JP2010161609A - パッケージ、これを用いた圧電振動子、および圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】導電性接着剤により水晶振動子をパッケージへ固定して電気的に接続させる方法と、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させることにより水晶振動子をパッケージへ固定して電気的に接続させる方法とでは、それぞれ用いられるパッケージは異なり、パッケージの共有化。
【解決手段】導電性接着剤7により水晶振動片5Aのマウント電極を、第1電極パッド1および第3電極パッド3へ固定して電気的に接続させることができる。導電性接着剤7とボンディングワイヤーとを併用させることにより、導電性接着剤7により水晶振動片5Aを、パッケージ10の第2電極パッド2へ固定して電気的に接続させる。そして、ボンディングワイヤーにより水晶振動片5Aを、第2電極パッド2と電気的に接続されていない第3電極パッド3へ固定して電気的に接続させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、パッケージ、これを用いた圧電振動子、および圧電デバイスに関する。
従来から、水晶基板に励振電極を備えた水晶振動片を、パッケージへ固定して電気的に接続させる方法として、導電性接着剤を用いる方法がある。この場合、励振電極から延長されたマウント電極と、パッケージ内に形成された導通固定部とを、導電性接着剤により固定して電気的に接続させる。
このマウント電極は、水晶振動片の一辺に2個配置されたり、水晶振動片の対向する二辺にそれぞれ1個ずつ配置されたりしており、様々である。このようなマウント電極の配置の水晶振動片のいずれにも共有化できるパッケージとして、パッケージ内に導通固定部が3個配置されたものが開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、水晶振動片に電極を備えた水晶振動子を、パッケージへ固定して電気的に接続させる方法として、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させる方法がある。この方法に適応させた導通固定部の配置のパッケージが開示されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−198237号公報(6頁〜12頁、図1〜図13) 特開2000−332572号公報(3頁〜4頁、図1〜図3)
しかしながら、導電性接着剤により水晶振動子をパッケージへ固定して電気的に接続させる方法と、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させることにより水晶振動子をパッケージへ固定して電気的に接続させる方法とでは、それぞれ用いられるパッケージは異なり、パッケージの共有化が図られていないという課題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものである。以下の形態または適用例により実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかるパッケージは、基板と、前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部とを備え、前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続されていることを要旨とする。
これによれば、導電性接着剤により水晶振動片を、パッケージへ固定して電気的に接続させる場合、第1電極パッドおよび第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
また、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させることにより、水晶振動片をパッケージへ固定して電気的に接続させる場合、導電性接着剤により水晶振動片を、パッケージの第2電極パッドへ固定して電気的に接続させる。そして、ボンディングワイヤーにより水晶振動片を、第2電極パッドと電気的に接続されていない第1または第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
このようにして、導電性接着剤により固定して電気的に接続させる方法と、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させる方法とのいずれにも共有化できるパッケージを提供することができる。
[適用例2]上記適用例にかかるパッケージにおいて、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとを隔てる距離は、前記第1電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離、および前記第3電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも長いことが好ましい。
これによれば、第1電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離、および第3電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッドと第3電極パッドとを隔てる距離が長いので、大きい水晶振動片を第1電極パッドおよび第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
