6の一側面を着脱可能に形成し、支柱6の下端部6a側の内部に雨水受け部材22を挿入設置し、この雨水受け部材22の上方に支柱6の一側面を形成する支柱側面パネル6bを取り付けて構成されている。
あるいは、支柱6の内部に桁7に繋がる竪樋を挿設し、さらに支柱6の下端部6a側の内部に竪樋受け部材22を挿入設置して竪樋の下端部に取り付けたエルボ管等の導水部材とともに竪樋を支持し、竪樋受け部材22の上方に支柱側面パネル6bを取り付けて構成されている。
そして、このような雨樋構造20では、屋根部2を伝わって流下した雨水(雨水や雪融け水等の水)を、集水口21を通じて桁7の中空部に集水し、桁7の中空部から支柱6の中空部や竪樋を通じて下方に導水し、雨水受け部材22や導水部材を通じて外部に排水させることができる。そして、この雨樋構造20を備えた建物外部構築物Aにおいては、桁7を軒樋として、支柱6を竪樋あるいは竪樋挿通路として利用できるため、建物外部構築物Aの外観を損なうことなく、好適に雨水を処理することができる。
特開2007−247176号公報 特開2002−227438号公報 特開2006−152550号公報
ここで、上記従来の建物外部構築物が具備する雨樋構造においては、桁から支柱を通じて導水した雨水を外部に排出するための雨受け部材や竪樋受け部材を設置するための開口部、ひいては雨水の排出口が、予め支柱の下端部側などの所定位置に形成されている。
しかしながら、ガーデンルームタイプやサイドスルータイプの建物外部構築物においては、建物本体の状況や建物外部構築物の設置位置等に応じて雨水の排出口を上下の任意の位置に設けることが求められるケースも多々あり、従来の雨樋構造では、このようなケースに柔軟に対応できないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、雨樋構造における雨水の排出口を任意の位置に配設することを可能にした建物外部構築物を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の建物外部構築物は、少なくとも、前面壁部と、一端側を前記前面壁部に接続して設けられた屋根部とを備え、前記屋根部の他端側を建物本体の外壁に配置して構築される建物外部構築物であって、前記前面壁部が、建物本体の外壁に沿う横方向に延設された基台と、前記横方向に間隔をあけて立設された複数の支柱と、前記複数の支柱の上端部に接続して横方向に架設された桁とを備え、前記桁と前記支柱が中空構造で形成されるとともに、前記桁は、上面に前記屋根部を伝わって流下した雨水を内部に集水するための集水口が形成され、前記支柱は、前記桁に集水した雨水を内部に流通させ、該雨水を外部に排出させるための開口部が一側面に形成されるとともに、前記一側面が着脱可能で且つ複数の支柱側面パネル片に分割可能な支柱側面パネルで形成され、前記開口部の位置を前記支柱の上下方向の任意の位置に設定可能に構成されていることを特徴とする。
この発明においては、屋根部を伝わって流下した雨水を集水口から桁の内部に集水し、この桁から支柱の内部あるいは支柱の内部に配設された竪樋を通じて下方に導水し、支柱の一側面に形成された開口部から外部に排出させることができる。また、このとき、支柱の一側面が着脱可能で且つ複数の支柱側面パネル片に分割可能な支柱側面パネルで形成されていることにより、支柱側面パネル片を着脱して開口部の位置を所望の位置に自在に変えることができる。
また、本発明の建物外部構築物においては、前記支柱の内部を流通した雨水を直接受け前記支柱の開口部を通じて外部に排出させるための雨水受け部材、あるいは、上端部を前記桁に接続して前記支柱の内部に挿通配置された竪樋の下端部に接続され、前記竪樋から前記支柱の開口部を通じて外部に雨水を排出させる導水部材を受け前記竪樋を支持する竪樋受け部材が、前記開口部から前記支柱の内部に着脱可能に挿入して設けられていることが望ましい。
この発明においては、雨受け部材や竪樋受け部材を開口部から支柱の内部に挿入するだけで、支柱の内部を流通した雨水を開口部を通じて外部に排出させたり、竪樋の下端部に接続した導水部材とともに竪樋を支持することができる。そして、このような雨受け部材や竪樋受け部材が着脱可能に開口部から支柱の内部に挿入して設けられることで、容易に開口部(雨水の排出口)の位置を自在に設定し、雨水を処理することが可能になる。また、雨水受け部材や竪樋受け部材に砂や枯葉などの異物が溜まった場合に、容易に雨受け部材や竪樋受け部材を取り外し、異物を除去することが可能になる。
