JP2010163156A - 車両用ワイパ装置、及び車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用ワイパ装置は、駆動源の駆動力にて駆動されるとともに、車両の払拭面としてのフロントウインドウ1を払拭するためのワイパブレード3が一定の姿勢で先端部に連結されるワイパアーム4を備える。そして、車両用ワイパ装置は、ワイパブレード3の払拭範囲Z1が、略扇形でありながらも、ピラー2側での一端反転位置でワイパブレード3の基端側の払拭角度が先端側の払拭角度より大きくなるようにワイパアーム4を駆動する範囲拡大機構5を備える。
【選択図】図6
Description
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の車両用ワイパ装置を備えた車両であって、前記アーム支持軸は、前記車体に形成された貫通孔を貫通し、前記アーム支持軸を除く前記範囲拡大機構は前記車体の内部に配置され、前記ワイパアームは、前記車体の外部において前記アーム支持軸に固定支持されたことを要旨とする。
アームヘッド31は、その基端側が連結部材15におけるアーム支持軸15cの先端部に不図示のナット等により締結固定されている。
(1)範囲拡大機構5によって、ワイパブレード3の払拭範囲Z1(図6参照)が、略扇形でありながらも、ピラー2側での一端反転位置でワイパブレード3の基端側の払拭角度が先端側の払拭角度より大きくなるように(ワイパブレード3が一定の姿勢で連結された)ワイパアーム4が駆動される。よって、ワイパアーム4に対するワイパブレード3の姿勢を変化させるもののようにワイパアーム4に沿って設けられ外観及び視界の低下を招くサブアームを必要とすることなく、本実施の形態のように払拭範囲Z1(ワイパブレード3の一端反転位置)をピラー2に略沿わせた拭き残しの少ないものとすることができる。
・上記実施の形態のアーム支持軸15cの軸中心位置X5は、他の位置に変更してもよい。例えば、図9に示すように、連結部材15を上記実施の形態の延設部15bが削除されたものとし、該連結部材15(連結直線部15a)の中間部にアーム支持軸15eを立設してもよい。このようにすると、連結部材15の形状が単純になるとともに、材料費を低減することができる。
しかも、第1連結部65(メインレバー53の先端部)が、第1支持部52a(第1軸61)に対して、フロントウインドウ1の表面に沿って常に(メインレバー53が駆動源の駆動力にて回動されても)フロントウインドウ1の下端から離間する側(フロントウインドウ1の反対側、即ち下方(地面)側であって、詳しくは車両前方斜め下方側)に配置されるため、メインレバー53を強固に支持すべく大きな体格となる第1支持部52a(車両固定部材52)を、特に近年搭載スペースの縮小が求められる下方側(詳しくは車両前方斜め下方側)から逆方向に遠ざけることができる。尚、フロントウインドウ1の下方側(詳しくは車両前方斜め下方側)の搭載スペースの縮小が求められる理由は、近年の車両自体の小型化等によるエンジンルームの確保のため等である。詳しくは、上記実施の形態のように、第1支持部11a(第1軸21)が、第1連結部23(メインレバー13の先端部)に対して、常に下方側(詳しくは車両前方斜め下方側)に配置されるものにおいて、この例の範囲拡大機構51と略同様(一端反転位置と他端反転位置におけるワイパアーム4の位置と姿勢が同じ)の払拭範囲を得ようとすると、図14(a)及び図15(a)に示す範囲拡大機構71となる。そして、図15(a)に示すように、車体(カウルルーバ81)に形成された貫通孔82を貫通するアーム支持軸71aを基準とすると、範囲拡大機構71では、メインレバー71bを強固に支持すべく大きな体格となる第1支持部71c(車両固定部材)が、下方側(詳しくは車両前方斜め下方側)に配置されることになる。よって、図15(a)に示すように、第1支持部71c(車両固定部材)が、車体(カウル83)と干渉してしまい易い構造となってしまう。これに対して、上記別例(図10〜図13参照)の範囲拡大機構51では、図15(b)に示すように、アーム支持軸55dを基準として、メインレバー53を強固に支持すべく大きな体格となる第1支持部52a(車両固定部材52)が、上方側(詳しくは車両後方斜め上方側)に配置されるため、第1支持部52a(車両固定部材52)が、車体(カウル83)と干渉し難く、特に近年搭載スペースの縮小が求められる下方側(詳しくは車両前方斜め下方側)に大きな空間を確保することができる。即ち、この別例(図10〜図13、図14(b)及び図15(b)参照)の範囲拡大機構51は、上記範囲拡大機構71(図14(a)及び図15(a))より前記カウル83の下方側を小さくすることが可能となり、例えば、エンジンルーム等を大きく確保することができる。
Claims (10)
- 駆動源の駆動力にて往復駆動されるワイパアームの先端部に、車体の払拭面を払拭するためのワイパブレードが一定の姿勢で連結される車両用ワイパ装置であって、