また、第1電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離、および第3電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッドと第3電極パッドとを隔てる距離が長いので、第2電極パッドは、第1電極パッドと第3電極パッドとの間に配置される。このため、第2電極パッドへ、導電性接着剤により水晶振動片を、固定して電気的に接続させ、ボンディングワイヤーにより水晶振動片を、第2電極パッドと電気的に接続されていない第1または第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
[適用例3]上記適用例にかかるパッケージにおいて、前記基板は第1基板と、該第1基板上に配置された第2基板とを有し、前記第1および前記第2基板の間に配線部が形成され、前記配線部を介して前記第1または前記第3電極パッドと、前記第2電極パッドとが電気的に接続されていることが好ましい。
これによれば、第1および第2基板の間に配線部を形成したことにより、第1、第2、または第3電極パッドの上面に塗布された導電性接着剤が、毛管現象により配線部を伝って広がることを防止できる。したがって、導電性接着剤の面積が不必要に大きくならないため、電気的接続の抵抗値が上昇するのを避けることができ、振動子の特性を良好に保つことが可能となる。
[適用例4]上記適用例にかかるパッケージにおいて、前記第1電極パッドの厚み、および前記第3電極パッドの厚みは、前記第2電極パッドの厚みに比べて厚いことが好ましい。
これによれば、第2電極パッドは第1電極パッドおよび第3電極パッドより低いので、第1電極パッドおよび第3電極パッドへ、水晶振動片を固定して電気的に接続させる場合、水晶振動片と第2電極パッドの間に第1電極パッドおよび第3電極パッドと第2電極パッドとの間に高低差ができ空間を設けることになるので、水晶振動片が第2電極パッドに接触してしまうことを防ぐことができる。このため、水晶振動片の振動を妨げ、振動周波数の異常を発生させてしまうことを防ぐことができる。
[適用例5]本適用例にかかる圧電振動子は、基板と、前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片とを備え、前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、前記圧電振動片は、前記第1電極パッドおよび前記第3電極パッドに、固定され電気的に接続されていることを要旨とする。
これによれば、導電性接着剤により水晶振動片のマウント電極を、電気的に独立している第1電極パッドと第3電極パッドとへ固定して電気的に接続させることができる。
[適用例6]上記適用例にかかる圧電振動子は、基板と、前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片とを備え、前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、前記圧電振動片は、前記第2電極パッドに固定され電気的に接続され、前記第2電極パッドに電気的に独立している前記第1または前記第3電極パッドに電気的に接続されていることが好ましい。
これによれば、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させることにより、導電性接着剤により水晶振動片を、パッケージの第2電極パッドへ固定して電気的に接続させる。そして、ボンディングワイヤーにより水晶振動片を、第2電極パッドと電気的に接続されていない第3電極パッドへ電気的に接続させることができる。
[適用例7]上記適用例にかかる圧電振動子において、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとを隔てる距離は、前記第1電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離、および前記第3電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも長いことが好ましい。
これによれば、第1電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離、および第3電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッドと第3電極パッドとを隔てる距離が長いので、大きい水晶振動片を第1電極パッドおよび第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
また、第1電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離、および第3電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッドと第3電極パッドとを隔てる距離が長いので、第2電極パッドは、第1電極パッドと第3電極パッドとの間に配置される。このため、第2電極パッドへ、導電性接着剤により水晶振動片を、固定して電気的に接続させ、ボンディングワイヤーにより水晶振動片を、第2電極パッドと電気的に接続されていない第1または第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
[適用例8]上記適用例にかかる圧電振動子において、前記基板は第1基板と、該第1基板上に配置された第2基板とを有し、前記第1および前記第2基板の間に配線部が形成され、前記配線部を介して前記第1または前記第3電極パッドと、前記第2電極パッドとが電気的に接続されていることが好ましい。