さらに、本発明の建物外部構築物においては、上下に隣り合う上方の支柱側面パネル片の下端と下方の支柱側面パネル片の上端の間に隙間をあけて前記開口部が形成され、前記雨水受け部材あるいは前記竪樋受け部材が、前記開口部から前記支柱の内部に挿入し横方向に配置されて前記雨水あるいは前記導水部材を受ける受け部と、前記受け部の前記開口部側の一端部に繋がって一体形成されるとともに前記雨水を排出させる排出孔あるいは前記導水部材を挿通する挿通孔が形成され、前記上方の支柱側面パネル片の下端と前記下方の支柱側面パネル片の上端の間に配設されて前記受け部を保持する保持部とを備えていることがより望ましい。
この発明においては、雨水受け部材あるいは竪樋受け部材の受け部を開口部から支柱の内部に挿入配置するとともに、保持部が上方の支柱側面パネル片の下端と下方の支柱側面パネル片の上端の間に配置される。これにより、保持部によって受け部を支持するとともに、排出孔や挿通孔を所定の位置に配しつつ支柱の開口部を閉塞(被覆)することができ、支柱の開口部が形成されている部分の見栄えを良くすることができる。
また、本発明の建物外部構築物において、前記受け部は、上面が前記支柱の内部に配された他端部から前記開口部側の一端部に向かうに従い下方に傾斜する傾斜面として形成されていることがさらに望ましい。
この発明においては、受け部の上面が傾斜していることにより、流通する雨水の流通抵抗を小さくして円滑に雨水を排出処理することが可能になる。また、受け部の上面が傾斜していることにより、雨水受け部材の受け部や竪樋受け部材が支持する導水部材に砂や枯葉等の異物が溜まることを抑止できる。
さらに、本発明の建物外部構築物において、前記保持部は、上端部に、外面側に設けられて上方に突出する外側係合片と、内面側に設けられ、前記外側係合片との間に係合溝を形成するように上方に突出する内側係合片とが設けられ、且つ、前記外側係合片が前記内側係合片よりも短い長さで突出形成され、前記上方の支柱側面パネル片の下端を前記係合溝に挿入し前記外側係合片と前記内側係合片に係合させて、前記開口部に配設されることが望ましい。
この発明においては、受け部を開口部から支柱の内部に挿入するとともに、開口部を形成する上方の支柱側面パネル片の下端を係合溝に挿入し、外側係合片と内側係合片に係合させることで、保持部を支柱側面パネルに固定して配設することができる。また、このとき、外側係合片によって上方の支柱側面パネル片の下端が被覆されるため、支柱の開口部が形成されている部分の見栄えを良くすることができる。
さらに、外側係合片が内側係合片よりも短い長さで突出形成されていることにより、他端部側を下方にして斜めに傾けた状態で受け部を支柱の内部に挿入し、上方の支柱側面パネル片の下端を保持部の係合溝に挿入しながら受け部を横方向に配置してゆくことで、雨水受け部材あるいは竪樋受け部材を所定位置に取り付けることができる。また、外側係合片が内側係合片よりも短い長さで突出形成されていることにより、他端部側を下方にして斜めに傾けながら開口部から受け部を引き出して、雨水受け部材あるいは竪樋受け部材を取り外すことができる。すなわち、外側係合片が内側係合片よりも短い長さで突出形成されていることにより、雨水受け部材あるいは竪樋受け部材を容易に着脱することができる。
また、本発明の建物外部構築物において、前記受け部は、一端部から他端部側に凹設された凹所を備えるとともに、該凹所の他端部側の底板部にビス挿通孔を備えて形成されており、前記支柱の内部に挿入配置するとともに、前記開口部の外側から前記凹所に挿通した工具によって前記底板部を前記支柱の内部でビス止めし、前記受け部が前記支柱に固定されていることがより望ましい。
この発明においては、受け部の他端部側をビス止めして支柱に固定することができ、安定した状態で、着脱可能に、雨水受け部材あるいは竪樋受け部材を所定位置に取り付けることができる。
さらに、本発明の建物外部構築物においては、前記保持部に着脱可能に取り付けて雨水の排出方向を規定するアタッチメント部材を備えていることが望ましい。