前記ワイパブレードの払拭範囲が、略扇形でありながらも、その一端反転位置で前記ワイパブレードの基端側の払拭角度が先端側の払拭角度より大きくなるように前記ワイパアームの基端部を移動させつつ該ワイパアームを往復駆動する範囲拡大機構を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項1に記載の車両用ワイパ装置において、
前記範囲拡大機構は、
前記車体と一体的に設けられる第1支持部に回動可能に支持され、前記駆動源の駆動力にて往復回動されるメインレバーと、
前記第1支持部から離間した位置で前記車体と一体的に設けられる第2支持部に回動可能に支持されるサブレバーと、
前記メインレバーにおける前記第1支持部から離間した位置の第1連結部と、前記サブレバーにおける前記第2支持部から離間した位置の第2連結部とを繋ぐように、前記第1及び第2連結部にそれぞれ回動可能に連結される連結部材と
を有し、
前記ワイパアームは、前記連結部材と一体動作するように設けられたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項2に記載の車両用ワイパ装置において、
前記第1連結部は、前記第1支持部に対し前記払拭面に沿って該払拭面とは反対側に配置されたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項2又は3に記載の車両用ワイパ装置において、
前記ワイパアームは、
その基端側が前記連結部材に連結又は前記連結部材と一体に形成されたアームヘッドと、
先端側に前記ワイパブレードが連結されるとともに、そのワイパブレードの長手方向が前記払拭面の略直交方向を向くことを可能とすべく前記アームヘッドの先端側にその基端側が回動可能に連結されるアーム本体と
を有するものであることを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項4に記載の車両用ワイパ装置において、
前記範囲拡大機構は、前記払拭面の直交方向から見て前記アーム本体の移動軌跡範囲と重ならない位置に設けられたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
前記ワイパアームは、前記連結部材に立設されたアーム支持軸に対して支持され、
前記アーム支持軸の軸中心位置は、前記第1連結部からの距離が、同第1連結部から前記第1支持部までの距離と等しくなる位置であって、駆動時の移動範囲内で少なくとも1回は前記第1支持部の軸線と一致する位置に設定されたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項2乃至5のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置において、
前記ワイパアームは、
アームヘッドと、
先端側に前記ワイパブレードが連結されるとともに、そのワイパブレードの長手方向が前記払拭面の略直交方向を向くことを可能とすべく前記アームヘッドの先端側にその基端側が回動可能に連結されるアーム本体と
を有するものであって、
前記アームヘッドは、その基端側において前記連結部材と一体に形成されたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両用ワイパ装置を備えた車両において、
前記範囲拡大機構は、前記払拭面における視界範囲外に設けられたことを特徴とする車両。 - 請求項6に記載の車両用ワイパ装置を備えた車両であって、
前記アーム支持軸は、前記車体に形成された貫通孔を貫通し、
前記アーム支持軸を除く前記範囲拡大機構は前記車体の内部に配置され、前記ワイパアームは、前記車体の外部において前記アーム支持軸に固定支持されたことを特徴とする車両。 - 駆動源の駆動力にて往復駆動されるワイパアームの先端部に、車体の払拭面を払拭するためのワイパブレードが一定の姿勢で連結される車両用ワイパ装置であって、
仮想点を中心としてワイパブレードを単純に往復回動させたときの払拭範囲と同等の払拭角度となる払拭範囲を得ながらも、前記ワイパブレードの両反転位置の少なくとも一方に沿った方向において前記仮想点より前記払拭範囲側に配置可能とされ、前記ワイパアームの基端部を移動させつつ該ワイパアームを往復駆動する範囲拡大機構を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。
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JP2005014645A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Honda Motor Co Ltd | ワイパ装置 |
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