これによれば、第1および第2基板の間に配線部を形成したことにより、第1、第2、または第3電極パッドの上面に塗布された導電性接着剤が、毛管現象により配線部を伝って広がることを防止できる。したがって、導電性接着剤の面積が不必要に大きくならないため、電気的接続の抵抗値が上昇するのを避けることができ、振動子の特性を良好に保つことが可能となる。
このため、第1電極パッド、第2電極パッド、または第3電極パッドへ、水晶振動片を固定して電気的に接続させる導電性接着剤の量を維持するので、固定力不足または電気的接続の抵抗値上昇などの不具合の発生を抑えることが可能となり、固定および電気的接続の信頼性を向上させることができる。
[適用例9]上記適用例にかかる圧電振動子において、前記第1電極パッドの厚み、および前記第3電極パッドの厚みは、前記第2電極パッドの厚みに比べて厚いことが好ましい。
これによれば、第2電極パッドは第1電極パッドおよび第3電極パッドより低いので、第1電極パッドおよび第3電極パッドへ、水晶振動片を固定して電気的に接続させる場合、水晶振動片と第2電極パッドの間に第1電極パッドおよび第3電極パッドと第2電極パッドとの間に高低差ができ空間を設けることになるので、水晶振動片が第2電極パッドに接触してしまうことを防ぐことができる。このため、水晶振動片の振動を妨げ、振動周波数の異常を発生させてしまうことを防ぐことができる。
[適用例10]本適用例にかかる圧電デバイスは、基板と、前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片と前記圧電振動片を振動させる駆動回路とを備え、前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、前記圧電振動片は、前記第1電極パッドおよび前記第3電極パッドに、固定され電気的に接続されていることを要旨とする。
これによれば、導電性接着剤により水晶振動片のマウント電極を、電気的に独立している第1電極パッドと第3電極パッドとへ固定して電気的に接続させることができる。
[適用例11]上記適用例にかかる圧電デバイスにおいて、基板と、前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片と、前記圧電振動片を振動させる駆動回路とを備え、前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、前記圧電振動片は、前記第2電極パッドに固定され電気的に接続され、前記第2電極パッドに電気的に独立している前記第1または前記第3電極パッドに電気的に接続されていることが好ましい。
これによれば、導電性接着剤とボンディングワイヤーとを併用させることにより、導電性接着剤により水晶振動片を、パッケージの第2電極パッドへ固定して電気的に接続させる。そして、ボンディングワイヤーにより水晶振動片を、第2電極パッドと電気的に接続されていない第3電極パッドへ電気的に接続させることができる。
[適用例12]上記適用例にかかる圧電デバイスにおいて、前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとを隔てる距離は、前記第1電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離、および前記第3電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも長いことが好ましい。
これによれば、第1電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離、および第3電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッドと第3電極パッドとを隔てる距離が長いので、大きい水晶振動片を第1電極パッドおよび第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
また、第1電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離、および第3電極パッドと第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッドと第3電極パッドとを隔てる距離が長いので、第2電極パッドは、第1電極パッドと第3電極パッドとの間に配置される。このため、第2電極パッドへ、導電性接着剤により水晶振動片を、固定して電気的に接続させ、ボンディングワイヤーにより水晶振動片を、第2電極パッドと電気的に接続されていない第1または第3電極パッドへ固定して電気的に接続させることができる。
[適用例13]上記適用例にかかる圧電デバイスにおいて、前記基板は第1基板と、該第1基板上に配置された第2基板とを有し、前記第1および前記第2基板の間に配線部が形成され、前記配線部を介して前記第1または前記第3電極パッドと、前記第2電極パッドとが電気的に接続されていることが好ましい。
これによれば、第1および第2基板の間に配線部を形成したことにより、第1、第2、または第3電極パッドの上面に塗布された導電性接着剤が、毛管現象により配線部を伝って広がることを防止できる。したがって、導電性接着剤の面積が不必要に大きくならないため、電気的接続の抵抗値が上昇するのを避けることができ、振動子の特性を良好に保つことが可能となる。
[適用例14]上記適用例にかかる圧電デバイスにおいて、前記第1電極パッドの厚み、および前記第3電極パッドの厚みは、前記第2電極パッドの厚みに比べて厚いことが好ましい。