この発明においては、下方向や横方向に向けて雨水の排出口が形成された複数のアタッチメント部材を用意しておき、適宜、所望の雨水の排出方向に合ったアタッチメント部材を取り付けることで、容易に雨水の処理を行うことが可能な汎用性の高い雨樋構造を構成することができる。
本発明の建物外部構築物においては、支柱の一側面が着脱可能で且つ複数の支柱側面パネル片に分割可能な支柱側面パネルで形成されていることにより、支柱側面パネル片を着脱して開口部の位置を所望の位置に自在に変えることができる。
これにより、建物本体の状況や建物外部構築物の設置位置等に応じて雨水の排出口(開口部)を上下の任意の位置に設けることができ、柔軟に対応することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る建物外部構築物を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の支柱を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の支柱を笠木取付用基台に取り付ける状況を示した斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の雨樋構造を示す図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の雨樋構造の竪樋受け部材を示す側面図である。 図6のX1−X1線矢視図である。 図6のX2−X2線矢視図である。 図6のX3−X3線矢視図である。 図6のX4−X4線矢視図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の雨樋構造の竪樋受け部材を支柱の開口部から内部に挿入配置して取り付けた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の雨樋構造のアタッチメント部材を示す側面図である。 図12のX1−X1線矢視図である。 図12のX2−X2線矢視図である。 図12のX3−X3線矢視図である。 図12のX4−X4線矢視図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の雨樋構造のアタッチメント部材の他の形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る建物外部構築物の雨樋構造のアタッチメント部材の他の形態を示す斜視図である。 従来の建物外部構築物を示す斜視図である。
以下、図1から図18を参照し、本発明の一実施形態に係る建物外部構築物について説明する。ここで、本実施形態では、本発明に係る建物外部構築物が、住宅や店舗などの建物本体に繋げて構築されるガーデンルームタイプの建物外部構築物であるものとして説明を行う。
本実施形態の建物外部構築物Bは、サンルーム(ガーデンルーム)であり、例えば図1及び図2に示すように、前面壁部1と、一対の側面壁部3と、屋根部2とを備えて構成されている。
前面壁部1は、例えば建物本体Tのサッシ窓等が形成された外壁T1から所定の間隔で離間し、且つ外壁T1に沿って略平行に、すなわち外壁T1に対向して配設されている。また、本実施形態では、この前面壁部1が、腰壁部(腰壁)15と、腰壁部15の上方の採光壁部25とを備えて構成されている。
具体的に、本実施形態の前面壁部1は、土間コンクリートやデッキ、独立基礎等の基礎4上に載置したり、束材等を用い基礎4の上面との間に間隔をあけて固設されるとともに、建物本体Tの外壁T1に沿う横方向S1に延設された基台26上に、腰壁部15が構築されている。そして、この腰壁部15に下端部6a側を支持させつつ腰壁部15の笠木(笠木構造16)から上方に支柱6が延設され、且つ腰壁部15に沿う横方向S1に所定の間隔をあけて複数の支柱6が並設されている。
また、支柱6は、図3及び図4に示すように、押出成形で略角管状に形成されたアルミ押出し形材であり、中空構造で形成されている。さらに、本実施形態の支柱6には、下端部6a側から上端部側に延びる仕切板部6cが設けられており、その内部が一方の中空部27と他方の中空部28に区画されている。