これによれば、第2電極パッドは第1電極パッドおよび第3電極パッドより低いので、第1電極パッドおよび第3電極パッドへ、水晶振動片を固定して電気的に接続させる場合、水晶振動片と第2電極パッドの間に第1電極パッドおよび第3電極パッドと第2電極パッドとの間に高低差ができ空間を設けることになるので、水晶振動片が第2電極パッドに接触してしまうことを防ぐことができる。このため、水晶振動片の振動を妨げ、振動周波数の異常を発生させてしまうことを防ぐことができる。
以下の実施形態では、圧電基板、圧電振動片、圧電振動子、および圧電デバイスとして、圧電材料の一種である水晶からなる水晶基板、水晶振動片、水晶振動子、および水晶発振器を一例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の水晶振動子について、図1から図4を参照して説明する。
図1は、第1実施形態のパッケージを示す概略構成図である。図2は、第1実施形態の水晶振動片を示す概略構成図である。図3は、第1実施形態の水晶振動片の変形例を示す概略変形図である。図4は、第1実施形態の水晶振動子を示す概略構成図である。
図1に示すように、パッケージ10は、基板としてのベース基板11と、積層基板12と、接合部13と、外部接続端子29と、収納室28と、導通固定部とを備えている。導通固定部は、第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3と、配線部4とを備えている。
パッケージ10は、ベース基板11に積層基板12が積層され、積層基板12上にロウ剤またはガラスなどからなる接合部13が形成されている。ベース基板11および積層基板12は、たとえば絶縁材料である酸化アルミニウム質からなるセラミックシートから形成されている。収納室28は、積層基板12を収納室28の形状に合わせて刳り貫かれ、ベース基板11に積層し、その後、焼結されることにより形成される。
第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3と、配線部4とは、ベース基板11上に形成されている。そして、第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3とは、ベース基板11上の片側の辺に沿って配置されている。
第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3と、配線部4とは、収納室28内のベース基板11上に、たとえばタングステンメタライズ、ニッケルメッキ、および金メッキの順に形成することにより得られる。
第1電極パッド1と第2電極パッド2とは、配線部4により電気的に接続されている。第1電極パッド1と第3電極パッド3とは、電気的に独立している。配線部4の厚みtbは、第1電極パッド1、第2電極パッド2、およびに第3電極パッド3の厚みtに比べて、薄く形成されている。つまり、配線部4の上面は、第1電極パッド1の上面、第2電極パッド2の上面、およびに第3電極パッド3の上面に比べて、低く形成されている。そして、第1電極パッド1の下面と第2電極パッド2の下面とが、配線部4により電気的に接続されている。ここで、第1電極パッド1の下面および第2電極パッド2の下面は、ベース基板11に接する面を示す。また、厚みとは図1(b)において、図示上下方向の寸法を示す。
外部接続端子29は、ベース基板11の外側であるベース基板11の下面、つまり収納室28と対向する面に、2個備えている。外部接続端子29は、ベース基板11の下面に形成されている。外部接続端子29は、ベース基板11上に、たとえばタングステンメタライズ、ニッケルメッキ、および金メッキの順に形成することにより得られる。
そして、外部接続端子29は、たとえばベース基板11に配線(図示省略)が施され、導通固定部と電気的に接続されている。2個の外部接続端子29のうち、1個の外部接続端子29は第1電極パッド1および第2電極パッド2に電気的に接続され、もう1個の外部接続端子29は第3電極パッド3に電気的に接続されている。
図2に示すように、水晶振動片5Aは、水晶基板51と、励振電極52と、引出電極54と、2個のマウント電極53とを備えている。そして、励振電極52と、引出電極54と、マウント電極53とは、水晶基板51の表面および裏面に形成されている。
水晶基板51の表面において、2個のうち1個のマウント電極53は、引出電極54を介して励振電極52に電気的に接続されている。2個のうちもう1個のマウント電極53は、表面において励振電極52と引出電極54とは電気的に独立し、水晶基板51の側面などを経由して水晶基板51の裏面のマウント電極53に電気的に接続されている。
水晶基板51の裏面において、表面と同様に、2個のうち1個のマウント電極53は、引出電極54を介して励振電極52に電気的に接続されている。このマウント電極53は、水晶基板51の表面において励振電極52と引出電極54と電気的に独立しているマウント電極53に接続されている。
励振電極52、引出電極54、およびマウント電極53は、金(Au)、銀(Ag)、またはアルミニウム(Al)からなる。そして、励振電極52、引出電極54、およびマウント電極53と、水晶基板51との間には、クロム(Cr)またはニッケル(Ni)などからなる下地層が形成されていてもよい。
図3に示す水晶振動片5Bは、図2に示した水晶振動片5Aと同様の構成であるが、水晶基板51の表面および裏面のそれぞれにおいて、励振電極52に接続するマウント電極53が異なり、引出電極54の配置が異なる。
図4(a)に示すように、水晶振動子20は、図1に示したパッケージ10の第1電極パッド1および第3電極パッド3に、図2に示した水晶振動片5Aを、導電性接着剤7により固定し電気的に接続されている。
そして、図4(b)に示すようにパッケージ10は、パッケージ10の接合部13によって、蓋体6に接合されている。このようにして、パッケージ10と蓋体6と接合部13とによって、収納室28内に水晶振動片5Aが気密に封止されている。
蓋体6は、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)などの金属、またはこれら金属を配合した合金、または酸化アルミニウム質などからなるセラミック、あるいはガラスで形成されている。
ここで、図4(a)は、蓋体6が接合される前の状態を示し、図示省略されている。そして、図4(a)では、図2に示した水晶振動片5Aを用いて説明したが、図3に示した水晶振動片5Bを用いてもよい。この場合、導電性接着剤7の量などを適宜調整し、水晶基板51の裏面の励振電極52が、第2電極パッド2に接触し、第2電極パッド2と電気的に接続された第1電極パッド1を経由して、水晶基板51の表面の励振電極52と短絡することを防止する。つまり、図4(b)において水晶振動片5Bの裏面の励振電極52と励振電極52との間に、空隙が設けられるように、水晶振動片5Bを図示上下方向の配置、または図示左右方向の傾斜などを適宜調整する。
2個の外部接続端子29の間、つまり第1電極パッド1と第3電極パッド3との間に電流を流すことにより電界が発生して、水晶振動片5A(5B)は圧電効果により振動(駆動)する。
したがって、第1実施形態によれば、導電性接着剤7により水晶振動片5Aのマウント電極53を、電気的に独立している第1電極パッド1と第3電極パッド3とへ固定して電気的に接続させることができる。
これによれば、第1電極パッド1と第2電極パッド2とを隔てる距離、および第3電極パッド3と第2電極パッド2とを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッド1と第3電極パッド3とを隔てる距離が長いので、大きい水晶振動片5Aを第1電極パッド1および第3電極パッド3へ固定して電気的に接続させることができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について説明する。
第2実施形態の水晶振動子は、図1から図4に示した第1実施形態と同様の構成であるが、水晶振動片およびその固定および電気的接続方法が相違する。図5は、第2実施形態の水晶振動片を示す概略構成図である。図6は、第2実施形態の水晶振動子を示す概略構成図である。このため、同一の符号を付与し、構成の説明を省略する。
図5に示すように、水晶振動片5Cは、水晶基板51と、励振電極52と、引出電極54と、1個のマウント電極53とを備えている。そして、励振電極52と、引出電極54と、マウント電極53とは、水晶基板51の表面および裏面に形成されている。
水晶基板51の表面において、マウント電極53は、引出電極54を介して励振電極52に電気的に接続されている。
水晶基板51の裏面において、マウント電極53は、引出電極54を介して励振電極52に電気的に接続されている。
励振電極52、引出電極54、およびマウント電極53は、第1実施形態と同様に、金(Au)、銀(Ag)、またはアルミニウム(Al)からなる。そして、励振電極52、引出電極54、およびマウント電極53と、水晶基板51との間には、クロム(Cr)またはニッケル(Ni)などからなる下地層が形成されていてもよい。
図6に示すように、水晶振動子30は、図1に示したパッケージ10の第2電極パッド2に、図5に示した水晶振動片5Cを、導電性接着剤7により固定し電気的に接続されている。そして、図5に示した水晶振動片5Cを、第3電極パッド3に、ボンディングワイヤー8により電気的に接続されている。
そして、図6(b)に示すようにパッケージ10は、パッケージ10の接合部13によって、蓋体6に接合されている。このようにして、パッケージ10と蓋体6と接合部13とによって、収納室28内に水晶振動片5Cが気密に封止されている。
蓋体6は、第1実施形態と同様に、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)などの金属、またはこれら金属を配合した合金、または酸化アルミニウム質などからなるセラミック、あるいはガラスで形成されている。ここで、図6(a)は、蓋体6が接合される前の状態を示し、図示省略されている。
2個の外部接続端子29の間、つまり第2電極パッド2と第3電極パッド3との間に交流電流を流すことにより、水晶基板51の表面に形成された励振電極52と、裏面に形成された励振電極52とに、正電荷および負電荷が交互に帯電させる。これにより、水晶基板51の表面と裏面との間において、電界の方向が変化する。この電界の発生方向に応じて、水晶基板51の表面および裏面との間で、水晶振動片5Cは圧電効果により振動(駆動)する。
したがって、第2実施形態によれば、導電性接着剤7とボンディングワイヤー8とを併用させることにより、導電性接着剤7により水晶振動片5Cを、パッケージ10の第2電極パッド2へ固定して電気的に接続させる。そして、ボンディングワイヤー8により水晶振動片5Cを、第2電極パッド2と電気的に接続されていない第3電極パッド3へ電気的に接続させることができる。
これによれば、第1電極パッド1と第2電極パッド2とを隔てる距離、および第3電極パッド3と第2電極パッド2とを隔てる距離のいずれよりも、第1電極パッド1と第3電極パッド3とを隔てる距離が長いので、第2電極パッド2は、第1電極パッド1と第3電極パッド3との間に配置される。このため、第2電極パッド2へ、導電性接着剤7により水晶振動片5Cを、固定して電気的に接続させ、ボンディングワイヤー8により水晶振動片5Cを、第2電極パッド2と電気的に接続されていない第3電極パッド3へ固定して電気的に接続させることができる。