そして、この支柱6は、下端部6a側の一方の中空部(嵌合受部)27に腰壁部15の笠木構造16の笠木取付用基台(基台)29に設けられたスリーブ(嵌合凸部)30を嵌合させることにより、下端部6aを笠木取付用基台29に接続して立設されている。なお、支柱6の下端部6aを笠木取付用基台29のスリーブ30に嵌合させるとともに、外側から支柱6の下端部6aと笠木取付用基台29のスリーブ30をビス止めし、強固に支柱6が腰壁部15に接続される。
前面壁部1の採光壁部25は、図1及び図2に示すように、笠木構造16から上方に延設された複数の支柱6と、複数の支柱6の上端部に接続して横方向S1に架設された桁7と、笠木取付用基台29に下端部側を支持させ、隣り合う支柱6にそれぞれ側端部を支持させ、上端部側を桁7に支持させて、各隣り合う支柱6間に設置されたガラス板などの前面パネル8とを備えて構成されている。
また、桁7は押出成形によって略角管状に形成されたアルミ押出し形材であり、上面に集水口21を備えて形成されている。
屋根部2は、一端を桁7に接続して斜めに配設されるとともに、横方向S1に所定の間隔をあけて配設された複数の垂木11と、複数の垂木11の他端を接続して架設された垂木掛け10と、隣り合う垂木11に固定して支持され、屋根面を形成するポリカーボネートやアクリル等の樹脂板やガラス板等の屋根材12とを備えて構成されている。また、本実施形態では、隣り合う垂木11を横方向S1に延設された中骨材(連結材)31によって連結して屋根部2が構成されている。
なお、屋根部2を構成する垂木掛け10、垂木11、中骨材31もそれぞれ、アルミ押出し形材を用いて形成されている。
側面壁部3は、例えば、前面壁部1と同様に、腰壁部15と採光壁部25を備えて形成したり、窓を備えて形成したり、折り戸14や扉を設置して出入り可能に形成したり、腰壁部15をなくし、採光壁部25のみで形成するなどの構成を適宜選択して構築されている。
なお、本実施形態では、図1に示すように、前面壁部1の妻支柱6の上端部側に一端を接続し、建物本体Tの外壁T1側の側面壁部3の妻支柱6に他端を接続し、アルミ押出し形材の妻梁32が横方向の奥行き方向S2に沿って水平に設置されている。さらに、この妻梁32と妻垂木11と妻支柱6で囲まれた略三角形状の枠部内にガラス板等(FIX窓33)を設置したり、室内側に倒れる内倒し窓を設置して側面壁部3が形成されている。
一方、本実施形態の建物外部構築物Bは、屋根部2を伝って流下する雨水を集水して所望の位置に排出処理するための雨樋構造40を備えている。
この雨樋構造40は、図1、図2、図3及び図5に示すように、上面に集水口21が形成された桁7と、桁7の内部に上端部を接続するとともに中空構造の支柱6の内部の一方の中空部27に挿通配置された竪樋41と、一端を竪樋41の下端部に接続し、他端を支柱6の一側面に形成された開口部42(排出口43)を通じて外部に配し、竪樋41内部を流下した雨水を外部に排出する導水部材44と、導水部材44ひいては竪樋41を支持する竪樋受け部材45と、竪樋受け部材45に取り付け、導水部材44から排出された雨水を、横方向や下方向等の任意の方向に導水するためのアタッチメント部材46とを備えて構成されている。
さらに、本実施形態の雨樋構造40では、竪樋41が挿通する支柱6の一側面が着脱可能で且つ上下方向S3に複数に分割形成されている。すなわち、支柱6は、開口部42が形成される一側面が着脱可能な支柱側面パネル47で形成されるとともに、この支柱側面パネル47が複数の支柱側面パネル片47aに分割可能に形成されている。
また、図5に示すように、竪樋41は、円管または角管であり、上下方向S3に複数に分割可能に形成されるとともに、継手・ソケットを用いてその長さを自在に調節できるように構成されている。なお、竪樋41は必ずしも継手・ソケットを用いて一体に接続して構成されていなくてもよく、適宜切断してその長さを調節するようにしてもよい。
導水部材44は、エルボ(エルボ管)であり、竪樋41の下端部に一端を接続して支柱6の内部に配設されている。また、導水部材44は、竪樋41と同軸の一端側に対し、他端側が他端に向かうに従い漸次所定の角度θ1で下方に傾斜して形成されている。そして、この導水部材44は、支柱6の一側面に分割可能且つ着脱可能に取り付けられた上下に隣り合う上方の支柱側面パネル片47aの下端47bと下方の支柱側面パネル片47aの上端47cの間に隙間をあけて形成した支柱6の開口部42を通じて、他端側が支柱6の外部に配されている。