このようにして、第1および第2実施形態によれば、導電性接着剤7により固定して電気的に接続させる方法と、導電性接着剤7とボンディングワイヤー8とを併用させる方法とのいずれにも共有化できるパッケージ10を提供することができる。これにより、パッケージ10への水晶振動片5Cの固定および電気的接続の方法の変更に伴う、製造工程の稼働率の低下を抑制することができる。
以下、前述の実施形態におけるパッケージの構成または配線方法に関する変形例を記載する。
(変形例1)
図7に示すように、パッケージ10Aは、ベース基板11と、接合部13と、導通固定部とを備えている。導通固定部は、第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3と、配線部4とを備えている。
パッケージ10Aが、図1に示したパッケージ10と相違する点は、積層基板12を備えず、ベース基板11上にロウ剤またはガラスなどからなる接合部13が形成される点である。そして、パッケージ10Aの接合部13の厚みは、図1に示した積層基板12の厚みと接合部13の厚みとの合計と同等になっていることが好ましい。
これにより、パッケージ10Aの構成を簡略化すると共に、上述と同様の効果を奏することができる。ここで、厚みとは図1(b)および図7において、図示上下方向の寸法を示す。
(変形例2)
図8に示すように、パッケージ10Bは、ベース基板11と、積層基板12と、接合部13と、導通固定部とを備えている。導通固定部は、第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3と、嵩上げ部1A,3Aと、配線部4とを備えている。
パッケージ10Bが、図1に示したパッケージ10と相違する点は、第1電極パッド1上に嵩上げ部1Aが形成され、第3電極パッド3上に嵩上げ部3Aが形成される点である。これにより、第1電極パッド1と嵩上げ部1Aとを合計した第1電極パッド1の厚みta、および第3電極パッド3と嵩上げ部3Aとを合計した第3電極パッド3の厚みtaを、第2電極パッド2の厚みtに対して厚くする。つまり、嵩上げ部1A,3Aの上面は、第2電極パッド2の上面に比べて、高く形成されている。
ここで、第1電極パッド1の下面および第2電極パッド2の下面は、ベース基板11に接する面を示す。また、厚みとは図8において、図示上下方向の寸法を示す。
これにより、第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、第1実施形態と比較して、水晶基板51の裏面の励振電極52が、第2電極パッド2に接触し、第2電極パッド2と電気的に接続された第1電極パッド1を経由して、水晶基板51の表面の励振電極52と短絡することを、さらに抑制することができる。
(変形例3)
図9に示すように、パッケージ10Cは、ベース基板11と、積層基板12と、接合部13と、導通固定部とを備えている。導通固定部は、第1電極パッド1と、第2電極パッド2と、第3電極パッド3と、配線部4とを備えている。
パッケージ10Cが、図1に示したパッケージ10と相違する点は、ベース基板11が、第1基板としての積層基板14と、第2基板としての積層基板15の2層構造となり、積層基板14上に積層基板15が配置されている。そして、積層基板14,15の間に、配線部4が形成されている点である。上述の実施形態および変形例と同様に、第1電極パッド1と第2電極パッド2とは、配線部4により電気的に接続されている。
積層基板14,15の間に配線部4を形成したことにより、第1電極パッド1または第2電極パッド2の上面に塗布された導電性接着剤7が、毛管現象により配線部4を伝って広がることを防止できる。したがって、導電性接着剤7の面積が不必要に大きくならないため、電気的接続の抵抗値が上昇するのを避けることができ、振動子の特性を良好に保つことが可能となる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について、図10を参照して説明する。
図10は、第3実施形態の水晶発振器を示す概略構成図である。
第3実施形態の水晶発振器は、第1実施形態で示した水晶振動子に、水晶振動片を駆動させるための駆動回路を備えた水晶発振器である。このため、水晶振動片については、同一の符号を付与し、構成の説明を省略する。そして、第3実施形態の水晶発振器が、第1実施形態で示した水晶振動子と相違する点は、発振回路と、ボンディングワイヤーとを備え、パッケージの構成が異なる点である。
水晶発振器40は、水晶振動片5Aと、パッケージ10Dと、水晶振動片5Aを駆動させるための駆動回路を含むICチップ9と、金(Au)またはアルミニウム(Al)などからなるボンディングワイヤー19と、蓋体6とを備えている。
パッケージ10Dの構成が、第2実施形態で示したパッケージ10の構成と異なる点は、積層基板16,17と、内部接続端子18と、外部接続端子29とを備え、外部接続端子29を少なくとも3個備える点である。
パッケージ10Dは、ベース基板11の上に、積層基板16,17、積層基板12の順に積層し、その後、焼結されることにより形成される。
パッケージ10Dは、接合部13によって、蓋体6に接合されている。
内部接続端子18は、収納室28内の積層基板16上に形成されている。内部接続端子18は、積層基板16に、たとえばタングステンメタライズ、ニッケルメッキ、および金メッキの順に形成することにより得られる。
ICチップ9は、収納室28内のベース基板11に、接着剤によって固定されている。ICチップ9は、ボンディングワイヤー19により、内部接続端子18に電気的に接続されている。内部接続端子18は、外部接続端子29および導通固定部としての第1電極パッド1および第3電極パッド3に電気的に接続され、たとえばベース基板11および積層基板16,17に配線(図示省略)が施されている。外部接続端子29は、少なくとも3個備え、それぞれ電源入力用、グランド用、および振動周波数出力用に用いられる。
このようにして構成された水晶発振器40は、電源入力用の外部接続端子29とグランド用の外部接続端子29の間に電圧を印加することにより、水晶振動片5Aを駆動させるための駆動回路を含むICチップ9を駆動させる。これにより、水晶振動片5Aは振動する。そして、振動周波数出力用の外部接続端子29から、水晶振動片5Aの振動周波数を出力する。
したがって、本実施形態によれば、前述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態について、図11を参照して説明する。
図11は、第4実施形態の水晶発振器を示す概略構成図である。
第4実施形態の水晶発振器60は、第2実施形態で示した水晶振動子30に、水晶振動片を駆動させるための駆動回路を備えている。このため、水晶振動子30については、同一の符号を付与し、構成の説明を省略する。
そして、第4実施形態の水晶発振器60が、第3実施形態で示した水晶発振器40と相違する点は、水晶振動片5Aとパッケージとの固定および電気的接続であり、第2実施形態の固定および電気的接続と同様に導電性接着剤7とボンディングワイヤー8を併用した点である。
したがって、本実施形態によれば、上述と同様の効果を奏することができる。
なお、上記課題の少なくとも一部を解決できる範囲での変形、改良などは前述の実施形態に含まれるものである。
たとえば、第1電極パッド1と第2電極パッド2とは、配線部4により電気的に接続されているとしたが、第3電極パッド3と第2電極パッド2とが、配線部4により電気的に接続されているとしてもよい。この場合、第2実施形態において、ボンディングワイヤー8は、第1電極パッド1に電気的に接続されている。
また、図1、図4、図6、図8、および図9において、第1電極パッド1、第2電極パッド2、および第3電極パッド3の配列は、一列に配置されていないが、一列に配列されていてもよく、その配列は適宜選択することができる。また、これらの各図(a)において、第1電極パッド1および第3電極パッド3の面積は同等に図示し、第2電極パッド2の面積は、第1電極パッド1および第3電極パッド3の面積に対して小さく図示したが、これに限るものではなく、面積を適宜決定することができる。また、第1電極パッド1、第2電極パッド2、および第3電極パッド3の形状は、これらの各図(a)に図示した形状に限定されるものではなく、形状を適宜決定することができる。
そして、図10および図11に示したパッケージの構成または配線方法は、図7から図9に示したパッケージの変形例を適応してもよい。
第1実施形態のパッケージを示す概略構成図。 第1実施形態の水晶振動片を示す概略構成図。 第1実施形態の水晶振動片の変形例を示す概略変形図。 第1実施形態の水晶振動子を示す概略構成図。 第2実施形態の水晶振動片を示す概略構成図。 第2実施形態の水晶振動子を示す概略構成図。 パッケージの構成または配線方法に関する変形例を示す図。 パッケージの構成または配線方法に関する変形例を示す図。 パッケージの構成または配線方法に関する変形例を示す図。 第3実施形態の水晶発振器を示す概略構成図。 第4実施形態の水晶発振器を示す概略構成図。
1…第1電極パッド、2…第2電極パッド、3…第3電極パッド、1A,3A…嵩上げ部、4…配線部、5A,5B,5C…水晶振動片、6…蓋体、7…導電性接着剤、8…ボンディングワイヤー、9…ICチップ、10,10A,10B,10C,10D…パッケージ、11…ベース基板、12,14,15,16,17…積層基板、13…接合部、18…内部接続端子、19…ボンディングワイヤー、20,30…水晶振動子、40,60…水晶発振器、51…水晶基板、52…励振電極、53…マウント電極、54…引出電極。

Claims (14)

  1. 基板と、
    前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部とを備え、
    前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、
    前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続されていることを特徴とするパッケージ。
  2. 請求項1に記載のパッケージであって、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとを隔てる距離は、
    前記第1電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離、および前記第3電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも長いことを特徴とするパッケージ。
  3. 請求項1または2に記載のパッケージであって、
    前記基板は第1基板と、該第1基板上に配置された第2基板とを有し、
    前記第1および前記第2基板の間に配線部が形成され、
    前記配線部を介して前記第1または前記第3電極パッドと、前記第2電極パッドとが電気的に接続されていることを特徴とするパッケージ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のパッケージであって、