竪樋受け部材45は、図2、図5、図6から図10に示すように、支柱6の開口部42から内部に挿入配置されて導水部材44ひいては竪樋41を受けて支持する受け部50と、受け部50の開口部42側の一端部に繋がって一体形成されるとともに導水部材44の他端側を挿通する挿通孔(排出口43)が形成され、上方の支柱側面パネル片47aの下端47bと下方の支柱側面パネル片47aの上端47cの間に配設されて受け部50を保持する保持部51とを備えている。
受け部50は、その上面50aが支柱6の内部に配された他端部50eから開口部42側の一端部50fに向かうに従い漸次下方に傾斜する傾斜面として形成され、導水部材44の他端側と略同等の傾斜角度θ1で形成されている。さらに、受け部50は、一端部50fから他端部50e側に凹設された凹所50bを備えるとともに、この凹所50bの他端部50e側の底板部50cにビス挿通孔50dを備えて形成されている。
保持部51は、略平板状に形成されている。また、保持部51は、その上端部に、外面側に設けられて上方に突出する外側係合片51aと、内面側に設けられ、外側係合片51aとの間に係合溝51bを形成するように上方に突出する内側係合片51cとが設けられている。また、本実施形態では、外側係合片51aが内側係合片51cよりも短い長さで突出形成されている。さらに、外側係合片51aは、保持部51の一側端部から他側端部まで形成され、支柱6に形成される開口部42の幅と略同等の幅寸法で形成されている。
さらに、保持部51には、アタッチメント部材46を取り付けるための係合孔51dが貫通形成されている。
そして、この竪樋受け部材45は、図5及び図11に示すように、受け部50を開口部42から支柱6の内部に挿入配置するとともに、保持部51が上方の支柱側面パネル片47aの下端47bと下方の支柱側面パネル片47aの上端47cの間に配置される。
また、このとき、受け部50を開口部42から支柱6の内部に挿入するとともに、開口部42を形成する上方の支柱側面パネル片47aの下端47bを係合溝51bに挿入し、外側係合片51aと内側係合片51cに係合させる。これにより、保持部51が支柱側面パネル47に固定して配設され、この保持部51によって受け部50が支持されるとともに、挿通孔(排出口43)を所定の位置に配しつつ支柱6の開口部42が閉塞/被覆される。
さらに、本実施形態では、外側係合片51aが内側係合片51cよりも短い長さで突出形成されていることにより、他端部50e側を下方にして斜めに傾けた状態で受け部50を支柱6の内部に挿入し、上方の支柱側面パネル片47aの下端47bを保持部51の係合溝51bに挿入しながら受け部50を横方向S2に配置してゆく。これにより、竪樋受け部材45が所定位置に配設される。
また、受け部50を支柱6の内部に挿入配置すると、支柱6の仕切板部6cに底板部50cが当接する。そして、支柱6の開口部42の外側から凹所50bに回転工具を挿通し、この回転工具によってビス挿通孔50dを通じて底板部50cを支柱6の内部の仕切板部にビス止めすることで、受け部50が確実に支柱6に固定される。
また、本実施形態の竪樋受け部材45においては、保持部51の外側係合片51aが内側係合片51cよりも短い長さで突出形成されている。このため、他端部50e側を下方にして斜めに傾けながら開口部42から受け部50を引き出し、且つ係合溝51bから上方の支柱側面パネル片47aの下端47bを外すことで、容易に竪樋受け部材45の取り外しが行える。
一方、アタッチメント部材46は、管状に形成され、竪樋受け部材45の保持部51に形成された挿通孔(排出口43)から外側に延設された導水部材44の他端側を内部に挿入するようにして、竪樋受け部材45の保持部51に取り付けられる。また、本実施形態のアタッチメント部材46には、竪樋受け部材45の保持部51に接続する端部にフック状の係合凸部46aが設けられており、竪樋受け部材45の保持部51に形成された係合孔51dにこの係合凸部46aを係合させることによって着脱可能にアタッチメント部材46が保持部51に取り付けられる。すなわち、本実施形態では、スナップフィットによってアタッチメント部材46と竪樋受け部材45の保持部51が着脱可能に接合される。なお、アタッチメント部材46を竪樋受け部材45の保持部51に着脱可能に接合する構成はスナップフィットに限定する必要はなく、例えばビス止めなどであってもよい。