    前記第1電極パッドの厚み、および前記第3電極パッドの厚みは、前記第2電極パッドの厚みに比べて厚いことを特徴とするパッケージ。
  5. 基板と、
    前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、
    前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片とを備え、
    前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、
    前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、
    前記圧電振動片は、前記第1電極パッドおよび前記第3電極パッドに、固定され電気的に接続されていることを特徴とする圧電振動子。
  6. 基板と、
    前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、
    前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片とを備え、
    前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、
    前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、
    前記圧電振動片は、前記第2電極パッドに固定され電気的に接続され、前記第2電極パッドに電気的に独立している前記第1または前記第3電極パッドに電気的に接続されていることを特徴とする圧電振動子。
  7. 請求項5または6に記載の圧電振動子であって、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとを隔てる距離は、
    前記第1電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離、および前記第3電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも長いことを特徴とする圧電振動子。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の圧電振動子であって、
    前記基板は第1基板と、該第1基板上に配置された第2基板とを有し、
    前記第1および前記第2基板の間に配線部が形成され、
    前記配線部を介して前記第1または前記第3電極パッドと、前記第2電極パッドとが電気的に接続されていることを特徴とする圧電振動子。
  9. 請求項5〜8のいずれか一項に記載の圧電振動子であって、
    前記第1電極パッドの厚み、および前記第3電極パッドの厚みは、前記第2電極パッドの厚みに比べて厚いことを特徴とする圧電振動子。
  10. 基板と、
    前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、
    前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片と、
    前記圧電振動片を振動させる駆動回路とを備え、
    前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、
    前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、
    前記圧電振動片は、前記第1電極パッドおよび前記第3電極パッドに、固定され電気的に接続されていることを特徴とする圧電デバイス。
  11. 基板と、
    前記基板上の片側の辺に沿って配置された導通固定部と、
    前記導通固定部に電気的に接続される圧電振動片と、
    前記圧電振動片を振動させる駆動回路とを備え、
    前記導通固定部は、第1電極パッドと第2電極パッドと第3電極パッドとを有し、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとは電気的に独立し、
    前記第1または前記第3電極パッドは、前記第2電極パッドに電気的に接続され、
    前記圧電振動片は、前記第2電極パッドに固定され電気的に接続され、前記第2電極パッドに電気的に独立している前記第1または前記第3電極パッドに電気的に接続されていることを特徴とする圧電デバイス。
  12. 請求項10または11に記載の圧電デバイスであって、
    前記第1電極パッドと前記第3電極パッドとを隔てる距離は、
    前記第1電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離、および前記第3電極パッドと前記第2電極パッドとを隔てる距離のいずれよりも長いことを特徴とする圧電デバイス。
  13. 請求項10〜12のいずれか一項に記載の圧電デバイスであって、
    前記基板は第1基板と、該第1基板上に配置された第2基板とを有し、
    前記第1および前記第2基板の間に配線部が形成され、
    前記配線部を介して前記第1または前記第3電極パッドと、前記第2電極パッドとが電気的に接続されていることを特徴とする圧電デバイス。
  14. 請求項10〜13のいずれか一項に記載の圧電デバイスであって、
    前記第1電極パッドの厚み、および前記第3電極パッドの厚みは、前記第2電極パッドの厚みに比べて厚いことを特徴とする圧電デバイス。
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