さらに、アタッチメント部材46は、導水部材44(開口部42、排出口43)から排出された雨水の導水方向を規定するためのものであり、本実施形態では、図12から図16、図17及び図18に示すように、横方向や下方向等の任意の方向に設定できるように、形状が異なる複数種のアタッチメント部材46が用意されている。
図17及び図18に示した導水方向を横方向に設定するアタッチメント部材46は、スナップフィットではなく、ビス止めによって保持部51に着脱可能に接合されるタイプである。このアタッチメント部材46においては、上端部側に外側突部46bと内側突部46cが設けられ、これらの間の係合溝46dに竪樋受け部材45の保持部51の挿通孔の内周縁部を係合させ、ビス挿通孔46eを通じて下端部側を保持部51にビス止めすることで、着脱可能に取り付けられる。
上記構成からなる雨樋構造40を備えた本実施形態の建物外部構築物Bにおいては、屋根部2を伝わって流下した雨水を集水口21から桁7の内部に集水し、この桁7から支柱6の内部に配設された竪樋41を通じて下方に導水し、支柱6の一側面に形成された開口部42から外部に排出させる。そして、このとき、支柱6の一側面が着脱可能で且つ複数の支柱側面パネル片47aに分割可能な支柱側面パネル47で形成されていることにより、支柱側面パネル片47aを着脱して開口部42の位置を所望の位置に自在に変えることができる。
これにより、本実施形態の建物外部構築物Bによれば、建物本体Tの状況や建物外部構築物Bの設置位置等に応じて雨水の排出口43(開口部42)を上下の任意の位置に設けることができ、柔軟に対応することが可能になる。
また、本実施形態の建物外部構築物Bにおいては、竪樋受け部材45を開口部42から支柱6の内部に挿入するだけで、支柱6の内部を流通した雨水を開口部42を通じて外部に排出させたり、竪樋41の下端部に接続した導水部材44とともに竪樋41を支持することができる。そして、このような竪樋受け部材45が着脱可能に開口部42から支柱6の内部に挿入して設けられることで、容易に開口部42(雨水の排出口4)の位置を自在に設定し、雨水を処理することが可能になる。また、竪樋受け部材45に砂や枯葉などの異物が溜まった場合に、容易に竪樋受け部材45を取り外し、異物を除去することが可能になる。
さらに、竪樋受け部材45の受け部50を開口部42から支柱6の内部に挿入配置するとともに、保持部51が上方の支柱側面パネル片47aの下端47bと下方の支柱側面パネル片47aの上端47cの間に配置される。これにより、保持部51によって受け部50を支持するとともに、排出口43(挿通孔)を所定の位置に配しつつ支柱6の開口部42を閉塞(被覆)することができ、支柱6の開口部42が形成されている部分の見栄えを良くすることができる。
また、竪樋受け部材45の受け部50の上面50aが傾斜していることにより、流通する雨水の流通抵抗を小さくして円滑に雨水を排出処理することが可能になる。さらに、受け部50の上面50aが傾斜していることにより、受け部50や竪樋受け部材45が支持する導水部材44の内部に砂や枯葉等の異物が溜まることを抑止できる。
また、本実施形態の建物外部構築物Bにおいては、受け部50を開口部42から支柱6の内部に挿入するとともに、開口部42を形成する上方の支柱側面パネル片47aの下端47bを係合溝51bに挿入し、外側係合片51aと内側係合片51cに係合させることで、保持部51を支柱側面パネル47に固定して配設することができる。また、このとき、外側係合片51aによって上方の支柱側面パネル片47aの下端47bが被覆されるため、支柱6の開口部42が形成されている部分の見栄えを良くすることができる。
さらに、外側係合片51aが内側係合片51cよりも短い長さで突出形成されていることにより、他端部50e側を下方にして斜めに傾けた状態で受け部50を支柱6の内部に挿入し、上方の支柱側面パネル片47aの下端47bを保持部51の係合溝51bに挿入しながら受け部50を横方向S2に配置してゆくことで、竪樋受け部材45を所定位置に取り付けることができる。また、外側係合片51aが内側係合片51cよりも短い長さで突出形成されていることにより、他端部50e側を下方にして斜めに傾けながら開口部42から受け部50を引き出して、竪樋受け部材45を取り外すことができる。すなわち、外側係合片51aが内側係合片51cよりも短い長さで突出形成されていることにより、竪樋受け部材45を容易に着脱することができる。
また、受け部50の他端部50e側をビス止めして支柱6に固定することができ、安定した状態で、着脱可能に、竪樋受け部材45を所定位置に取り付けることができる。
さらに、下方向や横方向に向けて雨水の排出口が形成された複数のアタッチメント部材46を用意しておき、適宜、所望の雨水の排出方向に合ったアタッチメント部材46を取り付けることで、容易に雨水の処理を行うことが可能な汎用性の高い雨樋構造40を構成することができる。
以上、本発明に係る建物外部構築物の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、竪樋41から支柱6の開口部42を通じて外部に雨水を排出させる導水部材44を受けて竪樋41を支持する竪樋受け部材45を備えて雨樋構造40が構成されているものとしたが、本実施形態と同様の受け部50と保持部51を備えて形成され、支柱6の内部に挿入配置されるとともに支柱6の内部を流通した雨水を直接受け、支柱6の開口部42を通じてこの雨水を外部に排出させる雨水受け部材を備えて雨樋構造40を構成するようにしてもよい。
すなわち、本実施形態のように竪樋41や導水部材44を用いず、支柱6の中空部27を竪樋として利用し、この支柱6の中空部27を流下した雨水を受けるとともに支柱6の開口部42から外部に排出させる雨水受け部材を備えて雨樋構造40を構成してもよい。そして、この場合においても、雨水受け部材の受け部50の全外周面が支柱6の中空部27の全内面に密着するように、雨水受け部材や支柱6を形成することが必要になるが、勿論、本実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、本実施形態では、隣り合う上方の支柱側面パネル片47aの下端47bと下方の支柱側面パネル片47aの上端47cとの間に隙間をあけて開口部42を形成するものとしたが、例えば、予め開口部42を貫通形成した支柱側面パネル片47aを他の支柱側面パネル片47aと付け替えることによって、開口部42の位置を自在に変えるように構成してもよい。この場合においても、本実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、本実施形態では、建物外部構築物Bがガーデンルームタイプの建物外部構築物であるものとして説明を行ったが、本発明に係る建物外部構築物はサイドスルータイプの建物外部構築物であってもよい。また、前面壁部1(や側面壁部3)が腰壁15を備えるものとして説明を行ったが、これに限定する必要はなく、本発明は、図19に示したタイプの建物外部構築物にも勿論適用可能である。
1 前面壁部
2 屋根部
2a 一端
2b 他端
3 側面壁部
4 基礎
5 基台
6 支柱
6a 下端部
6b 支柱側面パネル
6c 仕切板部
7 桁
8 前面パネル(壁面部材)
10 垂木掛け
11 垂木
12 屋根材
13 側面パネル(壁面部材)
14 折れ戸
15 腰壁(腰壁部)
16 笠木構造
20 雨樋構造
21 集水口
22 雨水受け部材/竪樋受け部材
25 採光壁部
26 基台
27 一方の中空部
28 他方の中空部
29 笠木取付用基台(基台)
30 スリーブ(嵌合凸部)
31 中骨材(連結材)
32 妻梁
33 FIX窓
40 雨樋構造
41 竪樋
42 開口部
43 排出口
44 導水部材
45 竪樋受け部材
46 アタッチメント部材
46a 係合凸部
46b 外側突部
46c 内側突部
46d 係合溝
46e ビス挿通孔
47 支柱側面パネル
47a 支柱側面パネル片
47b 上方の支柱側面パネル片の下端
47c 下方の支柱側面パネル片の上端
50 受け部
50a 上面
50b 凹所
50c 底板部
50d ビス挿通孔
50e 他端部
50f 一端部
51 保持部
51a 外側係合片
51b 係合溝
51c 内側係合片
51d 係合孔
A 従来の建物外部構築物
B 建物外部構築物
S1 横方向
S2 横方向(奥行き方向)
S3 上下方向
T 建物本体
T1 外壁

Claims (7)

  1. 少なくとも、前面壁部と、一端側を前記前面壁部に接続して設けられた屋根部とを備え、前記屋根部の他端側を建物本体の外壁に配置して構築される建物外部構築物であって、
    前記前面壁部が、建物本体の外壁に沿う横方向に延設された基台と、前記横方向に間隔をあけて立設された複数の支柱と、前記複数の支柱の上端部に接続して横方向に架設された桁とを備え、
    前記桁と前記支柱が中空構造で形成されるとともに、
    前記桁は、上面に前記屋根部を伝わって流下した雨水を内部に集水するための集水口が形成され、
    前記支柱は、前記桁に集水した雨水を内部に流通させ、該雨水を外部に排出させるための開口部が一側面に形成されるとともに、前記一側面が着脱可能で且つ複数の支柱側面パネル片に分割可能な支柱側面パネルで形成され、
    前記開口部の位置を前記支柱の上下方向の任意の位置に設定可能に構成されていることを特徴とする建物外部構築物。
  2. 請求項1記載の建物外部構築物において、
    前記支柱の内部を流通した雨水を直接受け前記支柱の開口部を通じて外部に排出させるための雨水受け部材、
    あるいは、上端部を前記桁に接続して前記支柱の内部に挿通配置された竪樋の下端部に接続され、前記竪樋から前記支柱の開口部を通じて外部に雨水を排出させる導水部材を受け前記竪樋を支持する竪樋受け部材が、前記開口部から前記支柱の内部に着脱可能に挿入して設けられていることを特徴とする建物外部構築物。
  3. 請求項2記載の建物外部構築物において、
    上下に隣り合う上方の支柱側面パネル片の下端と下方の支柱側面パネル片の上端の間に隙間をあけて前記開口部が形成され、
    前記雨水受け部材あるいは前記竪樋受け部材が、前記開口部から前記支柱の内部に挿入し横方向に配置されて前記雨水あるいは前記導水部材を受ける受け部と、
    前記受け部の前記開口部側の一端部に繋がって一体形成されるとともに前記雨水を排出させる排出孔あるいは前記導水部材を挿通する挿通孔が形成され、前記上方の支柱側面パネル片の下端と前記下方の支柱側面パネル片の上端の間に配設されて前記受け部を保持する保持部とを備えていることを特徴とする建物外部構築物。
  4. 請求項3記載の建物外部構築物において、
    前記受け部は、上面が前記支柱の内部に配された他端部から前記開口部側の一端部に向かうに従い下方に傾斜する傾斜面として形成されていることを特徴とする建物外部構築物。
  5. 請求項3または請求項4に記載の建物外部構築物において、
    前記保持部は、上端部に、外面側に設けられて上方に突出する外側係合片と、内面側に設けられ、前記外側係合片との間に係合溝を形成するように上方に突出する内側係合片とが設けられ、
    且つ、前記外側係合片が前記内側係合片よりも短い長さで突出形成され、
    前記上方の支柱側面パネル片の下端を前記係合溝に挿入し前記外側係合片と前記内側係合片に係合させて、前記開口部に配設されることを特徴とする建物外部構築物。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の建物外部構築物において、
    前記受け部は、一端部から他端部側に凹設された凹所を備えるとともに、該凹所の他端部側の底板部にビス挿通孔を備えて形成されており、
    前記支柱の内部に挿入配置するとともに、前記開口部の外側から前記凹所に挿通した工具によって前記底板部を前記支柱の内部でビス止めし、前記受け部が前記支柱に固定されていることを特徴とする建物外部構築物。
  7. 請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の建物外部構築物において、
    前記保持部に着脱可能に取り付けて雨水の排出方向を規定するアタッチメント部材を備えていることを特徴とする建物外部構築物。
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